JP6425077B2 - 吊り天井構造 - Google Patents
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Description
なお、防振ゴムの剛性を大きくして鉛直力に対する耐力を大きくすることで大きな地震に対応できるようにすることも考えられるが、このように構成すると防振ゴムによる十分な防振性能が得られなくなってしまう。
また、本発明の吊り天井構造においては、前記建物構造体と前記接続部材に相対変位が生じた際に前記接続部材又は前記建物構造体又は前記建物構造体に一体に設けられて前記防振ゴムが設置される台座に当たることで最大相対変位量を規定するストッパー部材を備えて前記防振機構が構成されていることが望ましい。
さらに、本発明の吊り天井構造においては、前記台座が平面視で方形状に形成され、前記ストッパー部材が前記台座の4つの角部のそれぞれに対して所定の隙間をあけ、前記建物構造体と前記接続部材に相対変位が生じた際に前記台座の角部が当たることで最大相対変位量を規定するように配設され、2つの前記防振ゴムが平面視で前記台座の上に上下方向に延びる中心軸を中心に所定の間隔をあけて対称位置に配置され、前記防振ゴム移動防止部材が前記台座の上で前記2つの防振ゴムの間に配置されていることがより望ましい。
本発明の吊り天井構造においては、前記減衰装置がオイルダンパーであることが望ましい。
ここで、本実施形態では、例えば体育館やクリーンルーム等の天井部に適用され、一般にぶどう棚、システムぶどう棚などと称するぶどう棚形式の吊り天井の構造に関するものである。
なお、ぶどう棚部3に照明やエアコンなどの設備機器を支持させて吊り天井構造Aが構成されていてもよい。
なお、本実施形態の支持部材8は、防振ゴム9を挿通し、この防振ゴム9を取り付けるための防振ゴム取付部材としての機能も付与されている。
なお、ストッパー部材10は、接続部材6に一体に固設し、建物構造体1と接続部材6に相対変位が生じた際に台座7又は建物構造体1に当たることで最大相対変位量を規定するように、接続部材6に一体に設けられていてもよい。
これにより、鉛直荷重を支持する吊り部材2(上端部2a側と下端部2b側の接続部分)やぶどう棚部3、防振機構5に過大な変形や応力が発生することがない。
また、吊り部材2の上端部2a側や下端部2b側ではなく、上端部2aと下端部2bの間の中間部分に回動機構4を設けて吊り部材2を構成してもよい。さらに、回動機構4の数を限定する必要もない。
2 吊り部材
2a 上端部側
2b 下端部側
3 ぶどう棚部(ぶどう棚/天井部)
4 回動機構
4a 連結部材
4b ピン部材
4c 継手部材
4d ピン部材
4e 吊り部材本体
5 防振機構
6 接続部材
7 台座
8 支持部材
9 防振ゴム
10 ストッパー部材
11 防振ゴム移動防止部材
12 減衰装置
13 区切り材
A 吊り天井構造
T1 上下方向
T2 水平の一方向
T3 水平の他方向
Claims (6)
- 建物構造体に上端部側を繋げて配設される吊り部材と、前記吊り部材の下端部側に繋げ、前記吊り部材で吊り下げ支持して配設される天井部とを備えたぶどう棚形式の吊り天井構造であって、
前記吊り部材が回動機構を備えて回動自在に構成されるとともに、
前記建物構造体の上方に設けられ、前記吊り部材の上端部側が接続される接続部材と、前記接続部材と前記建物構造体の間に設置される防振ゴムとからなり地震時の振動を吸収して減衰させための防振機構を備え、前記防振機構を介して前記吊り部材の上端部側が前記建物構造体に接続されて構成され、
前記防振機構は、前記防振ゴムが区切り材を介装しつつ複数積層して前記接続部材と前記建物構造体の間に介装され、
且つ、前記防振ゴムに当接して前記防振ゴムを位置決め保持する防振ゴム移動防止部材を備えていることを特徴とする吊り天井構造。 - 請求項1記載の吊り天井構造において、
前記建物構造体と前記接続部材に相対変位が生じた際に前記接続部材又は前記建物構造体又は前記建物構造体に一体に設けられて前記防振ゴムが設置される台座に当たることで最大相対変位量を規定するストッパー部材を備えて前記防振機構が構成されていることを特徴とする吊り天井構造。 - 請求項2記載の吊り天井構造において、
前記台座が平面視で方形状に形成され、
前記ストッパー部材が前記台座の4つの角部のそれぞれに対して所定の隙間をあけ、前記建物構造体と前記接続部材に相対変位が生じた際に前記台座の角部が当たることで最大相対変位量を規定するように配設され、
2つの前記防振ゴムが平面視で前記台座の上に上下方向に延びる中心軸を中心に所定の間隔をあけて対称位置に配置され、
前記防振ゴム移動防止部材が前記台座の上で前記2つの防振ゴムの間に配置されていることを特徴とする吊り天井構造。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吊り天井構造において、
前記建物構造体と前記天井部の間に減衰装置が介設されていることを特徴とする吊り天井構造。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吊り天井構造において、
前記吊り部材の上端部側と前記建物構造体、及び/又は前記吊り部材の下端部側と前記天井部が前記回動機構を介して回動自在に接続されていることを特徴とする吊り天井構造。 - 請求項4記載の吊り天井構造において、
前記減衰装置がオイルダンパーであることを特徴とする吊り天井構造。
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JP2014254074A JP6425077B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 吊り天井構造 |
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JP2014254074A JP6425077B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 吊り天井構造 |
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Family Applications (1)
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JP2014254074A Active JP6425077B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 吊り天井構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
- 2014-12-16 JP JP2014254074A patent/JP6425077B2/ja active Active
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JP2016113835A (ja) | 2016-06-23 |
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