JP6940634B2 - 防振具 - Google Patents
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Description
構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体と前記下側棒状体とに亘って設けられたフレームと、
前記フレームに固定された、前記上側棒状体に交差する第1振止棒状体を保持する第1保持体と、を備え、
前記フレームは、前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を有し、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する弾性部材が設けられている。
また、本構成によれば、上側棒状体及び下側棒状体の少なくとも一方が、中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で当該中間支持部に支持されている。つまり、上側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、上側棒状体が中間支持部及び上側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。一方、下側棒状体が中間支持部を貫通している場合には、下側棒状体が中間支持部及び下側支持部の双方に、鉛直方向の異なる位置で支持される。このように、中間支持部による支持を利用して、上側棒状体及び下側棒状体の少なくともいずれかが鉛直方向の2箇所以上で支持される。これにより、地震等の外力が作用した際に、フレームが上側棒状体及び下側棒状体に対して傾くことを規制できる。その結果、下側支持部に支持された下側棒状体が、上側棒状体に対して傾くことを規制でき、延いては下側棒状体に連結された吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
更に、本構成によれば、フレームに固定された第1保持体によって、上側棒状体に交差する第1振止棒状体が保持されている。一般的に、第1振止棒状体は、別の上側棒状体や構造体等に連結される。そのため、このような第1振止棒状体を第1保持体が保持することで、地震等の外力が作用した際に、吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
以上のように、本構成によれば、吊設機器の動作中に発生する振動の構造体への伝達を抑制しつつ、外力に起因する吊設機器の揺れを小さく抑えることができる。
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間のいずれか一方のみに、前記弾性部材が設けられ、
前記上側支持部及び前記下側支持部のうちの前記弾性部材が設けられていない方と前記中間支持部との鉛直方向の間に、前記第1保持体が配置されていると好適である。
前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側接続部及び前記下側接続部のいずれか一方に、前記第1保持体が固定されていると好適である。
前記フレームに固定された、前記上側棒状体及び前記第1振止棒状体に交差する第2振止棒状体を保持する第2保持体を更に備えていると好適である。
前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側接続部及び前記下側接続部のいずれか一方は、前記第1振止棒状体の延在方向に沿って形成された第1面と、前記第2振止棒状体の延在方向に沿って形成された第2面と、を有し、
前記第1保持体は、当該第1保持体と前記第1面との間に、前記第1振止棒状体を挟み込んだ状態で保持し、
前記第2保持体は、当該第2保持体と前記第2面との間に、前記第2振止棒状体を挟み込んだ状態で保持すると好適である。
前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されていると好適である。
以下では、第1の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態に係る防振具10を用いた吊り下げ支持構造100を示す。吊り下げ支持構造100は、天井スラブや梁等の構造体(不図示)から吊設機器Eを吊り下げた状態で支持している。吊設機器Eは、動作中に振動が発生する機器である。本実施形態では、吊設機器Eは、空調機器の室内機である。
以下では、第2の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、中間支持部14の数、第1弾性部材21の数、及び第2弾性部材22の数のそれぞれが、上記第1の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第1の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第1の実施形態と同様とする。
以下では、第3の実施形態に係る防振具10について、図面を参照して説明する。本実施形態では、フレーム11の構成が、上記第2の実施形態のものとは異なっている。以下では、上記第2の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第2の実施形態と同様とする。
(1)上記の実施形態では、2本の振止棒状体3(第1振止棒状体3A及び第2振止棒状体3B)を保持する構成、つまり、第1保持体31及び第2保持体32を備えた構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、1本又は3本以上の振止棒状体3を保持する構成、つまり、1つ又は3つ以上の保持体を備えた構成としても良い。
2 :下側棒状体
3 :振止棒状体
3A :第1振止棒状体
10 :防振具
11 :フレーム
12 :上側支持部
13 :下側支持部
14 :中間支持部
21 :第1弾性部材(弾性部材)
31 :第1保持体
E :吊設機器
V :上下方向(鉛直方向)
Claims (6)
- 構造体に連結された上側棒状体と、吊設機器に連結された下側棒状体とを、互いに鉛直方向に間隔を空けた状態で連結する防振具であって、
前記上側棒状体と前記下側棒状体とに亘って設けられたフレームと、
前記フレームに固定された、前記上側棒状体に交差する第1振止棒状体を保持する第1保持体と、を備え、
前記フレームは、前記上側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該上側棒状体を支持する上側支持部と、前記下側棒状体が鉛直方向に貫通した状態で当該下側棒状体を支持する下側支持部と、鉛直方向における前記上側支持部と前記下側支持部との間に配置された、少なくとも1つの中間支持部と、を有し、
前記上側棒状体及び前記下側棒状体の少なくとも一方が、前記中間支持部を鉛直方向に貫通した状態で前記中間支持部に支持され、
前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間の少なくとも一方に、弾性を有する弾性部材が設けられている、防振具。 - 前記上側支持部と前記上側棒状体との間、及び、前記下側支持部と前記下側棒状体との間のいずれか一方のみに、前記弾性部材が設けられ、
前記上側支持部及び前記下側支持部のうちの前記弾性部材が設けられていない方と前記中間支持部との鉛直方向の間に、前記第1保持体が配置されている、請求項1に記載の防振具。 - 前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側接続部及び前記下側接続部のいずれか一方に、前記第1保持体が固定されている、請求項1又は2に記載の防振具。 - 前記フレームに固定された、前記上側棒状体及び前記第1振止棒状体に交差する第2振止棒状体を保持する第2保持体を更に備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の防振具。
- 前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側接続部及び前記下側接続部のいずれか一方は、前記第1振止棒状体の延在方向に沿って形成された第1面と、前記第2振止棒状体の延在方向に沿って形成された第2面と、を有し、
前記第1保持体は、当該第1保持体と前記第1面との間に、前記第1振止棒状体を挟み込んだ状態で保持し、
前記第2保持体は、当該第2保持体と前記第2面との間に、前記第2振止棒状体を挟み込んだ状態で保持する、請求項4に記載の防振具。 - 前記フレームは、前記上側支持部と前記中間支持部とを接続する上側接続部と、前記下側支持部と前記中間支持部とを接続する下側接続部と、を更に有し、
前記上側支持部と前記上側接続部と前記中間支持部と前記下側接続部と前記下側支持部とが、S字状をなすように一体的に形成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の防振具。
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