JP2019210687A - 根太用防振取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡単な根太用防振取付構造を提供する。【解決手段】根太用防振取付構造Sは、嵌合孔41aが形成され且つ根太2に連結される根太用連結部41を有し、躯体1の側面に固定され、根太2を受ける根太受け部材4と、嵌合孔41aに嵌合される防振部材5と、を備える。防振部材5は、根太用連結部41を根太2に連結するための根太用ビスV2が挿通される内筒部51と、内筒部51の外周面に設けられたゴム弾性部52とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、根太用防振取付構造に関するものである。
従来より、建築物において根太を周囲材(躯体)に対して防振状態に取り付けた取付構造が知られている。例えば、特許文献1には、躯体の側面に連結されるベース金具と、ベース金具の上側に設けられ根太の端部を受ける根太金具と、ベース金具及び根太金具を連結するゴム弾性体とからなる防振取付金具を用いた取付構造が開示されている。
特開2018−3561号公報
しかし、前記従来の特許文献1の防振取付金具では、根太を受ける部材である根太金具は、躯体の側面に連結されるベース金具とは独立した別部材であり、防振のためのゴム弾性体が両部材を連結することによって根太金具は間接的に躯体に取り付けられているため、構成が複雑である。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成の簡単な根太用防振取付構造を提供することである。
前記の目的を達成するために、この発明では、根太受け部材の嵌合孔に、根太に連結される内筒部とその内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有する防振部材を嵌合させてなる構成とした。
具体的に、第1の発明は、根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、嵌合孔が形成され且つ前記根太に連結される根太用連結部を有し、前記躯体の側面に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、前記嵌合孔に嵌合される防振部材と、を備え、前記防振部材は、前記根太用連結部を前記根太に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有することを特徴とする。
この第1の発明は、根太を受ける根太受け部材が躯体の側面に連結されるので、根太を受ける部材と躯体の側面に連結される部材とが独立した別部材である場合と比較して、構成が簡単である。また、防振部材は、根太受け部材の嵌合孔に嵌合し、根太に連結される内筒部とその内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部を有するので、根太受け部材は、根太を防振支持した状態で躯体に取り付けることができる。従って、第1の発明によれば、簡単な構成の根太用防振取付構造が得られる。
第2の発明は、根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、嵌合孔が形成され且つ前記躯体の側面に連結される躯体用連結部を有し、前記根太に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、前記嵌合孔に嵌合される防振部材と、を備え、前記防振部材は、前記躯体用連結部を前記躯体に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有することを特徴とする。
この第2の発明は、根太を受ける根太受け部材が躯体の側面に連結されるので、第1の発明と同様に、構成が簡単である。また、防振部材は、根太受け部材の嵌合孔に嵌合し、躯体に連結される内筒部とその内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有するので、根太受け部材は、防振状態で躯体に連結した状態で根太を躯体に取り付けることができる従って、第2の発明によれば、簡単な構成の根太用防振取付構造が得られる。
第3の発明は、根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、挿通孔が形成され且つ前記根太に連結される根太用連結部を有し、前記躯体の側面に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、前記根太における前記挿通孔に対応する部分に埋設される防振部材と、を備え、前記防振部材は、前記挿通孔に挿通され且つ前記根太用連結部を前記根太に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有することを特徴とする。
この第3の発明は、根太を受ける根太受け部材が躯体の側面に連結されるので、第1及び第2の発明と同様に、構成が簡単である。また、防振部材は、根太に埋設され、根太受け部材の挿通孔に挿通され且つ根太用連結部を根太に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、この内筒部の外周面に設けられたゴム弾性体とを有するので、根太受け部材は、根太を防振支持した状態で躯体に取り付けることができる。従って、第3の発明によれば、簡単な構成の根太用防振取付構造が得られる。
第4の発明は、第3の発明において、前記防振部材は、前記内筒部の周囲に設けられた外筒部をさらに有し、前記ゴム弾性部が、前記内筒部と前記外筒部との間に設けられ、両者を互いに連結することを特徴とする。
この第4の発明によれば、防振部材は外筒部を有し、ゴム弾性部が内筒部と外筒部との間に設けられるので、防振部材を根太に埋設させやすく、根太用防振取付構造を簡単に組み立てることができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、前記根太受け部材は、前記根太の幅方向両外側にその幅方向に対向するようにそれぞれ設けられ且つ前記根太の側面に連結される一対の根太用連結部と、前記両根太用連結部の下端部を互いに連結し且つ前記根太を受ける受部と、前記各根太用連結部における前記躯体側の端部に前記根太の幅方向外側に延びるように設けられ且つ前記躯体の側面に連結される一対の躯体用連結部とを有することを特徴とする。
この第5の発明によれば、根太受け部材は、根太の幅方向両外側にその幅方向に対向するようにそれぞれ設けられた一対の根太用連結部で根太に連結し、両根太用連結部の下端部を互いに連結する受部で根太を受けるので、根太を安定して躯体に取り付けることができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記根太の下面と前記受部との間には、ゴム弾性体が設けられていることを特徴とする。
この第6の発明によれば、根太の下面と受部との間には、ゴム弾性体が設けられているので、防振の効果を更に高めることができる。
以上説明したように、本発明によると、簡単な構成の根太用防振取付構造が得られる。
本発明の実施形態1に係る根太用防振取付構造の斜視図である。 実施形態1に係る根太用防振取付構造を前後方向から見た垂直断面図である。 実施形態1に係る根太用防振取付構造を左右方向から見た垂直断面図である。 実施形態2に係る根太用防振取付構造の図1相当図である。 実施形態2に係る根太用防振取付構造の図3相当図である。 実施形態3に係る根太用防振取付構造の図1相当図である。 実施形態3に係る根太用防振取付構造の図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
−根太用防振取付構造−
図1は、本発明の実施形態1に係る根太用防振取付構造Sを示している。
本実施形態に係る根太用防振取付構造Sは、例えば、枠組工法(2×4工法)により建てられる2階建て住宅等の建物の天井において、根太2を躯体1に対して防振状態で取り付ける構造である。根太用防振取付構造Sは、建物の1階部分及び2階部分の間に配置される躯体1と、複数の根太2,2,…と、各根太2の両端部を躯体1に取り付ける取付部材3とからなる。なお、以下の説明では、根太2の幅方向を左右方向と、根太2の長手方向の躯体1側を前後方向前側と、その長手方向の躯体1とは反対側を前後方向後側ということもある。
図2及び図3は、根太用防振取付構造Sの断面を示している。取付部材3は、根太受け部材4と防振部材5とを備えている。
−根太受け部材−
根太受け部材4は、躯体1の側面に連結されており、根太2を受けるためのものである。根太受け部材4は、図2及び図3に示すように、上側に開口する断面U字状のもので、鉄板等の金属板材のプレス成形で製造された金具である。
根太受け部材4は、根太2の幅方向両外側(左右方向外側)にその幅方向に対向するようにそれぞれ設けられ且つ根太2の側面に連結された左右一対の根太用連結部41,41と、この両根太用連結部41,41の下端部を互いに連結し且つ根太2を受ける受部42と、各根太用連結部41における躯体1側の端部(前端部)に根太2の幅方向外側(左右方向外側)に延びるように設けられ且つ躯体1の側面に固定された左右一対の躯体用連結部43,43とを有している。これらの根太用連結部41,41、受部42及び躯体用連結部43,43は、互いに一体に成形されている。
根太用連結部41,41は、互いに平行に固定されている。根太用連結部41,41は、矩形状に形成されている。各根太用連結部41の幅方向(前後方向)の略中央部には、後述する防振部材5が嵌合される2つの嵌合孔41a,41aが上下に並んで貫通形成されている。
受部42は、矩形状に形成されている。受部42と根太2の下面との間には、ゴム弾性体42aが設けられている。このゴム弾性体42aは、受部42の上面に接着固定されている。これによって、受部42は、ゴム弾性体42aが根太2と接触した状態で、根太2を受けている。なお、ゴム弾性体42aには複数の溝(図示しない)が形成されており、この溝によってゴム弾性体42aは全体として柔らかく(撓みやすく)なっている。
各躯体用連結部43は、対応する根太用連結部41と垂直をなしている。各躯体用連結部43は、矩形状に形成されている。各躯体用連結部43の幅方向(左右方向)の中央部には、3つのビス挿通孔43a,43a,43aが上下に並んで貫通形成されている。根太受け部材4は、各ビス挿通孔43aに躯体用ビスV1(連結部材)を挿通させて、その躯体用ビスV1を躯体1にねじ込んで締結することにより、固定されている。
−防振部材−
防振部材5は、根太受け部材4を根太2に連結するためのものである。防振部材5は、根太受け部材4の根太用連結部41,41の各嵌合孔41aに嵌合固定されている。
防振部材5は、根太用連結部41,41を根太2に連結するための根太用ビスV2(連結部材)が挿通される円筒状の金属製内筒部51と、この内筒部51の外周面に設けられた円筒状のゴム弾性部52とを有している。このゴム弾性部52は、内筒部51の外周面を覆うように内筒部51と一体に成形されている。
各ゴム弾性部52は、円筒状の本体部52aと、この本体部52aの根太2側の端部に径方向外側に延出する円形鍔状の第1延出部52bと、本体部52aの根太2とは反対側の端部に径方向外側に延出する円形鍔状の第2延出部52cとを有している。
本体部52aの外径は、嵌合孔41aの孔径よりも小さい。第1延出部52b及び第2延出部52cの外径は、それぞれ嵌合孔41aの孔径よりも大きい。第2延出部52cの外径は、第1延出部52bの外径よりも大きい。第1延出部52bは、その外径が根太2側に行くに従って徐々に小さくなるようにテーパ状に形成されている。
各ゴム弾性部52は、第1延出部52b及び第2延出部52cが嵌合孔41aの周縁部を挟み込んだ状態で、本体部52aが嵌合孔41aに挿通されている。
なお、防振部材5,5,…を嵌合孔41aに嵌合させ且つ根太2に固定したとき、左右の根太用ビスV2,V2同士が根太2の内部で互いにぶつからないように、左右の根太用連結部41,41における嵌合孔41a,41a,…は、上下方向の位置が互いにずれて形成されている(図2参照)。
(効果)
以上より、本実施形態によれば、根太2を受ける根太受け部材4が躯体1の側面に連結されるので、根太2を受ける部材と躯体1の側面に連結される部材とが独立した別部材である場合と比較して、構成が簡単である。また、防振部材5は、根太受け部材4の嵌合孔41aに嵌合し、根太2に固定される内筒部51とその内筒部51の外周面に設けられたゴム弾性部52を有するので、根太受け部材4は、根太2を防振支持した状態で躯体1に取り付けることができる。従って、簡単な構成の根太用防振取付構造Sが得られる。
また、根太受け部材4は、根太2の幅方向両外側にその幅方向に対向するようにそれぞれ設けられた一対の根太用連結部41,41で根太2を連結し、両根太用連結部41,41の下端部を互いに連結する受部42で根太2を受けるので、根太2を安定して躯体1に取り付けることができる。
また、根太2の下面と受部42との間には、ゴム弾性体42aが設けられているので、防振の効果を更に高めることができる。
(実施形態2)
本実施形態は、根太受け部材4の根太用連結部41,41及び躯体用連結部43,43の構成や防振部材5の配置位置が実施形態1と異なっているが、その他の点については、実施形態1と同様の構成である。以下の説明では、実施形態1の構成要素と同様の構成要素については、重複説明を省略する場合がある。
図4は、本実施形態に係る根太用防振取付構造Sを示している。
各根太用連結部41には、その幅方向(前後方向)の略中央部に2つのビス挿通孔41b,41bが上下に並んで貫通形成されている。根太受け部材4は、各ビス挿通孔41bに根太用ビスV2を挿通させて、その根太用ビスV2を根太2の側面にねじ込んで締結することにより、固定されている。
図5は、根太用防振取付構造Sの断面を示している。
各躯体用連結部43には、その幅方向(左右方向)の中央部に防振部材5が嵌合するための2つの嵌合孔43b,43bが上下に並んで貫通形成されている。
防振部材5は、根太受け部材4を躯体1に連結するためのものである。防振部材5は、根太受け部材4の躯体用連結部43,43の各嵌合孔43bに嵌合固定されている。
各ゴム弾性部52は、円筒状の本体部52aと、この本体部52aの躯体1側の端部に径方向外側に延出する円形鍔状の第1延出部52bと、本体部52aの躯体1とは反対側の端部に径方向外側に延出する円形鍔状の第2延出部52cとを有している。
本体部52aの外径は、嵌合孔43bの孔径よりも小さい。第1延出部52b及び第2延出部52cの外径は、それぞれ嵌合孔43bの孔径よりも大きい。第2延出部52cの外径は、第1延出部52bの外径よりも大きい。第1延出部52bは、その外径が躯体1側に行くに従って徐々に小さくなるようにテーパ状に形成されている。
各ゴム弾性部52は、第1延出部52b及び第2延出部52cが嵌合孔43bの周縁部を挟み込んだ状態で、本体部52aが嵌合孔43bに挿通されている。
(効果)
以上より、本実施形態によれば、根太2を受ける根太受け部材4が躯体1の側面に連結されるので、実施形態1と同様に、構成が簡単である。また、防振部材5は、根太受け部材4の嵌合孔43bに嵌合し、躯体1に固定される内筒部51とその内筒部51の外周面に設けられたゴム弾性部52とを有するので、根太受け部材4は、防振状態で躯体1に連結した状態で根太2を躯体1に取り付けることができる。従って、簡単な構成の根太用防振取付構造Sが得られる。
(実施形態3)
本実施形態は、根太2、根太受け部材4の根太用連結部41,41及び防振部材5の構成や防振部材5の配置位置が実施形態1と異なっているが、その他の点については、実施形態1と同様の構成である。以下の説明では、実施形態1の構成要素と同様の構成要素については、重複説明を省略する場合がある。
図6は、本発明の実施形態3に係る根太用防振取付構造Sを示している。図7は、根太用防振取付構造Sの断面を示している。
各根太用連結部41の略中央部には、後述する六角ボルトが挿通されるための挿通孔41cが貫通形成されている。
防振部材5は、根太2における根太受け部材4の挿通孔41cに対応する部分に埋設されている。すなわち、根太2における挿通孔41cに対応する部分には、防振部材5が内挿される貫通孔2aがその幅方向(左右方向)に貫通形成されている。貫通孔2aは、根太2の両側面の根太用連結部41,41の挿通孔41c,41cと略同じ位置に開口するように形成されている。
防振部材5は、挿通孔41c,41cに挿通され且つ根太用連結部41,41を根太2に連結するための六角ボルトB(連結部材)が挿通される内筒部51と、内筒部51の外周囲に内筒部51と同軸に設けられた円筒状の外筒部53と、内筒部51と外筒部53との間に設けられ両者51,53を互いに連結するゴム弾性部52とを有している。内筒部51の軸方向の長さは、根太用連結部41,41間の距離と同じである。外筒部53及びゴム弾性部52の軸方向の長さは、根太2の幅と同じ長さである。外筒部53、ゴム弾性部52、及び内筒部51は、一体のまま、貫通孔2aに圧入されている。
六角ボルトBは、根太用連結部41,41のうち一方側(図7では右側)の根太用連結部41の挿通孔41cから挿入された後に、内筒部51に挿通され、その先端部を他方側の根太用連結部41の挿通孔41cから突出させている。六角ボルトBの先端部には、ナットNが螺合締結されている。
(効果)
以上より、本実施形態によれば、根太2を受ける根太受け部材4が躯体1の側面に連結されるので、実施形態1及び2と同様に、構成が簡単である。また、防振部材5は、根太2に埋設され、根太受け部材4の挿通孔41c,41cに挿通され且つ根太に連結するための六角ボルトBが挿通される内筒部51と、この内筒部51の外周面に設けられたゴム弾性部52とを有するので、根太受け部材4は、根太2を防振支持した状態で躯体1に取り付けることができる。従って、本実施形態によれば、簡単な構成の根太用防振取付構造Sが得られる。
また、防振部材5は外筒部53を有し、ゴム弾性部52が内筒部51と外筒部53との間に設けられるので、防振部材5を根太2に埋設させやすく、根太用防振取付構造Sを簡単に組み立てることができる。
なお、本実施形態では、防振部材5が外筒部53を有するが、有しなくてもよい。
本発明は、根太用防振取付構造として、極めて有用である。
S 根太用防振取付構造
1 躯体
2 根太
2a 貫通孔
3 取付部材
4 根太受け部材
41 根太用連結部
41a 嵌合孔
41b ビス挿通孔
41c 挿通孔
42 受部
42a ゴム弾性体
43 躯体用連結部
43a ビス挿通孔
43b 嵌合孔
5 防振部材
51 内筒部
52 ゴム弾性部
52a 本体部
52b 第1延出部
52c 第2延出部
53 外筒部
V1 躯体用ビス(連結部材)
V2 根太用ビス(連結部材)
B 六角ボルト(連結部材)
N ナット

Claims (6)

  1. 根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、
    嵌合孔が形成され且つ前記根太に連結される根太用連結部を有し、前記躯体の側面に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、
    前記嵌合孔に嵌合される防振部材と、を備え、
    前記防振部材は、前記根太用連結部を前記根太に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有する
    根太用防振取付構造。
  2. 根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、
    嵌合孔が形成され且つ前記躯体の側面に連結される躯体用連結部を有し、前記根太に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、
    前記嵌合孔に嵌合される防振部材と、を備え、
    前記防振部材は、前記躯体用連結部を前記躯体に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有する
    根太用防振取付構造。
  3. 根太を躯体に取り付ける根太用防振取付構造であって、
    挿通孔が形成され且つ前記根太に連結される根太用連結部を有し、前記躯体の側面に連結され、前記根太を受ける根太受け部材と、
    前記根太における前記挿通孔に対応する部分に埋設される防振部材と、を備え、
    前記防振部材は、前記挿通孔に挿通され且つ前記根太用連結部を前記根太に連結するための連結部材が挿通される内筒部と、前記内筒部の外周面に設けられたゴム弾性部とを有する
    根太用防振取付構造。
  4. 請求項3において、
    前記防振部材は、前記内筒部の周囲に設けられた外筒部をさらに有し、前記ゴム弾性部が、前記内筒部と前記外筒部との間に設けられ、両者を互いに連結する根太用防振取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
    前記根太受け部材は、前記根太の幅方向両外側にその幅方向に対向するようにそれぞれ設けられ且つ前記根太の側面に連結される一対の根太用連結部と、前記両根太用連結部の下端部を互いに連結し且つ前記根太を受ける受部と、前記各根太用連結部における前記躯体側の端部に前記根太の幅方向外側に延びるように設けられ且つ前記躯体の側面に連結される一対の躯体用連結部とを有する根太用防振取付構造。
  6. 請求項5において、
    前記根太の下面と前記受部との間には、ゴム弾性体が設けられている根太用防振構造。
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