JP6314923B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関する。
昨今、画像処理装置が、ユーザーの操作に従ってアプリケーションプログラムをインストールおよびアンインストールする機能と、インストールされた前記アプリケーションプログラムを実行する機能とを備える場合がある。前記画像処理装置は、プリンター、複写機または複合機などである。
また、前記画像処理装置が、インストールされた前記アプリケーションプログラムの不具合がユーザーによって認識された場合に、自装置の状態を不具合が生じる前の状態へ復旧させる機能を備える場合がある。
例えば、前記画像処理装置が、予め退避させた元のアプリケーションプログラムを、不具合を有する前記アプリケーションプログラムに上書きする機能を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−101560号公報
ところで、前記画像処理装置において、インストールされた前記アプリケーションプログラムが、画像処理のジョブの実行速度に悪影響を及ぼす場合がある。この場合、前記アプリケーションプログラム自体の不具合が認識されないこともある。
従来の画像処理装置において、前記ジョブの実行に悪影響を及ぼした前記アプリケーションプログラムを特定することが難しい。そのため、従来の画像処理装置において、装置の状態を前記ジョブの実行に悪影響が現れる前の正常な状態に復元することも難しい。
本発明の目的は、インストールされたアプリケーションプログラムが画像処理のジョブの実行に悪影響を及ぼす場合に、原因となる前記アプリケーションプログラムを特定し、装置の状態を正常な元の状態に復元することが容易な画像処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、プロセッサーと、ジョブ速度計測部と、履歴記録部と、履歴出力部とを備える。前記プロセッサーは、第1記憶部へのインストールおよび前記第1記憶部からのアンインストールが可能なアプリケーションプログラムを実行する。前記ジョブ速度計測部は、画像処理に関するジョブが実行されるときに、予め定められた単位の前記ジョブの実行に要した時間を表すジョブ速度を計測する。前記履歴記録部は、履歴情報を第2記憶部に記憶させる。前記履歴情報は、前記ジョブ速度、前記ジョブ速度が計測された時期および前記ジョブ速度が計測された時期における前記アプリケーションプログラムの稼働状況を特定可能な情報である。前記履歴出力部は、前記履歴情報により特定される情報を表示部に表示させる。
本発明によれば、インストールされたアプリケーションプログラムが画像処理のジョブの実行に悪影響を及ぼす場合に、原因となる前記アプリケーションプログラムを特定し、装置の状態を正常な元の状態に復元することが容易な画像処理装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 図2は、操作表示部の外観図である。 図3は、第1実施形態に係る画像処理装置におけるジョブ速度計測関連処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態に係る画像処理装置におけるシステムバックアップ関連処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1実施形態に係る画像処理装置におけるシステム復元メニュー画面を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る画像処理装置におけるジョブ速度比較画面を示す図である。 図7は、第1実施形態に係る画像処理装置におけるジョブ速度推移表示画面を示す図である。 図8は、第1実施形態に係る画像処理装置における速度低下時期表示画面を示す図である。 図9は、第1実施形態に係る画像処理装置における速度低下アプリケーション表示画面を示す図である。 図10は、第2実施形態に係る画像処理装置における主制御のブロック図である。 図11は、第2実施形態に係る画像処理装置におけるジョブ速度比較画面を示す図である。 図12は、第2実施形態に係る画像処理装置におけるアプリケーションインストール時期表示画面を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[第1実施形態:画像処理装置10の構成]
まず、図1,2を参照しつつ、第1実施形態に係る画像処理装置10の構成について説明する。図1において、原稿900、シート材901および端末装置8が仮想線で示されている。
画像処理装置10は、ネットワーク100を通じて端末装置8から印刷用のジョブデータを受信し、プリントジョブを実行する。これにより、画像処理装置10は、前記ジョブデータが表す画像をシート材901に形成する。シート材901は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
図1が示す画像処理装置10は、原稿900から画像を読み取る画像読取装置の機能およびシート材901へ画像を形成する画像形成装置の機能を兼ね備えた複合機である。従って、画像処理装置10は、スキャンジョブおよびコピージョブを実行する機能も備える。
前記スキャンジョブは、原稿900から画像を読み取り、読み取った画像を表すスキャン画像データを転送する処理である。前記スキャン画像データの転送先は、例えば端末装置8または二次記憶部13である。
