JP5763958B2 - 保存性の改良された水性懸濁製剤 - Google Patents
保存性の改良された水性懸濁製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5763958B2 JP5763958B2 JP2011085631A JP2011085631A JP5763958B2 JP 5763958 B2 JP5763958 B2 JP 5763958B2 JP 2011085631 A JP2011085631 A JP 2011085631A JP 2011085631 A JP2011085631 A JP 2011085631A JP 5763958 B2 JP5763958 B2 JP 5763958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- adjuvant
- aqueous suspension
- mpa
- ion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
したがって、高温および低温保管条件での長期保管に耐え、良好な懸濁安定性、ハンドリング性を維持した懸濁製剤が求められている。
〔1〕(a)農薬活性成分、(b)オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム、(c)イオン交換水からなり、製造時における製剤粘度(20℃)が200〜1200mPa・sであることを特徴とする水性懸濁製剤。
〔2〕さらに(d)炭素数6以下の多価アルコールを含有することを特徴とする〔1〕に記載の水性懸濁製剤。
〔3〕前記(b)オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムの含有量が2〜8重量%であり、(d)炭素数6以下の多価アルコールがプロピレングリコールまたはグリセリンであり、製剤粘度(20℃)が500〜800mPa・sであることを特徴とする〔2〕に記載の水性懸濁製剤。
<農薬活性成分について>
本発明で使用可能な農薬活性成分は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤および植物生長調節剤などの一般的に農薬の活性成分として使用されるものであれば特に限定されず、このような農薬活性成分としては次のものが挙げられる。
例えば、殺虫剤として有機リン系(MEP(O,O−ジメチル−O−4−ニトロ−m−トリル−6−メチルピリミジン−4−イルチオホスフェート)、ピリダフェンチオン(O,O−ジエチル−O−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート)など)、カーバメート系(BPMC(2−セコンダリーブチルフェニル−N−メチルカーバメート)など)、ピレスロイド系(ペルメトリン((R,S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)−(1RS,3SR)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート)など)、ベンゾイルヒドラジド系、ネオニコチノイド系、トリアジン系、チオウレア系、オキサダイアジン系、フェニルピラゾール系、ネライストキシン系およびベンゾイルフェニル尿素系の殺虫剤、昆虫成長制御剤(テブフェノジド(2’−tert−ブチル−N’−(4−エチルベンゾイル)−3,5−ジメチルベンゾヒドラジド)、ブプロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジアジナン−4−オン)など)天然殺虫剤、生物農薬、殺ダニ剤および殺線虫剤などが挙げられる。
植物生長調節剤としては、例えば、エチレン系、オーキシン系、サイトカイニン系、ジベレリン系などが挙げられる。
なお、これらに含まれる個々の具体的な農薬活性成分は、例えば「農薬ハンドブック2005年版」(社団法人 日本植物防疫協会、平成17年10月11日発行)、「SHIBUYA INDEX 9th Edition」(SHIBUYA INDEX研究会、平成13年12月15日発行)、「The Pesticide Manual Eleventh Edition」(British Crop Protection Council 発行)などに記載されている。
上記農薬活性成分の添加量は、水性懸濁製剤中に、通常0.01〜60重量%、好ましくは0.05〜50重量%である。
オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムはデンプンと無水オクテニルコハク酸のモノエステル化合物のナトリウム塩であり、分子内に疎水部分(オクテニル基)と親水部分(デンプン部、カルボン酸ナトリウム部分)を併せ持つ構造であるため、水中に溶解すると分散安定化効果を示す。
また、鉱物系増粘剤のような網目構造を形成して懸濁安定性を維持する機構とは異なり、分子中のデンプン構造の存在により水への溶解だけで増粘効果を発現するため経時的な粘度上昇の心配がない。
なお、コハク酸と塩を形成している金属がアルミニウムイオンやカルシウムイオンであるとオクテニルコハク酸デンプンの水に対する溶解性が顕著に低下し、上記した増粘効果および分散効果を発揮できなくなる。
本発明で使用できるオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムの添加量は、水性懸濁製剤中に通常0.1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%である。
添加量が0.1重量%未満になると増粘効果および分散効果が小さくなることにより懸濁安定性が低下し、また、添加量が10重量%を超えると分散効果への影響はなく、増粘効果が増大するのみでハンドリング性の面で問題がある。
本発明の水性懸濁製剤において、増量剤として使用されるイオン交換水はオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムの機能発現に大きく影響する。
オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムは水中に溶解して分散安定化効果や増粘効果を発揮するが、カルシウムイオンやマグネシウムイオン等の硬度成分の共存により不溶性塩を形成し、機能発現が不十分となり懸濁安定性が悪くなる。このため、増量剤としては該イオンの除去処理を施したイオン交換水を使用することが必須である。
本発明の水性懸濁製剤において、炭素数6以下の多価アルコールはオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムの分散安定化効果を向上させる効果を有する。該成分の分子構造は2個以上の水酸基および炭化水素基からなり、2個以上の水酸基は分散質に吸着したオクテニルコハク酸エステル化デンプン分子間で水素結合ネットワークを形成し、炭化水素基はネットワークの接近による分散質の凝集を防ぐ役割を果たす。
本発明に使用可能な炭素数6以下の多価アルコールとしては、次のものが挙げられる。
これらのなかで分散安定化効果の向上面で好ましいのはエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンであり、さらに好ましいのはプロピレングリコール、グリセリンである。
本発明に使用可能な炭素数6以下の多価アルコールの添加量は、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムとの分散安定化の向上効果を考慮して、水性懸濁製剤中に1〜10重量%、好ましくは4〜7重量%である。
本発明の水性懸濁製剤は、上記した必須成分の他に補助剤として、本発明の効果を失わない程度であれば以下のような成分を添加してもかまわない。
例えば、界面活性剤としては非イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤および両性界面活性剤などが挙げられる。
また、陽イオン系界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩などが挙げられる。
本発明で使用できる界面活性剤としてはこれらの例示に限られるものではなく、1種または2種以上を併用してもかまわない。水性懸濁製剤中の界面活性剤の含有量は0.1〜20重量%が好ましい。
水性懸濁製剤中の増粘剤の含有量は0.1〜10重量%が好ましい。
本発明の水性懸濁製剤は、製造時における製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sとすることが重要である。高温および低温条件下で長期的に保管した際、製剤粘度が200mPa・sを下回ると顕著な分離が生じることにより懸濁安定性を維持しきれず、ボトル内に分散質である農薬活性成分が残る危険性を有し、また、製剤粘度が1200mPa・sを超えてしまうと懸濁安定性は維持されるものの製剤の粘性が高く、ボトルからの排出が困難となりハンドリング性で問題がある。
したがって、懸濁安定性とハンドリング性のバランスの面から製造時における製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sとすることが必須であり、より好ましくは500〜800mPa・sである。
なお、本発明におけるハンドリング性とは水性懸濁製剤の包装容器からの排出性を示し、容器から製剤が排出されやすく、排出後の容器内の製剤残存量が少ない(排出量が多い)ほどハンドリング性が良好となる。
本発明の水性懸濁製剤の製造方法は特に限定されないが、例えば次の方法によって製造できる。
オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムおよび炭素数6以下の多価アルコールをイオン交換水に添加後、予めJet粉砕機などで微粉砕化した農薬活性成分および必要に応じてその他の補助剤を溶解もしくは分散させて製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法、または、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、炭素数6以下の多価アルコール、農薬活性成分および必要に応じてその他の補助剤をイオン交換水に添加して製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整後、ガラスビーズなどを用いて湿式粉砕することにより製造する方法、あるいは、農薬活性成分、炭素数6以下の多価アルコールおよび必要に応じてその他の補助剤をイオン交換水に添加後、ガラスビーズ等を用いて湿式粉砕した分散液にオクテニルコハク酸デンプンナトリウムを添加、混合し製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法、もしくは農薬活性成分を有機溶媒に溶解後、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム、炭素数6以下の多価アルコールおよび必要に応じてその他補助成分をイオン交換水に添加、乳化して製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法の何れを採用してもよい。
オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム、炭素数6以下の多価アルコールおよび農薬活性成分をイオン交換水に添加、乳化後、必要に応じてその他補助剤を添加、混合して製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム、炭素数6以下の多価アルコール、農薬活性成分および必要に応じてその他補助剤をイオン交換水に添加、乳化して製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法、農薬活性成分、炭素数6以下の多価アルコールおよび必要に応じてその他の補助剤をイオン交換水に添加後、乳化した液にオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムを添加、混合して製剤粘度(20℃)を200〜1200mPa・sに調整することにより製造する方法としてもよい。
液体農薬活性成分および必要に応じてその他の補助剤をイオン交換水に添加し、乳化液(i)とする。
また、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムおよび炭素数6以下の多価アルコールを予めイオン交換水に溶解させたところに液体農薬活性成分および必要に応じてその他の補助剤を添加し、乳化して用いてもかまわない(乳化液(ii))。
上記方法により製造した水性懸濁製剤は、例えば、原液もしくは水で1.5〜5倍程度に希釈して水田に直接散布する方法、あるいは、原液もしくは水で50〜5000倍程度に希釈した液を、噴霧機などを用いて作物や雑草に茎葉散布する方法、あるいは空中からヘリコプターなどを使用して、原液のまま、または水で2〜100倍程度に希釈して散布する方法で適用できるが、これらに限定されるわけではない。
なお、以下の実施例および比較例中の「部」とあるのは、すべて重量部の意味である。
イオン交換水72.6部にカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)1.2部、フサライド(フタリド系殺菌剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部を添加し、混合する。次に、これら混合物をダイノミル(シンマルエンタープライゼス製、1.0mmガラスビーズ、充填率80%、周速10m/s)にて湿式粉砕し、得られた分散液にオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3部を添加し、スリーワンモーター(HEIDON社製)で混合、溶解することにより製剤粘度530mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部(初回添加量は3部とし、以下特記しない場合は同じ。)、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)2部、イオン交換水70.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度620mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3部、1,3−ブタンジオール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)9部、イオン交換水66.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度680mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)1部、イオン交換水74.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度290mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水67.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度830mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1.5部(添加量が3部未満の場合は初回に全量添加、以下同じ。)、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水70.1部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度580mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム10部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、イオン交換水67.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度960mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
イオン交換水44.9部にオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部を溶解後、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部を添加し、混合する。次に、これら混合物にテトラコナゾール(トリアゾール系殺菌剤)12部を添加、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)にて5000rpmで15分間攪拌混合し、得られた分散液にイオン交換水30部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部を添加し、スリーワンモーター(HEIDON社製)で混合、溶解することにより製剤粘度770mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1.5部、イオン交換水74.4部(初回添加量は44.9部とし、以下実施例9に準拠する場合は同じ。)とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度690mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、ヘキシレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水75.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度660mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水80.4部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度350mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)9部、イオン交換水67.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度880mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水73.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム9.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)1.5部、イオン交換水70.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度970mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水78.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度690mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1.5部、イオン交換水77.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度600mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、1,3−ブタンジオール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1.5部、イオン交換水78.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度570mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水82.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度740mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水67.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度730mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)7部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)3部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水65.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度670mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6部、エチレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)3部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、イオン交換水65.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度710mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水74.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度540mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
イオン交換水40.2部にカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、リン酸(補助剤)0.1部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部を添加し、混合する。次に、これら混合物をダイノミル(シンマルエンタープライゼス製、1.0mmガラスビーズ、充填率80%、周速10m/s)にて湿式粉砕する。得られた分散液にMEP(有機リン系殺虫剤)25部を添加、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)にて5000rpmで15分間攪拌混合し、得られた分散液にイオン交換水5部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム2部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部を添加し、スリーワンモーター(HEIDON社製)で混合、溶解することにより製剤粘度670mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)3部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水41.2部(初回添加量は40.2部とし、以下実施例25に準拠する場合は同じ。)とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、エチレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水44.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度770mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)2部、イオン交換水50.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度420mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水45.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度970mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)9部、イオン交換水48.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度680mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム9部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)2.5部、イオン交換水45.7部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度900mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカスガマイシン(抗生物質系殺菌剤)0.6部、フサライド(フタリド系殺菌剤)12部、MEP(有機リン系殺虫剤)25部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水54.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度600mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水84.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度690mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)0.5部、イオン交換水84.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度700mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、ヘキシレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)0.5部、イオン交換水84.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度720mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、イオン交換水85.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度580mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、イオン交換水68.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度660mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)7部、イオン交換水68.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度570mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4.5部、1,3−ブタンジオール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)7部、イオン交換水68.4部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度620mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)2部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)2部、イオン交換水72.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度710mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をプロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1.5部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)7部、イオン交換水69.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度530mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1.5部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水66.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度720mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をリン酸デンプン5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1.5部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水68.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度630mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)1.5部、イオン交換水76.1部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度180mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)10部、イオン交換水60.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度1320mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6.5部、1,2−ドデカンジオール5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、イオン交換水72.1部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度630mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)2部、10度硬水71.