JPH11139730A - エレベーター - Google Patents

エレベーター

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JPH11139730A
JPH11139730A JP30237597A JP30237597A JPH11139730A JP H11139730 A JPH11139730 A JP H11139730A JP 30237597 A JP30237597 A JP 30237597A JP 30237597 A JP30237597 A JP 30237597A JP H11139730 A JPH11139730 A JP H11139730A
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Kunio Yasuda
邦夫 安田
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毅 宮田
Akimasa Kamimura
晃正 上村
Kiyoshi Kobayashi
清 小林
Yoshinobu Ishikawa
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/027Mounting means therefor for mounting auxiliary devices

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、機械室のないトラクション
式エレベーターの駆動装置を、従来のエレベーターと同
等の昇降路寸法に取付け、しかも堅固に支えることので
きる取り付け構造を有するエレベーターを提供すること
にある。 【解決手段】 本発明は、トラクションシーブにより吊
りロープを駆動して乗りかごと釣合い重りを昇降駆動さ
せるエレベーターにおいて、両端にトラクションシーブ
を備えた駆動装置を有し、乗りかご用ガイドレールと釣
合い重り用ガイドレール間をそれぞれ一体連結する支持
梁に駆動装置を配置したエレベーターを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター駆動
装置を設置する機械室を不要にしたトラクション式エレ
ベーターの駆動装置支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日照権の問題から昇降路の頂部に
設けられたロープ式エレベーターの機械室をなくす目的
で、乗りかごと昇降路壁の隙間に巻上機を設置したエレ
ベーターが提案されている。
【0003】その例が実公平4−50297(「小形エ
レベーター装置」)あるいは、特許第2593288号
(「トラクションシーブエレベーター」)等に記載され
ている。
【0004】実公平4−50297の例では、図18に
示すように、駆動装置53として電動機を用い、乗りか
ご55と釣合い重り56をつるべ式に吊るしている。昇
降路54上部にトラクションシーブ57を配置し、この
トラクションシーブ57に巻き付けた吊りロープ58の
一端に乗りかご55を、他端に釣合い重り56を配置
し、このトラクションシーブ57を電動機により駆動し
て、吊りロープ58とトラクションシーブ57との間の
摩擦により駆動力を吊りロープ58に伝達して、乗りか
ご55と釣合い重り56を昇降させている。この構造で
は、駆動装置53が大型となるため、昇降路54を大き
くすることで従来の機械室を不要にし、駆動装置53を
昇降路54の空きスペースに配置している。
【0005】また、特許第2593288号の例では、
図19(a),(b)に示すように、基本的には、図1
8のものと同様の動作原理である。駆動装置53として
電動機を用い、乗りかご55と釣合い重り56をつるべ
式に吊るしている。昇降路54の上部にトラクションシ
ーブ57を配置し、このトラクションシーブ57に巻き
付けた吊りロープ58の一端に乗りかご55を、他端に
釣合い重り56を配置し、このトラクションシーブ57
を電動機により駆動して、吊りロープ58とトラクショ
ンシーブ57との間の摩擦により駆動力を吊りロープ5
8に伝達して、乗りかご55と釣合い重り56を昇降さ
せている。但し、本方式による構造では、駆動装置53
を昇降路54の空きスペースに配置する方法として、駆
動装置53を固定部材を介して、釣合い重り用ガイドレ
ール59a,59bに取り付けるとともに、駆動装置5
3を昇降路54の空きスペースに配置する目的で吊りロ
ープ58は転向プーリ60a〜cを経由している。この
ように配置することで従来の機械室を不要にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図18で説明した昇降
路内頂部、昇降路壁と乗りかごの隙間に駆動装置を設置
