JP5783098B2 - Pll回路、pll回路の制御方法、及びデジタル回路 - Google Patents

Pll回路、pll回路の制御方法、及びデジタル回路 Download PDF

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Description

本願開示は、一般に電子回路に関し、詳しくはPLL回路に関する。
デジタル同期網の最上位にある基準となるクロック源には、一般的に1次標準器のセシウム原子発振器が使用される。同期網内の各伝送装置は、この基準クロック源から分配されるクロックを元に、装置内で使用するクロックを生成するSyncユニットを備える。
Syncユニットに搭載されるPLL(Phase Locked Loop)逓倍回路では、しばしば数kHzの周波数に基づいて数GHzの周波数を生成するという百万倍程度の逓倍処理が要求される。このような回路を一段のPLLで構成しようとすると、フィードバッククロックの分周比が非常に大きくなる。その結果、分周回路が非常に大きくなるという問題や、ループ利得が下がるために所望のループ帯域が得られないという問題が起こる。そこで一般に、PLLを2段構成とし、初段で数kHzから数MHzに逓倍し、2段目で数MHzから数GHzに逓倍するという構成がとられている。
そのような2段構成のPLLでは、2段共にアナログPLLである構成、或いは第1段のPLLはデジタル、第2段のPLLはアナログという構成が一般的である。いずれの構成においても、第1段のPLLの精度を上げることが全体の精度を上げるために必要である。第1段のPLLの精度を上げる方法として、入力のデジタルデータに応じた周波数の発振波形を作り出す回路であるDirect Digital Synthesizer(DDS)を用いたデジタルPLL技術がある。
デジタルPLL回路は、デジタル位相検出器、デジタルループフィルタ、及びDDSを含む。DDSが、デジタルループフィルタの出力信号の値に応じた周波数で発振する信号を生成し、この信号がフィードバッククロックとしてデジタル位相検出器に供給される。デジタル位相検出器は、フィードバッククロックパルスのM個毎のパルスとリファレンスクロックの各パルスとの位相差を検出し、検出位相差を示すデジタル値を出力する。デジタルループフィルタは、検出位相差を示すデジタル値を時間的に積分する。この積分動作により、ある瞬間の検出位相差を示すデジタル値が、過去の検出位相差の積分値に重み付け加算されることになり、DDSの発振周波数が現在の検出位相差に応じて随時調整されていく。この調整動作により、フィードバッククロックパルスのM個毎のパルスとリファレンスクロックの各パルスとの位相差がゼロになるように、DDSの発振信号が制御される。これにより、フィードバッククロックとリファレンスクロックとの周波数比はM:1となる。
上記のデジタルPLL回路において用いられるDDSは、位相アキュムレータ、波形変換器、及びDA変換器を含む。位相アキュムレータは、デジタルループフィルタの出力デジタル値を現在の位相アキュムレータの出力値に順次加算していくことにより出力を生成する。位相アキュムレータの累積加算値を格納するレジスタは所定のビット幅であり、このビット幅で表現できる所定の値を累積加算値が超えると循環し、次の値は累積加算値から所定の値+1を引いた値となる。波形変換器は、波形テーブルを備え、位相アキュムレータが累積加算動作により生成する三角波のデジタル信号をサイン波のデジタル信号に変換する。DA変換器は、サイン波のデジタル信号をアナログ信号に変換する。このサイン波のアナログ信号がDDSの出力信号となる。
特許文献1に示されるように、デジタルPLL回路の精度向上のために、DDSの位相アキュムレータの出力値をデジタル位相検出器へ直接にフィードバックする技術がある。しかしながら第1段のPLLがデジタルで第2段のPLLがアナログであるという2段構成PLLにおいては、第1段のデジタルPLLの位相検出部分の精度を上げたとしても、DDS出力部分のDA変換器の精度が低いのでは十分な精度が得られない。2段構成PLLの全体の精度向上のためには、DDS出力部分のDA変換器の精度を向上させる必要がある。しかしそのためには、ビット数の多い高価なDA変換器が必要になり、コストが嵩むという欠点があった。
特許第4377696号公報 特開2001−044979号公報 特開2005−064896号公報 特開2006−333382号公報 特開平03−021118号公報 特表2001−513974号公報 特開平07−131492号公報 特開2002−198847号公報 特開2009−153009号公報 特開平09−326999号公報
以上を鑑みると、高精度の逓倍回路を低コストで提供することが望まれる。
PLL回路は、デジタルPLL回路とアナログPLL回路とを含み、前記デジタルPLL回路は、リファレンスクロックと第1のフィードバッククロックとの第1の位相差を検出する第1のデジタル位相検出器と、前記検出された第1の位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を前記第1のフィードバッククロックとして生成する位相アキュムレータとを含み、前記アナログPLL回路は、前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号と第2のフィードバッククロックとの第2の位相差を検出する第2のデジタル位相検出器と、前記検出された第2の位相差に応じて変化する電圧値を入力として、前記電圧値に応じた周波数で発振する前記第2のフィードバッククロックを生成する電圧制御発振器とを含むことを特徴とする。
デジタルPLL回路の出力をアナログPLL回路の入力とする2段構成のPLL回路を制御する方法は、前記デジタルPLL回路において位相検出により検出された位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を位相アキュムレータにより生成し、前記位相アキュムレータの生成するデジタル発振信号を前記デジタルPLL回路での前記位相検出におけるフィードバッククロックとして用い、前記位相アキュムレータの生成するデジタル発振信号を前記アナログPLL回路での位相検出におけるリファレンスクロックとして用いる各段階を含むことを特徴とする。
デジタル回路は、デジタルPLL回路と、前記デジタルPLL回路の次段のPLL回路に用いるデジタル位相検出器とを含み、前記デジタルPLL回路は、位相検出により検出された位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を生成する位相アキュムレータを含み、前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号を前記デジタルPLL回路での前記位相検出におけるフィードバッククロックとして用いるとともに、前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号を前記デジタル位相検出器での位相検出におけるリファレンスクロックとして用いることを特徴とする。
本願開示の少なくとも1つの実施例によれば、高精度の逓倍回路を低コストで提供することができる。
2段構成PLL回路の構成の一例を示す図である。 位相アキュムレータの構成の一例を示す図である。 位相アキュムレータの出力の一例を模式的に示す図である。 デジタル位相検出器の構成の一例を示す図である。 カウンタの動作の一例を説明する図である。 デジタルループフィルタの構成の一例を示す図である。 デジタル位相検出器の構成の一例を示す図である。 カウンタの動作の一例を説明する図である。 デジタルPLL回路の動作の一例を示すタイミング図である。 図9のタイミングT1及びT2の近傍を拡大して示すタイミング図である。 アナログPLL回路の動作の一例を示すタイミング図である。 図11のタイミングT3及びT4の近傍を拡大して示すタイミング図である。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、2段構成PLL回路の構成の一例を示す図である。図1に示すPLL回路10は、第1段のデジタルPLL回路11及び第2段のアナログPLL回路12を含む。デジタルPLL回路11は、デジタル位相検出器15、デジタルループフィルタ16、位相アキュムレータ17、及びスレーブ発振器18を含む。アナログPLL回路12は、デジタル位相検出器21、デジタルループフィルタ22、DA変換器(D/A)23、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)24、及び分周器25を含む。
デジタル位相検出器15は、リファレンスクロックと第1のフィードバッククロックとの第1の位相差を検出する。第1のフィードバッククロックは、位相アキュムレータ17からデジタル位相検出器15に供給される。デジタルループフィルタ16は、デジタル位相検出器15から出力される上記第1の位相差を示すデジタル値を時間的に積分する。位相アキュムレータ17は、デジタルループフィルタ16が出力する上記第1の位相差に応じた値(位相差の積分値)を入力として受け取り、この入力値に応じた周波数で発振する信号を生成する。これにより、位相アキュムレータ17は、第1の位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を第1のフィードバッククロックとして生成する。即ち、上記のデジタルループフィルタ16の積分動作により、ある瞬間の第1の位相差を示すデジタル値が、過去の第1の位相差の積分値に重み付け加算される。これにより、位相アキュムレータ17の発振周波数が、検出された現在の第1の位相差に応じて随時調整されていく。
デジタル位相検出器21は、位相アキュムレータ17の生成するデジタル発振信号と第2のフィードバッククロックとの第2の位相差を検出する。第2のフィードバッククロックは、電圧制御発振器24から分周器25を介してデジタル位相検出器21に供給される。デジタルループフィルタ22は、デジタル位相検出器21から出力される上記第2の位相差を示すデジタル値を時間的に積分する。DA変換器23は、デジタルループフィルタ22が出力する上記の第2の位相差に応じて変化する値(位相差の積分値)をアナログ電圧に変換する。電圧制御発振器24は、DA変換器23が出力する上記第2の位相差に応じて変化する電圧(位相差の積分値に相当する電圧)を入力として受け取り、この電圧値に応じた周波数で発振する信号を生成する。これにより、電圧制御発振器24は、第2の位相差に応じて発振周波数が変化する発振信号を第2のフィードバッククロックとして生成する。即ち、上記のデジタルループフィルタ22の積分動作により、ある瞬間の第2の位相差を示すデジタル値が、過去の第2の位相差の積分値に重み付け加算される。これにより、電圧制御発振器24の発振周波数が、検出された現在の第2の位相差に応じて随時調整されていく。電圧制御発振器24が生成する第2のフィードバッククロックは、分周器25により1/Nに分周されてから、デジタル位相検出器21に供給される。
図2は、位相アキュムレータ17の構成の一例を示す図である。位相アキュムレータ17は、レジスタ27及び加算器28を含む。位相アキュムレータ17は、デジタルループフィルタ16の出力デジタル値を入力として受け取り、この入力の値を位相アキュムレータ17の現在のサイクルの出力値に加算することにより、次のサイクルの出力を生成する。具体的には、レジスタ27の格納値が、位相アキュムレータ17の現在のサイクルの出力値となり、この出力値に対して、加算器28により入力値が加算される。この加算器28の出力する加算値が、次のサイクルにおいてスレーブ発振器18(図1参照)からのクロックに同期してレジスタ27に格納され、次のサイクルの位相アキュムレータ17の出力値となる。累積加算値を格納するレジスタ27は所定のビット幅であり、このビット幅で表現できる所定の値を累積加算値が超えると、最上位ビットからの桁上がりを無視して循環し、次の値は累積加算値から所定の値を引いた値となる。
図3は、位相アキュムレータ17の出力の一例を模式的に示す図である。この例では説明のため、位相アキュムレータ17のレジスタ27のビット幅が2=16であり、位相アキュムレータ17への入力が3である場合を示している。初期値ゼロから開始する場合、レジスタ27の格納値即ち位相アキュムレータ17の出力値は、0,3,6,9,12,15,2,5,8,・・・と変化していく。ここでレジスタ27のビット幅が2=16であるので、レジスタ格納値は0〜15の範囲の数しか表現することができない。従って、出力値が15であるサイクルの次のサイクルでは、ビット幅の制限がなければ出力値が18になるところ、ビット幅の制限により出力値は最大値15より大きくなることはなく、次のサイクルの出力値は18−(15+1)=2となる。このようにして、加算器28の最上位ビットからの桁上がりが無視され、4ビット幅の値がレジスタ27に格納されながら、位相アキュムレータ17の出力値が順次変化していく。位相アキュムレータ17への入力値が一定である場合(この例の場合は3)、図3の横軸に示すサンプル数即ちサイクル数が、ビット幅4により決まる所定の数2=16になった時点で、位相アキュムレータ17の出力値は初期値(この場合はゼロ)に戻る。何故なら、2(横軸サンプルの所定の数)×入力値は常に2(縦軸最大値15+1)で割り切れるからである。
従って、デジタル位相検出器15において位相差を検出する周期は、位相アキュムレータ17のビット幅(レジスタ27のビット幅)をN(自然数)とした場合、2の整数倍に相当する周期(サンプル数)であることが好ましい。そのようなタイミングで位相検出を行うことにより、位相アキュムレータ17の入力が一定である場合には、位相アキュムレータ17の出力値は常に同じ値となる。即ち、位相アキュムレータ17の発振信号の正確な位相を、位相差検出に反映させることができる。
図4は、デジタル位相検出器15の構成の一例を示す図である。図4に示すデジタル位相検出器15は、エッジ検出器30、カウンタ31、減算器32、ビットシフタ33、減算器34、加算器35、及びDフリップフロップ36を含む。カウンタ31、減算器32、ビットシフタ33、減算器34、及び加算器35は、演算器として機能し、位相アキュムレータ17の出力値に応じて、位相アキュムレータ17の出力の位相位置を示す演算値を計算する。具体的には、この演算器は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の各サイクル毎に増加していく値に応じた値を上位ビットに有し、デジタル発振信号のデジタル値に応じた値を下位ビットに有する演算値を計算する。Dフリップフロップ36は、ラッチ回路として機能し、リファレンスクロックに同期して上記演算値を格納する。
図5は、カウンタ31の動作の一例を説明する図である。カウンタ31は、位相アキュムレータ17の出力値が減少する毎にカウントアップし、所望の値Mまでカウントすると、次のサイクルで0にリセットされる。この所望の値Mは、位相アキュムレータ17の出力するデジタル発振信号である第1のフィードバッククロックとリファレンスクロックとの比を示す値に等しい。図5に模式的に示すように、位相アキュムレータ17の出力は、位相アキュムレータ17への入力の累積積算値であり、累積加算により徐々に値が増加していき、ビット幅が表現できる最大値(2−1)を超えた時点でその値が減少する。位相アキュムレータ17の出力値が最大値(2−1)を超えて減少する度に、カウンタ31のカウンタ出力値は1ずつ増加していく。このようにして、カウンタ31は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の各サイクル毎に1増加していく値を生成する。
図4に戻り、減算器32は、カウンタ31の出力からロック点カウント値(第1の所定値)を減算する。ビットシフタ33は、カウンタ31の出力からロック点カウント値を減算した値をNビット分左シフトする。こうして得られた値が、前記演算値の上位ビットとなる。減算器34は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号からロック点アキュムレータ値(第2の所定値)を減算した値を求める。減算器34が求めた値が、前記演算値の下位ビット(即ち下位Nビット)となる。加算器35は、これら上位ビットと下位ビットとを加算して、前記演算値を求める。エッジ検出器30は、リファレンスクロックの立ち上がりエッジを検出すると、出力をアサートする。Dフリップフロップ36は、エッジ検出器30の出力のアサートに応答して、加算器35からの演算値を格納する。即ち、Dフリップフロップ36は、リファレンスクロックの立ち上がりエッジに応答して、加算器35からの演算値を取り込む。Dフリップフロップ36の格納値がデジタル位相検出器15の出力(DPD出力)となる。
上記の演算値の上位ビットにより、位相アキュムレータ17の出力のサイクル位置(何サイクル目か)を示し、演算値の下位ビットにより、位相アキュムレータ17の出力の1サイクル内でのサンプル位置を示すことになる。Dフリップフロップ36に格納される演算値は、位相アキュムレータ17の出力に対するリファレンスクロックの相対的な位置をデジタル値で示したものとなる。なおロック点とは、リファレンスクロックのパルスの立ち上がりエッジがロックされる点のことである。例えばロック点カウント値を300とすると、カウンタ31の出力値が300であるサイクル位置において、減算器32の出力値即ち前記演算値の上位ビット全てが0になり、更にこのサイクル中の何れかのサンプル点において演算値の下位ビット全てがゼロとなる。この演算値の上位ビット及び下位ビットの全てが0になるサンプル点が、ロック点となる。このロック点を境として、演算値は負の値から正の値に変化する。
リファレンスクロックの立ち上がりエッジがロック点に一致している場合、Dフリップフロップ36の格納値即ちデジタル位相検出器15の出力はゼロとなる。この場合、図1のデジタルループフィルタ16の出力は変化せず、位相アキュムレータ17の入力は変化せず、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の周波数も位相も変化しない。この状態がロック状態となる。またリファレンスクロックの立ち上がりエッジがロック点よりも位相が早い場合は、Dフリップフロップ36の格納値即ちデジタル位相検出器15の出力は負の値となる。この場合、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の周波数を増加させその位相が早くなるように制御すればよい。またリファレンスクロックの立ち上がりエッジがロック点よりも位相が遅い場合は、Dフリップフロップ36の格納値即ちデジタル位相検出器15の出力は正の値となる。この場合、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の周波数を減少させその位相が遅くなるように制御すればよい。
図6は、デジタルループフィルタ16の構成の一例を示す図である。デジタルループフィルタ16は、増幅器41、増幅器42、加算器43、レジスタ44、セレクタ45、加算器46を含む。初期状態において、セレクタ45は、位相アキュムレータ17の発振周波数の中心値となるべき初期値を選択し、レジスタ44に供給する。レジスタ44は、セレクタ45から供給された初期値を格納し、格納した値を加算器43に供給する。
デジタル位相検出器15の出力する検出位相差が、デジタルループフィルタ16への入力として供給される。この入力は、増幅器41と増幅器42とに供給される。増幅器41は、デジタル位相検出器15の出力する位相差を所定の係数値B倍し、B倍後の位相差を加算器43に供給する。増幅器42は、デジタル位相検出器15の出力する位相差を所定の係数値A倍し、A倍後の位相差を加算器46に供給する。
加算器43は、レジスタ44の格納値とB倍された位相差とを加算し、加算後の値をセレクタ45と加算器46とに供給する。セレクタ45は、初期状態以後は、加算器43の出力を選択して、レジスタ44に供給する。これにより、レジスタ44には、前記初期値に対してB倍の位相差を順次加算していった位相差の積分値が格納されることになる。加算器46は、加算器43の出力(レジスタ44の格納値とB倍された位相差との和)とA倍された位相差とを加算する。この加算器46が出力する加算値が、現在のデジタルループフィルタ16の出力となる。
図7は、デジタル位相検出器21の構成の一例を示す図である。図7に示すデジタル位相検出器21は、エッジ検出器50、カウンタ51、減算器52、ビットシフタ53、減算器54、加算器55、及びDフリップフロップ56を含む。カウンタ51、減算器52、ビットシフタ53、減算器54、及び加算器55は、演算器として機能し、位相アキュムレータ17の出力値に応じて、位相アキュムレータ17の出力の位相位置を示す演算値を計算する。具体的には、この演算器は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の各サイクル毎に増加していく値に応じた値を上位ビットに有し、デジタル発振信号のデジタル値に応じた値を下位ビットに有する演算値を計算する。Dフリップフロップ56は、ラッチ回路として機能し、フィードバッククロック(電圧制御発振器24の出力を分周器25で分周したクロック)に同期して上記演算値を格納する。
図8は、カウンタ51の動作の一例を説明する図である。カウンタ51は、位相アキュムレータ17の出力値が減少する毎にカウントアップし、所望の値Kまでカウントすると、次のサイクルで0にリセットされる。この所望の値Kは、位相アキュムレータ17の出力するデジタル発振信号とフィードバッククロックとの比を示す値に等しい。図7に模式的に示すように、位相アキュムレータ17の出力値が最大値(2−1)を超えて減少する度に、カウンタ51のカウンタ出力値は1ずつ増加していく。このようにして、カウンタ51は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号の各サイクル毎に1増加していく値を生成する。
図7に戻り、減算器52は、カウンタ51の出力からロック点カウント値(第1の所定値)を減算する。ビットシフタ53は、カウンタ51の出力からロック点カウント値を減算した値をNビット分左シフトする。こうして得られた値が、前記演算値の上位ビットとなる。減算器54は、位相アキュムレータ17の出力であるデジタル発振信号からロック点アキュムレータ値(第2の所定値)を減算した値を求める。減算器54が求めた値が、前記演算値の下位ビット(即ち下位Nビット)となる。加算器55は、これら上位ビットと下位ビットとを加算して、前記演算値を求める。エッジ検出器50は、フィードバッククロックの立ち上がりエッジを検出すると、出力をアサートする。Dフリップフロップ56は、エッジ検出器50の出力のアサートに応答して、加算器55からの演算値を格納する。即ち、Dフリップフロップ56は、フィードバッククロックの立ち上がりエッジに応答して、加算器55からの演算値を取り込む。Dフリップフロップ56の格納値がデジタル位相検出器21の出力(DPD出力)となる。
上記の演算値の上位ビットにより、位相アキュムレータ17の出力のサイクル位置(何サイクル目か)を示し、演算値の下位ビットにより、位相アキュムレータ17の出力の1サイクル内でのサンプル位置を示すことになる。Dフリップフロップ56に格納される演算値は、位相アキュムレータ17の出力に対するフィードバッククロックの相対的な位置をデジタル値で示したものとなる。なおロック点とは、フィードバッククロックのパルスの立ち上がりエッジがロックされる点のことである。例えばロック点カウント値を300とすると、カウンタ51の出力値が300であるサイクル位置において、減算器52の出力値即ち前記演算値の上位ビット全てが0になり、更にこのサイクル中の何れかのサンプル点において演算値の下位ビット全てがゼロとなる。この演算値の上位ビット及び下位ビットの全てが0になるサンプル点が、ロック点となる。このロック点を境として、演算値は負の値から正の値に変化する。
フィードバッククロックの立ち上がりエッジがロック点に一致している場合、Dフリップフロップ56の格納値即ちデジタル位相検出器21の出力はゼロとなる。この場合、図1のデジタルループフィルタ22の出力は変化せず、電圧制御発振器24の入力は変化せず、電圧制御発振器24の出力であるアナログ発振信号の周波数も位相も変化しない。この状態がロック状態となる。またフィードバッククロックの立ち上がりエッジがロック点よりも位相が早い場合は、Dフリップフロップ56の格納値即ちデジタル位相検出器15の出力は負の値となる。この場合、電圧制御発振器24の出力であるアナログ発振信号の周波数を増加させその位相が早くなるように制御すればよい。またフィードバッククロックの立ち上がりエッジがロック点よりも位相が遅い場合は、Dフリップフロップ56の格納値即ちデジタル位相検出器15の出力は正の値となる。この場合、電圧制御発振器24の出力であるアナログ発振信号の周波数を減少させその位相が遅くなるように制御すればよい。
図9は、デジタルPLL回路11の動作の一例を示すタイミング図である。リファレンスクロックの立ち上がりのタイミングT1及びT2において、カウンタ出力(図4のカウンタ31の出力)が300となっている。カウンタ出力は1ずつ増加し、1つのカウント値が位相アキュムレータ17の出力の1つのサイクルに対応している。位相アキュムレータ17の出力は、各サイクルにおいて、0近傍から2近傍まで増加する。
図10は、図9のタイミングT1及びT2の近傍を拡大して示すタイミング図である。この例では、位相アキュムレータ17の出力のビット幅Nが16ビットであり、ロック点のカウント値が300であり、ロック点アキュムレータ値が24,576である。位相アキュムレータ17の出力は、タイミングT1近傍において8,192をステップ幅として増加しており、タイミングT2近傍において8,193をステップ幅として増加している。ロック点のカウント値が300であるので、減算器32の出力即ち演算値の上位ビットの値は、タイミングT1のサイクルにおいて0となっている。またロック点アキュムレータ値が24,576であるので、減算器34の出力即ち演算値の下位ビットの値は、タイミングT1のサンプル点において0となっている。このタイミングT1の演算値がラッチされてデジタル位相検出器15の出力(DPD出力)となるため、タイミングT1以降においてDPD出力値が0となっている。またタイミングT2のサイクルにおいては、減算器32の出力即ち演算値の上位ビットの値は0となっており、減算器34の出力即ち演算値の下位ビットの値は4となっている。このタイミングT2の演算値がラッチされてデジタル位相検出器15の出力(DPD出力)となるため、タイミングT2以降においてDPD出力値が4となっている。
図11は、アナログPLL回路12の動作の一例を示すタイミング図である。フィードバッククロックの立ち上がりのタイミングT3及びT4において、カウンタ出力(図7のカウンタ51の出力)が300となっている。カウンタ出力は1ずつ増加し、1つのカウント値が位相アキュムレータ17の出力の1つのサイクルに対応している。位相アキュムレータ17の出力は、各サイクルにおいて、0近傍から2近傍まで増加する。
図12は、図11のタイミングT3及びT4の近傍を拡大して示すタイミング図である。この例では、位相アキュムレータ17の出力のビット幅Nが16ビットであり、ロック点のカウント値が300であり、ロック点アキュムレータ値が24,576である。位相アキュムレータ17の出力は、タイミングT3近傍において8,192をステップ幅として増加しており、タイミングT4近傍において8,193をステップ幅として増加している。ロック点のカウント値が300であるので、減算器52の出力即ち演算値の上位ビットの値は、タイミングT3のサイクルにおいて0となっている。またロック点アキュムレータ値が24,576であるので、減算器54の出力即ち演算値の下位ビットの値は、タイミングT3のサンプル点において0となっている。このタイミングT3の演算値がラッチされてデジタル位相検出器21の出力(DPD出力)となるため、タイミングT3以降においてDPD出力値が0となっている。またタイミングT4のサイクルにおいては、減算器52の出力即ち演算値の上位ビットの値は0となっており、減算器54の出力即ち演算値の下位ビットの値は4となっている。このタイミングT4の演算値がラッチされてデジタル位相検出器21の出力(DPD出力)となるため、タイミングT4以降においてDPD出力値が4となっている。
上記実施例で説明した2段構成PLL回路においては、初段デジタルPLL回路において、波形テーブルとDA変換器とが不要となる。またアナログPLL回路において用いるDA変換器には、それ程高い位相精度を必要とせずビット幅も狭くてよい。従って、十分な精度の2段構成PLL回路を、単純な構成により安価に実現することができる。
一般に2段構成PLL回路においては、外部から混入する雑音を十分にカットするために、第1段のPLL回路のカットオフ周波数(ループ帯域)を十分に低く設定する。カットオフ周波数が低いということは、ループのフィードバックが遅いということを意味する。従って、第1段のPLLにDA変換器が設けられていて、その分解能(精度)が低い場合には、第1段のPLLの出力がゆっくりと大きく変動することになり、この変動が第2段のPLLに入力されると、結果として最終出力クロックのジッタが大きくなってしまう。このため第1段のPLLの出力については、精度を高くし細かく制御する必要がある。上記実施例で説明した2段構成PLL回路においては、第1段のPLLの位相アキュムレータの出力を、そのまま第2段のPLLに渡すため、精度の高い高価なDA変換器を用いることなく、精度の高いクロックを第2段のPLLに供給することができる。
また第2段のPLLにおいては、第1段のPLLに忠実に追従するために、カットオフ周波数を高く設定する。この場合は、ループのフィードバックが速いため、出力が短い周期で変動することになり、ある程度長い区間での平均的な周波数に着目すると殆ど変動がない。従って、第2段のPLLにおいて用いるDA変換器については、その分解能が低くても問題が生じない。
更に、上記実施例で説明した2段構成PLL回路においては、高精度の位相分解能を必要とする信号処理をすべてデジタル信号で処理することが可能となる。従って、アナログ信号を処理する部分については、精度よりも周波数安定度を実現すればよい。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
10 PLL回路
11 デジタルPLL回路
12 アナログPLL回路
15 デジタル位相検出器
16 デジタルループフィルタ
17 位相アキュムレータ
18 スレーブ発振器
21 デジタル位相検出器
22 デジタルループフィルタ
23 DA変換器
24 電圧制御発振器
25 分周器

Claims (7)

  1. デジタルPLL回路と、
    アナログPLL回路と
    を含み、前記デジタルPLL回路は、
    リファレンスクロックと第1のフィードバッククロックとの第1の位相差を検出する第1のデジタル位相検出器と、
    前記検出された第1の位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を前記第1のフィードバッククロックとして生成する位相アキュムレータと
    を含み、前記アナログPLL回路は、
    前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号と第2のフィードバッククロックとの第2の位相差を検出する第2のデジタル位相検出器と、
    前記検出された第2の位相差に応じて変化する電圧値を入力として、前記電圧値に応じた周波数で発振する前記第2のフィードバッククロックを生成する電圧制御発振器と
    を含むことを特徴とするPLL回路。
  2. 前記第1のデジタル位相検出器及び前記第2のデジタル位相検出器の各々は、
    前記デジタル発振信号の各サイクル毎に増加していく値に応じた値を上位ビットに有し、前記デジタル発振信号のデジタル値に応じた値を下位ビットに有する演算値を計算する演算器と、
    前記リファレンスクロック又は前記第2のフィードバッククロックに同期して前記演算値を格納するラッチ回路と
    を含み、前記ラッチ回路の格納値を前記第1の位相差又は前記第2の位相差として出力することを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  3. 前記演算器は、前記デジタル発振信号の各サイクル毎に1増加していく値から第1の所定値を減算した値を左シフトして前記上位ビットとし、前記デジタル発振信号のデジタル値から第2の所定値を減算した値を前記下位ビットとし、前記演算値を生成することを特徴とする請求項2記載のPLL回路。
  4. 前記アナログPLL回路は、前記検出された第2の位相差に応じた値をアナログ電圧に変換するDA変換器を更に含むことを特徴とする請求項2記載のPLL回路。
  5. デジタルPLL回路の出力をアナログPLL回路の入力とする2段構成のPLL回路を制御する方法であって、
    前記デジタルPLL回路において位相検出により検出された位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を位相アキュムレータにより生成し、
    前記位相アキュムレータの生成するデジタル発振信号を前記デジタルPLL回路での前記位相検出におけるフィードバッククロックとして用い、
    前記位相アキュムレータの生成するデジタル発振信号を前記アナログPLL回路での位相検出におけるリファレンスクロックとして用いる
    各段階を含むことを特徴とするPLL回路の制御方法。
  6. デジタルPLL回路と、
    前記デジタルPLL回路の次段のPLL回路に用いるデジタル位相検出器と
    を含み、
    前記デジタルPLL回路は、位相検出により検出された位相差に応じて発振周波数が変化するデジタル発振信号を生成する位相アキュムレータを含み、
    前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号を前記デジタルPLL回路での前記位相検出におけるフィードバッククロックとして用いるとともに、前記位相アキュムレータの生成する前記デジタル発振信号を前記デジタル位相検出器での位相検出におけるリファレンスクロックとして用いることを特徴とするデジタル回路。
  7. 前記デジタル位相検出器は、
    前記デジタル発振信号の各サイクル毎に増加していく値に応じた値を上位ビットに有し、前記デジタル発振信号のデジタル値に応じた値を下位ビットに有する演算値を計算する演算器と、
    前記次段のPLL回路のフィードバッククロックに同期して前記演算値を格納するラッチ回路と
    を含み、前記ラッチ回路の格納値を位相検出結果として出力することを特徴とする請求項6記載のデジタル回路。
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