JP5778581B2 - エレベータシステムおよび据付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータシステムおよび据付方法に関する。
エレベータは、乗客および荷物をビルの異なる階へと運ぶ。エレベータかごを昇降路内で移動させるためにいくつかの機構が存在する。トラクション式のエレベータシステムは、エレベータかごを吊り下げるためのロープ機構を利用して、かごを移動させる。ほとんどのトラクション式システムは釣り合い錘を含む。
通常、トラクション式エレベータシステムは、巻上機、駆動装置および制御装置等が配される機械室を含む。例えば、別個に設けられた機械室が昇降路の上部でかつビルの天井に設けられる。機械室において、例えば、整備や修理等の作業のためモータ、ブレーキ、駆動装置および制御装置等にアクセスすることができる。
エレベータシステムの最近の傾向として、機械室は排除され、機械室のない(マシンルームレスの)エレベータシステムが使用されている。機械室を排除することにより、別個の機械室を設けることによって生じる建設費を削減することができるという利点が生じる。機械室を排除することにより利点が生じる一方で、いくつかの問題点も生じる。
例えば、エレベータシステムの負荷を支持する適切な巻上機支持部を配設するために、エレベータの構成要素を綿密に配設することが所望される。同時に、コストを削減しつつ、据付プロセスの複雑性を最小限に抑えることが要求される。マシンルームレスエレベータの他の問題は、サービスやメンテナンスのために作業員や技術者が昇降路内に入らなければならないことである。メンテナンス等のために作業員が昇降路内にいる時間を制限することが望ましい。
マシンルームレスエレベータについて、エレベータシステムの構成部品を昇降路内で支持するため様々な提案がなされている。その具体例が下記の引用文献1〜4に開示されている。
米国特許第6,446,762号明細書 欧州特許第1,266,859号明細書 国際公開第99/43596号 欧州特許第1,329,411号明細書
据付手順を単純化し、エレベータシステムの構成部品や据付に伴うコストを削減し、かつサービスやメンテナンスを行う作業員の労力を減少させる改良を当業者は日々行っている。
エレベータ巻上機の例示的な取付構造は、第1の部分および第2の部分を備える。第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、第1の部分および第2の部分は、エレベータシステムの運転中にエレベータ巻上機を支持するものであって、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、運搬位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなしている。
エレベータシステムに用いられる例示的な予めアッセンブリ化された(予め組み付けられた)キットは、巻上機を受けるように構成された第1の部分と、巻上機を作動させる制御電子部を受けるように構成された第2の部分と、を有するエレベータシステムの構成要素のための取付機構を備える。配線は、第1の部分と第2の部分との間に延び、巻上機と制御電子部とを接続する。第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、第1の部分および第2の部分は、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、運搬位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなしている。
エレベータシステムに構成要素を据え付ける例示的な方法は、昇降路の近傍にエレベータ巻上機支持部を配置するステップを含む。エレベータ巻上機支持部は第1の部分および第2の部分を有し、第1および第2の部分は、互いに対して平行をなす第1の向きにある。第1および第2の部分がもはや互いに平行でない第2の向きとなるように第1および第2の部分間の相対的な移動を生じさせるべく少なくとも第1の部分が持ち上げられる。エレベータ巻上機支持部は、据付位置に対応するレベルまで持ち上げられる。エレベータ巻上機支持部は、据付位置に固定される。第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、第1の部分および第2の部分は、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、運搬位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなしている。
