JP5785522B2 - 苗移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、たばこ苗、レタス苗等の苗を移植する苗移植機に関する。
苗移植機は、特許文献1に開示されているように、周期的に圃場表土部に突入し、突入時に下端側が開放して圃場表土部に苗植付用穴を形成する苗植付具を備え、この苗植付具の内部空間に供給される苗が、苗植付具の下端側開放時に苗植付用穴の中に落ち込んで植付けられるように構成されており、上方から投入される苗を下方に落下供給する筒状の苗供給体と、該苗供給体から供給される苗を前記苗植付具の内部空間へ案内する筒状の苗ガイドとを設けている(特許請求の範囲)。
そして、苗植付位置の後方には、スプリングによって下向きに付勢された左右一対の鎮圧輪を設け、この鎮圧輪を取り付けた鎮圧輪フレームを植付深さ調節ガイド枠に上下回動自在に支持し、鎮圧輪フレームと一体の植付深さ調節レバーを上下に摺動操作して、鎮圧輪の取付高さを複数段階に設定し、苗の植付深さを段階的に調節できるようになっている。
特開2000−236712号公報
前記先行技術においては、植付深さ調節レバーは操縦ハンドルの下方の操縦者の足下近くに配置されているので、操縦ハンドルを操作しながらの植付深さ調節は容易に行えるが、伴走作業者(苗供給者)が苗供給体へ苗を供給しているときには、植付深さ調節レバーまで手が届き難く、苗移植機を一端停止して、植付深さ調節をする必要がある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした苗移植機を提供することを目的とする。
本発明は、機本体に対する接地体の高さを調整する植付深さ調整機構の調整レバーをターンテーブルの側方に配置することにより、苗供給しながらでも植付深さ調整が容易にできるようにした苗移植機を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、畝Rを跨いで移動可能な移動機体Tと、この移動機体Tに設けられていて周期的上下動により畝Rに突入して苗植付用穴を形成しながら苗Nを植え付ける苗植付具U1を有する苗植付装置Uと、この苗植付装置Uの上方に配置されていて上昇位置の苗植付具U1へ苗Nを供給する苗供給装置Kとを備えており、
前記苗供給装置Kは、縦軸10廻り間欠回転自在なターンテーブルSと、このターンテーブルSの周囲部に多数配置されていて苗Nを収納しかつ落下可能な苗供給具K1と、苗植付具U1の上下動に同期してターンテーブルSを駆動する供給駆動機構K2とを備えており、
前記移動機体Tは、駆動源Eを有する機本体T1と、機本体T1の後部に設けた操縦ハンドルHと、機本体T1の前後に懸架した前後走行装置40、41と、前後走行装置40、41に対して機本体T1を昇降する昇降機構42と、畝上面に接地体43を接地させて畝上面に対する機本体T1及び苗植付具U1の高さを調整して苗植付具U1の植付深さを設定する植付深さ調整機構44とを有しており、
前記植付深さ調整機構44は、機本体T1に対する接地体43の高さを調整する調整レバー45を有し、この調整レバー45をターンテーブルSの側方に配置しており、
機本体T1の後部に調整レバー45を枢支し、調整レバー45の握り部45aを、操縦ハンドルHの把持部の前方であり、かつ操縦ハンドルHの側部に配置された走行クラッチレバー部124の前方に配置しており、
操縦ハンドルHの前方でかつターンテーブルSの側方に作業者用の伴走空間Gを形成し、走行クラッチレバー部124と同様に伴走空間Gを歩く作業者が操作できる位置に調整レバー45を配置していることを特徴とする。
第2に、前記接地体43を苗植付具U1の直前に配置し、前記調整レバー45の握り部45aを操縦ハンドルHの前方でかつターンテーブルSの左右側方であって、ターンテーブルSの苗供給具K1と略同一高さに配置しており、
苗供給具K1に供給する苗Nを載置する供給苗台Y2を、ターンテーブルSの直前にかつ略同一高さに配置していることを特徴とする。
第3に、前記ターンテーブルSの周囲部に苗供給具K1を13ないし17個配置し、1個おきの苗供給具K1に他の苗供給具K1と区別する目印を付しターンテーブルSの左右両側方でかつ走行クラッチレバー部124と供給苗台Y2との間に左右作業者用の伴走空間Gを形成していることを特徴とする。
本発明によれば、ターンテーブルの側方から苗供給しながらでも植付深さ調整が容易にできる。
即ち、請求項1に係る発明は、機本体T1に対する接地体43の高さを調整する調整レバー45をターンテーブルSの側方に配置しているので、伴走作業者はターンテーブルSの側方から苗供給具K1へ苗Nを供給しながら、調整レバー45を操作して植付深さ調整を行ったり、走行クラッチレバー部124の操作を行ったりすることができる。
請求項2に係る発明は、接地体43を苗植付具U1の直前に配置し、調整レバー45を操縦ハンドルHの把持部の前方でかつターンテーブルSの左右側方であって、ターンテーブルSの苗供給具K1と略同一高さに配置しているので、植付深さを正確に設定できるとともに、調整レバー45をターンテーブルSの側方からも操縦ハンドルH側からも、供給苗台Y2の直後からも容易に操作できる。
請求項3に係る発明は、ターンテーブルSの周囲部に苗供給具K1を13ないし17個配置し、1個おきの苗供給具K1に他の苗供給具K1と区別する目印を付し、操縦ハンドルHの前方でかつターンテーブルSの左右両側方に左右作業者用の伴走空間Gを形成しているので、ターンテーブルSにおける苗供給具K1の個数を倍増して、走行クラッチレバー部124と供給苗台Y2との間の左右伴走空間Gから、2人作業による移植作業の高速化、効率化を計ることができる。
本発明の実施の形態を示す苗移植機の全体斜視図である。 同全体側面図である。 同全体平面図である。 移動機体の側面図である。 移動機体の平面図である。 苗植付装置及び苗供給装置の側面図である。 苗植付装置及び苗供給装置の平面図である。 苗供給装置の側面図である。 苗供給装置の平面図である。 苗供給装置の要部の側面図である。 苗供給装置の要部の背面図である。 苗供給装置の要部の平面図である。 供給連動手段の側面図である。 係合回転体の側面図である。 苗植付装置の側面図である。 苗植付装置の平面図である。 苗植付装置の要部の側面図である。 苗植付装置の要部の平面図である。 シャッタ閉鎖部材の変形例を示す背面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、畝Rを跨いで長手方向に移動しながら、たばこ、野菜等のセル成形苗、ソイルブロック苗、ポット苗等と称される苗Nを所定間隔をおいて植え付けていく歩行型の苗移植機1を例示している。
この苗移植機1は大別して、走行可能な移動機体Tと、この移動機体Tの後部に設けられた苗植付装置Uと、この苗植付装置Uの後上方に設けられていて苗植付装置Uへ苗Nを供給する苗供給装置Kと、移動機体Tの前上部に左右にわたって配置された苗台Yとを備えている。
移動機体TはミッションケースMから前方へ架台7が突出してその上部にエンジン(駆動源)Eを搭載し、ミッションケースMの後部に前フレームと後フレームとを連接したメインフレーム8を取り付け、メインフレーム8の後端に操縦ハンドルHを連結しており、ミッションケースM及び架台7によって前輪(前走行装置)40と後輪(後走行装置)41とを懸架している。
前走行装置としての左右前輪40は、それぞれ畝間溝を転動するタイヤ輪であり、移動機体Tに対して左右位置調整自在である。後走行装置としての左右後輪41もそれぞれ畝間溝を転動する左右一対のタイヤ輪であり、移動機体Tに対して左右位置調整自在である。
図1〜7において、ミッションケースMはエンジンEからの動力をベルト伝動手段52を介して入力され、その動力をクラッチ及び変速機構等を有する動力伝達機構53を介して変速し、走行出力軸54から走行動力を出力すると共に、移植出力軸55から作業動力を出力している。
走行出力軸54はミッションケースMを貫通して左右に突出しており、左右両端には伸縮伝動軸57が連結され、伸縮伝動軸57の先端に先端軸58が直結され、この伸縮伝動軸57及び先端軸58は車軸ケース59内に挿通され貫通支持されている。
車軸ケース59はミッションケースMの側面に固定された取付部材61と、この取付部材61に支持された外筒ケース59Aと、この外筒ケース59Aに挿入された内筒ケース59Bとを有する。
取付部材61は、内部に走行出力軸54が挿通され、外部に外筒ケース59Aが走行出力軸54廻り回動自在に支持されており、外筒ケース59Aには後連動アーム66が設けられている。内筒ケース59Bは角筒形状であって、外筒ケース59Aに対して一体回動自在にかつ左右方向位置調整可能に挿入されている。
この内筒ケース59Bの左右方向外端には後輪伝動ケース62の上部が連結され、この後輪伝動ケース62の上部には前記先端軸58が支持され、下部には後輪41を支持した車輪軸63が支持され、先端軸58と車輪軸63との間にチェーン伝動手段64が設けられている。
前記走行出力軸54からの動力は、伸縮伝動軸57、先端軸58、チェーン伝動手段64及び車輪軸63を介して後輪41に伝達される。なお、車輪軸63に対して後輪41は左右方向位置変更可能になっている。
前記左右前輪40はそれぞれ前輪支持アーム67の下部に前軸67aを介して回動自在に支持され、前輪支持アーム67の上部には角筒部67bが設けられ、前角軸68の角軸部分に左右方向位置変更可能かつ一体揺動自在に取り付けられている。
左右各前角軸68の左右方向内端側は、架台7の前下部に設けた前支持ブラケット69に前横軸69a廻り回動自在に支持されている。前角軸68の角軸部分には前連動アーム70が一体回動自在に装着され、この前連動アーム70の先端に連動杆71が連結されている。
連動杆71の後端は外筒ケース59Aの後連動アーム66と連結されており、外筒ケース59Aの回動が前角軸68に伝達されるようになっており、これらの回動により、外筒ケース59Aを中心とする後輪伝動ケース22の角度と前角軸68を中心とする前輪支持アーム67の角度とが同時に同一角度変更され、移動機体Tが水平姿勢で昇降できるようになっている。
前記左右各前角軸68と左右各外筒ケース59Aとには、前後支持体72の前後部が相対回動自在に嵌合されており、この左右前後支持体72の後端部は、ミッションケースMの底面に固定のパイプ製の取付体73と連結されており、これら前後支持体72及び取付体73によって、前角軸68と外筒ケース59Aとは移動機体Tから突出している外端部が回動可能に支持されている。
図2〜5において、移動機体Tの架台7と後輪伝動ケース22との間には、昇降機構42が設けられている。前記架台7には、移動機体T昇降用の昇降シリンダ75と、この昇降シリンダ75によって前後に押し引き移動される軸サポート76が設けられ、この軸サポート76にローリング軸77が回動自在に支持されている。
ローリング軸77には昇降レバー77a、77bとローリングアーム77cとが固定されている。昇降レバー77a、77bはローリング軸77の左右両端に直径方向で互いに反対方向に突出し、外筒ケース59Aに設けた連動部材78と連動リンク79を介して連結されており、ローリングアーム77cの先端には軸サポート76に支持されたローリングシリンダ74が連結されている。
前記ローリングシリンダ74の伸縮作動で、ローリングアーム77cを介してローリング軸77を回動し、昇降レバー77a、77bを反対向きに揺動し、連動部材78及び連動リンク79を介して左右外筒ケース59Aを逆向きに回動して、移動機体Tの左右一方を上昇しかつ他方を下降させて左右傾動させる。これらによって昇降機構42のローリング手段が構成されている。
前記昇降シリンダ75の伸縮作動で、軸サポート76、ローリング軸77及び昇降レバー77a、77bは一体的に前後移動し、連動部材78と連動リンク79を介して左右外筒ケース59Aを同方向に回動して、移動機体Tを昇降させる。これらによって昇降機構42の昇降手段が構成されている。
前記昇降機構42は、ローリングアーム77c及びローリングシリンダ74等のローリング手段を割愛して、昇降シリンダ75で移動機体Tに昇降動作を行わせる昇降手段のみで構成してもよい。
図5〜9において、ミッションケースMの後部にはメインフレーム8が取り付けられ、このメインフレーム8の下側に植付フレーム82が装着され、この植付フレーム82の左右一側(左側)に作業伝動ケース83が装着されている。
作業伝動ケース83の前部はミッションケースMの側面に位置し、移植出力軸55と直結された前軸84を支持しており、作業伝動ケース83の後部は原動軸85を支持し、前軸84と原動軸85との間にチェーン伝動手段が設けられ、前記原動軸85が苗植付装置Uと苗供給装置Kの共通の動力伝達軸となっている。
原動軸85は植付フレーム82に枢支された同芯の左右短軸85aと、両短軸85aの内端に設けられたアーム85bと、左右アーム85bに架設されたリンク軸85cとを有し、図7、9の平面視で略クランク形状になっており、前記左短軸85aとリンク軸85cが苗植付装置Uの駆動を司る植付駆動軸30を構成し、右短軸85aが苗供給装置Kの駆動を司っている。
図6〜14において、前記苗供給装置Kは、縦軸10廻り間欠回転自在なターンテーブルSと、このターンテーブルSの周囲部に多数配置されていて苗Nを収納しかつ落下可能な苗供給具K1と、苗植付具U1の上下動に同期してターンテーブルSを駆動する供給駆動機構K2とを備えている。
前記原動軸85の右短軸85aは供給駆動機構K2の供給連動手段13の伝動始端であり、この右短軸85aにはブレーキディスク86が固定され、このブレーキディスク86には外周に凹部が形成されていて、ブレーキアーム87のローラ87aがスプリング87bによって弾圧されていて、右短軸85aが一定位置で停止するように、ブレーキディスク86で制動するようになっている。
このブレーキディスク86には連動ロッド88が枢支連結され、連動ロッド88はメインフレーム8に枢支された第1アーム89に連結され、この第1アーム89は中間軸90に設けられていて、同中間軸90に設けられた第2アーム91と一体揺動可能になっており、この第2アーム91にターンテーブルSを回動する供給連動部材17を連結している。なお、前記第1アーム89及び第2アーム91はベルクランクで一体に形成してもよい。
メインフレーム8には支持部材19が立設されており、この支持部材19にはターンテーブルSを回転自在に支持する縦軸10を取り付けた縦軸支持部19aと、横軸14を回転自在に支持する横軸支持部19bと、周囲支持部19cとが設けられている。
ターンテーブルSは、円盤の周囲部に苗供給具K1が周方向等間隔に多数配置されている。この苗供給具K1は、供給外カップ34a及びその中に挿入されていて実質的に苗Nを収納する供給内カップ(スリーブ)34bを有する供給カップ34と、供給外カップ34aの底口の下方にヒンジ35aを介して開閉自在に設けられていて苗Nを受持するシャッタ35とを有している。なお、シャッタ35のヒンジ35aは、供給外カップ34aとは別個にターンテーブルSの下面に支持してもよい。
前記苗供給具K1は15個設けられている。苗供給具K1は7、8個でもよいが、13ないし17個配置するのが好ましく、個数を倍増することにより移植速度を倍増して、移植作業をすることができる。15個の供給カップ34は1つおきに目印を付し、2人の伴走作業者が交互に苗Nを供給するようにしている。
ターンテーブルSの円盤は板金製であり、苗供給具K1近傍、苗供給具K1の配列の内周側に、スプロケット歯が係合可能な孔として形成された係合部11が、縦軸10を中心に環状に配列されている。
供給外カップ34aと供給内カップ34bとは共に下側から上側へ内径が拡大したラッパ形状であり、供給内カップ34bは移植する苗Nの大きさに応じて内径の異なるものと取り換え可能になっている。
ターンテーブルSの下方には、シャッタ35を開閉するシャッタ閉鎖部材36が支持部材19の周囲支持部19cに受持されている。このシャッタ閉鎖部材36は棒材を平面視一部切欠略円形に形成しており、苗供給具K1のシャッタ35の下面に近接して配置されている。
前記ターンテーブルSは図9、12において時計廻りに回動し、その上の苗供給具K1は、メインフレーム8の左右方向中央に移動した位置がシャッタ35を開放して苗Nを落下供給する苗供給位置Pとなる。
前記シャッタ閉鎖部材36は、円形を一部切欠いた部位が苗供給位置Pに対応しており、この苗供給位置P以外の苗供給位置P前方から苗供給位置P直前までは、シャッタ35を開放姿勢から閉鎖しており、苗供給位置Pではシャッタ閉鎖部材36が切り欠かれていることによりシャッタ35の閉鎖が解除される。
略C字形状のシャッタ閉鎖部材36は、ターンテーブルSと同芯の円弧形状でかつシャッタ35を閉鎖姿勢にする中途閉鎖部36bと、苗供給位置P前方から上向き傾斜して中途閉鎖部36bに繋がりかつシャッタ35を開放姿勢から閉鎖する始端閉鎖部36cと、中途閉鎖部36bから苗供給位置P手前まで上面が中途閉鎖部36b上面より低い微少下動部36aとが形成されている。
シャッタ閉鎖部材36の微少下動部36aは、苗供給位置P手前部分にシャッタ35を供給カップ34から僅かに離して、収納している苗Nを微少下動させる部位であり、図6、8、10、11においては、中途閉鎖部36bから苗供給位置P手前まで下向き傾斜している。
葉が大きく広がった苗Nは、供給カップ34に収納された状態で、その上部口に葉が引っ掛かって落下抵抗を生じることがあるが、収納状態の苗Nを微少下動させると、予め落下体勢にすることができ、供給カップ34との葉の抵抗が減少し、シャッタ35全開で、苗Nの落下タイミングがずれることなく、スムーズにかつ確実に落下できる。
前記シャッタ閉鎖部材36の微少下動部36aは、図19に示す変形例のように、中途閉鎖部36bから下向き屈曲して、1段下がった水平部分で苗供給位置P手前まで延設してもよい。
図10〜14において、ターンテーブルSの下方の横軸14には、係合回転体12と間欠係合体15とが固定され、間欠揺動体16が揺動自在に支持されている。
係合回転体12はスプロケットで形成され、スプロケット孔として形成された係合部11と係合しており、横軸14の回転によって係合部11と係合してターンテーブルSを回転駆動する。
間欠係合体15は円板の外周に等間隔に突部15aを突出し、この突部15aの周方向両端に掛止部15bを形成しており、一方向の掛止部15bと係合するラチェット爪形状の係合爪18が間欠揺動体16に設けられている。
間欠揺動体16は中途部が横軸14に枢支され、一端がアーム形状でその先端に係合爪18と前記供給連動部材17の先端とが共通のピン94を介して連結され、他端に扇形状の爪解除部21が形成されており、供給連動部材17の押し引き移動によって揺動され、係合爪18を間欠係合体15の外周に沿って移動させる。
前記係合爪18は一端部に当接部18aを有し、この当接部18aが間欠揺動体16の止め部16aに当接することにより、図13、14において時計方向の回動が規制されており、供給連動部材17の引き移動で係合爪18が間欠揺動体16の掛止部15bと係合して間欠揺動体16を一定角度回動し、供給連動部材17の押し移動で係合爪18は反時計方向に後退回動して、間欠揺動体16を回動しないようになっている。
支持部材19には、間欠係合体15及び間欠揺動体16の前側にステーを介して正逆転ラチェット爪20A、20Bが設けられている。この正逆転ラチェット爪20A、20Bは間欠係合体15の外周面に当接可能であって、引っ張りスプリングによって間隔が狭まる方向に付勢されている。
逆転ラチェット爪20Bは、前記係合爪18が係合する間欠係合体15の一方向の掛止部15bと係合して、間欠係合体15の逆転(ターンテーブルSの逆転)を規制する。
正転ラチェット爪20Aは係合爪18が係合する間欠係合体15の反対方向の掛止部15bと係合して、間欠係合体15の正転(ターンテーブルSの正転)を規制する。
この正転ラチェット爪20Aは間欠揺動体16の扇形状の爪解除部21と当接可能になっており、係合爪18が掛止部15bと係合して間欠係合体15を回動するとき、爪解除部21が正転ラチェット爪20Aと当接してこれを掛止部15bと係合する位置から後退させ、正転ラチェット爪20Aによる間欠係合体15の正転規制を解除し、これにより間欠係合体15の正転が可能になって、係合爪18及び間欠揺動体16による間欠係合体15、横軸14及び係合回転体12の回動を行うことができる。
前記供給駆動機構K2は、ターンテーブルSの係合部11、係合回転体12及び供給連動手段13によって構成され、供給連動手段13は、原動軸85の右短軸85a、ブレーキディスク86、連動ロッド88、第1アーム89、第2アーム91、供給連動部材17、間欠揺動体16及び間欠係合体15等によって構成されている。
供給連動部材17が苗植付具U1を駆動する原動軸85と連結されていて、この原動軸85から動力が伝達されることにより、苗植付具U1と同期しており、原動軸85の1回転毎に供給連動部材17を1往復させて、間欠係合体15を掛止部15bの1間隔だけ回動し、ターンテーブルSを苗植付具U1の1間隔だけ間欠的に回動させる。
図6、7、15〜18において、前記苗植付装置Uは、移動機体Tの植付フレーム82の前上部に枢支された一対の第1リンク26と、この一対の第1リンク26に設けられた植付揺動体27と、この植付揺動体27に枢支されていて後上方へ延びる一対の第2リンク28と、この一対の第2リンク28の先端に開閉自在に支持された苗植付具U1と、一対の第2リンク28の一方とリンク軸85cを介して連結された回転アーム29と、この回転アーム29を駆動する植付駆動軸30と、放出手段95とを有している。
前記植付駆動軸30と回転アーム29とは、前記原動軸85の左側の短軸85aとアーム85bとであり、短軸85aが1回転することによりアーム85bを介してリンク軸85cが公転し、一対の第2リンク28の前後中途部を円形に回転することにより、一対の第1リンク26の揺動に拘束されながら、第2リンク28の先端の苗植付具U1が上下に長い略楕円形状の軌跡を移動する。
苗植付具U1は内部空洞の側面視略嘴形状であり、一対の第2リンク28の先端に装着された支持体96と、この支持体96に上側から苗Nが供給できるように開放したガイド部材97と、支持体96に枢支されていて下部が畝Rに突き刺し可能な尖端形状の前後一対の嘴部材98とを有している。
一対の嘴部材98は上部で枢支して下部を開閉自在とし、周期的(間欠的)な上下動により畝Rに突入して苗植付用穴を形成しながら、内部に保持した苗Nを下方に放出できるように構成されている。
前記放出手段95は、植付揺動体27に取り付けた支持腕95aと、この支持腕95aと一方の嘴部材98とを連結するロッド95bと、一方の嘴部材98と連動して他方の嘴部材98を反対揺動させる連動ピン95cとを有している。
苗植付具U1が上下移動範囲の下死点付近まで下降したときに、一方の嘴部材98が放出手段95のロッド95b及び支持腕95aによって外方へ揺動し、一方の嘴部材98の揺動が連動ピン95cによって他方の嘴部材98を反対方向に揺動を生じ、これにより一方の嘴部材98は開放されるようになる。
苗植付具U1は上下移動範囲の上死点において一対の嘴部材98が閉じた状態であって、苗供給位置PのターンテーブルSの苗供給具K1の直下に位置し、苗供給具K1から苗Nの供給を受け、上死点から前下向きに移動し、その途中から畝Rに突入し、下死点に近づくにつれて一対の嘴部材98を開放して苗Nを放出し、苗放出後に一対の嘴部材98を閉じながら後上向きに移動する。
苗植付具U1の略楕円軌跡における前後移動は、移動機体Tが前進しているので相殺され、苗植付具U1は畝Rに対して垂直に近い姿勢で突入しかつ略垂直に近い姿勢で抜け出し、苗Nを略直立姿勢にして植付ける。
図1、2、15において、前記苗植付具U1の後方には左右一対の鎮圧輪101が配置されている。この左右鎮圧輪101は植付フレーム82の後部側に支持機構102を介して高さ調整自在に支持されており、畝R上面の苗Nの植付け位置の左右両側を転動し、苗供給具K1で形成された植え穴に投入された苗Nの左右両側の土を押圧して覆土する。
図2、3、6〜9、15、16において、前記苗植付具U1の直前には畝R上面を検出しかつ整地するために接地転動する接地体43が配置されている。この接地体43は畝上面に対する移動機体T及び苗植付具U1の高さを調整しかつ苗植付具U1の植付深さを設定する植付深さ調整機構44を構成しており、植付深さ調整機構44は調整レバー45によって調整される。
接地体43は畝上面の苗Nを植付ける予定の位置を広幅にわたって転動する略鼓形状(又は円筒形状)であり、支持枠105の後部に支持軸106を介して横軸廻り回転自在に支持されている。支持枠105の左右前部はミッションケースMの下部に固定の取付体73に支軸107を介して上下揺動自在に枢支されている。
左側の支軸107には筒材111が嵌装されており、この筒材111に第1センサアーム108が設けられ、この第1センサアーム108の上端は第2センサアーム109を介して昇降バルブ110と連動連結されており、この昇降バルブ110はミッションケースMの上部に配置されていて昇降シリンダ75を制御するものである。
また、筒材111には2又アーム112が設けられており、この2又アーム112の第1腕112aと支持枠105との間に接地体43を畝R側に付勢するスプリング113が設けられ、2又アーム112の第2腕112bには調整レバー45と連結するためのボーデンケーブル114のアウタケーブル114aの前端が連結されている。アウタケーブル114aの後端はメインフレーム8の後部に固定のケーブル取付部119に取り付けられている。
前記調整レバー45はメインフレーム8の後部に枢軸117を介して枢支され、この調整レバー45と一体回動するケーブルアーム118と支持枠105とがボーデンケーブル114のインナケーブル114bで連結されており、インナケーブル114bの先端は支持枠105に掛止されている。
調整レバー45を前後操作することにより、ボーデンケーブル114を介して支持枠105と第1センサアーム108との挟角が変化し、支持枠105が上下揺動して接地体43の高さが変更され、接地体43に対する移動機体T及び苗植付具U1の相対高さが調整される。昇降バルブ110を中立状態にしているときの接地体43の高さで苗植付具U1の上下動の下死点が決まり、畝Rの上面からの突っ込み深さが決定されるので、苗植付具U1の植付深さが設定される。
前記接地体43を設定高さで畝Rに接地させると昇降バルブ110は中立状態にあり、移動機体Tは昇降しないが、接地している畝Rの高さが変化すると、例えば、畝Rが高くなると、接地体43及び支持枠105が上向き揺動し、筒材111及び2又アーム112を介して第1センサアーム108を下動させ、これにより昇降バルブ110を作動し、昇降シリンダ75を伸張させて前後輪40、41を押し下げ、相対的に移動機体Tを上昇させ、苗植付具U1を畝R上面から設定高さに調整する。
調整レバー45は前方へ揺動すると、インナケーブル114bを介して支持枠105が下動し、接地体43が移動機体Tから下方へ離れ、第1センサアーム108及び第2センサアーム109が上動して昇降バルブ110を作動し、昇降シリンダ75を上昇側に制御する。従って、畝上面から移動機体T及び苗植付具U1の高さが高くなり、苗植付具U1による植付深さが浅く、即ち、苗植付具U1の下死点の高さが浅くなる。
逆に、調整レバー45を後方へ揺動すると、支持枠105が上動して第1センサアーム108、第2センサアーム109及び昇降バルブ110を介して昇降シリンダ75を下降側に制御し、接地体43が移動機体Tに近づき、畝上面から移動機体T及び苗植付具U1の高さが低くなり、苗植付具U1による植付深さが深くなる。
なお、図2、8、15において、畝Rの高さを2段に表示しているが、植付深さ調整機構44は植付深さを比較的深く設定した状態を示し、鎮圧輪101は移動機体Tを上昇させたときに、相対的に下がっている状態を示している。
メインフレーム8の後部には調整レバー45の前後揺動を案内するガイド部材120が設けられており、このガイド部材120及び調整レバー45はターンテーブルSの側方に配置されており、調整レバー45の握り部45aは操縦ハンドルHの把持部の前方でかつターンテーブルSの左右側方であって、ターンテーブルSの苗供給具K1と略同一高さに配置されている。
図1〜3において、前記操縦ハンドルHの把持部の前方でかつターンテーブルSの左右両側方は、苗供給具K1へ苗Nを供給する作業者が、苗移植機1と伴走可能な伴走空間Gとなっており、左側の伴走空間G内の作業者は、苗供給具K1へ苗Nを供給しながら、そのままの姿勢で調整レバー45を操作できる。
移動機体Tの前上部には苗台Yが配置されている。この苗台Yは左右の前後支持体72に立設した台枠123に上下2段の予備苗台Y1を取り付け、左右上段の予備苗台Y1の後端同士を供給苗台Y2で連結している。
苗供給具K1に供給される苗Nは、セルトレイ(育苗トレイ)に入れた状態で育成されており、予備苗台Y1及び供給苗台Y2にはセルトレイごと載置され、供給苗台Y2上の苗Nから苗供給具K1へ供給され、供給苗台Y2上の苗Nが無くなれば、予備苗台Y1上のものを供給苗台Y2に移し替えて使用される。
なお、作業者は1人で苗移植機1を操縦し、左伴走空間Gで伴走しながら、苗供給具K1へ苗Nを供給し、かつ調整レバー45を操作できる。作業補助者がいるときは、右伴走空間Gでも苗供給作業を行う。また、左伴走空間Gを歩く作業者は、苗Nの植付け後の実姿を現認しながら、調整レバー45を調整することもできる。
前記操縦ハンドルHには、走行クラッチレバー部124、植付クラッチレバー部125、変速レバー部126等が設けられており、走行クラッチレバー部124は操縦ハンドルHの左側部に配置され、調整レバー45の後方であって、調整レバー45と同様に左伴走空間Gを歩く作業者が操作できる位置に配置されている。
移動機体Tの前後下部には、長時間の停止やメンテナンスのために持ち上げ保持する前スタンド127と後スタンド128とが進退自在に設けられている。
前記移動機体Tは、駆動源Eを有する機本体T1と、機本体T1の後部に設けた操縦ハンドルHと、機本体T1の前後に懸架した前後走行装置40、41と、前後走行装置40、41に対して機本体T1を昇降する昇降機構42と、畝上面に接地体43を接地させて畝上面に対する機本体T1及び苗植付具U1の高さを調整して苗植付具U1の植付深さを設定する植付深さ調整機構44とを有している。前記植付深さ調整機構44は、機本体T1に対する接地体43の高さを調整する調整レバー45を有し、この調整レバー45をターンテーブルSの側方に配置している。
前記苗移植機1による移植作業を説明する。
苗移植機1を畝Rに沿って移動しながら、移動機体Tの進行に合わせて作業者が左側の後輪2の後方の伴走空間Gを歩き、苗台Yに載置されている育苗トレイのポット苗Nを各苗供給具K1に補給する。1人作業のときは苗Nを各苗供給具K1に連続して投入し、2人作業のときは各人が1つおきの苗供給具K1に投入する。
ミッションケースMの走行駆動系から分岐した動力で、植付駆動軸30から苗植付装置Uの植付駆動機構U2へ動力を伝達して、苗植付具U1を上下に長い略楕円形の軌跡を描かせながら周期的な上下動をさせ、植付駆動機構U2へ伝達される動力を植付駆動軸30から分岐して苗供給装置Kの供給駆動機構K2へ伝達し、ターンテーブルSを間欠駆動する。
前記供給駆動機構K2は、植付駆動軸30(短軸85a)の回転により供給連動部材17が前後移動し、間欠揺動体16及び係合爪18を介して係合回転体12が横軸14廻りに間欠回転し、係合回転体12が係合しているターンテーブルSを縦軸10廻りに間欠駆動する。
ターンテーブルSの間欠回転により多数の苗供給具K1が円軌道上を間欠的に移動する。苗植付具U1はシャッタ閉鎖部材36の中途閉鎖部36bによってシャッタ35が閉鎖されていて、その上に苗Nが供給され、苗植付具U1が苗供給位置Pに至る前に、シャッタ閉鎖部材36の微少下動部36aによってシャッタ35が微少下動し、これによって収納されている苗Nが微少下動し、苗植付具U1が苗供給位置Pに達したときにシャッタ35が全面開放して苗Nが落下され、苗供給位置Pの直下の上死点に来ていた苗植付具U1へ供給する。
苗植付装置Uの苗植付具U1は上死点付近で苗供給具K1から苗Nの供給を受け、移動機体Tの移動と共に下動し、下死点に至るまで畝Rに突き刺さりながら開放し、内部に収納していた苗Nを畝Rに放出し、上動しながら閉じる。この上下動及び開閉動作をターンテーブルSの間欠回動と同期して周期的に行い、畝Rに一定間隔で苗Nを植え付けていく。
畝Rの上面に対する苗植付具U1の侵入深さ、即ち、植付深さを調整したい場合は、左側の伴走空間Gにいる作業者が植付深さ調整機構44の調整レバー45を前後揺動し、接地体43の設定高さを変更する。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜18に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、後走行装置41は、タイヤ輪の代わりに、駆動輪と前後従動輪とこれらに巻き掛けられたクローラベルトとを有していて、クローラベルトを循環駆動する無限軌道走行装置であってもよい。
苗移植機1は、メインフレーム8の後部から左右伴走空間Gへ座席を突出して、乗用型に構成してもよい。
1 苗移植機
8 メインフレーム
10 縦軸
11 係合部
12 係合回転体
13 供給連動手段
14 横軸
15 間欠係合体
16 間欠揺動体
30 植付駆動軸
34 供給カップ
35 シャッタ
36 シャッタ閉鎖部材
42 昇降機構
43 接地体
44 植付深さ調整機構
45 調整レバー
K 苗供給装置
K1 苗供給具
N 苗
P 苗供給位置
R 畝
S ターンテーブル
T 移動機体
U 苗植付装置
U1 苗植付具

Claims (3)

  1. 畝(R)を跨いで移動可能な移動機体(T)と、この移動機体(T)に設けられていて周期的上下動により畝(R)に突入して苗植付用穴を形成しながら苗(N)を植え付ける苗植付具(U1)を有する苗植付装置(U)と、この苗植付装置(U)の上方に配置されていて上昇位置の苗植付具(U1)へ苗(N)を供給する苗供給装置(K)とを備えており、
    前記苗供給装置(K)は、縦軸(10)廻り間欠回転自在なターンテーブル(S)と、このターンテーブル(S)の周囲部に多数配置されていて苗(N)を収納しかつ落下可能な苗供給具(K1)と、苗植付具(U1)の上下動に同期してターンテーブル(S)を駆動する供給駆動機構(K2)とを備えており、
    前記移動機体(T)は、駆動源(E)を有する機本体(T1)と、機本体(T1)の後部に設けた操縦ハンドル(H)と、機本体(T1)の前後に懸架した前後走行装置(40、41)と、前後走行装置(40、41)に対して機本体(T1)を昇降する昇降機構(42)と、畝上面に接地体(43)を接地させて畝上面に対する機本体(T1)及び苗植付具(U1)の高さを調整して苗植付具(U1)の植付深さを設定する植付深さ調整機構(44)とを有しており、
    前記植付深さ調整機構(44)は、機本体(T1)に対する接地体(43)の高さを調整する調整レバー(45)を有し、この調整レバー(45)をターンテーブル(S)の側方に配置しており、
    機本体(T1)の後部に調整レバー(45)を枢支し、調整レバー(45)の握り部(45a)を、操縦ハンドル(H)の把持部の前方であり、かつ操縦ハンドル(H)の側部に配置された走行クラッチレバー部(124)の前方に配置しており、
    操縦ハンドル(H)の前方でかつターンテーブル(S)の側方に作業者用の伴走空間(G)を形成し、走行クラッチレバー部(124)と同様に伴走空間(G)を歩く作業者が操作できる位置に調整レバー(45)を配置していることを特徴とする苗移植機。
  2. 前記接地体(43)を苗植付具(U1)の直前に配置し、前記調整レバー(45)の握り部(45a)を操縦ハンドル(H)の前方でかつターンテーブル(S)の左右側方であって、ターンテーブル(S)の苗供給具(K1)と略同一高さに配置しており、
    苗供給具(K1)に供給する苗(N)を載置する供給苗台(Y2)を、ターンテーブル(S)の直前にかつ略同一高さに配置していることを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 前記ターンテーブル(S)の周囲部に苗供給具(K1)を13ないし17個配置し、1個おきの苗供給具(K1)に他の苗供給具(K1)と区別する目印を付しターンテーブル(S)の左右両側方でかつ走行クラッチレバー部(124)と供給苗台(Y2)との間に左右作業者用の伴走空間(G)を形成していることを特徴とする請求項2に記載の苗移植機。
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