JP2509666Y2 - 自動車用シ―トにおけるシ―トベルトバックル取出部の構造 - Google Patents

自動車用シ―トにおけるシ―トベルトバックル取出部の構造

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JP2509666Y2
JP2509666Y2 JP11084990U JP11084990U JP2509666Y2 JP 2509666 Y2 JP2509666 Y2 JP 2509666Y2 JP 11084990 U JP11084990 U JP 11084990U JP 11084990 U JP11084990 U JP 11084990U JP 2509666 Y2 JP2509666 Y2 JP 2509666Y2
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seat cushion
buckle
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seat
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貴則 石塚
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シートにおけるシートベルトバック
ル取出部の構造、詳しくは、シートクッションの底面か
ら上面に渉ってシートベルトのバックルよりも大きな形
状からなる取出孔を形成し、この取出孔から基端を車床
に固定した前記バックルの先端を前記シートクッション
の上面の上方に装着してなる自動車シートにおけるシー
トベルトバックル取出部の構造に関する。
(従来の技術) この種の従来品を第6図に示す。図中、(1)はシー
トベルトのバックルで、このバックル(1)にはその先
端(1a)に係脱可能なシートベルトのタング(2)が係
合している。バックル(1)はその基端が車床(F)に
固定し、その先端(1a)がシートクッション(S・C)
に形成した取出孔(3)から取出し、シートクッション
(S・C)の上面(S・C1)の上方に位置している。
シートクッション(S・C)にはその底面(S・C2
から上面(S・C1)に渉ってバックル(1)の先端(1
a)よりも大形状の取出孔(3)が形成され、バックル
(1)の先端(1a)を取出孔(3)から容易に取出すこ
とができる様に構成されている。この取出孔(3)はシ
ートクッション(S・C)の上面(S・C1)に、シート
バック(S・B)側から前方向へ開口部(3a)が形成さ
れている。
従って、取出孔(3)の開口部(3a)と、バックル
(1)の先端(1a)間には、取出孔(3)がバックル
(1)の先端よりも大形状であり、バックル(1)の先
端(1a)が取出孔(3)の前側に位置しているので、取
出孔(3)のシートバック(S・B)側に隙間(α)が
生じている。その為、シートクッション(S・C)の取
出孔(3)内が露出するので、外観上見栄えが悪く、外
観品質が劣るという不具合がある。その上、シートクッ
ション(S・C)の取出孔(3)の隙間(α)から、乗
員が小物等をシートクッション(S・C)の下に落とす
という不具合もある。
そこで、本考案はバックルの取出しが容易で、しか
も、バックル取出部におけるシートの外観を損なうこと
のないシートベルトバックル取出部の構造を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案は、前記シートク
ッションに、シートクッションの上面の取出孔の開口部
を覆うカバーを設け、このカバーはバックルを装着した
状態における取出孔の開口部の隙間と略同形状からなる
と共に、一端を取出孔の開口部付近のシートクッション
に縫着してなることを特徴とするものである。
(作用) バックルの先端をシートクッションの取出孔から取出
した後、一端を取出孔の開口部近傍のシートクッション
に縫着したカバーで、取出孔の開口部間の隙間を覆う
と、カバーは前記隙間と略同形状からなるので、前記隙
間がカバーにより確実に覆われる。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明するが、第1図乃至第3図は第1実施例、第4、5
図は第2実施例を示す。
以下、第1実施例について説明するが、従来品とはカ
バー(4)を設けたことが異なるので、カバー(4)に
ついて説明し、他は省略する。
カバー(4)は取出孔(3)の開口部(3a)の幅と略
同幅からなり、取出孔(3)の開口部(3a)とバックル
(1)の先端(1a)との隙間(α)を覆う様に、シート
クッション(S・C)に設けられている。
カバー(4)は袋状の表皮(4a)と、表皮(4a)内の
剛性材(4b)で構成され、表皮(4a)の開口となる一端
(4c)が取出孔(3)の開口部近傍のシートクッション
(S・C)に縫着している。尚、剛性材(4b)として
は、フェルト又はファイニードルを用いることができ
る。
表皮(4a)の一端(4c)は取出孔(3)の開口部近傍
のシートクッション(S・C)の表皮部材(S・C3
に、シートバック(S・B)側からバックル(1)の先
端(1a)側に沿って縫着しているため、バックル(1)
の先端(1a)を取出孔(3)から取出す際には、第3図
に示す様に、カバー(4)を開口部(3a)からシートク
ッション(S・C)の上面側へ折り、取出孔(3)の開
口部(3a)をカバー(4)で覆うことなく、バックル
(1)の先端(1a)が取出孔(3)から取出すことがで
きる。
そして、バックル(1)の先端(1a)を取出孔(3)
から取出した後は、取出孔(3)の開口部(3a)とバッ
クル(1)の先端(1a)間の隙間(α)を、シートクッ
ション(S・C)の上面側へ折ったカバー(4)で覆う
と、シートバック(S・B)側の取出孔(3)の開口部
(3a)の隙間(α)をカバー(4)で覆うこととなり、
取出孔(3)の隙間発生を防止することができる。
カバー(4)は表皮(4a)の内部に、剛性材(4b)を
収納しているので、取出孔(3)の開口部(3a)から下
方へ折れ曲がることがなく、確実に隙間(α)を覆うこ
とができる。
次に、第2実施例を説明する。第2実施例に示すカバ
ー(4)は第1実施例と比べ、取出孔(3)の開口部
(3a)の幅よりも長く、表皮(4a)の他端(4d)にはそ
の表面側にベルベット式ファスナ(5)のメス部(5a)
が縫着している。
このメス部(5a)は、表皮(4a)の一端(4c)を縫着
したシートクッション(S・C)の表皮部材(S・C3
に対向する表皮部材(S・C4)に縫着したベルベット式
ファスナ(5)のオス部(5b)に係止している。尚、ベ
ルベット式ファスナ(5)のメス部(5a)とオス部(5
b)とは係脱することができる。
カバー(4)は取出孔(3)の開口部(3a)の幅より
も長く形成されているので、表皮(4a)の他端(4d)は
前記シートクッション(S・C)の表皮部材(S・C4
に沿って下方向へ折り曲げることができ、ベルベット式
ファスナ(5)のメス部(5a)をシートクッション(S
・C)側のオス部(5b)に係止すると、カバー(4)が
固定状態となり、カバー(4)がシートクッション(S
・C)の上面(S・C1)の取出孔(3)を覆うこととな
り、取出孔(3)の隙間発生が防止できる。
(考案の効果) 本考案によれば、カバーを取出孔の開口部とバックル
の先端間の隙間と略同形状から形成し、カバーの一端を
取出孔の開口部近傍のシートクッションに縫着し、カバ
ーでシートクッションの上面の取出孔の開口部を覆うた
め、取出孔の開口部に生じる隙間発生が防止でき、外観
上見栄えが良好化する。
又、カバーで隙間を覆うことができるので、取出孔の
形状を大きくすることができ、その為、バックルの取出
孔からの取出し作業が容易化する。
その上、取出孔の隙間はカバーによって覆われている
ので、乗員が開口部から小物等を取出孔内に落とすこと
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案構造の第1実施例の要部を示す斜視図、第
2図は第1図のII-II線に沿う断面図、第3図はバック
ルを取出す際の第1図と同様な斜視図、第4図は第2実
施例を示し、第1図と同様な要部を示す斜視図、第5図
は第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は従来構造の
自動車シートの斜視図である。 図中、(S・C)はシートクッション、(1)はバック
ル、(1a)はバックルの先端、(3)は取出孔、(3a)
は取出孔の開口部、(4)はカバー、(4c)はカバーの
一端、(α)は隙間である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの底面から上面に渉って
    シートベルトのバックルよりも大きな形状からなる取出
    孔を形成し、この取出孔から基端を車床に固定した前記
    バックルの先端を前記シートクッションの上面の上方に
    装着してなる自動車シートにおいて、 前記シートクッションに、シートクッションの上面の取
    出孔の開口部を覆うカバーを設け、このカバーはバック
    ルを装着した状態における取出孔の開口部の隙間と略同
    形状に形成すると共に、一端を取出孔の開口部近傍のシ
    ートクッションに縫着してなることを特徴とする自動車
    シートにおけるシートベルトバックル取出部の構造。
JP11084990U 1990-10-23 1990-10-23 自動車用シ―トにおけるシ―トベルトバックル取出部の構造 Expired - Lifetime JP2509666Y2 (ja)

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JPH0469262U JPH0469262U (ja) 1992-06-18
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