以下に記す発明を実施するための形態により、開示する実施例の特徴および利点を明らかにする。発明を実施するための形態に伴う図面について以下に簡単に説明する。
本発明の実施例による巻上機支持部を有するエレベータシステムの一部を示す斜視図。 図1の実施例の特徴部分を他の角度から示す斜視図。 図1の実施例の特徴部分を示す側面図。 巻上機支持部の一実施例の一部分を示す概略図。 エレベータシステムの一実施例における構成の一部分を示す概略図。 エレベータシステムの他の実施例における構成の一部分を示す概略図。 図6の実施例における一部の特徴部分を示す概略図。 第1の向き配された構成要素を有する例示的な巻上機支持部の概略図。 第2の向き配された構成要素を有する例示的な巻上機支持部の概略図。 例示的な据付手順を示す概略図。 例示的な据付手順を示す概略図。 例示的な据付手順を示す概略図。 例示的な据付手順を示す概略図。
図1〜3は、例示的なエレベータシステム20の一部を示す。エレベータかご22は、昇降路24内で移動して所望のエレベータサービスを提供する。エレベータ巻上機の支持部30は、第1の部分32および第2の部分34を有する。エレベータ巻上機35(例えば、モータ36およびブレーキ37)および対応するトラクションシーブ(駆動綱車)38は、巻上機支持部30に取り付けられる。図示した実施例では、トラクションシーブ38は、モータ36のシャフトの一部である。他の実施例では、シーブ38は、モータのシャフトに対応する別個の構成要素である。
図示した実施例では、巻上機支持部30の第1の部分32は、少なくとも部分的に昇降路24内にあり、(例えば、エレベータかご22の床面と実質的に平行をなして)水平方向に配される。第2の部分34は、第1の部分32に対して実質的に垂直方向に延びている。本実施例では、第2の部分34は、少なくとも部分的に昇降路24外に位置する。第2の部分34は、第1の部分32より下方に延び、昇降路24の外側のビル構造に巻上機支持部30の負荷の一部を伝える。
第1の部分32は、偏向シーブ40,42および複数のロープ終端部44を支持する。第2の部分34は、エレベータシステムの構成要素(巻上機35の作動を制御するドライブやかご22の作動を制御するコントローラなどの電子部品46)を収容するハウジング48を支持する。本実施例では、ハウジング48は、第2の部分34のエンベロープ内に位置する。一実施例では、ハウジング48が少なくとも部分的に第2の部分34により支持される負荷の一部を支持するように、ハウジング48は、第2の部分34の構造と協働する構造的に剛性の材料を含む。
本実施例では、第2の部分34は、端部50を有し、該端部50は垂直方向に延びる支持面52上に位置する。一実施例では、支持面52は、図1に示す乗場の床面と一致する。本実施例では、支持面52は、エレベータかご22がサービスを行う昇降路24の最上階の乗場に位置する。
支持面52は、乗場の床面から離れていてもよい。一実施例では、壁部に切欠きを有し(例えば、壁の一部が取り除かれている)、該壁部は端部50を受ける水平面を有する。他の実施例には、所定の乗場における床面と平行をなす水平方向に延びた面を有するビームが含まれる。このようなビームはビル構造に支持され、ビームに加わる負荷がビル構造に伝わる。支持面52は、水平方向に延びる第1の部分32の垂直方向下方に位置する。
このように端部50を支持することにより、昇降路24内で支持しなければならない負荷の量が減少するため有益である。開示した実施例により、昇降路外のビル構造に対する負荷の少なくとも一部の伝達が助長される。
巻上機支持部30の例示的な構造は、エレベータシステムおよび巻上機35の負荷の大部分を第2の部分34により支持し、ビルの支持面52に伝える。本実施例では、エレベータシステムおよび巻上機支持部30の負荷の残りの部分は、第1の部分32および少なくとも部分的に昇降路にある構造部材によって支持される。本実施例では、第1の部分32は、第2の部分34から離間した側に端部を有し、該端部はガイドレール54によって直接支持され、これにより、第2の部分34および支持面52によって直接支持されない全負荷の一部が第1の部分32およびかごガイドレール54により支持される。
図示した実施例では、第1の部分32の一方の端部は、第2の部分34により支持され、他方の端部は、少なくとも部分的に昇降路にある構造部材(すなわち、本実施例ではかごガイドレール54)によって支持される。このように第1の部分32の端部を支持することにより、第1の部分32に構造部材と整列する外側エッジを設ける必要がなくなる。つまり、第2の部分34は、第1の部分32の中心と第1の部分32の端部との間に位置する。同様に、他方の端部付近で第1の部分32を支持する構造部材は、第1の部分32の中心と第1の部分32の端部との間で第1の部分32と係合する。
