JP5760031B2 - 情報管理システム、装置、方法およびプログラム - Google Patents

情報管理システム、装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを管理する情報管理システム、装置、方法およびプログラムに関する。
日本においては、今後の急速な高齢化が予測されており、例えば75歳以上の人口割合は、2055年には26.5%にまで増加する見込みである。今後の高齢化社会を支える上で、良質な介護サービスの充実と、関連する従業者の業務効率化が重要である。良質なケアを効率的に提供するためには、訪問介護員やケアマネージャ、かかりつけ医、訪問看護師など、被介護者をケアする医療および介護従事者間での連携が重要である。
しかし、多忙な業務の中では、それぞれの業務上での直接的な利益が無い場合、情報共有を主体とする職種間の連携は負担感が大きい。適切な情報共有を機能させるためには、どれだけ簡単な情報提供が可能となるかが大きな鍵となる。レガシーな情報共有のやり方としては、被介護者の自宅に置かれた申し送りのための連絡ノートや、介護サービスの提供記録としてのヘルパーの活動記録票などの書類の他、関係者が会して行われるケアカンファレンスや訪問介護事業所におけるミーティングなどがある。
"介護保険請求ソフト かがやきぷらん2",<URL:http://www.kagayakiplan2.com/> "居宅介護支援(ケアマネジメント)システム(CIC)",<URL:http://www.kanamic.net/system/cic_kyotaku.html> "らくらくヘルパー管理 良介くん",<URL:http://www.sophia-soft.co.jp/info/ryousuke_kun.htm> "デジタルペンを活用した訪問介護支援システム",<URL:http://www.ucoop.or.jp/torikumi/fukushi/u01/torikumi_6170.html> "新iPad+iOS 5.1の「音声入力」だけで原稿を書けるか?",<URL:http://ascii.jp/elem/000/000/681/681153/> "AmiVoice",<URL:http://onsei-ninshiki.jp/> "音声入力メール", <URL:http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/voiceinput_mail/> "[Android]精度も使い易さも良好! 『音声入力まっしゅ』で「ペラペラ喋る」メール生活へ",<URL:http://www.lifehacker.jp/2012/03/120309onseitabroid.html>
しかし、上述したやり方は必ずしもICT(information communication technology)が十分活用されているとはいえず、業務効率化を目的としたICTの適用の余地は十分にあると考えられる。
一方で、介護や医療の関連従業者のITリテラシが十分であるとはいえず、ICT機器に対する苦手意識や過度な負担感を生じてしまう恐れもある。また、要介護者本人の生活に最も密接に関わるのは家族やヘルパーであり、様々な個性を持つ要介護者にとって質の高いサービスを効率よく提供するためには、そうしたエンドユーザに近いところから発信される情報が重要である。しかし、従来から存在する介護情報システムの多くは、介護事業所で働く事務職員やケアプラン作成を行うケアマネージャを主なユーザとして想定しており、エンドユーザが用いることを考慮していない。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、適切な情報共有を行うことができる情報管理システム、装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一つの観点は、記入される情報の型式および記入位置と情報を共有するユーザとを指定したフォーマットを用いて、利用者に関する情報である利用者情報が記入された該フォーマットの画像を読み取る読取手段と、前記記入位置の領域を抽出し、該利用者情報を共有するユーザと該利用者情報のうち共有する情報が記入される領域の画像とを示す共有範囲情報を抽出する抽出手段と、前記共有範囲情報を送信する第1送信手段と、を具備する端末、および、前記端末から前記共有範囲情報を受信する受信手段と、前記共有範囲情報を前記利用者ごとに区別して格納する格納手段と、前記利用者情報の取得要求がある場合、該取得要求が前記共有範囲情報に含まれるユーザからの要求であるかどうかを判定する判定手段と、前記共有範囲情報で指定されたユーザのみに前記利用者情報を送信する第2送信手段と、を具備するサーバを具備することを特徴とする。
