JP6733018B1 - 防振具及び吊り下げ支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制しつつ、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる技術を提供する。【解決手段】防振具10は、構造体に連結された上側棒状体1と、吊設機器に連結された下側棒状体2とを、互いに鉛直方向Vに間隔を空けた状態で連結する。防振具10は、上側棒状体1が貫通した状態で当該上側棒状体1を支持する上側支持部12と、下側棒状体2が貫通した状態で当該下側棒状体2を支持する下側支持部13と、鉛直方向Vにおける上側支持部12と下側支持部13との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部14と、を備え、上側棒状体1及び下側棒状体2の少なくとも一方が、中間支持部14を貫通した状態で中間支持部14に支持され、上側支持部12と上側棒状体1との間、及び、下側支持部13と下側棒状体2との間の少なくとも一方に、第1弾性部材21が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具、及び当該防振具を備えた吊り下げ支持構造に関する。
従来、空調機器の室内機等の吊設機器を、天井スラブや梁等の構造体から吊り下げた状態で支持する吊り下げ支持構造が広く知られている。そして、吊り下げ支持構造において、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制するために用いられる防振具も広く知られている。
下記の特許文献1には、構造体(天井側支持部3)に連結された上側棒状体(上側吊りボルト4)と、吊設機器(空調機器2)に連結された下側棒状体(下側吊りボルト5)とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具(防振具1)が開示されている。特許文献1の防振具(防振具1)は、上側棒状体(上側吊りボルト4)が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部(上側取付部11)と、下側棒状体(下側吊りボルト5)が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部(下側取付部12)と、上側支持部(上側取付部11)に下方から当接するように上側棒状体(上側吊りボルト4)に取り付けられた弾性部材(コイルばね30)と、を備えている。なお、背景技術の説明において括弧内に示す部材名及び符号は、特許文献1のものである。
特開2013−64427号公報
上記のような防振具を設置するためには、吊設機器を構造体から吊り下げるための棒状体を、構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とに分けて設ける必要がある。上側棒状体と下側棒状体とが分かれた構成では、下側棒状体が構造体に直接支持されていないため、地震等の外力の影響を受け易く、下側棒状体に連結された吊設機器が大きく揺れ易いという課題があった。
そこで、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制しつつ、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる技術の実現が望まれる。
上記に鑑みた防振具は、
構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を備え、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が設けられている。
この構成によれば、上側棒状体が上側支持部を鉛直方向に貫通すると共に、下側棒状体が下側支持部を鉛直方向に貫通している。そして、上側支持部と上側棒状体との間、及び、下側支持部と下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が設けられている。これにより、吊設機器の動作中に発生する振動を、第1弾性部材によって減衰させることができる。
また、本構成によれば、上側棒状体及び下側棒状体の少なくとも一方が、中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で当該中間支持部に支持されている。つまり、上側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、上側棒状体が中間支持部及び上側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。或いは、下側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、下側棒状体が中間支持部及び下側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。このように、中間支持部による支持を利用して、上側棒状体及び下側棒状体の少なくともいずれかが鉛直方向の2箇所以上で支持される。これにより、地震等の外力が作用した際に、上側支持部、下側支持部、及び中間支持部が、上側棒状体及び下側棒状体に対して傾くことを規制できる。その結果、下側支持部に支持された下側棒状体が、上側棒状体に対して傾くことを規制でき、延いては下側棒状体に連結された吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
以上のように、本構成によれば、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制しつつ、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
以下、防振具の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
1つの態様として、前記上側棒状体及び前記下側棒状体のうちの前記中間支持部を貫通しているものにおける前記中間支持部との間に、弾性を有する第2弾性部材が設けられていると好適である。
この構成によれば、吊設機器の動作中に発生する振動を、第2弾性部材によって減衰させることができる。これにより、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を更に抑制することができる。
また、本構成によれば、上側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、上側棒状体と中間支持部とが直接衝突することを回避できる。或いは、下側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、下側棒状体と中間支持部とが直接衝突することを回避できる。これにより、中間支持部と棒状体との衝突により発生する振動及び音を小さく抑えることができる。
1つの態様として、前記上側支持部と前記下側支持部と前記中間支持部とが一体的に形成されていると好適である。
この構成によれば、上側支持部と下側支持部と中間支持部とを一部材で構成することができるので、防振具の製造コストを低く抑えることができる。
1つの態様として、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に備え、
前記上側支持部、前記下側支持部、及び前記中間支持部のそれぞれが、水平面に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側接続部及び前記下側接続部のそれぞれが、鉛直方向に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されていると好適である。
この構成によれば、平板部材に対してS字状に折り曲げる加工を施すだけで、容易に上側支持部、上側接続部、中間支持部、下側接続部、及び下側支持部を形成することができる。これにより、防振具の製造コストを更に低く抑えることができる。
また、上記に鑑みた吊り下げ支持構造は、
吊設機器を構造体から吊り下げた状態で支持する吊り下げ支持構造であって、
前記構造体に連結された複数の上側棒状体と、
前記吊設機器に連結され、それぞれ複数の前記上側棒状体に対応する複数の下側棒状体と、
複数の前記上側棒状体を互いに固定する固定部を有する振止機構と、
複数の前記上側棒状体のそれぞれと、複数の前記下側棒状体のそれぞれとを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する、上記の防振具と、を備えている。
この構成によれば、吊り下げ支持構造に防振具と振止機構との双方が設けられている。防振具を設置する場合、上側棒状体と下側棒状体とが分かれた構成とする必要がある。上側棒状体と下側棒状体とが分かれた構成では、複数の上側棒状体を互いに固定する固定部を有する振止機構を設けた場合であっても、下側棒状体が構造体に直接支持されていないため、地震等の外力の影響を受け易く、下側棒状体に連結された吊設機器が大きく揺れる可能性が高い。上述したように、本構成に係る防振具は、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制できることに加えて、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることもできる。そのため、防振具と振止機構との双方が設けられた構成であっても、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
実施形態に係る吊り下げ支持構造の斜視図 第1の実施形態に係る防振具の側面断面図 第1の実施形態に係る防振具の正面図 第2の実施形態に係る防振具の側面断面図 第2の実施形態に係る防振具の正面図 第3の実施形態に係る防振具の側面断面図 第3の実施形態に係る防振具の正面図
以下では、実施形態に係る吊り下げ支持構造100について、図面を参照して説明する。図1に示すように、吊り下げ支持構造100は、天井スラブや梁等の構造体(不図示)から吊設機器Eを吊り下げた状態で支持する。吊設機器Eは、動作中に振動が発生する機器である。本実施形態では、吊設機器Eは、空調機器の室内機である。
以下の説明では、鉛直方向を「上下方向V」とする。そして、上下方向Vの上側を「上側V1」とし、上下方向Vの下側を「下側V2」とする。
吊り下げ支持構造100は、複数の上側棒状体1と、複数の下側棒状体2と、振止機構3と、複数の防振具10と、を備えている。
複数の上側棒状体1のそれぞれは、棒状に形成されている。複数の上側棒状体1のそれぞれは、上下方向Vに沿って配置されている。本実施形態では、複数の上側棒状体1のそれぞれは、ボルトである。複数の上側棒状体1は、構造体に連結されている。つまり、複数の上側棒状体1は、構造体から吊り下げられている。具体的には、複数の上側棒状体1の上側V1の端部が、構造体に固定されている。
複数の下側棒状体2のそれぞれは、棒状に形成されている。複数の下側棒状体2のそれぞれは、上下方向Vに沿って配置されている。本実施形態では、複数の下側棒状体2のそれぞれは、ボルトである。複数の下側棒状体2は、複数の上側棒状体1よりも下側V2に間隔を空けた状態で配置されている。複数の下側棒状体2は、それぞれ複数の上側棒状体1に対応して配置されている。つまり、上側棒状体1と同数の下側棒状体2が配置されている。図示の例では、上側棒状体1と下側棒状体2とは、4つずつ配置されている。
複数の下側棒状体2は、吊設機器Eに連結されている。本実施形態では、吊設機器Eに、複数の下側棒状体2を固定するための複数の固定片Eaが設けられている。そして、複数の固定片Eaのそれぞれに、下側棒状体2の下側V2の端部が固定されることで、複数の下側棒状体2が吊設機器Eに連結されている。図示の例では、複数の固定片Eaのそれぞれを下側棒状体2が上下方向Vに貫通した状態で、下側棒状体2に螺合する一対のナットで固定片Eaを上側V1及び下側V2から挟み込むことで、複数の下側棒状体2が吊設機器Eに連結されている。
振止機構3は、固定部31を有している。固定部31は、複数の上側棒状体1を互いに固定している。これにより、地震等の外力が作用した際に、構造体から吊り下げられた複数の上側棒状体1が、構造体との連結部を中心として揺れ動くことを抑制できる。本実施形態では、固定部31は、複数の振止棒状体32と、複数の保持体33と、を含む。
複数の振止棒状体32のそれぞれは、棒状に形成されている。複数の振止棒状体32のそれぞれは、隣接する一対の上側棒状体1の一方から他方に向けて配置されている。本実施形態では、複数の振止棒状体32のそれぞれは、ボルトである。図示の例では、隣接する一対の上側棒状体1の間に、2つの振止棒状体32が交差した状態で配置されている。
複数の保持体33は、それぞれ複数の上側棒状体1に対応して配置されている。本実施形態では、1本の上側棒状体1あたり保持体33が2つずつ(上端部付近と下端部付近とに別れて)配置されている。複数の保持体33のそれぞれは、上側棒状体1と当該上側棒状体1に隣接する振止棒状体32とを保持することで、それらを一体的に固定する。図示の例では、複数の保持体33のそれぞれは、対応する1つの上側棒状体1に対して、2つの振止棒状体32を固定するように構成されている。
複数の防振具10のそれぞれは、隣接する上側棒状体1と下側棒状体2とを、互いに上下方向Vに間隔を空けた状態で連結する。
1.第1の実施形態
以下では、第1の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。なお、図1に示された防振具10は、第1の実施形態に係るものである。
図2及び図3に示すように、防振具10は、フレーム11を備えている。本実施形態では、フレーム11は、上側支持部12と、下側支持部13と、中間支持部14と、上側接続部15と、下側接続部16と、を備えている。
以下の説明では、上下方向V視で、互いに直交する2方向のうちの一方を「幅方向W」とし、他方を「奥行方向D」とする。そして、奥行方向Dの一方側を「手前側D1」とし、他方側を「奥側D2」とする。
上側支持部12、下側支持部13、及び中間支持部14のそれぞれは、水平面(上下方向Vに直交する仮想面)に沿って延在する平板状に形成されている。上側支持部12と下側支持部13とは、互いに上下方向Vに間隔を空けて対向するように配置されている。中間支持部14は、上下方向Vにおける上側支持部12と下側支持部13との間において、それらと対向するように配置されている。また、上側接続部15及び下側接続部16のそれぞれは、上下方向Vに沿って延在する平板状に形成されている。上側接続部15は、上側支持部12と中間支持部14とを接続するように配置されている。下側接続部16は、下側支持部13と中間支持部14とを接続するように配置されている。
本実施形態では、上側支持部12と下側支持部13と中間支持部14と上側接続部15と下側接続部16とは、S字状をなすように一体的に形成されている。つまり、フレーム11は、S字状に形成された一部材により構成されている。具体的には、平板状の上側接続部15及び下側接続部16が、それらの表面が奥行方向Dに直交するように配置されている。そして、上側支持部12が、上側接続部15の上側V1の端部から奥側D2に突出するように形成され、下側支持部13が、下側接続部16の下側V2の端部から手前側D1に突出するように形成されている。また、中間支持部14が、上側接続部15の下側V2の端部と下側接続部16の上側V1の端部とを接続するように形成されている。
また、本実施形態では、上側支持部12、下側支持部13、及び中間支持部14のそれぞれの奥行方向Dの寸法は、幅方向Wにおいて一定である。そして、上側支持部12、下側支持部13、及び中間支持部14の奥行方向Dの寸法は同一に設定されている。また、上側支持部12、下側支持部13、中間支持部14、上側接続部15、及び下側接続部16のそれぞれの幅方向Wの寸法は、奥行方向D及び上下方向Vにおいて一定である。そして、上側支持部12、下側支持部13、中間支持部14、上側接続部15、及び下側接続部16の幅方向Wの寸法は同一に設定されている。
このような本実施形態のフレーム11は、矩形状の平板部材に対してS字状に折り曲げる加工を施すことにより形成可能である。
上側支持部12は、当該上側支持部12に上側棒状体1が上下方向Vに貫通した状態で上側棒状体1を支持している。具体的には、上側支持部12を上下方向Vに貫通するように、上側貫通孔12aが形成されている。そして、上側棒状体1が上側貫通孔12aに挿通されている。本実施形態では、上側貫通孔12aに上側棒状体1が挿通された状態で、複数の上側ナット51が上側支持部12を上下方向Vの両側から挟むように上側棒状体1に螺合されている。こうして、上側棒状体1が上側支持部12に固定されている。
下側支持部13は、当該下側支持部13に下側棒状体2が上下方向Vに貫通した状態で下側棒状体2を支持している。具体的には、下側支持部13を上下方向Vに貫通するように、下側貫通孔13aが形成されている。そして、下側棒状体2が下側貫通孔13aに挿通されている。
下側支持部13と下側棒状体2との間には、弾性を有する第1弾性部材21が設けられている。第1弾性部材21は、下側貫通孔13aに挿入されている。本実施形態では、第1弾性部材21は、下側棒状体2の外周面を覆う筒状に形成されている。そして、第1弾性部材21は、第1弾性部材21における下側支持部13よりも上側V1及び下側V2のそれぞれに突出するように配置されている。第1弾性部材21における下側支持部13よりも上側V1に突出した部分は、第1弾性部材21における下側支持部13よりも下側V2に突出した部分と比較して、上下方向Vの寸法が大きい。また、第1弾性部材21における下側支持部13よりも上側V1及び下側V2のそれぞれに突出した部分の外径は、下側貫通孔13aの直径よりも大きい。こうして、下側支持部13に対する第1弾性部材21の上下方向Vに沿う移動が規制されている。なお、第1弾性部材21の素材として、例えば、クロロプレンゴム(CR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム(NR)等を採用可能である。
また、本実施形態では、第1弾性部材21の上側V1の端面には、環状のワッシャ6を配置するための環状の溝部21aが形成されている。そして、複数の下側ナット52が、第1弾性部材21の溝部21aに配置されたワッシャ6を介して、上側V1から第1弾性部材21に当接するように下側棒状体2に螺合されている。こうして、下側支持部13に対する第1弾性部材21の上側V1への移動が規制されていると共に、第1弾性部材21を介して下側支持部13に下側棒状体2が支持されている。
本実施形態では、中間支持部14は、当該中間支持部14に下側棒状体2が上下方向Vに貫通した状態で下側棒状体2を支持している。具体的には、中間支持部14を上下方向Vに貫通するように、中間貫通孔14aが形成されている。そして、下側棒状体2の上側V1の端部が中間貫通孔14aに挿通されている。
中間支持部14と下側棒状体2との間には、弾性を有する第2弾性部材22が設けられている。第2弾性部材22は、中間貫通孔14aに挿入されている。本実施形態では、第2弾性部材22は、下側棒状体2の外周面を覆う筒状に形成されている。第2弾性部材22は、第1弾性部材21と比較して、上下方向Vの寸法が小さい。また、第2弾性部材22における中間支持部14よりも上側V1及び下側V2のそれぞれに突出した部分の外径は、中間貫通孔14aの直径よりも大きい。こうして、中間支持部14に対する第2弾性部材22の上下方向Vに沿う移動が規制されている。なお、第2弾性部材22の素材として、例えば、クロロプレンゴム(CR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム(NR)等を採用可能である。
第1の実施形態の防振具10では、下側支持部13に支持された下側棒状体2が、中間支持部14による支持を利用して上下方向Vにおいて2点支持されている。よって、上側棒状体1に対して下側棒状体2が傾くことを規制でき、延いては下側棒状体2に連結された吊設機器Eの揺れを小さく抑えることができる。加えて、下側支持部13と下側棒状体2との間に第1弾性部材21が設けられているので、吊設機器Eの動作中に発生する振動を第1弾性部材21によって減衰させることができる。このように、本実施形態の防振具10を用いることで、シンプルな構成で低コストに、固定部31を有する振止機構3による吊設機器Eの揺れ動き防止(振れ止め)機能を損なうことなく、防振(除振)機能を発揮させることができる。つまり、吊設機器Eの振れ止めと除振とが両立した吊り下げ支持構造100を、低コストに実現することができる。
2.第2の実施形態
以下では、第2の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、中間支持部14の数、第1弾性部材21の数、及び第2弾性部材22の数のそれぞれが、上記第1の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第1の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第1の実施形態と同様とする。
図4及び図5に示すように、本実施形態では、フレーム11は、上側支持部12と、下側支持部13と、一対の中間支持部14と、上側接続部15と、下側接続部16と、中間接続部17と、を備えている。
一対の中間支持部14は、上側支持部12と下側支持部13との間において、上下方向Vに互いに間隔を空けて対向するように配置されている。以下の説明では、上側V1の中間支持部14を「上側中間支持部14U」とし、下側V2の中間支持部14を「下側中間支持部14L」とする。
上側中間支持部14Uは、上側支持部12と対向するように配置され、下側中間支持部14Lは、下側支持部13と対向するように配置されている。上側接続部15は、上側支持部12と上側中間支持部14Uとを接続するように配置されている。下側接続部16は、下側支持部13と下側中間支持部14Lとを接続するように配置されている。中間接続部17は、上側中間支持部14Uと下側中間支持部14Lとを接続するように配置されている。中間接続部17は、上下方向Vに沿って延在する平板状に形成されている。
本実施形態のフレーム11は、上記第1の実施形態のものと同様に、一部材により構成されているが、具体的な構成は若干異なる。本実施形態のフレーム11は、平板状の上側接続部15、下側接続部16、及び中間接続部17が、それらの表面が奥行方向Dに直交するように配置されている。そして、上側支持部12が、上側接続部15の上側V1の端部から手前側D1に突出するように形成され、下側支持部13が、下側接続部16の下側V2の端部から手前側D1に突出するように形成されている。また、上側中間支持部14Uが、上側接続部15の下側V2の端部と中間接続部17の上側V1の端部とを接続するように形成されている。そして、下側中間支持部14Lが、下側接続部16の上側V1の端部と中間接続部17の下側V2の端部とを接続するように形成されている。このように、本実施形態のフレーム11は、2つのS字状の部分(上側支持部12から下側中間支持部14Lまでの部分/上側中間支持部14Uから下側支持部13までの部分)を合わせたような形状に形成されている。
本実施形態では、上側支持部12、下側支持部13、及び一対の中間支持部14のそれぞれの奥行方向Dの寸法は、幅方向Wにおいて一定である。そして、上側支持部12、下側支持部13、及び一対の中間支持部14の奥行方向Dの寸法は同一に設定されている。また、上側支持部12、下側支持部13、一対の中間支持部14、上側接続部15、下側接続部16、及び中間接続部17のそれぞれの幅方向Wの寸法は、奥行方向D及び上下方向Vにおいて一定である。そして、上側支持部12、下側支持部13、一対の中間支持部14、上側接続部15、下側接続部16、及び中間接続部17の幅方向Wの寸法は同一に設定されている。
本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、矩形状の平板部材に対して折り曲げる加工を施すことにより、フレーム11を形成可能である。
本実施形態では、下側支持部13と下側棒状体2との間に加えて、上側支持部12と上側棒状体1との間にも、第1弾性部材21が設けられている。以下の説明では、上側V1の第1弾性部材21を「第1上側弾性部材21U」とし、下側V2の第1弾性部材21を「第1下側弾性部材21L」とする。
本実施形態では、第1上側弾性部材21Uは、水平面に関して第1下側弾性部材21Lと面対称となるように、上側支持部12の上側貫通孔12aに挿入されている。そして、複数の上側ナット51が、第1上側弾性部材21Uの溝部21aに配置されたワッシャ6を介して、下側V2から第1上側弾性部材21Uに当接するように上側棒状体1に螺合されている。こうして、上側支持部12に対する第1上側弾性部材21Uの下側V2への移動が規制されていると共に、第1上側弾性部材21Uを介して上側支持部12に上側棒状体1が支持されている。
上側中間支持部14Uは、当該上側中間支持部14Uに上側棒状体1が上下方向Vに貫通した状態で上側棒状体1を支持している。具体的には、上側棒状体1の下側V2の端部が上側中間支持部14Uの中間貫通孔14aに挿通されている。また、下側中間支持部14Lは、当該下側中間支持部14Lに下側棒状体2が上下方向Vに貫通した状態で下側棒状体2を支持している。具体的には、下側棒状体2の上側V1の端部が下側中間支持部14Lの中間貫通孔14aに挿通されている。
本実施形態では、上側中間支持部14Uと上側棒状体1との間、及び、下側中間支持部14Lと下側棒状体2との間のそれぞれに、第2弾性部材22が設けられている。以下の説明では、上側V1の第2弾性部材22を「第2上側弾性部材22U」とし、下側V2の第2弾性部材22を「第2下側弾性部材22L」とする。
第2上側弾性部材22Uは、上側中間支持部14Uの中間貫通孔14aに挿入されている。第2上側弾性部材22Uは、上側棒状体1の外周面を覆う筒状に形成されている。第2下側弾性部材22Lは、下側中間支持部14Lの中間貫通孔14aに挿入されている。第2下側弾性部材22Lは、下側棒状体2の外周面を覆う筒状に形成されている。
第2の実施形態の防振具10では、下側支持部13に支持された下側棒状体2が、下側中間支持部14Lによる支持を利用して上下方向Vにおいて2点支持されると共に、上側支持部12に支持された上側棒状体1が、上側中間支持部14Uによる支持を利用して上下方向Vにおいて2点支持されている。よって、上側棒状体1に対して下側棒状体2が傾くことを効果的に規制でき、延いては下側棒状体2に連結された吊設機器Eの揺れを小さく抑えることができる。加えて、下側支持部13と下側棒状体2との間に第1下側弾性部材21Lが設けられ、上側支持部12と上側棒状体1との間に第1上側弾性部材21Uが設けられているので、吊設機器Eの動作中に発生する振動を2つの第1弾性部材21によって効果的に減衰させることができる。このように、本実施形態の防振具10を用いることで、固定部31を有する振止機構3による吊設機器Eの揺れ動き防止(振れ止め)機能を損なうことなく、防振(除振)機能を発揮させることができる。つまり、吊設機器Eの振れ止めと除振とが高いレベルで両立した吊り下げ支持構造100を実現することができる。
3.第3の実施形態
以下では、第3の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、フレーム11の構成が、上記第2の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第2の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第2の実施形態と同様とする。
図6及び図7に示すように、本実施形態では、フレーム11は、上記第2の実施形態のものと異なり、一部材により構成されていない。具体的には、フレーム11は、第1部材11Aと、第2部材11Bと、を含む。
第1部材11Aは、上側支持部12と、下側支持部13と、第1接続部18と、を備えている。
第1接続部18は、上側支持部12と下側支持部13とを接続するように配置されている。本実施形態では、第1接続部18は、上下方向Vに沿って延在する平板状に形成され、その表面が奥行方向Dに直交するように配置されている。そして、第1接続部18は、上側支持部12の奥側D2の端部と、下側支持部13の奥側D2の端部とを接続するように形成されている。
本実施形態では、上側支持部12、下側支持部13、及び第1接続部18のそれぞれの幅方向Wの寸法は、奥行方向D及び上下方向Vにおいて一定である。そして、上側支持部12、下側支持部13、及び第1接続部18の幅方向Wの寸法は同一に設定されている。
第2部材11Bは、上側中間支持部14Uと、下側中間支持部14Lと、第2接続部19と、を備えている。
第2接続部19は、上側中間支持部14Uと下側中間支持部14Lとを接続するように配置されている。本実施形態では、第2接続部19は、上下方向Vに沿って延在する平板状に形成され、その表面が奥行方向Dに直交するように配置されている。そして、第2接続部19は、上側中間支持部14Uの奥側D2の端部と、下側中間支持部14Lの奥側D2の端部とを接続するように形成されている。
本実施形態では、上側中間支持部14U、下側中間支持部14L、及び第2接続部19のそれぞれの幅方向Wの寸法は、奥行方向D及び上下方向Vにおいて一定である。そして、上側中間支持部14U、下側中間支持部14L、及び第2接続部19の幅方向Wの寸法は同一に設定されている。また、上側中間支持部14U、下側中間支持部14L、及び第2接続部19の幅方向Wの寸法は、上側支持部12、下側支持部13、及び第1接続部18の幅方向Wの寸法よりも小さく設定されている。
本実施形態では、第1部材11Aと第2部材11Bとは、第1接続部18の手前側D1の表面と第2接続部19の奥側D2の表面とが接触した状態で、第1部材11A及び第2部材11Bを奥行方向Dに貫通する小ネジ等の固定部材11aによって一体的に固定されている。
第3の実施形態の防振具10でも、第2の実施形態の防振具10と同様に、吊設機器Eの振れ止めと除振とが高いレベルで両立した吊り下げ支持構造100を実現することができる。
4.その他の実施形態
(1)上記第2及び第3の実施形態では、上側中間支持部14U及び下側中間支持部14Lが水平面に沿って延在する平板状に形成された構成を例として説明したが、そのような構成に限定されない。例えば、上記第1の実施形態のようにS字状に形成されたフレーム11の中間支持部14を上下方向Vに貫通する筒状体を設け、当該筒状体の上側V1の端部を上側中間支持部14Uとし、下側V2の端部を下側中間支持部14Lとしても良い。この構成では、第2上側弾性部材22Uを上側V1から上側中間支持部14Uに挿入すると共に、第2下側弾性部材22Lを下側V2から下側中間支持部14Lに挿入することが可能である。
(2)上記第1の実施形態では、下側棒状体2が中間支持部14を上下方向Vに貫通した状態で中間支持部14に支持された構成を例として説明した。また、上記第2及び第3の実施形態では、上側棒状体1が上側中間支持部14Uを上下方向Vに貫通した状態で上側中間支持部14Uに支持されると共に、下側棒状体2が下側中間支持部14Lを上下方向Vに貫通した状態で下側中間支持部14Lに支持された構成を例として説明した。しかし、それらの構成に限定されることなく、上側棒状体1及び下側棒状体2の少なくとも一方が、中間支持部14を上下方向Vに貫通した状態で中間支持部14に支持されていれば良い。上述した以外では、例えば、上側棒状体1だけが中間支持部14を上下方向Vに貫通した状態で中間支持部14に支持されていても良い。
(3)上記第1の実施形態では、1つの中間支持部14を備えた構成を例として説明した。また、上記第2及び第3の実施形態では、2つの中間支持部14(上側中間支持部14U、下側中間支持部14L)を備えた構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、少なくとも1つの中間支持部14を備えていれば良い。また、3つ以上の中間支持部14が設けられても良く、例えば、3つの中間支持部14が設けられている場合、下側棒状体2が2つの中間支持部14に支持されると共に、上側棒状体1が1つの中間支持部14に支持された構成としても良いし、下側棒状体2が3つの中間支持部14に支持された構成としても良い。
(4)上記第1の実施形態では、下側支持部13と下側棒状体2との間に第1弾性部材21が設けられ、上側支持部12と上側棒状体1との間には第1弾性部材21が設けられていない構成を例として説明した。また、上記第2及び第3の実施形態では、上側支持部12と上側棒状体1との間、及び、下側支持部13と下側棒状体2との間のそれぞれに、第1弾性部材21が設けられた構成を例として説明した。しかし、それらの構成に限定されることなく、上側支持部12と上側棒状体1との間、及び、下側支持部13と下側棒状体2との間の少なくとも一方に、第1弾性部材21が設けられていれば良い。上述した以外では、例えば、上側支持部12と上側棒状体1との間だけに第1弾性部材21が設けられていても良い。
(5)上記の実施形態では、上側棒状体1及び下側棒状体2のうちの中間支持部14を貫通しているものにおける中間支持部14との間に、弾性を有する第2弾性部材22が設けられた構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば、複数の中間支持部14が設けられている場合に、それらの一部に対してのみ、第2弾性部材22が設けられていても良い。また、全ての中間支持部14に対して、第2弾性部材22が設けられていなくても良い。
(6)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
本開示に係る技術は、構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具、及び当該防振具を備えた吊り下げ支持構造に利用することができる。
100 :吊り下げ支持構造
1 :上側棒状体
2 :下側棒状体
3 :振止機構
31 :固定部
10 :防振具
12 :上側支持部
13 :下側支持部
14 :中間支持部
21 :第1弾性部材
E :吊設機器
V :上下方向(鉛直方向)

Claims (5)

  1. 構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
    前記上側棒状体と前記下側棒状体とに亘って設けられたフレームを備え、
    前記フレームは、
    前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
    前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
    鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を備え、
    前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
    前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が対応する支持部と対応する棒状体との双方に接触する状態で設けられている、防振具。
  2. 前記フレームは、一部材により構成されている、請求項1に記載の防振具。
  3. 構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
    前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
    前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
    鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と
    前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、
    前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を備え、
    前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
    前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が設けられ
    前記上側支持部、前記下側支持部、及び前記中間支持部のそれぞれが、水平面に沿って延在する平板状に形成され、
    前記上側接続部及び前記下側接続部のそれぞれが、鉛直方向に沿って延在する平板状に形成され、
    前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されている、防振具。
  4. 前記上側棒状体及び前記下側棒状体のうちの前記中間支持部を貫通しているものにおける前記中間支持部との間に、弾性を有する第2弾性部材が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載の防振具。
  5. 吊設機器を構造体から吊り下げた状態で支持する吊り下げ支持構造であって、
    前記構造体に連結された複数の上側棒状体と、
    前記吊設機器に連結され、それぞれ複数の前記上側棒状体に対応する複数の下側棒状体と、
    複数の前記上側棒状体を互いに固定する固定部を有する振止機構と、
    複数の前記上側棒状体のそれぞれと、複数の前記下側棒状体のそれぞれとを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する、請求項1から4のいずれか一項に記載の防振具と、
    を備えた、吊り下げ支持構造。
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