JP2001311095A - 殺菌洗浄剤組成物 - Google Patents

殺菌洗浄剤組成物

Info

Publication number
JP2001311095A
JP2001311095A JP2000130276A JP2000130276A JP2001311095A JP 2001311095 A JP2001311095 A JP 2001311095A JP 2000130276 A JP2000130276 A JP 2000130276A JP 2000130276 A JP2000130276 A JP 2000130276A JP 2001311095 A JP2001311095 A JP 2001311095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
detergent composition
acid
surfactant
hypochlorite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000130276A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Yoshikawa
清章 吉川
Yoshihiro Yamazaki
由博 山崎
Tetsuya Okano
哲也 岡野
Shigeru Tamura
成 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2000130276A priority Critical patent/JP2001311095A/ja
Priority to EP00980019A priority patent/EP1236398A4/en
Priority to KR1020027007411A priority patent/KR100737951B1/ko
Priority to CN00818808A priority patent/CN1433270A/zh
Priority to US10/149,147 priority patent/US6793846B2/en
Priority to PCT/JP2000/008716 priority patent/WO2001041571A1/ja
Publication of JP2001311095A publication Critical patent/JP2001311095A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な処理により、高い殺菌効果が得られ、
且つ安全性、作業性に優れた殺菌洗浄剤組成物を提供す
る。 【解決手段】 次亜塩素酸アルカリ金属塩及び次亜塩素
酸から選ばれる一種以上(A)と、陽イオン界面活性剤
及び両性界面活性剤から選ばれる一種以上(B)と、p
H調整剤(C)とを含有し、20℃におけるpHが3〜
8である殺菌洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は殺菌洗浄剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
広範な環境における殺菌消毒剤として、次亜塩素酸ナト
リウム、次亜塩素酸カルシウム、ジクロロイソシアヌル
酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤が広く用いられている。
中でも次亜塩素酸ナトリウム等の次亜塩素酸塩は、価格
面と効果の点で汎用されているが、医療、食品工業等、
種々の分野で要求される微生物の殺菌、滅菌に対して、
更にその効力を向上させるための多くの提案がなされて
いる。例えば、特開昭57−61099号には、次亜塩
素酸塩、アルカリ性物質及び特定の第四級アンモニウム
塩型カチオン界面活性剤を、それぞれ特定の重量比で含
有する液体殺菌漂白剤組成物が、特開平7−23339
6号には、次亜塩素酸塩、陰イオン界面活性剤、アルカ
リ剤及びキレート剤を含有する人工透析機等の医療機器
用の殺菌洗浄剤が開示されている。
【0003】しかしながら、従来の次亜塩素酸塩系殺菌
剤は、一般細菌やカビ(菌糸)についてはある程度の効
果があるものの、薬品耐性のより高いウイルス、桿菌の
形成する芽胞、カビ胞子に対しては簡易な操作では十分
な効果が期待できない。
【0004】また、特開平11−148098号には高
度さらし粉(次亜塩素酸カルシウム)のような次亜塩素
酸アルカリ土類金属塩を用いた固形殺菌洗浄剤が開示さ
れているが、より高度の殺菌処理について認識されてお
らず、しかもカルシウム等のアルカリ土類金属がスケー
ル、スカムの発生原因となり、殺菌効率の低下をもたら
す。
【0005】なお、特開昭59−93799号には、ア
ミンオキサイドを、次亜塩素酸塩を含有する液体洗浄剤
に配合することが、また、特開昭59−98200号に
は、アミンオキサイドを、次亜塩素酸塩を含有する漂白
剤の増粘剤として用いることが開示されているが、これ
らには殺菌、特に耐性の高い芽胞やウイルスの殺菌に関
しての言及はない。
【0006】本発明は、簡易な処理により、高い殺菌効
果が得られ、且つ安全性、作業性に優れた殺菌洗浄剤組
