JP5784963B2 - 殺菌洗浄剤組成物および殺菌洗浄方法 - Google Patents

殺菌洗浄剤組成物および殺菌洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、主に食品工場等の床、壁、器具、設備等の殺菌洗浄に用いる殺菌洗浄剤組成物およびこれを用いた殺菌洗浄方法に関する。
食品工場、飲食店等の厨房、スーパー内の加工作業場などの食品を取り扱う現場では、衛生上の観点から床、壁、器具、設備等の殺菌を行う必要があり、従来からアルコール、塩素系化合物、過酸化物、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ビグアナイド化合物等、様々な殺菌剤が用いられている。その中でもカチオン界面活性剤の第四級アンモニウム塩であるジデシルジメチルアンモニウムクロライドやビグアナイド化合物であるポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩は、殺菌効果および安全性の点から頻繁に利用されている殺菌剤である。加えて、食品を取り扱う現場においては、微生物が増殖する原因となる汚れを作業中や作業後に洗浄する必要がある。そこで、殺菌効果に加え洗浄効果を有し、洗浄と殺菌が一工程で実施できる殺菌洗浄剤が広く用いられており、これまでにも第四級アンモニウム塩に非イオン界面活性剤や両性界面活性剤を配合した殺菌洗浄剤組成物や、ビグアナイド系殺菌剤に非イオン界面活性剤を配合した殺菌洗浄剤組成物が提案されている。特許文献1には特定の第四級アンモニウム塩、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤及び水を特定の量比で含有することで、殺菌洗浄剤が高い殺菌効果、洗浄効果及び安定性を有することが開示されている。
しかしながら、近年、第四級アンモニウム塩やビグアナイド系殺菌剤の使用を重ねるうちに、これら殺菌剤に対し抵抗性を有する微生物(以下、薬剤抵抗性菌とも称する)が発生し、殺菌が不十分となる問題が生じている。ジデシルジメチルアンモニウムクロライドやポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩に対する薬剤抵抗性菌としては、例えば、非特許文献1に記載されるように、Pseudomonas属やSerratia属の菌が知られている。これら薬剤抵抗性菌に対しては、その発生を予防する手段として使用薬剤の定期的な変更等の対策が採られているが、作業性およびコストの点から敬遠される傾向にある。また、薬剤抵抗性菌の存在が確認された場合には、次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤による処理が行われているが、塩素系殺菌剤は金属腐食性が強く、設備や装置に与える影響が大きい上、臭いの残留等の問題から、やはり敬遠される傾向にある。さらに、ジデシルジメチルアンモニウムクロライドは使用後にぬめりが残り易く、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩は使用後にべたつきが残り易い傾向がある。
上記のような背景から、カビなどの真菌類や一般細菌に加え、薬剤抵抗性菌に対しても殺菌効果を有し、継続的に使用しても薬剤抵抗性菌が発生し難く、高い洗浄力を有すると共に、使用後のぬめりやべたつきが改善された殺菌洗浄剤組成物が望まれている。
特許第4468010号公報
微生物殺菌実用データ集(2005年8月11日発行,株式会社サイエンスフォーラム)
本発明の目的は、真菌類、一般細菌に対して殺菌効果を有すると共に、ジデシルジメチルアンモニウムクロライドなどの第四級アンモニウム塩に対し抵抗性を有する微生物やポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩などのビグアナイド系殺菌剤に対し抵抗性を有する微生物に対しても殺菌効果を有し、それ自体に対する薬剤抵抗性菌が発生し難く、かつ、高い洗浄力を有する殺菌洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、下記式(I)の構造を有する化合物および非イオン界面活性剤を含有し、pHが中性〜アルカリ性である水溶液からなる組成物が上記課題を解決することを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、式(I)の化合物および非イオン界面活性剤を含有し、pHが7〜12である水溶液からなる殺菌洗浄剤組成物に関する。
Figure 0005784963
(I)