すなわち本発明によれば、適切な情報共有を行うことができる。
本実施形態に係る情報管理システムを示す概念図。 ユーザ端末および介護情報サーバを示すブロック図。 テンプレートの書式設定の一例を示す図。 本実施形態で用いる記録票の一例を示す図。 本実施形態で用いる記録票の別例を示す図。 ユーザ端末における撮影処理を示すフローチャート。 表示部に表示される確認画面の一例を示す図。 グラフ閲覧確認処理を示すフローチャート。 登録内容の修正確認処理を示すフローチャート。 情報管理システムを用いるユーザの利用形態の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら本開示の一実施形態に係る情報管理システム、装置、方法およびプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
本実施形態に係る情報管理システムの利用例について図1の概念図を参照して説明する。本実施形態では、被介護者に対してヘルパーが介護サービスを実施し、ヘルパーのサービス内容を介護事業所のスタッフ、ケアマネージャが管理および修正する例について説明する。なお、これに限らず、治験や実験、研究など観察記録、実験記録などを定常的に取得する作業であれば、本実施形態に係る情報管理システムを利用することができる。
本実施形態にかかる情報管理システム100は、ユーザ端末101、介護情報サーバ102、他ユーザ端末103およびPC(Personal Computer)端末104を含む。また、ユーザ端末101、介護情報サーバ102、他ユーザ端末103およびPC端末104はそれぞれ、インターネットなどのネットワークを介して相互に接続される。
事前準備として、介護を担当するヘルパーにより利用者(被介護者)の情報である利用者情報(以下、介護情報と呼ぶ)が記入される訪問介護サービス実施記録票(以下、単に記録票と呼ぶ)のテンプレートを作成し、PC端末104に登録する。その際、テンプレートの書式に含まれるコンポーネント(記述箇所)がそれぞれ自由記述、チェックボックスであるかなどの種類と、記録票におけるコンポーネントの記入位置を設定する。また、プライバシー面でシステム上の共有が望ましくない部分については、テンプレートに対してマスキング設定が行われる。
この利用例では、ユーザ端末101は、例えば携帯端末であり、介護事業所が複数台用意され、所属の各ホームヘルパーは、業務の際に1台持ち出し、サービスにログインして利用する。
ヘルパーBが被介護者F宅を訪問する場合、事前に被介護者Fのこれまでの情報を事業所のPC端末104またはヘルパーBが利用するユーザ端末101で確認することができる。その後、実際に訪問し、介護サービスを実施し、サービスの実施内容に関する記録票150を作成する。
その後、ヘルパーBが作成した記録票150をユーザ端末101で撮影登録する。撮影は表示されるガイドフレームに収まるようにして行う。また、実際の訪問者のみが閲覧できる、プライバシー面で特に機微な申し送り事項の欄については、マスクされて、電子データとして保存やサーバ送信はされない。なお、被介護者Fの体調についての画像(褥瘡の患部写真など)についても、記録票150の画像と関連付けて登録してもよい。
記録票150を登録すると、あらかじめ指定したユーザが利用する他ユーザ端末103に通知される。通知は各ユーザの携帯端末へのメールやショートメッセージの送信、専用アプリによるユーザ通知等によって行われる。各ユーザは、登録通知に引き続いて、登録内容の確認を行うことができる。
登録したユーザやそのマネージャなどの、一部の許可されたユーザは、登録内容の確認と共に、内容の修正および追記を他ユーザ端末103またはPC端末104にて行うことができる。例えば、記入ミスやシステムによる認識エラーの部分について、修正を行うことができるほか、追記として気がついた点や留意事項をメモして共有することができる。
さらに、記録票150の内容は、撮影後ただちに必要なユーザへの通知と共に共有される。共有された閲覧の権限のあるユーザは、ユーザ端末101、他ユーザ端末103もしくはPC端末104で内容を閲覧することができる。
また、上述のように内容が共有されることにより被介護者F宅を次に訪問する予定のある介護従事者は、事前に被介護者Fの生活の様子を知ることができる。例えば、生活介助に関しては、被介護者Fの希望や日用品の状況などの申し送りが有効である。また、身体介助や看護、リハビリ等においても、被介護者Fの身体状態や禁忌など、重要な申し送りを漏れなく迅速に共有することができる。
加えて、介護業務管理にも活用でき、報告情報の共有はリアルタイムに行われ、適切な勤怠管理やサービス提供状態の把握ができる。さらには、被介護者Fの家族への情報共有にも有効である。どんなサービスをいつ受けたか即時にわかり、かつメール等による記録も自動的に残せるため、不在時にも安心感を得られるとともに、サービスレベルの確認も随時行うことができる。
次に、ユーザ端末101および介護情報サーバ102について図2のブロック図を参照して説明する。
ユーザ端末101は、読取部201、抽出部202、共有範囲設定部203、表示部204および送受信部205を含む。
読取部201は、記入される情報の型式および記入位置と情報を共有するユーザとを指定したフォーマットを用いて、介護情報が記入された記録票を読み取り、記録票画像を得る。記録票の読み取りは、例えば読取部201がカメラであれば、記録票を撮影すればよいし、読取部201がスキャナであれば、スキャン処理を行なえばよい。なお、記録票以外の同一の被介護者に関する画像である介護記録画像を撮影した場合も、記録票画像と関連付ける。
抽出部202は、読取部201から記録票画像を受け取り、記録票に記入される介護情報が記入された領域を抽出し、介護情報を共有するユーザと介護情報のうち共有する情報が記入される領域の画像とを示す共有範囲情報を抽出する。なお、記録票に予め介護情報を共有する共有範囲が設定されていれば、記録票画像から抽出すればよい。
共有範囲設定部203は、ユーザの指示により共有範囲の変更および追加を設定する。
表示部204は、記録票画像と共有するユーザの範囲とを表示する。具体的な表示例については図7を参照して後述する。
送受信部205は、共有範囲情報を介護情報サーバ102に送信する。また、介護記録画像が関連付けられていれば、介護記録画像も介護情報サーバ102に送信する。また、ユーザの指示により、介護情報サーバ102から、介護情報および介護記録画像を受信するようにしてもよい。
なお、共有範囲情報に該当する画像だけを抽出して送信するのではなく、画像共有しない介護情報について、共有しない介護情報が記入されている領域に黒または白の画像を重畳するなどしてマスキング処理を行なって、マスキング処理後の画像全体を共有してもよい。こうすることで、領域の抽出処理を省略することができ、処理を簡略化することができる。
また、他ユーザ端末103は、少なくとも表示部204と送受信部205とが含まれていればよく、ユーザ端末101と同様の構成であってもよい。
次に、介護情報サーバ102について説明する。介護情報サーバ102は、送受信部251、画像認識部252、データ格納部253および共有範囲判定部254を含む。
送受信部251は、共有範囲情報の画像および介護記録画像をユーザ端末101から受信する。
画像認識部252は、共有範囲情報の画像をOCR処理し、共有範囲情報に含まれる介護情報のデータを抽出する。
データ格納部253は、利用者ごとに、共有範囲情報に含まれる介護情報を抽出したデータと介護記録画像とを対応付けて格納する。
共有範囲判定部254は、介護情報の閲覧要求があった場合に、閲覧要求をしてきたユーザが、介護情報の共有範囲のユーザに含まれるかどうかを判定する。
送受信部251は、閲覧要求に応じて、介護情報の共有範囲のユーザに含まれるユーザにのみ、介護情報と介護記録画像とを送信する。
