JPH11180655A - エレベーター装置 - Google Patents
エレベーター装置Info
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- JPH11180655A JPH11180655A JP35443397A JP35443397A JPH11180655A JP H11180655 A JPH11180655 A JP H11180655A JP 35443397 A JP35443397 A JP 35443397A JP 35443397 A JP35443397 A JP 35443397A JP H11180655 A JPH11180655 A JP H11180655A
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- Japan
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- unit
- floor
- upper floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 据え付け時間が短縮され、かつ据え付け現場
への輸送が大型の輸送手段を使用することなく行えるエ
レベーター装置を得る。 【解決手段】 エレベーターの主要部品を一体に組み立
てた上階用エレベーターユニット31、中間階用エレベ
ーターユニット37、下階用エレベーターユニット39
を、建物またはエレベーター用枠体に固定する。
への輸送が大型の輸送手段を使用することなく行えるエ
レベーター装置を得る。 【解決手段】 エレベーターの主要部品を一体に組み立
てた上階用エレベーターユニット31、中間階用エレベ
ーターユニット37、下階用エレベーターユニット39
を、建物またはエレベーター用枠体に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上階部、中間階
部、下階部からなる例えば住宅用のエレベーター装置に
関するものである。
部、下階部からなる例えば住宅用のエレベーター装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーター装置について、まず
図12により説明する。図12は、特開平2−1632
78号公報に示された従来のエレベーター装置の立面図
である。図において、1はエレベーター装置が設置され
る建物、2は建物1の上階ユニット、3は中間階ユニッ
ト、4は下階ユニットである。5は上階ユニット2の構
成体である筒状のコア(エレベーター用枠体)で、多く
はコンクリート製で、一般にハウスメーカーの工場で製
造される。6は同じく中間階ユニット3のコア、7は同
じく下階ユニット4のコアである。8はエレベーター装
置のガイドレール、9は同じく乗場装置、10は同じく
巻上機、11は同じく綱車、12は同じくかご、13は
同じくカウンターウエイト、14は同じく緩衝器であ
る。
図12により説明する。図12は、特開平2−1632
78号公報に示された従来のエレベーター装置の立面図
である。図において、1はエレベーター装置が設置され
る建物、2は建物1の上階ユニット、3は中間階ユニッ
ト、4は下階ユニットである。5は上階ユニット2の構
成体である筒状のコア(エレベーター用枠体)で、多く
はコンクリート製で、一般にハウスメーカーの工場で製
造される。6は同じく中間階ユニット3のコア、7は同
じく下階ユニット4のコアである。8はエレベーター装
置のガイドレール、9は同じく乗場装置、10は同じく
巻上機、11は同じく綱車、12は同じくかご、13は
同じくカウンターウエイト、14は同じく緩衝器であ
る。
【0003】このエレベーター装置においては、上階ユ
ニット2を構成するコア5の所定位置に、エレベーター
の製造工場から個々に輸送されてきたガイドレール8、
乗場装置9、巻上機10、綱車11がそれぞれ固定され
る。また、かご12がガイドレール8に係合されて仮固
定される。すなわちコア5に対しエレベーターの各部品
(構成体)を固定することにより、上階ユニット2が組
立られる。
ニット2を構成するコア5の所定位置に、エレベーター
の製造工場から個々に輸送されてきたガイドレール8、
乗場装置9、巻上機10、綱車11がそれぞれ固定され
る。また、かご12がガイドレール8に係合されて仮固
定される。すなわちコア5に対しエレベーターの各部品
(構成体)を固定することにより、上階ユニット2が組
立られる。
【0004】同様にして、コア6の所定位置に、ガイド
レール8、乗場装置9がそれぞれ固定され中間階ユニッ
ト3が組み立てられる。
レール8、乗場装置9がそれぞれ固定され中間階ユニッ
ト3が組み立てられる。