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度670mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をプロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)0.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1.5部、コロイド性含水珪酸アルミニウム0.8部、カルボキシメチルセルロース0.2部、プルラン2部、イオン交換水73.6部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度700mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をプロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)11部、イオン交換水64.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム6部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)9部、イオン交換水61.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度550mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカルボキシメチルデンプン4部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水66.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度710mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム0.5部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、イオン交換水75.4部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度180mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)10部、イオン交換水63.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度1310mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、オクチレングリコール4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水74.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度590mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム6部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、10度硬水71.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度700mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)1部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水76.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度550mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム7部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)1部、ジアルキルコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、イオン交換水70.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度640mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、リン酸デンプン5部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)1部、ジアルキルコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水74.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度590mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム0.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水84.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度140mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)7部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)11部、イオン交換水64.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度1400mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7.5部、デシレングリコール5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、イオン交換水77.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度710mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)7部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、3度硬水75.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度580mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテブフェノジド(昆虫制御抑制剤)10部、エチレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル(HLB:15)1部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル(HLB:8)1部、コロイド性含水珪酸アルミニウム2部、イオン交換水80.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度560mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)7部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)11部、イオン交換水60.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度730mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム9部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)7部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水53.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度590mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、酢酸デンプン4部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)7部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水60.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム0.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)7部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、イオン交換水70.4部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度160mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水63.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度1350mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、1−プロパノール4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水69.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度610mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をMEP(有機リン系殺虫剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、10度硬水65.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度750mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をプロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)8部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水40.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度680mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム3部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)8部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水39.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をカルボキシメチルデンプン4部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)8部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水40.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度540mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)3部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1部、イオン交換水52.7部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度170mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)3部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水38.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度1360mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、エタノール5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、イオン交換水47.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度670mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、リン酸(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(補助剤)3部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、3度硬水49.2部とした以外は実施例25と同様に製造し、製剤粘度590mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)11部、イオン交換水78.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度520mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム6部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)10部、イオン交換水72.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度720mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、酢酸デンプン3部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)7部、イオン交換水78.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度650mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム0.5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)2部、イオン交換水88.4部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度180mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム8部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)8部、イオン交換水74.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度1250mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、1,2−ドデカンジオール4部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、イオン交換水80.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度640mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をテニルクロール(酸アミド系除草剤)4部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム3部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)6部、10度硬水81.9部とした以外は実施例1と同様に製造し、製剤粘度510mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)6部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)9部、イオン交換水63.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度590mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンアルミニウム5部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)6部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)7部、イオン交換水60.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度730mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、ヒドロキシアルキル化デンプン4部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)6部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)4部、イオン交換水64.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度540mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム1.5部、グリセリン(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)6部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム(補助剤)1部、イオン交換水70.4部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度170mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)10部、イオン交換水61.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度1390mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム7部、オクチレングリコール5部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル(補助剤)2部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)3部、イオン交換水67.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度670mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
製剤組成をブタクロール(酸アミド系除草剤)15部、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム5部、プロピレングリコール(炭素数6以下の多価アルコール)6部、ジメチルポリシロキサン(補助剤)0.1部、2%キサンタンガム水溶液(補助剤)5部、3度硬水68.9部とした以外は実施例9と同様に製造し、製剤粘度600mPa・s(20℃)の水性懸濁製剤を得た。
本試験は、高温および低温条件下で長期保管後の懸濁安定性(懸垂性の算出および沈降の確認)、ならびにハンドリング性の評価(排出性の算出)を評価する目的で行なった。
製造直後の試料製剤(実施例1〜40、比較例1〜51で製造した水性懸濁製剤)の粘度をB型粘度計[(株)トキメック製]を用いてローターNo.2、回転数12r.p.m 、温度20℃ 条件にて測定した。
製造直後の試料製剤(実施例1〜40、比較例1〜51で製造した水性懸濁製剤)450mLを500mL容ポリ瓶に充填し、サイクル条件(1サイクルを50℃15日→室温1日→−15℃15日とし、4サイクル実施)で静置保管した。保管試験後、試料製剤中の懸濁層および全層の高さ(cm)を測定し、懸垂性(%)を下式により算出した。
試験結果を表1(実施例)および表2(比較例)に示した。
製造直後の試料製剤(実施例1〜40、比較例1〜51で製造した水性懸濁製剤)450mLを500mL容ポリ瓶に充填し、25℃で1日間静置後に容器の倒立を20回繰り返した後、容器を逆さにし、水性懸濁製剤を排出した。
容器の口より薬剤の滴下間隔が10秒以上になった時を終点とした。
この時点で排出した薬剤の重量をはかり、下式より排出性(%)を算出した。
なお、サイクル条件(1サイクルを50℃15日→室温1日→−15℃15日とし、4サイクル実施)にて静置保管した試料製剤についても本試験を実施し、排出性(%)を評価した。
試験結果を表1(実施例)および表2(比較例)に示した。
(1)懸濁安定性について
表1、2の懸垂性試験結果より明らかなように、懸濁安定性はオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム含有の有無および含有量、製剤粘度、炭素数6以下の多価アルコールの含有の有無に影響を受けた。表1、2において、オクテニルコハク酸エステル化デンプンを含有し、製剤粘度(20℃)が200〜1200mPa・sの範囲にある実施例1〜40は高温および低温条件での厳しい保管試験後も良好な懸垂性を示した。特に、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムを2重量%以上含有し、製剤粘度が500mPa・s以上であり、炭素数6以下の多価アルコールとしてプロピレングリコールまたはグリセリンを含有する実施例1、2、5、7、9、10、13、15、17、18、21、22、25、26、29、31、33、34、37、38はすぐれた懸垂性であった。
表1、2の製造時および保管試験後の排出性試験結果より明らかなように、排出性はオクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム含有の有無および製剤粘度に影響をうけた。表1、2において、オクテニルコハク酸エステル化デンプンを含有し、製剤粘度(20℃)が200〜1200mPa・sの範囲にある実施例1〜40は製造時および高温および低温条件での厳しい保管試験後も良好な排出性を示し、ハンドリング性の劣化は認められなかった。特に、オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムを2重量%以上含有し、製剤粘度が800mPa・s以下であり、炭素数6以下の多価アルコールとしてを含有する実施例1〜4、8〜12、16〜28および32〜40は保管試験前後で高い排出性を維持し、良好なハンドリング性を維持した。
Claims (3)
- (a)農薬活性成分、(b)オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウム、(c)イオン交換水からなり、製造時における製剤粘度(20℃)が200〜1200mPa・sであることを特徴とする水性懸濁製剤。
- さらに(d)炭素数6以下の多価アルコールを含有することを特徴とする請求項1に記載の水性懸濁製剤。
- 前記(b)オクテニルコハク酸エステル化デンプンナトリウムの含有量が2〜8重量%であり、(d)炭素数6以下の多価アルコールがプロピレングリコールまたはグリセリンであり、製剤粘度(20℃)が500〜800mPa・sであることを特徴とする請求項2に記載の水性懸濁製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011085631A JP5763958B2 (ja) | 2011-04-07 | 2011-04-07 | 保存性の改良された水性懸濁製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011085631A JP5763958B2 (ja) | 2011-04-07 | 2011-04-07 | 保存性の改良された水性懸濁製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012219054A JP2012219054A (ja) | 2012-11-12 |
JP5763958B2 true JP5763958B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=47270951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011085631A Active JP5763958B2 (ja) | 2011-04-07 | 2011-04-07 | 保存性の改良された水性懸濁製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5763958B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824401B2 (ja) * | 1975-11-27 | 1983-05-20 | ホクコウカガクコウギヨウ カブシキガイシヤ | アンテイナルケンダクジヨウノウヤク |
JP3606897B2 (ja) * | 1993-03-11 | 2005-01-05 | 住化武田農薬株式会社 | 懸濁状組成物およびその製造法 |
JP3313015B2 (ja) * | 1995-11-17 | 2002-08-12 | 北興化学工業株式会社 | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 |
JP3746831B2 (ja) * | 1996-04-05 | 2006-02-15 | 日本曹達株式会社 | 水懸濁状農薬製剤 |
JP4641788B2 (ja) * | 2004-12-10 | 2011-03-02 | 北興化学工業株式会社 | 水性懸濁製剤 |
JP4879578B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2012-02-22 | 花王株式会社 | 植物活力剤 |
JP5151429B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2013-02-27 | 住友化学株式会社 | 水性懸濁状農薬組成物 |
JP5336741B2 (ja) * | 2008-01-16 | 2013-11-06 | 協友アグリ株式会社 | 薬害軽減した安定懸濁製剤 |
JP5250477B2 (ja) * | 2009-05-11 | 2013-07-31 | 日澱化學株式会社 | 乳化性を有する油脂処理澱粉 |
BR112012012782A2 (pt) * | 2009-11-27 | 2015-09-08 | Ceradis Bv | formulações aprimoradas de fosfitos |
-
2011
- 2011-04-07 JP JP2011085631A patent/JP5763958B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012219054A (ja) | 2012-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150099637A1 (en) | New method to improve the performance of herbicide formulations | |
AU2012326246B2 (en) | Stable formulations containing fumed aluminum oxide | |
JP5872950B2 (ja) | イプフェンカルバゾン含有粒状組成物 | |
JP5232025B2 (ja) | 安定化された水性懸濁製剤 | |
JP4237311B2 (ja) | 安定化された水性懸濁状除草組成物 | |
JP2011168517A (ja) | 安定化された水性懸濁製剤 | |
JP5763958B2 (ja) | 保存性の改良された水性懸濁製剤 | |
JPWO2005006863A1 (ja) | 茎葉散布用殺菌剤水性懸濁製剤 | |
CN105813457B (zh) | 农业化学品在高电解质含水介质中的浓缩悬浮液 | |
JP5007101B2 (ja) | 安定化した水組成物 | |
JP5919006B2 (ja) | 散布性および付着性の改良された水性懸濁農薬製剤 | |
JPWO2012115070A1 (ja) | 農業用薬剤およびその製造方法 | |
JP3623034B2 (ja) | 安定化された水性懸濁状除草剤組成物 | |
JPH05105606A (ja) | 安定化させた水性懸濁除草製剤 | |
JP5095642B2 (ja) | 保存安定性に優れた水性懸濁農薬製剤 | |
JP2008150316A (ja) | 水中拡散性の良好な水性懸濁製剤 | |
JP2018505902A (ja) | ポリアルコキシレート、分散剤、糖、及びポリビニルピロリドンから構成される農薬粒剤 | |
JP2013155136A (ja) | 散布性の良好な水性懸濁農薬製剤 | |
JPH06321713A (ja) | 水田用懸濁状除草剤組成物 | |
US20140274709A1 (en) | Stable Formulations Containing Fumed Aluminum Oxide | |
JP4658585B2 (ja) | 保存安定性の改良された水性懸濁製剤 | |
JP2022059377A (ja) | 除草水性懸濁製剤 | |
JP2010150143A (ja) | 殺虫効果の向上した水性懸濁製剤 | |
JP5480487B2 (ja) | 保存性の改良された水性懸濁製剤包装物及び水性懸濁製剤の保存方法 | |
JP2013241346A (ja) | 除草水性懸濁製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5763958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |