JP5785718B2 - ステッピングモータの駆動回路、その集積回路およびそれを備える電子機器 - Google Patents

ステッピングモータの駆動回路、その集積回路およびそれを備える電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、ステッピングモータの駆動回路、それを集積化した集積回路およびそれを備える電子機器、ならびに、ステッピングモータの駆動回路の制御方法に関し、より特定的には、駆動回路からステッピングモータへ励磁電流を伝達する経路の異常を検出する技術に関する。
近年、たとえば、プリンタ、ファックス、またはスキャナなどの電子機器において、ムラのない滑らかな回転を実現して低振動かつ低騒音を可能とするステッピングモータが多く使用されている。ステッピングモータは、一般的に、2相の励磁コイルに、互いに位相が90°ずれた励磁電流を正弦波に近い波形(すなわち、擬似正弦波)で変化させて印加することによって駆動される。
特開2008−029145号公報(特許文献1)には、励磁電流の上限値を示す参照電圧に基づいて励磁電流の目標値を示す目標電圧を生成する目標電圧生成部と、この目標電圧に基づいて励磁電流を制御するための電流制御部とを備えた、ステッピングモータの駆動回路の例が開示される。
特開2008−029145号公報
このようなステッピングモータの駆動システムにおいては、駆動回路とステッピングモータとは互いに配線で接続される。この配線は、駆動回路およびステッピングモータにおいて、端子またはコネクタなどの接続部によって接続される。さらに、配線の中間部においても、配線同士がコネクタなどで接続される場合がある。
この配線の接続部が緩んだり、接触不良となったり、あるいは配線が断線してしまったりした場合には、駆動回路から励磁コイルに適切に励磁電流が供給できなくなるため、ステッピングモータを駆動することができなくなる。
しかしながら、特開2008−029145号公報(特許文献1)に開示される駆動回路においては、このような配線異常を駆動回路側で検出する構成とはなっていなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ステッピングモータへ励磁電流を供給するための配線の異常を検出可能な、ステッピングモータの駆動回路を提供することである。
本発明によるステッピングモータの駆動回路は、目標電圧生成部と、電流制御部と、異常検出部とを備える。目標電圧生成部は、ステッピングモータに流れる励磁電流の上限値を示す参照電圧に基づいて定められる励磁電流についての目標値を示す目標電圧を生成する。電流制御部は、目標電圧に基づいて、励磁電流の値が目標値に保たれるように励磁電流を制御する。また、電流制御部は、励磁電流に対応する電圧と目標電圧とを比較するための比較部を含む。そして、異常検出部は、比較部からの出力信号と励磁電流の極性を示す制御信号とに基づいて、駆動回路からステッピングモータへ励磁電流が供給される経路の異常を検出する。
好ましくは、ステッピングモータは、第1および第2の励磁コイルを含む。電流制御部は、第1および第2の励磁コイルのそれぞれに対応する励磁電流を出力するための第1のチャンネルおよび第2のチャンネルを含む。電流制御部は、第1および第2のチャンネルの一方のチャンネルについての制御信号が予め定められた状態となる所定タイミングにおいて、他方のチャンネルの出力信号の状態に基づいて、異常が発生していることを検出する。
好ましくは、電流制御部は、第1および第2のチャンネルの一方のチャンネルについての制御信号が所定タイミングとなった場合に、他方のチャンネルについての励磁電流に対応する電圧が当該チャンネルの目標値に到達していないことを、出力信号が示している場合に、異常が発生していることを検出する。
好ましくは、制御信号はパルス状の信号であり、所定タイミングは制御信号の立ち下がりのタイミングに基づいて定められる。
好ましくは、異常検出部は、予め定められた回数連続して異常が検出されたことに応答して異常を確定する。
好ましくは、異常検出部は、異常が確定したことに基づいて異常信号を出力する。
好ましくは、目標電圧生成部は、参照電圧を上限値に対する目標値の0から1まで段階的に変化する比率に従って分圧することによって目標電圧を生成する。
好ましくは、駆動回路は、駆動回路外部からの情報に基づいて、比率を示す信号および制御信号を生成する指令生成部をさらに備える。
本発明による集積回路は、上記のうちのいずれかの駆動回路が集積化されたものである。
本発明による電子機器は、ステッピングモータと、上記いずれかの駆動回路とを備える。
本発明によるステッピングモータの駆動回路の制御方法は、ステッピングモータに流れる励磁電流の上限値を示す参照電圧に基づいて定められる励磁電流についての目標値を示す目標電圧を生成するステップと、目標電圧に基づいて励磁電流の値が目標値に保たれるように励磁電流を制御するステップと、励磁電流に対応する電圧と目標電圧とを比較するステップと、比較するステップによる出力信号と励磁電流の極性を示す制御信号とに基づいて、駆動回路からステッピングモータへ励磁電流が供給される経路の異常を検出するステップと備える。
本発明によれば、ステッピングモータの駆動回路において、ステッピングモータへ励磁電流を供給するための配線の異常を検出することが可能となる。
実施の形態1に従うステッピングモータの駆動回路を含む、モータ駆動システムの全体ブロック図である。 フルステップモードの場合の異常検出制御を説明するためのタイムチャートの例である。 ハーフステップモードの場合の異常検出制御を説明するためのタイムチャートの例である。 ハーフステップモードの場合の異常検出制御を説明するためのタイムチャートの他の例である。 実施の形態1において、異常検出部で実行される異常検出制御を説明するための機能ブロック図である。 実施の形態1において、異常検出部で実行される異常検出制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従うステッピングモータの駆動回路を含む、モータ駆動システムの全体ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従うステッピングモータの駆動回路100を含む、モータ駆動システム10の全体ブロック図である。このモータ駆動システム10は、たとえば、プリンタ、ファックス、スキャナ、またはカメラなどの電子機器の駆動部として使用される。
図1を参照して、ステッピングモータ200は2相のステッピングモータである。ステッピングモータ200は、2相にそれぞれ対応する励磁コイルL1,L2と、回転子210とを備える。
励磁コイルL1,L2には励磁電流IOUT1,IOUT2がそれぞれ流れる。駆動回路100はステッピングモータ200を駆動する際に励磁電流IOUT1,IOUT2の値が設定値に保たれるよう励磁電流IOUT1,IOUT2を制御する。
なお、本実施の形態では、駆動回路100はステッピングモータをマイクロステップ駆動させるものとする。すなわち駆動回路100は励磁電流IOUT1,IOUT2の比率を細かく変えていくことによって、基本ステップ角よりも細かいステップ角でステッピングモータの回転子210を回転させる。
駆動回路100は、入力バッファ110と、D/Aコンバータ(DAC)120と、電流制御回路130と、異常検出部170と、PWM制御部180と、発振回路190とを含む。
電流制御回路130は、比較器131,132と、論理回路141,142を有する論理制御部140と、プリドライバ151,152を有するプリドライバ部150と、Hブリッジ161,162とを含む。
比較器131と、論理回路141と、プリドライバ151と、Hブリッジ161とにより、励磁コイルL1に励磁電流IOUT1を供給するチャンネルCH1に対応する回路が構成される。また、比較器132と、論理回路142と、プリドライバ152と、Hブリッジ162とにより、励磁コイルL2に励磁電流IOUT2を供給するチャンネルCH2に対応する回路が構成される。なお、チャンネルCH1,CH2に対応するそれぞれの回路の構成および機能は同様であるので、以下に示す回路の詳細な説明においては、チャンネルCH1に関して説明を行ない、チャンネルCH2に関しての同様の説明は繰り返さない。
入力バッファ110はいわゆるボルテージフォロワ回路であり、入力される参照電圧VREFをそのまま出力する。参照電圧VREFは励磁電流IOUT1,IOUT2の上限値を示す電圧である。
D/Aコンバータ120は本発明のステッピングモータの駆動回路における「目標電圧生成部」に対応する。D/Aコンバータ120は参照電圧VREFと制御信号I01,I11とを受けて、チャンネルCH1に対する目標電圧VA1を出力する。なお、制御信号I01,I11は励磁電流IOUT1の上限値に対する励磁電流IOUT1の設定値の比を0から1まで変化させる信号である。
詳細に説明すると、制御信号I01,I11の電位レベルはH(ハイ)レベルとL(ロー)レベルとの間で切換わる。よって制御信号I01,I11の電位レベルの組合せは4通りある。励磁電流IOUT1の上限値に対する励磁電流IOUT1の設定値の比率は、制御信号I01,I11の電位レベルの組合せ(H,H),(L,H),(H,L),(H,H)に対して、たとえば、それぞれ0%,33%,67%,100%の、4つの値の間で変化する。D/Aコンバータ120は、上記の比率に従って参照電圧VREFを分圧することにより目標電圧VA1を生成する。
電流制御回路130は、目標電圧VA1を受けて励磁電流IOUT1の値が設定値に保たれるように励磁電流IOUT1を制御する。
比較器131は、駆動回路100の外部に設けられた抵抗R1によって変換されたHブリッジ161を流れる電流(励磁電流IOUT1)を示す電圧RNF1と、目標電圧VA1とを比較し、比較結果を示す出力信号CLOUT1を生成する。出力信号CLOUT1は、たとえば、電圧RNF1が目標電圧VA1に到達していない場合にはハイ(Hi)に設定され、電圧RNF1が目標電圧VA1に到達した場合にはロー(Lo)に設定される。
なお、本実施の形態においては、抵抗R1が駆動回路100の外部に設けられる構成の例を示すが、抵抗R1は駆動回路100に含まれてもよい。
論理回路141は、励磁電流IOUT1の極性を示す制御信号PHA1と比較器131の出力信号CLOUT1とを受ける。そして、論理回路141は、これらの信号と、発振回路190からの発振信号OSCに基づいてPWM制御部によって設定された制御信号PWMとを用いて、駆動信号を生成する。
プリドライバ151は論理回路141から送られる駆動信号を増幅する。プリドライバ151からの信号はHブリッジ161に与えられる。Hブリッジ161の動作に応じて、励磁コイルL1に供給される励磁電流IOUT1の大きさが変化する。
励磁電流IOUT1の大きさが上限値を超えた場合(すなわち比較器131の出力がRNF1>VA1を示す場合)には論理回路141は励磁電流IOUT1を減少させる。励磁電流IOUT1を減少させる動作を開始してから所定時間の経過後に、論理回路141は励磁電流IOUT1を増加させる。この動作を繰り返すことによって、励磁電流IOUT1の値は設定値に保たれるように制御される。
Hブリッジ161は、P型MOSトランジスタQ11,Q12とN型MOSトランジスタQ13,Q14とを含む。P型MOSトランジスタQ11とN型MOSトランジスタQ13とはステッピングモータ200の電源電位VMが与えられる電源ノードと抵抗R1の一方端が接続される端子T13との間に直列に接続される。同様にP型MOSトランジスタQ12とN型MOSトランジスタQ14とは上記の電源ノードと抵抗R1の一方端が接続される端子T13との間に直列に接続される。なお抵抗R1の他方端は接地ノードに接続される。
P型MOSトランジスタQ11とN型MOSトランジスタQ13とが接続されるノードN11は端子T11に接続される。同様にP型MOSトランジスタQ12とN型MOSトランジスタQ14とが接続されるノードN12は端子T12に接続される。励磁コイルL1の2つの端子は、配線を解して端子T11,T12にそれぞれ接続される。
なお、上記においては、P型MOSトランジスタおよびN型MOSトランジスタで形成されたHブリッジを用いる構成の例として説明したが、Hブリッジを形成するトランジスタの構成は、全てN型MOSトランジスタを用いるようにしてもよい。このように、全てをN型MOSトランジスタを用いてHブリッジを形成した場合には、上記のP型MOSトランジスタおよびN型MOSトランジスタを用いた場合と比べて、トランジスタを駆動するための昇圧回路が別途必要とはなるが、N型MOSトランジスタのほうがP型MOSトランジスタよりも回路面積が小さくできる傾向にあるので、たとえばP型MOSトランジスタの出力電流が大きい場合には、昇圧回路を含めたとしてもN型MOSトランジスタを全てに用いるほうが回路全体の面積を小さくできるという利点を有し得る。一方、上記の例のようにP型MOSトランジスタおよびN型MOSトランジスタを用いると、昇圧回路が不要になる。そのため、Hブリッジを形成するトランジスタの型式は、回路に流れる電流や回路面積等のファクタを勘案して適宜選択される。
異常検出部170は、励磁電流IOUT1,IOUT2の極性をそれぞれ示す制御信号PHA1,PHA2と、比較器131,132の出力信号CLOUT1,CLOUT2と、発振回路190からの発振信号OSCとを受ける。異常検出部170は、これらの情報に基づいて、駆動回路100からステッピングモータ200へ励磁電流IOUT1,IOUT2を供給する配線に異常が発生しているか否かを検出する異常検出制御を実行する。
次に、図2および図3を用いて、上記の異常検出部170にて実行される、異常検出制御の概要について説明する。図2は、フルステップモードの場合におけるタイムチャートの例を示し、図3はハーフステップモードの場合におけるタイムチャートの例を示す。図2および図3のいずれにおいても、横軸には時間が示され、縦軸には励磁電流の極性を示す制御信号PHA1,PHA2の状態、目標電圧の分圧比を定める制御信号I01,I11,I02,I12の状態、および励磁電流IOUT1,IOUT2の状態が示される。
図1および図2を参照して、このフルステップモードの場合には、制御信号I01,I11,I02,I12は常にローレベル(Lo)に設定され、励磁電流IOUT1,IOU2は、それぞれ制御信号PHA1,PHA2に同期して、+100%の状態と−100%の状態とで、方形波状に切換わる。
具体的には、励磁電流IOUT1については、時刻t1において制御信号PHA1がハイレベルからローレベルに立ち下がることに伴って、励磁電流IOUT1が+100%から−100%へ切換わり、時刻t3にて制御信号PHA1がローレベルからハイレベルに立ち上がることに伴って、励磁電流IOUT1が−100%から+100%へ切換わる。
励磁電流IOUT2については、上述のように、励磁電流IOUT2と90°の位相差があるので、時刻t2において励磁電流IOUT2が+100%から−100%へ切換わり、時刻t4において励磁電流IOUT2が−100%から+100%へ切換わる。
図2からわかるように、チャンネルCH1の励磁電流IOUT1の極性が切換わるタイミング(時刻t1,t3)においては、チャンネルCH2の励磁電流IOUT2の極性が安定して維持された状態である。
このときに、チャンネルCH2の配線が正常であれば、励磁電流IOUT2は目標電圧VA2に到達しているので、比較器132の出力信号CLOUT2はLoの状態となる。一方、チャンネルCH2の配線に断線等の異常が生じていて、適切に励磁電流IOUT2が流れていなかった場合には、比較器132の出力信号CLOUT2はHiの状態となる。
したがって、一方のチャンネルにおける励磁電流の極性が切換わるタイミングにおいて、他方のチャンネルにおける比較器の出力信号の状態を検出することで、他方側の配線に異常が生じているか否かを判定することができる。
なお、比較器の出力信号の状態を検出するタイミングは、制御信号PHA1,PHA2の立ち上がり、または立ち下がりのいずれの場合としてもよい。あるいは、比較器の出力信号の状態を検出するタイミングは、制御信号PHA1,PHA2の立ち上がり、または立ち下がりから、所定の遅延時間経過後とするようにしてもよい。
次に、図3を用いてハーフステップモードの場合について説明する。ハーフステップモードにおいては、励磁電流IOUT1,IOUT2の極性の組合せ状態が変化する1/4周期の半分(すなわち、1/8周期)の時間だけ、各制御信号I01,I11,I02,I12の状態が制御される。
具体的には、図3の場合には、制御信号I01,I11は、図3中の時刻t22から時刻t23の間、および時刻t26から時刻t27の間だけHiの状態にされる。一方、制御信号I02,I12については、図3中の時刻t20から時刻t21の間、および時刻t24から時刻t25の間だけHiの状態にされる。このようにすることによって図3に示されるように、制御信号I01,I11,I02,I12がHiの状態の場合には、励磁電流IOUT1,IOUT2は0%の状態となり、励磁電流IOUT1,IOUT2をより正弦波に近い波形にすることができる。
この場合においても、図2の場合と同様に、励磁電流の極性が切換わるタイミングにおいて(たとえば、時刻t22,t24)において、他方側のチャンネルの電流状態を検出することによって、他方側のチャンネルの配線に異常が生じているか否かを判定することができる。
なお、ハーフステップモードの場合は、制御信号I01,I11,I02,I12の組合せによって、異なる励磁電流の波形とすることも可能である。たとえば、図4は、制御信号I01,I02は1/8周期だけLoとなるように設定し、制御信号I11,I12は1/8周期だけHiとなるように設定した場合の一例である。この場合には、図4中の時刻t31から時刻t32の間、時刻t33から時刻t34の間、時刻t35から時刻t36の間、時刻t37から時刻t38の間において、励磁電流のレベルとして+67%または−67%の中間の状態とすることができ、励磁電流をさらにより正弦波に近づけることができる。
図4の場合、制御信号PHA1,PHA2の状態がちょうど切換わるタイミングにおいては、励磁電流のレベルが+100%(または−100%へ)変化するタイミングでもある。そのため、励磁コイルへの充電中の状態を検出してしまい適切に異常を検出できない可能性がある。このような場合には、上述のように、制御信号PHA1,PHA2の状態が切換わるタイミングから所定の遅延時間後の状態を検知するようにすることが好ましい。
さらに、図には示さないが、励磁電流IOUT1,IOUT2の極性の組合せ状態が変化する1/4周期のさらに1/4(すなわち、1/16周期)の間、制御信号I01,I11,I02,I12の状態を制御するクオータステップモードの場合には、制御信号I01,I11,I02,I12の組合せによって、さらに励磁電流のレベルを+33%または−33%の状態とすることができる。これによって、励磁電流の波形をより一層正弦波に近づけることができ、より滑らかな回転を実現することができる。
このクオータステップモードの場合にも、制御信号PHA1,PHA2の状態が切換わるタイミングに基づいた適切なタイミングで他方側のチャンネルの電流状態を検出することによって、他方側のチャンネルの配線に異常が生じているか否かを判定することができる。
図5は、実施の形態1において、異常検出部170で実行される異常検出制御を説明するための機能ブロック図である。図5の機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、異常検出部170によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図1および図5を参照して、異常検出部170は、電流リミット検知部171と、判定部172と、誤動作防止部173とを含む。
電流リミット検知部171は、発振回路190からの発振信号OSCと、比較器131,132からの出力信号CLOUT1,CLOUT2とを受ける。電流リミット検知部171は、出力信号CLOUT1,CLOUT2の各々について、発振信号OSCから定まる所定の期間(T1)の間に、出力信号CLOUT1,CLOUT2がLoになったか否か、すなわち、出力信号CLOUT1,CLOUT2がそれぞれ目標電圧VA1,VA2に到達して、励磁電流IOUT1,IOUT2が目標電圧VA1,VA2に対応する電流リミット値に達したか否かを判定する。
電流リミット検知部171は、上記の所定の期間に出力信号CLOUT1,CLOUT2がLoになった場合には、対応する検知信号CLD1,CLD2をオフに設定する。一方、上記の所定の期間に出力信号CLOUT1,CLOUT2がHiのままの場合には、検知信号CLD1,CLD2をオンに設定する。そして、電流リミット検知部171は、検知信号CLD1,CLD2を判定部172に出力する。
判定部172は、電流リミット検知部171からの検知信号CLD1,CLD2と、制御信号PHA1,PHA2とを受ける。判定部172は、図2〜図4で説明したように、制御信号PHA1,PHA2の立ち上がりまたは立ち下がりに基づいて定められる所定のタイミングにおいて、他方のチャンネルの検知信号CLD1,CLD2がオンに設定されているか否かを判定する。
判定部172は、上記の所定のタイミングにおいて、他方のチャンネルの検知信号CLD1,CLD2がオンに設定されている場合には、その他方側のチャンネルの配線に異常が発生している可能性があるとして、対応するチャンネルの異常フラグDET1,DET2をオンに設定する。検知信号CLD1,CLD2がオフの場合には、異常フラグDET1,DET2はオフに設定される。
そして、判定部172は、異常フラグDET1,DET2を誤動作防止部173へ出力する。
誤動作防止部173は、たとえば、ステッピングモータ200の動作状態による励磁電流の立ち上がり遅れやノイズの影響などにより、本来は配線の異常がないにもかかわらず、判定部172において一時的に異常と判定されてしまった場合の誤検出の影響を防止する機能である。
誤動作防止部173は、判定部172からの異常フラグDET1,DET2と、制御信号PHA1,PHA2とを受ける。誤動作防止部173は、制御信号PHA1,PHA2の連続した所定回数(たとえば、3回)の周期で、判定部172において連続して異常フラグDET1,DET2がオンに設定されたか否かを判定する。そして、誤動作防止部173は、所定回数連続して異常フラグDET1,DET2がオンに設定されたことを検出した場合に、配線の異常が発生していることを確定し、それに応答して異常信号ALMを出力する。この異常信号ALMは、駆動回路100の外部または内部に設けられる異常通知部(図示せず)において受信され、ユーザに対して異常の発生が通知される。
図6は、実施の形態1において、異常検出部170で実行される異常検出制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図6に示されるフローチャートは、異常検出部170内に設けられたプログラム可能なCPU(図示せず)によって実行される場合には、CPUに予め格納されたプログラムがメインルーチンから呼び出されて、所定周期で実行されることによって処理が実現される。あるいは、一部またはすべてのステップについて、専用のハードウェア(電子回路)で処理を実現することも可能である。
図1および図6を参照して、異常検出部170は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、比較器131,132からの出力信号CLOUT1,CLOUT2(以下、CLOUT1,CLOUT2を総称して「CLOUT」とも称する。)を取得する。そして、S110にて、異常検出部170は、これらの出力信号が所定期間T1の間、Hiの状態が継続しているか否かを判定する。
出力信号CLOUTが所定期間T1の間、Hiの状態が継続している場合(S110にてYES)は、異常検出部170は、S120にて、対応するチャンネルの検知信号CLD(以下、CLD1,CLD2を総称して「CLD」とも称する。)をオンに設定する。その後、処理がS130に進められる。
出力信号CLOUTが所定期間T1の間にLoの状態になった場合(S110にてNO)は、S120がスキップされた、処理がS130に進められる。
S130においては、異常検出部170は、制御信号PHA(以下、PHA1,PHA2を総称して「PHA」とも称する。)に基づく所定の検出タイミングが否かを判定する。
所定の検出タイミングでない場合(S130にてNO)は、異常検出部170は、当該処理を終了する。
所定の検出タイミングである場合(S130にてYES)は、処理がS140に進められて、次に異常検出部170は、他方のチャンネルの検知信号CLDがオンに設定されているか否かを判定する。
検知信号CLDがオンに設定されていない場合(S140にてNO)は、異常検出部170は、励磁電流が目標値通りとなっており配線の異常が発生していないと判断し、処理を終了する。
一方、検知信号CLDがオンに設定されている場合(S140にてYES)は、処理がS150に進められ、異常検出部170は、配線異常が発生している可能性があるとして、該当するチャンネルの異常フラグDET(以下、DET1,DET2を総称して「DET」とも称する。)をオンにセットする。
そして、異常検出部170は、S160にて、この異常フラグDETが、制御信号PHAの所定の回数(n回:nは自然数)の周期連続して検出されたか否かを判定する。
制御信号PHAがn回連続して検出されなかった場合(S160にてNO)は、異常検出部170は、異常状態の誤検出であるとして処理を終了する。
制御信号PHAがn回連続して検出された場合(S160にてYES)は、処理がS170に進められて、異常検出部170は、配線異常が発生していることを確定する。そして、異常検出部170は、S180にて、異常信号ALMを出力する。
このような処理に従って制御を行なうことによって、ステッピングモータの駆動回路において、ステッピングモータへ励磁電流が供給される配線の異常を検出することが可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態1におけるステッピングモータの駆動回路100においては、制御信号PHA1,PHA2および制御信号I01,I11,I02,I12が駆動回路100の外部から与えられる構成について説明したが、これらの制御信号は駆動回路内部で生成されてもよい。
実施の形態2においては、外部から与えられる制御モード等の情報に基づいて、上述の制御信号を内部で生成する機能を有するステッピングモータの駆動回路について説明する。
図7は、実施の形態2に従うステッピングモータの駆動回路100Aを含む、モータ駆動システム10Aの全体ブロック図である。図7は、実施の形態1の図1で説明した駆動回路100に、指令生成部115が追加された構成となっている。図7において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図7を参照して、駆動回路100Aは、図1に示した駆動回路100の構成に加えて、指令生成部115をさらに備える。
指令生成部115は、回路外部から、基準クロック信号CLKと、制御モード信号MODと、回転方向を示す信号CW_CCWと、イネーブル信号ENBとを受ける。制御モード信号MODは、実施の形態1の図2〜図4で説明したフルステップモード,ハーフステップモード,クオータステップモードのいずれを選択するかを定める信号である。
指令生成部115は、これらの情報に基づいて、制御信号PHA1,PHA2を生成して、論理制御部140および異常検出部170へ出力する。さらに、指令生成部115は、制御信号I01,I11,I02,I12を生成して、D/Aコンバータ120へ出力する。
これらの制御信号を当該駆動回路でのみ使用するような場合には、図7に示したように駆動回路内部に指令生成部を設ける構成とすることによって、これに相当する機能を有する回路を駆動回路外部に余分に設ける必要がなくなるので、より多くの用途に適用することができるという利点を有する。
なお、実施の形態1および実施の形態2で示した駆動回路は、それに含まれる回路,機能の一部または全部を個別の電子機器を用いて構築する構成としてもよいし、これらの回路全体を集積化した集積回路として構築する構成としてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A モータ駆動システム、100,100A 駆動回路、110 入力バッファ、115 指令生成部、120 D/Aコンバータ、130 電流制御回路、131,132 比較器、140 論理制御部、141,142 論理回路、150 プリドライバ部、151,152 プリドライバ、161,162 Hブリッジ、170 異常検出部、171 電流リミット検知部、172 判定部、173 誤動作防止部、180 PWM制御部、190 発振回路、200 ステッピングモータ、210 回転子、CH1,CH2 チャンネル、L1,L2 励磁コイル、N11,N12,N21,N22 ノード、Q11〜Q14,Q21〜Q24 トランジスタ、R1,R2 抵抗、T11〜T13,T21〜T23 端子。

Claims (9)

  1. 第1および第2の励磁コイルを含むステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータに流れる励磁電流の上限値を示す参照電圧に基づいて定められる前記励磁電流についての目標値を示す目標電圧を生成するための目標電圧生成部と、
    前記目標電圧に基づいて、前記励磁電流の値が前記目標値に保たれるように前記励磁電流を制御する電流制御部とを備え、
    前記電流制御部は、
    前記第1および第2の励磁コイルのそれぞれに対応する励磁電流を出力するための第1のチャンネルおよび第2のチャンネルと、
    前記励磁電流に対応する電圧と前記目標電圧とを比較するための比較部を含み、
    前記駆動回路は、
    前記比較部からの出力信号と前記励磁電流の極性を示す制御信号とに基づいて、前記駆動回路から前記ステッピングモータへ前記励磁電流が供給される経路の異常を検出するための異常検出部をさらに備え
    前記異常検出部は、前記第1および第2のチャンネルの一方のチャンネルについての前記制御信号が予め定められた状態となる所定タイミングにおいて、他方のチャンネルの前記出力信号の状態に基づいて、前記異常が発生していることを検出する、ステッピングモータの駆動回路。
  2. 前記異常検出部は、前記第1および第2のチャンネルの一方のチャンネルについての前記制御信号が前記所定タイミングとなった場合に、他方のチャンネルについての前記励磁電流に対応する電圧が当該チャンネルの前記目標値に到達していないことを、前記出力信号が示している場合に、前記異常が発生していることを検出する、請求項に記載のステッピングモータの駆動回路。
  3. 前記制御信号は、パルス状の信号であり、
    前記所定タイミングは、前記制御信号の立ち下がりのタイミングに基づいて定められる、請求項またはに記載のステッピングモータの駆動回路。
  4. 前記異常検出部は、予め定められた回数連続して前記異常が検出されたことに応答して前記異常を確定する、請求項1〜のいずれか1項に記載のステッピングモータの駆動回路。
  5. 前記異常検出部は、前記異常が確定したことに基づいて異常信号を出力する、請求項に記載のステッピングモータの駆動回路。
  6. 前記目標電圧生成部は、前記参照電圧を前記上限値に対する前記目標値の0から1まで段階的に変化する比率に従って分圧することによって前記目標電圧を生成する、請求項1〜のいずれか1項に記載のステッピングモータの駆動回路。
  7. 前記駆動回路外部からの情報に基づいて、前記比率を示す信号および前記制御信号を生成する指令生成部をさらに備える、請求項に記載のステッピングモータの駆動回路。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の駆動回路が集積化された、集積回路。
  9. 前記ステッピングモータと、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の駆動回路とを備える、電子機器。
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