JP4617968B2 - 印刷装置 - Google Patents

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本発明は、印刷装置に、関する。
周知のように、印刷装置の中には、トナーカートリッジ内のトナー残量を高性能なセンサにて検出できるものがある。しかし、そのようなセンサは、印刷装置の製造費用を増大させるため、近年の印刷装置は、トナーの使用量を印刷枚数などから数学的に推定する手段を採用したり、低廉なセンサを搭載したりしたものが多い。
特開2002−196628号公報
前述したような印刷装置では、トナー残量が閾値以下となったときに、トナーカートリッジが空になったと判断して、トナーカートリッジの交換を利用者に促すようになっているが、前述したような推定手段や低廉なセンサは、トナー残量の検出精度があまり高くないことから、トナー残量が実際に無くなってもトナーカートリッジが空になっていないと判断されるというようなことがないように、閾値は、比較的高めに設定されている。
そして、トナーカートリッジのトナーが実際に無くなる直前で、トナーカートリッジが空になったと判断されたとしても、何の問題もないが、トナーカートリッジにトナーが大量に残っているときに、トナーカートリッジが空になったと判断されてトナーカートリッジが交換されてしまうと、トナーが無駄になってしまう。
前述した推定手段や低廉なセンサを採用した印刷装置にはこのような事情があるため、需要者の間には、実際に残っているトナーが印刷に使用されるようにすることによってトナーカートリッジの交換時期をできるだけ引き延ばせないかとの要望があった。
本発明は、前述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、トナーカートリッジが空であると判断された場合であっても、残っているトナーが印刷に使用されるようにして、トナーカートリッジの交換時期を引き延ばせるようにすることにある。
上記の課題を解決するために発明された印刷装置は、複数のトナーカートリッジが装着されて使用されるものであって、画像データに基づいて変調されるレーザを感光ドラム上で走査して潜像を形成するとともにその潜像にトナーを付着させてトナー像を生成して用紙に転写する印刷機構,所定の通信手段を介してホストコンピュータとの間で各種の情報の遣り取りを制御する通信部,前記通信部が前記ホストコンピュータから印刷要求を受信すると、その印刷要求に含まれる印刷データに基づいて画像データを生成する画像データ生成部,前記画像データ生成部が生成した画像データに対し、その画像がガンマ補正されるように処理を施すガンマ補正部,前記ガンマ補正部が処理を施した画像データに基づく画像の用紙への印刷を前記印刷機構に行わせる印刷制御部,前記各トナーカートリッジにおけるトナー使用量を検出するトナー使用量検出部,前記トナー使用量検出部が検出したトナー使用量が所定の閾値を上回った場合に、動作モードを通常印刷モードからエコ印刷モードに切り替えるモード切替部,前記印刷機構が生成するトナー像のトナー濃度を検出するための濃度検出部,前記動作モードが通常印刷モードである場合には、第1の期間ごとに前記濃度検出部に対してトナー濃度を検出させ、前記動作モードがエコ印刷モードである場合には、前記第1の期間よりも長い第2の期間ごとに前記濃度検出部に対してトナー濃度を検出させる濃度検出制御部,及び、前記濃度検出部がトナー濃度を検出すると、前記ガンマ補正部がガンマ補正に使用する補正値を、検出されたトナー濃度に基づいて決定される補正値に、変更するガンマ補正値変更部を備えることを、特徴としている。
このように構成されると、トナーカートリッジにおけるトナー使用量が所定の閾値を上回ることによってそのトナーカートリッジが空になったと判断されたときに、ガンマ補正に係る補正値を取得するためのトナー濃度を検出する処理が行われる間隔が長くなる。このため、その処理で消費されるトナーの量が減ることとなり、その分、トナーが画像の印刷に使用されるようになるので、結果として、トナーカートリッジの寿命が長くなることとなる。
従って、本発明によれば、トナーカートリッジが空であると判断された場合であっても、残っているトナーが印刷に使用されるようになり、トナーカートリッジの交換時期が延びるようになる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための一つの形態である印刷システムについて、説明する。
まず、本実施形態の印刷システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態の印刷システムの構成図である。印刷システムは、プリンタ10とホストコンピュータ20とからなる。プリンタ10とホストコンピュータ20は、パラレルケーブル,ネットワークケーブル及びUSBケーブル等の通信手段を介して接続されている。
プリンタ10は、ホストコンピュータ20から印刷要求を受信して印刷を行う装置であり、その主要な構成として、外部I/F装置11,操作表示盤12,印刷機構13,DRAM14,ROM15,EEPROM16,CPU17,及び、ASIC18を、内蔵している。
外部I/F装置11は、ホストコンピュータ20との間での各種のデータの遣り取りを制御するための装置であり、具体的には、前述した通信手段が接続されるいわゆる通信インターフェースポートである。なお、この外部I/F装置11は、データを一時的に記憶しておくための入出力バッファメモリを、内蔵している。なお、この外部I/F装置11は、前述した通信部に相当している。
操作表示盤12は、利用者から各種の指示を受け付けたり各種の画面を表示したりするための機器であり、ボタンやタッチスクリーンを備えている。
印刷機構13は、用紙上への印刷を実際に行う機構である。なお、この印刷機構13のより具体的な構成については、後述している。
DRAM[Dynamic Random Access Memory]14は、ホストコンピュータ20から送られてくる印刷要求の一時的な保存領域として,印刷機構13へ供給すべき画像データを生成する際の作業領域として,及び、各種の処理が行われる際の作業領域として使用される揮発性メモリである。
ROM[Read Only Memory]15は、プリンタ10を制御するためのプログラムを記憶した不揮発性メモリである。なお、このROM15は、印刷機構13へ供給すべき画像データを生成する際に必要なフォントデータ等も、記憶している。
EEPROM[Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory]16は、電源投入の有無に拘わらず印刷に係る各種の設定を記録しておくための書込可能ROMである。
CPU[Central Processing Unit]17は、ROM15内のプログラムに従って各部を統合的に制御する制御回路である。このCPU17は、具体的には、このプリンタ10の上面に設けられている操作表示盤12に対する操作を通じて操作者から実行すべき処理についての指示を取得する処理,ホストコンピュータ20から送信されてきた印刷要求に基づいて印刷用の画像データを生成する画像データ生成処理,印刷要求に基づいて生成された画像データの画像の印刷を印刷機構13に行わせるための印刷制御処理を行う。なお、この画像データ生成処理を実行するCPU17は、前述した画像データ生成部に相当している。
以上に説明した各ハードウエア11〜17は、何れも、ASIC[Application Specific Integrated Circuit]18に接続されている。
そのASIC18は、各ハードウエア11〜17間のデータや指示の遣り取りを制御するインターフェース回路モジュールが組み込まれた半導体集積回路であり、その主要な構成として、ビデオコントローラ181,機構制御I/F回路182,IOコントローラ183,及び、メモリコントローラ184を、含んでいる。
ビデオコントローラ181は、印刷機構13へ供給すべき画像データをDRAM14から内部バッファメモリに取り込む取込処理,取り込んだ画像データに対してその画像がガンマ補正されるように処理を施すガンマ補正処理,その画像データをドットデータに変換する変換処理,及び、そのドットデータを印刷機構13内の走査ユニット(図2の符号131)が処理可能な形態の電気信号に変換する変調処理を行う回路モジュールである。従って、ビデオコントローラ181は、前述したガンマ補正部に相当している。なお、画像データは、各画素での明暗を三階以上の階調で表現するデータとなっており、ドットデータは、各画素での明暗を二階の階調で表現するデータとなっている。また、ドットデータに基づく画像での明暗の中間は、複数のドットからなるハーフトーンセル(AM網点)内での明点の大きさによって表現される。
機構制御I/F回路182は、印刷機構13の動作の制御を行うための回路モジュールである。
IOコントローラ183は、外部I/F装置11,及び、操作表示盤12を制御するための回路モジュールである。なお、このIOコントローラ183は、ホストコンピュータ20から送信されてきた画像データを外部I/F装置11からDRAM14へ転送する処理を行う回路モジュールにもなっている。
メモリコントローラ184は、DRAM14やEEPROM16に対するプログラムやデータの読み書きを制御する機能,及び、ROM15からのプログラムやデータの読み出しを制御する機能を有する回路モジュールである。
一方、ホストコンピュータ20は、一般的に市販されているパーソナルコンピュータであり、LCDモニタやCRTモニタ等の表示装置,キーボードやマウス等の入力装置,及び、これら表示装置や入力装置に接続される本体からなっている。
その本体には、図示していないが、CPU,DRAM,CDD[Compact Disk Drive],DVDD[Digital Versatile Disk Drive],通信インターフェースポート(パラレルインターフェースポート,ネットワークインターフェースポート,USBインターフェースポートなど),HDD[Hard Disk Drive]などが内蔵されている。
このうち、HDDには、オペレーティングシステムを実現するためのプログラム群及びデータ群,利用者に様々なツールを提供する各種のアプリケーションを実現するためのプログラム群及びデータ群,プリンタ10を含む各種の周辺機器の制御を行うためのドライバプログラム群が、記録されている。そして、この図示せぬHDDに記録されているドライバプログラム群の中には、上記のアプリケーションによって作成されたコンテンツを用紙に印刷するためのデータとして、所定のページ記述言語のコマンドからなる印刷データを生成するためのプリンタドライバ21が、含まれている。
次に、印刷機構13のより具体的な構成について、図2の模式図を参照しながら、説明する。
図2に示されるように、印刷機構13は、感光ドラム131,帯電ユニット132,走査ユニット133,ロータリ現像ユニット134,中間転写ベルト135,一対の二次転写ローラ136a,136b,及び、一対の定着ローラ137a,137bを、少なくとも内蔵している。
感光ドラム131は、光導電性物質が表面に蒸着された円筒状のドラムであり、その中心軸周りに回転駆動されるようになっている。
帯電ユニット132は、感光ドラム131の表面が帯びている静電気の除去(除電)、その表面に付着しているトナーのゴムブレード等による除去(清掃),及び、その表面への静電気の付与(帯電)を行うユニットである。
走査ユニット133は、画像データに基づいてオンオフ変調されたレーザービームにて感光ドラム131の表面を走査してその表面上の静電気を部分的に除去することにより、静電潜像を形成するユニットである。なお、レーザービームをオンオフ変調するための信号は、前述したビデオコントローラ181から入力される。
ロータリ現像ユニット134は、感光ドラム131の表面に何れかの色成分のトナーを付着させることによって、静電潜像をその色成分のトナー像として可視化するためのユニットである。より具体的には、ロータリ現像ユニット134は、略円筒形で回転自在なロータの内部におけるその中心軸を対称軸とする4つの対称位置に、トナーカートリッジと現像ローラとを備えており、何れか一つの現像ローラを感光ドラム131側に配置することにより、静電潜像にトナーを付着させてその色成分のトナー像を生成する。なお、ロータに備えられるトナーカートリッジには、CMYKのトナーがそれぞれ充填されており、それらトナーカートリッジ自体は、ロータに対して着脱自在となっている。
中間転写ベルト135は、感光ドラム131の表面からトナー像を受け取るための中間転写媒体(中間体)であり、複数のローラに掛け回されている。なお、この中間転写ベルト135は、CMYKの色成分のトナーを利用したカラー印刷を行う際には、1頁の画像について、感光ドラム131から4回トナー像を受け取るようになっている(中間体上色重ね方式)。
一対の二次転写ローラ136a,136bは、中間転写ベルト135上に転写されている1頁分のトナー像を印刷用紙上に二次転写するためのローラである。なお、一方のローラ136aは、クラッチ付きローラとなっており、二次転写を行わない時(中間転写ベルト135上に四色のトナー像が重ね合わされていない時)には、空転するようになっている。
一対の定着ローラ137a,137bは、二次転写によって用紙上に付着されたトナーを加熱して溶融させるためのローラである。このローラにより溶融されたトナーは、用紙に融着することとなる。
次に、本実施形態のプリンタ10において行われる動作状態の切り替え処理について、説明する。
プリンタ10のCPU17は、主電源が投入されると、所定の初期化処理を終えた後、ROM15内の所定のプログラムを読み込んで、図3の流れ図に示す処理を開始する。なお、この図3に係る処理は、前述した画像データ生成処理や印刷制御処理と並行して、行われる。
処理開始後、CPU17は、一枚の用紙に対する印刷が終了するまで、待機する(S101;NO)。そして、一枚の用紙に対する印刷が終了すると(S101;YES)、CPU17は、EEPROM16に記録されているトナー使用積算量をDRAM14に読み込む(S102)。なお、EEPROM16には、各色成分についてのトナー使用積算量が記録されている。この各色成分のトナー使用積算量は、CPU17がこれと並行して行っている処理により算出されるものであり、この処理では、印刷機構13へ画像データが供給されるごとに、その画像データの画像の印刷に必要な4つの色成分のトナー量がその画像データに基づいて数学的に算出され、算出されたトナー量がEEPROM16内の各色成分についてのトナー使用積算量に加算される。なお、この処理を実行するCPU17は、前述したトナー使用量検出部に相当している。
続いて、CPU17は、各色成分のうち、トナー使用積算量が所定の閾値を超えた色成分があるか否かを、判別する(S103)。
そして、トナー使用積算量が所定の閾値を超えた色成分が一つもなかった場合(S103;NO)、CPU17は、トナー残量が十分にあるとして、再度、一枚の用紙に対する印刷が終了するまで待機する状態に戻る(S101;NO)。
一方、トナー使用積算量が所定の閾値を超えた色成分が一つ以上あった場合(S103;YES)、CPU17は、トナー残量が十分にないとして、EEPROM16内に記録されているエコ印刷フラグをオフからオンに切り替え(S104)、再度、一枚の用紙に対する印刷が終了するまで待機する状態に戻る(S101;NO)。なお、エコ印刷フラグがオンの状態にあるときには、後述するように、プリンタ10内の各部が、消耗品(トナー)を使い切るように動作するようになる。以下、この動作状態を、エコ印刷モードと表記し、エコ印刷モード以外の動作状態を、通常印刷モードと表記する。
ところで、エコ印刷フラグをオンからオフへ戻す処理は、図3に示されていないが、これは、図3に係る処理と並行して行われる処理となっているためである。すなわち、その処理では、そのエコ印刷フラグをオンに切り替える元となった全ての色成分のトナーカートリッジが、十分な量のトナーが充填されているトナーカートリッジに交換されたときに、CPU17が、EEPROM16内のエコ印刷フラグをオンからオフへ切り替える。なお、このエコ印刷フラグをオフへ切り替える処理と、図3に係る処理とを実行するCPU17は、前述したモード切替部に相当している。
次に、本実施形態のプリンタ10におけるガンマ補正に係る補正値の生成タイミングに係る処理について、説明する。
プリンタ10のCPU17は、主電源が投入されると、前述したように、所定の初期化処理を終えた後、ROM15内の上記のとは別のプログラムを読み込んで、図4に係る処理を実行する。
処理開始後、CPU17は、色成分毎のトナー濃度を検出する処理を実行する(S201)。このトナー濃度検出処理を具体的に説明すると、CPU17は、まず、パッチ画像の画像データをビデオコントローラ181を通じて印刷機構13に出力し、感光ドラム131又は中間転写ベルト135上にパッチ画像のトナー像を形成する。感光ドラム131又は中間転写ベルト135の近傍には、このパッチ画像のトナー像の濃度を光学的に検出するセンサが備えられており、そのセンサにて検出されたトナー濃度が、機構制御I/F回路182を通じてCPU17に通知される。このトナー濃度検出処理は、各色成分について繰り返し行われる。なお、このトナー濃度検出処理を実行するCPU17は、前述した濃度検出部に相当している。
続いて、CPU17は、各色成分について検出したトナー濃度に基づいて、各色成分のガンマ補正テーブルを生成し(S202)、生成したガンマ補正テーブルがガンマ補正に使用されるようにするため、それらガンマ補正テーブルをビデオコントローラ181に登録する(S203)。なお、ガンマ補正テーブルを生成して登録する処理を実行するCPU17は、前述したガンマ補正値変更部に相当している。
その後、CPU17は、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオンであるか否かを、判別する(S204)。
そして、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオフであった場合(S204;NO)、CPU17は、ガンマ補正テーブルの登録時点からの印刷枚数が第1上限枚数値に到達するまで,ガンマ補正テーブルの登録時点からのトナー消費量(EEPROM16内のトナー使用積算量の差分から算出)が第1上限消費量値に到達するまで,又は、ガンマ補正テーブルの登録時点からの機内温度の変化量が第1上限温度差分値に到達するまで、待機する(S205;NO,S206;NO,及び、S207;NO)。
そして、このような待機状態において、印刷枚数が第1上限枚数値に到達したとき,トナー消費量が第1上限消費量値に到達したとき,又は、機内温度の変化量が第1上限温度差分値に到達したときには(S205;YES,S206;YES,又は、S207;YES)、CPU17は、再度、色成分ごとにトナー濃度の検出処理を実行して(S201)、色成分ごとのガンマ補正テーブルの生成及び登録を行う(S202,S203)。
一方、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオンであった場合(S204;YES)、CPU17は、ガンマ補正テーブルの登録時点からの印刷枚数が第2上限枚数値に到達するまで,ガンマ補正テーブルの登録時点からのトナー消費量が第2上限消費量値に到達するまで,又は、ガンマ補正テーブルの登録時点からの機内温度の変化量が第2上限温度差分値に到達するまで、待機する(S208;NO,S209;NO,及び、S210;NO)。
そして、このような待機状態において、印刷枚数が第2上限枚数値に到達したとき,トナー消費量が第2上限消費量値に到達したとき,又は、機内温度の変化量が第2上限温度差分値に到達したときには(S208;YES,S209;YES,又は、S210;YES)、CPU17は、再度、色成分ごとにトナー濃度の検出処理を実行して(S201)、色成分ごとのガンマ補正テーブルの生成及び登録を行う(S202,S203)。
ここで、前述した第1上限枚数値は、第2上限枚数値よりも小さい値となっており、また、前述した第1上限消費量値は、第2上限消費量値よりも小さい値となっており、また、前述した第1上限温度差分値は、第2上限温度差分値よりも小さい値となっている。従って、エコ印刷モード下では、ガンマ補正テーブルの作成間隔が、通常印刷モード下でのそれよりも長くなっている。
なお、ステップS204〜S210を実行するCPU17は、前述した濃度検出制御部に相当している。
次に、本実施形態のプリンタ10がホストコンピュータ20から印刷要求が送られてきたときに実行する処理について、説明する。
プリンタ10のCPU17は、主電源が投入されると、前述したように、所定の初期化処理を終えた後、ROM15内の上記のとは別のプログラムを読み込んで、図5に係る処理を実行する。
処理開始後、CPU17は、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてくるまで待機する(S301;NO)。そして、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてくると(S301;YES)、CPU17は、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオンであるか否かを、判別する(S302)。
そして、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオフであった場合(S302;NO)、CPU17は、その印刷要求に応じた印刷が印刷機構13において行われるように、画像データ生成処理及び印刷制御処理を開始し(S304)、再度、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてくるまで待機する状態に戻る(S301;NO)。
一方、EEPROM16内のエコ印刷フラグがオンであった場合(S302;YES)、CPU17は、印刷要求に含まれる印刷データに対し、エコ印刷モードでの印刷を利用者に通知するためのマークを描画するための描画コマンドを、組み込む処理を行う(S303)。なお、図6は、4mm四方の矩形の2個のマーク31が右下に印刷されたA4用紙の一例を示す図である。その後、CPU17は、その処理がなされた印刷データを含む印刷要求に応じた印刷が印刷機構13において行われるように、画像データ生成処理及び印刷制御処理を開始し(S304)、再度、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてくるまで待機する状態に戻る(S301;NO)。
次に、本実施形態の印刷システムの作用及び効果について説明する。
本実施形態の印刷システムを構成するプリンタ10は、前述したように、CMYKの色成分のトナーカートリッジが装着されて使用される。このプリンタ10では、印刷機構13での印刷が一枚終わるたびに、各トナーカートリッジにおけるトナー使用積算量が所定の閾値を超えたかどうかが、確認され(S101〜S103)、何れかの色成分のトナー使用積算量が所定の閾値を超えたときには、動作モードがエコ印刷モードへ移行される(S103;YES,S104)。
このような処理と並行して、プリンタ10では、定期的に、ガンマ補正テーブルを取得するための処理が、定期的に行われている(S201〜S210)。このような処理が定期的に行われているのは、温度や湿度の変化或いはトナー残量に応じてトナーの用紙への乗り具合が変化することから、設置環境や使用状況に影響されることなく画質を安定させる目的で、トナー濃度をフィードバック制御するためである。このガンマ補正テーブル取得処理を実行する際には、前述したように、パッチ画像のトナー像を感光ドラム131又は中間転写ベルト135上に形成してセンサでトナー濃度を読み取るという処理が、色成分ごとに行われる。従って、このようなガンマ補正テーブルを取得するための処理には、かなりの量のトナーが必要となる。
しかし、前述したように、ガンマ補正テーブルを取得するための処理は、エコ印刷モード下においては、通常印刷モードにおける実行間隔よりも長い時間間隔にて実行されるようになっている(S208〜S210)。例えば、通常印刷モード下では、第1の上限枚数値に印刷枚数が到達するごとに、ガンマ補正テーブル取得処理(S201〜S203)が行われるが、エコ印刷モードかでは、その第1の上限枚数値よりも大きい第2の上限枚数値に印刷枚数が到達するごとに、ガンマ補正テーブル取得処理(S201〜S203)が行われる。
従って、エコ印刷モード下においては、ガンマ補正テーブル取得処理(S201〜S203)で消費されるトナーの量が減ることとなり、その分、トナーが画像の印刷に使用されるようになる。その結果、トナーカートリッジの寿命が長くなることとなる。
また、以上に説明した処理と並行して、プリンタ10では、エコ印刷モード下にあるときに、印刷用紙の右下にマーク31を印刷する処理が行われる(S302;YES,S303)。このため、利用者にとっては、自分が実行指示した印刷が、通常印刷モード下で行われたのか、それとも、エコ印刷モード下で行われたのかを、知ることができる。エコ印刷モード下では、前述したように、トナーをできるだけ使い切るように印刷が行われるため、掠れなどの画像の劣化が生じることがあるが、利用者は、印刷用紙の右下にマーク31を見つけたときには、そのような画像の劣化があることを瞬時に判断することができることとなる。
変形例
以上に説明した本実施形態の印刷システムでは、エコ印刷モード下にあることを利用者に通知する手段として印刷用紙の右下にマーク31を印刷するとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示されるように、操作表示盤12の表示部において各色成分のトナー残量を示す棒グラフのうち、トナー残量が所定の閾値を超過した(トナー残量が無いと判断された)色成分の棒グラフの描画位置に、トナーの使用量が所定の閾値からどの程度上回っているかを(使用量の超過分を)パーセント表示することによって、エコ印刷モード下であることを利用者に通知しても良いし、或いは、トナーの使用量の超過分をその棒グラフを負の向きに伸ばして表示することにより、エコ印刷モード下であることを利用者に通知しても良い。
さらには、図8に示されるように、ホストコンピュータ20のプリンタドライバ21によって起動されるユーザインターフェース画面において各色成分のトナー残量を示す棒グラフのうち、トナー残量が所定の閾値を超過した(トナー残量が無いと判断された)色成分の棒グラフの描画位置に、トナーの使用量が所定の閾値からどの程度上回っているかを(使用量の超過分を)パーセント表示することによって、エコ印刷モード下であることを利用者に通知しても良いし、或いは、トナーの使用量の超過分をその棒グラフを負の向きに伸ばして表示することにより、エコ印刷モード下であることを利用者に通知しても良い。このように、プリンタドライバ21によって起動されるユーザインターフェース画面において、トナーの使用量の超過分又は残量を表示する場合、プリンタ10のCPU17は、トナーの使用量の超過分又は残量を示す情報を、定期的にホストコンピュータ20へ送信する処理を実行することとなる。
本実施形態の印刷システムの構成図 印刷機構の模式図 動作状態の切り替え処理の流れを示す図 ガンマ補正に係る補正値の生成タイミングに係る処理の流れを示す図 印刷要求が送られてきたときに行われる処理の流れを示す図 矩形の2個のマークが右下に印刷された用紙の一例を示す図 エコ印刷モードを利用者に通知するためにトナー残量を示す棒グラフの描画位置に使用量の超過分を表示した操作表示盤の画面の一例を示す図 エコ印刷モードを利用者に通知するためにトナー残量を示す棒グラフの描画位置に使用量の超過分を表示したユーザインターフェース画面の一例を示す図
符号の説明
10 プリンタ
11 外部I/F装置
13 印刷機構
14 DRAM
17 CPU
18 ASIC
181 ビデオコントローラ
182 機構制御I/F回路
183 IOコントローラ
184 メモリコントローラ
20 ホストコンピュータ
21 プリンタドライバ

Claims (9)

  1. 複数のトナーカートリッジが装着されて使用される印刷装置であって、
    画像データに基づいて変調されるレーザを感光ドラム上で走査して潜像を形成するとともにその潜像にトナーを付着させてトナー像を生成して用紙に転写する印刷機構,
    所定の通信手段を介してホストコンピュータとの間で各種の情報の遣り取りを制御する通信部,
    前記通信部が前記ホストコンピュータから印刷要求を受信すると、その印刷要求に含まれる印刷データに基づいて画像データを生成する画像データ生成部,
    前記画像データ生成部が生成した画像データに対し、その画像がガンマ補正されるように処理を施すガンマ補正部,
    前記ガンマ補正部が処理を施した画像データに基づく画像の用紙への印刷を前記印刷機構に行わせる印刷制御部,
    前記各トナーカートリッジにおけるトナー使用量を検出するトナー使用量検出部,
    前記トナー使用量検出部が検出したトナー使用量が所定の閾値を上回った場合に、動作モードを通常印刷モードからエコ印刷モードに切り替えるモード切替部,
    前記印刷機構が生成するトナー像のトナー濃度を検出するための濃度検出部,
    前記動作モードが通常印刷モードである場合には、第1の期間ごとに前記濃度検出部に対してトナー濃度を検出させ、前記動作モードがエコ印刷モードである場合には、前記第1の期間よりも長い第2の期間ごとに前記濃度検出部に対してトナー濃度を検出させる濃度検出制御部,及び、
    前記濃度検出部がトナー濃度を検出すると、前記ガンマ補正部がガンマ補正に使用する補正値を、検出されたトナー濃度に基づいて決定される補正値に、変更するガンマ補正値変更部
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記トナー使用量検出部は、パッチ画像の画像データを前記印刷機構に供給してそのパッチ画像のトナー像を生成させ、生成されたそのトナー像のトナー濃度をセンサによって光学的に測定することによって、トナー濃度を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記第1の期間は、印刷枚数が所定の上限枚数に到達した期間であり、前記第2の期間は、印刷枚数が前記所定の上限枚数よりも多い上限枚数に到達した期間である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記第1の期間は、トナー消費量が所定の上限量に到達した期間であり、前記第2の期間は、トナー消費量が前記所定の上限量よりも多い上限量に到達した期間である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  5. 前記第1の期間は、機内温度の変化量が所定の上限量に到達した期間であり、前記第2の期間は、機内温度の変化量が前記所定の上限量よりも多い上限量に到達した期間である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  6. 前記画像データ生成部は、動作モードがエコ印刷モードである場合には、エコ印刷モードでの印刷である旨を利用者に通知するための情報が画像内に組み込まれるように、画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 前記情報は、所定形状のマークである
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷装置。
  8. 各種の画面を表示するための表示部,及び、
    前記トナー使用量検出部が検出するトナー使用量を前記所定の閾値から差し引いて得られる残量情報を示す画面を前記表示部に表示する残量通知部
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  9. 前記トナー使用量検出部が検出するトナー使用量を前記所定の閾値から差し引いて得られる残量情報を表示装置に示すための情報を、前記通信部を介して前記ホストコンピュータへ送信する残量情報送信部
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
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