図示した実施例では、エレベータの据付時にビルの構造や改修に対する衝撃を最小にするように、第2の部分34は昇降路24を画定する前方の壁部から外側に延びている。例えば、前方壁部は、乗場に面する凹部または昇降路に対する開口部を有し、この凹部または開口部に第2の部分34が位置する。
例示的な巻上機支持部30は、第1の部分32と第2の部分34の間における支持体により支持された負荷を分配する。一実施例では、全負荷の約40%が第2の部分34により支持され、これにより、該負荷は、支持面52に対応するビル構造に伝達され該構造により支持される。第2の部分34の端部50を支持面52上に配置することにより(例えば、ビルおよび支持面52の一部として支持される構造用鋼部材またはコンクリートスラブ)、昇降路24内で支持しなければならない負荷の量が減少する。このような実施例では、負荷の約60%が第1の部分32およびかごガイドレール54によって支持される。各部分によって支持される負荷の量は、エレベータの重量や昇降路のサイズに応じて変化する。
図示した実施例により、便利でかつ経済的な構造でエレベータかご22の一方の側におけるエレベータシステムの大部分の負荷を支持することが可能となる。本実施例の構造により、昇降路24内のエレベータシステムに要するスペースが最小となり、エレベータシステムの据付および維持に伴うコストが削減される。
図2に示すように、エレベータかご22の移動を案内するガイドレール56が配設されている。ロープ機構62を用いてエレベータかご22に接続された釣り合い錘60の移動を案内するように釣り合い錘用ガイドレール58が配設される。一実施例では、ロープ機構62は、複数のフラットベルトを含む。他の実施例では、ロープ機構62は丸ロープを含む。
本実施例では、ロープ機構62は、ロープ終端部44により支持される端部を有する。ロープ終端部44は、巻上機支持部30の第1の部分32によって支持される。ロープ機構62は、ロープ終端部44から、釣り合い錘60とともに移動可能に支持された偏向シーブ64を通り、第1の部分32に支持された偏向シーブ42へと上方に延びている。次いで、ロープ機構62は、トラクションシーブ38および偏向シーブ40を通り、エレベータかご22とともに移動可能に支持された偏向シーブ65へと下方に延びている。さらに、ロープ機構62は、ロープ終端部66へと上方に延びている。本実施例では、ロープ終端部66は、巻上機支持部30と反対側に位置するエレベータかご22の側において、かごガイドレール56に固定されたブラケット68により支持されている。
図示した実施例には、エレベータかご22の床面の下方に位置する偏向シーブ65を有するアンダスラング(せり上げ)式の構造が含まれる。オーバスラング式の構造であってもよい。さらに、2:1ローピングを図示しているが、1:1ローピングや他のローピング方式であってもよい。
図示した実施例では、ロープ機構62により、トラクションシーブ38および巻上機35に水平方向の(すなわち、図3の右方への)力が加わる。したがって、本実施例では、巻上機35は、取付プレート70上に取り付けられており、該プレート70は締め具72により第1の部分32の所定の位置に取り付けられている。
このような構成により、エレベータシステムの全負荷は、巻上機支持部30、支持面52に対応するビル構造およびかごガイドレール54,56により支持される。エレベータシステムの重量は、釣り合い錘用ガイドレール58によって支持されない。このため、釣り合い錘用ガイドレール58により軽量で安価な材料を用いることができる。本実施例では、釣り合い錘60の移動は、釣り合い錘用ガイドレール58によってのみ対処される問題である。そのため、釣り合い錘60に対応する釣り合い錘用ガイドレール58に、より軽量の材料や異なる形状を用いることによりさらにコストを削減することができる。図示した実施例の他の特徴は、釣り合い錘60をかごガイドレール54と昇降路24の前方内壁部の間に配設して、省スペース化を実現していることである。
図示の実施例では、釣り合い錘用ガイドレール58は巻上機支持部30から垂直方向の負荷を受けていないが、所望であれば、巻上機支持部30からの垂直方向の負荷を釣り合い錘用ガイドレール58が受けるようにエレベータシステム20を設計してもよい。
