JP5872950B2 - イプフェンカルバゾン含有粒状組成物 - Google Patents
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〔1〕1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−イソプロピル−1,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−トリアゾール−4−カルボキサミド(イプフェンカルバゾン)、製剤100重量部中の添加量が0.01〜10重量部である陰イオン性界面活性剤、および水を含有し、イプフェンカルバゾンの平均粒子径を1.0μm以下に湿式粉砕した粉砕液を、結合剤、固体担体と混合し、造粒することにより得られることを特徴とする粒状組成物。
〔2〕陰イオン性界面活性剤が、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリカルボン酸塩、ラウリル硫酸塩から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする〔1〕に記載の粒状組成物。
〔3〕固体担体が、クレー、炭酸カルシウム、珪藻土、パーライト粉砕物から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする〔1〕または〔2〕に記載の粒状組成物。
〔4〕結合剤が、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、デキストリンから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の粒状組成物。
<構成成分>
(1)1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−イソプロピル−1,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−トリアゾール−4−カルボキサミド(イプフェンカルバゾン)
本発明で使用されるイプフェンカルバゾンは、国際公開特許WO98/38176号公報に記載されているものであり、タイヌビエをはじめとする一年生雑草などに広い殺草スペクトルを有するものである。
本発明において、イプフェンカルバゾンの粉砕は、イプフェンカルバゾンとともに陰イオン性界面活性剤および水を含有した状態で湿式粉砕しなければならない。なぜなら、イプフェンカルバゾンを水のみで、あるいは陰イオン性界面活性剤を含有しない状態で湿式粉砕し、結合剤、固体担体と混合、造粒する時に陰イオン性界面活性剤を添加した粒状組成物よりも、イプフェンカルバゾンを陰イオン性界面活性剤含有した状態で湿式粉砕し、結合剤、固体担体と混合し造粒した粒状組成物の方が、イプフェンカルバゾンの放出性が優れるためである。陰イオン性界面活性剤とともに湿式粉砕した粒状組成物からのイプフェンカルバゾンの放出性が優れる理由は定かではないが、陰イオン性界面活性剤とともに湿式粉砕することで、イプフェンカルバゾンに陰イオン性界面活性剤が効率よく吸着されるため優れた放出性が得られたのではないかと推測される。
本発明で使用できる固体担体は、無機担体または有機担体のいずれでもかまわない。無機担体の例としては、クレー、タルク、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ジークライト、セリサイト、酸性白土、活性白土、珪藻土、軽石、ゼオライト、バーミキュライト、ホワイトカーボン、塩化カリウム、ベントナイト、セピオライト、パーライト粉砕物などが挙げられ、有機担体の例としては、パルプ、モミガラ、グルコース、フルクトース、マルトース、シュークロース、ラクトースなどが挙げられるが、本発明で使用できる固体担体は上記の例示のみに限定されるものではなく、1種または2種以上を併用しても何ら問題ない。なお、粒剤からのイプフェンカルバゾンの速やかな放出性の面から、クレー、炭酸カルシウム、珪藻土、パーライト粉砕物が好ましい。
本発明で使用できる結合剤は、セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、デンプン、カルボキシメチルデンプン、デキストリン、プルラン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸アンモニウム、マンナン、ペクチン、トラガントガム、マンニット、ソルビトール、アルギン酸プロピレングリコールエステル、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、キサンタンガム、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール、エチレン・プロピレンブロックポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドンなどが挙げられるが、本発明で使用できる結合剤は上記の例示のみに限定されるものではなく、1種または2種以上を併用してもかまわない。
本発明で使用できる結合剤の製剤中(粒状組成物中)の添加量は特に限定されないが、粒剤からのイプフェンカルバゾンの速やかな放出性の面、および粒剤の硬度や製造のしやすさの面から、0.05〜10重量%が好ましい。
本発明の粒状組成物には、上記した必須成分のほかに、必要に応じて以下のような成分を添加してもよい。
湿式粉砕液中に非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤を添加してもかまわない。非イオン性界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエチレンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレンアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシアルキレンアリルエーテルなどが挙げられ、陽イオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩などが挙げられ、両性界面活性剤としては、ジアルキルジアミノエチルベタイン、アルキルジメチルベンジルベタインなどが挙げられる。また、湿式粉砕液中以外に、前記した陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤を添加して、粒状組成物中に含有させてもよい。なお、本発明で使用できる界面活性剤としてはこれらの例示のみに限定されるものではなく、1種または2種以上を併用しても何ら問題はない。
なお、本発明には、上記した以外の成分を添加しても何ら問題ない。
本発明では、イプフェンカルバゾンを湿式粉砕により、平均粒子径1.0μm以下に粉砕する必要がある。平均粒子径が1.0μmより大きい場合は、粒剤からのイプフェンカルバゾンの放出性が悪くなり除草効果が不安定になるという問題が生じるためである。なお、粒剤からのイプフェンカルバゾンの放出性をより良くするためには、平均粒子径を0.5μm以下とすることが望ましい。
湿式粉砕液中のイプフェンカルバゾンの平均粒子径は、レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置等で測定し、粒子の体積中位径として求めることができる。
本発明の粒状組成物の調製方法は特に限定されないが、例えば次の方法によって調製できる。
イプフェンカルバゾン、陰イオン性界面活性剤、水、必要があればその他の成分を混合後、微小形のガラス製あるいはセラミック製のビーズなどで高速攪拌し、イプフェンカルバゾンを平均粒子径1.0μm以下に湿式粉砕する。得られた湿式粉砕液、結合剤、固体担体、必要があればその他の成分を添加し混合後、必要に応じて加水し、混練後、押し出し造粒機を用いて造粒する。その後、乾燥、整粒、篩別し、本発明の粒状組成物を得る。
また、得られた湿式粉砕液、結合剤、固体担体、必要があればその他の成分を混合後、加水しながら転動造粒機にて造粒して乾燥後、整粒することで製造してもよく、得られた湿式粉砕液、結合剤、固体担体、必要があればその他の成分を水に分散させ、噴霧乾燥造粒機により製造してもよい。
本発明の粒状組成物は、通常の水面施用農薬粒剤と同様に水田に処理することができる。手での散粒や、人力散粒機や動力散粒機などの散粒機を使用して水田へ施用することができる。また、航空機や有人ヘリコプター、無線誘導式無人ヘリコプターなどの使用や、田植機に装着された機械から田植と同時に水田へ散粒することもできる。
本発明における粒状組成物の水田への施用量は、特に限定されないが、通常10aあたり300g〜4kg、省力的に施用する点から、好ましくは10aあたり300g〜1.5kgで処理することが望ましい。
次に、実施例で本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。従って、湿式粉砕液中の陰イオン性界面活性剤、結合剤、固体担体の種類を前述した種々のものに置き換えて、以下の実施例と同様な方法で調製することにより、イプフェンカルバゾンが粒剤から速やかに放出され、仮に粒剤の散布ムラにより処理量が所定量より少なくなってしまった地点においても、優れた除草効果を発揮する粒状組成物とすることができる。
なお、実施例中の「部」とあるのは、すべて重量部を示す。
また、湿式粉砕液中のイプフェンカルバゾンの平均粒子径は、レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置LA−950(株式会社堀場製作所製)で測定し、粒子の体積中位径として求めた。
水7.50部にアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部、イプフェンカルバゾン2.50部を加え、スリーワンモーター(HEIDON社製)でよく攪拌して混合した後、セラミック製ビーズを用いてダイノミル MULTI LAB(WAB社製)にて湿式粉砕し、平均粒子径0.7μmの粉砕液を得た。得られた粉砕液を、予めハンマーミル(株式会社ダルトン製)で混合したカルボキシメチルセルロースナトリウム2.00部、クレー94.00部、ラウリル硫酸塩0.50部の混合物に添加後、さらに水を4.00部添加し、双腕ニーダー(株式会社ダルトン製)で混練混合する。次に、1.2mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機(日本薬業株式会社製)で造粒し、さらに流動層乾燥機(株式会社ダルトン製)で乾燥し、目開き1.4mmと0.85mmの篩を用いて篩別し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩1.00部に置き換えた以外は実施例1に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をリグニンスルホン酸塩1.00部に置き換えた以外は実施例1に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をポリカルボン酸塩1.00部に置き換えた以外は実施例1に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をラウリル硫酸塩1.00部に置き換えた以外は実施例1に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をジアルキルスルホコハク酸塩1.00部に置き換えた以外は実施例1に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例2の湿式粉砕液の平均粒子径を0.3μmとした以外は実施例2に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例2の湿式粉砕液の平均粒子径を0.9μmとした以外は実施例2に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
水7.00部にβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩0.10部、イプフェンカルバゾン2.50部を加え、スリーワンモーターでよく攪拌して混合した後、硬質ガラス製ビーズを用いてダイノミル MULTI LABにて湿式粉砕し、平均粒子径0.7μmの粉砕液を得た。得られた粉砕液を、予めハンマーミルで混合したデキストリン2.00部、炭酸カルシウム94.40部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.00部の混合物に添加後、さらに水を4.00部添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に、1.0mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、さらに流動層乾燥機で乾燥し、目開き1.18mmと0.71mmの篩を用いて篩別し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例9のβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩0.10部を0.01部、炭酸カルシウム94.40部を94.49部とした以外は実施例9に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例9のβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩0.10部を6.00部、炭酸カルシウム94.40部を88.50部とした以外は実施例9に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
水7.50部にβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩1.00部、イプフェンカルバゾン2.50部を加え、スリーワンモーターでよく攪拌して混合した後、セラミック製ビーズを用いてダイノミル MULTI LABにて湿式粉砕し、平均粒子径0.6μmの粉砕液を得た。得られた粉砕液を、予めハンマーミルで混合したメチルセルロース3.00部、珪藻土30.00部、クレー62.50部、ジアルキルスルホコハク酸塩1.00部の混合物に添加後、さらに水を10.00部添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に、1.2mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、さらに流動層乾燥機で乾燥し、目開き1.4mmと0.85mmの篩を用いて篩別し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例12のメチルセルロース3.00部をヒドロキシプロピルメチルセルロース3.00部に置き換えた以外は実施例12に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例12のメチルセルロース3.00部をポリビニルアルコール3.00部に置き換えた以外は実施例12に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例12のメチルセルロース3.00部をアラビアガム3.00部に置き換えた以外は実施例12に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
水7.00部にポリカルボン酸塩0.30部、イプフェンカルバゾン2.50部を加え、スリーワンモーターでよく攪拌して混合した後、セラミック製ビーズを用いてダイノミル MULTI LABにて湿式粉砕し、平均粒子径0.7μmの粉砕液を得た。得られた粉砕液を、予めハンマーミルで混合したメチルセルロース3.00部、ベントナイト40.00部、タルク52.70部、ラウリル硫酸塩1.50部の混合物に添加後、さらに水を9.00部添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に、1.2mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、さらに流動層乾燥機で乾燥し、目開き1.4mmと0.85mmの篩を用いて篩別し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例16のベントナイト40.0部、タルク52.70部をパーライト粉砕物20.00部、炭酸カルシウム72.70部に置き換えた以外は実施例16に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例16のベントナイト40.0部、タルク52.70部を珪藻土20.00部、クレー72.70部に置き換えた以外は実施例16に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例16のベントナイト40.0部、タルク52.70部をセピオライト92.70部に置き換えた以外は実施例16に準じて調製し、本発明の粒状組成物を得た。
実施例1のアルキルナフタレンスルホン酸塩1.00部をポリオキシエチレンアルキルエーテル0.30部に置き換え、クレー94.00を94.70部とした以外は実施例1に準じて調製し、粒状組成物を得た。
実施例9のβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩0.10部をポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル0.10部に置き換えた以外は実施例9に準じて調製し、粒状組成物を得た。
実施例2の湿式粉砕液の平均粒子径を1.3μmとした以外は実施例2に準じて調製し、粒状組成物を得た。
水7.50部にポリオキシアルキレンアリルエーテル0.30部、イプフェンカルバゾン2.50部を加え、スリーワンモーターでよく攪拌して混合した後、セラミック製ビーズを用いてダイノミル MULTI LABにて湿式粉砕し、平均粒子径0.6μmの粉砕液を得た。得られた粉砕液を、予めハンマーミルで混合したカルボキシメチルセルロースナトリウム3.00部、珪藻土30.00部、クレー62.70部、リグニンスルホン酸塩0.50部、ジアルキルスルホコハク酸塩1.00部の混合物に添加後、さらに水を10.00部添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に、1.2mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、さらに流動層乾燥機で乾燥し、目開き1.4mmと0.85mmの篩を用いて篩別し、粒状組成物を得た。
実施例16のメチルセルロースを除き、タルク52.70部を55.70部とした以外は実施例16に準じて調製し、粒状組成物を得た。
実施例9のβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩0.10部を0.005部、炭酸カルシウム94.40部を94.495部とした以外は実施例9に準じて調製し、粒状組成物を得た。
Jet粉砕機(株式会社セイシン企業製)にて平均粒子径1.0μmに乾式粉砕したイプフェンカルバゾン2.50部、カルボキシメチルセルロースナトリウム2.00部、クレー94.00部、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩1.00部、ラウリル硫酸塩0.50部をハンマーミルにて混合後、この混合物に水を11.0部添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に、1.2mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、さらに流動層乾燥機で乾燥し、目開き1.4mmと0.85mmの篩を用いて篩別し、粒状組成物を得た。
<試験例1 イプフェンカルバゾンの水中放出性試験>
腰高シャーレ(φ14.5cm)に500mlの10度硬水を入れ(水深は3cmとなる)、15℃の恒温室に静置する。ここに、所定量の粒状組成物(16.5mg)を散粒し、静置する。24時間静置後、腰高シャーレ内の10ケ所より水をサンプリングし、すべてをよく混合し、イプフェンカルバゾン量を分析し、下記式にてイプフェンカルバゾンの水中放出率を求めた。結果は表1、2に示す。
水田圃場を1m×1m(1平方メートル)に区画し、水深3cmに保ち、タイヌビエの種子5gを土壌表層に播種した。タイヌビエ3.0葉期時に所定量(通常量)の粒状組成物(1g)および所定(通常)の半量の粒状組成物(0.5g)を各区画に均一散布した。粒状組成物散布40日後に残存するタイヌビエを抜き取って生重量(g)を測定し、次式により除草効果を求めた。結果は表1、2に示す。
Claims (4)
- 1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−イソプロピル−1,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−トリアゾール−4−カルボキサミド(イプフェンカルバゾン)、製剤100重量部中の添加量が0.01〜10重量部である陰イオン性界面活性剤、および水を含有し、イプフェンカルバゾンの平均粒子径を1.0μm以下に湿式粉砕されてなる粉砕液と、結合剤、固体担体とが、混合されてなる造粒物であることを特徴とする粒状組成物。
- 陰イオン性界面活性剤が、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリカルボン酸塩、ラウリル硫酸塩から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1に記載の粒状組成物。
- 固体担体が、クレー、炭酸カルシウム、珪藻土、パーライト粉砕物から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の粒状組成物。
- 結合剤が、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、デキストリンから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粒状組成物。
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