【0005】また同様にして、コア7の所定位置に、ガ
イドレール8、乗場装置9、緩衝器14が、それぞれ固
定される。またガイドレール8にカウンターウエイト1
3が係合されて、下階ユニット4が組立てられる。
イドレール8、乗場装置9、緩衝器14が、それぞれ固
定される。またガイドレール8にカウンターウエイト1
3が係合されて、下階ユニット4が組立てられる。
【0006】以上により組み立てられた上階ユニット
2、中間階ユニット3、下階ユニット4は据え付け現場
に搬入され、建物1の下階乗場部1aに下階ユニット4
が、中間階乗場部1bに中間階ユニット3が、上階乗場
部1cに上階ユニット2がそれぞれ配置されて積み付け
られる。このあとワイヤロープ(図示せず)が綱車11
に巻き掛けられ、その端部に、かご12、カウンターウ
エイト13が接続され、調整作業が行われてエレベータ
ー装置が完成する。
2、中間階ユニット3、下階ユニット4は据え付け現場
に搬入され、建物1の下階乗場部1aに下階ユニット4
が、中間階乗場部1bに中間階ユニット3が、上階乗場
部1cに上階ユニット2がそれぞれ配置されて積み付け
られる。このあとワイヤロープ(図示せず)が綱車11
に巻き掛けられ、その端部に、かご12、カウンターウ
エイト13が接続され、調整作業が行われてエレベータ
ー装置が完成する。
【0007】次に図13に示すエレベーター装置につい
て説明する。図13は、特開平4−153180号公報
に示されたエレベーター装置全体の斜視図である。図に
おいて、21は上階ユニット、22は中間階ユニット、
23は下階ユニット、24はエレベーターの制御盤、2
5は鉄骨で枠組みされた上部鉄塔、26は同じく中間部
鉄塔、27は同じく下部鉄塔である。その他は図11に
同じである。
て説明する。図13は、特開平4−153180号公報
に示されたエレベーター装置全体の斜視図である。図に
おいて、21は上階ユニット、22は中間階ユニット、
23は下階ユニット、24はエレベーターの制御盤、2
5は鉄骨で枠組みされた上部鉄塔、26は同じく中間部
鉄塔、27は同じく下部鉄塔である。その他は図11に
同じである。
【0008】このエレベーター装置においては、まずエ
レベーターの製造工場において、上部鉄塔25、中間部
鉄塔26、下部鉄塔27がそれぞれ枠状に組立られる。
そして上部鉄塔25の所定位置にガイドレール8、乗場
装置9、綱車11が組み付けられる。また、かご12が
ガイドレール8に係合されて仮固定される。すなわち上
部鉄塔25に対して、エレベーターの各部品を固定する
ことにより、上階ユニット21が組立てられる。
レベーターの製造工場において、上部鉄塔25、中間部
鉄塔26、下部鉄塔27がそれぞれ枠状に組立られる。
そして上部鉄塔25の所定位置にガイドレール8、乗場
装置9、綱車11が組み付けられる。また、かご12が
ガイドレール8に係合されて仮固定される。すなわち上
部鉄塔25に対して、エレベーターの各部品を固定する
ことにより、上階ユニット21が組立てられる。
【0009】同様にして、中間部鉄塔26の所定位置
に、ガイドレール8、乗場装置9(図示せず)がそれぞ
れ固定され、中間階ユニット22が組立られる。
に、ガイドレール8、乗場装置9(図示せず)がそれぞ
れ固定され、中間階ユニット22が組立られる。
【0010】また同様にして、下部鉄塔27の所定位置
に、ガイドレール8(図示せず)、乗場装置9(図示せ
ず)、巻上機10、緩衝器14、制御盤24が、それぞ
れ固定され、下階ユニット23が組み立てられる。
に、ガイドレール8(図示せず)、乗場装置9(図示せ
ず)、巻上機10、緩衝器14、制御盤24が、それぞ
れ固定され、下階ユニット23が組み立てられる。
【0011】以上により組み立てられた上階ユニット2
1、中間階ユニット22、下階ユニット23は、エレベ
ーター製造工場から据え付け現場に輸送され、クレーン
28を使用して建物の所定位置に積付けられる。そし
て、ワイヤロープ(図示せず)を綱車11に巻き掛け、
その端部に、かご12、カウンタウエイト(図示せず)
を接続し、調整作業が行われてエレベーター装置が完成
する。
1、中間階ユニット22、下階ユニット23は、エレベ
ーター製造工場から据え付け現場に輸送され、クレーン
28を使用して建物の所定位置に積付けられる。そし
て、ワイヤロープ(図示せず)を綱車11に巻き掛け、
その端部に、かご12、カウンタウエイト(図示せず)
を接続し、調整作業が行われてエレベーター装置が完成
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエレ
ベーター装置には次のような問題点があった。すなわ
ち、図12に示すエレベーター装置においては、例えば
ハウスメーカーの工場で製造された各コア5、6、7に
