JP6291965B2 - タイヤユニット及びそれを備えた車両 - Google Patents
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Description
[基本形態1]
以下に、本発明に係るタイヤユニットについて、その基本形態(基本形態1)を説明する。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。さらに、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)に向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面から離れる側をいう。なお、タイヤ赤道面とは、空気入りタイヤの回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤのタイヤ幅の中心を通る平面である。
本実施の形態においては、第1空気入りタイヤに関する比SW1/OD1を0.20以上とすることで、接地面のタイヤ幅方向寸法を十分に確保することができる。これにより、旋回時のコーナリングパワーを十分に得ることができ、ドライ路面での優れた操縦安定性能(以下、単に「ドライ操安性能」と称する場合がある)を実現することができる。なお、第2空気入りタイヤに関して、比SW2/OD2を0.26以上とすることによっても、同様の効果が奏される。
次に、本発明に係るタイヤユニットの上記基本形態1に対して、任意選択的に実施可能な、付加的形態1から8を説明する。
基本形態1においては、上記溝面積比率GR1と、上記溝面積比率GR2とが、10%≦GR2<GR1の関係を満たすこと(付加的形態1)が好ましい。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1を加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤについて接地幅CW1の中央50%領域における溝面積比率GCR1と、上記第2空気入りタイヤについて接地幅CW2の中央50%領域における溝面積比率GCR2とが、GCR2<GCR1≦20%の関係を満たすこと(付加的形態2)が好ましい。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1、2の少なくともいずれかを加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤの接地幅CW1と総幅SW1との比CW1/SW1と、上記第2空気入りタイヤの接地幅CW2と総幅SW2との比CW2/SW2とが、0.75≦CW1/SW1<CW2/SW2の関係を満たすこと(付加的形態3)が好ましい。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1から3の少なくともいずれかを加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤについて接地幅CW1の中央40%領域に、周方向溝が配設されているとともに、上記第2空気入りタイヤについて接地幅CW2の中央40%領域に、周方向溝が配設されていること(付加的形態4)が好ましい。なお、図1には、第1空気入りタイヤにおける接地幅CW1等を代表して示すべく、符号CW1と40%CW1との関係が付記されているが、本実施の形態においては第2空気入りタイヤについても同様の関係を満たす。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1から4の少なくともいずれかを加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤについて、接地幅CW1の外側30%領域の其々に第1幅方向溝が配設されているとともに、上記第2空気入りタイヤについて、接地幅CW2の外側30%領域の其々に第2幅方向溝が配設され、タイヤ赤道面の各側における上記第1幅方向溝のタイヤ周方向配設本数と、タイヤ赤道面の各側における上記第2幅方向溝のタイヤ周方向配設本数とが、いずれも、50本以上72本以下であること(付加的形態5)が好ましい。
基本形態1に付加的形態5を加えた形態においては、上記第1幅方向溝のタイヤ幅方向内側端部と、上記第2幅方向溝のタイヤ幅方向内側端部の少なくともいずれかは、陸部内で終端していること(付加的形態6)が好ましい。なお、図3には、本実施の形態の一例として、第1空気入りタイヤ30のタイヤ幅方向内側端部の構成が明記されている。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1等を加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤと上記第2空気入りタイヤとの少なくともいずれかについて、車両装着内側領域及び車両装着外側領域の少なくともいずれかの領域において、サイプが配設されていること(付加的形態7)が好ましい。
基本形態1及び基本形態1に付加的形態1等を加えた形態においては、上記第1空気入りタイヤと上記第2空気入りタイヤとの少なくともいずれかにおいて、接地端近傍の接地幅10%領域の少なくともいずれかに、周方向細溝が配設されていること(付加的形態8)が好ましい。
[基本形態2]
次に、本発明に係る車両について、その基本形態(基本形態2)を説明する。
各試験タイヤユニットを、適用リムを介して排気量2000ccの後輪駆動車に装着し、全長2kmのテストコースにおいてこの後輪駆動車を時速100km/hで50周走行させた。そして、従来例のタイヤユニットの燃料消費率を(100)とした場合の燃料改善率を算出した。なお、この燃料改善率は、その数値が大きいほど燃費性能が高いことを示す。
各試験タイヤを、適用リムを介して排気量1800ccの前輪駆動車に装着し、1周2kmのテストコースにおいてこの前輪駆動車を時速100km/hで3周走行させた時の、ドライバー3名による官能性評価を実施し、その平均値を算出した。そして、この算出結果に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価を行った。この評価は、指数が大きいほど、ドライ操安性能が高いことを示す。
これらの評価結果を表1及び表2に併記する。
10、10´、10´´、A トレッド部
12、12´、12´´ トレッド表面
14a、14b、14c、14d 周方向溝
16 カーカス層
18 ベルト層
18a、18b ベルト
20 ベルトカバー層
22 トレッドゴム
24 サイドウォールゴム
26 インナーライナ
30 第1幅方向溝
32 サイプ
B ショルダー部
C サイドウォール部
CL タイヤ赤道面
E、E´ 接地端
OD 外径
SW 総幅
X1、X1、Y2、Y1´、Y2´、Z1、Z2、Z1´、Z2´ 陸部
Claims (10)
- 車両の幅方向両側において其々装着される少なくとも1本の第1空気入りタイヤと、前記第1空気入りタイヤに対して車両後方に装着される少なくとも1本の第2空気入りタイヤと、を含むタイヤユニットであって、
前記第1空気入りタイヤの総幅SW1と、前記第1空気入りタイヤの外径OD1と、前記第2空気入りタイヤの総幅SW2と、前記第2空気入りタイヤの外径OD2とが、0.20≦SW1/OD1≦0.26、かつ、0.26≦SW2/OD2≦0.30の関係を満たすとともに、
SW1<SW2の関係を満たし、
前記第1空気入りタイヤの接地領域における溝面積比率GR1と、前記第2空気入りタイヤの接地領域における溝面積比率GR2とが、GR2<GR1≦25%の関係を満たす、
ことを特徴とするタイヤユニット。 - 前記溝面積比率GR1と、前記溝面積比率GR2とが、10%≦GR2<GR1の関係を満たす、請求項1に記載のタイヤユニット。
- 前記第1空気入りタイヤについて接地幅CW1の中央50%領域における溝面積比率GCR1と、前記第2空気入りタイヤについて接地幅CW2の中央50%領域における溝面積比率GCR2とが、
GCR2<GCR1≦20%
の関係を満たす、請求項1又は2に記載のタイヤユニット。 - 前記第1空気入りタイヤの接地幅CW1と総幅SW1との比CW1/SW1と、前記第2空気入りタイヤの接地幅CW2と総幅SW2との比CW2/SW2とが、
0.75≦CW1/SW1<CW2/SW2
の関係を満たす、請求項1から3のいずれか1項に記載のタイヤユニット。 - 前記第1空気入りタイヤについて接地幅CW1の中央40%領域に、周方向溝が配設されているとともに、前記第2空気入りタイヤについて接地幅CW2の中央40%領域に、周方向溝が配設されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のタイヤユニット。
- 前記第1空気入りタイヤについて、接地幅CW1の外側30%領域の其々に第1幅方向溝が配設されているとともに、前記第2空気入りタイヤについて、接地幅CW2の外側30%領域の其々に第2幅方向溝が配設され、
タイヤ赤道面の各側における前記第1幅方向溝のタイヤ周方向配設本数と、タイヤ赤道面の各側における前記第2幅方向溝のタイヤ周方向配設本数とが、いずれも、50本以上72本以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載のタイヤユニット。 - 前記第1幅方向溝のタイヤ幅方向内側端部と、前記第2幅方向溝のタイヤ幅方向内側端部の少なくともいずれかは、陸部内で終端している、請求項6に記載のタイヤユニット。
- 前記第1空気入りタイヤと前記第2空気入りタイヤとの少なくともいずれかについて、車両装着内側領域及び車両装着外側領域の少なくともいずれかの領域において、サイプが配設されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のタイヤユニット。
- 前記第1空気入りタイヤと前記第2空気入りタイヤとの少なくともいずれかにおいて、接地端近傍の接地幅10%領域の少なくともいずれかに、周方向細溝が配設されている、請求項1から8のいずれか1項に記載のタイヤユニット。
- 車両本体と、前記車両本体に取り付けられた請求項1から9のいずれか1項に記載のタイヤユニットと、を備えた車両。
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