する駆動装置支持構造の例では、トラクションシーブ5
7の回転面がかご側面に直交する形で配置されているた
め、乗りかごと壁の隙間の寸法を通常のエレベーターよ
り大きくとらなければならず、建物の有効利用面積が小
さくなるという問題があった。
【0007】また、図19で説明したもう一つの例で
は、乗りかごの定格の積載量が大きくなった場合、トラ
クションシーブ57の厚さが大きくなり乗りかごと昇降
路壁の隙間に収まりきれなくなるばかりか、ガイドレー
ルで駆動装置を支えているため、ガイドレールの負担が
大きくなり、エレベーターの大型化に対応できないとい
う問題があった。また、乗りかごに返し車を設けた構成
となるため、駆動装置の支持構造が複雑で、部品数も増
え、コストや据付け保守の手間という面でも問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、機械室のないトラクショ
ンシーブ式エレベーターの駆動装置を、従来の機械室の
あるエレベーターと同等の昇降路寸法かつ、建物の屋上
に突出部を設けることなく取付け、しかも駆動装置を堅
固に支える取り付け構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1対応の発明では、一対の乗りかご用ガイ
ドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣合い重
り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを懸架す
る複数本の吊りロープと、吊りロープと係合するトラク
ションシーブと、トラクションシーブを駆動する駆動装
置からなるエレベーターにおいて、両端に前記トラクシ
ョンシーブを備えた駆動装置を有し、前記乗りかご用ガ
イドレールと前記釣合い重り用ガイドレール間をそれぞ
れ一体連結する支持梁に駆動装置を配置したエレベータ
ーを提供する。
【0010】請求項2対応の発明では、一対の乗りかご
用ガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣
合い重り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを
懸架する複数本の吊りロープと、吊りロープと係合する
トラクションシーブと、トラクションシーブを駆動する
駆動装置からなるエレベーターにおいて、両端に前記ト
ラクションシーブを備えた駆動装置を有し、前記乗りか
ご用ガイドレールと前記釣合い重り用ガイドレール間を
それぞれ一体連結する支持梁と、前記支持梁に前記駆動
装置を固定する複数の取付脚を設け、これら取付脚を前
記駆動装置の下面及び側面に配置したエレベーターを提
供する。
【0011】請求項3対応の発明では、請求項1または
請求項2の発明のエレベーターにおいて、前記駆動装置
を配置するための前記支持梁を、ガイドレールの上端面
に配置したエレベーターを提供する。
【0012】請求項4対応の発明では、一対の乗りかご
用ガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣
合い重り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを
懸架する複数本の吊りロープと、吊りロープと係合する
トラクションシーブと、トラクションシーブを駆動する
駆動装置からなるエレベーターにおいて、両端に前記ト
ラクションシーブを備えた駆動装置を有し、前記乗りか
ご用ガイドレールまたは前記釣合い重り用ガイドレール
の上端面に固定板を配置し、この固定板に前記駆動装置
を取付けたエレベーターを提供する。
【0013】請求項5対応の発明では、一対の乗りかご
用ガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣
合い重り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを
懸架する複数本の吊りロープと、吊りロープと係合する
トラクションシーブと、トラクションシーブを駆動する
駆動装置からなるエレベーターにおいて、両端に前記ト
ラクションシーブを備えた駆動装置と、この駆動装置を
前記乗りかご用ガイドレールまたは前記釣合い重り用ガ
イドレールに固定するための支持部材を設け、この支持
部材は、前記乗りかご用ガイドレールまたは前記釣合い
重り用ガイドレールの上端面に配置される水平支持部材
と、前記ガイドレールと平行に垂下し、前記駆動装置を
固定する正面支持部材とを備えたエレベーターを提供す
る。
【0014】請求項6対応の発明では、請求項5の発明
のエレベーターにおいて、前記支持部材を前記乗りかご
用ガイドレール及び前記釣合い重り用ガイドレールにて
固定したエレベーターを提供する。
【0015】請求項7対応の発明では、一対の乗りかご
用ガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣
合い重り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを
懸架する複数本の吊りロープと、吊りロープと係合する
トラクションシーブと、トラクションシーブを駆動する
駆動装置からなるエレベーターにおいて、両端に前記ト
ラクションシーブを備えた駆動装置を有し、昇降路頂部
の昇降路壁に支持部材を配置し、この支持部材に駆動装
置を取付けたエレベーターを提供する。
【0016】請求項8対応の発明では、請求項1または
請求項5の発明のエレベーターにおいて、前記駆動装置
を前記乗りかご用ガイドレールまたは前記釣合い重り用
ガイドレールに弾性材を介して取付けたエレベーターを
提供する。
【0017】請求項9対応の発明では、一対の乗りかご
用ガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、一対の釣
合い重り用ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りを
懸架する複数本の吊りロープと、吊りロープと係合する
トラクションシーブと、トラクションシーブを駆動する
駆動装置からなるエレベーターにおいて、両端に前記ト
ラクションシーブを備えた駆動装置を有し、昇降路頂部
の昇降路壁に駆動装置を取付けたエレベーターを提供す
る。
【0018】請求項10対応の発明では、請求項9の発
明のエレベーターにおいて、前記駆動装置を前記昇降路
壁に弾性材を介して取付けたエレベーターを提供する。
請求項11対応の発明では、請求項7の発明のエレベー
ターにおいて、前記支持部材を前記昇降路壁に弾性材を
介して取付けたエレベーターを提供する。
【0019】請求項12対応の発明では、請求項1乃至
請求項11のいずれかの発明のエレベーターにおいて、
前記駆動装置を乗りかご背面側の乗りかご投影面外の昇
降路頂部に配置したエレベーターを提供する。
【0020】請求項13対応の発明では、請求項1乃至
請求項11のいずれかの発明のエレベーターにおいて、
前記駆動装置を乗りかご側面側の乗りかご投影面外の昇
降路頂部に配置したエレベーターを提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。 (第1の実施の形態)(請求項1に対応) まず、本発明の第1の実施形態であるエレベーターの概
要を図1乃至図4に示す。本実施形態のエレベーター
は、乗りかご4および釣合い重り5が昇降するための昇
降路31に、乗りかご4および釣合い重り5の昇降をそ
れぞれ案内するための一対の乗りかご用ガイドレール1
a,1bおよび一対の釣合い重り用ガイドレール2a,
2bが設置されている。
【0022】乗りかご4は、利用客が乗るかご室4a
と、かご室4aを支持するかご枠4bとで構成され、出
入口部4cを備えている。乗りかご用ガイドレール1
a,1bと釣合い重り用ガイドレール2a,2bの頂部
には、それぞれのガイドレールに亘って設けられた支持
梁3a,3bが一対設けられている。そして、駆動装置
6を載置するための溝形鋼7が支持梁3a,3b間に跨
がって取り付けられている。
【0023】溝形鋼7に載置された駆動装置6は、巻上
機(駆動モータ)、ブレーキおよびこれらを支持するフ
レームと、溝形鋼7に固定するための支持具から構成さ
れる減速機を用いないギヤレスの駆動装置であり、巻上
げ機の両端には駆動用のトラクションシーブ9が設けら
れている。
【0024】これらのトラクションシーブ9には吊りロ
ープ10がそれぞれつるべ状に巻き掛けられ、吊りロー
プ10の一端は釣合い重り5上部のロープヒッチ部32
に接続され、他端は乗りかご4の下部のかご枠4bに設
けられたヒッチ部33にシャックルロッド34を介して
取り付けられている。このヒッチ部33は、乗りかご4
の出入口部4cからみて後方(釣合い重り5側)に、か
つほぼ左右対称の位置に計2カ所設けられている。
【0025】釣合い重り5は、乗りかご4の出入口部4
cから見て背面に配置され、駆動装置6は釣合い重り5
の昇降方向上部の延長上の昇降路31頂部に位置してい
る。図3は、第1の実施形態のエレベーターの水平断面
図である。図3に示されるように、駆動装置6は出入口
からみて幅方向に長尺な構造をしており、駆動装置6の
駆動モータの出力軸の両端に設けられたトラクションシ
ーブ9は、昇降路31の釣合い重り5が対向する対向壁
面31aと隣接する隣接壁面31bに寄せて設けられ、
乗りかご4の側面35a,35b(かごが釣合い重り5
と対向する面と隣接する側の面)と昇降路31の隣接壁
面31bとの間の空間に、それぞれ乗りかごの水平投影