対し、エレベーター工場から個々に輸送されたガイドレ
ール8、乗場装置9、巻上機10、綱車11等が、それ
ぞれ部品ごとに位置決めされて据え付けられていた。す
なわち各コアの狭い内部へ、多くの部品を運び入れ、さ
らにそれぞれの位置を決めて据え付けていた。このた
め、作業に長時間を要するという問題点があった。
ベーター装置には次のような問題点があった。すなわ
ち、図12に示すエレベーター装置においては、例えば
ハウスメーカーの工場で製造された各コア5、6、7に
対し、エレベーター工場から個々に輸送されたガイドレ
ール8、乗場装置9、巻上機10、綱車11等が、それ
ぞれ部品ごとに位置決めされて据え付けられていた。す
なわち各コアの狭い内部へ、多くの部品を運び入れ、さ
らにそれぞれの位置を決めて据え付けていた。このた
め、作業に長時間を要するという問題点があった。
【0013】また、図13に示すエレベーター装置にお
いては、エレベーター工場で製造された上階ユニット2
1、中間階ユニット22、下階ユニット23が、それぞ
れユニットごとに現場へ輸送されていた。従って、装置
の荷姿が大きく、重量も重くなるため、輸送にあたり大
型のトラックやクレーン(輸送手段)が必要となり、輸
送コストが上がるという問題点があった。
いては、エレベーター工場で製造された上階ユニット2
1、中間階ユニット22、下階ユニット23が、それぞ
れユニットごとに現場へ輸送されていた。従って、装置
の荷姿が大きく、重量も重くなるため、輸送にあたり大
型のトラックやクレーン(輸送手段)が必要となり、輸
送コストが上がるという問題点があった。
【0014】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、据え付け時間が短縮され、かつ据え
付け現場への輸送も大型の輸送手段を使用することなく
行えるエレベーター装置を得ることを目的としている。
になされたもので、据え付け時間が短縮され、かつ据え
付け現場への輸送も大型の輸送手段を使用することなく
行えるエレベーター装置を得ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるエレベ
ーター装置には、ガイドレールと乗場装置と綱車とを一
体に組み立てた上階用エレベーターユニットが設けられ
る。
ーター装置には、ガイドレールと乗場装置と綱車とを一
体に組み立てた上階用エレベーターユニットが設けられ
る。
【0016】また、ガイドレールと乗場装置とを一体に
組み立てた中間階用エレベーターユニットが設けられ
る。
組み立てた中間階用エレベーターユニットが設けられ
る。
【0017】また、ガイドレールと乗場装置と機械台と
かごとを一体に組み立てた下階用エレベーターユニット
が設けられる。
かごとを一体に組み立てた下階用エレベーターユニット
が設けられる。
【0018】また、台枠の上面に巻上機と緩衝器とを載
置した機械台ユニットが設けられる。
置した機械台ユニットが設けられる。
【0019】また、ガイドレールと乗場装置とかごとを
一体に組み立てた下階用エレベーターユニットが設けら
れる。
一体に組み立てた下階用エレベーターユニットが設けら
れる。
【0020】また、ガイドレールと乗場装置と綱車とか
ごとを一体に組み立てた上階用エレベーターユニットが
設けられる。
ごとを一体に組み立てた上階用エレベーターユニットが
設けられる。
【0021】また、ガイドレールと乗場装置と綱車と巻
上機とを一体に組み立てた上階用エレベーターユニット
が設けられる。
上機とを一体に組み立てた上階用エレベーターユニット
が設けられる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1および図2により説明する。図1は、エレ
ベーター装置の全体を示す斜視図、図2は上階用エレベ
ーターユニットの斜視図である。図において、31はエ
レベーター装置の上階部を構成する上階用エレベーター
ユニットの全体を示し、32はかご12を案内する一対
のガイドレール、33は、ドアマシン33a、乗場戸3
3b、戸枠33c、敷居33d等からなる乗場装置、3
4はワイヤロープ(図示せず)が巻き掛けられる綱車で
ある。上階用エレベーターユニット31は、ガイドレー
ル32と乗場装置33と綱車34とを、エレベーター完
成時の寸法に合わせて組立て一体化したものである。そ
して、この一体化した上階用エレベーターユニット31
を、ハウスメーカーの工場へ輸送し、コアヘ固定する
か、あるいは据え付け現場へ輸送し建物へ据え付ける。
形態1を図1および図2により説明する。図1は、エレ
ベーター装置の全体を示す斜視図、図2は上階用エレベ
ーターユニットの斜視図である。図において、31はエ
