JP6733018B1 - 防振具及び吊り下げ支持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を備え、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が設けられている。
また、本構成によれば、上側棒状体及び下側棒状体の少なくとも一方が、中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で当該中間支持部に支持されている。つまり、上側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、上側棒状体が中間支持部及び上側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。或いは、下側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、下側棒状体が中間支持部及び下側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。このように、中間支持部による支持を利用して、上側棒状体及び下側棒状体の少なくともいずれかが鉛直方向の2箇所以上で支持される。これにより、地震等の外力が作用した際に、上側支持部、下側支持部、及び中間支持部が、上側棒状体及び下側棒状体に対して傾くことを規制できる。その結果、下側支持部に支持された下側棒状体が、上側棒状体に対して傾くことを規制でき、延いては下側棒状体に連結された吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
以上のように、本構成によれば、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制しつつ、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
また、本構成によれば、上側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、上側棒状体と中間支持部とが直接衝突することを回避できる。或いは、下側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、下側棒状体と中間支持部とが直接衝突することを回避できる。これにより、中間支持部と棒状体との衝突により発生する振動及び音を小さく抑えることができる。
前記上側支持部、前記下側支持部、及び前記中間支持部のそれぞれが、水平面に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側接続部及び前記下側接続部のそれぞれが、鉛直方向に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されていると好適である。
吊設機器を構造体から吊り下げた状態で支持する吊り下げ支持構造であって、
前記構造体に連結された複数の上側棒状体と、
前記吊設機器に連結され、それぞれ複数の前記上側棒状体に対応する複数の下側棒状体と、
複数の前記上側棒状体を互いに固定する固定部を有する振止機構と、
複数の前記上側棒状体のそれぞれと、複数の前記下側棒状体のそれぞれとを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する、上記の防振具と、を備えている。
以下では、第1の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。なお、図1に示された防振具10は、第1の実施形態に係るものである。
以下では、第2の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、中間支持部14の数、第1弾性部材21の数、及び第2弾性部材22の数のそれぞれが、上記第1の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第1の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第1の実施形態と同様とする。
以下では、第3の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、フレーム11の構成が、上記第2の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第2の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第2の実施形態と同様とする。
(1)上記第2及び第3の実施形態では、上側中間支持部14U及び下側中間支持部14Lが水平面に沿って延在する平板状に形成された構成を例として説明したが、そのような構成に限定されない。例えば、上記第1の実施形態のようにS字状に形成されたフレーム11の中間支持部14を上下方向Vに貫通する筒状体を設け、当該筒状体の上側V1の端部を上側中間支持部14Uとし、下側V2の端部を下側中間支持部14Lとしても良い。この構成では、第2上側弾性部材22Uを上側V1から上側中間支持部14Uに挿入すると共に、第2下側弾性部材22Lを下側V2から下側中間支持部14Lに挿入することが可能である。
1 :上側棒状体
2 :下側棒状体
3 :振止機構
31 :固定部
10 :防振具
12 :上側支持部
13 :下側支持部
14 :中間支持部
21 :第1弾性部材
E :吊設機器
V :上下方向(鉛直方向)
Claims (5)
- 構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体と前記下側棒状体とに亘って設けられたフレームを備え、
前記フレームは、
前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を備え、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が対応する支持部と対応する棒状体との双方に接触する状態で設けられている、防振具。 - 前記フレームは、一部材により構成されている、請求項1に記載の防振具。
- 構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、
前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、
鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、
前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、
前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を備え、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する第1弾性部材が設けられ、
前記上側支持部、前記下側支持部、及び前記中間支持部のそれぞれが、水平面に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側接続部及び前記下側接続部のそれぞれが、鉛直方向に沿って延在する平板状に形成され、
前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されている、防振具。 - 前記上側棒状体及び前記下側棒状体のうちの前記中間支持部を貫通しているものにおける前記中間支持部との間に、弾性を有する第2弾性部材が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載の防振具。
- 吊設機器を構造体から吊り下げた状態で支持する吊り下げ支持構造であって、
前記構造体に連結された複数の上側棒状体と、
前記吊設機器に連結され、それぞれ複数の前記上側棒状体に対応する複数の下側棒状体と、
複数の前記上側棒状体を互いに固定する固定部を有する振止機構と、
複数の前記上側棒状体のそれぞれと、複数の前記下側棒状体のそれぞれとを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する、請求項1から4のいずれか一項に記載の防振具と、
を備えた、吊り下げ支持構造。
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JP2019137051A JP6733018B1 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 防振具及び吊り下げ支持構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019137051A JP6733018B1 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 防振具及び吊り下げ支持構造 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019137051A Active JP6733018B1 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 防振具及び吊り下げ支持構造 |
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-
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- 2019-07-25 JP JP2019137051A patent/JP6733018B1/ja active Active
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