次に、テンプレートの書式設定の一例について図3を参照して説明する。
図4に示す書式設定テーブル300は、型名301、表記例302および説明303がそれぞれ対応付けられる。型名301は、記入欄にどのように情報が記入されるかを示す。表記例302は、具体的な表記の一例を示す。説明303は、対応する型にどのように記入するかの説明である。
例えば、記入欄を自由に記述可能な欄とする場合は、テンプレートにおいて、破線による矩形領域を設定すればよい。また、記入欄をチェックボックスとする場合は、テンプレートにおいて、内容を示すラベルと太線による正方形とを設定し、正方形内にチェックが記入されることでラベルが選択されると判定すればよい。
次に、本実施形態のフォーマットを用いた記録票の具体例について図4を参照して説明する。
事前に設定されるフォーマット400は、必要に応じて様々な情報項目を含む。例えば、図4に示す記録票の場合、利用者401、担当402、実施年月日403、体温404、血圧405、実施サービス内容406、備考欄407、申し送り事項記入欄408および共有範囲設定欄409を含む。
利用者401、担当402、実施年月日403については、自由記述の欄とする。体温404、血圧405については、数字が入力されるように1つの矩形に1つの数字が記入されるようにする。
実施サービス内容406は、入浴、掃除、清拭、掃除、調理といった具体的な実施サービスの内容を記入する箇所であり、チェックボックスで選択するようにする。また、図4の例では、服薬の指定時間についてもチェックボックスを設定する。
備考欄407は、サービスの実施者が気がついた点などを記入する箇所であり、自由記述の欄とする。
申し送り事項記入欄408は、プライバシー面で特に機微な内容などを記入する箇所であり、自由記述の欄とする。さらに、「訪問者のみ」などといったラベルを設定することで、申し送り事項記入欄408を共有しないように介護情報サーバ102にデータを送信しないマスキング設定を行うことができる。
共有範囲設定欄409は、記録票をどのユーザの範囲まで共有するかを設定する欄である。ここでは、ヘルパーによってチェックボックスへのチェックが記入されることにより、共有範囲となるユーザが設定される。
また、共有範囲設定欄409は必須ではなく、システムで予め設定された共有範囲を用いるようにしてもよい。この場合のフォーマットを用いた記録票の一例を図5に示す。
このように共有範囲設定欄409を設けないフォーマット500とすることで、ヘルパーはユーザ端末101による読み取りだけの処理となり、簡易な処理とすることができる。
次に、ユーザ端末101における撮影処理について図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、カメラによる撮影を想定する。
ステップS601では、撮影画面を起動する。撮影画面の起動は、読取部201を起動するアプリケーションなどをユーザが選択することにより行えばよい。
ステップS602では、読取部201が、記録票をユーザ端末で撮影する。撮影は、表示されるガイドフレームに収まるようにして行えばよい。また、撮影後の補正が行われるため、斜めからの撮影によるゆがみについては特に留意せず、記録票全体が撮影範囲に入ればよい。
ステップS603では、抽出部202および共有範囲設定部203が、撮影した画像から共有範囲情報を抽出し、共有範囲の確認処理を行なう。なお、撮影ごとに、必要に応じて共有範囲をカスタマイズすることもできるが、あらかじめ設定した範囲で問題ない場合は、ただ単に撮影するだけでもよい。
ステップS604では、表示部204が、撮影した画像および共有範囲の設定が正しいかどうかの確認を表示する。ユーザからの指示が、撮影した画像および共有範囲の設定が正しいという指示である場合は、ステップS605に進み、撮影した画像および共有範囲の設定が正しくないという指示である場合は、ステップS602へ戻り、再び同様の処理を繰り返す。
ステップS605では、表示部204が、続けて撮影を行なうかどうかの確認を表示する。続けて撮影する場合は、ステップS602へ進み同様の処理を繰り返す。一方、これ以上撮影を行わない場合は、ステップS606へ進む。
