JP2019104794A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 充分な殺菌力を有し、かつ、金属腐食性が抑えられた洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】 テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、オクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される少なくとも1種とを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。【選択図】 なし
Description
本発明は、洗浄剤組成物に関する。
第四級アンモニウム塩の中には、殺菌作用を有する化合物がある。特に、塩化ジデシルジメチルアンモニウムは殺菌作用が強く、種々の洗浄剤組成物の成分として広く使用されている。
例えば、特許文献1には、ジ長鎖アルキルジ短鎖アルキルアンモニウム塩1重量部に対して、両性界面活性剤0.01〜1.2重量部、ポリオキシエチレンオキシプロピレンアルキルエーテル0.3〜1.2重量部およびエタノール0.1〜6重量部を含有する水溶液からなる殺菌洗浄剤組成物が記載されており、ジ長鎖アルキルジ短鎖アルキルアンモニウム塩として、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(塩化ジデシルジメチルアンモニウム)が使用できることが記載されている。
塩化ジデシルジメチルアンモニウムは、殺菌力が強い反面、金属腐食性が強く、金属製品や金属器具の近くで使用することには不向きであった。
本発明は上記問題点を解決するためになされた発明であり、充分な殺菌力を有し、かつ、金属腐食性が抑えられた洗浄剤組成物を提供することである。
すなわち、本発明の洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される少なくとも1種とを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であり、上記トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドの含有量は、0.01〜5重量%であり、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、上記アルキルグルコシド及び上記脂肪酸アルカノールアミドの合計含有量は、10〜20重量%であることが望ましい。
また、別の本発明の洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ビグアナイド系殺菌剤と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、脂肪酸アルカノールアミドとアルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であり、上記ビグアナイド系殺菌剤の含有量は、1〜10重量%であり、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜20重量%であり、上記脂肪酸アルカノールアミドの含有量は、1〜10重量%であり、上記アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましい。
また、本発明の別の洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシドと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記アルカリ剤の含有量は、1〜20重量%であり、上記ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートの含有量は、0.1〜20重量%であり、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、上記アルキルグルコシドの含有量は、1〜10重量%であり、上記アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましい。
また、本発明の別の洗浄剤組成物は、溶剤と、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、テトラアルキルアンモニウムカーボネートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記溶剤の含有量は、0.1〜1.5重量%であり、上記塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、上記ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、上記テトラアルキルアンモニウムカーボネートの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、上記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜5.0重量%であることが望ましい。
また、本発明の別の洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドと、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記アルカリ剤の含有量は、3〜30重量%であり、上記溶剤の含有量は、1〜10重量%であり、上記ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であり、上記アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であり、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、上記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましい。
また、本発明の別の洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、テトラアルキルアンモニウムアジペートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記アルカリ剤の含有量は、3〜10重量%であり、上記溶剤の含有量は、1〜10重量%であり、上記テトラアルキルアンモニウムアジペートの含有量は、0.01〜0.15重量%であり、上記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜3.0重量%であることが望ましい。
また、本発明の別の洗浄剤組成物は、溶剤と、アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤と、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、有機酸とを含むことを特徴とする。
上記本発明の洗浄剤組成物では、上記溶剤の含有量は、1〜15重量%であり、上記アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤の含有量は、5〜15重量%であり、上記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜10重量%であり、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜10重量%であり、有機酸の含有量は、0.1〜5重量%であることが望ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、第四級アンモニウム塩として、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、金属腐食性が抑えられている。
また、本発明の洗浄剤組成物は、殺菌作用を有する第四級アンモニウム塩を含む。そのため、本発明の洗浄剤組成物を使用することにより、洗浄対象を充分に殺菌することができる。
また、本発明の洗浄剤組成物は、殺菌作用を有する第四級アンモニウム塩を含む。そのため、本発明の洗浄剤組成物を使用することにより、洗浄対象を充分に殺菌することができる。
