JP6379133B2 - 天井下地構造及び吊り部材 - Google Patents
天井下地構造及び吊り部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6379133B2 JP6379133B2 JP2016088044A JP2016088044A JP6379133B2 JP 6379133 B2 JP6379133 B2 JP 6379133B2 JP 2016088044 A JP2016088044 A JP 2016088044A JP 2016088044 A JP2016088044 A JP 2016088044A JP 6379133 B2 JP6379133 B2 JP 6379133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end portion
- bolt
- suspension
- housing
- bolt hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
前記吊り部材は、吊りボルトと、前記吊りボルトの上端部に装着され、前記構造躯体から突出する躯体ボルトに連結される上部連結治具と、前記吊りボルトの下端部に装着され、前記下地受け材に連結される下部連結治具とを備え、
前記上部連結治具は、前記躯体ボルトが挿通する躯体ボルト孔が上端部に形成された上部連結部と、前記吊りボルトの上端部が挿通する吊りボルト孔が下端部に形成された上部装着部とを有し、前記上部連結部の下端部と前記上部装着部の上端部がピン接合されて、前記上部連結部と前記上部装着部は互いに直交する鉛直面内で回動自在とされ、
前記上部連結部の上端部に形成された躯体ボルト孔は、前記躯体ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記躯体ボルトは、前記躯体ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記構造躯体と前記上部連結部との間に巻装されていることを特徴としている。
吊りボルトと、前記吊りボルトの上端部に装着され、構造躯体から突出する躯体ボルトに連結される上部連結治具と、前記吊りボルトの下端部に装着され、前記下地受け材に連結される下部連結治具とを備え、
前記上部連結治具は、前記躯体ボルトが挿通する躯体ボルト孔が上端部に形成された上部連結部と、前記吊りボルトの上端部が挿通する吊りボルト孔が下端部に形成された上部装着部とを有し、前記上部連結部の下端部と前記上部装着部の上端部がピン接合されて、前記上部連結部と前記上部装着部は互いに直交する鉛直面内で回動自在とされ、
前記上部連結部の上端部に形成された躯体ボルト孔は、前記躯体ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記躯体ボルトは、前記躯体ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記構造躯体と前記上部連結部との間に巻装されていることを特徴としている。
前記下部連結部の上端部に形成された連結ボルト孔は、前記連結ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記連結ボルトは、前記連結ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記下部装着部と前記下部連結部との間に巻装されていることを好適とする。
本実施の形態に係る天井下地構造10は、一方向に並設され、天井ボード13がビス留めされる天井下地材11と、天井下地材11と直交する方向に並設され、天井下地材11を保持する溝型断面の下地受け材12と、梁材15(構造躯体の一例)から吊り下げられ、下地受け材12を保持する複数の吊り部材20とから概略構成されている。また、構造物の壁面14に対峙する下地受け材12には、天井の周縁部が壁面14に衝突した際、緩衝材となる板バネ35が設置されている。
挟持部17は帯板材からなり、長辺方向両端部が一方の面側に直角に折り曲げられている(図3(A)参照)。さらに、挟持部17の一方の端部は、その先端部が内側に折り曲げられて逆V字状の形状とされ、梁部材15の下フランジのリップ部に引っ掛ける引掛部とされ、挟持部17の他方の端部には、ビス19が挿通するビス孔(図示省略)が形成されている。また、挟持部17の中間部には、他方の面側に突出する躯体ボルト18の頭部が固着されている。
なお、本実施の形態では、躯体ボルト孔22aの内径は躯体ボルト18の外径の1.2〜1.5倍程度とされている。
なお、本実施の形態では、連結ボルト孔28aの内径は連結ボルト29の外径の1.2〜1.5倍程度とされている。
本対策では、落下防止部材36を用いて天井下地材11を下地受け材12に固定する。
落下防止部材36は、図5に示すように、矩形状の平板材をコ字状に折り曲げた形状とされ、フランジ状の両側部36a間の幅は下地受け材12の幅とほぼ同じ寸法とされている。落下防止部材36の両側部36aにはそれぞれ、天井下地材11が嵌入する切欠部36bが形成され、切欠部36bの両サイドには、割ピン34が挿通する挿通孔36cが形成されている。なお、落下防止部材36の挿通孔36cの位置は下地受け材12の挿通孔12cの位置と対応している。
振動試験には起震車を使用した。使用した起震車の仕様は以下の通りである。
・起震室:幅2.8m×奥行1.8m×高さ1.9m
・最大加振変位:幅方向±300mm、奥行方向±100mm、上下方向±50mm
・入力地震波:阪神淡路その他
吊り部材の長さ:800mm