成物を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、次亜塩素酸ア
ルカリ金属塩及び次亜塩素酸から選ばれる一種以上
(A)〔以下、(A)成分という〕と、陽イオン界面活
性剤及び両性界面活性剤から選ばれる一種以上(B)
〔以下、(B)成分という〕と、pH調整剤(C)〔以
下、(C)成分という〕とを含有し、20℃におけるp
Hが3〜8である殺菌洗浄剤組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】(A)成分としては、次亜塩素酸
アルカリ金属塩が好ましい。次亜塩素酸アルカリ金属塩
としては、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウ
ム、次亜塩素酸リチウムが挙げられるが、次亜塩素酸ナ
トリウムが好ましい。本発明の組成物は、有効塩素濃度
が1〜5000ppm、更に5〜1000ppm、特に
5〜500ppmが好ましく、(A)成分は組成物の有
効塩素濃度がこの範囲となるように用いられるのが好ま
しい。
【0009】(B)成分の陽イオン界面活性剤として
は、第1級アミン塩、第2級アミン塩、第3級アミン
塩、第4級アンモニウム塩が挙げられるが、このうち第
4級アンモニウム塩が特に好ましい。第4級アンモニウ
ム塩としては、4つの置換基の少なくとも1つが総炭素
数8〜28のアルキル又はアルケニル基であり、残余が
ベンジル基、炭素数1〜5のアルキル基及び炭素数1〜
5のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である化合物
が挙げられる。総炭素数8〜28のアルキル又はアルケ
ニル基は、この炭素数の範囲で、アルコキシル基、アル
ケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基、アルケノイル
アミノ基、アルカノイルオキシ基又はアルケノイルオキ
シ基で置換されていてもよい。また、(B)成分の両性
界面活性剤としては、モノアミノカルボン酸、ポリアミ
ノカルボン酸等のアミノ酸系両性界面活性剤、N−アル
キルベタイン、N−アルキルアミドベタイン、N−アル
キルスルホベタイン等のベタイン系両性界面活性剤、イ
ミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン系両性界面活
性剤等が挙げられる。なかでも、N−アルキルベタイン
が好ましく、特に炭素数12〜18のアルキル基を有す
るN−アルキルベタインが好ましい。
【0010】また、本発明の組成物は、(A)成分と
(B)成分の重量比が、(A)/(B)=10/1〜1
/10であることが好ましく、より好ましくは5/1〜
1/5、特に好ましくは5/1〜1/2である。
【0011】(C)成分としては、アルカリ金属の水酸
化物、アルカリ土類金属の水酸化物、無機酸又はその
塩、有機酸又はその塩等が挙げられる。アルカリ金属の
水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等が
挙げられる。無機酸又はその塩としては、塩酸、硫酸ナ
トリウム、硝酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、炭酸マグネシウム、リン酸三ナトリ
ウム、リン酸三カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リ
ン酸水素二カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸
二水素カリウム、ポリリン酸ナトリウム等が挙げられ
る。有機酸又はその塩としては、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸等の飽和二塩基酸
又はその塩や、フマル酸、マレイン酸等の不飽和二塩基
酸又はその塩等が挙げられる。好ましくは飽和二塩基酸
又はその塩、より好ましくは炭素数3〜10の飽和二塩
基酸又はその塩であり、特にコハク酸又はその塩が好ま
しい。
【0012】本発明の組成物は、20℃におけるpHが
3〜8であり、更に5〜8、特に5〜7であることが好
ましい。(C)成分はpHをこの範囲にする量で用いら
れることが好ましい。
【0013】また、本発明の組成物は、更に次亜塩素酸
及び/又はその塩と安定な配合が可能で、洗浄効果を高
めるために、陰イオン界面活性剤(D)〔以下、(D)
成分という〕を含有することができる。(D)成分とし
ては、高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、
高級アルコールスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホ
ン化脂肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫
酸エステル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸エステル
塩、高級アルコールエーテルの硫酸エステル塩、高級ア
ルコールエーテルのスルホン酸エステル塩、高級アルコ
ールエーテル置換の酢酸塩、脂肪酸とアミノ酸の縮合
物、脂肪酸アミドのアルキロール化硫酸エステル塩、脂
肪酸アミドのアルキル化スルホン酸塩、スルホコハク酸
エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
フェノールスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、アミ
ドエーテルカルボン酸又はその塩、エーテルカルボン酸
又はその塩、N−アシル−N−メチルタウリン又はその
塩、アミドエーテル硫酸又はその塩、N−アシルグルタ
ミン酸又はその塩、N−アミドエチル−N−ヒドロキシ
エチル酢酸又はその塩、アシルオキシエタンスルホン酸
又はその塩、N−アシル−β−アラニン又はその塩、N
−アシル−N−カルボキシエチルタウリン又はその塩、
N−アシル−N−カルボキシエチルグリシン又はその
塩、及びアルキル又はアルケニルアミノカルボニルメチ
ル硫酸又はその塩等が挙げられる。(D)成分の配合量
は、重量比で(B)成分の10倍以下、更に5倍以下、
特に2倍以下が好ましい。
【0014】なお、本発明の殺菌洗浄剤組成物の対象と
なる微生物とは、一般細菌、糸状菌、ウイルス、カビ胞
子、細菌芽胞等を意味する。
【0015】本発明の殺菌洗浄剤組成物は、殺菌スペク
トルが広く、細菌(カビ)のみならず、ウイルスや芽胞
に対する効果も高いため、幅広い分野での殺菌に有用で
ある。例えば、病院、養護施設、食品加工工場、クリー
ニング施設、厨房等の壁、床、窓等あるいはそれらで用
いられる器具、備品、及び製品用(例えば飲料液用)容
器等の殺菌に用いられる。
【0016】本発明の組成物は、食器等の洗浄に用いら
れる自動洗浄機用として好適である。ここで、自動洗浄
機とは、コップ等の食器、プラスチックコンテナ等の搬
送用容器等の硬質表面を連続的又はバッチ式に洗浄でき
る装置全体を意味し、大きさ、方法等は特に限定されな
い。これを用いた殺菌は、汚れを除去した後に行うとよ
り効果的であり、例えばベルトコンベア式自動食器洗浄
機の場合、洗浄後、最終すすぎの前に本発明の組成物を
スプレーする方法が最適である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌効果が高く、且つ
安全性、作業性に優れた殺菌洗浄剤組成物が得られる。
【0018】
【実施例】実施例1〜6及び比較例1〜3 表1に示す成分からなる組成物を用いて、以下の試験を
行った。結果を表1に示す。なお、表1中の有効塩素濃
度は、JIS K−0101“ヨウ素法”により測定し
たものである。
【0019】なお、各組成物は、次亜塩素酸ナトリウム
水溶液(有効塩素濃度60000ppm)と(B)成分
及び/又は(D)成分を所定量混合し得られたものを最
終配合濃度の2倍までイオン交換水で希釈したものとコ
ハク酸を最終配合濃度の2倍までイオン交換水で希釈し
たものを等量混合して得たものである。
【0020】これらの組成物を表1の有効塩素濃度とな
るように希釈した試験水溶液を用いて、以下の方法で殺
菌力及び洗浄力の試験を行った。結果を表1に示す。
【0021】(1)殺菌力 (1−1)殺芽胞試験 芽胞形成菌である枯草菌(Bacillus subtilis ATCC663
3)とセレウス菌(Bacillus cereus IFO13494)を、そ
れぞれSCD寒天培地(日本製薬(株)製)に前培養し
た菌を一白金耳かきとり、1mlの滅菌水に懸濁し、6
5℃、30分間の熱処理後、2回遠心分離洗浄を行った
ものを試験に用いた(菌濃度は何れも10 5cell/m
l)。
【0022】この試験用芽胞菌液を0.1mlとり、表
1の成分からなる組成物を更に滅菌したイオン交換水で
稀釈した水溶液(温度25℃)10mlに接種し、室温
にて3分間作用させた。10秒以内に菌接触液を50μ
lを採取し、後培養用SCDLP培地(チオ硫酸ナトリ
ウム3.3%含有)0.2mlの入ったミクロシャーレ
(CORNING社製、96-Cell Wells)へ接種した。30℃
で48時間培養し、菌の発育を肉眼で観察し、ミクロシ
ャーレ上で菌が生育しているかどうかを観察し、菌の生
育がない(つまり100%殺菌できる)最小の希釈倍率
(最小殺菌有効塩素濃度)を求めた。なお、有効塩素濃
度は、JIS K−0101“ヨウ素法”により測定し
たものである。
【0023】(1−2)殺カビ試験 被験菌としてカビ(真菌、Aspergillus niger IFO634
1)を、PDA培地を用い、25℃で7日間培養した。
得られた菌体をガラス玉法を用い、均一にした後、滅菌
ガーゼで異物を除去し、菌液を得た(菌濃度約105cel
l/ml)。この菌液を0.1mlとり、表1の成分か
らなる組成物を更に滅菌したイオン交換水で希釈した水
溶液(温度25℃)10mlに接種し、室温で10秒間
作用させた後、0.1mlを採取し、後培養用PDA培
地(チオ硫酸ナトリウム3.3%含有)へ接種した。2
5℃で7時間培養し、菌の発育を肉眼で観察し、上記同
様に評価した。
【0024】(2)洗浄力 油汚れと蛋白質汚れのそれぞれのモデル汚れを作製後、
リーナツ試験改良法でそれぞれの洗浄力を評価した。
【0025】(2−1)油汚れ洗浄力 牛脂と大豆油を体積比1:1で混合した油脂20g、モ
ノオレイン0.25g及びオイルレッド0.1gをクロ
ロホルム60mlに溶かして油汚れ液を調製する。清浄
なスライドガラスを6枚1組とし、1mgまでそれぞれ
の質量を測定しておく。25±1℃の油汚れ液中にスラ
イドガラスを1枚ずつ約55mmのところまで約2秒間
浸し、油汚れを付着させた後取り出す。スライドガラス
の下部に付着した油汚れのたまりは清浄なガーゼ等の布
や濾紙を用いて吸い取らせ、油汚れの付着を均一な状態
にして、25±1℃で風乾し質量を測定する。この際、
モデル汚れガラス片の6枚あたりの油汚れ付着量は0.
140±0.010gになるようにする。このモデル汚
れガラス片を風乾放置後、1時間以上2時間以内に洗浄
試験に用いる。
【0026】洗浄試験は次のように行った。上記のモデ
ル汚れガラス片6組を、25℃±2℃で5分間、リーナ
ツ改良洗浄機を用いて洗浄し、イオン交換水で25±2
℃で30秒間すすぐ。すすぎが終了したガラス片は、一
昼夜風乾させる。洗浄力の評価は、モデル汚れガラス片
の洗浄前後の重量より算出する。即ち、洗浄前と洗浄後
の重量差を求め、次式により洗浄率(%)を算出する。 洗浄率(%)=(洗浄前重量−洗浄後重量)/油汚れ付
着量×100 6枚のガラス片についてそれぞれの洗浄率を求め、最大
値と最小値を除いた4枚の洗浄率の平均値をその組成物
の洗浄率とした。
【0027】(2−2)蛋白質汚れ洗浄力 脱脂粉乳20gを60℃のイオン交換水で希釈、溶解
し、合計100gとし、蛋白質汚れ液とする。25℃±
1℃の蛋白質汚れ液に清浄なスライドガラスを1枚ずつ
約55mmのところまで約2秒間浸し、蛋白質汚れを付
着させた後取り出す。スライドガラスの下部に付着した
蛋白質汚れのたまりは清浄なガーゼ等の布や濾紙を用い
て吸い取らせ、蛋白質汚れの付着を均一な状態にして、
25±1℃で風乾する。これをもう一度繰り返し、片面
の汚れを完全に除去後、風乾し110℃で1時間変性を
行い、試験片とする。この試験片を12時間以上24時
間以内に試験に用いる。試験片を、25℃±2℃で5分
間、リーナツ改良洗浄機を用いて洗浄し、イオン交換水
で25±2℃で30秒間すすぐ。すすぎ後、70℃で3
0分乾燥し、エリスロシン1%溶液で着色後、着色面積
(S1)を写真判定により測定し、初期(洗浄前)の蛋
白質汚れ付着面積(S0)から洗浄率(%)を次式によ
り算出する。 洗浄率(%)=(S0−S1)/S0×100 6枚のガラス片についてそれぞれの洗浄率を求め、最大
値と最小値を除いた4枚の洗浄率の平均値をその組成物
の洗浄率とした。
【0028】
【表1】
【0029】(1):( )内は有効塩素濃度を示す。 (2):コータミンD10P(花王(株)製、有効分7
5%)を用いて有効分濃度が表1の数値となるようにし
た。 (3):サニゾールC(花王(株)製、有効分50%)
を用いて有効分濃度が表1の数値となるようにした。 (4):アンヒトール24B(花王(株)製、有効分2
6%)を用いて有効分濃度が表1の数値となるようにし
た。 (5):エマール20C(花王(株)製、有効分25
%)を用いて有効分濃度が表1の数値となるようにし
た。 (6):エマルゲン106(花王(株)製)を用いて有
効分濃度が表1の数値となるようにした。
【0030】実施例7、比較例4 隔膜方式で得られたいわゆる電解酸化水のうち、陽極側
に発生した次亜塩素酸水(pH(25℃)2.7、有効
塩素濃度50ppm)を用い、1mol/Lの水酸化ナ
トリウム水溶液でpH11に調整し、表2の比較例4の
組成物を得た。また、前記と同様の次亜塩素酸水を1m
ol/Lのコハク酸2ナトリウム水溶液でpH5に調整
した後、第4級アンモニウム塩(コータミンD10P、
実施例1と同じもの)濃度が50ppmになるように添
加し、表2の実施例7の組成物を得た。それらを用いて
実施例1と同様に殺菌力を試験を行い、菌の育成がない
場合を「◎」、ある場合を「×」とした。結果を表2に
示す。
【0031】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 41/06 A01N 41/06 Z 43/50 43/50 J 59/08 59/08 A C11D 1/29 C11D 1/29 1/62 1/62 1/90 1/90 3/04 3/04 3/20 3/20 17/08 17/08 (72)発明者 岡野 哲也 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 田村 成 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H003 AB31 AD04 AE05 BA12 DA02 DA04 DA07 DA12 DA17 EB07 ED02 EE08 FA28 FA34 4H011 AA02 AA03 AA04 BA01 BA05 BA06 BB04 BB06 BB07 BB09 BB18 BC06 BC18 DA13 DA14 DE17 DG16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次亜塩素酸アルカリ金属塩及び次亜塩素
    酸から選ばれる一種以上(A)と、陽イオン界面活性剤
    及び両性界面活性剤から選ばれる一種以上(B)と、p
    H調整剤(C)とを含有し、20℃におけるpHが3〜
    8である殺菌洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 陽イオン界面活性剤が、第1級アミン
    塩、第2級アミン塩、第3級アミン塩及び第4級アンモ
    ニウム塩から選ばれ、両性界面活性剤が、アミノ酸系両
    性界面活性剤、ベタイン系両性界面活性剤及びイミダゾ
    リン系両性界面活性剤から選ばれる請求項1記載の殺菌
    洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 pH調整剤(C)が有機酸又はその塩で
    ある請求項1又は2記載の殺菌洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 更に陰イオン界面活性剤(D)を含有す
    る請求項1〜3の何れか1項記載の殺菌洗浄剤組成物。
JP2000130276A 1999-12-10 2000-04-28 殺菌洗浄剤組成物 Withdrawn JP2001311095A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000130276A JP2001311095A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 殺菌洗浄剤組成物
EP00980019A EP1236398A4 (en) 1999-12-10 2000-12-08 MICROBICIDAL COMPOSITIONS
KR1020027007411A KR100737951B1 (ko) 1999-12-10 2000-12-08 살균제 조성물
CN00818808A CN1433270A (zh) 1999-12-10 2000-12-08 杀菌剂组合物
US10/149,147 US6793846B2 (en) 1999-12-10 2000-12-08 Microbicide compositions
PCT/JP2000/008716 WO2001041571A1 (fr) 1999-12-10 2000-12-08 Compositions microbicides

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000130276A JP2001311095A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 殺菌洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001311095A true JP2001311095A (ja) 2001-11-09

Family

ID=18639413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000130276A Withdrawn JP2001311095A (ja) 1999-12-10 2000-04-28 殺菌洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001311095A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302425A (ja) * 1999-12-10 2001-10-31 Kao Corp 殺菌方法
JP2004149677A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sanyo Chem Ind Ltd 液体漂白洗浄剤組成物
JP2005023120A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Niitaka:Kk プラスチックコンテナ表面洗浄用洗浄剤組成物
JP2013520551A (ja) * 2010-02-24 2013-06-06 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 便器クリーナー及び方法
US9429623B2 (en) 2010-05-28 2016-08-30 Advantest Corporation Solution for full speed, parallel DUT testing
JP6251787B1 (ja) * 2016-08-18 2017-12-20 株式会社Adeka 除菌用シート
JP2018015442A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 旭化成アドバンス株式会社 ウェットワイパー
JP2018090435A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 花王株式会社 モノハロゲノアミン製造用組成物
WO2019107510A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 株式会社フリーキラ製薬 次亜塩素酸を含む抗微生物剤
JP2019202976A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社ウエノフードテクノ 洗浄除菌剤組成物

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302425A (ja) * 1999-12-10 2001-10-31 Kao Corp 殺菌方法
JP2004149677A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sanyo Chem Ind Ltd 液体漂白洗浄剤組成物
JP2005023120A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Niitaka:Kk プラスチックコンテナ表面洗浄用洗浄剤組成物
JP2013520551A (ja) * 2010-02-24 2013-06-06 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 便器クリーナー及び方法
US9429623B2 (en) 2010-05-28 2016-08-30 Advantest Corporation Solution for full speed, parallel DUT testing
JP2018015442A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 旭化成アドバンス株式会社 ウェットワイパー
JP6251787B1 (ja) * 2016-08-18 2017-12-20 株式会社Adeka 除菌用シート
JP2018027916A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社Adeka 除菌用シート
JP2018090435A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 花王株式会社 モノハロゲノアミン製造用組成物
WO2019107510A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 株式会社フリーキラ製薬 次亜塩素酸を含む抗微生物剤
JPWO2019107510A1 (ja) * 2017-11-29 2021-02-25 株式会社フリーキラ製薬 次亜塩素酸を含む抗微生物剤
JP7397668B2 (ja) 2017-11-29 2023-12-13 株式会社フリーキラ製薬 次亜塩素酸を含む抗微生物剤
JP2019202976A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社ウエノフードテクノ 洗浄除菌剤組成物
JP7144028B2 (ja) 2018-05-25 2022-09-29 株式会社ウエノフードテクノ 洗浄除菌剤組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100737951B1 (ko) 살균제 조성물
KR100737934B1 (ko) 살균방법
JP3983353B2 (ja) 硬質体用の固形殺菌洗浄剤
JP2001311095A (ja) 殺菌洗浄剤組成物
CN109825379A (zh) 一种管道杀菌除臭清洁剂及其制作方法
MX2007009846A (es) Composiciones blanqueadoras liquidas acuosas.
JP5784965B2 (ja) 殺菌洗浄剤組成物および殺菌洗浄方法
US20030138498A1 (en) Methods of sterilization
JP5036963B2 (ja) 硬質表面用殺菌洗浄剤組成物
JP3607578B2 (ja) 硬質表面用殺菌洗浄剤組成物
JP3607606B2 (ja) 殺菌方法
JP3607652B2 (ja) 殺菌剤組成物
JP3607601B2 (ja) 殺菌剤組成物
JPH1135987A (ja) 硬質表面用固形洗浄剤組成物
JP3607559B2 (ja) 殺菌剤組成物
JP5784963B2 (ja) 殺菌洗浄剤組成物および殺菌洗浄方法
WO2012148004A1 (ja) 殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物
JP4024361B2 (ja) 硬質表面用固形殺菌洗浄剤組成物
JP3607564B2 (ja) 自動洗浄機用殺菌剤組成物
US9205161B2 (en) Disinfecting composition comprising a chloramine bleaching agent for removable dental appliances
JP3607555B2 (ja) 殺菌剤組成物
JP2001288676A (ja) 繊維製品用殺菌剤組成物
CN106085637A (zh) 一种抗菌洗衣液
CN106047523A (zh) 一种消毒洗衣液
JP3607565B2 (ja) 生鮮食品用殺菌洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040903