以下、本発明の洗浄剤組成物について具体的な実施形態を示しながら説明する。しかしながら、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される少なくとも1種とを含むことを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される少なくとも1種とを含むことを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、第四級アンモニウム塩として、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェート及びトリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドとを含む。テトラアルキルアンモニウムメトサルフェート及びトリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドは、殺菌作用を有するので、本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
また、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェートであることが望ましい。
また、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドは、オクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドであることが望ましい。
また、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェートであることが望ましい。
また、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドは、オクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドであることが望ましい。
また、本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが含まれているので、洗浄力及び起泡力が高い。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドは、いずれか一方のみ含まれていてもよいが、両方とも含まれている方が望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物が、アルキルグルコシドを含む場合、洗浄力が高くなる。また、アルキルグルコシドにより、他の成分が可溶化しやすくなる。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物が、アルキルグルコシドを含む場合、アルキルグルコシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物が、脂肪酸アルカノールアミドを含む場合、
起泡力が高くなる。また、脂肪酸アルカノールアミドにより他の成分が可溶化しやすくなる。
起泡力が高くなる。また、脂肪酸アルカノールアミドにより他の成分が可溶化しやすくなる。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物が、脂肪酸アルカノールアミドを含む場合、脂肪酸アルカノールアミドの脂肪酸の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドとしては、脂肪酸ジエタノールアミドであることが望ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドとしては、脂肪酸ジエタノールアミドであることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、10〜20重量%であることがより望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドの含有量は、0.01〜5重量%であることが望ましく、0.25〜3重量%であることがより望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であることが望ましく、5〜15重量%であることがより望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルグルコシドの含有量は、5〜15重量%であることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、脂肪酸アルカノールアミドの含有量は、3〜8重量%であることがより望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルグルコシド及び上記脂肪酸アルカノールアミドの合計含有量は、10〜20重量%であることがより望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物の各成分が上記の範囲であると、配合バランスがよく、効率よく殺菌することができる。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、5〜8であることが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る洗浄剤組成物は、0.2〜1.0重量%の濃度となるように水で希釈して使用することが望ましい。また、床や調理台など厨房環境全般の洗浄・除菌を行う為に使用することが望ましい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ビグアナイド系殺菌剤と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、脂肪酸アルカノールアミドと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ビグアナイド系殺菌剤と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、脂肪酸アルカノールアミドと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、第四級アンモニウム塩として、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートを含む。テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、殺菌作用を有する。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、ビグアナイド系殺菌剤を含む。ビグアナイド系殺菌剤も殺菌作用を有する。
従って、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
また、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェートであることが望ましい。
ビグアナイド系殺菌剤は、ポリヘキサメチレンビグアナイドであることが望ましい。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、ビグアナイド系殺菌剤を含む。ビグアナイド系殺菌剤も殺菌作用を有する。
従って、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
また、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェートであることが望ましい。
ビグアナイド系殺菌剤は、ポリヘキサメチレンビグアナイドであることが望ましい。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェート及びビグアナイド系殺菌剤の2種類の殺菌剤が配合されているので、抗菌スペクトルが広い。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが含まれているので、洗浄力及び起泡力が高い。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物には、脂肪酸アルカノールアミドが含まれているので起泡力が高い。また、脂肪酸アルカノールアミドにより他の成分が可溶化しやすくなる。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物において、脂肪酸アルカノールアミドの脂肪酸の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドとしては、脂肪酸ジエタノールアミドであることが望ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドとしては、脂肪酸ジエタノールアミドであることが望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルアミンオキシドを含むので、洗浄力及び起泡力が高い。
また、本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、5〜15重量%であることがより望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、ビグアナイド系殺菌剤の含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、5〜10重量%であることがより望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜20重量%であることが望ましく、10〜20重量%であることがより望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、脂肪酸アルカノールアミドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、3〜10重量%であることがより望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物の各成分が上記の範囲であると、配合バランスがよく、効率よく殺菌することができる。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、6〜8であることが望ましい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄剤組成物は、0.3〜1.0重量%の濃度となるように水で希釈して使用することが望ましい。また、床や調理台など厨房環境全般の洗浄・除菌を行う為に使用することが望ましい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシドと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルグルコシドと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、第四級アンモニウム塩として、ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートを含む。ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートは、殺菌作用を有するので、本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートとしては、N,N−ジデシル−N−メチル−ポリ(オキシエチル)アンモニウムプロピオネートが望ましい。
ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートとしては、N,N−ジデシル−N−メチル−ポリ(オキシエチル)アンモニウムプロピオネートが望ましい。
また、本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤を含む。そのため、アルカリ洗浄剤として機能する。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、メタ/オルソケイ酸ナトリウムやメタ/オルソケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、メタ/オルソケイ酸ナトリウムやメタ/オルソケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが含まれているので、洗浄力及び起泡力が高い。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物には、アルキルグルコシドが含まれているので、洗浄力が高い。また、アルキルグルコシドにより、他の成分が可溶化しやすくなる。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルグルコシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルアミンオキシドを含むので、洗浄力及び起泡力が高く、スプレーガンやフォーマーを使った発泡洗浄ができる。
また、本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルカリ剤の含有量は、1〜20重量%であることが望ましく、8〜20重量%であることがより望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルグルコシドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、3〜8重量%であることがより望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、11〜13であることが望ましい。
本発明の第3実施形態に係る洗浄剤組成物は、2〜10重量%の濃度となるように水で希釈して使用することが望ましい。また、床や調理台など厨房環境全般の洗浄・除菌を行う為に使用することが望ましい。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤と、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、テトラアルキルアンモニウムカーボネートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤と、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、テトラアルキルアンモニウムカーボネートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、テトラアルキルアンモニウムカーボネートを含む。塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、テトラアルキルアンモニウムカーボネートは、殺菌作用を有するので、本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
また、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンのアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
また、テトラアルキルアンモニウムカーボネートは、ジアルキルジメチルアンモニウムカーボネートであってもよく、このアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
また、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンのアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
また、テトラアルキルアンモニウムカーボネートは、ジアルキルジメチルアンモニウムカーボネートであってもよく、このアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
また、本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤を含む。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルアミンオキシドを含むので、洗浄力及び起泡力が高く、スプレーガンやフォーマーを使った発泡洗浄ができる。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルアミンオキシドの脂肪酸の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、溶剤の含有量は、0.1〜1.5重量%であることが望ましく、0.5〜1.2重量%であることがより望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であることが望ましく、0.25〜0.5重量%であることがより望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であることが望ましく、0.25〜0.5重量%であることがより望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムカーボネートの含有量は、0.25〜1.25重量%であることが望ましく、0.25〜0.5重量%であることがより望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜5.0重量%であることが望ましく、1.0〜4.0重量%であることがより望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物の各成分が上記の範囲であると、配合バランスがよく、効率よく殺菌することができる。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、6〜8であることが望ましい。
本発明の第4実施形態に係る洗浄剤組成物は、トイレや浴室の洗浄・除菌に使用することが望ましい。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドと、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドと、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、第四級アンモニウム塩として、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライド及びアルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドを含む。これら化合物は、殺菌作用を有するので、本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
なお、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドとしては、アルキルジメチルヒドロキシアンモニウムクロライドであることが望ましい。また、アルキルジメチルヒドロキシアンモニウムクロライドのアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
なお、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドとしては、アルキルジメチルヒドロキシアンモニウムクロライドであることが望ましい。また、アルキルジメチルヒドロキシアンモニウムクロライドのアルキル基の炭素数は、8〜14個であることが望ましい。
また、本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤を含む。そのため、アルカリ洗浄剤として機能する。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、ケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、ケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤を含む。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
また、本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが含まれているので、洗浄力及び起泡力が高い。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、6〜20個であることが望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルアミンオキシドを含むので、洗浄力及び起泡力が高く、スプレーガンやフォーマーを使った発泡洗浄ができる。
また、本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルカリ剤の含有量は、3〜30重量%であることが望ましく、15〜25重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、溶剤の含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、2〜7重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、2〜4重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、2〜4重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であることが望ましく、5〜10重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜20重量%であることが望ましく、5〜12重量%であることがより望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、9〜12であることが望ましい。
本発明の第5実施形態に係る洗浄剤組成物は、床や調理台など厨房環境全般の洗浄・除菌を行う為に使用することが望ましい。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、テトラアルキルアンモニウムアジペートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤と、溶剤と、テトラアルキルアンモニウムアジペートと、アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、第四級アンモニウム塩として、テトラアルキルアンモニウムアジペートを含む。テトラアルキルアンモニウムアジペートは、殺菌作用を有するので、本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
また、テトラアルキルアンモニウムアジペートは、ジデシルジメチルアンモニウムアジペートであることが望ましい。
また、テトラアルキルアンモニウムアジペートは、ジデシルジメチルアンモニウムアジペートであることが望ましい。
また、本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルカリ剤を含む。そのため、アルカリ洗浄剤として機能する。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、ケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物に含まれるアルカリ剤としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、ケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等のアルカリ金属のケイ酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、及び、モノエタノールアミンやジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアルカノールアミンが挙げられる。
これらの中では、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びエタノールアミンが望ましい。
これらのアルカリ剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤を含む。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルアミンオキシドを含むので、洗浄力及び起泡力が高く、スプレーガンやフォーマーを使った発泡洗浄ができる。
また、本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルアミンオキシドのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルカリ剤の含有量は、3〜10重量%であることが望ましく、5〜10重量%であることがより望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物では、溶剤の含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムアジペートの含有量は、0.01〜0.15重量%であることが望ましく、0.01〜0.05重量%であることがより望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物では、アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜3.0重量%であることが望ましく、1.0〜3.0重量%であることがより望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物の各成分が上記の範囲であると、配合バランスがよく、効率よく殺菌することができる。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、8〜11であることが望ましい。
本発明の第6実施形態に係る洗浄剤組成物は、テーブルやガラスなど飲食店の店舗清掃に使用することが望ましい。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤と、アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤と、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、有機酸とを含むことを特徴とする。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤と、アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤と、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、有機酸とを含むことを特徴とする。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤及びテトラアルキルアンモニウムメトサルフェートを含む。これら化合物は、殺菌作用を有するので、本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、充分な殺菌力を有する。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物では、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートは、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェートであることが望ましい。
また、本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、塩化ジデシルジメチルアンモニウムを含まない。そのため、本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、金属腐食性が抑えられている。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、溶剤を含む。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
溶剤としては、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
また、本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが含まれているので、洗浄力が高い。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、8〜18個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、20〜50個であることが望ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのオキシアルキレン基は、オキシエチレン基及び/又はオキシプロプレン基であることが望ましい。また、オキシアルキレン基の数は、20〜50個であることが望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は有機酸を含む。
有機酸は、クエン酸及びリンゴ酸からなる群から選択される少なくとも1種であることが望ましい。
有機酸は、クエン酸及びリンゴ酸からなる群から選択される少なくとも1種であることが望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、溶剤の含有量は、1〜15重量%であることが望ましく、1〜10重量%であることがより望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤の含有量は、5〜15重量%であることが望ましく、4〜12重量%であることがより望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜10重量%であることが望ましく、0.25〜1.0重量%であることがより望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜10重量%であることが望ましく、1〜5重量%であることがより望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物において、有機酸の含有量は、0.1〜5重量%であることが望ましく、0.5〜1重量%であることがより望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物の各成分が上記の範囲であると、配合バランスがよく、効率よく殺菌することができる。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物の100倍希釈時のpHは、5〜6であることが望ましい。
本発明の第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、柔軟剤として使用してもよく、洗浄剤として使用してもよい。
(その他の構成)
上記本発明の第1実施形態〜第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、さらにキレート剤、消泡剤、香料等の成分を含んでいてもよい。
上記本発明の第1実施形態〜第7実施形態に係る洗浄剤組成物は、さらにキレート剤、消泡剤、香料等の成分を含んでいてもよい。
キレート剤としては、特に限定されないが、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸(HEDTA)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、エチレンジアミンコハク酸(EDDS)、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸(HIDA)、グルタミン酸二酢酸(GLDA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、アスパラギン酸二酢酸(ASDA)、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸(HEDP)、ニトリロトリスメチレンホスホン酸(NTMP)、ホスホノブタントリカルボン酸(PBTC)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)及びこれらの塩、並びに、トリポリリン酸、ヘキサメタリン酸塩等が挙げられる。
消泡剤としては、特に限定されないが、シリコーン系消泡剤等が挙げられる。
(実施例)
表1に示す処方に従い、実施例1〜8に係る洗浄剤組成物を作製した。
なお、表1において、「%」は重量%を意味する。
表1に示す処方に従い、実施例1〜8に係る洗浄剤組成物を作製した。
なお、表1において、「%」は重量%を意味する。
なお、実施例で使用した試薬の製造元等は以下の通りである。
ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェート:「リポカード210−80MSPG」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)
ジメチルジオクチルアンモニウムクロライド:「BARDAC LF−80」(ロンザジャパン株式会社製)
ヘキサデシルトリメチルアンモニウムメトサルフェート:「リポカード16−30MSK」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)
N,N−ジデシル−N−メチル−ポリ(オキシエチル)アンモニウムプロピオネート:「Bardap26」(ロンザジャパン株式会社製)
塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシン:「レボンT−2」(三洋化成工業株式会社製)
ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシン:「レボンS」(三洋化成工業株式会社製)
テトラアルキルアンモニウムカーボネート:「CarboquatMW50」(ロンザジャパン株式会社製)
アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド:「プレパーゲンHY」(クラリアントジャパン株式会社製)
テトラアルキルアンモニウムアジペート:「オスモリンDA−50」(三洋化成工業株式会社製)
アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤:「カチオン SF−75PA」(三洋化成工業株式会社製)
ポリヘキサメチレンビグアナイド:「プロキセルIB」(ロンザジャパン株式会社製)
オクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライド:「AEM5700」Microban International, Ltd.製
水酸化カリウム:「液体苛性カリ」(旭硝子株式会社製)