レベーター装置の上階部を構成する上階用エレベーター
ユニットの全体を示し、32はかご12を案内する一対
のガイドレール、33は、ドアマシン33a、乗場戸3
3b、戸枠33c、敷居33d等からなる乗場装置、3
4はワイヤロープ(図示せず)が巻き掛けられる綱車で
ある。上階用エレベーターユニット31は、ガイドレー
ル32と乗場装置33と綱車34とを、エレベーター完
成時の寸法に合わせて組立て一体化したものである。そ
して、この一体化した上階用エレベーターユニット31
を、ハウスメーカーの工場へ輸送し、コアヘ固定する
か、あるいは据え付け現場へ輸送し建物へ据え付ける。
【0023】据え付け現場では、ガイドレール32を基
準に据え付けることにより、上階用エレベーターユニッ
ト31の建物への据え付けが完了する。すなわち上階用
エレベーターユニット31は、エレベーター完成時の据
え付け位置に合わせて組み立ててあるので、ガイドレー
ル32を基準に据え付ければ、乗場装置33、綱車34
が自ずから所定位置に据え付けられる。なおコア5に固
定する例を図4Aに示す。図4Aは図2のIV部分拡大
図である。図に示すようにガイドレール32が固定され
たブラケット32aをボルト32bによりコア5に固定
する。これにより、図11に示す従来装置、すなわちエ
レベーターの部品を個々に輸送し据え付けるのに比べ、
据え付け時間が短縮される。また図12に示す従来装
置、すなわち上階ユニット2を一体で輸送するのに比
べ、鉄塔25の部分がないため小型、軽量となり大型の
輸送手段を必要としないという効果がある。
準に据え付けることにより、上階用エレベーターユニッ
ト31の建物への据え付けが完了する。すなわち上階用
エレベーターユニット31は、エレベーター完成時の据
え付け位置に合わせて組み立ててあるので、ガイドレー
ル32を基準に据え付ければ、乗場装置33、綱車34
が自ずから所定位置に据え付けられる。なおコア5に固
定する例を図4Aに示す。図4Aは図2のIV部分拡大
図である。図に示すようにガイドレール32が固定され
たブラケット32aをボルト32bによりコア5に固定
する。これにより、図11に示す従来装置、すなわちエ
レベーターの部品を個々に輸送し据え付けるのに比べ、
据え付け時間が短縮される。また図12に示す従来装
置、すなわち上階ユニット2を一体で輸送するのに比
べ、鉄塔25の部分がないため小型、軽量となり大型の
輸送手段を必要としないという効果がある。
【0024】実施の形態2.この発明の実施の形態2を
図1および図3により説明する。図3は中間階用エレベ
ーターユニットの斜視図である。図において、37はエ
レベーター装置の中間階部を構成する中間階用エレベー
ターユニットである。この中間階用エレベーターユニッ
ト37は、エレベーター工場でガイドレール32と乗場
装置33とを、エレベーター完成時の据え付け位置に合
わせて組み立て一体化したものである。そして、この一
体化した中間階用エレベーターユニット37を、ハウス
メーカーの工場へ輸送しコアヘ固定するか、あるいは据
え付け現場へ輸送し建物へ据え付ける。コアまたは建物
へは実施の形態1と同様にして据え付ける。なお上階用
エレベーターユニット31と中間階用エレベーターユニ
ット37のガイドレール32は、図4Bに示すブラケッ
ト32cにより接続する。この実施の形態2によれば、
実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお図
1に示された中間階用エレベーターユニット37は1台
であるが、これが2台以上ある構成のエレベーター装置
であっても良い。
図1および図3により説明する。図3は中間階用エレベ
ーターユニットの斜視図である。図において、37はエ
レベーター装置の中間階部を構成する中間階用エレベー
ターユニットである。この中間階用エレベーターユニッ
ト37は、エレベーター工場でガイドレール32と乗場
装置33とを、エレベーター完成時の据え付け位置に合
わせて組み立て一体化したものである。そして、この一
体化した中間階用エレベーターユニット37を、ハウス
メーカーの工場へ輸送しコアヘ固定するか、あるいは据
え付け現場へ輸送し建物へ据え付ける。コアまたは建物
へは実施の形態1と同様にして据え付ける。なお上階用
エレベーターユニット31と中間階用エレベーターユニ
ット37のガイドレール32は、図4Bに示すブラケッ
ト32cにより接続する。この実施の形態2によれば、
実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお図
1に示された中間階用エレベーターユニット37は1台
であるが、これが2台以上ある構成のエレベーター装置
であっても良い。
【0025】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
図1および図5に示す。図5は下階用エレベーターユニ
ットの斜視図である。図において、39はエレベーター
装置の下階部を構成する下階用エレベーターユニットで
ある。下階用エレベーターユニット39は、エレベータ
ー工場において、ガイドレール32と乗場装置33と巻
上機10と緩衝器14と機械台40とを、エレベーター
完成時の据え付け位置に合わせて組み立て一体化し、さ
らにガイドレール32にかご12を仮固定したものであ
る。機械台40は、下階用エレベーターユニット39の
底部を形成する枠体で、上面に巻上機10と緩衝器14
とが載置されている。これにより実施の形態1と同様の
効果が得られる。
図1および図5に示す。図5は下階用エレベーターユニ
ットの斜視図である。図において、39はエレベーター
装置の下階部を構成する下階用エレベーターユニットで
ある。下階用エレベーターユニット39は、エレベータ
ー工場において、ガイドレール32と乗場装置33と巻
上機10と緩衝器14と機械台40とを、エレベーター
完成時の据え付け位置に合わせて組み立て一体化し、さ
らにガイドレール32にかご12を仮固定したものであ
る。機械台40は、下階用エレベーターユニット39の
底部を形成する枠体で、上面に巻上機10と緩衝器14
とが載置されている。これにより実施の形態1と同様の
効果が得られる。
【0026】実施の形態4.この発明の実施の形態4を
図6および図7により説明する。図6はエレベーター装
置の全体を示す斜視図、図7は機械台ユニットの斜視図
である。図において、41はエレベーター装置の下階部
を構成する機械台ユニットである。この機械台ユニット
41は、台枠43の上面に下部ガイドレール32a、巻
上機10、緩衝器14を、エレベーター完成時の据え付
け位置に合わせて載置したものである。言い換えれば、
実施の形態3に示す機械台40(図5参照)の要部を分
離したものである。この機械台ユニット41は、据え付
け現場において、エレベーターのピッド部の床(図示せ
ず)に位置決めして固定される。この実施の形態4によ
れば、エレベーターの部品を個々に輸送して据え付ける
のに比べ、下階部分の据え付け時間が短縮される効果が
ある。
図6および図7により説明する。図6はエレベーター装
置の全体を示す斜視図、図7は機械台ユニットの斜視図
である。図において、41はエレベーター装置の下階部
を構成する機械台ユニットである。この機械台ユニット
41は、台枠43の上面に下部ガイドレール32a、巻
上機10、緩衝器14を、エレベーター完成時の据え付
け位置に合わせて載置したものである。言い換えれば、
実施の形態3に示す機械台40(図5参照)の要部を分
離したものである。この機械台ユニット41は、据え付
け現場において、エレベーターのピッド部の床(図示せ
ず)に位置決めして固定される。この実施の形態4によ
れば、エレベーターの部品を個々に輸送して据え付ける
のに比べ、下階部分の据え付け時間が短縮される効果が
ある。
【0027】実施の形態5.この発明の実施の形態5を
図6および図8により説明する。図8は下階用工ベータ
ーユニットの斜視図である。図において、42は下階用
エレベーターユニットである。この下階用エレベーター
ユニット42は、エレベーター工場でガイドレール32
と乗場装置33とを、エレベーター完成時の据え付け位
置に合わせて組み立て一体化し、さらにガイドレール3
2にかご12を仮固定したものである。言い換えれば、
実施の形態3に示す下階用エレベーターユニット39
(図5参照)から実施の形態4に示す機械台ユニット4
1(図7参照)を分離したものである。これにより実施
の形態1と同様の効果が得られ、また実施の形態3に示
す下階用エレベーターユニット39よりも小型、軽量と
なるという効果がある。
図6および図8により説明する。図8は下階用工ベータ
ーユニットの斜視図である。図において、42は下階用
エレベーターユニットである。この下階用エレベーター
ユニット42は、エレベーター工場でガイドレール32
と乗場装置33とを、エレベーター完成時の据え付け位
置に合わせて組み立て一体化し、さらにガイドレール3
2にかご12を仮固定したものである。言い換えれば、
実施の形態3に示す下階用エレベーターユニット39
(図5参照)から実施の形態4に示す機械台ユニット4
1(図7参照)を分離したものである。これにより実施
の形態1と同様の効果が得られ、また実施の形態3に示
す下階用エレベーターユニット39よりも小型、軽量と
なるという効果がある。
【0028】実施の形態6.この発明の実施の形態6を
図9および図10により説明する。図10は、上階用エ
レベーターユニットの斜視図である。図において、44
は上階用エレベーターユニットである。上階用エレベー
ターユニット44は、ガイドレール32と乗場装置33
と綱車34とを、エレベーター完成時の据え付け位置に
合わせて組み立て一体化し、さらにガイドレール32に
かご12を係合させ仮固定したものである。これにより
実施の形態1と同様の効果が得られる。
図9および図10により説明する。図10は、上階用エ
レベーターユニットの斜視図である。図において、44
は上階用エレベーターユニットである。上階用エレベー
ターユニット44は、ガイドレール32と乗場装置33
と綱車34とを、エレベーター完成時の据え付け位置に
合わせて組み立て一体化し、さらにガイドレール32に
かご12を係合させ仮固定したものである。これにより
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0029】実施の形態7.この発明の実施の形態6を
図9および図11により説明する。図11は、上階用エ
レベーターユニットの斜視図である。図において、45
は上階用エレベーターユニットである。上階用エレベー
ターユニット45は、ガイドレール32と乗場装置33
と綱車34と巻上機10とを、エレベーター完成時の据
え付け位置に合わせて組み立て一体化したものである。
これにより実施の形態1と同様の効果が得られる。
図9および図11により説明する。図11は、上階用エ
レベーターユニットの斜視図である。図において、45
は上階用エレベーターユニットである。上階用エレベー
ターユニット45は、ガイドレール32と乗場装置33
と綱車34と巻上機10とを、エレベーター完成時の据
え付け位置に合わせて組み立て一体化したものである。
これにより実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるエ
レベーター装置は、主要部品を一体に組み立て、上階
用、中間階用、下階用エレベーターユニット、機械台ユ
ニットを構成し、これを建物またはエレベーター用枠体
に固定するようにしたので、据え付け時間が短縮され、
また据え付け現場への輸送も大型の輸送手段を使用する
ことなく行えるという効果がある。さらに、据え付け時
に、各エレベーターユニットのガイドレールの芯を合わ
せて積み付けることにより装置全体の寸法が出るので、
据え付け作業が効率的にできるという効果がある。
レベーター装置は、主要部品を一体に組み立て、上階
用、中間階用、下階用エレベーターユニット、機械台ユ
ニットを構成し、これを建物またはエレベーター用枠体
に固定するようにしたので、据え付け時間が短縮され、
また据え付け現場への輸送も大型の輸送手段を使用する
ことなく行えるという効果がある。さらに、据え付け時
に、各エレベーターユニットのガイドレールの芯を合わ
せて積み付けることにより装置全体の寸法が出るので、
据え付け作業が効率的にできるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1、2、3を示す斜視
図である。
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】 この発明の実施の形態1、2を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】 この発明の実施の形態4、5を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】 この発明の実施の形態5を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】 この発明の実施の形態6、7を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】 この発明の実施の形態6を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】 この発明の実施の形態7を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】 従来のエレベーター装置の立面図である。
【図13】 従来のエレベーター装置全体の斜視図であ
る。
る。
1 建物、5、6、7 コア(エレベーター用枠体)、
10 巻上機、12かご、14 緩衝器、31 上階用
エレベーターユニット、32 ガイドレール、33 乗
場装置、34 綱車、37 中間階用エレベーターユニ
ット、39下階用エレベーターユニット、40 機械
台、41 機械台ユニット、42 下階用エレベーター
ユニット、43 台枠、44、45 上階用エレベータ
ーユニット。
10 巻上機、12かご、14 緩衝器、31 上階用
エレベーターユニット、32 ガイドレール、33 乗
場装置、34 綱車、37 中間階用エレベーターユニ
ット、39下階用エレベーターユニット、40 機械
台、41 機械台ユニット、42 下階用エレベーター
ユニット、43 台枠、44、45 上階用エレベータ
ーユニット。
Claims (7)
- 【請求項1】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置と綱車
とを一体に組み立て上階用エレベーターユニットとした
後、建物またはエレベーター用枠体に固定することを特
徴としたエレベーター装置。 - 【請求項2】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置とを一
体に組み立て中間階用エレベーターユニットとした後、
建物またはエレベーター用枠体に固定することを特徴と
したエレベーター装置。 - 【請求項3】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置と機械
台とかごとを一体に組み立て下階用エレベーターユニッ
トとした後、建物またはエレベーター用枠体に固定する
ことを特徴としたエレベーター装置。 - 【請求項4】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、台枠の上面に巻上機と緩衝器と
を載置し下階部を構成する機械台ユニットとした後、建
物またはエレベーター用枠体に固定することを特徴とし
たエレベーター装置。 - 【請求項5】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置とかご
とを一体に組み立て下階用エレベーターユニットとした
後、建物またはエレベーター用枠体に固定することを特
徴としたエレベーター装置。 - 【請求項6】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置と綱車
とかごとを一体に組み立て上階用エレベーターユニット
とした後、建物またはエレベーター用枠体に固定するこ
とを特徴としたエレベーター装置。 - 【請求項7】 上階部、中間階部、下階部から成るエレ
ベーター装置において、ガイドレールと乗場装置と綱車
と巻上機とを一体に組み立て上階用エレベーターユニッ
トとした後、建物またはエレベーター用枠体に固定する
ことを特徴としたエレベーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35443397A JPH11180655A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35443397A JPH11180655A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | エレベーター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180655A true JPH11180655A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18437540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35443397A Pending JPH11180655A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | エレベーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012510945A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータシステムおよび据付方法 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35443397A patent/JPH11180655A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012510945A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータシステムおよび据付方法 |
US8793939B2 (en) | 2008-12-05 | 2014-08-05 | Otis Elevator Company | Elevator system and installation method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060919 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |