JP5781610B2 - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法 - Google Patents

乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法に関するものである。
西暦1960年頃までの車両は、車両の重量が軽く、車両に要求される巡航速度も遅かったため、タイヤへの負担が軽く、タイヤの断面幅が狭いバイアスタイヤが用いられていた。しかし、近年の車両の高出力化や高速道路網の発達に伴い、高速走行時の操縦安定性や耐磨耗性の向上が求められるようになってきており、幅広、偏平のラジアル構造のタイヤが主流となりつつある(特許文献1など)。
しかし、タイヤの幅広化は、車両スペースを圧迫し、居住性を低下させる。また、近年、環境問題への関心の高まりにより低燃費性への要求が厳しくなってきている状況にあるが、タイヤを幅広化すると空気抵抗が増大するため、燃費が悪くなるという問題がある。
また、特に、将来に向けて実用化されている電気自動車は、タイヤ車軸回りにタイヤを回転させるトルクを制御するためのモーターなどの駆動部品を収容するスペースの確保が必要となることから、タイヤ回りのスペース確保の重要性も高まりつつある。
さらに、上記のような幅広偏平タイヤは、雨天走行時において、図1(a)にて水の流線を矢印で模式的に示すように、踏み込み面の幅が広いため水がタイヤの両側方に排出されづらく、排水性が良くない。また、幅広偏平タイヤは、接地長Lも短くなるため、図1(a)に示すように、踏み込み面から侵入した水膜により踏面が浮き上がり、実接地面積が減少してグリップを失う、いわゆるハイドロプレーニング現象を発生しやすく、ウェット性能が低下するという問題がある。
そこで、従来、特に広幅偏平のラジアルタイヤにおいては、大きな溝断面を有する、トレッド周方向に延びる主溝をトレッド踏面に配設する必要があった。
しかし、溝深さの深い主溝を設ける場合には、その分トレッドを厚くする必要があるため、タイヤの重量増を招き、走行性能が悪化するという問題が生じる。また、溝幅の広い主溝を設ける場合には、ネガティブ率が増大して接地面積が減少するため、グリップ力、すなわち操縦安定性やドライ路面での制動性、さらに耐磨耗性や騒音性能も低下してしまうという問題が生じる。
また、広幅偏平のラジアルタイヤにおいては、転がり抵抗を小さくして低燃費化を図るために、ヒシテリシスロスの小さいトレッドゴムを用いることが有効であることが知られている。しかし、ヒステリシスロスの小さいゴムを用いると、ウェット路面でのグリップ性能が低下するという問題が生じる。
特開平7−40706号公報
以上のように、タイヤの低燃費性、居住性(車両スペース)と、ウェット性能と、ドライ性能とを両立させるのは一般的に困難であり、これらの性能を両立させるための抜本的な技術が希求されていた。
それゆえ、本発明は、上記の問題を解決することを課題とするものであり、空気抵抗値(Cd値)とタイヤの転がり抵抗値(RR値)とが共に低く、低燃費性と車両スペースの確保とを実現でき、且つ、ドライ路面での走行性能及びウェット路面での走行性能に優れた、乗用車用空気入りタイヤ及びその使用方法を提供することを目的とする。
発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた。
その結果、まず、ラジアルタイヤの燃費性及び居住性を向上させるためには、タイヤの狭幅化及び大径化、すなわち、タイヤの断面幅SWと外径ODとを適切な比の下に規制することが極めて有効であることを見出した。
さらに、発明者らは、上記のような狭幅、大径化したタイヤにおいて、溝体積を適切に規定することより、ドライ路面での走行性能とウェット路面での走行性能までも両立させることができることの新規知見を得た。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、その要旨構成は、以下の通りである。
(1)一対のビード部間でトロイダル状に跨るラジアル配列コードのプライからなるカーカスを有し、該カーカスの径方向外側に、1層以上のベルト層からなるベルトと、トレッドとを順に備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)未満である場合は、前記タイヤの断面幅SWと外径ODとの比SW/ODは、0.26以下であり、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)以上である場合は、前記タイヤの断面幅SWおよび外径ODは、関係式、
OD≧2.135×SW+282.3
を満たし、
前記ベルト層のうち、タイヤ幅方向に最大幅を有する、最大幅ベルト層の幅方向両端部よりタイヤ幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置における、タイヤ径方向最外側の補強部材よりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積をV1とし、前記トレッドの踏面に形成した溝の合計体積をV2とするとき、
比V2/V1は、20%以下であり、
前記タイヤのエアボリュームが、15000cm3以上であり、
前記トレッドの踏面のネガティブ率が20%以下であることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
(2)一対のビード部間でトロイダル状に跨るラジアル配列コードのプライからなるカーカスを有し、該カーカスの径方向外側に、1層以上のベルト層からなるベルトと、トレッドとを順に備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
前記タイヤの断面幅SWおよび外径ODは、関係式、
OD≧−0.0187×SW2+9.15×SW−380
を満たし、
前記ベルト層のうち、タイヤ幅方向に最大幅を有する、最大幅ベルト層の幅方向両端部よりタイヤ幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置における、タイヤ径方向最外側の補強部材よりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積をV1とし、前記トレッドの踏面に形成した溝の合計体積をV2とするとき、
比V2/V1は、20%以下であり、
前記タイヤのエアボリュームが、15000cm3以上であり、
前記トレッドの踏面のネガティブ率が20%以下であることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)タイヤ赤道面における、前記溝の溝深さをδgとし、タイヤ赤道面における、前記トレッド踏面からタイヤ径方向最外側補強部材までのトレッドゴムの厚さをδtとするとき、
δg/δt≦0.85
を満たす、上記(1)又は(2)に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)前記比SW/ODは、0.24以下である、上記(1)〜()のいずれかに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)トレッドゴムの厚さが5mm以上8mm以下である、上記(1)〜()のいずれかに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)前記トレッドの踏面のネガティブ率は、10%以上である、上記(1)〜()のいずれかに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)前記トレッドの踏面に、タイヤ周方向に延びる周方向溝を有する、上記(1)〜()のいずれかに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)前記タイヤのタイヤサイズは、105/50R16、115/50R17、125/55R20、125/65R19、135/45R21、135/55R20、135/60R17、135/65R19、145/45R21、145/55R20、145/60R16、145/65R19、155/45R18、155/45R21、155/55R19、155/55R21、155/60R17、155/65R13、155/65R18、155/70R17、165/45R22、165/55R18、165/55R19、165/55R20、165/55R21、165/65R19、165/70R18、175/45R23、175/55R19、175/55R22、175/60R18、185/45R22、185/50R20、185/60R20、195/55R20、195/60R19、205/55R20、205/60R18、215/50R21のいずれかである、上記(1)、あるいは、上記(1)に従属する上記(3)、又は()〜()のいずれか1つに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
)前記タイヤのタイヤサイズは、105/50R16、115/50R17、125/55R20、125/65R19、135/45R21、135/55R20、135/60R17、135/65R19、145/45R21、145/55R20、145/60R16、145/65R19、155/45R18、155/45R21、155/55R19、155/55R21、155/60R17、155/65R13、155/65R18、155/70R17、165/45R22、165/55R18、165/55R19、165/55R20、165/55R21、165/65R19、165/70R18、175/45R23、175/55R19、175/55R22、175/60R18、185/45R22、185/50R20、185/60R20、195/55R20、195/60R19、195/65R17、205/55R20、205/60R18、215/50R21のいずれかである、上記(2)、あるいは、上記(2)に従属する上記(3)、又は()〜()のいずれか1つに記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
10)上記(1)〜()のいずれかに記載のタイヤを、内圧を250kPa以上として使用することを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤの使用方法。
本発明によれば、空気抵抗値(Cd値)とタイヤの転がり抵抗値(RR値)とを両立させ、低燃費性と車両スペースの確保とを実現でき、且つ、ドライ路面での走行性能及びウェット路面での走行性能に優れた、乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供することができる。
(a)広幅のラジアルタイヤのウェット性能について説明するための図である。(b)狭幅のラジアルタイヤのウェット性能について説明するための図である。 タイヤの断面幅SWと外径ODを示す図である。 (a)本発明の大径化、狭幅化したタイヤを装着した車両を示す図である。(b)従来のタイヤを装着した車両を示す図である。 (a)、(b)供試タイヤおよび従来タイヤにおける、SWとODとの関係を示す図である。 各タイヤの転がり抵抗値と空気抵抗値との関係を示す図である。 (a)〜(d)本発明の一実施形態にかかるタイヤのトレッドパターンの一部を示す展開図である。 比δg/δtについて説明するためのタイヤ幅方向概略断面図である。 (a)、(b)比V2/V1について説明するための図である。
以下、本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤとも称する)を導くに至った過程について説明する。
まず、発明者らは、ラジアルタイヤのタイヤ断面幅SW(図2参照)を従前に比し狭くすることによって、車両スペースの確保が可能であること、特にタイヤの車両装着内側近傍に駆動部品の設置スペースが確保されることに着目した(図3参照)。
さらに、タイヤ断面幅SWを狭くすると、タイヤを前方から見た面積(以下、前方投影面積と称する)が減少するため、車両の空気抵抗値(Cd値)が低減されるという効果がある。
しかしながら、接地部分の変形が大きくなるため、同じ空気圧の場合、タイヤの転がり抵抗値(RR値)が大きくなるという問題がある。
一方で、発明者らは、ラジアルタイヤ特有の性質により、上記の問題点を解決しうることを見出した。すなわち、ラジアルタイヤはバイアスタイヤに比し、トレッドの変形が小さいため、ラジアルタイヤの外径OD(図2参照)を従前に比し大きくすることによって、路面の粗さの影響を受けにくくし、同じ空気圧の場合に、転がり抵抗値(RR値)を低減させることができることに着目した。また、大径化することで、タイヤの負荷能力を向上させることもでき、さらに、図3に示すように、ラジアルタイヤの大径化によって車輪軸が高くなり、床下のスペースが拡大されるため、車両のトランク等のスペースや、駆動部品の設置スペースが確保できることができることも見出した。
ここで、上記のように、タイヤの狭幅化と大径化は、共に車両スペース確保の効果があるものの、転がり抵抗値(RR値)に関しては、トレードオフの関係にある。また、タイヤの狭幅化によって車両の空気抵抗値(Cd値)の低減を図ることができる。
そこで、発明者らは、空気抵抗値(Cd値)と転がり抵抗値(RR値)について、タイヤ断面幅とタイヤ外径とのバランスの適切化を図ることによって、これらの特性を従来のラジアルタイヤより向上させるべく鋭意検討した。
発明者らは、タイヤ断面幅SWとタイヤの外径ODとの関係に着目し、規格外のものを含む様々なタイヤサイズのタイヤを車両に装着させて、空気抵抗値(Cd値)と転がり抵抗値(RR値)を計測する試験を行い、これらの特性が共に従来のラジアルタイヤより上回るタイヤのSWとODとが満たす条件を導出した。
以下、SWとODとの最適な関係を導出するに至った実験結果について、詳しく説明する。
発明者らは、以上の知見を元に、タイヤの大径化及び狭幅化により、車両の空気抵抗値の低減と転がり抵抗値の低減とを両立することのできる具体的な条件を究明した。
まず、評価基準となるタイヤとして、最も汎用的な車両で使用され、タイヤ性能の比較に適している、タイヤサイズ195/65R15のタイヤを基準タイヤ1として用意した。この基準タイヤ1のインチアップとなるタイヤサイズ225/45R17のタイヤを基準タイヤ2として用意した。
また、様々なタイヤサイズのタイヤ(供試タイヤ1〜52)を用意し、リムに組み込み、以下の試験を行った。
表1、及び図4に各タイヤの諸元を示す。タイヤの内部構造等、表1に示さないタイヤの諸元については、一般的なタイヤと同様であり、各タイヤは、一対のビード部間でトロイダル状に跨るラジアル配列コードのプライからなるカーカスと、トレッドとを備える。
なお、タイヤサイズに関しては、JATMA(日本のタイヤ規格)、TRA(アメリカのタイヤ規格)、ETRTO(欧州のタイヤ規格)等の従来の規格に捉われずに、これらの規格外のタイヤサイズも含めて、幅広く検討した。
Figure 0005781610
Figure 0005781610
<空気抵抗値>
実験室にて、上記各タイヤを、表2に記載する内圧として、排気量1500ccの車両に装着し、100km/hに相当する速度で送風したときの空気力を車輪下にある床置き天秤を用いて測定し、基準タイヤを100とする指数によって評価した。数値が小さいほど空気抵抗は小さい。
<転がり抵抗値>
上記各タイヤを、表2に記載する内圧として、リムに装着して、タイヤ・リム組立体とし、タイヤを装着する車両毎に規定される最大荷重を負荷し、ドラム回転速度100km/hの条件にて転がり抵抗を測定した。ここで、「タイヤを装着する車両毎に規定される最大負荷」とは、最大乗員数を想定した時に、4輪の中で最も荷重のかかるタイヤへの負荷荷重を意味する。
評価結果は、基準タイヤを100とする指数にて示した。この指数値が小さいほど転がり抵抗が小さいことを意味する。
以下、評価結果を表2、図4及び図5に示す
Figure 0005781610
Figure 0005781610
表2、図4及び図5に示す試験結果から、タイヤの断面幅SWが165mm未満である場合は、SW/ODは、0.26以下であり、SWが165mm以上である場合は、SWおよび外径ODは、関係式、OD≧2.135×SW+282.3を満たす(以下、「関係式1を満たす」ともいう。)、タイヤサイズのラジアルタイヤは、従来のタイヤであるタイヤサイズ195/65R15の基準タイヤ1と比較して、車両の空気抵抗値(Cd値)と転がり抵抗値(RR値)とが両立されるとの知見を得た。
図4(a)には、タイヤの転がり抵抗値(RR値)及び車両の空気抵抗値(Cd値)とを共に低減するという効果を有するタイヤと、これらの効果を十分に有しないタイヤとを分ける境界(一次式による境界線)を示す;SW<165mmの範囲では、OD=(1/0.26)×SWを示す直線、SW≧165mmの範囲では、OD=2.135×SW+282.3を示す直線。
また、表2、図4(b)及び図5に示す試験結果から、タイヤ内圧を250kPa以上とした際に、タイヤの断面幅SWおよび外径ODは、関係式、OD≧−0.0187×SW+9.15×SW−380を満たす(以下、「関係式2を満たす」ともいう。)、タイヤサイズのラジアルタイヤは、従来のタイヤであるタイヤサイズ195/65R15の基準タイヤ1と比較して、車両の空気抵抗値(Cd値)と転がり抵抗値(RR値)とが両立されるとの知見を得た。
図4(b)には、タイヤの転がり抵抗値(RR値)及び車両の空気抵抗値(Cd値)とを共に低減するという効果を有するタイヤと、これらの効果を十分に有しないタイヤとを分ける境界(二次式による境界線)を示す;OD=−0.0187×SW+9.15×SW−380を示す曲線。
また、発明者らは、表2、図4及び図5に示すように、SW/OD≦0.24を満たす供試タイヤ1〜7及び17において、これらの効果が得られやすいことを見出した。
次に、特に、供試タイヤ1〜18について、車両の燃費性や居住性を評価するため、以下の試験を行った。
<実燃費>
JOC8モード走行による試験を行った。評価結果は、基準タイヤの評価結果を100とした指数で表し、指数が大きい方が、燃費が良いことを表している。
<居住性>
1.7m幅車両にタイヤを装着した際のリアトランク幅を計測した。評価結果は、基準タイヤの評価結果を100とした指数で表し、指数が大きい方が、居住性が良いことを表している。
試験結果を以下の表3に示す。
Figure 0005781610
表3に示すように、上記関係式(1)及び/又は(2)を満たさない供試タイヤ(図4参照)では、それぞれ、燃費性、居住性の少なくとも一方が、基準タイヤ1より低下した供試タイヤがあったのに対し、上記関係式(1)及び/又は(2)を満たす供試タイヤ1〜7、12及び17(図4参照)は、いずれも基準タイヤ1より燃費性、居住性が共に優れていることがわかる。
発明者らは、斯くの如くして、空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤの断面幅SWおよび外径ODについて、上記関係式(1)及び/又は(2)を満たすことで、車両の居住性を向上させつつ、車両の空気抵抗値及びタイヤの転がり抵抗値を共に低減し、更に、車両の居住性を向上させつつ、燃費性を向上させることができることを見出したものである。
次に、上記SWとODとが上記関係式(1)及び/又は(2)を満たす空気入りラジアルタイヤのタイヤ構造について説明する。
図6(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の一実施形態にかかるタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。
図6(a)〜(d)に示すように、本発明のタイヤは、トレッド踏面1に少なくとも1本の溝2が形成されている。
また、図7(a)に示すように、本発明のタイヤはカーカスの径方向外側に1層以上の(図示例では2層)のベルト層4a、4bと、トレッド5と、を順に備えている。
また、図7(a)にて斜線で示すように、ベルト層のうち、タイヤ幅方向に最大幅を有する、最大幅ベルト層4bの幅方向両端部よりタイヤ幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置(タイヤ赤道面CL)における、タイヤ径方向最外側の補強部材4aよりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積をV1とする。
なお、例えば、図7(b)に示すように、ベルトの径方向外側にトレッド幅方向外側部分に部分的に配置したベルト補強層6を有する場合については、図7(b)にて斜線で示すように、最大幅ベルト層4bより幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置におけるタイヤ径方向の最外側補強部材であるベルト層4aよりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積がV1である。
また、トレッド踏面1に形成した全ての溝2の合計体積(各々の溝の体積の和)をV2とする。
なお、補強部材とは、ベルト又はベルト保護層である。
また、トレッド踏面とは、タイヤを適用リムに装着するとともに、タイヤを装着する車両毎に規定される最高空気圧を充填して平板上に垂直に置き、タイヤを装着する車両毎に規定される最大負荷に相当する重量を負荷したときに平板と接触することになるトレッドゴムの表面領域をいうものとする。
ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyreand Rim Technical Organisation)STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムをいうものとする。また、「最高空気圧」とは、上記のJATMAYEAR BOOK(日本自動車タイヤ協会規格)等に定められたラジアルプライタイヤのサイズに対応する適用リム及び空気圧−負荷能力対応表に基づくものである。また、「最大負荷に相当する重量」とは、上記所定の産業規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重(最大負荷能力)のことである。
このとき、本発明にあっては、タイヤの断面幅SWと外径ODとが上記関係式(1)及び/又は(2)を満たし、且つ上記比V2/V1が20%以下であることが肝要である。
以下、本発明の作用効果について説明する。
本発明によれば、まず、SWとODとが上記関係式(1)及び/又は(2)を満たし、踏み込み面の幅が狭いため、ウェット路面においては、図1(b)に矢印で水の流線を模式的に示すように、水がタイヤの幅方向両側方に排出されやすい。このため、溝体積を上記の範囲まで小さくしても、排水性を確保することができ、実接地面積を確保することができるため、ウェット制動性が向上する。
一方、ドライ路面での走行に関しては、溝体積が上記の範囲まで小さく、陸部の剛性が高いため、コーナリングパワーや耐磨耗性を確保することができる。
さらに、上述の通り、溝体積を小さくすることができるため、その分トレッドゴムの体積を減少させることもでき、これにより、タイヤの軽量化を図って、転がり抵抗値を低減することができる。
従って、本発明によれば、低燃費性と車両スペースの確保とを実現でき、且つドライ路面での走行性能と、ウェット路面での走行性能とを両立させることができる。
また、トレッド踏面1のネガティブ率(トレッド踏面の面積に対する、溝面積の割合)は20%以下であることが好ましい。
上述の通り、SWとODとが上記関係式(1)及び/又は(2)を満たす本発明のタイヤは、排水性が高いため、ネガティブ率を上記の範囲としても十分に排水性を確保することができる一方で、陸部の剛性を高めて、コーナリングパワーや耐磨耗性を向上させることができるからである。
さらに、溝面積を小さくする分、トレッドゴムの体積を減らして、タイヤの軽量化を図り、転がり抵抗値の低減を図ることができる。
一方で、排水性をより一層確保するためには、ネガティブ率は、10%以上であることが好ましい。
さらに、図8に示すように、溝2の溝深さをδgとし、トレッド踏面1からタイヤ径方向最外側補強部材(図示例では2層のベルト層4a、4bのうち、最外側ベルト層4a)までのトレッドゴム5の厚さをδtとするとき、
δg/δt≦0.85
を満たすことが好ましい。
上記比δg/δtを0.85以下とすることで、陸部の剛性をより一層確保して、ドライ路面での走行性能を向上させることができるからである。
また、排水に必要な溝部の体積と耐磨耗性確保とのバランスを考慮して、
δg/δt≧0.65
を満たすことが好ましい。
さらに、具体的には、上記トレッドゴム5の厚さδtは、8mm以下であることが好ましい。タイヤを軽量化して、転がり抵抗値をさらに低減することができるからである。
一方で、ある程度の磨耗進展後もウェット性能を確保するための溝高さを確保するため、上記トレッドゴムの厚さδtは、5mm以上であることが好ましい。
加えて、本発明のタイヤにあっては、内圧を250kPa以上として使用することが好ましい。
なぜなら、高内圧とすることにより、ベルト張力が増大し、接地圧が増大することと相まって、ハイドロプレーニング性が向上するからである。
また、内圧を350kPa以下として使用することが好ましい。
なお、本発明のタイヤは、エアボリュームが15000cm以上のものであることが好ましい。タイヤの最低限の負荷能力を保持するために必要だからである。
本発明の効果を確かめるため、発明例1〜3にかかるタイヤを試作し、従来例1、2にかかるタイヤを用意した。
各タイヤについて、タイヤ性能を評価する、以下の試験を行った。
<ウェット制動性>
上記各タイヤを装着した車両につき、ウェット路面を、初速40km/hで走行し、フルブレーキ時の停止距離(mm)を指数評価した。
評価において従来例1にかかるタイヤを100とした指数で表し、数値が大きい方が、性能が優れていることを示す。
<コーナリングパワー>
フラットベルト式コーナリング試験機を用いて測定を行った。
コーナリングパワーは、従来例1にかかるタイヤにおけるコーナリングパワーを100として指数で評価した。当該指数が大きいほどコーナリングパワーが大きく好ましい。
<耐磨耗性>
10万キロ走行後の残溝測定から磨耗量を算出した。従来例1にかかるタイヤの評価の値を100として、指数評価をした。数値が小さいほど耐磨耗性に優れていることを示す。
<タイヤ重量>
タイヤ重量を計測した。従来例1にかかるタイヤの重量を100とし、指数評価した。数値が小さい方がタイヤ重量が軽いことを示す。
<転がり抵抗値>
上記各タイヤをリムに装着して、タイヤ・リム組立体とし、タイヤを装着する車両毎に規定される最大荷重を負荷し、ドラム回転速度100km/hの条件にて転がり抵抗を測定した。
評価結果は、一般的なネガティブ率を有する、従来例1にかかるタイヤを100とする指数にて示した。この指数値が小さいほど転がり抵抗が小さいことを意味する。
各タイヤの諸元及び評価結果を以下の表4に示す。なお、タイヤの内部構造等、表4に示さない諸元については、一般的なタイヤと同様である。
Figure 0005781610
Figure 0005781610
表4に示すように、発明例1、2、3、4、5と従来例1、2との比較により、SWとODとが上記関係式(1)及び/又は(2)を満たし、且つ比V2/V1を適切化した発明例1、2、3、4、5は、それぞれ、従来例1、2よりウェット制動性、コーナリングパワー、耐磨耗性に優れ、タイヤ重量が軽量であり、転がり抵抗値が低減されていることがわかる。そして、発明例1、2、3、4、5は、ネガティブ率も適切化されているため、それぞれ、従来例1、2よりウェット制動性、コーナリングパワー、耐磨耗性に優れ、タイヤ重量が軽量であり、転がり抵抗値が顕著に低減されていることがわかる。
また、表4に示すように、発明例1と発明例4、5との比較により、上記比δg/δtを好適化した発明例4、5は、タイヤ重量が軽量であり、転がり抵抗がさらに低減されていることがわかる。
なお、従来例2では薄いゴムゲージであるため、タイヤ重量が軽量化しているが、他の性能は低下している。
次に、タイヤを高内圧化して使用することの効果を見るため、上記供試タイヤ17について内圧を変えて、タイヤ性能を評価する試験を行った。
各タイヤの諸元及び評価結果を以下の表5に示す。なお、タイヤの内部構造等、表5に示さない諸元については、一般的なタイヤと同様である。また、表5において、内圧を250kPaとしたときの評価結果を100としたときの指数で示し、数値が大きい方が優れていることを示す。
Figure 0005781610
表5に示すように、タイヤの内圧を好適化した使用方法によれば、転がり抵抗値が低減され、ウェット制動性も向上することがわかる。
1 トレッド踏面
2 溝
3 陸部
4a、4b ベルト層
5 トレッドゴム
6 ベルト補強層

Claims (10)

  1. 一対のビード部間でトロイダル状に跨るラジアル配列コードのプライからなるカーカスを有し、該カーカスの径方向外側に、1層以上のベルト層からなるベルトと、トレッドとを順に備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
    前記タイヤの断面幅SWが165(mm)未満である場合は、前記タイヤの断面幅SWと外径ODとの比SW/ODは、0.26以下であり、
    前記タイヤの断面幅SWが165(mm)以上である場合は、前記タイヤの断面幅SWおよび外径ODは、関係式、
    OD≧2.135×SW+282.3
    を満たし、
    前記ベルト層のうち、タイヤ幅方向に最大幅を有する、最大幅ベルト層の幅方向両端部よりタイヤ幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置における、タイヤ径方向最外側の補強部材よりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積をV1とし、前記トレッドの踏面に形成した溝の合計体積をV2とするとき、
    比V2/V1は、20%以下であり、
    前記タイヤのエアボリュームが、15000cm3以上であり、
    前記トレッドの踏面のネガティブ率が20%以下であることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  2. 一対のビード部間でトロイダル状に跨るラジアル配列コードのプライからなるカーカスを有し、該カーカスの径方向外側に、1層以上のベルト層からなるベルトと、トレッドとを順に備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
    前記タイヤの断面幅SWおよび外径ODは、関係式、
    OD≧−0.0187×SW2+9.15×SW−380
    を満たし、
    前記ベルト層のうち、タイヤ幅方向に最大幅を有する、最大幅ベルト層の幅方向両端部よりタイヤ幅方向内側にあり、且つ、タイヤ幅方向中央位置における、タイヤ径方向最外側の補強部材よりタイヤ径方向外側にあるゴムの体積をV1とし、前記トレッドの踏面に形成した溝の合計体積をV2とするとき、
    比V2/V1は、20%以下であり、
    前記タイヤのエアボリュームが、15000cm3以上であり、
    前記トレッドの踏面のネガティブ率が20%以下であることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  3. タイヤ赤道面における、前記溝の溝深さをδgとし、タイヤ赤道面における、前記トレッド踏面からタイヤ径方向最外側補強部材までのトレッドゴムの厚さをδtとするとき、
    δg/δt≦0.85
    を満たす、請求項1又は2に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記比SW/ODは、0.24以下である、請求項1〜のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  5. トレッドゴムの厚さが5mm以上8mm以下である、請求項1〜のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記トレッドの踏面のネガティブ率は、10%以上である、請求項1〜のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  7. 前記トレッドの踏面に、タイヤ周方向に延びる周方向溝を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  8. 前記タイヤのタイヤサイズは、105/50R16、115/50R17、125/55R20、125/65R19、135/45R21、135/55R20、135/60R17、135/65R19、145/45R21、145/55R20、145/60R16、145/65R19、155/45R18、155/45R21、155/55R19、155/55R21、155/60R17、155/65R13、155/65R18、155/70R17、165/45R22、165/55R18、165/55R19、165/55R20、165/55R21、165/65R19、165/70R18、175/45R23、175/55R19、175/55R22、175/60R18、185/45R22、185/50R20、185/60R20、195/55R20、195/60R19、205/55R20、205/60R18、215/50R21のいずれかである、請求項1、あるいは、請求項1に従属する請求項3、又は請求項5〜7のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  9. 前記タイヤのタイヤサイズは、105/50R16、115/50R17、125/55R20、125/65R19、135/45R21、135/55R20、135/60R17、135/65R19、145/45R21、145/55R20、145/60R16、145/65R19、155/45R18、155/45R21、155/55R19、155/55R21、155/60R17、155/65R13、155/65R18、155/70R17、165/45R22、165/55R18、165/55R19、165/55R20、165/55R21、165/65R19、165/70R18、175/45R23、175/55R19、175/55R22、175/60R18、185/45R22、185/50R20、185/60R20、195/55R20、195/60R19、195/65R17、205/55R20、205/60R18、215/50R21のいずれかである、請求項2、あるいは、請求項2に従属する請求項3、又は請求項5〜7のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載のタイヤを、内圧を250kPa以上として使用することを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤの使用方法。
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