JP2000311174A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000311174A
JP2000311174A JP12111199A JP12111199A JP2000311174A JP 2000311174 A JP2000311174 A JP 2000311174A JP 12111199 A JP12111199 A JP 12111199A JP 12111199 A JP12111199 A JP 12111199A JP 2000311174 A JP2000311174 A JP 2000311174A
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JP12111199A
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Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Yoshifumi Takebe
桂史 武部
Ichiro Ote
一郎 大手
Shigeaki Ito
栄朗 伊藤
Mayumi Nakade
真弓 中出
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置において、片手で筐体の保持とペー
ジめくり操作を行う場合に、一つのページめくりボタン
でページめくり操作が行えるようにする。 【解決手段】 表示装置10に表示面の傾斜を検出する
傾斜センサ40と、ページめくりボタン40を設け、ユ
ーザが保持している表示装置10の傾き方向を検出して
ページを表示する画面の上下方向を判定することによっ
て、一つのページめくりボタン30で、左右どちらの手
でも操作、保持可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示デバイス
(LCD)等を搭載し、特に書籍のように操作により表
示ページを順次切り替えて液晶表示デバイスに表示する
平面状の携帯型表示装置(電子書籍端末)において、該
携帯型表示装置を右手または左手で保持した状態で、画
面を自己が見る方向に表示するか、または、対面する相
手に表示内容を見せることを容易にした表示装置に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のデータを携帯型の情報装置
に格納し、いつでもどこでも該データの内容を参照でき
る情報装置が普及してきた。特に、従来の紙の書籍を電
子化し、携帯型端末で該電子化された書籍データを見る
電子書籍端末がある。そのような端末の例としては、特
開平7−200630号公報に示されているものがあ
る。つまり、液晶表示手段に書籍のデータを表示する平
面板様の端末装置であり、ページめくり操作は、該端末
の筐体の上面下部に設けられたページめくりボタンによ
って行う。
【0003】
【従来の問題点】上述した従来の技術においては、以下
のような問題点があった。 (1)両手操作とページめくりボタン 携帯型端末においてページめくり操作を行う場合、人に
より良く使う手が決まっている場合もあれば、携帯型端
末の重量により保持する手が疲れることから、保持する
手を交互に替え、これに伴って操作する手も交互に替え
る場合がある。そのため、右手、左手のどちらの手でも
ページめくり操作を可能とするために、ページめくりボ
タンを携帯型端末の左右両方に設ける必要が有った。こ
のことは、端末の構造を複雑にし、製造原価も上昇する
という問題点があった。
【0004】(2)保持方法とページめくりボタン 携帯型端末を片手で保持する方法は、筐体の横を指で挟
む場合と、上面と下面を指で挟む場合があり、片手で端
末の保持とページめくり操作の両方を可能とするために
は、筐体の横と上面または下面の両方にページめくりボ
タンを設ける必要が有った。よって、端末の構造を複雑
にし、製造原価も上昇するという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
書籍端末のような携帯型端末において、片手で筐体の保
持とページめくり操作を行う場合に、右手、左手のどち
らを用いる場合でも、かつ、筐体の上下面または横のど
ちらを挟んで保持する場合でも、一つのページめくりボ
タンでページめくり操作が行えるようにすることにあ
る。本発明は、さらには、端末の構造を簡単にし、端末
の製造原価を低減することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、携帯型端末
などの表示装置において、傾斜センサを用いて筐体の傾
きを検出し、該傾きから自動的に画面の上方向を判別
し、該判別結果に従った方向に画面ジを表示することに
より、一つのページめくりボタンで右手、左手のどちら
でもページめくり操作可能とする。さらに、該ページめ
くりボタンは、筐体横方向および上面方向からの押下に
対応するものとすることで、筐体の上下面または横のど
ちらを挟んで保持する場合でも操作可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について、図1〜図12を用いて説明する。 (筐体外観)本実施の形態にかかる携帯型電子書籍端末
(画像表示装置:以下端末と略す)の外観を概念的に示
す図1を用いて、端末の構成を説明する。端末10は、
本体に、液晶表示デバイス(LCD)20と、ページめ
くりボタン(ページバー)30と、傾斜センサ40と、
PCカード挿入用スロット50と、ページ戻りボタン6
0と、電源スイッチ70などを設けて構成される。
【0008】LCD20は、電子書籍のページの内容を
表示する。LCD20に変えてプラズマディスプレイ装
置(PDP)を使用することもできる。
【0009】ページめくりボタン30は、画面に表示さ
れた画像すなわち電子書籍のページを、1ページづつ順
次切り替えて画像表示する操作を行うために用いるボタ
ンである。
【0010】ページ戻りボタン60は、画面に表示され
た画像を1ページ前の表示に戻るため等に用いるボタン
である。
【0011】傾斜センサ40は、端末10の傾き方向す
なわち表示面の傾斜方向を検出する傾斜検出手段であ
る。
【0012】PCカード用スロット50は、後に図7を
用いて説明する書籍データ91を格納したメモリカード
(PCカード)90を挿入するスロットであり、メモリ
カードの記憶内容を読み出す手段を有している。
【0013】電源スイッチ70は、端末10の電源をO
N/OFFするスイッチである。
【0014】(使用例)図1に示した端末10の使用例
を図2を用いて説明する。図2はいずれも片手で端末1
0を保持し、保持した手の指でもしくは他の手の指で頁
めくりボタン30を操作する場合を示している。
【0015】図2(a)は、図1に示した端末10を上
下が逆の方向となるように保持して、例えば、左手でペ
ージめくり操作を行うためにページめくりボタン30が
左側にきており、端末を保持した手もしくは他の手の指
でページめくりボタン30を操作する。この場合、端末
10は手前に傾いており、LCD20の表示面の画面に
は手前が下となるように画像が表示される。
【0016】図2(b)は、図1に示した状態で端末1
0を保持して、右手でページめくり操作を行うためにペ
ージめくりボタン30が右側にきており、端末を保持し
た手もしくは他の手の指でページめくりボタン30を操
作する。この場合、端末10は手前に傾いており、LC
D20の表示面の画面には手前が下となるように画像が
表示される。
【0017】この実施の形態では、図1で示した傾斜セ
ンサ40が端末10の表示面の傾きを検出し、低い方を
手前と判断することによって、ページめくりボタン30
が左右どちらにあっって、表示面の画面の方向すなわち
書籍のページの方向を正しく表示することができる。
【0018】図2(c)は、対面する相手にページの表
示内容を見せる場合であり、対面相手に向かって端末1
0を傾けることによって、対面相手側が下となるよう
に、対面相手が見る方向にあった画面の表示を行う。
【0019】図2(d)は、傾斜センサ40を、上下方
向傾斜センサ40aと左右方向傾斜センサ40bの2箇
設け、端末10の左右方向の傾斜も検出可能した場合の
応用例であり、1つの画面20に左右見開きページを同
時に表示するために、端末10を横方向にして使用する
場合の例である。左右方向傾斜センサ40bが傾斜を検
出すると、画面は手前が下となるように横長に表示され
る。
【0020】なお、上述のように、端末10を様々な方
向で使用するためには、端末10は、上下対称の筐体デ
ザインであることが好ましい。
【0021】(ハードウェア構成)端末10の回路のハ
ードウェア構成を、図3を用いて説明する。端末10
は、中央処理ユニット(CPU)11と、液晶表示デバ
イス(LCD)12と、不揮発メモリ(FM)13と、
メモリ(MM)14と、PCカードコントローラ(PC
CC)15と、I/Oコントローラ(I/O)16と
を、バス17を介して接続して構成される。
【0022】PCCC15は、PCカード(PCC)9
0からの書籍データの読み出しを制御する。I/O16
には、ページめくりボタン30等のボタン類SW(3
0,60,70)と、傾斜センサ(DS)40の出力が
接続され、操作の内容検出内容をCPU11へ送出する
働きを有している。
【0023】中央処理ユニット11は、端末10全体の
動作を制御するとともに、表示手段(LCD)への表示
内容および表示方向などを制御する表示制御手段として
の働き、傾斜の状態によって傾斜の状態やスイッチの働
きを制御するスイッチ割当手段としての働きを有してい
る。
【0024】不揮発性メモリ13に格納された後に説明
する電子書籍表示処理P50、傾斜センサ割り込み処理
P30等のプログラムは、メモリ14にロードして中央
処理ユニット11で実行される。
【0025】書籍データ91は、PCカード90に格納
され、PCカードコントローラ15を介して読み出さ
れ、メモリ14に格納され、該電子書籍のページ内容が
LCD20に表示される。
【0026】なお、表示方向を決定するための傾斜方向
の検出を傾斜センサ40を用いて行い、I/Oコントロ
ーラ16を介して読み出す。
【0027】ページめくりボタン30等のボタン類SW
(30,60,70)などの押下の検出も、該I/Oコ
ントローラ16を介して読み出す。
【0028】バス40は、上述の各ユニット11〜16
間でデータ転送を行う。
【0029】(表示方向変更メッセージ)表示方向変更
メッセージの表示例を図4および図5に示す。後に説明
する端末10の傾斜センサ割込処理P30は、LCD2
0の表示面へのページの表示方向を変更する際には、画
面の一部に設けたメッセージ表示領域21に、表示方向
変更の確認を促すメッセージ22と、変更する表示方向
を示すマーク23を表示する。図4では、現在表示され
ている画面の下側を上方向(UP)に変えて表示する表
示方向変更の確認を促すメッセージを表示する例を示し
ている。
【0030】なお、メッセージ22で書籍のページ表示
が隠されることを防止するため、図5に示すように、変
更する表示方向を示すマーク23のみを画面上に表示す
ることもできる。
【0031】この実施の形態では、これらのメッセージ
22やマーク23は、表示方向を変えた後の方向から見
やすいように文字を配置するように表示する。なぜな
ら、該メッセージ22やマーク23がユーザから見難い
方向で表示されている場合は、表示方向を変更する必要
が無いからである。
【0032】なお、この実施の形態では、画面上に表示
される表示方向変更の確認を促す情報を、文字によるメ
ッセージ22またはマーク23を用いて示したが、端末
10の筐体に設けたランプの点灯や、音の鳴動でユーザ
に表示方向を変更することを通知することもできる。
【0033】(ページめくりボタン)ページめくりボタ
ン30の構造について図1および図6を用いて説明す
る。図6は、ページめくりボタン30の断面図を示して
いる。ページめくりボタン30は、ユーザが端末10の
どんな位置を保持しても、ページめくり操作が可能なよ
うに、図1に示すように縦方向に長く形成されている。
この実施の形態では、ページめくりボタン30の長さは
端末10の縦方向の長さの1/3以上となっている。ま
た、図6に矢印で示すように、該ページめくりボタン3
0を筐体101の横からの方向A、上面からの方向C、
斜め上からの方向Bのいづれの方向から押下しても操作
可能なように、L型鋼状のスイッチバー32を用いてい
る。そして、該スイッチバー32を斜め方向に設けたプ
ッシュスイッチ機構31に固定する。
【0034】これらの手法によって、一つのスイッチ機
構31で様々な保持状態におけるページめくり操作を可
能としている。
【0035】(書籍データ)PCカード90に格納され
た書籍データのデータ構造を図7に示す。書籍データ9
1は、該書籍データ91を唯一に特定するための書籍I
D910と、ページIDデータ920、ページIDデー
タ920に対応して構成されたページデータ930から
構成される。ページIDデータ920は、該書籍データ
91の各ページを特定するためのページID921が順
番に格納されている。ページデータ930は、各ページ
の表示内容を決定するデータ931が順番に格納されて
いる。
【0036】(傾斜センサ)傾斜の有無を検出する代表
的な傾斜センサ40の例を、図8および図9を用いて説
明する。図8(a)は、水銀スイッチ41を用いて傾斜
センサ40を構成した例を示している。水銀スイッチ4
1は、密閉された管411と、管411の一端部から管
内部に突出して設けた2本の端子412と、管411に
封入された水銀球413と、端子の優位の管内壁に設け
た絶縁材414とから構成されている。図8(a)の左
側に示すように、水銀スイッチ41が水平または右下が
りに傾斜して位置しているときには、水銀球413は2
本の端子412間を短絡することなく図のようにまたは
右下に位置している。水銀スイッチ41が傾斜したとき
には、図8(a)の右側に示すように、2つの端子41
2間が水銀球413により浸されて導通し、傾斜有が検
出される。
【0037】この水銀スイッチ41の絶縁材414は、
管411の内径よりも小さい内径を有しており、傾斜が
小さいときには水銀球413が絶縁材414に乗り上げ
ることができず、一定の傾斜角度以上に傾斜たときに、
始めて2つの端子412間を導通するように構成されて
いる。したがって、この水銀スイッチ41は、一定の角
度以上に傾斜したときに始めて傾斜を検出する。
【0038】図8(b)は、鋼球を用いたスイッチによ
って傾斜センサ40を構成した例を示している。鋼球を
用いたスイッチ42は、導電材からなる管421と、管
421の一端部から管内部に突出して設けた2本の端子
422と、管421に封入された2個の鋼球423と、
端子の優位の管内壁に設けた絶縁材424と、電極42
5とから構成されている。導電材からなる管421は一
方の端子422aに接続され、電極425は他方の端子
422bに接続されている。図8(b)の左側に示すよ
うに、鋼球を用いたスイッチ42が水平または右下がり
に傾斜して位置しているときには、2個の鋼球423は
2本の端子422間を短絡することなく図のようにまた
は右下に位置している。鋼球を用いたスイッチ42が傾
斜したときには、図8(b)の右側に示すように、管4
21の内壁と電極425が2個の鋼球423により短絡
されて導通し、傾斜有が検出される。
【0039】この鋼球を用いたスイッチ42の絶縁材4
24は、管421の内径よりも小さい内径を有してお
り、傾斜が小さいときには鋼球423が絶縁材424に
乗り上げることができず、一定の傾斜角度以上に傾斜た
ときに、始めて管421の内壁と電極425間を導通す
るように構成されている。したがって、この鋼球を用い
たスイッチ42は、一定の角度以上に傾斜したときに始
めて傾斜を検出する。
【0040】本実施の形態では、これらの傾斜センサ4
0を図9に示すように2個組み合わせ、図1に示すよう
に端末10の縦(上下)方向に固定している。図9
(a)に示すように、端末10が水平に位置していると
きには、傾斜センサ40−1,40−2はいずれもOF
Fとなっており、傾斜を検出しない。図9(b)に示す
ように、上方向が下となるように端末10が傾斜した場
合には、傾斜センサ40−2が導通し、傾斜センサ40
−1が開放するので、端末10の上方向が下になるよう
に端末10が傾いていることを示す。
【0041】このような傾斜センサ40を用いて、図2
(d)に示したように、端末10の左右方向にも傾斜セ
ンサ40bを固定すれば、縦方向の傾斜の検出のみなら
ず横方向の傾斜を検出して、それぞれの方向に合わせた
ページの表示制御を行うことができる。
【0042】次に、以上に述べた構成を有する端末10
における本実施の形態の各処理について、図10〜図1
2を用いて説明する。
【0043】(電源投入時の処理)電源投入時の処理P
10を図10を用いて説明する。電源投入時の処理P1
0は、電源が投入されると、傾斜センサ40の出力を監
視して端末10の傾斜の有無を判定する(S11)。
【0044】端末10が傾斜しているか否かは傾斜セン
サ40の出力を用いて検出するが、図8に示したような
傾斜センサの構造上、ユーザの一時的な保持角度の変化
によってON/OFFを繰り返すチャタリングが発生し
やすい。例えば、ユーザが一時的に表示画面を見ること
をやめた場合などには、意図せずに表示画面上方向を下
に向けて端末を保持するようなことがよくあり、このよ
うな場合に表示方向を変更することは好ましくない。よ
って、本発明においては、予め不揮発メモリ13の傾斜
判定時間記憶領域131に記憶されている傾斜判定時間
データを読み出し、傾斜判定時間の間継続して傾斜有り
を検知した場合のみ、傾斜有りと判定して、チャタリン
グなどの弊害を除くようにする。この傾斜判定時間は、
1秒〜5秒に設定することが望ましい。
【0045】ステップS11において傾斜有りと判断し
た場合、端末10の傾斜方向を検出し(S12)、この
傾斜方向に基づいて、不揮発性メモリ13の表示方向デ
ータ領域132に表示方向データ(上、下、左、右)を
書き込む(S13)。
【0046】次いで、検出した傾斜方向から得た表示方
向データに基づいて表示方向を制御して(S15)、後
に説明する電子書籍表示処理P50を行い、電源投入時
の処理を終了する。
【0047】ステップS11での判定の結果、傾斜を検
出しなかったときには、不揮発メモリ13の表示方向デ
ータ記憶領域132に記憶されている表示方向データ
(上、下、左、右)を読み出し(S14)、電子書籍表
示処理P50を行い、電源投入時の処理を終了する。
【0048】(傾斜センサ割り込み処理)傾斜センサ割
り込み処理について、図11を用いて説明する。傾斜セ
ンサ割り込み処理P30は、端末10が画面に書籍デー
タを表示処理中に傾斜センサ40が傾斜の変化(ON→
OFF/OFF→ON)を検出した場合に実行される。
前に説明したように、傾斜センサ40ではチャタリング
が発生しやすい。よって、この処理では、傾斜センサ4
0から端末の傾斜の状態が変化した信号(ON→OFF
/OFF→ON)を受信すると、傾斜センサ割込み処理
P30が起動し、変化した状態が予め不揮発メモリ13
の傾斜判定時間記憶領域131に記憶されている傾斜判
定時間にわたって持続するか否かを監視し、実際に傾斜
状態が変化したか否かを判定する(S31)。
【0049】ステップS31で、傾斜状態の変化なしと
判定した場合には、表示方向を変化する必要が無いとし
て、傾斜センサ割込み処理P30を終了する。
【0050】ステップS31で、傾斜状態の変化があり
と判定した場合には、変化した後の傾斜の方向(上、
下、左、右)を検査する(S32)。
【0051】次いで、不揮発性メモリ13の表示方向デ
ータ領域132から今れまでの表示方向を示す表示方向
データを読み出し(S33)、変化後の傾斜の方向と、
読み出した表示方向データの傾斜の方向とを比較して傾
斜方向に変化があるか否かを判定する(S34)。
【0052】傾斜方向の変化が無いと判定した場合に
は、表示方向を変化する必要が無いとして、傾斜センサ
割込み処理P30を終了する。
【0053】傾斜方向の変化が有ると判定した場合は、
LCD20の画面に図4または図5に示した表示方向変
更メッセージ22、23を表示する(S35)。そし
て、不揮発メモリ13の入力判定時間記憶領域133に
予め記憶されている入力判定時間の間、ユーザからのペ
ージめくりボタン30の押下を受け付け(S36)、ユ
ーザが該表示方向の変更を承認してページめくりボタン
30を操作したか否かを検査する(S37)。
【0054】入力判定時間の間に、ユーザがページめく
りボタン30を操作しなかったと判定した場合には、表
示方向を変更する必要が無いとして、傾斜センサ割込み
処理P30を終了する。
【0055】入力判定時間内にユーザがページめくりボ
タン30を操作した場合には、ステップS32で検査し
た方向の表示方向データを不揮発性メモリ13の表示方
向データ領域132に書き込み(S38)、書籍データ
91のページデータ931を傾斜方向と表示方向が同一
となる、すなわち、保持した端末10の上部が画面の上
方向になるようにLCD20の画面上に画像を再表示す
る(S39)。
【0056】この実施の形態では、ユーザが不用意に端
末10を傾けたことによって、画面の表示方向がユーザ
の意に反して変わるのを避けるために、画面の表示方向
を変える前にページめくりボタン30を用いて表示方向
変更の確認をユーザが行うようにしている。すなわち、
連続したページめくり操作の延長上にあるページめくり
ボタン30を用いてユーザに無理の無い操作を実現して
いる。しかし、画面表示方向の変更のための操作とペー
ジめくり操作との混同を避けるために、この確認にペー
ジめくりボタン30以外の、表示方向変更機能を有する
ボタンを設けたり、LCD20に張り合わされたタッチ
スクリーンでマーク23を指示する等の操作手法を用い
て表示方向の確認を行うようにすることができる。
【0057】(電子書籍表示処理)電子書籍表示処理P
50の処理内容を図12を用いて説明する。電子書籍表
示処理P50は、まず、PCカード90に記憶された書
籍データ91を読み出し、メモリ14上に格納する(S
51)。
【0058】次いで、不揮発性メモリ13の最終書籍I
D領域134に予め記憶されている前回にメモリ14に
格納した書籍データ91の最終書籍ID910を読み出
し(S52)、最終書籍ID領域134から読み出した
最終書籍IDと、PCカード90から読み出した書籍デ
ータの書籍ID(新たな書籍ID)とを比較する(S5
3)。
【0059】双方の書籍IDが、不一致の場合は、不揮
発性メモリ13の最終書籍ID領域134の最終書籍I
Dを新たな書籍IDに書替え(S54)るとともに、不
揮発性メモリ13の最終表示ページID領域135に格
納された最終表示ページIDを初期ページIDに書き替
える(S55)。
【0060】次いで、最終表示ページID領域135か
らページIDを読み出し(S56)、さらに、不揮発性
メモリ13の表示方向データ領域132から表示方向デ
ータを読み出し(S57)、ページIDと同じページI
Dに対応するページデータをメモリ14から読み出し
て、LCD12の画面に前記示方向データで示される方
向でページの内容の画像を表示する(S58)。
【0061】一方、ステップS53で書籍ID一致判定
の結果、双方の書籍IDが一致しているときには、最終
表示ページID領域135からページIDを読み出し
(S56)、さらに、不揮発性メモリ13の表示方向デ
ータ領域132から表示方向データを読み出し(S5
7)、ページIDと同じページIDに対応するページデ
ータをメモリ14から読み出して、LCD12の画面に
前記表示方向データで示される方向でページデータを表
示する(S58)。
【0062】ページ表示中にページめくりボタン30ま
たはページ戻りボタン60の押下げを監視し(S5
9)、ページめくりボタンなどから入力があったときに
は、いずれの内容の入力であるかを検査する(S6
0)。
【0063】ステップS60の検査の結果、ページめく
りボタン30が押し下げられたときには、次ページID
を最終ページID領域135に書き込み(S61)、ス
テップS56に戻る。
【0064】ステップS60の検査の結果、ページ戻り
ボタン60が押し下げられたときには、前ページIDを
最終ページID領域135に書き込み(S62)、ステ
ップS56に戻る。ステップS60の検査の結果、図示
を省略した終了ボタンをが押し下げられたり、表示する
ページが無くなったときには、表示中のページIDを最
終ページID領域135に書き込み(S63)、電子書
籍表示処理P50を終了する。
【0065】以上の実施の形態では、端末10に傾斜セ
ンサ40を設け、ユーザが保持している端末10の傾き
方向を検出して、書籍のページを表示する画面の上下方
向を判定することによって、低い方が手前になるように
表示するとともに、一つのページめくりボタン30で、
左右どちらの手でも操作、保持可能な電子書籍端末10
を実現した。
【0066】なお、端末10の一時的な傾斜の変化によ
って、ページの表示方向が変化すると使い難い。したが
って、この実施の形態では、表示方向を変える前にユー
ザの確認を行わせている。さらに、その確認には連続し
たページめくり操作の延長上にあるページめくりボタン
30を用いることにより、ユーザに無理の無い操作を実
現している。
【0067】(上下ページめくりボタンの実施例)本発
明の第2の実施の形態を図13を用いて説明する。前述
の実施の形態では、図1に示すようにページめくり(送
り)操作を行うページめくりボタン30を1個設け、ペ
ージ戻し操作を別の個所に設けた全く別形状のボタン6
0によって行ったが、この実施の形態では、ページめく
りボタンを2分割して、同一形状のページ送りボタンと
ページ戻しボタンとした点に特徴を有している。
【0068】図13に示す状態では、上方向に位置して
いるボタン30aの押下がページ送り操作、下方向に位
置しているボタン30bの押下がページ戻し操作とな
る。さらに、端末10を図2(a)に示すように保持し
た場合には、下方向に位置したボタン30aの押下がペ
ージ戻し操作、上方向に位置したボタン30bの押下が
ページ送り操作となる。しかしながら、ページ送りボタ
ンとページ戻しボタンの働きは、上記した内容と逆とし
てもよい。すなわち、上方向に位置しているボタン30
aの押下がページ戻し操作、下方向に位置しているボタ
ン30bの押下がページ送り操作となる。
【0069】したがって、この実施の形態の場合、図1
1に示した傾斜センサ割り込み処理P30では、変更メ
ッセージ表示(S35)において図14に示す変更メッ
セージを表示し、ページボタン入力(S36)において
は変更後に上方向となるページボタン30aまたは30
b(図14に示した変更メッセージ中の記号22a、マ
ーク23が示す方向と一致するボタン)のみの押下を検
出する。
【0070】そして、図10に示した電子書籍表示処理
P50では、入力検査(S60)において、表示方向デ
ータを参照し、表示中の画面の上方向のページボタン
(30aまたは30b)の押下をページ送り操作、下方
向のページボタン(30aまたは30b)の押下をペー
ジ戻し操作と判定する。
【0071】これにより、ページボタン30aおよびペ
ージボタン30bがユーザの右手または左手のどちらに
あっても、常に上方向のボタンと下方向のボタン(30
aまたは30b)の意味(ページ送りまたは戻し)が維
持される。
【0072】図15を用いて本発明の第3の実施の形態
を説明する。 (背面スイッチの実施の形態)上述の実施の形態では、
ユーザが電子書籍のページめくり操作を行うページめく
りボタン30は、端末10の側面に取り付けられてい
た。この実施の形態は、端末10の背面にページめくり
操作を行うページめくりスイッチ35を設けた点に特徴
を有している。
【0073】図15は、この実施の形態にかかる端末1
0を裏面から見た図であり、端末10の背面にページめ
くり操作を行うページめくりスイッチ35を設けてい
る。ページめくりスイッチ35は、ユーザが端末筐体の
どの側面を保持しても指が届く側面からの距離内(距離
(a)、(b)、(c)、(d))に設けられている。
これにより、端末の保持方向をかえた場合も、1つのペ
ージめくりスイッチ35でページめくり操作が可能とな
る。
【0074】なお、一般的な保持方法と、手の大きさや
指の長さを考慮すると、距離(a)、(b)、(c)、
(d)は1〜4cmが適当である。ページめくりスイッ
チ35は、一般の機械式モーメンタリプッシュスイッ
チ、圧力メンブレムスイッチ等、該スイッチ面へユーザ
が触手または圧迫することにって電気回路の変化が得ら
れるものであれば、どのような形態のスイッチでも用い
ることができる。
【0075】(端末装置の取り付け例)上述の実施の形
態では、ユーザの端末10の保持状態の意図的でない一
時的な変化によってLCD20の画面に表示される画像
の表示方向が変化することを防止するため、端末10の
傾斜の変化に際しては、端末10は図4、図5、図14
に示したような表示方向変更の確認のメッセージを画面
に表示し、ページめくりボタン30の押下によるユーザ
の確認後に画面の表示方向を傾斜に合わせて変化させて
いる。
【0076】この発明の第4の実施の形態を図16を用
いて説明する。図16に示すように、歯科医院の治療用
椅子に回転軸81を有する自在アーム80を設け、この
アームの先端部に端末10を取り付けて、レントゲン写
真などを表示するようにした場合には、端末10の方向
がユーザの意図無しに変えられる場合は非常に少ない。
よって、この実施の形態では、図11に示した傾斜セン
サ割り込み処理P30においては、表示方向の変更をユ
ーザが確認して表示方向の変更を支持するステップS3
5〜ステップS37の処理を省略した。したがって、ユ
ーザが、端末10の方向を変化したり回転させた場合
は、傾斜センサ40a、40bが該端末10の方向を検
出し、ステップS34の判定の結果方向の変更があった
ときには、ステップS38に移行し、LCD20の画面
への画像の表示方向を自動的に変更する。
【0077】図17を用いて本発明の第5の実施の形態
を説明する。 (画面の自動拡大縮小)この実施の形態は、端末10を
横長に保持して、画面に見開きページを表示できるよう
にしている。図17に示すように、ユーザが端末10
を、縦長方向に保持する図17(a)の場合と、横長方
向に保持する図17(b)の場合を考える。これらの場
合、横長方向で2ページ同時に表示された画像25a,
25bは、縦長方向では1ページ25に拡大されて表示
されることが好ましい。このようなことを解決するため
に、特開平9−26562号公報に示された画像表示装
置では、ユーザが回転ボタンまたは拡大ボタンを指示す
ることによって画像を回転、拡大して表示しており、ユ
ーザの操作が増加している。
【0078】この実施の形態では、表示方向の変更に伴
う画像の拡大または縮小処理を、自動的に行うようにし
て、ユーザの操作の増加を防いでいる。すなわち、この
実施の形態では、上述の実施の形態で示したと同様に、
傾斜センサ40a,40bを用いて端末10の回転を検
出しており、この端末の回転に対応して画像の表示方向
を変更する際に、図11に示した再描画処理(S39)
または図10に示したページ表示処理(S58)におい
て、表示する画像のページ数の変更と画像の拡大または
縮小を自動的に行うようにした。
【0079】このことによって、端末10を横長に保持
したときには、横長の画面に縦長に縮小された2頁の画
面を左右2面見開きに並べて表示し、端末10を縦長に
保持したときには、1ページ分の画面を通常の大きさに
して表示することを、ユーザの操作を増大することなし
に行うことができる。
【0080】
【発明の効果】本発明では、端末10に傾斜センサ40
を設け、ユーザが保持している端末の傾き方向を検出し
て書籍のページを表示する画面の上下方向を判定し、低
い方が手前になるようにページを表示するので、一つの
ページめくりボタンで、左右どちらの手でも操作と保持
が可能な電子書籍端末10を実現した。
【0081】なお、一時的な傾斜の変化により、ページ
の表示方向が変化すると使い難いので、本発明では、表
示方向を変える前にユーザに方向を変更するか否かを確
認してから変更している。さらに、その確認には連続し
たページめくり操作の延長上にあるページめくりボタン
30を用いることによって、ユーザに無理の無い操作を
実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子書籍端末の外観を示す斜視
図。
【図2】図1に示した電子書籍端末の使用例を示す斜視
図。
【図3】図1に示した電子書籍端末のハードウェア構成
を示すブロック図。
【図4】図1に示した電子書籍端末の画面に表示する表
示方向変更メッセージの例を示す図。
【図5】図1に示した電子書籍端末の画面に表示する表
示方向変更マークの例を示す図。
【図6】図1に示した電子書籍端末に用いるページめく
りボタンの構造を模式的に示す断面図。
【図7】図1に示した電子書籍端末に用いる書籍データ
のデータ構造を示す図。
【図8】本発明に用いる傾斜センサの構造を説明する
図。
【図9】本発明に用いる傾斜センサの使用状態を説明す
る図。
【図10】本発明における電源投入時の処理を説明する
フロー図。
【図11】本発明における傾斜検出時の割り込み処理を
説明するフロー図。
【図12】本発明における電子書籍表示処理の処理を説
明するフロー図。
【図13】第2の実施の形態のページめくりボタンを備
えた電子書籍端末の外観を説明する斜視図。
【図14】図13の電子書籍端末の画面に表示する表示
方向変更メッセージの例を示す図。
【図15】第3の実施の形態の電子書籍端末の背面形状
を説明する斜視図。
【図16】電子書籍端末の取り付け例を示す図。
【図17】電子書籍端末の画面の拡大縮小表示を説明す
る図。
【符号の説明】
10 電子書籍端末 11 中層処理ユニット(CPU) 12 液晶デバイス(LCD) 13 不揮発性メモリ(FM) 14 メモリ(MM) 15 PCカードコントローラ(PCCC) 16 I/Oコントローラ(I/O) 17 バス 20 液晶表示デバイス 21 メッセージ表示領域 22 表示方向変更メッセージ 23 表示方向マーク 30 ページめくりボタン 35 ページめくりスイッチ 40 傾斜センサ 41 水銀スイッチ 42 鋼球を用いたスイッチ 50 PCカード挿入用スリット 60 戻しボタン 70 電源スイッチ 90 PCカード 91 書籍データ 131 傾斜判定時間領域 132 表示方向データ領域 133 入力判定時間領域 134 最終書籍ID領域 135 最終表示ページID領域 P10 電源投入時の処理 P30 傾斜検出時の処理 P50 電子書籍表示処理
フロントページの続き (72)発明者 大手 一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 伊藤 栄朗 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 中出 真弓 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5B069 AA20 BA04 BB01 DC13 DD20 JA10 5B075 MM23 ND03 PP10 PQ02 PQ54 PQ67 UU11 5C082 AA01 AA21 AA22 BD02 CA42 CA76 CB01 CB06 MM09 5E501 AA12 AC19 AC37 BA03 BA05 CA04 CB03 CB20 FA13 FA14 FB02 FB33

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を有する表示装置において、該
    表示手段の表示面の傾斜の有無と表示面の傾斜の方向を
    検出する傾斜検出手段と、該傾斜検出手段で検出した表
    示面の傾斜の低い側が表示する画面の下方向となるよう
    に表示手段に画像を表示する表示制御手段とを有するこ
    とを特徴とした表示装置。
  2. 【請求項2】 上記表示面の傾斜の有無は、表示面が一
    定角度以上の傾斜となったときに傾斜ありと判断するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記表示装置の電源投入時に、傾斜検出
    手段で表示面の傾斜を検出し、表示面の傾斜の低い側が
    表示する画面の下方向となるように表示手段に画像を表
    示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 上記傾斜検出手段は、傾斜方向の変化ま
    たは傾斜の有無の変化を検知した場合に、傾斜の方向ま
    たは傾斜の有無の変化後の状態がある時間以上持続した
    場合にのみ、その傾斜の方向と傾斜の有無を検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記表示手段に表示する画面の表示方向
    を、傾斜検出手段の検出結果に合わせて変える前に、表
    示方向を変えることをユーザに通知するメッセージおよ
    び/またはマークを画面に表示することを特徴とする請
    求項1に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 上記表示手段に表示する画面の表示方向
    を、傾斜検出手段の検出結果に合わせて変える前に、表
    示方向を変えることをユーザに通知するランプの点灯ま
    たは音の鳴動を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    表示装置。
  7. 【請求項7】 ユーザが操作指示を行うための入力手段
    を備え、画面に表示方向を変えることをユーザに通知す
    るメッセージおよび/またはマークを表示した後、もし
    くは、表示方向を変えることをユーザに通知するランプ
    の点灯または音の鳴動を行った後、前記入力手段により
    表示方向の変更の承諾をユーザが指示した場合に、表示
    方向を変化させることを特徴とする請求項5または請求
    項6に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記表示手段に表示する画像を切り替え
    る一つのページめくりスイッチを設け、傾斜検出手段の
    検出結果に合わせて画面の表示方向を変える前に、表示
    方向を変えることをユーザに通知するメッセージおよび
    /またはマークを表示した後、もしくは、表示方向を変
    えることをユーザに通知するランプの点灯または音の鳴
    動を行った後、前記ページめくりスイッチの押下により
    表示方向の変更の承諾をユーザが指示した場合に、表示
    方向を変化することを特徴とする請求項7に記載の表示
    装置。
  9. 【請求項9】 上記表示手段に表示する画像の表示方向
    を変えることをユーザに通知するメッセージまたは文字
    を含むマークは、表示方向を変えた後の方向から見やす
    い文字または方向から構成されるように表示することを
    特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 上記入力手段またはページめくりスイ
    ッチの押下による表示方向の変更の承諾を行う入力は、
    傾斜検出手段が傾斜方向の変化または傾斜の有無を検出
    してからある時間以内だけ受け付け有効となることを特
    徴とする請求項7または請求項8に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 上記表示手段に表示される画像を切り
    替える一つのページめくりスイッチを設け、該ページめ
    くりスイッチは、ユーザが端末を前方に保持している状
    態で、端末の横方向からまたは表示面上面方向からもし
    くは斜め上方向からの押下のいずれもが可能であるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 上記表示手段に表示する画像を切り替
    える2つ以上のページ操作スイッチを設け、それら複数
    のページ操作スイッチ相互の空間的位置において、傾斜
    検出手段で検出された表示面の傾斜の高い側に位置する
    ページ操作スイッチをページ送り操作に割り当てるスイ
    ッチ割当手段を設けたことを特徴とした請求項1に記載
    の表示装置。
  13. 【請求項13】 上記表示手段に表示する画像を切り替
    える2つ以上のページ操作スイッチを設け、それら複数
    のページ操作スイッチ相互の空間的位置において、傾斜
    検出手段で検出された表示面の傾斜の低い側に位置する
    ページ操作スイッチをページ送り操作に割り当てるスイ
    ッチ割当手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の表示装置。
  14. 【請求項14】 上記表示手段に表示する画像を切り替
    える2つ以上のページ操作スイッチを設け、それら複数
    のページ操作スイッチ相互の空間的位置において、表示
    手段に表示した画面の上方向にあるページ操作スイッチ
    をページ送り操作に割り当てるスイッチ割当手段を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 上記表示手段に表示する画像を切り替
    える2つ以上のページ操作スイッチを設け、それら複数
    のページ操作スイッチ相互の空間的位置において、表示
    手段に表示した画面の下方向にあるページ操作スイッチ
    をページ送り操作に割り当てるスイッチ割当手段を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 上記表示装置の表示面を前面としたと
    き、表示装置の背面に表示手段に表示する画像を切り替
    えるページめくりスイッチを設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 上記傾斜検出手段により表示装置の表
    示手段の傾斜方向を検出し、表示制御手段が、検出され
    た傾斜の方向に合わせて上記表示手段に表示する画像の
    拡大または縮小もしくは表示する画像の枚数の変更を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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