吊り部材の幅方向間隔:1100mm
吊り部材の奥行方向間隔:750mm
Claims (7)
- リップ部を有する溝形鋼からなる天井下地材と、前記天井下地材のリップ部を切欠部で保持する下地受け材と、構造躯体から吊り下げられ前記下地受け材を保持する吊り部材とを備える天井下地構造であって、
前記吊り部材は、吊りボルトと、前記吊りボルトの上端部に装着され、前記構造躯体から突出する躯体ボルトに連結される上部連結治具と、前記吊りボルトの下端部に装着され、前記下地受け材に連結される下部連結治具とを備え、
前記上部連結治具は、前記躯体ボルトが挿通する躯体ボルト孔が上端部に形成された上部連結部と、前記吊りボルトの上端部が挿通する吊りボルト孔が下端部に形成された上部装着部とを有し、前記上部連結部の下端部と前記上部装着部の上端部がピン接合されて、前記上部連結部と前記上部装着部は互いに直交する鉛直面内で回動自在とされ、
前記上部連結部の上端部に形成された躯体ボルト孔は、前記躯体ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記躯体ボルトは、前記躯体ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記構造躯体と前記上部連結部との間に巻装されていることを特徴とする天井下地構造。 - 請求項1記載の天井下地構造において、前記下部連結治具は、前記吊りボルトの下端部が挿通する吊りボルト孔が上端部に形成された下部装着部と、前記下地受け材に下端部が連結された下部連結部とを有し、前記下部装着部の下端部と前記下部連結部の上端部が連結ボルトにより連結され、
前記下部連結部の上端部に形成された連結ボルト孔は、前記連結ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記連結ボルトは、前記連結ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記下部装着部と前記下部連結部との間に巻装されていることを特徴とする天井下地構造。 - 請求項1又は2記載の天井下地構造において、前記上部連結治具の上部装着部に形成された吊りボルト孔を挿通する前記吊りボルトの上端部、及び前記下部連結治具の下部装着部に形成された吊りボルト孔を挿通する前記吊りボルトの下端部に、それぞれ防振ゴムが装着されナットで固定されていることを特徴とする天井下地構造。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の天井下地構造において、構造物の壁面に対峙する前記下地受け材に、前記壁面に向けて該下地受け材から突出する板バネが設置され、前記板バネの先端部が鉛直面内で湾曲していることを特徴とする天井下地構造。
- リップ部を有する溝形鋼からなる天井下地材のリップ部を切欠部で保持する下地受け材を吊持する吊り部材であって、
吊りボルトと、前記吊りボルトの上端部に装着され、構造躯体から突出する躯体ボルトに連結される上部連結治具と、前記吊りボルトの下端部に装着され、前記下地受け材に連結される下部連結治具とを備え、
前記上部連結治具は、前記躯体ボルトが挿通する躯体ボルト孔が上端部に形成された上部連結部と、前記吊りボルトの上端部が挿通する吊りボルト孔が下端部に形成された上部装着部とを有し、前記上部連結部の下端部と前記上部装着部の上端部がピン接合されて、前記上部連結部と前記上部装着部は互いに直交する鉛直面内で回動自在とされ、
前記上部連結部の上端部に形成された躯体ボルト孔は、前記躯体ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記躯体ボルトは、前記躯体ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記構造躯体と前記上部連結部との間に巻装されていることを特徴とする吊り部材。 - 請求項5記載の吊り部材において、前記下部連結治具は、前記吊りボルトの下端部が挿通する吊りボルト孔が上端部に形成された下部装着部と、前記下地受け材に下端部が連結された下部連結部とを有し、前記下部装着部の下端部と前記下部連結部の上端部が連結ボルトにより連結され、
前記下部連結部の上端部に形成された連結ボルト孔は、前記連結ボルトに対して遊びを有する内径とされ、前記連結ボルトは、前記連結ボルト孔を挿通する部位に防振ゴムが装着されナットで固定されると共に、コイルバネが前記下部装着部と前記下部連結部との間に巻装されていることを特徴とする吊り部材。 - 請求項5又は6記載の吊り部材において、前記上部連結治具の上部装着部に形成された吊りボルト孔を挿通する前記吊りボルトの上端部、及び前記下部連結治具の下部装着部に形成された吊りボルト孔を挿通する前記吊りボルトの下端部に、それぞれ防振ゴムが装着されナットで固定されていることを特徴とする吊り部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088044A JP6379133B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 天井下地構造及び吊り部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088044A JP6379133B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 天井下地構造及び吊り部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017197932A JP2017197932A (ja) | 2017-11-02 |
JP6379133B2 true JP6379133B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=60238935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016088044A Active JP6379133B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 天井下地構造及び吊り部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6379133B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102393156B1 (ko) * | 2020-02-14 | 2022-05-02 | 주식회사 진우씨스템 | 내진 현수 장치 |
KR102393159B1 (ko) * | 2020-02-14 | 2022-05-02 | 주식회사 진우씨스템 | 내진 현수 장치 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047421B2 (ja) * | 1978-06-15 | 1985-10-22 | 松下電工株式会社 | 耐震性吊り天井枠 |
JPS57190860A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-24 | Masakazu Nakamura | Channel surface under coat method |
JP4024489B2 (ja) * | 2000-05-16 | 2007-12-19 | 秋本 丈司 | 下地部材と係合する係合部材、下地部材組立体、及び、下地部材組立法 |
JP2007186855A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Nippon Kenko Kk | 吊り装置 |
JP6037726B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-12-07 | 株式会社Nttファシリティーズ | 振動抑制吊構造 |
EP2784235B8 (en) * | 2013-03-26 | 2024-05-01 | Rockwoll International A/S | Suspended ceiling system, suspended ceiling and use of the suspended ceiling system for making the suspended ceiling |
-
2016
- 2016-04-26 JP JP2016088044A patent/JP6379133B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017197932A (ja) | 2017-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101326806B1 (ko) | 케이블 트레이 지지부재의 내진장치 | |
US9777870B2 (en) | Bracket for seismic bracing of conduits | |
JP4806239B2 (ja) | 吊天井の補強金具 | |
JP2007239441A (ja) | 吊り天井の耐震構造 | |
KR102230065B1 (ko) | 천장구조물용 지지행거 | |
JP6379133B2 (ja) | 天井下地構造及び吊り部材 | |
JP2007291761A (ja) | 耐震天井構造 | |
JP5732950B2 (ja) | 吊り天井の耐震構造 | |
JP6270645B2 (ja) | 機器取付装置及び室内機 | |
JP5997914B2 (ja) | 天井下地構造 | |
KR102008820B1 (ko) | 파이프 지지 장치 | |
KR102098825B1 (ko) | 내진용 횡방향 및 종방향 버팀대 | |
JP6804714B2 (ja) | 耐震用軽量鉄骨フレームの構造 | |
JP2008267524A (ja) | 防振台装置 | |
JP2011021424A (ja) | 吊り天井構造及びその施工方法 | |
KR102074452B1 (ko) | 건축 기계 설비 및 소방 설비용 배관의 내진 보강 장치 | |
JP2022107492A (ja) | ボルト支持金具 | |
KR102116398B1 (ko) | 경량철골틀의 내진장치 | |
JP2021165594A (ja) | 支持装置 | |
JP6067992B2 (ja) | 天井構造 | |
JP5279798B2 (ja) | 免震床構造 | |
JP2006322318A (ja) | システム天井の吊り構造およびシステム天井 | |
KR101719128B1 (ko) | 내진 설계를 위한 와이어 기반의 내진형 케이블 트레이 및 덕트 시스템 | |
KR20210014026A (ko) | 시공이 용이한 내진구조를 갖는 마루틀 시스템 | |
JP2015175156A (ja) | 斜め補強部材用取付金具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6379133 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |