JP5763418B2 - 機器支持構造 - Google Patents
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Description
図1は、本参考例の機器支持構造1を示す図であって、同図(a)は、給湯器2を壁面3に支持した状態を示す正面図であり、同図(b)は、同状態を示す側面図である。図2は、防振支持装置を示す図であって、同図(a)は、上側防振支持装置4の側面図であり、同図(b)は、下側防振支持装置5の側面図である。以下、説明の便宜のため、図1(a)の左側を左右方向左側、図1(a)の右側を左右方向右側、図1(b),図2の左側を前後方向前側、図1(b),図2の右側を前後方向後側として説明する。なお、「左右方向」とは、壁面3に平行且つ水平な方向をいう。
機器支持構造1は、給湯器2を壁面3に支持するものであって、一対の上側防振支持装置4,4と、1つの下側防振支持装置5と、を備えており、両上側防振支持装置4,4が給湯器2の上部を壁面3に支持し、下側防振支持装置5が給湯器2の下部を壁面3に支持している。給湯器2は、内部で水を加熱し、温水を生成してシャワー等に供給するものであって、直方体状の筐体20と、筐体20内に格納された燃焼器や配管(いずれも図示せず)等を備えている。以下、上側及び下側防振支持装置4,5の各構成について詳細に説明する。
一対の上側防振支持装置4,4は、図1(a)に示すように、給湯器2よりも上方においてそれぞれ左右方向に対称に配置されており、互いに同一の構成を備えている。そこで、右側の上側防振支持装置4の構成について図2(a)及び図3〜5を参照して説明する。図3は、上側支持部材41を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図4は、筐体上側部材42を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図5は、上側防振支持装置4の主要部の分解斜視図である。
下側防振支持装置5は、図1に示すように、上側防振支持装置4,4の給湯器2側との連結部よりも低く、給湯器2よりも低い位置に配置され、給湯器2の下端部を壁面3に支持している。下側防振支持装置5は、図2(b)に示すように、壁面3における給湯器2よりも低い位置に固定された下側支持部材51と、筐体背面20aの下端部に固定された筐体下側部材52と、この筐体下側部材52と下側支持部材51とを連結する一対の下側連結部材53,53と、を備えている。
次に、一対の上側防振支持装置4,4及び下側防振支持装置5を備えた機器支持構造1による給湯器2の壁面3への設置方法について説明する。
以上より、本参考例によれば、給湯器2を壁面3に支持するときは、先ず、一対の上側防振支持装置4,4だけで給湯器2を壁面3に支持し、給湯器2が回動して停止した後に、下側防振支持装置5で給湯器2の下部を壁面3に支持する。このように給湯器2の重心を求める等の作業が不要なため、給湯器2の設置を容易にすることができる。
本変形例は、上側連結部材を変形したものであって、矩形枠部材で構成された上側連結部材47を用いたものである。この上側連結部材の変形に伴って、上側防振支持装置の各構成部材を以下のように変形してもよい。上側防振支持装置の変形例について図6〜9を参照して説明する。図6は、上側防振支持装置4の変形例の側面図である。図7は、上側支持部材45を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図8は、筐体上側部材46を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図9は、上側ゴム弾性体48が装着された上側連結部材47の斜視図である。
本実施形態は、H字状の上側連結部材43に代えて板ばね66を用いる点で参考例1と異なるものである。以下、参考例1と異なる点について図10〜13を参照して説明する。図10は、上側防振支持装置6の側面図である。図11は、上側支持部材61を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図12は、上側防振支持装置6の主要部の分解斜視図である。図13は、筐体上側部材64を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。
上側防振支持装置6は、壁面3の給湯器2よりも高い位置に固定され、給湯器2の荷重を支えるための上側支持部材61と、この上側支持部材61に左右方向に延びるように支持された壁面側軸部材(軸部材)62と、この壁面側軸部材62が貫通する貫通孔63aが形成された上側ゴム弾性体63と、筐体20に固定された筐体上側部材64と、この筐体上側部材64に左右方向に延びるように取り付けられた筐体側軸部材65と、壁面側軸部材62と筐体側軸部材65とを上側ゴム弾性体63を介して連結する板ばね66と、を備えている。
次に、一対の上側防振支持装置6,6及び下側防振支持装置5を備えた機器支持構造1による給湯器2の壁面3への設置方法について説明する。
以上より、本実施形態によれば、給湯器2を上側防振支持装置6,6で壁面に支持するときは、先ず、板ばね66,66と給湯器2とを連結すると共に板ばね66,66に上側ゴム弾性体63,63及び壁面側軸部材62,62を装着する一方、上側支持部材61,61を壁面3に固定し、次に、壁面側軸部材62,62をそれぞれ切り欠き部612a,612a,612a,612aの上方から引っ掛ける。そうすると、壁面側軸部材62,62が両側壁部612,612,612,612に支持され、給湯器2が上側防振支持装置6,6で壁面3に支持される。このように、壁面側軸部材62,62を上側支持部材61,61の上方から引っ掛けるという簡単な作業で上側支持部材61,61と板ばね66,66とを連結することができるので、給湯器2を容易に設置することができる。
本参考例は、上側連結部材が上側ゴム弾性体も兼ねる点が参考例1及び実施形態1と異なるものである。以下、参考例1と異なる点について図14〜16を参照して説明する。図14は、上側防振支持装置7の側面図である。図15は、上側支持部材71及び筐体上側部材72を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。図16は、上側連結部材73を示す図であって、同図(a)は、側面図であり、同図(b)は、正面図である。
上側防振支持装置7は、図14に示すように、壁面3の給湯器2よりも高い位置に固定された上側支持部材71と、給湯器2に固定された給湯器側部材72と、上側支持部材71の筐体側脚部(軸部材)712bと給湯器2側とを連結する上側連結部材73と、を備えている。
次に、一対の上側防振支持装置7,7及び下側防振支持装置5を備えた機器支持構造1による給湯器2の壁面3への設置方法について説明する。
以上より、本参考例によれば、給湯器2を上側防振支持装置7で壁面3に支持するときは、先ず、上側連結部材73,73と筐体上側部材72,72とを連結する一方、上側支持部材71,71を壁面3に固定し、次に、上側連結部材73,73に形成された上側の貫通孔73a,73aに、上側支持部材71,71の筐体側脚部712b,712bを貫通させる。そうすると、上側連結部材73,73が上側支持部材71,71に支持され、給湯器2が上側防振支持装置7,7で壁面3に支持される。このように、貫通孔73a,73aに筐体側脚部712b,712bを貫通させるという簡単な作業で上側支持部材71,71と上側連結部材73,73とをそれぞれ連結することができるので、給湯器2を容易に壁面3設置することができる。
上記参考例及び上記実施形態では、壁に取り付けられる機器として給湯器を例に説明したが、これに限定されず、例えば空調機の室外機でもよい。
2 給湯器(機器)
3 壁面
4,6,7 上側防振支持装置
5 下側防振支持装置
41,45,61,71 上側支持部材
411,451 固定部
412,452 弾性体取付部
43,47,73 上側連結部材
431,471 壁面側軸部(軸部材)
44,48,63 上側ゴム弾性体(上側弾性体)
44a,48a,63a,73a 貫通孔
612 側壁部
612a 切り欠き部
62 壁面側軸部材(軸部材)
66 板ばね(上側連結部材)
712b 筐体側脚部(軸部材)
Claims (1)
- 作動時に振動する機器の上下をそれぞれ上側防振支持装置及び下側防振支持装置によって壁面に支持するようにした機器支持構造であって、
上記上側防振支持装置は、
上記壁面に固定された上側支持部材と、
上記上側支持部材に、上記壁面に平行且つ水平に延びるように支持された軸部材と、
上記軸部材の軸方向に延びて該軸部材が貫通した貫通孔が形成された上側弾性体と、
上記軸部材と上記機器側とを連結し、該軸部材の軸周りに回動可能な上側連結部材と、を備え、
上記上側支持部材は、それぞれ上記軸部材の軸方向に間隔をおいて上記壁面から上記機器側に向かって突設し且つ上端から下方に延在する切り欠き部が形成された一対の側壁部を備え、
上記軸部材は、その両端部がそれぞれ上記各切り欠き部に嵌ることによって上記両側壁部に該軸部材の軸周りに回動可能に支持され、
上記上側弾性体は、上記軸部材とその軸周りに一体となって回動し、
上記上側連結部材は、上記上側弾性体の外面に巻回する板ばねを有していて、該板ばねが上記軸部材及び上記上側弾性体と一体となって上記軸部材の軸周りに回動することによって、該軸部材の軸周りに回動することを特徴とする機器支持構造。
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