JP5780144B2 - シートベルトバックル収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルトバックル収納構造に関する。詳しくは、シートクッションの座面上にシートベルト装置のバックルを収納可能な凹部が形成されたシートベルトバックル収納構造に関する。
従来、車両の後部座席がベンチシートとなっているものでは、シートクッションの座面上に、シートベルト装置のバックルを収納可能な凹部が形成されているものがある(特許文献1参照)。上記凹部は、バックルを出し入れさせられるように上部が開口した形に形成されており、バックルは、そのシートクッションの骨格部に固定される支持部材が、上記凹部内の壁部の一部を貫通して骨格部に向けて通された構成となっている。また、上記凹部内には、上記バックルが通された奥側の構成が外部から見えないようにするために中見え防止構造が設けられている。上記中見え防止構造は、上記凹部内の両側面間に跨って架け渡された面状部材により構成されている。
特開2009−1211号公報
しかし、上記特許文献1に開示された従来技術では、上記面状部材は、その一端が上記凹部内の一方側の側面に縫合され、他端が他方側の側面に面ファスナーにより貼着されて固定された構成となっているため、部品点数が多く、製造に手間がかかるばかりでなく、コストも高くなる構成となっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、バックルの収納部内に、中見え防止構造を簡素に形成することにある。
上記課題を解決するために、本発明のシートベルトバックル収納構造は次の手段をとる。
第1の発明は、シートクッションの座面上にシートベルト装置のバックルを収納可能な凹部が形成されたシートベルトバックル収納構造である。凹部内には、凹部内に露呈するバックルの支持部材を外部に対して被覆するものとして面状のカバー部材が設けられている。このカバー部材は、その自由状態時には、その自重に抗して真っ直ぐに面を延ばした状態を維持可能な剛性を有した可撓性の面状部材により構成されている。カバー部材は、その第1の部位面が第1の結合部により上記凹部又はシートクッションの構成面に面合わせされた状態として結合され、その結合された先の面部が凹部内に面を張り出させる向きに折り曲げられた状態として、その折り曲げられた先の面幅方向の一部を成す第2の部位面が第2の結合部によりその折り曲げを進行させた側に位置する第3の部位面に寄せ付けられた状態として結合されている。この結合により、上記カバー部材の第1の部位面から折り曲げられた先の面部が、上記凹部内に所定の起立状態に張り出した状態として維持される構成とされている。
この第1の発明によれば、カバー部材は、その第1の部位面から折り曲げられた先の面幅方向の一部(第2の部位面)が第3の部位面に寄せ付けられて結合されることで折り曲げを進行させる側に引き寄せられる力と、上記面幅方向の残りの部分がその剛性により折り曲げを戻す方向に復元されようとする力と、の両作用により、凹部内に所定の起立状態に張り出した状態として維持される。このように、カバー部材の剛性と結合構造とを利用して、バックルの収納部(凹部)内に中見え防止構造を簡素に形成することができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、第1及び第2の結合部が、それぞれ、縫い合わせによる結合部となっているものである。
この第2の発明によれば、カバー部材の各結合を縫い合わせにより行うものとしたことにより、各結合をシートクッションの表皮材の構成ピース同士を縫合する縫合設備を用いて合理的かつ簡便に行うことができる。また、縫合により、第1及び第2の結合部を面幅方向にライン状に形作ることも簡便に行うことができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、上記第2の結合部により第3の部位面に寄せ付けられて結合される第2の部位面を、カバー部材の面幅方向の縁部に接する一箇所に設定したものである。
この第3の発明によれば、第2の部位面をカバー部材の面幅方向の縁部に接する一箇所に設定したことにより、第2の結合部により第3の部位面に寄せ付けて結合する作業を簡便に行うことができる。
実施例1のシートベルトバックル収納構造が適用された車両用シートの外観斜視図である。 凹部の構成を拡大して示した斜視図である。 凹部を後方側から見た拡大図である。 カバー部材を第1の縫合部により凹部の側面に縫い付けた状態を示した斜視図である。 カバー部材を第2の縫合部により凹部内に折り曲げた状態で縫い付けた状態を示した側面図である。 他の実施例のカバー部材の構成を示した模式図である。 他の実施例のカバー部材の構成を示した模式図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシートベルトバックル収納構造について、図1〜図5を用いて説明する。本実施例のシートベルトバックル収納構造は、図1に示すように、車両用シート1のシートクッション3の座面上に形成された、図示しないシートベルト装置のバックル5を収納可能な凹部3Aの構造に関するものである。具体的には、上記凹部3A内には、凹部3A内に露呈するバックル5の支持部材(支持プレート5A)が外部から見えないように凹部3Aの奥側の開口面を被覆する中見え防止構造が設けられている。ここで、支持プレート5Aが本発明の「支持部材」に相当する。上記中見え防止構造は、上記凹部3A内の両側面3B間に跨って上斜め前向きに面を向けた状態として配設された面状のカバー部材20により構成されている。このカバー部材20の構成については、後に詳しく説明することとする。
ここで、上記車両用シート1は、車両の最後列目に配されたシート幅方向に長尺な3人掛け用の座席用シートのうちの、4:6分割された幅狭側のシートとして構成されている。この車両用シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭部の支えとなるヘッドレスト4と、を備える。上記シートバック2及びヘッドレスト4は、共に、図示しない内部の骨格構造にクッションパッドが被せ付けられて、面状の表皮材により表面全体が覆われた構成となっている。上記クッションパッドは、ウレタン樹脂の発泡成形体により構成されており、表皮材は、可撓性面状の布材により構成されている。
シートクッション3は、上記3人掛け分の着座面を備える長尺な形状となっており、上述したシートバック2と同様に、図示しない内部の骨格構造にクッションパッド30が被せ付けられて、その表面全体が面状の表皮材10により覆われた構成となっている。上記クッションパッド30は、ウレタン樹脂の発泡成形体により構成されており、表皮材10は、可撓性面状の布材により構成されている。
上記シートクッション3の上記分割された幅狭側の領域部の座面上には、同側に着座する乗員が使用するためのバックル5が、シートクッション3の後ろ下側から通されて露呈した状態として設けられている。そして、このバックル5が配設されたシートクッション3の座面上の領域部には、バックル5を内部に収納することのできる矩形状の凹部3Aが形成されている。
ここで、上記バックル5は、その根本部に結合された金属製の支持プレート5Aが、上記凹部3Aからシートクッション3の後ろ下側へ通されて、図示しないシートクッション3の骨格部に一体的にボルト締結されて固定された状態とされている。上記バックル5は、上記図示しないボルト締結部を起点に上下に回動させられるようになっており、この回動によりバックル5を凹部3Aの上側へ引き出したり凹部3A内に収納したりすることができるようになっている。
また、凹部3Aは、図2に示すように、シートクッション3の外形を形作るクッションパッド30の後縁部の一部が、シート上下方向に貫通する形に凹まされて形成されている。この凹部3Aの凹んだ内周面は、シートクッション3の座面上に覆われた表皮材10にひと続きに縫合された複数枚の被覆ピース11により覆われている。ここで、上記表皮材10は、シートクッション3に上側から被せ付けられて、その前後左右の各周縁部が、シートクッション3の底面側に引張り込まれて、図示しないフックの係合構造によりシートクッション3の骨格部に架設されたワイヤーに引掛けられて固定された状態とされている。
また、各被覆ピース11は、可撓性面状の布材から成り、それぞれ、上記凹部3Aの各側面3Bを覆う形に形成されて、互いの前縁部同士が縫合されると共に、各上縁部が上記表皮材10の凹部3A内に臨む周縁部にそれぞれ一体的に縫合されて結合された状態とされている(縫合部11A)。各被覆ピース11の下縁部は、上記表皮材10の周縁部と同様に、シートクッション3の底面側に引張り込まれて、図示しないフックの係合構造によりシートクッション3の骨格部に架設されたワイヤーに引掛けられて固定された状態とされている。
そして、図2〜図3に示すように、上記凹部3Aのシート内側の側面3Bには、矩形状にカットされたカーペット材から成るカバー部材20が、凹部3A内に折り曲げられて張り出した状態に保持された状態として設けられている。ここで、上記カバー部材20は、表皮材10より厚手のカーペット材から成り、その自由状態時には、その自重に抗して真っ直ぐに面を延ばした状態を維持可能な剛性を有する可撓性部材として構成されている。上記カバー部材20は、次の手順により、上記凹部3Aの側面3Bに対して凹部3A内に折り曲げられた形状状態に保持された状態として設けられている。
すなわち、図4に示すように、上記カバー部材20は、先ず、矩形状にカットしたカーペット材を二重に折り畳んだ状態にして、その折り畳みにより合わされた両縁側の各面部(固定面部21)を、上記凹部3Aの側面3Bに前下がり向きとなるように面合わせした状態にして、この縁部に近い第1の部位面21Bを、同縁部に沿って合わせ縫う形で凹部3Aの側面3Bに縫合して結合した状態にする(第1の縫合部21A)。この状態では、カバー部材20は、その二重に合わせられたそれ自体の剛性により、上記凹部3Aの側面3Bに沿って上斜め前向きに真っ直ぐに面を延ばした起立した状態を維持した状態となっている。ここで、第1の縫合部21Aが本発明の「第1の縫合部」に相当する。
次に、図5に示すように、上記カバー部材20の上記第1の縫合部21Aにより縫合された先の面部(覆い面部22)を、凹部3A内に倒し込むように上記固定面部21に合わせる向き(斜め向き)に折り曲げて、その折り曲げた先の覆い面部22の根本側に近い第2の部位面22Bを、その折り曲げを進行させた側に位置する上述した固定面部21(本発明の「第3の部位面」に相当する。)に寄せ付けて面合わせした状態にして、同縁部に沿って合わせ縫う形で固定面部21に縫合して結合した状態にする(第2の縫合部22A)。詳しくは、この第2の縫合部22Aの縫合は、覆い面部22の面幅方向の後ろ側半分の領域において行われている。これにより、カバー部材20の覆い面部22は、上記第2の縫合部22Aにより縫合された後ろ側半分の領域部(第2の部位面22B)では、その縫合された先の固定面部21に引き寄せられるように、折り曲げを進行させる方向側に附勢力を受けた状態とされている。ここで、第2の縫合部22Aが本発明の「第2の縫合部」に相当する。
しかし、上記カバー部材20の覆い面部22は、上記第2の縫合部22Aにより縫合された残りの前側半分の領域部では、上記のような引き寄せ力は受けず、その剛性により、折り曲げを戻す方向に附勢力を及ぼす状態とされている。したがって、上記互いに相反する方向に附勢力が及ぼされる両作用により、カバー部材20の覆い面部22は、常時は、これらの作用力が釣り合う、凹部3A内に真っ直ぐに起立した状態を維持した状態として保持されている。詳しくは、上記カバー部材20の覆い面部22は、上斜め前向きに真っ直ぐに面を向けた状態に保持された状態とされている。これにより、カバー部材20の覆い面部22は、その下側の空間部に通されるバックル5の支持プレート5Aを、外部から見えないように広く面で覆った状態として被覆した状態に保持された状態とされている。
ここで、上記第2の縫合部22Aは、上述したように、カバー部材20の覆い面部22の後ろ側半分の領域部に設定されていることにより、図1に示すように、その上面がシートバック2の形状により隠されて、その縫合箇所が外部からは見えにくい状態とされている。これにより、カバー部材20の覆い面部22が見栄えの状態で配設された状態とされている。また、カバー部材20の覆い面部22が、上斜め前向きに真っ直ぐに面を向けた状態として配設されていることにより、車両用シート1に着座した乗員から凹部3A内を見たときの、凹部3Aの奥側の開口が、カバー部材20の覆い面部22により広く面で覆われた状態として、効果的に中見え防止された状態とされている。また、上記中見え防止するカバー部材20は、片持ち状に支えられた可撓性を有する構成となっていることにより、上記のようにバックル5の支持プレート5Aを被覆する機能を有しながらも、バックル5を凹部3Aの上側へ引き出す際には、支持プレート5Aにより下側から押し上げられることで簡単に撓むため、バックル5を動かす動作を阻害しないようになっている。
このように、本実施例のシートベルトバックル収納構造によれば、カバー部材20自体の剛性と縫合による結合構造とを利用して、凹部3A内に中見え防止構造を簡素に形成することができる。また、カバー部材20の各結合を縫い合わせにより行うものとしたことにより、各結合をシートクッション3の表皮材10の構成ピース同士を縫合する縫合設備を用いて合理的かつ簡便に行うことができる。また、縫合により、第1の縫合部21Aと第2の縫合部22Aとを面幅方向にライン状に形作ることも簡便に行うことができる。また、第2の縫合部22A(第2の部位面22B)をカバー部材20の面幅方向の後ろ側縁部に接する一箇所に設定したことにより、前後に分散させて形成するものと比べて、第2の部位面22Bを固定面部21に寄せ付けて結合する作業を簡便に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、図6に示すように、カバー部材20の固定面部21を、凹部3Aの側面3Bを覆う被覆ピース11の上縁部と、シートクッション3の着座面を覆う表皮材10の周縁部と、の縫合箇所に挟み込むように設けて共縫いし(第1の縫合部21A)、この第1の縫合部21Aにより縫合された先の面部(覆い面部22)を凹部3A内に倒し込むように折り曲げて、その折り曲げた先の覆い面部22の根本側に近い第2の部位面22B(覆い面部22の面幅方向の後ろ側半分の領域)を、その折り曲げを進行させた側に位置する凹部3Aの側面3Bに寄せ付けて面合わせした状態にして、同縁部に沿って合わせ縫う形で側面3Bに縫合して結合して(第2の縫合部22A)、カバー部材20を設定するようにしても良い。
また、図7に示すように、カバー部材20の固定面部21を、凹部3Aの側面3Bを覆う被覆ピース11の上縁部と、シートクッション3の着座面を覆う表皮材10の周縁部と、の縫合箇所に挟み込むように設けて共縫いし(第1の縫合部21A)、この第1の縫合部21Aにより縫合された先の面部(覆い面部22)を、一旦、表皮材10の上に重ねるように畳み込んだ後、更に凹部3A内に倒し込むように折り曲げて、その折り曲げた先の覆い面部22の根本側に近い第2の部位面22B(覆い面部22の面幅方向の後ろ側半分の領域)を、その折り曲げを進行させた側に位置する固定面部21(表皮材10)に寄せ付けて面合わせした状態にして、同縁部に沿って合わせ縫う形で固定面部21(表皮材10)に共縫い結合して(第2の縫合部)、カバー部材20を設定するようにしても良い。なお、上記図6及び図7に記載されたその他の構成は、上記実施例1で示した構成と同じであるため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
また、カバー部材の材質は、上記実施例で示したカーペット以外にも、その自由状態時において、それ自体の剛性により、その自重に抗して真っ直ぐに面を延ばした状態を維持可能な可撓性の面状部材よりなるものであれば良い。具体的には、織物や編物などから成る布帛、皮革、ゴム等の可撓性の面状部材などが挙げられる。また、カバー部材は、二重折りに重ねられて用いられなくてもよく、重ねなくても十分な剛性が得られる場合には、折り重ねずに用いても良い。また、カバー部材を結合する箇所は、凹部のどちら側の側面であっても良く、また、凹部の前面やシートクッションの他の構成面であってもよい。
また、カバー部材の覆い面部の向けられる方向は、上記図6や図7で示したように上向きであってもよく、また、前向きであってもよい。また、カバー部材を凹部の両側の側面に設定するなど、カバー部材を複数設けてバックルの支持部材をより多方面から被覆したり重層的に被覆したりするようにしてもよい。また、第2の縫合部は、カバー部材の面幅方向の前縁部や中央部に設定されていてもよく、その設定数も複数あってもよい。また、本発明の第1の結合部や第2の結合部は、縫合による結合でなくてもよく、接着やボタン結合や面ファスナーによる結合などの種々の結合手段によるものであってもよい。
また、第2の結合部の設定領域は、必ずしも面幅方向の半分でなくてもよく、カバー部材のもつ剛性の大きさや、折り曲げた先の面部の向けたい向きなどの使用条件に合わせて適宜広さを設定すればよい。また、第2の結合部は、必ずしもカバー部材の折り曲げた先の面部の根本部を第3の部位面に面合わせした状態にして結合するものでなくてもよく、折り曲げた先の面部の中間部や先端部を、縫合糸などで第3の部位面に吊った状態にして折り曲げた状態に保持する構成であってもよい。
1 車両用シート
2 シートバック
3 シートクッション
3A 凹部
3B 側面
4 ヘッドレスト
5 バックル
5A 支持プレート(支持部材)
10 表皮材
11 被覆ピース
11A 縫合部
20 カバー部材
21 固定面部(第3の部位面)
21A 第1の縫合部(第1の結合部)
21B 第1の部位面
22 覆い面部
22A 第2の縫合部(第2の結合部)
22B 第2の部位面
30 クッションパッド

Claims (3)

  1. シートクッションの座面上にシートベルト装置のバックルを収納可能な凹部が形成されたシートベルトバックル収納構造であって、
    前記凹部内には、凹部内に露呈する前記バックルの支持部材を外部に対して被覆するものとして面状のカバー部材が設けられており、
    該面状のカバー部材は、その自由状態時には、その自重に抗して真っ直ぐに面を延ばした状態を維持可能な剛性を有した可撓性の面状部材により構成されており、その第1の部位面が第1の結合部により前記凹部又は前記シートクッションの構成面に面合わせされた状態として結合され、その結合箇所から延びた先の面部が前記凹部内に面を張り出させる向きに折り曲げられた状態として、その折り曲げられた箇所から延びる第2の部位面が第2の結合部によりその面の延びる方向に垂直な面幅方向の一部において他部を残す形で部分的に折り曲げ進行に位置する第3の部位面に寄せ付けられた状態として結合されており、該結合により前記カバー部材の前記第1の部位面から折り曲げられた先の面部が前記凹部内に所定の起立状態に張り出した状態として維持される構成とされていることを特徴とするシートベルトバックル収納構造。
  2. 請求項1に記載のシートベルトバックル収納構造であって、
    前記第1及び第2の結合部が、それぞれ、縫い合わせによる結合部であることを特徴とするシートベルトバックル収納構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシートベルトバックル収納構造であって、
    前記第2の結合部により前記第3の部位面に寄せ付けられて結合される前記第2の部位面を、前記カバー部材の面幅方向の縁部に接する一箇所に設定したことを特徴とするシートベルトバックル収納構造。
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