[式中、Rは炭素数1〜3の飽和直鎖アルキル基、Rは炭素数8〜12の飽和直鎖アルキル基、Xはハロゲンイオン、Yは炭素数8〜12の飽和直鎖アルキレン基を表す]。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、カビなどの真菌類や一般細菌への殺菌効果に加え、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤に抵抗性を有する薬剤抵抗性菌に対しても優れた殺菌効果を有し、長期間継続的に使用した場合でも、該組成物自体に対する薬剤抵抗性菌が発生し難く、かつ、高い洗浄力を有すると共に、使用後のぬめりやべたつきが改善されたものである。
本発明は、式(I)の化合物および非イオン界面活性剤を含有し、かつ、pHが7〜12である水溶液からなる殺菌洗浄剤組成物を提供する:
Figure 0005784963
(I)

[式中、Rは炭素数1〜3の飽和直鎖アルキル基、Rは炭素数8〜12の飽和直鎖アルキル基、Xはハロゲンイオン、Yは炭素数8〜12の飽和直鎖アルキレン基を表す]。
また、本発明は上記殺菌洗浄剤組成物またはその希釈液を殺菌洗浄対象物と接触させることを特徴とする殺菌洗浄方法も提供する。
式(I)中、Rはメチル基、エチル基またはプロピル基のいずれかであり、メチル基またはエチル基が好ましく、メチル基がより好ましい。Rは炭素数8〜10の飽和直鎖アルキル基が好ましく、デシル基がより好ましい。Xはハロゲンイオンであり、塩素イオンまたは臭素イオンが好ましく、塩素イオンがより好ましい。Yは炭素数10〜12の飽和直鎖アルキル基が好ましく、デシレン基がより好ましい。
式(I)の化合物の具体例としては、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジブロミド、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド、1,12−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジブロミド、1,12−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライド、1,10−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジブロミド、1,10−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド、1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジブロミド、1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライド等が例示される。これらの中で1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジブロミド、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド、1,12−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジブロミド、1,12−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライド、1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジブロミド、1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライドが一般細菌に対する殺菌効果の点で好ましく、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジブロミド、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド、1,12−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライド、1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライドが他の殺菌成分との混合性の点でより好ましく、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライドが薬剤抵抗性菌に対する殺菌効果および水への溶解性の点でさらに好ましい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物における式(I)の化合物の割合としては、0.001〜50重量%が好ましく、0.005〜30重量%がより好ましく、0.015〜9重量%であるものがより好ましく、4〜9重量%であるものがさらに好ましい。式(I)の化合物の割合が0.001重量%未満の場合、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤に対し抵抗性を有する薬剤抵抗性菌に対する発育阻止効果が低下する傾向があり、50重量%を超える場合、組成物の粘度が上昇し、取り扱い難くなる傾向がある。
本発明の殺菌洗浄剤組成物の構成成分である非イオン界面活性剤としては、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー等が挙げられるが、中でもヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。また、本発明の殺菌洗浄剤組成物における非イオン界面活性剤は、HLB値が4〜15であるものが好ましく、9〜14であるものがより好ましい。これらの非イオン界面活性剤は、2種以上を併用しても良い。
本発明の殺菌洗浄剤組成物における、非イオン界面活性剤の割合としては、式(I)の化合物1重量部に対し0.1〜20重量部が好ましく、1〜10重量部がより好ましく、2〜5重量部がさらに好ましい。非イオン界面活性剤の割合が0.1重量部未満の場合、洗浄力が低下する傾向があり、20重量部を超える場合、分離や白濁が生じ、泡切れが悪くなる傾向がある。
本発明の殺菌洗浄剤組成物における非イオン界面活性剤としては、洗浄力と貯蔵安定性の点からヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルを併用することが好ましく、これらの配合割合はヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド1重量部に対しポリオキシアルキレンアルキルエーテル0.05〜1.0重量部が好ましく、0.1〜0.3重量部がより好ましい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物のpHは、pH7〜12であればよく、pH7.5〜11が好ましく、pH7.7〜9.5がより好ましく、pH8〜9.4が特に好ましい。本発明の殺菌洗浄剤組成物がpH7未満の場合、殺菌効果が不十分となる傾向があり、pH12を超える場合、金属腐食性が高くなる傾向がある。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、アルカリ剤を配合することによって、pH7〜12に調整される。本発明の殺菌洗浄剤組成物に適用可能なアルカリ剤としては、配合することによって析出や白濁等の変化が発生しないものであればよく、例えばトリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、セスキケイ酸ナトリウム、オルソケイ酸ナトリウム、オルソリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等が例示される。これらアルカリ剤の中で、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムが保管時の安定性の点で好ましい。
アルカリ剤の割合は、殺菌洗浄剤組成物のpHを7〜12に調整可能な割合であれば特に限定されないが、式(I)の化合物1重量部に対し、0.0005〜15重量部が好ましく、0.005〜5重量部がより好ましく、0.01〜1.5重量部がさらに好ましい。また、これらアルカリ剤は2種以上を併用してもよい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、上記pHの範囲内において、式(I)の化合物と非イオン界面活性剤を併用することにより、殺菌力、特に薬剤抵抗性菌に対する殺菌力が式(I)の化合物を単独で用いた場合と比較して向上すると共に、非イオン界面活性剤を単独で用いた場合と比較して優れた洗浄力が発揮されるものである。即ち、本発明の殺菌洗浄剤組成物は、殺菌力および洗浄力の双方において相乗効果が発揮されるものである。
また、本発明の殺菌洗浄剤組成物には、他の殺菌成分を配合してもよい。本発明の殺菌洗浄剤組成物に配合可能な他の殺菌成分としては、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ベンザルコニウムクロライド等の第四級アンモニウム塩、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩、グルコン酸クロルヘキシジン等のビグアナイド系殺菌剤、ヨウ素グリシン複合体等の有機ヨ−ド系殺菌剤等が例示される。これら他の殺菌成分の中でもビグアナイド系殺菌剤が芽胞菌に対する殺菌効果の点で好ましく、ビグアナイド系殺菌剤の中でもポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩が特に好ましい。これら他の殺菌成分は1種を単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物に他の殺菌成分を配合する際の割合は、式(I)の化合物1重量部に対し、0.5〜40重量部が好ましく、0.7〜10重量部がより好ましく、1〜5重量部がさらに好ましい。他の殺菌成分の割合が0.5重量部未満の場合、当該他の殺菌成分による殺菌効果が十分に発揮されない傾向があり、40重量部を超える場合、保管中に白濁等を生じる傾向がある。
本発明の殺菌洗浄剤組成物には必要によりさらに他の添加剤を配合することができる。配合可能な他の添加剤としては、例えば、エタノール、着色料、香料、洗浄助剤等が挙げられる。本発明の殺菌洗浄剤組成物におけるこれら他の添加剤の割合は、通常、5重量%以下である。
本発明の殺菌洗浄剤組成物の調製方法は特に限定されないが、必要な成分を水に均一に溶解させ、アルカリ剤を用いて該水溶液のpHを7〜12に調整することによって本発明の殺菌洗浄剤組成物を得ることができる。通常は、アルカリ剤以外の成分を水に溶解させた後、アルカリ剤を添加してpHを所望の値へ調整する。あるいは、水溶液を所望のpH範囲に調整し得るアルカリ剤の配合量を事前に決定しておき、当該量のアルカリ剤を必要な成分と共に水に均一に溶解させてもよい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物の例としては、式(I)の化合物を0.001〜50重量%および非イオン界面活性剤を0.0001〜60重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液からなるもの、式(I)の化合物を1〜20重量%および非イオン界面活性剤を1〜45重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液からなるもの、式(I)の化合物を3〜9重量%および非イオン界面活性剤を6〜25重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液からなるものが挙げられ、式(I)の化合物を1〜20重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.952〜22.5重量%およびポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.048〜22.5重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液からなるものが好ましく、式(I)の化合物を3〜9重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを5.45〜19.23重量%およびポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.55〜5.77重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液からなるものが特に好ましい。さらに他の殺菌成分を含む本発明の殺菌洗浄剤組成物の例としては、式(I)の化合物を0.001〜50重量%、非イオン界面活性剤を0.0001〜60重量%およびビグアナイド系殺菌剤を0.0005〜30重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液からなるもの、式(I)の化合物を1〜20重量%、非イオン界面活性剤を1〜45重量%およびビグアナイド系殺菌剤を1〜20重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液からなるもの、式(I)の化合物を3〜9重量%、非イオン界面活性剤を6〜25重量%およびビグアナイド系殺菌剤を2〜5重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液からなるものが挙げられ、式(I)の化合物を0.001〜50重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.0001〜30重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0〜30重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を0.0005〜30重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液からなるものが好ましく、式(I)の化合物を1〜20重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.952〜22.5重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.048〜22.5重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を1〜20重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液からなるものがより好ましく、式(I)の化合物を3〜9重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを5.45〜19.23重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.55〜5.77重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を2〜5重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液からなるものが特に好ましい。
また、本発明の殺菌洗浄剤組成物は、pHが7〜12の範囲であれば、使用者の目的に応じて、さらに水を加えて希釈液として用いることもできるが、希釈液として用いる場合でも式(I)の化合物の割合が0.001〜50重量%となるように希釈するのが好ましい。例えば、式(I)の化合物を0.001〜0.25重量%および非イオン界面活性剤を0.0000005〜0.3重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液、式(I)の化合物を0.005〜0.1重量%および非イオン界面活性剤を0.005〜0.225重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液、式(I)の化合物を0.015〜0.045重量%および非イオン界面活性剤を0.03〜0.125重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液として用いることができ、式(I)の化合物を0.005〜0.1重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.00476〜0.1125重量%およびポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.00024〜0.1125重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液として用いることが好ましく、式(I)の化合物を0.015〜0.045重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.02725〜0.09615重量%およびポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.00275〜0.02885重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液として用いることが特に好ましい。さらに他の殺菌成分を含む場合には、例えば、式(I)の化合物を0.001〜0.25重量%、非イオン界面活性剤を0.0000005〜0.3重量%およびビグアナイド系殺菌剤を0.0005〜0.15重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液、式(I)の化合物を0.005〜0.1重量%、非イオン界面活性剤を0.005〜0.225重量%およびビグアナイド系殺菌剤を0.005〜0.1重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液、式(I)の化合物を0.015〜0.045重量%、非イオン界面活性剤を0.03〜0.125重量%およびビグアナイド系殺菌剤を0.01〜0.025重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液として用いることができ、式(I)の化合物を0.001〜0.25重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.0000005〜0.3重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0〜0.3重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を0.0005〜0.15重量%含み、かつ、pHが7.5〜11である水溶液として用いることが好ましく、式(I)の化合物を0.005〜0.1重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.00476〜0.1125重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.00024〜0.1125重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を0.005〜0.1重量%含み、かつ、pHが7.7〜9.5である水溶液として用いることがより好ましく、式(I)の化合物を0.015〜0.045重量%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを0.02725〜0.09615重量%、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.00275〜0.02885重量%およびポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩を0.01〜0.025重量%含み、かつ、pHが8〜9.4である水溶液として用いることが特に好ましい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、殺菌洗浄対象物と接触させることによって殺菌洗浄を行う。接触方法は特に限定されず、散布、噴霧、浸漬、拭き取り等の一般的な方法で実施することができる。さらに、ブラシやスポンジ等を用いて汚れを取り除くことができる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物を殺菌洗浄対象物と接触させる際の接触時間は特に限定されず、有効成分の濃度により、適宜定めればよいが、常温で作用させる場合には通常30秒〜10分間、好ましくは1〜5分間で十分な殺菌洗浄効果が得られる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物に用いる水は、イオン交換水、蒸留水等の精製水、水道水および地下水、伏流水等の天然水のいずれであってもよいが、塩素や金属イオンの含有量が少ない点で精製水が好ましい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、食品工場、病院、畜舎、ホテル、レストラン、学校、店舗等の床や壁を殺菌洗浄する設備用ないし食品取扱設備用殺菌洗浄剤組成物として有用である。また、食品工場等で使用される食品製造・加工機器や器具等の食品用途の対象の殺菌洗浄にも有用である。食品製造・加工機器としては、各種の攪拌機、混合機、ホモジナイザー、自動カッター等が挙げられる。器具としては、まな板、包丁、食器、食品用容器、布巾等が挙げられる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、カビなどの真菌類や一般細菌への殺菌効果に加え、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤に対し抵抗性を有する微生物、例えば、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(DDAC)および/またはポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩(PHMB)に対し抵抗性を有する微生物に対して殺菌力を発揮するものであり、かかる微生物が存在する対象に対して使用する殺菌洗浄剤組成物として特に有用である。
また、本発明の殺菌洗浄剤組成物は、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤と比較して、長期間にわたって使用しても当該組成物に対し抵抗性を有する微生物が発生し難いものである。したがって、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤の使用によって当該薬剤に対する抵抗性を有する微生物が発生し得る対象に対して使用する殺菌洗浄剤組成物としても有用である。
第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤に対し抵抗性を有する微生物の例としては、Pseudomonas属の微生物、およびSerratia属の微生物、例えばSerratia marcescens、Serratia liquefaciens等が挙げられる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、連続または継続して使用するための組成物として適するものである。具体的には、本発明の殺菌洗浄剤組成物は、長期間にわたり連続または継続して使用しても当該組成物に対して抵抗性を有する微生物が発生し難いものであり、同一の対象に対して繰り返し使用する場合に、該組成物に対し抵抗性を有する微生物の発生が、第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤を該対象に対し同様にして繰り返し使用した場合と比較して少ないことを特徴とする。ここで、「同一の対象に対して繰り返し使用」とは、同一の対象に対し、または、対象の微生物種が特定されている場合には同一の微生物種に対し、同一の組成物を複数回(例えば、2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回もしくはそれ以上)使用することをいう。また、「連続して使用」とは、例えば(組成物A、組成物A、組成物A・・・)のように、同じ組成物を2回以上続けて使用することをいう。「継続して使用」とは、同じ組成物を2回以上続けては使用しないが、間で別の組成物を使用して、同一の対象に対しての使用を継続することをいい、例えば(組成物A、組成物B、組成物C、組成物A、組成物D、・・・)の場合、組成物Aは連続してではなく、継続して使用されているといえる。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。尚、以下の各試験において、表中の「+」は菌の増殖が確認されたことを示し、「−」は菌の増殖が確認されなかったことを表す。
試験例1
下記に示す供試菌i〜viiiを10cfu/mlとなるように生理食塩水で希釈した菌液0.03ml(供試菌iiiおよびviiiは0.1ml)と、薬剤濃度が1.25〜320ppmのPHMB水溶液3ml(供試菌iiiおよびviiiは10ml)とを混合した後、25℃で5分間保持した。感作時間経過後、再度攪拌した後、各混合物から1白金耳を取り、BHIブイヨン培地10ml(供試菌viiiのみSCDLP培地10ml)に接種し、30℃で48時間培養した(供試菌iiのみ120時間培養)。菌未接種のBHIブイヨン培地(供試菌viiiのみ菌未接種のSCDLP培地)を基準とし、目視で培地の濁りを比較して、PHMBの各供試菌に対する殺菌効果を確認した。結果を表1に示す。

PHMB:ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩
BHI:ブレインハートインフュージョン
SCDLP:Soybean-Casein Digest Broth with Lecithin & Polysorbate 80

供試菌I :Pseudomonas aeruginosa NBRC13736
供試菌ii :Aspergillus niger ATCC16404
供試菌iii :Bacillus cereus NBRC15305
供試菌iv :Serratia marcescens(食品工場分離菌1)
供試菌v :Serratia liquefaciens(食品工場分離菌2)
供試菌vi :Serratia marcescens(食品工場分離菌3)
供試菌vii :Serratia marcescens(食品工場分離菌4)
供試菌viii:Bacillus subtilis IFO13719
Figure 0005784963
試験例2
試験例1で用いた供試菌i〜viiを用い、薬剤をDDACに変更し、試験例1と同様の方法でDDACの各供試菌に対する殺菌効果を確認した。結果を表2に示す。

DDAC:ジデシルジメチルアンモニウムクロライド
Figure 0005784963
試験例3
式(I)の化合物〔1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド〕およびPHMBを下記配合比で含有する水溶液を調製し、3時間後の外観変化を確認した。結果を表3に示す。
Figure 0005784963
試験例4および5
薬剤耐性化抑制試験
日本化学療法学会標準法(微量液体希釈法)に準じ、最小発育阻止濃度(MIC)の測定を連続的に実施した。以下の表4に示す組成物を滅菌水で希釈し、組成物濃度0.007〜1.792重量%の薬液を調製し、指定濃度の2倍濃度に調整したニュートリエントブロス培地(栄研化学株式会社製、普通ブイヨン培地‘栄研’E−MC35)を薬液と同量添加し、撹拌後、マイクロタイタープレート(96ウェル)に150μl/ウェルずつ分注した。次に食品工場から分離された下記供試菌をNB培地にて30℃で20時間培養した菌液を10cfu/mlとなるように生理食塩水で希釈した後、上記で作製した培地注入済みのマイクロタイタープレートに7.5μl/ウェルずつ接種した。これを30℃の恒温器内で48時間培養し、目視にて菌の生育の有無を確認し、MICを測定した。さらに生育が確認されたウェルの中で薬剤濃度が最大であったウェルから菌液を採取し、10cfu/mlとなるように生理食塩水で希釈した菌液を用いて、上記と同様にして再度MICを測定した。この操作を繰り返し、MICの測定を合計8回行い、MICの変化を確認した。

供試菌vi:Serratia marcescens(食品工場分離菌3)
供試菌vii:Serratia marcescens(食品工場分離菌4)
Figure 0005784963

殺菌成分A:1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド
DDAC:ジデシルジメチルアンモニウムクロライド
結果を表5および6に示す。試験例4の組成物は、8回目の試験でもMICが0.056重量%(供試菌vi)および0.028重量%(供試菌vii)と低く、式(I)の化合物〔1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド〕はDDACと比較して薬剤抵抗性菌が発生し難いことが確認された。
Figure 0005784963
Figure 0005784963
実施例1〜6および比較例1〜7
殺菌力試験1(芽胞菌)
下記に示す供試菌の芽胞懸濁液を10cfu/mlとなるように生理食塩水で希釈した菌液0.1mlと、表7に示す殺菌洗浄剤組成物を殺菌洗浄剤組成物濃度が0.1〜0.3重量%となるように希釈した水溶液10mlとを混合した後、25℃で5分間保持した。感作時間経過後再度攪拌した後、各混合物から1白金耳を取り、SCDLP(ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト)培地10mlに接種し、30℃で48時間培養した。菌未接種のSCDLP培地を基準とし、目視で培地の濁りを比較して、各菌体に対する殺菌洗浄剤組成物の殺菌効果を判定した。

供試菌viii:Bacillus subtilis IFO13719
結果を表8に示す。本発明の殺菌洗浄剤組成物は、芽胞菌に対する殺菌力が比較例の組成物に比べ優れていた。
Figure 0005784963
Figure 0005784963
殺菌力試験2(薬剤抵抗性菌)
食品工場から分離された下記供試菌をBHI(ブレインハートインフュージョン)培地で30℃にて、24時間培養し、10cfu/mlとなるように生理食塩水で希釈した菌液0.03mlと、表7に示す殺菌洗浄剤組成物を殺菌洗浄剤組成物濃度が0.0125〜0.1重量%となるように希釈した水溶液3mlとを混合した後、25℃で1分間保持した。感作時間経過後再度攪拌した後、各混合物から1白金耳を取り、BHI培地10mlに接種し、30℃で48時間培養した。菌未接種のBHI培地を基準とし、目視で培地の濁りを比較して、各菌体に対する殺菌洗浄剤組成物の殺菌効果を判定した。

供試菌iv:Serratia marcescens(食品工場分離菌1)
結果を表9に示す。本発明の殺菌洗浄剤組成物は、薬剤抵抗性菌に対する殺菌力が比較例の組成物に比べ優れていた。
Figure 0005784963
洗浄力試験
実施例1、2、5および6ならびに表10に示す殺菌洗浄剤組成物を用い、温度30℃、洗浄時間3分間、すすぎ時間1分間の試験条件でリーナッツ法(JIS−K3362)により洗浄力試験を行った。汚れ落ちの程度は、洗浄前後のガラス片の重量から以下の式により洗浄率を算出して評価した。
Figure 0005784963
Figure 0005784963

殺菌成分A:1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライド(10−10−10−Cl)
非イオン界面活性剤A:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(HLB値9)
非イオン界面活性剤C:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(HLB値14)
PHMB:ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩
結果を表11に示す。本発明の殺菌洗浄剤組成物は、比較例の組成物に比べ高い洗浄力を有していた。
Figure 0005784963

Claims (12)

  1. 1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライドおよび1,12−ジ(3−オクチル−2−メチルイミダゾリウム)ドデカンジクロライドからなる群より選ばれる1種以上の化合物および非イオン界面活性剤を含有し、かつ、pHが8〜9.4である水溶液からなる殺菌洗浄剤組成物。
  2. 前記1種以上の化合物が、1,10−ジ(3−デシル−2−メチルイミダゾリウム)デカンジクロライドである請求項1に記載の殺菌洗浄剤組成物。
  3. 前記1種以上の化合物を0.001〜50重量%含有する請求項1または2に記載の殺菌洗浄剤組成物。
  4. 前記1種以上の化合物1重量部に対し、非イオン界面活性剤を0.1〜20重量部含有する請求項1〜のいずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物。
  5. 非イオン界面活性剤が、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドおよびポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群より選ばれる1種以上である請求項1〜のいずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物。
  6. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド1重量部に対してポリオキシアルキレンアルキルエーテルを0.05〜1.0重量部含有する請求項記載の殺菌洗浄剤組成物。
  7. 組成物のpHが、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムからなる群より選ばれる1種以上のアルカリ剤を用いて調整されている請求項1〜のいずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物。
  8. さらにビグアナイド系殺菌剤を含有する請求項1〜のいずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物。
  9. 前記1種以上の化合物1重量部に対し、ビグアナイド系殺菌剤を0.5〜40重量部含有する請求項記載の殺菌洗浄剤組成物。
  10. ビグアナイド系殺菌剤が、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩である請求項又は記載の殺菌洗浄剤組成物。
  11. 第四級アンモニウム塩および/またはビグアナイド系殺菌剤に対し抵抗性を有する微生物が存在しているか又は発生し得る対象に対して使用するための、請求項1〜10のいずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物。
  12. 請求項1〜11いずれかに記載の殺菌洗浄剤組成物またはその希釈液を殺菌洗浄対象物と接触させることを特徴とする殺菌洗浄方法。
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