JP2018080804A - 防振機構、および天井構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐震性と防振性を容易に両立できる防振機構等を提供する。
【解決手段】防振機構30は、内枠部31、外枠部32、ボルト33、ゴムリング34、防振材36、防振パッド37、スポンジゴム38等を有する。防振機構30では、内枠部31と外枠部32が鉛直方向に相対的に移動可能に組み合わせられ、ボルト33が内枠部31を貫通し、外枠部32に固定される。内枠部31の水平板313上には防振材36が配置される。ボルト33は、内枠部31の水平板312、313の孔312a、孔313a、防振材36の貫通孔363等を貫通するように設けられ、その両端部が防振材36の上端部と外枠部32の底板321にそれぞれ固定される。
【選択図】図3
【解決手段】防振機構30は、内枠部31、外枠部32、ボルト33、ゴムリング34、防振材36、防振パッド37、スポンジゴム38等を有する。防振機構30では、内枠部31と外枠部32が鉛直方向に相対的に移動可能に組み合わせられ、ボルト33が内枠部31を貫通し、外枠部32に固定される。内枠部31の水平板313上には防振材36が配置される。ボルト33は、内枠部31の水平板312、313の孔312a、孔313a、防振材36の貫通孔363等を貫通するように設けられ、その両端部が防振材36の上端部と外枠部32の底板321にそれぞれ固定される。
【選択図】図3
Description
本発明は、防振機構、および天井構造に関する。
建物の構造躯体から吊りボルト等によって天井部を支持した天井構造が従来から知られている。天井部は、仕上天井や、井桁状に組み合わせた野縁、野縁受けを有し、野縁を仕上天井に取付け、野縁受けに吊りボルト等の下端部を取付けて構成される。
音楽ホールなどでは天井構造の防振化も行われる。防振化は、外部に対する音響的振動の絶縁のために行われ、これにより外部への振動の伝播、および外部からの振動の伝播を防止する。天井構造の防振化としては、吊りボルト等に防振機構を取付けるなどの手法が挙げられ(特許文献1〜3参照)、主に鉛直方向の振動が絶縁される。
一方、このような天井構造を耐震化するための方法として、ブレースを追加する例がある(特許文献4参照)。また、吊りボルトでぶどう棚を吊り下げた天井構造(特許文献5参照)も存在する。
天井構造において耐震性と防振性を両立させるためには、前記のような防振機構を用い、且つ天井構造の耐震化を行うことになる。
従来の防振機構は、図6に簡単に示すように、ボルト101を枠体103の孔103aに通し、当該ボルト101の端部を固定した端板104と枠体103の間に防振ゴム105を設けるような構造が多い。この防振機構は、天井部と構造躯体の間の鉛直方向の振動の伝播を防止するため、端板104と枠体103とがボルト101の軸方向に沿って鉛直方向に相対的に移動可能な構造となっており、防振ゴム105が伸縮して振動を吸収できる。
しかしながら、このような防振機構では、孔103aの位置を中心とするボルト101の振れ(点線101’参照)により、構造躯体と天井部の間でねじれが生じやすく、水平方向の力に対する耐震性を確保するのに向かない構成となっていた。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、耐震性と防振性を容易に両立できる防振機構等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、鉛直方向に相対的に移動可能な2つの部材と、一方の部材を貫通して他方の部材に固定される棒材と、を有し、前記棒材が、前記一方の部材において上下に複数設けられた孔に通されていることを特徴とする防振機構である。
本発明の防振機構は、鉛直方向に相対的に移動可能な2つの部材を有し、ボルト等の棒材が一方の部材を貫通して他方の部材に固定されるが、この際棒材が一方の部材において少なくとも2箇所の孔を通ることにより、当該棒材に関して前記した振れを防止でき、構造躯体と天井部等の間のねじれをなくし、水平方向の力に対する天井構造等の耐震性を確保して防振性と耐震性を両立することが容易になる。
前記一方の部材は、例えば、対向する位置にある鉛直材の間で複数の水平材を上下に設けて構成され、前記孔は、各水平材に設けられる。
具体的には、例えば一方の部材に設けた複数の水平材の孔を通すように前記の棒材を配置することができ、これにより簡易な構成でねじれ防止効果を得ることができる。
具体的には、例えば一方の部材に設けた複数の水平材の孔を通すように前記の棒材を配置することができ、これにより簡易な構成でねじれ防止効果を得ることができる。
前記棒材が前記一方の部材に配置された防振材の貫通孔を貫通し、前記棒材の両端部が、前記防振材の端部と前記他方の部材とにそれぞれ固定されることが望ましい。
これにより、防振材の弾性特性によって構造躯体と天井部等の間で伝わる鉛直方向の振動を吸収することができるようになる。
これにより、防振材の弾性特性によって構造躯体と天井部等の間で伝わる鉛直方向の振動を吸収することができるようになる。
前記2つの部材はそれぞれ水平材を有し、防振パッドが、前記2つの部材の水平材の間に配置されることが望ましい。
このように配置した防振パッドによっても、構造躯体と天井部等の間で伝わる鉛直方向の振動を吸収することができ、また2つの部材が衝突するのを避けることもできる。
このように配置した防振パッドによっても、構造躯体と天井部等の間で伝わる鉛直方向の振動を吸収することができ、また2つの部材が衝突するのを避けることもできる。
前記2つの部材はそれぞれ鉛直材を有し、弾性部材が、前記2つの部材の鉛直材の間に配置されることも望ましい。
これにより、構造躯体と天井部等の間で伝わる水平方向の振動を吸収することができ、また2つの部材が衝突するのを避けることもできる。
これにより、構造躯体と天井部等の間で伝わる水平方向の振動を吸収することができ、また2つの部材が衝突するのを避けることもできる。
前記棒材と前記孔の間の隙間に弾性部材が配置されることも望ましい。
これによっても構造躯体と天井部等の間で伝わる水平方向の振動を吸収でき、またボルト等の棒材が孔の内面に衝突するのを避けることもできる。
これによっても構造躯体と天井部等の間で伝わる水平方向の振動を吸収でき、またボルト等の棒材が孔の内面に衝突するのを避けることもできる。
第2の発明は、構造躯体から前記構造躯体の下方の天井部を支持する支持体に、第1の発明の防振機構が取付けられたことを特徴とする天井構造である。
このように、天井構造において第1の発明の防振機構を併用することで、天井構造の耐震性と防振性を容易に両立可能となる。
このように、天井構造において第1の発明の防振機構を併用することで、天井構造の耐震性と防振性を容易に両立可能となる。
前記支持体は格子状のぶどう棚を有し、前記防振機構が前記ぶどう棚と前記天井部に固定されることが望ましい。
支持体としては例えばぶどう棚を用いることができる。ぶどう棚は剛で強固な構成であり、地震等に対し水平方向の変位を小さくでき、第1の発明の防振機構と組み合わせることで耐震性の高い天井構造を得ることができる。
支持体としては例えばぶどう棚を用いることができる。ぶどう棚は剛で強固な構成であり、地震等に対し水平方向の変位を小さくでき、第1の発明の防振機構と組み合わせることで耐震性の高い天井構造を得ることができる。
前記一方の部材が前記支持体に固定され、前記他方の部材が、前記天井部の天井下地材の側方に配置され、前記天井下地材に固定されることも望ましい。
このように、防振機構を天井下地材の側方に位置させることで、防振機構の下に天井下地材等を設ける場合に比べて階高を上げることができ、また天井部のねじれを低減させることも可能である。
このように、防振機構を天井下地材の側方に位置させることで、防振機構の下に天井下地材等を設ける場合に比べて階高を上げることができ、また天井部のねじれを低減させることも可能である。
本発明により、耐震性と防振性を容易に両立できる防振機構等を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.天井構造1)
図1は、本発明の実施形態に係る防振機構30を用いた天井構造1の例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る防振機構30を用いた天井構造1の例を示す図である。
この天井構造1は、構造躯体のスラブ10からぶどう棚11、束材13等の支持体によって下方の天井部20を支持するものである。防振機構30は、ぶどう棚11に取付けてスラブ10(構造躯体)と天井部20の間で用いられる。
図2は天井部20を支持する支持体を示す図である。図2ではスラブ10や天井部20、防振機構30の図示を省略している。
この例では、前記したスラブ10(図1参照)の下面に略水平方向の鉄骨梁12が設けられており、鉄骨梁12に束材13の上端が連結され固定される。束材13は略鉛直方向の柱状部材である。鉄骨梁12や束材13にはH形鋼等の鋼材を用いることができる。
ぶどう棚11はH形鋼などの鋼材11a、11bを格子状に組んだ架構であり、束材13の下端に連結して固定される。ぶどう棚11や束材13等の固定は例えばボルトやナット等(不図示)を用いて行うことができるが、これに限らない。
図1に示すように、天井部20は天井21、野縁23、野縁受け24等から構成される。天井部20は防振機構30を介してぶどう棚11に取付けられる。すなわち、ぶどう棚11の梁下に防振機構30の上部を取付けて固定し、防振機構30の下部を天井部20の野縁受け24に取付けて固定する。
天井21は天井面を構成する板材であり、本実施形態では仕上天井となっている。
野縁23および野縁受け24は天井下地材として設けられ、チャンネル材などの鋼材が用いられる。野縁23と野縁受け24は平面において直交するように配置され、野縁23を下、野縁受け24を上として井桁状に組み合わされる。野縁23には天井21が取付けられ、野縁受け24には防振機構30が取付けられる。
防振機構30は、外部に対する音響的振動を絶縁し、上階の空間への振動の伝播を防止するものである。また、上階の空間からの振動の伝播も防止される。
(2.防振機構30)
図3〜図5は防振機構30を示す図である。図3は防振機構30の鉛直方向の断面図であり、図4は防振機構30の水平方向の断面図である。図3は図4の線B-Bによる断面であり、図4は図3の線A-Aによる断面である。また図5は防振機構30を分解して示した図である。
図3〜図5は防振機構30を示す図である。図3は防振機構30の鉛直方向の断面図であり、図4は防振機構30の水平方向の断面図である。図3は図4の線B-Bによる断面であり、図4は図3の線A-Aによる断面である。また図5は防振機構30を分解して示した図である。
防振機構30は、内枠部31、外枠部32、ボルト33、ゴムリング34、防振材36、防振パッド37、スポンジゴム38等を有する。
防振機構30では、上下の2つの部材、すなわち内枠部31(一方の部材)と外枠部32(他方の部材)が鉛直方向に相対的に移動可能に組み合わせられる。
内枠部31は、平面において対向する位置にある側板311(鉛直材)の間で、複数の水平板312、313(水平材)を上下に設けて構成される。
側板311は略鉛直方向に沿って設けられた略矩形状の板材であり、平面において対向する位置に一対平行に配置される。各側板311の上端はぶどう棚11に固定される。側板311の固定は例えばボルトやナット等(不図示)を用いて行うことができるが、これに限らない。
水平板312、313は略水平方向に沿って設けられた略矩形状の板材である。水平板312は側板311の下端に設けられ、水平板313は水平板312の上方に設けられる。
また、水平板312、313にはそれぞれ孔312a、313aが設けられる。
外枠部32は、底板321(水平材)の上面に筒体322(鉛直材)を設けて構成される。また筒体322の外面には、当該外面から側方に突出する連結板323が設けられる。
底板321は略水平方向に沿って設けられた略矩形状の板材である。底板321には孔321aが設けられる。
筒体322は略鉛直方向に沿って設けられ、略ロの字状の平面を有する。筒体322は、内枠部31の側板311の下部を平面において囲むように設けられる。
外枠部32は前記した野縁受け24の側方に配置される。すなわち、図4に示すように、外枠部32は一対の野縁受け24の向かい合う端部の間に配置され、これらの野縁受け24に、筒体322から突出した連結板323がボルト40やナット等を用いて締結される。こうして防振機構30の外枠部32が野縁受け24に固定される。
ボルト33は略鉛直方向の棒材であり、内枠部31を貫通して外枠部32に固定される。ボルト33の軸方向の両端部にはネジが切られており、これらの端部にナット35を締め込むことで、ボルト33の両端部が外枠部32の底板321と後述する防振材36の上端部のそれぞれに固定される。溶接によって底板321にナット35を固定することも可能である。
ゴムリング34はチューブ状の弾性部材であり、ボルト33の軸方向の中間部において、ボルト33の周囲に装着される。
防振材36は、内枠部31の水平板313の上に配置される。防振材36は、弾性を有する防振ゴム361(図の例では上下2つ)の上下に板材362を取付けて構成される。防振材36は全体として略円筒状の形状となっており、ボルト33が貫通する貫通孔363を内部に有する。
防振パッド37は防振ゴム等により構成され、弾性を有する。防振パッド37は内枠部31の水平板312と外枠部32の底板321の間に配置される。防振パッド37は内部に貫通孔371を有する。
スポンジゴム38は、外枠部32の筒体322の上端部と内枠部31の側板311の間に配置される弾性部材である。図4に示すように、スポンジゴム38は筒体322の内側の四隅に設けられる。
前記した外枠部32の底板321の孔321a、防振パッド37の貫通孔371、内枠部31の水平板312、313の孔312a、孔313a、防振材36の貫通孔363は平面において対応する位置にあり、前記のボルト33はこれらの孔を通るように設けられる。
防振材36の貫通孔363および内枠部31の水平板312、313の孔312a、313aの径は、ゴムリング34の外径に対応しており、当該貫通孔363および孔312a、313aとボルト33との間の隙間にゴムリング34が配置される。
この防振機構30は、天井部20と構造躯体の間の鉛直方向の振動の伝播を防止するため、内枠部31と外枠部32がボルト33の軸方向に沿って鉛直方向に相対的に移動可能な構造となっており、防振材36や防振パッド37の伸縮により鉛直方向の振動が吸収される。また、ボルト33が内枠部31において上下の複数の孔312a、313aに通されているので、図6等で説明したボルトの振れが防止され、構造躯体と天井部20の間でねじれが生じるのを避けることができる。
以上説明したように、本実施形態の防振機構30は、鉛直方向に相対的に移動可能な内枠部31と外枠部32を有し、ボルト33が内枠部31を貫通して外枠部32に固定されるが、この際ボルト33が内枠部31において少なくとも2箇所の孔312a、313aを通ることにより、当該ボルト33に関して前記した振れを防止し、構造躯体と天井部20の間のねじれをなくすことができる。従って、天井構造1において防振機構30を併用することで、水平方向の力に対する所定の剛性を天井構造1について実現し、水平力に対する耐震性を確保して防振性と耐震性を両立することが容易になる。
具体的には、上記の孔312a、313aは内枠部31に設けた複数の水平板312、313のそれぞれに設けられており、これらの孔312a、313aを通すようにボルト33を配置することで、簡易な構成でねじれ防止効果を得ることができる。
また、ボルト33が防振材36を貫通し、その両端部が、防振材36の端部と外枠部32とにそれぞれ固定されるので、防振材36の弾性特性によって構造躯体と天井部20の間で伝わる鉛直方向の振動を吸収することができるようになる。
本実施形態では、内枠部31の水平板312と外枠部32の底板321の間に配置された防振パッド37によっても鉛直方向の振動を吸収でき、また内枠部31と外枠部32が衝突するのを避けることもできる。
さらに、内枠部31の側板311と外枠部32の筒体322の間に配置されたスポンジゴム38によって、構造躯体と天井部20の間で伝わる水平方向の振動を吸収することができ、また内枠部31と外枠部32が衝突するのを避けることもできる。
加えて、ボルト33と内枠部31の孔312a、313aの間の隙間に配置されたゴムリング34によっても水平方向の振動を吸収でき、またボルト33が孔312a、313aの内面に衝突するのを避けることもできる。
また、天井部20の支持体として用いるぶどう棚11は剛で強固な構成であり、地震等に対し水平方向の変位を小さくでき、防振機構30と組み合わせることで耐震性の高い天井構造1を得ることができる。
さらに本実施形態では、外枠部32が天井部20の野縁受け24の側方に配置され、当該野縁受け24に固定される。このように防振機構30を野縁受け24の側方に位置させることで、防振機構30の下に野縁受け24等を設ける場合に比べて階高を上げることができ、また天井部20のねじれを低減させることも可能である。
しかしながら、本発明は上記の実施形態で説明したものに限らない。例えば上記の実施形態では、天井構造1においてぶどう棚11を用いて天井部20を支持しているが、天井部20の支持体はこれに限らず、その他の構造であってもよい。また本発明の防振機構30は、場合によっては、天井構造以外の防振が必要な構造、例えば床構造などに適用することも可能である。
また防振機構30の各部分の具体的な形状も上記の実施形態で説明したものに限らず、2つの部材を鉛直方向に相対的に移動可能に組み合わせて、ボルト等の棒材を一方の部材において上下に複数設けられた孔に通し、他方の部材に固定していれば本発明の目的を達することができる。例えば、場合によっては図3等に示した内枠部31や外枠部32等の構成を上下反転させて外枠部32をぶどう棚11に取付け、内枠部31を野縁受け24に取付けることも可能である。
また、上記の実施形態ではボルト33にゴムリング34を設けているが、ゴムリング34を省略し、内枠部31の水平板312、313の孔312a、313aの径をボルト33の外径の大きさに合わせてもよい。その他、防振パッド37やスポンジゴム38等も必要に応じて設けるもので、省略することが可能である。さらに、ゴムリング34やスポンジゴム38に代えてその他の弾性部材を設けてもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1;天井構造
10;スラブ
11;ぶどう棚
11a、11b;鋼材
12;鉄骨梁
13;束材
20;天井部
21;天井
23;野縁
24;野縁受け
30;防振機構
31;内枠部
32;外枠部
33、40、101;ボルト
34;ゴムリング
35;ナット
36、105;防振材
37;防振パッド
38;スポンジゴム
103;枠体
311;側板
312、313;水平板
312a、313a、321a;孔
321;底板
322;筒体
323;連結板
361;防振ゴム
362;板材
363、371;貫通孔
10;スラブ
11;ぶどう棚
11a、11b;鋼材
12;鉄骨梁
13;束材
20;天井部
21;天井
23;野縁
24;野縁受け
30;防振機構
31;内枠部
32;外枠部
33、40、101;ボルト
34;ゴムリング
35;ナット
36、105;防振材
37;防振パッド
38;スポンジゴム
103;枠体
311;側板
312、313;水平板
312a、313a、321a;孔
321;底板
322;筒体
323;連結板
361;防振ゴム
362;板材
363、371;貫通孔
Claims (9)
- 鉛直方向に相対的に移動可能な2つの部材と、
一方の部材を貫通して他方の部材に固定される棒材と、
を有し、
前記棒材が、前記一方の部材において上下に複数設けられた孔に通されていることを特徴とする防振機構。 - 前記一方の部材は、対向する位置にある鉛直材の間で複数の水平材を上下に設けて構成され、
前記孔は、各水平材に設けられることを特徴とする請求項1記載の防振機構。 - 前記棒材が前記一方の部材に配置された防振材の貫通孔を貫通し、
前記棒材の両端部が、前記防振材の端部と前記他方の部材とにそれぞれ固定されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の防振機構。 - 前記2つの部材はそれぞれ水平材を有し、
防振パッドが、前記2つの部材の水平材の間に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の防振機構。 - 前記2つの部材はそれぞれ鉛直材を有し、
弾性部材が、前記2つの部材の鉛直材の間に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の防振機構。 - 前記棒材と前記孔の間の隙間に弾性部材が配置されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の防振機構。
- 構造躯体から前記構造躯体の下方の天井部を支持する支持体に、請求項1から請求項6のいずれかに記載の防振機構が取付けられたことを特徴とする天井構造。
- 前記支持体は格子状のぶどう棚を有し、
前記防振機構が前記ぶどう棚と前記天井部に固定されたことを特徴とする請求項7に記載の天井構造。 - 前記一方の部材が前記支持体に固定され、
前記他方の部材が、前記天井部の天井下地材の側方に配置され、前記天井下地材に固定されたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の天井構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109736467A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-10 | 长安大学 | 一种双向阻尼铰装置及阻尼方法 |
CN109972732A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-07-05 | 邢台职业技术学院 | 一种建筑承重结构 |
-
2016
- 2016-11-18 JP JP2016225126A patent/JP2018080804A/ja active Pending
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