JP6585791B2 - 接続金具 - Google Patents
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Description
本発明の第一実施形態に係る接続金具10は、例えば図1に示す如き天井下地構造1に用いられ、防振耐震ハンガーとして機能する。この天井下地構造1は、大略、天井スラブ2から垂下させた吊材としての吊ボルト3と、天井仕上材4を支持する天井下地材5と、吊ボルト3と天井下地材5とを連結するハンガー6及び防振耐震ハンガー10と、吊ボルト3と天井下地材5との間で傾斜状に架け渡されるブレース7とを備える。
上述の如く構成されたハンガー部材20、連結部材30及び防振ゴム40には、図3〜5に示すように、接続部材としてのボルト50が貫通されナット51によって鉛直方向Zに沿って接続固定される。この際、ボルト50は水平荷重Fに対抗することとなる。また、防振ゴム40の本体部41は、連結部材30の下部32上で壁部33,33の間に配置され、ブレース7は連結部材30のブレース取付部34に取り付けられる。
図6(a)に示す第1改変例における連結部材30Aは、一対の壁部33,33を有する箱形を呈し、一方の開口部にブレース取付部34が垂設されている。上述のように、板状材を屈曲させて一対作製した部材を対向させて溶接等により形成しなくても構わない。この例では、突出部としてピン35cを下部32に鉛直方向Zに向けて立設し、一対の壁部33,33及び一対のピン35c,35cにより変形制限手段60を構成している。なお、このピン35cは、下部32と一体に形成してもよく、別体として形成し溶接等で溶着させてもよい。
第二実施形態に係る接続金具100は、大略、天井下地材5に固定されるブラケット200と、ブレース7を固定する一対のブレース受材300,300と、一対のブレース受材300,300を連結固定する固定板400と、ブラケット200に係合する防振ゴム500と、ブラケット200,固定板400及び防振ゴム500を貫通しこれら部材200,400,500を接続する接続部材600を備える。本実施形態において、接続金具100は、野縁5aに並行して配設される野縁補強材700をさらに備える。本実施形態において、ブラケット200が第一固定部材、ブレース受材300がブレース取付部、固定板400が第二固定部材としてそれぞれ機能する。
上述の如く構成されたブラケット200、固定板400及び防振ゴム500には、図10〜12に示すように、接続部材としてのボルト600が貫通されナット610によって鉛直方向Zに沿って接続固定される。この際、防振ゴム500の本体部510は、ブラケット200の収容部230に配置される。また、本体部510とブラケット200のウェブ210との間には、クリアランス120が形成される。クリアランス120を形成しておくことで、吊材3により吊り下げ支持される天井材の自重による防振ゴム500の過度な変形を抑制し、防振性の低下を防止する。
上記第二実施形態において、当接部材240をブラケット200のウェブ210に鉛直方向Zに沿うように取り付けた。しかし、当接部材240の取付方向は鉛直方向Zに限られず、図13,14に示す第三実施形態に示すように、ブラケット200のフランジ220に直交する方向(水平方向)に沿うように取り付けることも可能である。
Claims (5)
- 天井スラブと天井下地材との間で傾斜して設けられるブレースと前記天井下地材とを接続する接続金具であって、
前記天井下地材の野縁受を保持するハンガー部材と、
前記ブレースの下端が取り付けられるブレース取付部に固定され、且つ前記天井スラブから垂下する吊材と前記ハンガー部材とを連結する連結部材と、
本体部と前記連結部材の貫通孔に係合する係合部とを有する防振ゴムと、
前記防振ゴム、前記ハンガー部材及び前記連結部材を貫通しこれら部材を接続する接続部材を備え、
前記連結部材は、前記本体部を挟んで対向する一対の壁部を有し、
前記防振ゴムが係合する前記連結部材に前記本体部の水平方向への変形を制限する変形制限手段を設け、
前記変形制限手段は、前記一対の壁部とその壁部から直交方向へ突出する突出部とにより構成される接続金具。 - 天井スラブと天井下地材との間で傾斜して設けられるブレースと前記天井下地材とを接続する接続金具であって、
前記天井下地材の野縁受を保持するハンガー部材と、
前記ブレースの下端が取り付けられるブレース取付部に固定され、且つ前記天井スラブから垂下する吊材と前記ハンガー部材とを連結する連結部材と、
本体部と前記連結部材の貫通孔に係合する係合部とを有する防振ゴムと、
前記防振ゴム、前記ハンガー部材及び前記連結部材を貫通しこれら部材を接続する接続部材を備え、
前記連結部材は、前記本体部を挟んで対向する一対の壁部を有し、
前記防振ゴムが係合する前記連結部材に前記本体部の水平方向への変形を制限する変形制限手段を設け、
前記変形制限手段は、前記一対の壁部と前記貫通孔が形成された底面から直交方向へ突出する突出部とにより構成される接続金具。 - 天井スラブと天井下地材との間で傾斜して設けられるブレースと前記天井下地材とを接続する接続金具であって、
前記天井下地材の野縁受を保持するハンガー部材と、
前記ブレースの下端が取り付けられるブレース取付部に固定され、且つ前記天井スラブから垂下する吊材と前記ハンガー部材とを連結する連結部材と、
本体部と前記連結部材の貫通孔に係合する係合部とを有する防振ゴムと、
前記防振ゴム、前記ハンガー部材及び前記連結部材を貫通しこれら部材を接続する接続部材を備え、
前記連結部材は、前記本体部を挟んで対向する一対の壁部とこの一対の壁部に直交し且つ鉛直方向に沿う第二壁部と前記第二壁部に対向する突出部を有し、
前記突出部は、前記一対の壁部及び前記貫通孔が形成された底面の少なくとも1つに設けられ、
前記防振ゴムが係合する前記連結部材に前記本体部の水平方向への変形を制限する変形制限手段を設け、
前記変形制限手段は、前記一対の壁部、前記第二壁部及び前記突出部とにより構成される接続金具。 - 天井スラブと天井下地材との間で傾斜して設けられるブレースと前記天井下地材とを接続する接続金具であって、
前記天井下地材の野縁受を保持するハンガー部材と、
前記ブレースの下端が取り付けられるブレース取付部に固定され、且つ前記天井スラブから垂下する吊材と前記ハンガー部材とを連結する連結部材と、
本体部と前記連結部材の貫通孔に係合する係合部とを有する防振ゴムと、
前記防振ゴム、前記ハンガー部材及び前記連結部材を貫通しこれら部材を接続する接続部材を備え、
前記連結部材は、前記本体部に対向する少なくとも1つの壁部を有し、
前記防振ゴムが係合する前記連結部材に前記本体部の水平方向への変形を制限する変形制限手段を設け、
前記変形制限手段は、前記壁部と前記本体部を取り囲み前記壁部に取り付けられる囲繞部とにより構成される接続金具。 - 前記ブレース取付部は、前記連結部材に一体に形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の接続金具。
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JP2018172905A JP6585791B2 (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 接続金具 |
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2018
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