JP5592782B2 - 食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物 - Google Patents

食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物 Download PDF

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Description

本発明は、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物に関する。
食品加工工場では、生産スケジュールの中断時に、定期的に、食品の加工及び/又は調理に用いる機器及び設備を洗浄し、衛生状態を確保している。洗浄対象となる機器としては、例えば、ネットコンベアやフリーザー、スライサー、精米機などが挙げられ、設備としては、例えば、床、壁、作業台などが挙げられる。これらの洗浄対象は規模が大きかったり、パーツが入り組み複雑化したりしているため、これらを効率的に洗浄する方法として、通常、洗浄剤を発泡させ泡状にして洗浄対象に適用する発泡洗浄が採用される。
発泡洗浄では、洗浄剤組成物を水で5〜200倍に希釈した希釈液を噴射装置に投入し、水圧や空圧によって起泡させた泡を洗浄対象である機器や設備に噴射・付着させて、一定時間保持させた後、ブラシやスポンジを用いてこするか、又はこすらずに水で濯ぐことにより洗浄・殺菌を行う場合や、洗浄剤組成物を原液のまま噴射装置に投入し、水圧により水と混合・起泡させて洗浄対象に噴射・付着させる場合が挙げられる。このような発泡洗浄では、洗浄剤を泡状に塗布することで、洗浄対象における滞留時間が長くなり、洗浄・殺菌効果が向上する。また、泡による接触洗浄では、洗浄剤の散布状況が目視にて確認できるので、処理箇所が容易に判別でき、洗浄剤の不必要な飛散を抑制できるという利点がある。
食品の加工及び/又は調理に用いる機器及び設備(即ち、食品加工設備及び/又は調理設備)を発泡洗浄により洗浄する際の洗浄剤組成物として、特許文献1には、第四級アンモニウム塩系殺菌剤等の殺菌剤、珪酸アルカリ金属塩、及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有する殺菌洗浄剤組成物が開示されており、また、特許文献2には、アルキルアミン4級化物及びビグアナイド系化合物等の殺菌剤、及び珪酸塩を含有する殺菌洗浄剤組成物が開示されている。
また、床等の設備を洗浄するための洗浄剤として、特許文献3には、アミンオキサイド型界面活性剤と脂肪酸塩を含有する洗浄剤が開示されている。
特開2004−231594号公報 特開2004−189874号公報 特開2003−238990号公報
食品加工設備及び/又は調理設備の洗浄に用いられる洗浄剤組成物は、洗浄・殺菌の性能の他、上記の発泡洗浄への適性から、起泡性(泡立ちのし易さ)や、接触させた泡の安定性に優れることが要求される。従来の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物に関しては、起泡性や泡の安定性に主眼が置かれ開発がなされており、特許文献1及び特許文献2記載の技術をはじめ、在来の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の多くは十分な起泡性や泡の安定性を実現するに至っている。その反面、これら従来の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物に関しては、濯ぎ時に泡がなかなか切れずに多量の濯ぎ水を用いて濯がなければならず、経済的に不利であり、また作業負荷が大きくなり(作業時間がかかる)、しかも環境負荷という点でも不利である。しかしながら、洗浄時の起泡性/泡安定性と、濯ぎ時の泡切れ性はトレードオフの関係にあり、両性能を同時に満足させることは非常に困難であった。
一方、床等の設備を洗浄するための洗浄剤として、特許文献3にはアミンオキサイド型界面活性剤と脂肪酸塩を併用する技術が開示されているが、かかる技術を発泡洗浄に適用することは検討されておらず、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤における課題とその解決手段を示唆するものではない。また、特許文献3はチアゾリンのような特殊な殺菌剤を用いるものであり(段落0005)、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤においてより一般的な4級アンモニウム塩型殺菌剤を含有する系においては、脂肪酸塩と殺菌剤が相互作用するために、殺菌効果が著しく低下するばかりか、起泡性/泡安定性まで損なわれることが予想される。
また、食品加工設備及び/又は調理設備の洗浄に用いられる洗浄剤組成物は、上述のように、発泡洗浄への適性から、起泡性/泡安定性と濯ぎ時の泡切れ性の両立が要求される。そのため、あらかじめ配合組成物中には起泡性/泡安定性を満足させるのに十分な濃度にて界面活性剤を配合することが好ましく、しかも界面活性剤としては濯ぎ性の高い界面活性剤の配合が必要となる。濯ぎ性の高い界面活性剤としては石鹸が知られているが、石鹸のアルキル鎖の鎖長の選択が非常に重要であり、アルキル鎖が短いと希釈して使用する際、すすぎ性が低下し、またアルキル鎖が長いと配合液の粘度が高くなり、ひいては低温下で固化したり、常温でも固化したりして配合が困難となる。したがって、界面活性剤を高配合しながら低温下でも溶液安定性を維持し得ると共に、希釈使用時の起泡性/泡安定性、更には濯ぎ性を全て満たす配合は非常に困難であった。
本発明の課題は、低温下でも溶液安定性に優れ、かつ希釈して発泡洗浄に用いる際に、優れた殺菌効果並びに起泡性/泡安定性を呈すると共に、濯ぎ時には優れた泡切れ性を呈する、界面活性剤濃度の高い食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を提供することにある。
本出願人は、上記課題につき鋭意検討した結果、4級アンモニウム塩型殺菌剤を含有する系において、アミンオキサイド型界面活性剤と脂肪酸(若しくはその塩)とを特定の比率/特定の含有量にて用いることで、低温下でも優れた溶液安定性を呈すると共に、希釈して発泡洗浄に用いる際には、上記の予想に反し、殺菌効果並びに起泡性/泡安定性を維持し得るばかりでなく、濯ぎ時の泡切れ性をも満足し得る食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤を実現し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(a)4級アンモニウム塩型殺菌剤0.5〜10質量%、
(b)炭素数8〜16の炭化水素基を1つ有するアミンオキサイド型界面活性剤0.5〜19.5質量%、
(c)炭素数8〜16の脂肪酸及びそれらの塩から選ばれる1種以上の化合物0.5〜10質量%(但し、脂肪酸塩を含む場合は脂肪酸としての換算値)、及び
(d)水
を含有し、(b)成分/(c)成分の質量比が1/10〜10/1であり、(b)成分と(c)成分の合計含有量が4〜20質量%であり、且つ〔(a)成分+(b)成分〕/(c)成分の質量比が1/10〜20/1である食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物に関する。
本発明によれば、低温下でも溶液安定性に優れ、かつ、希釈して発泡洗浄に用いる際に、優れた殺菌効果並びに起泡性/泡安定性を呈すると共に、濯ぎ時には優れた泡切れ性を呈する、界面活性剤濃度の高い食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物が提供される。
本発明の構成に関し詳細に述べる前に、以下の用語の意味に留意されたい。即ち、本発明において、用語「食品加工設備及び/又は調理設備」とは、食品加工工場において、食品を加工する際及び/又は調理する際に用いられる機器及び設備を意味する。かかる機器としては、例えば、ネットコンベアやフリーザー、スライサー、精米機などが挙げられる。また、かかる設備としては、例えば、床、壁、作業台などが挙げられる。
本発明において、用語「食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物」とは、上記「食品加工設備及び/又は調理設備」の洗浄に使用するための洗浄剤組成物を意味し、より詳細には、上記「食品加工設備及び/又は調理設備」を発泡洗浄により洗浄するための洗浄剤組成物を意味する。ここで、本発明の「食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物」に排水管用洗浄剤組成物は含まれないことに留意されたい。本発明の「食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物」は発泡することにより、配管内に泡が滞留し、すすぎ時に影響を与えるため排水管用洗浄剤組成物には不向きであるからである(排水管用洗浄剤として発泡洗浄用洗浄剤組成物が不向きであることは特開2010−150319号公報の段落0004も参照のこと)。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、下記(a)成分乃至(d)成分を含有する。
<(a)成分>
(a)成分は、4級アンモニウム塩型殺菌剤である。4級アンモニウム塩型殺菌剤としては、下記一般式(1)で表される化合物から選ばれる1種以上を用いることが好適である。
Figure 0005592782
〔式中、R、R、R、Rは、これらの1つ又は2つが、炭素数8〜16の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基又は次式
Figure 0005592782
で表される基を示し、残りは同一でも異なっていても良く、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基、ベンジル基又は次式−(CHCHO)−H(mはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり2〜20の数である。)で表される基を示し、Xは塩素イオン等のハロゲンイオン又はモノアルキルリン酸イオン、グルコン酸イオン等の有機アニオンである。〕。
中でも、N−長鎖アルキル(炭素数8〜12)−N,N−ジメチル−N−ベンジルアンモニウム塩、及びN,N−ジ長鎖アルキル(炭素数8〜12)−N,N−ジ短鎖アルキル(炭素数1〜3)アンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物が好適である。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物中の(a)成分の含有量は、0.5質量%以上であると充分な殺菌効果を得ることができ、また、使用感の観点からは、10質量%以下が好ましい。充分な殺菌効果と良好な使用感を得る観点から、(a)成分の含有量は0.5〜10質量%であり、より好ましくは1.5〜8質量%、更に好ましくは2〜5質量%である。
<(b)成分>
(b)成分は、炭素数8〜16の炭化水素基を1つ有するアミンオキサイド型界面活性剤である。分子中に含まれる炭素数8〜16の炭化水素基としては、アルキル基又はアルケニル基が挙げられ、それらは直鎖でも分岐鎖でもよい。
(b)成分は、例えば、炭素数8〜16の炭化水素基を1つと、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を2つ有するアミンオキサイド型界面活性剤である。このようなアミンオキサイド型界面活性剤としては、下記一般式(2)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0005592782
〔式中、Rは炭素数8〜16の炭化水素基、Rは炭素数1〜3のアルキレン基、R、Rは独立して、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、Yは−COO−、−CONH−、−O−から選ばれる基、nは0又は1の数である。〕
上記一般式(2)において、Rは好ましくは炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基であり、配合溶液の溶液安定性並びに濯ぎ時の泡切れ性に寄与する観点から、より好ましくは炭素数8〜14のアルキル基又はアルケニル基、さらに好ましくは炭素数8〜12のアルキル基又はアルケニル基である。Rは天然油脂由来のアルキル基構造であってもよく、天然原料を用いる観点から直鎖が好ましい。好ましい化合物の具体例としては、一般式(2)において、Rがオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、及びドデシル基であり、R、Rが共にメチル基であり、nが0である化合物が挙げられ、中でも、濯ぎ時の泡切れ性に寄与する観点から、Rがドデシル基であり、R、Rが共にメチル基であり、nが0である化合物(即ち、ドデシルジメチルアミンオキサイド)が特に好ましい。
(b)成分は、1種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。中でも、配合溶液の溶液安定性並びに濯ぎ時の泡切れ性の観点から、分子中に炭素数8〜14のアルキル基を1つ有するアミンオキサイド型界面活性剤を単独で、あるいは分子中に炭素数8〜14のアルキル基を1つ有するアミンオキサイド型界面活性剤を2種以上組み合わせて用いることが特に好ましい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物中の(b)成分の含有量は、0.5質量%以上であると汚れの負荷量の影響を受けず充分な起泡性及び泡安定性を得ることができ、また、配合性の観点から、19.5質量%以下が好ましい。発泡洗浄時における充分な起泡性及び泡安定性と良好な配合性を実現する観点から、(b)成分の含有量は0.5〜19.5質量%であり、より好ましくは2〜15質量%、更に好ましくは3〜10質量%である。
<(c)成分>
(c)成分は、炭素数8〜16の脂肪酸及びそれらの塩から選ばれる1種以上の化合物である。好適な(c)成分の例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、及びそれらの塩が挙げられ、中でも、濯ぎ時の泡切れ性に寄与するために、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びそれらの塩が好ましい。ここで、塩としては、アルカリ金属塩が挙げられ、中でも、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物中の(c)成分の含有量は、0.5質量%以上とすることで濯ぎ時の良好な泡切れ性を実現することができ、また、発泡洗浄時の殺菌効果並びに泡安定性の観点から10質量%以下が好ましい。発泡洗浄時の充分な殺菌効果並びに泡安定性と、濯ぎ時の良好な泡切れ性を実現する観点から、(c)成分の含有量は0.5〜10質量%であり、より好ましくは1.0〜10質量%、更に好ましくは2.5〜8質量%、特に好ましくは3〜5質量%である。ここで、上記含有量は、(c)成分に脂肪酸塩が含まれる場合は、脂肪酸としての換算量を用いた値である。
本発明の所望の効果を奏するにあたっては、(b)成分と(c)成分の含有量比率及びそれらの合計含有量、並びに(a)成分及び(b)成分の合計含有量に対する(c)成分の含有量比率を特定の範囲とすることが重要である。
即ち、(b)成分と(c)成分の含有量比率((b)成分/(c)成分の質量比)に関し、配合溶液の溶液安定性並びに発泡洗浄時の泡安定性の観点から1/10以上であることが好ましく、濯ぎ時の泡切れ性の観点から10/1以下であることが好ましい。配合溶液の溶液安定性、発泡洗浄時の泡安定性並びに濯ぎ時の泡切れ性を高いレベルにて実現し得る観点から、(b)成分/(c)成分の質量比は1/10〜10/1であり、より好ましくは1/8〜6/1であり、更に好ましくは1/5〜5/1であることが好適である。
(b)成分と(c)成分の合計含有量に関しては、組成物の運搬コスト、及び、発泡洗浄時に充分な起泡性を得る観点から4質量%以上であることが好ましく、使用時の取扱性、及び、濯ぎ時の泡切れ性の観点から20質量%以下が好ましい。発泡洗浄時の起泡性と濯ぎ時の泡切れ性を高いレベルにて両立し得る観点から、(b)成分と(c)成分の合計含有量は4〜20質量%であり、より好ましくは5〜20質量%、更に好ましくは6〜15質量%、特に好ましくは7〜10質量%であることが好適である。
(a)成分と(b)成分の合計含有量に対する(c)成分の含有量比率(即ち、〔(a)成分+(b)成分〕/(c)成分の質量比)は、希釈溶液の発泡性や泡安定性、殺菌効果に影響をあたえ重要である。〔(a)成分+(b)成分〕/(c)成分の質量比が1/10〜20/1であるならば、本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水(とりわけ硬度成分を含有する水)により5〜200倍の倍率にて希釈した場合に、良好な発泡性や泡安定性、殺菌効果を示すことができる。本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水(とりわけ硬度成分を含有する水)により5〜200倍の倍率にて希釈した希釈溶液の発泡性や泡安定性、殺菌効果を高いレベルにて実現する観点から、〔(a)成分+(b)成分〕/(c)成分の質量比は、より好ましくは1/2〜10/1、更に好ましくは1/1〜8/1であることが好適である。
また、発泡洗浄時の殺菌効果に寄与する観点から、(a)成分と(c)成分の含有量比率(即ち、(a)成分/(c)成分の質量比)は、好ましくは10/1〜1/2、より好ましくは5/1〜1/2、更に好ましくは2/1〜1/2であることが好適である。
<(d)成分>
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物において、上記(a)成分乃至(c)成分以外の残部は水〔即ち、(d)成分〕とし得る。水は、好ましくは硬度成分を含まないイオン交換水を用いることができる。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、洗浄性の観点から、強アルカリ性であることが好ましく、アルカリ剤を配合することが好ましい。アルカリ剤としては、アルカリ金属の水酸化物や、アルカリ金属の珪酸塩が挙げられる。アルカリ金属の水酸化物としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等が挙げられ、アルカリ金属の珪酸塩としては珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、具体的には、メタ珪酸ナトリウム、オルト珪酸ナトリウム、1号珪酸ナトリウム、2号珪酸ナトリウム、3号珪酸ナトリウム、4号珪酸ナトリウム、1K珪酸カリウム、2K珪酸カリウムが挙げられる。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、水で20倍に希釈した5質量%水溶液の20℃におけるpHが11.5以上であることが好ましい。ここで、かかるpHの値は、pH METER F−21((株)堀場製作所製)を用いて測定した値である。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、発泡洗浄時の泡安定性の観点から、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩等の有機ホスホン酸塩を含有することもできる。しかしながら、有機ホスホン酸塩の配合量が多いと、濯ぎ時の泡切れ性に影響を及ぼす場合があるため、泡切れ性を損なわない量にて配合することが重要である。具体的には、本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物中の有機ホスホン酸塩の含有量は0質量%以上0.5質量%未満であることが好ましく、濯ぎ時の泡切れ性の観点から、含まないことがより好ましい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、本願所望の効果を阻害しない範囲において、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物に通常用いられる、他の界面活性剤、キレート剤、増泡剤、ハイドロトロープ剤、着色料、香料、ビルダー、防錆剤等粘度調整剤等の任意成分を含有してもよい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は10℃〜60℃の温度範囲において液体であることが好ましい。詳細には、10℃〜60℃の範囲において、粘度3000mPa・s以下の流動性のあるものが好ましく、2000mPa・s以下であることがより好ましく、さらに、800mPa・s以下であることが一層好適である。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は10℃以下においても溶液安定性を損なわず、更に、0℃以下、ひいては−5℃の環境下においても、凍ることなく透明性を維持していることが好ましい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の調製方法は、特に制限されるものではないが、例えば、殺菌剤を除く原料(アミンオキサイド、脂肪酸、水等)を40〜80℃の温度にて混合させ、均一透明な混合液を得た後、徐冷し、40℃以下になったのを確認してから殺菌剤を配合することで調製することができる。
<食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の使用方法>
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、下記工程1〜3を含む洗浄方法に好適に用いられる。
工程1:食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水により5〜200倍の希釈倍率で、予め希釈し、及び/又は、希釈しながら、泡状に噴射し、食品加工設備及び/又は調理設備に付着させる工程
工程2:泡を一定の時間保持する工程
工程3:食品加工設備及び/又は調理設備を水で濯ぐ工程
工程1では、本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を、水により5〜200倍の希釈倍率で予め希釈した後、泡状に噴射する。あるいは、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を専用容器に入れ、ホース等により水道と直結するなどして、希釈しながら混合して泡状に噴射する。上記の事前希釈と同時希釈とを組み合わせて、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の希釈溶液を泡状に噴射することもできる。工程1における希釈倍率は5〜200倍であり、より好ましくは20〜100倍である。
ここで、希釈に使用される水としては、一般に、水道水のような、硬度成分を含有する水であることが想定される。希釈に使用される水の硬度は、発泡洗浄時における泡安定性の観点から、0.1〜8°dHの範囲にあることが好ましく、更に、0.1〜4°dHの範囲にあることが好ましい。
本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の希釈溶液を泡状に噴射させる態様としては、水で所定の倍率に希釈した希釈溶液を、専用の泡洗浄機に適量充填して、外部からの空気/圧縮空気を混合して泡状に噴射する態様が好適に挙げられる。希釈溶液(洗浄液)中の本発明の組成物の(b)成分と(c)成分(脂肪酸塩を含む場合は脂肪酸換算量)の合計含有量は、好ましくは0.02〜4質量%、より好ましくは0.02〜1質量%である。食品加工工場内の製造ライン等、処理面積が大きい場合は、泡洗浄機(例えば、「SCU−HF」スプレーイング社製、「KF−100」、「KF−200」花王(株)製)が好適に用いられる。まな板等の調理器具等、処理面積が小さい場合は、トリガースプレーヤーやフォーマースプレーヤー等の間欠的に泡を発生させることのできるハンドスプレーヤーが好適に用いられる。
特に、工程1では間欠することなく泡状に噴射することが好ましい。ここで、「間欠することなく」噴射するとは、泡洗浄機を用いて、レバーやスイッチ等により開栓している間は連続的に(例えば、5秒以上)洗浄剤が泡状に噴射し続けることを表し、これは、「間欠する」噴射、例えば、トリガースプレーヤーやフォーマースプレーヤー等のハンドスプレーヤーを用いて、レバーを引いた時に噴射され、瞬時に噴射が停止するような噴射の態様と区別される。
泡洗浄機を用いて間欠することなく泡状に噴射する態様は、特に、洗浄対象である食品加工設備及び/又は調理設備の面積や規模が大きい場合に有効である。
泡洗浄機を用いる場合、発泡倍率(泡の体積(mL)/泡の重量(g)の比)が好ましくは3〜50倍、更に好ましくは5〜40倍、特に好ましくは10〜40倍であることが好適である。また、噴射時の圧力(ゲージ圧)は、好ましくは0.1〜1MPa、更に好ましくは0.2〜0.8MPa、特に好ましくは0.2〜0.5MPaとすることが好適である。トリガースプレーヤーやフォーマースプレーヤー等のハンドスプレーヤーを用いる場合、発泡倍率は好ましくは2〜30倍、更に好ましくは2〜20倍、特に好ましくは3〜10倍であることが好ましい。
工程1において本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物の希釈溶液を泡状に噴射し食品加工設備及び/又は調理設備に付着させてから一定時間泡を保持する(工程2)。工程2において泡を保持する時間は、各装置の機構および作業性の観点から、好ましくは1〜60分、より好ましくは1分〜45分であることが好適である。
工程2において泡を保持する時間は、希釈溶液の希釈倍率や使用場面によって異なり、特に制限されるものではないが、例えば5〜50倍の希釈倍率では、泡を保持する時間は1〜60分、また、50〜200倍の希釈倍率においては、1〜10分の間泡を安定に保持することが好ましい。
工程2において泡を保持している間は放置しておくことが好ましいが、僅かの水等を加えるようなことも可能である。
泡を一定時間保持した後、工程3において、食品加工設備及び/又は調理設備を水で濯ぐ。濯ぎ水の温度は、好ましくは10〜70℃、より好ましくは20〜70℃であることが好適である。濯ぎ水としては、水道水を用いることができ、上記好ましい水温に調整すべく加熱して用いてもよい。一般的には、ホース等で人の手による濯ぎ作業が行われる。本発明の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物は、かかる濯ぎ時の泡切れ性に優れ、従来の洗浄剤組成物に比し、必要となる濯ぎ水が少量でよく、経済的に有利であり、また作業負荷(作業時間や作業人員数)や環境負荷の軽減にも著しく寄与するものである。
表1に示す食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を調製し、以下の試験を行った。結果を表1に併せて示す。
(1)泡安定性試験
表1記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物(表中、「液体洗浄剤組成物」と記載;以下、液体洗浄剤組成物という)を、硬度4°dHの水で20倍に希釈して5質量%水溶液として、ポンプフォーマー容器(B 523:株式会社 吉野工業所製)に100mL投入した。300mLのディスポカップに、フォーマヘッドを1プッシュして泡を形成し(1プッシュ当たり1gの泡を生成;発泡倍率20倍)、完全に破泡するまでの時間を目視で判定し、その時間(分)を計測した。この試験では60分以上を合格とする。
(2)濯ぎ性のモデル試験
表1記載の液体洗浄剤組成物を、硬度4°dHの水で20倍に希釈して5質量%水溶液として、ポンプフォーマー容器(B 523:株式会社 吉野工業所製)に100mL投入した。300mLのディスポカップに、フォーマヘッドを1プッシュして泡を形成した(1プッシュ当たり1gの泡を生成;発泡倍率20倍)。1分後、この泡に、硬度4°dHの水(25℃)を100mL投入し、完全に破泡するまでの時間を目視で判定した。その時間(秒)を計測した。この試験では20秒未満を合格とする。
Figure 0005592782
(注)表中の成分は以下のものである。
・塩化ベンザルコニウム:サニゾール B−50、花王(株)製 有効分:50質量%※1
・ドデシルジメチルアミンオキサイド:アンヒトール20N、花王(株)製、有効分35質量%※1
・ミリスチン酸:ルナック MY−98、花王(株)製
・ラウリル硫酸ナトリウム:エマールO 花王(株)製 有効分 99.96%
・水酸化カリウム:液体苛性カリ(48質量%)、旭硝子(株)製
※1 表1の配合組成は実質濃度を記載

Claims (7)

  1. (a)4級アンモニウム塩型殺菌剤0.5〜10質量%、
    (b)炭素数8〜16の炭化水素基を1つ有するアミンオキサイド型界面活性剤0.5〜19.5質量%、
    (c)炭素数8〜16の脂肪酸及びそれらの塩から選ばれる1種以上の化合物0.5〜10質量%(但し、脂肪酸塩を含む場合は脂肪酸としての換算値)、及び
    (d)水
    を含有し、(b)成分/(c)成分の質量比が1/10〜10/1であり、(b)成分と(c)成分の合計含有量が4〜10質量%であり、且つ〔(a)成分+(b)成分〕/(c)成分の質量比が1/10〜20/1である食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物。
  2. 下記工程1〜3を含む洗浄方法に用いる、請求項1記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物。
    工程1:食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水により5〜200倍の希釈倍率で、予め希釈し、及び/又は、希釈しながら、泡状に噴射し、食品加工設備及び/又は調理設備に付着させる工程
    工程2:泡を一定の時間保持する工程
    工程3:食品加工設備及び/又は調理設備を水で濯ぐ工程
  3. 工程1が、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水により5倍〜200倍の希釈倍率で、予め希釈し、及び/又は、希釈しながら、間欠することなく泡状に噴射し、食品加工設備及び/又は調理設備に付着させる工程である、請求項2記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物。
  4. (a)成分が、N−長鎖アルキル(炭素数8〜12)−N,N−ジメチル−N−ベンジルアンモニウム塩、及びN,N−ジ長鎖アルキル(炭素数8〜12)−N,N−ジ短鎖アルキル(炭素数1〜3)アンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物である、請求項1〜3の何れか1項記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物。
  5. (c)成分が、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びそれらの塩から選ばれる1種以上の化合物である、請求項1〜4の何れか1項記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物。
  6. 請求項2記載の工程1〜3を含む、請求項1〜5の何れか1項記載の食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を使用する食品加工設備及び/又は調理設備の洗浄方法。
  7. 工程1が、食品加工設備及び/又は調理設備用洗浄剤組成物を水により5倍〜200倍の希釈倍率で、予め希釈し、及び/又は、希釈しながら、間欠することなく泡状に噴射し、食品加工設備及び/又は調理設備に付着させる工程である、請求項6記載の食品加工設備及び/又は調理設備の洗浄方法。
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