水酸化ナトリウム:「液体苛性ソーダ」(旭硝子株式会社製)
メタケイ酸ナトリウム・5水和物:「メタケイ酸ソーダ(5水塩)」(日本化学工業株式会社製)
モノエタノールアミン:「モノエタノールアミン」(日本触媒株式会社製)
エタノール:「発酵アルコール」(合同酒精株式会社製)
グリセリン:「グリセリン」(阪本薬品工業株式会社製)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル:「ブチセノール20」(協和発酵工業株式会社製)
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(EO10):「ノイゲンXL−100」(第一工業製薬株式会社製)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(EO40):「ナロアクティーCL400」(三洋化成工業株式会社製)
脂肪酸ジエタノールアミド:「アミコールCDE−G」(ミヨシ油脂株式会社製)
アルキルグルコシド:「トライトンCG−650」(ダウケミカル株式会社製)
アルキルアミンオキシド(C8−18):「タイポールソフトAOC30」(泰光油脂化学工業株式会社製)
クエン酸:「クエン酸」(磐田化学株式会社製)
リンゴ酸:「リンゴ酸」(磐田化学株式会社製)
EDTA−4Na:「キレスト3D」(キレスト株式会社製)
EDTA−4H:「キレスト3A」(キレスト株式会社製)
シリコーン系消泡剤:「KM−73」(信越シリコーン株式会社製)
ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェート:「リポカード210−80MSPG」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)
ジメチルジオクチルアンモニウムクロライド:「BARDAC LF−80」(ロンザジャパン株式会社製)
ヘキサデシルトリメチルアンモニウムメトサルフェート:「リポカード16−30MSK」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)
N,N−ジデシル−N−メチル−ポリ(オキシエチル)アンモニウムプロピオネート:「Bardap26」(ロンザジャパン株式会社製)
塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシン:「レボンT−2」(三洋化成工業株式会社製)
ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシン:「レボンS」(三洋化成工業株式会社製)
テトラアルキルアンモニウムカーボネート:「CarboquatMW50」(ロンザジャパン株式会社製)
アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド:「プレパーゲンHY」(クラリアントジャパン株式会社製)
テトラアルキルアンモニウムアジペート:「オスモリンDA−50」(三洋化成工業株式会社製)
アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤:「カチオン SF−75PA」(三洋化成工業株式会社製)
ポリヘキサメチレンビグアナイド:「プロキセルIB」(ロンザジャパン株式会社製)
オクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライド:「AEM5700」Microban International, Ltd.製
水酸化カリウム:「液体苛性カリ」(旭硝子株式会社製)
水酸化ナトリウム:「液体苛性ソーダ」(旭硝子株式会社製)
メタケイ酸ナトリウム・5水和物:「メタケイ酸ソーダ(5水塩)」(日本化学工業株式会社製)
モノエタノールアミン:「モノエタノールアミン」(日本触媒株式会社製)
エタノール:「発酵アルコール」(合同酒精株式会社製)
グリセリン:「グリセリン」(阪本薬品工業株式会社製)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル:「ブチセノール20」(協和発酵工業株式会社製)
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(EO10):「ノイゲンXL−100」(第一工業製薬株式会社製)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(EO40):「ナロアクティーCL400」(三洋化成工業株式会社製)
脂肪酸ジエタノールアミド:「アミコールCDE−G」(ミヨシ油脂株式会社製)
アルキルグルコシド:「トライトンCG−650」(ダウケミカル株式会社製)
アルキルアミンオキシド(C8−18):「タイポールソフトAOC30」(泰光油脂化学工業株式会社製)
クエン酸:「クエン酸」(磐田化学株式会社製)
リンゴ酸:「リンゴ酸」(磐田化学株式会社製)
EDTA−4Na:「キレスト3D」(キレスト株式会社製)
EDTA−4H:「キレスト3A」(キレスト株式会社製)
シリコーン系消泡剤:「KM−73」(信越シリコーン株式会社製)
(洗浄力評価)
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、洗浄力の評価を以下の手順で行った。結果を表1に示す。
ステンレス板(6cm×6cm)に複合汚れ(大豆白絞油:牛脂:薄力粉=85:5:10)を0.2gを塗り、10分間放置し、モデル汚れとした。
汚れの付いたステンレス板を所定濃度(実施例1:250倍、実施例2:200倍、実施例3:25倍、実施例4:1倍、実施例5:250倍、実施例6:5倍、実施例7:10倍、実施例8:10倍)に希釈した洗浄液中に浸漬し、一定時間浸漬後の汚れの落ち具合を目視で評価した。
評価基準は以下の通りである。
◎:75%以上の汚れが除去されている。
○:50%を超え、75%未満の汚れが除去されている。
×:50%以上の汚れが付着している。
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、洗浄力の評価を以下の手順で行った。結果を表1に示す。
ステンレス板(6cm×6cm)に複合汚れ(大豆白絞油:牛脂:薄力粉=85:5:10)を0.2gを塗り、10分間放置し、モデル汚れとした。
汚れの付いたステンレス板を所定濃度(実施例1:250倍、実施例2:200倍、実施例3:25倍、実施例4:1倍、実施例5:250倍、実施例6:5倍、実施例7:10倍、実施例8:10倍)に希釈した洗浄液中に浸漬し、一定時間浸漬後の汚れの落ち具合を目視で評価した。
評価基準は以下の通りである。
◎:75%以上の汚れが除去されている。
○:50%を超え、75%未満の汚れが除去されている。
×:50%以上の汚れが付着している。
(殺菌力評価)
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、殺菌力の評価を以下の手順で行った。
菌株として、大腸菌(Escherichia coli)NBRC3972、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)NBRC12732を準備した。各菌株を普通ブイヨン培地で35℃、24時間振とう培養し、107〜109CFU/mLの試験菌液をそれぞれ調製した。次に、菌液0.1mLを各実施例及び各比較例で調製した液体洗浄剤組成物の希釈液(実施例1:750倍、実施例2:1000倍、実施例3:125倍、実施例4:5倍、実施例5:1250倍、実施例6:25倍、実施例7:50倍、実施例8:50倍)10mLに加え、混合後、室温℃で30秒又は60秒作用させた。その後、混合液をSCDLP培地に1白金耳移植し、35℃、48時間培養後、菌の有無を判定した。結果を表1に示す。
評価基準は以下の通りである。
○:大腸菌及び黄色ブドウ球菌の両方に対し、殺菌効果がある。
×:大腸菌及び/又は黄色ブドウ球菌に対し、殺菌効果がない。
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、殺菌力の評価を以下の手順で行った。
菌株として、大腸菌(Escherichia coli)NBRC3972、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)NBRC12732を準備した。各菌株を普通ブイヨン培地で35℃、24時間振とう培養し、107〜109CFU/mLの試験菌液をそれぞれ調製した。次に、菌液0.1mLを各実施例及び各比較例で調製した液体洗浄剤組成物の希釈液(実施例1:750倍、実施例2:1000倍、実施例3:125倍、実施例4:5倍、実施例5:1250倍、実施例6:25倍、実施例7:50倍、実施例8:50倍)10mLに加え、混合後、室温℃で30秒又は60秒作用させた。その後、混合液をSCDLP培地に1白金耳移植し、35℃、48時間培養後、菌の有無を判定した。結果を表1に示す。
評価基準は以下の通りである。
○:大腸菌及び黄色ブドウ球菌の両方に対し、殺菌効果がある。
×:大腸菌及び/又は黄色ブドウ球菌に対し、殺菌効果がない。
(金属腐食性評価)
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、金属腐食性の評価を以下の手順で行った。結果を表1に示す。
金属試験片(2cm×4cm、厚さ0.3mm,アルミニウム:A1050JISH4000−88 日本テストパネル製)を所定濃度(実施例1:250倍、実施例2:200倍、実施例3:25倍、実施例4:1倍、実施例5:250倍、実施例6:5倍、実施例7:10倍、実施例8:10倍)に希釈した試験液50mLに10分間浸漬し、すすぎ、乾燥させた。この操作を6回繰り返した(液温:25−30℃)。
これらの操作後の外観から金属腐食性を評価した。
評価基準は以下の通りである。
○:金属光沢がある
×:金属光沢がない
実施例1〜8に係る液体洗浄剤組成物について、金属腐食性の評価を以下の手順で行った。結果を表1に示す。
金属試験片(2cm×4cm、厚さ0.3mm,アルミニウム:A1050JISH4000−88 日本テストパネル製)を所定濃度(実施例1:250倍、実施例2:200倍、実施例3:25倍、実施例4:1倍、実施例5:250倍、実施例6:5倍、実施例7:10倍、実施例8:10倍)に希釈した試験液50mLに10分間浸漬し、すすぎ、乾燥させた。この操作を6回繰り返した(液温:25−30℃)。
これらの操作後の外観から金属腐食性を評価した。
評価基準は以下の通りである。
○:金属光沢がある
×:金属光沢がない
Claims (14)
- テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、
トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドと、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、
アルキルグルコシド及び脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される少なくとも1種とを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であり、
前記トリアルキル(3−トリアルコキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドの含有量は、0.01〜5重量%であり、
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、
前記アルキルグルコシド及び前記脂肪酸アルカノールアミドの合計含有量は、10〜20重量%である請求項1に記載の洗浄剤組成物。 - テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、
ビグアナイド系殺菌剤と、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、
脂肪酸アルカノールアミドと
アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜20重量%であり、
前記ビグアナイド系殺菌剤の含有量は、1〜10重量%であり、
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜20重量%であり、
前記脂肪酸アルカノールアミドの含有量は、1〜10重量%であり、
前記アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%である請求項3に記載の洗浄剤組成物。 - アルカリ剤と、
ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートと、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、
アルキルグルコシドと、
アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記アルカリ剤の含有量は、1〜20重量%であり、
前記ジアルキルメチルポリオキシエチルアンモニウムプロピオネートの含有量は、0.1〜20重量%であり、
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、
前記アルキルグルコシドの含有量は、1〜10重量%であり、
前記アルキルアミンオキシドの含有量は、1〜10重量%である請求項5に記載の洗浄剤組成物。 - 溶剤と、
塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンと、
ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンと、
テトラアルキルアンモニウムカーボネートと、
アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記溶剤の含有量は、0.1〜1.5重量%であり、
前記塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、
前記ナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシンの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、
前記テトラアルキルアンモニウムカーボネートの含有量は、0.25〜1.25重量%であり、
前記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜5.0重量%である請求項7に記載の洗浄剤組成物。 - アルカリ剤と、
溶剤と、
ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドと、
アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドと、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、
アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記アルカリ剤の含有量は、3〜30重量%であり、
前記溶剤の含有量は、1〜10重量%であり、
前記ジメチルジオクチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であり、
前記アルキルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドの含有量は、0.1〜20重量%であり、
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜15重量%であり、
前記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜20重量%である請求項9に記載の洗浄剤組成物。 - アルカリ剤と、
溶剤と、
テトラアルキルアンモニウムアジペートと、
アルキルアミンオキシドとを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記アルカリ剤の含有量は、3〜10重量%であり、
前記溶剤の含有量は、1〜10重量%であり、
前記テトラアルキルアンモニウムアジペートの含有量は、0.01〜0.15重量%であり、
前記アルキルアミンオキシドの含有量は、0.1〜3.0重量%である請求項11に記載の洗浄剤組成物。 - 溶剤と、
アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤と、
テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートと、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、
有機酸とを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 前記溶剤の含有量は、1〜15重量%であり、
前記アルキルイミダゾリン型カチオン界面活性剤の含有量は、5〜15重量%であり、
前記テトラアルキルアンモニウムメトサルフェートの含有量は、0.1〜10重量%であり、
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、1〜10重量%であり、
前記有機酸の含有量は、0.1〜5重量%である請求項13に記載の洗浄剤組成物。
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