断面36外に配置されている。また、図2に示すとお
り、駆動装置6のフレーム外径B(巻上げモータの外
径)は、トラクションシーブ9の直径Aよりも小さくし
ている。
【0026】次に、駆動装置6の支持構造を図4を用い
て説明する。図4に於いて、乗りかご4をガイドする乗
りかご用ガイドレール1a,1bと釣合い重り5をガイ
ドする釣合い重り用ガイドレール2a,2bとの間に、
左右それぞれ1本ずつの支持梁3a,3bを、同一の高
さに水平に固定する。ガイドレール1a,1b,2a,
2bと支持梁3a,3bは、ボルト及びナットにて強固
に固着されている。
【0027】左右一対の支持梁3a,3bの上面に、駆
動装置6の下部を支える溝形鋼7を2本配置し、その上
面に、エレベーターの駆動装置6の下部に配置した取付
脚8を乗せ、ボルト及びナットにて固着する。駆動装置
6の両端には、エレベーター駆動用のトラクションシー
ブ9がガイドレール1a,1b,2a,2b側に突出
し、乗りかご4と釣合い重り5をつなぐ吊りロープ10
が巻きかけられている。
【0028】次に、本実施形態の動作を説明する。図1
に於いて、駆動装置6の駆動モータが、制御装置(図示
せず)の指令により回転すると、駆動装置6に連結した
出力軸が回転し、その端部に配置したトラクションシー
ブ9が回転し、吊りロープ10を駆動することで、乗り
かご4が釣合い重り5とバランスする形で、乗りかご用
ガイドレール1a,1bに沿って昇降する。この時、駆
動装置6を4本のガイドレール1a,1b,2a,2b
の上部中央に、支持梁3a,3b及び溝形鋼7にて強固
に固定され、乗りかご4と釣合い重り5を安全に保持す
る。
【0029】本実施形態によれば、駆動装置6にかかる
すべての重量は4本のガイドレール1a,1b,2a,
2bで支えられ、その荷重は昇降路下面に伝えられるた
め、昇降路構造に対して負担がかからない。
【0030】またガイドレール1a,1b,2a,2b
を中心として、支持梁3a,3bと溝形鋼7で構成され
る一定の位置関係にて駆動装置6が設置されているの
で、乗りかご4、釣合い重り5と駆動装置6の位置関係
を保ちながら、容易に芯出し作業ができる。さらに、事
前に駆動装置6をガイドレール1a,1b,2a,2b
に対して、地上において固定し、ガイドレール1a,1
b,2a,2bの荷揚作業時に、同時に、駆動装置6を
据えつけることもできる。
【0031】(第2の実施の形態)(請求項2に対応) 本発明の第2の実施形態を図5にて示す。図5に於い
て、乗りかご4をガイドする乗りかご用ガイドレール1
a,1bと釣合い重り5をガイドする釣合い重り用ガイ
ドレール2a,2bとの間に、それぞれ1本ずつの支持
梁3a,3bを、少なくともそのうちの一方は、乗りか
ご4の直上の投影面から外れた位置に、水平に固定す
る。ガイドレール1a,1b,2a,2bと支持梁3
a,3bは、ボルト及びナットにて強固に固着されてい
る。
【0032】一対の支持梁3aの上面に、駆動装置6の
下部を支え、乗りかご4の直上の投影面に近い位置に配
置した支持梁3bの側面に、駆動装置6の側面を支え
る、溝形鋼7を2本配置し、その上面に、エレベーター
の駆動装置6の下部に配置した取付脚8aを乗せ、その
側面に、エレベーターの駆動装置6の側面に配置した取
付脚8bを取り付け、ボルト及びナットにて固着する。
駆動装置6の両端には、エレベーター駆動用のトラクシ
ョンシーブ9がガイドレール1a,1b,2a,2b側
に突出し、乗りかご4と釣合い重り5をつなぐ吊りロー
プ10が巻きかけられている。
【0033】次に本実施形態の動作を説明する。図5に
於いて、駆動装置6の駆動モータが、制御装置(図示せ
ず)の指令により回転すると、駆動装置6に連結した駆
動軸が回転し、その端部に配置したトラクションシーブ
9が回転し、吊りロープ10を駆動することで、乗りか
ご4が釣合い重り5とバランスする形で、乗りかご用ガ
イドレール1a,1bに沿って昇降する。この時、駆動
装置6を4本のガイドレール1a,1b,2a,2bの
上部中央に、支持梁3a,3b及び溝形鋼7にて強固に
固定され、乗りかご4と釣合い重り5を安全に保持す
る。
【0034】本実施形態によれば、乗りかご4側の駆動
装置6の取付脚8bが駆動装置6の側面にあるため、乗
りかご4が昇降する高さを、駆動装置6の下部に取付脚
8a,8bがある場合と比べて、取付脚8bの位置を引
き上げた分高くでき、昇降路スペースを有効活用でき
る。
【0035】(第3の実施の形態)(請求項3に対応) 本発明の第3の実施形態を図6及び部品毎に展開した図
7にて示す。駆動装置6の支持梁3a,3bは、乗りか
ご4及び釣合い重り5のガイドレール1a,1b,2
a,2bの上端面1cに設置する。左右の支持梁3a,
3bに両端を支持するように、ガイドレール1a,1
b,2a,2bの背面で、ボルト及びナットにて補強板
14を固定し、また、支持梁3a,3bに、ボルト及び
ナットにて溝形鋼7を固定し、さらに、溝形鋼7の上面
に駆動装置6を配置する。
【0036】次に本実施形態の動作を説明する。駆動装
置6にかかる駆動装置6の自重、乗りかご4、釣合い重
り5のすべての荷重はガイドレール1a,1b,2a,
2bの上端面1cの鉛直下方に加わり、保持される。駆
動装置6の両端に配置したトラクションシーブ9には、
吊りロープ(図示せず)が巻きかけられ、第1の実施形
態と同様に乗りかご4を駆動することができる。
【0037】本実施形態によれば、駆動装置6に加わる
すべての荷重がガイドレール1a,1b,2a,2bの
上端面1cに垂直にかかる為、ガイドレール1a,1
b,2a,2bに加わるモーメント力が減少し、ガイド
レール1a,1b,2a,2bの端面の発生応力が減少
する。また、支持梁3a,3bをガイドレール1a,1
b,2a,2bの側面で固定する前述の実施形態の場
合、締結用ボルトにせん断荷重が加わるが、本例では圧
縮荷重のみとなるので、ボルトのサイズを小さくするこ
とができる。また、4本のガイドレール1a,1b,2
a,2bの長さを製造工場にて管理することで、駆動装
置6を容易に水平の位置で設置することができる。
【0038】(第4の実施の形態)(請求項4に対応) 本発明の第4の実施形態を図8に示す。乗りかご4又は
釣合い重り5用のガイドレール1a,1b又は2a,2
bの上端面1cに固定板11a,11bを固定する。固
定方法は、溶接あるいは、逆L字形の受け金具21を使
用して行う。その上面には駆動装置6を受ける溝形鋼7
を設置する。
【0039】本実施形態に於いては、駆動装置6は、乗
りかご4又は釣合い重り5用のガイドレール1a,1b
又は2a,2bの2本で荷重を支えることとなる。本実
施形態によれば、第1ないし第3の実施形態で説明した
支持梁3a,3bの設置作業が不要となるので、より簡
素な構造となり、製造コストの低減と据付工事作業の簡
易化がはかれる。また固定板11a,11bの大きさを
変更することで、駆動装置6の配置の自由度が向上す
る。
【0040】(第5の実施の形態)(請求項5に対応) 本発明の第5の実施形態を図9に示す。乗りかご4又は
釣合い重り5用のガイドレール1a,1b又は2a,2
bの上端部にL字形に構成した支持部材12を懸架し、
ガイドレール1a,1b又は2a,2bの上端部と接す
る水平支持部材12aにより垂直荷重を支持する。ガイ
ドレール1a,1b又は2a,2bの正面側に、ガイド
レール1a,1b又は2a,2bの歯面2cと平行に垂
下した正面支持部材12cを、上端部及び下端部にてガ
イドレール1a,1b又は2a,2bの歯面と通しボル
ト14にて固定する。ガイドレール1a,1b又は2
a,2bの正面支持部材12cの鉛直面に、乗りかご4
及び釣合い重り5に巻きかけられた吊りロープ(図示し
ない。)を介して乗りかご4を駆動する駆動装置6をボ
ルト等の締結部材又は溶接にて固定する。なお、固定方
法として、更に、U字形に構成するした支持部材12を
懸架して、上記の水平支持12aに加えて、ガイドレー
ル1a,1b又は2a,2bの背面側にて、ガイドレー
ル1a,1b又は2a,2bの歯面2cと背面支持部材
12bを通しボルト13にて固定しても良い。
【0041】本実施形態の作用を、L字形の支持部材1
2の場合を例として説明する。正面支持部材12cの上
端に設けられた水平支持部材12aにより、駆動装置6
及び乗りかご4、釣合い重り5の荷重を、ガイドレール
1a,1b又は2a,2bへ伝える。ガイドレール1
a,1b又は2a,2bの正面の支持部材12cは、駆
動装置6からのモーメントを受けて、支持部材12が傾
くことを防止する。また、正面支持部材12cは駆動装
置6を支持する。このことは、U字形の支持部材12の
場合でも、背面においても駆動装置6からのモーメント
を受ける点が異なるのみで、同様の作用となる。
【0042】本実施形態によれば、駆動装置6は一対の
ガイドレール1a,1b又は2a,2bに懸架するだけ
で昇降路内に設置できるので、据付作業の簡易化がはか
れると同時にガイドレール1a,1b又は2a,2b相
互間の設置寸法に左右されず、一定の支持部材12,1
2a,12b,12cにて、駆動装置6を昇降路内に固
定できる。
【0043】(第6の実施の形態)(請求項6に対応) 本発明の第6の実施形態を図10に示す。乗りかご4又
は釣合い重り5用のガイドレール1a,1b或いは2
a,2bの上端部に、L字形に構成した支持部材12を
懸架し、支持部材12の上面に水平部材15を固定し、
他端を他のガイドレール2a,2b或いは1a,1bの
上部に固定する。
【0044】本実施形態では、駆動装置6に加わる乗り
かご4、釣合い重り5等の荷重を相対する他のガイドレ
ールに伝える機能を持つ。U字形の支持部材12の場合
であっても、第5の実施の形態で説明したように、同様
の機能を持つ。
【0045】本実施形態によれば乗りかご4、釣合い重
り5等の重量が大きくなった時でも、荷重のモーメント
により生じる曲げ荷重を、相対する他のガイドレールに
伝達することができるので、強度が約2倍となり、駆動
装置を強固に固定できる。また地震時等でも、4本のガ
イドレール1a,1b及び2a,2bで荷重を分散する
ので、安全性が向上する。
【0046】(第7の実施の形態)(請求項7に対応) 本発明の第7の実施形態を図11に示す。昇降路上部の
壁19に、L字形状の支持部材16をアンカーボルト1
7により固定する。支持部材16の上部の水平面に、駆
動装置6を支える溝形鋼7を設置し、その上に駆動装置
6を固定する。支持部材16には補強部材18を設け
る。
【0047】本実施形態によれば、駆動装置6に加わる
荷重は、すべて昇降路壁19にて支持される。本実施形
態の場合、昇降路壁19が鉄筋コンクリートとすると、
昇降路壁19の任意の位置に設置できることとなる。ま
た、据付時点に於いてガイドレール1a,1b,2a,
2b施工前でもゴンドラや足場があれば設置できるの
で、エレベーターの施工工程の中で、任意の時期に設置
できる。
【0048】(第8の実施の形態)(請求項8に対応) 本発明の第8の実施形態を図12乃至図14に示す。図
10〜図12はそれぞれ第1,第5,第7の実施形態の
変形例であり、図12、14に於いては、駆動装置6を
支える溝形鋼7と支持梁3a,3b、または、支持部材
16との間に弾性ゴム等の弾性材20を設置している。
図12は、ガイドレール1a,1b,2a,2bの間に
駆動装置6を取り付ける実施形態を示し、図14は、昇
降路壁19に駆動装置6を取り付ける実施形態を示す。
また、図13に於いては、水平支持部材12aとガイド
レール1a,1b又は2a,2bの上部の受け金具21
との間に弾性材20a、背面支持部材12bと受け金具
21との間に弾性材20b、正面支持部材12cとガイ
ドレール1a,1b又は2a,2bの歯面との間に弾性
材20cを配置し、弾性材20dを介して、通しボルト
14にて、ガイドレール1a,1b又は2a,2bに支
持部材12を固定する。駆動装置6は正面支持部材12
cにボルト等で固定される。
【0049】本実施形態では駆動装置6はガイドレール
1a,1b,2a,2b或いは昇降路壁19との間で防
振支持されている。このため、エレベーター走行中、駆
動装置6から発生する振動は、ガイドレール1a,1
b,2a,2b或いは昇降路壁19に伝播することがな
くなり、駆動装置6を昇降路内に設置しても、振動、騒
音等の問題を発生させずにエレベーターを使用できる。
【0050】(第9の実施の形態)(請求項9、10、
11に対応) 本発明の第9の実施形態を図15に示す。駆動装置6の
取付脚8に直付した台座22は弾性材23で前後を挟み
こんだ形で、アンカーボルト24にて昇降路壁19に固
定されている。また台座22の下部は弾性材25を介
し、受け金具26で支持され、受け金具26は、アンカ
ーボルト27で昇降路壁19に固定される。
【0051】本実施形態によれば、駆動装置6が昇降路
壁19に直付けされると共に、荷重は受け金具26で支
持され、かつ、駆動装置6全体は、昇降路壁19に対し
て弾性支持されている。
【0052】駆動装置6は、昇降路に直付けされている
ので、駆動装置6の占有する面積は最小となる。鉛直荷
重は受け金具26が負担し、昇降路へと伝える。しかし
エレベーター動作中の振動は、弾性材23,25により
遮断されるため、騒音の無い静かな運転が可能となる。
【0053】(第10の実施の形態)(請求項12、1
3に対応) 本発明の第10の実施形態を図16、17に示す。図1
7において、駆動装置6は昇降路背面(出入口部から見
てかごの背面)の昇降路頂部に乗りかご4の水平投影面
28と干渉しない位置に配置する。特段、釣合い重り5
の水平投影面29とは位置関係を指定しない。
【0054】図17において、駆動装置6は、昇降路側
面(出入口部から見てかごの側面)の昇降路頂部に、乗
りかご4の水平投影面28と干渉しない位置に配置す
る。特段、釣合い重り5の水平投影面29とは位置関係
を指定しない。駆動装置6の両端に設置したトラクショ
ンシーブ9により、吊りロープ10を介して、乗りかご
4と釣合い重り5は連結され、駆動装置6の動作によ
り、乗りかご4が昇降路内を昇降する。
【0055】吊りロープ10は、乗りかご4の下部のヒ
ッチ部30にて固定され、乗客の乗るかご室外面に干渉
しない位置に配置する。本実施形態において、乗りかご
4が昇降した時、駆動装置6は乗りかご4の投影面の外
側に位置するため、乗りかご4が上昇してきても、駆動
装置6と接触することは無い。従って、昇降路頂部に駆
動装置6を設置するスペースを特別に考慮せずとも、か
ご上部が昇降路頂部に干渉しない寸法を確保すれば、昇
降路全高を最小に設計施工できる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至6の
発明によれば、駆動装置をガイドレールと一定の関係を
保って簡便に設置可能であり、専用の機械室が不要とな
る。また、請求項7及び9の発明によれば、駆動装置を
昇降路壁に簡便に設置可能であり、専用の機械室が不要
となる。
【0057】さらに請求項8、10及び11の発明によ
れば、駆動装置とガイドレール及び昇降路壁との間の振
動伝播を遮断可能であり、エレベーター稼働中での振動
及び騒音を防止できる。
【0058】また、請求項12及び13の発明によれ
ば、昇降路頂部に特別のスペースを考慮しなくとも駆動
装置を昇降路内に配置可能であり、特別な機械室を別個
に建築施工することなくエレベーターが設置でき、建築
コストの削減と、スペースの有効活用、短期間の施工が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のエレベーターの全
体構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態のエレベーターの全
体構成を示す側面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態のエレベーターの水
平断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態のエレベーターの駆
動装置を示す側面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態のエレベーターの駆
動装置を示す側面図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態のエレベーターの駆
動装置を示す側面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態のエレベーターの駆
動装置の部品構成を示す図である。
【図8】 本発明の第4の実施形態のエレベーターの駆
動装置の部品構成を示す図である。
【図9】 本発明の第5の実施形態のエレベーターの駆
動装置を示す側面図である。
【図10】 本発明の第6の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図11】 本発明の第7の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図12】 本発明の第8の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図13】 本発明の第8の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図14】 本発明の第8の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図15】 本発明の第9の実施形態のエレベーターの
駆動装置を示す側面図である。
【図16】 本発明の第10の実施形態のエレベーター
の駆動装置を示す側面図である。
【図17】 本発明の第10の実施形態のエレベーター
の駆動装置を示す側面図である。
【図18】 従来の機械室レス型エレベーターの構成を
示す図である。
【図19】 従来の機械室レス型エレベーターの構成を
示す図である。
【符号の説明】
1a、1b…乗りかご用ガイドレール、2a、2b…釣
合い重り用ガイドレール、3a、3b…支持梁、4…乗
りかご、5…釣合い重り、6…駆動装置、7…溝形鋼、
8a、8b…取付脚、9…トラクションシーブ、10…
吊りロープ、11a、11b…固定板、12、16…支
持部材、12a…水平支持部材、12b…背面支持部
材、12c…正面支持部材、14…通しボルト、17、
22、24、27…アンカーボルト、18…補強部材、
19…昇降路壁、20、20a、20b,20c,20
d、23,25,…弾性材、21、26…受け金具、2
2…台座、31…昇降路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66B 11/08 B66B 11/08 J (72)発明者 上村 晃正 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 小林 清 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 石川 佳延 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 我妻 康幸 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 藤田 善昭 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置を有
    し、 前記乗りかご用ガイドレールと前記釣合い重り用ガイド
    レール間をそれぞれ一体連結する支持梁に駆動装置を配
    置したことを特徴とするエレベーター。
  2. 【請求項2】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置を有
    し、 前記乗りかご用ガイドレールと前記釣合い重り用ガイド
    レール間をそれぞれ一体連結する支持梁と、前記支持梁
    に前記駆動装置を固定する複数の取付脚を設け、これら
    取付脚を前記駆動装置の下面及び側面に配置したことを
    特徴とするエレベーター。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
    ーターにおいて、前記駆動装置を配置するための前記支
    持梁を、ガイドレールの上端面に配置したことを特徴と
    するエレベーター。
  4. 【請求項4】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置を有
    し、 前記乗りかご用ガイドレールまたは前記釣合い重り用ガ
    イドレールの上端面に固定板を配置し、この固定板に前
    記駆動装置を取付けたことを特徴とするエレベーター。
  5. 【請求項5】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置と、 この駆動装置を前記乗りかご用ガイドレールまたは前記
    釣合い重り用ガイドレールに固定するための支持部材を
    設け、この支持部材は、前記乗りかご用ガイドレールま
    たは前記釣合い重り用ガイドレールの上端面に配置され
    る水平支持部材と、前記ガイドレールと平行に垂下し、
    前記駆動装置を固定する正面支持部材とを備えたことを
    特徴とするエレベーター。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のエレベーターにおい
    て、前記支持部材を前記乗りかご用ガイドレール及び前
    記釣合い重り用ガイドレールにて固定したことを特徴と
    するエレベーター。
  7. 【請求項7】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置を有
    し、 昇降路頂部の昇降路壁に支持部材を配置し、この支持部
    材に駆動装置を取付けたことを特徴とするエレベータ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項5に記載のエレベ
    ーターにおいて、前記駆動装置を前記乗りかご用ガイド
    レールまたは前記釣合い重り用ガイドレールに弾性材を
    介して取付けたことを特徴とするエレベーター。
  9. 【請求項9】 一対の乗りかご用ガイドレールに沿って
    昇降する乗りかごと、一対の釣合い重り用ガイドレール
    に沿って昇降する釣合い重りを懸架する複数本の吊りロ
    ープと、吊りロープと係合するトラクションシーブと、
    トラクションシーブを駆動する駆動装置からなるエレベ
    ーターにおいて、 両端に前記トラクションシーブを備えた駆動装置を有
    し、昇降路頂部の昇降路壁に駆動装置を取付けたことを
    特徴とするエレベーター。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のエレベーターにおい
    て、前記駆動装置を前記昇降路壁に弾性材を介して取付
    けたことを特徴とするエレベーター。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のエレベーターにおい
    て、前記支持部材を前記昇降路壁に弾性材を介して取付
    けたことを特徴とするエレベーター。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載のエレベーターにおいて、前記駆動装置を乗りかご
    背面側の乗りかご投影面外の昇降路頂部に配置したこと
    を特徴とするエレベーター。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載のエレベーターにおいて、前記駆動装置を乗りかご
    側面側の乗りかご投影面外の昇降路頂部に配置したこと
    を特徴とするエレベーター。
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