本実施例の1つの特徴は、昇降路24内に立ち入ることなく、技術者や整備士が巻上機35のモータやブレーキ等にアクセスできる所定の位置に巻上機35が支持されることである。本実施例では、巻上機35は、乗場の床面52からアクセス可能である。同様に、制御電子部46に対しても乗場の床面52からアクセス可能である。一実施例として、巻上機35にアクセス可能な開口部、第2の部分34およびハウジング48に装飾としての目隠し(図示せず)を設けて、エレベータ付近にいる人がこれらの構成部材に気づかないようにするとよい。技術者や整備士は、巻上機35の作業に伴う全ての構成要素に乗場の床面52からアクセスできる。例えば、所定の要件下でエレベータブレーキをリセットするため、乗場の床面52にいる人がブレーキリセットレバーを手動で操作できる。このような構成の1つの特徴は、該構成により、電子的またはリモートブレーキリリースを排除し得ることである。このため、ブレーキに必要な構成部材数が減少し、複雑性が低下して、コストが削減され、エレベータシステムの運行および維持に伴う経済性が向上する。
図1〜3の実施例では、第1の部分32は、第2の部分34により一方の端部近傍が支持され、かごガイドレール54により他方の端部近傍が支持される。図4の実施例では、第1の部分32はアイボルト74を含み、該ボルトは、ビルの構造部材から吊り下げられたハンガに固定される。したがって、巻上機支持部30の上方に位置するビルの構造部材から第1の部分32の一部を効果的に吊り下げることにより、第1の部分32を支持することができる。このような構成により、第1の部分32をかごガイドレール54上で支持する必要がなくなる。このような構成により、例えば、図1〜3の実施例において要求されるのと同程度の負荷をかごガイドレールによって支持する必要がないため、かごガイドレールに伴うコストを削減することができる。
図4の実施例には、第1の部分32の一端付近において第1の部分32に対応する取付ブラケット76が含まれる。本実施例では、取付ブラケット76により、昇降路側壁の所望の位置に第1の部分32を固定することができる。取付ブラケット76は、負荷を支持する取付ブラケットでなくてよいが、一実施例では、取付ブラケットは、負荷の一部を昇降路壁部に伝達するように機能する。取付ブラケット76の特徴は、巻上機支持部30を昇降路壁部の所望の位置に固定し、エレベータシステムの構成要素を正確に配置し得ることである。
図4の実施例は、釣り合い錘用ガイドレール58の上端部を昇降路24内の所望の位置に固定する取付ブラケット78を含む。
本実施例では、第1の部分32は、サイド(側方)ビーム132,134を含む。複数のプレート136,138は、サイドビーム132,134間のスペースに横たわっている。実質的にU字形のブラケット140,142は、サイドビーム132,134の端部付近に固定される。本実施例における上記の全ての部品は金属製であり、互いに溶接される。
図4に示す実施例の他の特徴は、巻上機支持部30の第1の部分32によりガバナ装置80を支持することである。図1〜3ではガバナ装置80を図示していないが、図1〜3の実施例においても、第1の部分32によりガバナ装置80を支持してもよい。一実施例では、第1の部分32にガバナ装置を予め取り付けた後、巻上機支持部30が昇降路24に据え付けられる。
図1〜4の実施例では、トラクションシーブ38の回転軸は、昇降路24の前方壁部(すなわち、昇降路の前面を画定する壁)と平行をなすように配向される。シャフトを有するモータ36およびブレーキ37は、前方壁部に沿って延在する。巻上機35の少なくとも一部は、前方壁部(図3,7参照)の境界内に位置する。
図5の実施例において、巻上機35は、トラクションシーブ38の回転軸が昇降路24の側壁と平行をなすように第1の部分32上に支持される。シャフトを有するモータ36およびブレーキ37は、側壁に沿って延在する。巻上機35の少なくとも一部は、側壁(図3,7参照)の境界内に位置する。図5の実施例では、ロープ機構62の経路は、図1〜3の実施例から変更されている。本開示を参照することにより、当業者であれば特定のエレベータシステムの要求を満たす適切なロープ機構の構成を認識されるであろう。
図1〜5の実施例では、巻上機支持部30の第1の部分32は、例えば、図1から分かるように、昇降路24の一方の側に位置する。換言すると、図1〜5の実施例における巻上機支持部30の第1の部分32は、昇降路24を画定する側壁25と、ガイドレール54,56に沿ったエレベータかご22に要求される空間との間のスペース内でかつ昇降路24の上方に配設される。第1の部分32は、エレベータかご22に要求される空間の上方における延長部分に位置していてもよい。
図6では、第1の部分32は、エレベータかご22のかごドアの開口部92の上方でかつその中央に位置するとともに、ガイドレール54,56に沿ったエレベータかご22に要求される空間の上方における延長部分に配設されている。本実施例では、第2の部分34は、エレベータドア開口部92の一方の側において乗場の床面52上に複数の支持エレメントを有し、開口部の他方の側に他の支持エレメントを有する。図6の実施例では、エレベータかご開口部92の上方にクロスビーム90が配設される。巻上機35の近傍における第1の部分32の一方の端部は、クロスビーム90により支持される。本実施例では、第1の部分32の他方の端部は、昇降路24を画定する後方壁部に沿ってビル構造により支持される。他の実施例では、第1の部分32は、巻上機支持部30の上方にあるオーバヘッド構造部材から吊り下げられ、これにより、巻上機支持部30により支持される負荷がビル構造に伝えられ、大部分の負荷(例えば、40%)は、支持面52および対応するビル構造(例えば、第1の部分32の垂直方向下方にある少なくとも1つの構造部材や床面)に伝えられる。
図7は、図6の実施例を概略的に示す側面図である。本実施例では、釣り合い錘60は、図1〜3の実施例と異なり、エレベータかご22の背面に位置する。エレベータかご22は、図1〜3の実施例におけるアンダスラング(せり上げ)式構造と異なり、エレベータかご22の上部に偏向シーブ65を有する。本実施例ではオーバスラング式の構造を図示しているが、他の構造であってもよい。例えば、ロープ機構62は、エレベータかご22の上部において終端をなしていてもよい。
図6,7の実施例の他の特徴は、エレベータかご22又は釣り合い錘60のガイドレールのいずれによっても巻上機支持部30を支持する必要がないことである。その代わりに、巻上機支持部30の第1の部分32は、適切な取付機構や後方壁部におけるノッチを利用して、昇降路24を画定する後方壁部27によって支持される。本実施例について説明しているが、他の全ての実施例において、昇降路24を画定する後方壁部27(又は側壁25)に第1の部分32を取り付けてもよい。各実施例において、対応する壁部は、少なくとも部分的に昇降路24内に位置するものである。したがって、全てのガイドレール54,56,58は、軽量な材料から形成され、ガイドレールが垂直方向の負荷を支持するエレベータシステムと同様の構造上の制約がガイドレールに課されることはない。図7の実施例では、ロープ機構62の終端部は、全て巻上機支持部30の第1の部分32により支持される。ガイドレールに軽量な材料を用いることができることにより、例えば、コストを削減することができる。
さらに、エレベータシステムにおけるガイドレールにより垂直方向の負荷を支持する必要がないため、昇降路24の高さに沿ったガイドレールの固定位置をより少なくすることができる。これにより、ガイドレールの取付けに必要な取付ブラケットがより少なくて済むため、材料費を削減することができる。さらに、ガイドレールの取付けに要する時間がより短くなる。
巻上機支持部30の第1の部分32および第2の部分34は、適切な方法を用いて互いに取付けることができる。例えば、第1の部分32および第2の部分34は、永続的に固定され得る。これらの実施例では、第1の部分32および第2の部分34は、互いに溶接される(昇降路24の据付け前または据付け後)。他の実施例では、第1の部分32および第2の部分34は、取り外し可能に互いに取り付けられる。これらの実施例では、巻上機支持部30が昇降路24の最下方の乗場付近に位置している間、または第1の部分32および第2の部分34を昇降路に対する最終の据付位置に配置した後に、人が手作業で、例えば、締め具を用いて所望の取付点において第1および第2の部分を互いに対して所望の方向(例えば、垂直方向)に固定する。
図8は、第1の部分32および第2の部分34が回動可能に互いに固定され、一方の部分が他方の部分に対して軸を中心として回転する例示的な構造を示している。図8の実施例では、ピボット軸100を中心として第1の部分32と第2の部分34とが相対的に回転する。第1の部分32および第2の部分34は、例えば、2つの部分が実質的に平行をなしている第1の向きから(図9)、2つの部分が実質的に直交する第2の向きへと(図8)、互いに対して選択的に移動可能である。第1の向きは、予めアッセンブリ化された(予め組み付けられた)キットとして、据え付けのために運搬する際の巻上機支持部30の位置である。第2の向きは、昇降路24に最終的に据え付けられた巻上機支持部30の位置である。
図9から分かるように、ロッド102は、第1の部分32に対応するフランジ104の開口および第2の部分34に対応するフランジ106の開口を通って延びる。本実施例では、ロッド102の中心線は、第1および第2の部分が回動するピボット軸100と一致する。
本実施例の1つの特徴は、制御電子部46、巻上機36、終端部44およびガバナ80などの構成要素が予め取付けられ、予め接続され、かつ予め配線された状態で(図9)、巻上機支持部30を据付場所に運ぶことができることである。例示的な据付手順の間、第1の部分32および第2の部分34は、第1および第2の部分がピボット軸100を中心に回転して、最終的に図8の向きに移動するように、互いに対して操作される。本実施例には、第2の部分34の開口部112および第1の部分32の開口部114により受容される締め具110が含まれる。一実施例では、締め具はナットおよびボルトからなる。エレベータシステムの据付け時に、締め具110により、第1および第2の部分が互いに対して所望の向きに固定される。
昇降路24に据え付ける前に、複数の構成要素を巻上機支持部30に予め取付けることの1つの特徴は、より効率的にエレベータを据え付けることができることである。図8,9に示すように、例示的なアッセンブリは、第1の部分32および第2の部分34に支持された種々の構成要素間に延びる配線84を含む。これにより、例えば、制御電子部46および巻上機35が、昇降路に据え付ける前に巻上機支持部30における所望の位置で予め接続され、予め配線される。さらに、他の構成要素は、予め接続され、予め配線される。例えば、ガバナ装置80は、巻上機支持部に取り付けられ、配線84を介して制御電子部46に対して予め配線される。構成要素を予め接続し、予め配線することは、工場で行われる(据付場所に運ぶ前に構成要素や接続を確認することが可能)か、あるいは、所望であれば、昇降路24の上部における最終位置への巻上機支持部30の据付前の任意の段階で行ってもよい。種々の制御電子部やスイッチ等に必要な全ての接続を行い、この予めアッセンブリ化されたキット(preassembled kit)を運ぶことにより、エレベータシステム20において使用するために昇降路24に構成要素を据え付ける際に要求される作業量が減少する。これにより、合理化された据付手順が実現する。
配線を必要とする構成要素に加えて、エレベータシステム20の他の構成要素は、巻上機支持部30に取付けられて据付場所に運ばれる。例えば、偏向シーブ40,42は、巻上機支持部30に予め取り付けられて運ばれる。他の実施例では、構成要素は、予め取り付けられずに巻上機支持部30とともに運ばれる。一実施例では、例えば、ロープ終端部44を予め取り付けると、巻上機支持部30を図9の運搬位置に移動させることができなくなる。この場合は、予めアッセンブリ化されたキットが目的地に到着した後に終端部を取り付ける。さらに、ロープ機構62として使用される耐荷重部材(例えば、フラットベルト)の端部は、運搬前にロープ終端部44に配置される。
図10A〜10Dは、例示的な据付手順を概略的に図示する。予めアッセンブリ化されたキットが据付位置に到着する。図10Aに示すように、構成要素が予め搭載されている巻上機支持部30は、第1の部分32および第2の部分34を有しており、該第1および第2の部分は実質的に互いに平行をなす第1の向きに位置する。予めアッセンブリ化されたキットは、据付場所に運ばれ、昇降路24付近に配置される。次いで、巻上機支持部30は、少なくとも部分的に昇降路24へと移される。本実施例では、巻上装置120がアイボルト74に接続され、昇降路の上部における据付位置へと巻上機支持部30および付随する構成要素が持ち上げられる。
図10Bに示すように、第1の部分32および第2の部分34は、互いに対して移動可能であり、巻上装置120を用いた巻上機支持部30の最初の持ち上げ(リフト)により、第1および第2の部分が互いに離間して、互いに平行をなす第1の向きから第1および第2の部分が移動する。本実施例では、重力の補助により、第1および第2の部分が相対的に移動して、第2の部分34がピボット軸100を中心に回動して第1の部分32から離れて下方に移動する。換言すると、ピボット軸100を中心とした第2の部分34の回動を許容しつつ該部分を吊り下げ、少なくとも第1の部分32を持ち上げることにより、第1および第2の部分が互いに平行でない向きへと移動する。
一実施例では、ロック機構130(例えば、当接関係に移動し協働する面やタブ)が設けられており、該ロック機構により、第1および第2の部分を互いに対して実質的に直交する向きへと相対的に移動させる際に第2の部分34を第1の部分32に対する固定位置に一時的にロックする。他の実施例では、自動ロック機構が設けられており、該自動ロック機構は、締め具110を用いて第1および第2の部分を互いに対して所望の据付向きに永続的に固定する据付プロセスにおける一工程まで、第1の部分32を第2の部分34に対して所望の向きに保持する。
他の実施例では、巻上機支持部30が昇降路24の最下方の乗場付近に位置する間に、第1および第2の部分を互いに対して所定の向き(例えば、直交)に人により手作業で固定する。
図10Cに概略的に示すように、巻上機支持部30および予め取付けられた構成要素は、巻上装置120により昇降路24の上方付近の据付位置まで持ち上げられる。この位置において、人は手作業で第2の部分34をその端部50が床面52上に置かれるように配置し、次いで、特定の据付形態に応じて、かごガイドレール54上に支持されるように、又はアイボルト74の上方にある構造部材から吊り下げられるように、第1の部分32の対向する端部を固定する。
所定の位置に固定されると、エレベータシステムの据付プロセスは、巻上機と制御電子部46の間に要求される全ての接続が既に行われているため該工程の大部分が終了したことになる。ガバナ装置80が巻上機支持部30に予め取り付けられる実施例おいても、制御電子部の接続は行われている。さらに、ロープ終端部44は巻上機支持部30に対して既に所定の位置にある。取付ブラケット78(図4参照)により、昇降路24内の所定位置に釣り合い錘用ガイドレール58を容易に配置することができる。偏向シーブ40,42は、トラクションシーブ38に対して所定の位置に配置されている。開示した実施例により、エレベータシステムの据付に伴う作業時間および材料費が削減され、エレベータシステムの据付プロセスの改善を図ることができる。
概算として、開示した実施例の少なくともいつくかの特徴を利用することにより、単一の昇降路内におけるエレベータ全体を4人の作業員が一日で据え付けることができる。エレベータシステムの据え付けに要求される時間を減少させることにより(いくつかの実施例おいては2/3程度)、コストを大幅に削減することができる。
さらに、開示した実施例における巻上機や制御電子部46等は、ビルの床面52からアクセス可能なため、作業員は昇降路内に入って作業を行う必要がないという特徴を有する。
加えて、開示した実施例における巻上機35やハウジング48内のエレベータシステムの構成部品等は、ビルの床面52からアクセス可能なため、作業員は昇降路内に入って作業を行う必要がないという特徴を有する。
上記説明は例示的なものであり、限定的なものではない。当業者であれば開示した実施例に対する種々の変更や修正が可能であり、一実施例についての説明は当該実施例に限定されず、他の実施例にも利用可能であることを理解されるであろう。したがって、本発明に与えられる法的保護の範囲を判断すべく添付の特許請求の範囲を検討されたい。

Claims (21)

  1. 第1の部分と、
    第2の部分と、
    を有するエレベータ巻上機の取付構造であって、
    前記第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、前記第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、
    前記第1の部分および第2の部分は、エレベータシステムの運転中にエレベータ巻上機を支持するものであって、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、
    前記配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、前記運搬位置では、前記第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなすことを特徴とする取付構造。
  2. 第1の部分と第2の部分の間に延び、第1の部分に取り付けられる巻上機と第2の部分に取り付けられる制御電子部とを接続する配線を有することを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  3. 第1および第2の部分は、互いに対してヒンジ式に接続されることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  4. 第1の部分に支持される少なくとも1つの偏向シーブを備えることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  5. エレベータシステムのロープ機構のための少なくとも1つの終端部を有することを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  6. 巻上機支持部に支持されるガバナ装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  7. ガイドレールを昇降路に配置するように第1の部分に支持される複数のレール取付ブラケットを備えることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  8. エレベータシステムに用いられる予めアッセンブリ化されたキットであって、
    巻上機を受けるように構成された第1の部分と、巻上機を作動させる制御電子部を受けるように構成された第2の部分と、を有するエレベータシステムの構成要素のための取付機構と、
    第1の部分と第2の部分との間に延び巻上機と制御装置とを接続する配線と、
    を備え、
    前記第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、前記第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、
    前記第1の部分および第2の部分は、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、前記配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、前記運搬位置では、前記第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなすことを特徴とする予めアッセンブリ化されたキット。
  9. 第1および第2の部分は、互いに対してヒンジ式に接続されることを特徴とする請求項に記載のキット。
  10. 第1の部分に支持される少なくとも1つの偏向シーブを備えることを特徴とする請求項8に記載のキット。
  11. エレベータシステムのロープ機構のための少なくとも1つの終端部を有することを特徴とする請求項8に記載のキット。
  12. 巻上機支持部に支持されるガバナ装置を備えることを特徴とする請求項8に記載のキット。
  13. ガイドレールを昇降路に配置するように第1の部分に支持される複数のレール取付ブラケットを備えることを特徴とする請求項8に記載のキット。
  14. 昇降路の近傍にエレベータ巻上機支持部を配置するステップであって、エレベータ巻上機支持部は第1の部分および第2の部分を有し、第1および第2の部分は、互いに対して平行をなす第1の向きにあり、
    第1および第2の部分がもはや互いに平行でない第2の向きとなるように第1および第2の部分間の相対的な移動を生じさせるべく少なくとも第1の部分を持ち上げるステップと、
    据付位置に対応するレベルまでエレベータ巻上機支持部を持ち上げるステップと、
    エレベータ巻上機支持部を据付位置に固定するステップと、
    を含み、
    前記第1の部分は偏向シーブおよび複数のロープ終端部を支持し、前記第2の部分はエレベータシステムの構成要素を収容するハウジングを支持し、
    前記第1の部分および第2の部分は、運搬位置と配置位置との間において互いに対して移動するように回動可能に互いに接続されており、前記配置位置では、第1の部分および第2の部分は互いに対して直交し、前記運搬位置では、前記第1の部分および第2の部分は互いに対して平行をなすことを特徴とするエレベータシステムに構成要素を据え付ける方法。
  15. 互いに対して直交するように据付位置において第1および第2の部分を方向付けるステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. エレベータ巻上機支持部を据付位置に移動させる前に、互いに対して直交するように第1および第2の部分をロックするステップを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 少なくとも部分的に昇降路内にエレベータ巻上機支持部を移動させるステップと、
    第1の部分を巻上装置に固定するステップと、
    昇降路内で少なくとも第1の部分を持ち上げるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. エレベータ巻上機支持部の負荷の少なくとも一部がエレベータシステムの乗場における床面に支持されるように、第2の部分の一方の端部を前記床面に配置するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 第1の部分の一方の端部は、第2の部分により支持され、
    前記方法は、第1の部分の一方の端部と他方の端部との間に支持部材を配置するステップを含み、
    エレベータ巻上機支持部の重量の残部が前記支持部材によって支持されるように、前記支持部材が第1の部分の端部間に配置されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記支持部はガイドレールであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記支持部は、第1の部分の上方に位置する構造部材に接続されたハンガであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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