前記コピージョブは、原稿900から画像を読み取り、読み取った画像をシート材901に形成する処理である。前記プリントジョブ、前記スキャンジョブおよび前記コピージョブは、画像処理のジョブの一例である。なお、画像処理装置10が、ファクシミリジョブを実行可能なファクシミリ装置の機能を備えることも考えられる。
画像処理装置10は、主制御部1、操作表示部2、計時部3、スキャン部20、スキャン制御部30、プリント部40、プリント制御部50、通信部60および画像処理部70などを備える。
主制御部1、スキャン制御部30、プリント制御部50、通信部60および画像処理部70は、それぞれバス9に接続されおり、バス9を通じて相互にデータの受け渡しが可能である。
スキャン部20は、原稿900に光を走査する不図示の光学系、および原稿900からの反射光の光量を画素ごとに検出して原稿画像データを出力する不図示のイメージセンサーなどを備える。
スキャン制御部30は、スキャン部20を制御して前記原稿画像データを取得する。さらに、スキャン制御部30は、バス9を通じて前記原稿画像データを画像処理部70などの他の機器に転送する。
プリント部40は、周知の電子写真方式の画像形成処理によってシート材901に画像を形成する。プリント部40は、不図示の像担持体およびその周辺機器を備え、前記像担持体からシート材901に現像剤の画像を転写するとともにその画像をシート材901に定着させる。
なお、プリント部40が、インクジェット方式などの他の方式の画像形成処理を行う装置であることも考えられる。
プリント制御部50は、画像処理部70から記録用画像データを取得し、前記記録用画像データに基づく画像をシート材901に形成する処理をプリント部40に実行させる。前記プリントジョブにおける前記記録用画像データは、端末装置8から受信した前記ジョブデータに基づく画像データである。また、前記コピージョブにおける前記記録用画像データは、原稿900から読み取られた画像のデータである。
通信部60は、通信回線101を通じて端末装置8などの外部装置との間でデータの送受信を行う。さらに、通信部60は、バス9を通じて主制御部1、スキャン制御部30およびプリント制御部50などの各機器とデータの受け渡しを行う。
画像処理部70は、バス9を通じて他の機器から得た画像データなどに対する各種のデータ処理を実行する。画像処理部70によるデータ処理の対象は、例えば、スキャン制御部30から得られる原稿画像データまたは端末装置8から通信部60を通じて得られる印刷用の前記ジョブデータなどである。
例えば、画像処理部70は、端末装置8から受信した前記ジョブデータを前記記録用画像データへ変換する処理を実行する。さらに、画像処理部70は、画像データに対して画像回転処理、ハーフトーン処理またはサイズカット処理などの画像処理を施す。
スキャン制御部30、プリント制御部50および画像処理部70は、例えばDSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などによって構成される。
図2が示すように、操作表示部2は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む情報入力用の操作部21と、液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む表示部22とを含む。
主制御部1は、画像処理装置10を統括して制御する。例えば、主制御部1は、表示部22に操作メニューなどを表示させる。さらに、主制御部1は、操作部21の操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に応じて他の制御部に制御指令を出力する。
図1が示すように、主制御部1は、MPU(Micro Processor Unit)11、RAM(Random Access Memory)12および二次記憶部13などを備える。
MPU11は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。RAM12は、MPU11に実行させるためのプログラムを一時記憶する揮発性の主記憶部である。
二次記憶部13は、MPU11が参照する各種情報を記憶する不揮発性の記憶部である。また、二次記憶部13は、MPU11による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。二次記憶部13は、MPU11に各種の処理を実行させるためのプログラム、MPU11によって参照される情報および書き込まれる情報を記憶する。
計時部3は、時刻を計時する素子である。例えば、計時部3は不図示の電池から給電されて動作する。計時部3の計時時刻は、主制御部1のMPU11に伝送される。
主制御部1は、計時部3の計時時刻の条件を含む予め設定された休止条件が成立したときに、画像処理装置10の動作モードを通常モードから休止モードへ切り替える。前記休止モードは、前記通常モードよりも消費電力の小さな動作モードである。前記休止モードは、スリープモードなどと称される。
主制御部1は、ユーザーによって利用されない時間帯に、画像処理装置10の前記動作モードを前記通常モードから前記休止モードへ自動的に移行させる。
画像処理装置10において、MPU11は、操作部21に対するユーザーの操作に従って、二次記憶部13にアプリケーションプログラムをインストールおよびアンインストールする機能を備える。さらに、MPU11は、二次記憶部13にインストールされた前記アプリケーションプログラムを実行する機能を備える。
なお、二次記憶部13における前記アプリケーションプログラムがインストールされる記憶領域が第1記憶部の一例である。また、MPU11が、前記アプリケーションプログラムを実行するプロセッサーの一例である。以下の説明において、前記アプリケーションプログラムのことをアプリと称する。
ところで、画像処理装置10において、インストールされた前記アプリが、画像処理のジョブの実行速度に悪影響を及ぼす場合がある。この場合、前記アプリ自体の不具合が認識されないこともある。
従来の画像処理装置において、前記ジョブの実行に悪影響を及ぼした前記アプリを特定することが難しい。そのため、従来の画像処理装置において、装置の状態を前記ジョブの実行に悪影響が現れる前の正常な状態に復元することも難しい。
一方、画像処理装置10は、後述するように、ジョブ速度計測、履歴記録および履歴出力の各機能を備える。これにより、画像処理装置10が採用されれば、インストールされた前記アプリが画像処理の前記ジョブの実行に悪影響を及ぼす場合に、原因となる前記アプリを特定し、装置の状態を正常な元の状態に復元することが容易となる。
前記ジョブ速度計測および前記履歴記録の機能は、主制御部1がジョブ速度計測関連処理およびシステムバックアップ関連処理を実行することによって実現される。以下、各処理の詳細について説明する。
[前記ジョブ速度計測関連処理]
まず、図3に示されるフローチャートを参照しつつ、前記ジョブ速度計測関連処理の手順の一例について説明する。前記ジョブ速度計測関連処理は、MPU11が予め二次記憶部13に記憶されたジョブ速度計測関連プログラムPr1を実行することによって実現される。
前記ジョブ速度計測関連処理は、画像処理に関する前記ジョブが実行されるごとに、前記ジョブと並行して実行される。以下の説明において、S101,S102,…は、MPU11が実行する各工程の識別符号を表す。
<工程S101>
前記ジョブが開始すると、まず、MPU11は、その時点で稼働中の前記アプリのリストを作成する。前記アプリのリストは、稼働中の前記アプリの識別情報のリストである。以下、この工程S101で作成される前記アプリのリストのことを稼働アプリリストと称する。
<工程S102>
さらに、MPU11は、画像処理に関する前記ジョブが実行されるときにジョブ速度を計測する。前記ジョブ速度は、予め定められた単位の前記ジョブの実行に要した時間を表す指標である。工程S102の処理を実行するMPU11がジョブ速度計測部の一例である。
例えば、前記プリントジョブにおける前記ジョブ速度は、プリント部40が1ページ分のシート材901への画像形成処理を実行するのに要した時間の指標値である。また、前記スキャンジョブにおける前記ジョブ速度は、スキャン部20が1ページ分の原稿900について画像読取処理を実行するのに要した時間の指標値である。
また、前記コピージョブにおける前記ジョブ速度は、スキャン部20が1ページ分の原稿900について画像読取処理を実行し、さらに、プリント部40が1ページ分のシート材901への画像形成処理を実行するのに要した時間の指標値である。
本実施形態において、前記ジョブ速度は、前記ジョブの種類ごとに予め定められた単位の前記ジョブに要した計測時間をそのジョブについて予め定められた標準時間で除算した値である。例えば、前記プリントジョブの前記標準時間が2秒である場合、実際の前記プリントジョブにおいて1ページ分のシート材901に画像を形成するのに要した前記計測時間が2秒であれば、前記ジョブ速度は1.0である。
従って、本実施形態における前記ジョブ速度は、その値が大きいほど、前記ジョブの実行速度が遅いことを意味する。以下の説明において、前記ジョブ速度の低下とは、前記ジョブ速度の値が小さな値から大きな値へ変化することを意味する。
なお、前記ジョブ速度が、予め定められた単位の前記ジョブの実行に要した前記計測時間そのものであることも考えられる。
<工程S103>
さらに、MPU11は、予め定められた単位の前記ジョブが実行されるごとに、開始した前記ジョブ全体が終了したか否かを判定する。そして、MPU11は、前記開始した前記ジョブ全体が終了するまで工程S103の処理を繰り返す。
<工程S104>
前記ジョブが終了すると、MPU11は、ジョブ速度履歴データD1を二次記憶部13に記憶させる。ジョブ速度履歴データD1は、前記ジョブ速度の計測結果の代表値を含み、工程S101で作成された前記稼働アプリリストに関連づけられたデータである。
例えば、ジョブ速度履歴データD1が、前記ジョブ速度の計測結果の最大値または平均値であることが考えられる。ジョブ速度履歴データD1は、前記ジョブの種類ごとに記録される。以上により、前記ジョブ速度計測関連処理が終了する。
[前記システムバックアップ関連処理]
次に、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記システムバックアップ関連処理の手順の一例について説明する。前記システムバックアップ関連処理は、MPU11が予め二次記憶部13に記憶されたシステムバックアップ関連プログラムPr2を実行することによって実現される。
前記システムバックアップ関連処理は、画像処理装置10における前記アプリを実行するシステム環境のバックアップデータを保存する処理およびこれに付随する処理を含む。以下の説明において、S101,S102,…は、主制御部1が実行する各工程の識別符号を表す。
主制御部1は、画像処理装置10が前記通常モードで動作しているときに、前記システムバックアップ関連処理を実行する。
<工程S201>
前記システムバックアップ関連処理において、MPU11は、予め定められた休止条件が成立するか否かを判定する。主制御部1は、前記休止条件が成立するまで工程S201の処理を随時繰り返す。
前記休止条件は、画像処理装置10が前記通常モードから前記休止モードへ移行するための十分条件である。本実施形態において、前記休止条件は時刻の条件を含む。
例えば、前記休止条件が、計時部3が計時する現在時刻が予め設定された毎日の休止時刻を経過しており、かつ、処理中および待機中の画像処理のジョブが存在しないという条件であることが考えられる。例えば、前記休止時刻が、画像処理装置10が設置された事業所の就業終了時刻などであることが考えられる。
<工程S202>
前記休止条件が成立すると、MPU11は、システムバックアップ処理を実行する。前記システムバックアップ処理は、前記アプリを実行するシステム環境のバックアップデータD2を二次記憶部13に保存する処理である。
例えば、バックアップデータD2が、二次記憶部13にインストールされている前記アプリのデータおよび前記アプリの実行に関連するパラメーターのデータをそのままコピーしたデータであることが考えられる。この場合、MPU11は、二次記憶部13における前記アプリに関連する記憶領域を初期化し、バックアップデータD2をその初期化領域に書き込むことにより、バックアップしたシステム状態を復元することができる。
また、バックアップデータD2が、その時点でインストールされている前記アプリの識別情報のリストと、そのアプリのインストールの元データとを含むデータであることも考えられる。前記アプリの識別情報のリストのことを、インストールアプリリストと称する。
上記の場合、MPU11は、バックアップデータD2における前記インストールアプリリストに存在しない前記アプリを二次記憶部13からアンインストールし、さらに、前記インストールアプリリストに対して不足する前記アプリを二次記憶部13にインストールする。これにより、MPU11は、バックアップしたシステム状態を復元することができる。
<工程S203>
さらに、MPU11は、前記システムバックアップ処理の実行履歴を表すバックアップ履歴データD3を二次記憶部13に保存する。バックアップ履歴データD3は、前記システムバックアップ処理が行われた日時の情報を含み、今回の工程S202で得られたバックアップデータD2に対応づけられる。
<工程S204>
さらに、MPU11は、ジョブ速度履歴データD1の集約処理を実行する。前記集約処理は、前記ジョブの種類ごとのジョブ速度履歴データD1をバックアップ期間における代表データに集約する処理である。前記バックアップ期間は、前回の前記システムバックアップ処理の後から今回の前記システムバックアップ処理までの期間である。
例えば、前記代表データが、前記バックアップ期間における前記ジョブの種類ごとのジョブ速度履歴データD1の最大値または平均値であることが考えられる。集約後のジョブ速度履歴データD1は、今回のバックアップ履歴データD3に対応づけられる。
<工程S205>
そして、MPU11は、自装置の動作モードを前記通常モードから前記休止モードへ移行させる。これにより、前記システムバックアップ関連処理が終了する。
ジョブ速度履歴データD1およびバックアップ履歴データD3は、前記ジョブ速度、前記ジョブ速度が計測された時期および前記ジョブ速度が計測された時期における前記アプリの稼働状況を特定可能な履歴情報の一例である。
本実施形態において、バックアップ履歴データD3における前記システムバックアップ処理が行われた日時の情報が、前記ジョブ速度が計測された時期を表す情報の一例である。この場合、前記ジョブ速度が計測された時期は、前記バックアップ期間、即ち、前記システムバックアップ処理が行われた日時と、その1回前の前記システムバックアップ処理が行われた日時との間の期間である。
なお、図3の工程S104および図4の工程S203,S204の処理を実行するMPU11が履歴記録部の一例である。また、二次記憶部13におけるジョブ速度履歴データD1およびバックアップ履歴データD3の記憶領域が、第2記憶部の一例である。
[システム復元メニュー画面g1]
MPU11は、操作部21に対して予め定められた復元メニュー出力操作が行われたときに、システム復元処理を開始する操作を受け付けるシステム復元メニュー画面g1を表示部22に表示させる。
図5は、システム復元メニュー画面g1の一例である。システム復元メニュー画面g1は、システム復元処理を開始する操作を受け付ける画面であるとともに、履歴出力処理を開始する操作を受け付ける画面でもある。
前記システム復元処理は、二次記憶部13における前記アプリのインストールの状態を、過去における指定された時期の状態へ復元する処理である。MPU11は、バックアップデータD2を用いて前記システム復元処理を実行する。前記システム復元処理は、MPU11がシステム復元プログラムPr3を実行することによって実現される。なお、前記システム復元処理を実行するときのMPU11が状態復元部の一例である。
また、前記履歴出力処理は、ジョブ速度履歴データD1およびバックアップ履歴データD3の内容を表示部22に表示させる処理である。なお、ジョブ速度履歴データD1およびバックアップ履歴データD3の内容は、前記履歴情報により特定される情報の一例である。
図5が示す例において、システム復元メニュー画面g1は、バックアップ履歴表示領域g11、復元アイコンg12、第1情報アイコンg13、第2情報アイコンg14および表示対象時期入力部g15を含む。
バックアップ履歴表示領域g11は、バックアップ履歴データD3のリストが表示される領域である。バックアップ履歴データD3が多い場合、一部の期間におけるバックアップ履歴データD3がバックアップ履歴表示領域g11に表示される。
復元アイコンg12は、バックアップ履歴表示領域g11に表示されたバックアップ履歴データD3各々に対応する操作アイコンである。なお、MPU11は、復元アイコンg12などの前記操作アイコンに対する操作を、前記タッチパネルを通じて検知する。
復元アイコンg12は、前記システム復元処理の開始を受け付ける操作アイコンである。復元アイコンg12が操作されると、MPU11は、対応するバックアップ履歴データD3が表す日時に生成されたバックアップデータD2に基づいて前記システム復元処理を実行する。
なお、システム復元メニュー画面g1において復元アイコンg12の操作によって指定されるバックアップ履歴データD3の日時が、第1指定時期の一例である。
表示対象時期入力部g15は、バックアップ履歴表示領域g11への表示対象とするバックアップ履歴データD3の時期を入力する操作入力部である。図5が示す例では、表示対象時期入力部g15は、操作アイコンおよび日付入力枠を含む。表示対象時期入力部g15の操作アイコンは、最新のバックアップ時期、最新のバックアップ時期の1週間前および同1か月前の時期の各々を指定するアイコンである。表示対象時期入力部g15の前記日付入力枠は、日付を直接入力する枠である。
MPU11は、表示対象時期入力部g15に入力された時期を含む期間に属するバックアップ履歴データD3のリストをバックアップ履歴表示領域g11に表示させる。
第1情報アイコンg13は、バックアップ履歴表示領域g11に表示されたバックアップ履歴データD3各々に対応する操作アイコンである。第1情報アイコンg13が操作されると、MPU11は指示履歴出力処理を実行する。前記指定履歴出力処理は、過去の指定時期における前記ジョブ速度履歴データD1の内容を表示部22に表示させる処理である。ジョブ速度履歴データD1は、前記ジョブ速度の計測結果を表すデータである。
前記指定履歴出力処理は、MPU11が指定履歴出力プログラムPr4を実行することによって実現される。前記指定履歴出力処理を実行するときのMPU11が指定履歴出力部の一例である。また、前記指定履歴出力処理の前記指定時期が第2指定時期の一例である。
本実施形態において、前記指定履歴出力処理の前記指定時期は、操作された第1情報アイコンg13に対応するバックアップ履歴データD3が表す日時である。MPU11は、前記指定履歴出力処理において、例えば図6に示されるジョブ速度比較画面g2を表示部22に表示させる。
[ジョブ速度比較画面g2]
ジョブ速度比較画面g2は、前記アプリごとに、そのアプリが過去の前記指定時期において稼働していたときのジョブ速度履歴データD1を表示する画面である。ジョブ速度履歴データD1が得られたときに稼働していた前記アプリは、ジョブ速度履歴データD1に関連づけられた前記稼働アプリリストによって特定される。
前述したように、前記ジョブ速度は、予め定められた単位の前記ジョブの実行に要した時間の指標値である。そのため、図6において、"所要時間"という用語が、前記ジョブ速度を表す用語して用いられている。このことは、後に説明する図7〜10においても同様である。
なお、複数の前記アプリが同時に稼働していた期間においては、前記ジョブ速度の計測結果は同じである。そのため、前記指定時期において、常に同時に稼働していた前記アプリ各々に対応するジョブ速度履歴データD1は同じデータである。
図6が示す例では、ジョブ速度比較画面g2はジョブ速度比較バーグラフg21を含む。ジョブ速度比較バーグラフg21は、横軸が前記アプリの種類を表し、縦軸が前記アプリごとのジョブ速度履歴データD1を表すバーグラフである。図6〜9において、"AP01"、"AP02"…は、前記アプリの識別情報であり、例えば前記アプリの名称などである。
ジョブ速度比較画面g2は、さらにジョブ選択部g22、代表ジョブ速度表示領域g23、平均期間指定部g24およびアプリ数表示領域g25を含む。
ジョブ選択部g22は、前記ジョブの種類を選択する操作を受け付ける部分である。MPU11は、ジョブ選択部g22の操作によって選択された種類の前記ジョブについてのジョブ速度履歴データD1をジョブ速度比較バーグラフg21に表示させる。
平均期間指定部g24は、前記指定時期を基準にしたジョブ速度履歴データD1の平均期間を指定する操作を受け付ける部分である。MPU11は、平均期間指定部g24の操作によって指定された期間におけるジョブ速度履歴データD1の平均値を、代表ジョブ速度表示領域g23に表示させる。
アプリ数表示領域g25は、前記指定時期において稼働していた前記アプリの数が表示される領域である。
特定の時期において前記アプリが前記ジョブ速度に悪影響を及ぼしている場合、ユーザーは、ジョブ速度比較画面g2の表示内容から、いずれの前記アプリが前記ジョブ速度に悪影響を及ぼしているかを容易に把握することができる。
また、システム復元メニュー画面g1において、第2情報アイコンg14は、時系列履歴出力処理の開始操作を受け付ける操作アイコンである。前記時系列履歴出力処理は、ジョブ速度履歴データD1の時系列変化の情報を表示部22に表示させる処理である。
前記時系列履歴出力処理は、MPU11が時系列履歴出力プログラムPr5を実行することによって実現される。前記時系列履歴出力処理を実行するときのMPU11が時系列履歴出力部の一例である。
また、前記指定履歴出力処理および前記時系列履歴出力処理を実行するときのMPU11が、履歴出力部履歴出力部の一例である。前記履歴出力部履歴出力部として機能するMPU11は、ジョブ速度履歴データD1およびバックアップ履歴データD3により特定される情報を表示部22に表示させる。
[ジョブ速度推移表示画面g3]
MPU11は、前記時系列履歴出力処理において、例えば図7に示されるようなジョブ速度推移表示画面g3を表示部22に表示させる。ジョブ速度推移表示画面g3は、ジョブ速度推移グラフg31、ジョブ選択部g32、アプリ表示領域g33、第1選択アイコンg34、第2選択アイコンg35および情報アイコンg37などを含む。
ジョブ速度推移グラフg31は、横軸がジョブ速度履歴データD1の計測時期を表し、縦軸がジョブ速度履歴データD1を表すバーグラフである。即ち、ジョブ速度推移グラフg31は、横軸を時間軸とするジョブ速度履歴データD1のトレンドグラフである。
ジョブ速度推移表示画面g3の初期状態において、ジョブ速度推移グラフg31の表示期間は、システム復元メニュー画面g1においてバックアップ履歴表示領域g11に表示されていたバックアップ履歴データD3の日時を基準に設定される。
また、MPU11は、期間変更アイコンg36の操作に応じて、ジョブ速度推移グラフg31の表示期間を変更する。
ジョブ選択部g32は、前記ジョブの種類を選択する操作を受け付ける部分である。MPU11は、ジョブ選択部g32の操作によって選択された種類の前記ジョブについてのジョブ速度履歴データD1をジョブ速度推移グラフg31に表示させる。
アプリ表示領域g33は、ジョブ速度推移グラフg31の表示期間において稼働していた前記アプリの識別情報のリストが表示される領域である。図7が示す例では、前記アプリの識別情報が、ジョブ速度推移グラフg31の表示期間において遅い前記ジョブ速度の計測結果が得られた順番で表示される。
第1選択アイコンg34は、アプリ表示領域g33に表示された前記アプリの識別情報各々に対応する操作アイコンである。第1選択アイコンg34が操作されると、MPU11は、対応する前記アプリが稼働していたときに得られたジョブ速度履歴データD1をジョブ速度推移グラフg31に表示させる。
第2選択アイコンg35は、ジョブ速度推移グラフg31に表示させるジョブ速度履歴データD1に対応する前記アプリを指定しないこと指示する操作を受け付ける操作アイコンである。第2選択アイコンg35が操作されると、MPU11は、ジョブ速度推移グラフg31の表示期間における前記バックアップ時期ごとのジョブ速度履歴データD1の代表値をジョブ速度推移グラフg31に表示させる。前記代表値は、例えば平均値または最大値などである。
前記アプリが前記ジョブ速度に悪影響を及ぼしている場合、ユーザーは、ジョブ速度推移表示画面g3の表示内容から、前記アプリが前記ジョブ速度に悪影響を及ぼし始めた時期を容易に把握することができる。
ジョブ速度推移表示画面g3の情報アイコンg37は、速度低下時期特定処理を開始する操作を受け付ける操作アイコンである。MPU11は、前記速度低下時期特定処理を実行することにより、例えば図8に示されるような速度低下時期表示画面g4を表示部22に表示させる。
[速度低下時期表示画面g4]
前記速度低下時期特定処理は、ジョブ速度履歴データD1から、前記ジョブ速度の低下幅が最大の時期を特定し、特定した結果を表示部22に表示させる処理である。これにより、速度低下時期表示画面g4が表示部22に表示される。
前記速度低下時期特定処理は、MPU11が速度低下時期特定プログラムPr6を実行することによって実現される。前記速度低下時期特定処理を実行するMPU11が速度低下時期特定部の一例である。
以下、前記速度低下時期特定処理において、MPU11は、ジョブ速度履歴データD1における前記ジョブ速度の時系列変化を算出する。さらに、MPU11は、算出された前記時系列変化から、前記ジョブ速度の低下が最大の時期を特定する。さらに、MPU11は、特定結果を速度低下時期表示画面g4として表示部22に表示させる。
図8が示す例において、速度低下時期表示画面g4は、第1時期表示領域g41、第1ジョブ速度表示領域g42、第2時期表示領域g43、第2ジョブ速度表示領域g44および復元アイコンg45などを含む。
第1時期表示領域g41は、前記ジョブ速度の低下が最大の時期が表示される領域である。第1ジョブ速度表示領域g42は、前記ジョブ速度の低下が最大の時期における低下後の前記ジョブ速度が表示される領域である。
第2時期表示領域g43は、前記ジョブ速度の低下が最大の時期に対して直前の前記バックアップ時期が表示される領域である。第2ジョブ速度表示領域g44は、前記ジョブ速度の低下が最大の時期における低前後の前記ジョブ速度が表示される領域である。
復元アイコンg45は、前記システム復元処理の開始を受け付ける操作アイコンである。復元アイコンg45が操作されると、MPU11は、第2時期表示領域g43に表示された日時に生成されたバックアップデータD2に基づいて前記システム復元処理を実行する。
前記ジョブ速度に悪影響を及ぼす前記アプリの稼働頻度が高い場合、そのアプリがインストールされた時期が、前記速度低下時期特定処理により特定されやすい。その結果、ユーザーは、システム状態を復元すべき時期を容易に特定することができる。
また、図5が示す例において、システム復元メニュー画面g1は、さらにジョブ選択部g16および調査アイコンg17を含む。ジョブ選択部g16は、前記ジョブの種類を選択する操作を受け付ける部分である。
調査アイコンg17は、ジョブ選択部g16で選択された種類の前記ジョブについての速度低下アプリケーション特定処理を開始する操作を受け付ける操作アイコンである。MPU11は、前記速度低下アプリケーション特定処理を実行することにより、例えば図9に示されるような速度低下アプリケーション表示画面g5を表示部22に表示させる。
[速度低下アプリケーション表示画面g5]
前記速度低下アプリケーション特定処理は、ジョブ速度履歴データD1から、インストールされている前記アプリのうち、稼働することによる前記ジョブ速度の低下幅が最大の前記アプリを特定し、特定結果を表示部22に表示させる処理である。これにより、速度低下アプリケーション表示画面g5が表示部22に表示される。
前記速度低下アプリケーション特定処理は、MPU11が速度低下アプリケーション特定プログラムPr7を実行することによって実現される。前記速度低下アプリケーション特定処理を実行するMPU11が速度低下アプリケーション特定部の一例である。
以下、前記速度低下アプリケーション特定処理の手順の一例を示す。まず、MPU11は、ジョブ速度履歴データD1から、インストールされている前記アプリ各々について、そのアプリが稼働していなかった時期の前記ジョブ速度を抽出し、抽出した前記ジョブ速度の代表値を第1代表値として算出する。
さらに、MPU11は、ジョブ速度履歴データD1から、インストールされている前記アプリ各々について、そのアプリが稼働していた時期の前記ジョブ速度を抽出し、抽出した前記ジョブ速度の代表値を第2代表値として算出する。
さらに、MPU11は、インストールされている前記アプリ各々について、前記第2代表値から前記第1代表値を減算することによって差分を算出する。そして、MPU11は、前記差分が最大である前記アプリを、前記ジョブ速度の低下幅が最大の前記アプリとして特定する。さらに、MPU11は特定した結果を速度低下アプリケーション表示画面g5として表示部22に表示させる。
図9が示す例において、速度低下アプリケーション表示画面g5は、アプリ表示領域g51、第1速度表示領域g52および第2速度表示領域g53などを含む。
アプリ表示領域g51は、前記速度低下アプリケーション特定処理によって特定された前記アプリの識別情報が表示される領域である。
第1速度表示領域g52は、前記速度低下アプリケーション特定処理によって特定された前記アプリが稼働していたときの前記ジョブ速度の平均値が表示される領域である。第2速度表示領域g53は、前記速度低下アプリケーション特定処理によって特定された前記アプリが稼働していなかったときの前記ジョブ速度の平均値が表示される領域である。
前記ジョブ速度に悪影響を及ぼす前記アプリの稼働頻度が低い場合でも、そのアプリが、前記速度低下アプリケーション特定処理によって特定されやすい。その結果、ユーザーは、アンインストールすべき前記アプリ、および、システム状態を復元すべき時期を容易に特定することができる。
[第2実施形態]
次に、図10〜12を参照しつつ、第2実施形態に係る画像処理装置10Aについて説明する。以下、画像処理装置10Aにおける画像処理装置10と異なる点について説明する。
画像処理装置10Aの主制御部1において、インストール履歴記録プログラムPr8が二次記憶部13に記憶されている。さらに、画像処理装置10AのMPU11は、インストール履歴データD4を二次記憶部13に記録する。
本実施形態において、MPU11は、インストール履歴記録処理を実行する。前記インストール履歴記録処理は、前記アプリ各々がインストールされた時期を特定可能なインストール履歴データD4を二次記憶部13に記憶させる処理である。
例えば、MPU11は、前記アプリがインストールされるごとに前記インストール履歴記録処理を実行する。前記インストール履歴記録処理は、MPU11がインストール履歴記録プログラムPr8を実行することによって実現される。
さらに、本実施形態のMPU11は、前記時系列履歴出力処理において、例えば図11に示されるようなジョブ速度推移表示画面g30を表示部22に表示させる。ジョブ速度推移表示画面g30は、図7に示されるジョブ速度推移表示画面g3に情報アイコンg38が加わった画面である。
ジョブ速度推移表示画面g30の情報アイコンg38は、アプリ表示領域g33に表示された前記アプリの識別情報各々に対応する操作アイコンである。情報アイコンg38は、前記アプリを選択する操作を受け付けるアイコンであるとともに、選択された前記アプリの情報を出力する処理の開始操作を受け付けるアイコンでもある。情報アイコンg38が操作されると、MPU11は、選択された前記アプリに対応するアプリケーションインストール時期表示画面g6を表示部22に表示させる。
[アプリケーションインストール時期表示画面g6]
アプリケーションインストール時期表示画面g6は、第1時期表示領域g61を含む。第1時期表示領域g61は、選択された前記アプリがインストールされた時期が表示される領域である。MPU11は、インストール履歴データD4を参照することにより、前記アプリがインストールされた時期を特定する。
アプリケーションインストール時期表示画面g6は、さらに第2時期表示領域g62および復元アイコンg63を含む。第2時期表示領域g62は、選択された前記アプリがインストールされた時期の直前の前記バックアップ時期が表示される領域である。
アプリケーションインストール時期表示画面g6の復元アイコンg63は、前記復元処理の開始を受け付ける操作アイコンである。復元アイコンg63が操作されると、MPU11は、前記復元処理を実行することにより、システム状態を第2時期表示領域g62に表示された時期の状態へ復元する。
即ち、MPU11は、操作部21に対する情報アイコンg38の操作に従って前記アプリを選択する。さらに、MPU11は、復元アイコンg63の操作に従って、選択した前記アプリがインストールされる前の時期を前記復元処理の指定時期として指定する。これらの処理は、MPU11がプログラム追加時期指定プログラムPr9を実行することによって実現される。プログラム追加時期指定プログラムPr9を実行するMPU11がプログラム追加時期指定部の一例である。
本実施形態によれば、ユーザーは、前記ジョブに悪影響を及ぼしていると考える前記アプリを選択するだけで、システム状態を問題のある前記アプリがインストールされる前の状態へ復元することができる。
[応用例]
以上に示された各実施形態において、前記バックアップ処理が、前記アプリがインストールされるごとに実行されることが考えられる。さらに、前記バックアップ処理が、前記アプリがアンインストールされるときにも実行されることも考えられる。
なお、本発明に係る画像処理装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :主制御部
2 :操作表示部
3 :計時部
8 :端末装置
9 :バス
10 :画像処理装置
11 :MPU
12 :RAM
13 :二次記憶部
20 :スキャン部
21 :操作部
22 :表示部
30 :スキャン制御部
40 :プリント部
50 :プリント制御部
60 :通信部
70 :画像処理部
100 :ネットワーク
101 :通信回線
900 :原稿
901 :シート材
D1 :ジョブ速度履歴データ
D2 :バックアップデータ
D3 :バックアップ履歴データ
Pr1 :ジョブ速度計測関連プログラム
Pr2 :システムバックアップ関連プログラム
Pr3 :システム復元プログラム
Pr4 :指定履歴出力プログラム
Pr5 :時系列履歴出力プログラム
Pr6 :速度低下時期特定プログラム
Pr7 :速度低下アプリケーション特定プログラム
Pr8 :インストール履歴記録プログラム
Pr9 :プログラム追加時期指定プログラム
g1 :システム復元メニュー画面
g2 :ジョブ速度比較画面
g3,g30:ジョブ速度推移表示画面
g4 :速度低下時期表示画面
g5 :速度低下アプリケーション表示画面
g6 :アプリケーションインストール時期表示画面

Claims (7)

  1. 第1記憶部へのインストールおよび前記第1記憶部からのアンインストールが可能なアプリケーションプログラムを実行するプロセッサーと、
    画像処理に関するジョブが実行されるときに、予め定められた単位の前記ジョブの実行に要した時間を表すジョブ速度を計測するジョブ速度計測部と、
    前記ジョブ速度、前記ジョブ速度が計測された時期および前記ジョブ速度が計測された時期における前記アプリケーションプログラムの稼働状況を特定可能な履歴情報を第2記憶部に記憶させる履歴記録部と、
    前記履歴情報により特定される情報を表示部に表示させる履歴出力部と、を備える画像処理装置。
  2. 前記第1記憶部における前記アプリケーションプログラムのインストールの状態を、過去の第1指定時期の状態へ復元する状態復元部を備える、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 操作部に対する操作に従って前記アプリケーションプログラムを選択し、選択した前記アプリケーションプログラムがインストールされる前の時期を前記第1指定時期として指定するプログラム追加時期指定部を備える、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記履歴情報から前記ジョブ速度の低下幅が最大の時期を特定し、特定した結果を前記表示部に表示させる速度低下時期特定部を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記履歴情報から、インストールされている前記アプリケーションプログラムのうち、稼働することによる前記ジョブ速度の低下幅が最大の前記アプリケーションプログラムを特定し、特定結果を前記表示部に表示させる速度低下アプリケーション特定部を備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記履歴出力部が、前記ジョブ速度の時系列変化の情報を前記表示部に表示させる時系列履歴出力部を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記履歴出力部が、前記アプリケーションプログラムごとに、当該アプリケーションプログラムが過去の第2指定時期において稼働していたときの前記ジョブ速度の情報を前記表示部に表示させる指定履歴出力部を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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