ステップS606では、表示部204が、全画像について画像および共有範囲の設定が正しいかどうかの確認を表示する。ユーザからの指示が、全画像について画像および共有範囲の設定が正しいことを示す場合は、ステップS607へ進み、全画像について画像および共有範囲の設定が正しくないことを示す場合は、ステップS602へ戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS607では、共有範囲を設定した画像を含む共有範囲情報を介護情報サーバ102へ送信する。
なお、実際の訪問者のみが閲覧できるように設定した、プライバシー面で特に機微な申し送り事項記入欄については、読取部201による撮影後、抽出部202が申し送り事項記入欄の領域を抽出し、共有範囲設定部203が申し送り事項記入欄の領域をマスクしてもよい。この際、電子データとしてユーザ端末101、他ユーザ端末103への保存や介護情報サーバ102への送信がされないようにする。
また、ユーザ端末101側で共有範囲設定部203を有さない場合は、一度介護情報サーバ102へ画像を送信し、各記入欄の領域に関する抽出処理を行った後、介護情報サーバ102から領域が抽出されたデータを受けとってマスキングをおこなえばよい。この際、介護情報サーバ102への送信される画像に外部からアクセスできないようなセキュリティ設定をすることが望ましい。
なお、電子化して共有することをサービス利用者が同意した上で、適宜共有範囲を設定して共有するようにしてもよい。
次に、表示部204に表示される確認画面の一例について図7を参照して説明する。
図7は、記録票701をユーザ端末101で撮影した場合であり、表示部204には、確認画面702が表示される。
確認画面702には、撮影した記録票の画像703のほか、現在の画像のみで処理を完了するか、続けて、被介護者の体調に関する画像(患部の写真)など、被介護者に関連する画像を撮影するかを決定する処理ボタン704を表示する。
また、撮影した画像の共有範囲を表示および設定する共有範囲ボタン705を表示する。共有範囲ボタン705は、既にシステムにより共有範囲が設定されている場合は、システムで決定された共有範囲を表示してもよい。例えば、共有範囲が設定されていることは、例えば、「ヘルパー」「S責」などを反転表示させて他の表示と区別すればよい。また、記録票701に共有範囲の記入欄がある場合は、記録票701を撮影後に、記入された共有範囲を抽出して共有範囲ボタン705に反映してもよい。さらに、共有範囲ボタン705をタッチすることで、ユーザ端末101の利用者が共有範囲を設定できるようにしてもよい。
なお、共有範囲ボタン705に誤って触れることにより、意図しない範囲まで指定してしまう可能性がある。よって、共有範囲を画面上で設定する場合は、パスワードを入力後に共有範囲を設定可能としたり、共有範囲ボタン705を触れた場合にユーザに確認を促す画面を表示したりすることで、ユーザにアクションを求めるようにしてもよい。
図7に示すような確認画面とすることで、1回の利用(セッション)ごとに、複数回の撮影を行うように設定できる。また、撮影ごとに共有範囲を設定できるので、機微な情報の適切な共有が可能となる。
次に、他ユーザ端末103またはPC端末104から処理される介護情報サーバ102のグラフ閲覧確認処理について図8を参照して説明する。
ステップS801では、介護情報サーバ102にアクセスし、表示したい介護情報と期間とを選択する。
ステップS802では、介護情報サーバ102からデータを受け取り、介護情報をグラフ表示する。このようにすることで、他ユーザ端末103またはPC端末104を利用するユーザ(スタッフ、ケアマネージャなど)は、報告内容をグラフ表示や統計処理して一覧することもでき、介護計画の修正などに役立てることができる。以上で、グラフ閲覧確認処理を終了する。
次に、他ユーザ端末103またはPC端末104から行われる、介護情報サーバ102の登録内容の修正確認処理について図9を参照して説明する。
ステップS901では、図8に示す処理のように介護情報サーバ102にアクセスし、所望の介護情報を抽出する。
ステップS902では、介護情報に関連付く介護記録画像の確認が必要であるかどうかの判定を利用者に求める。介護記録画像の確認が必要である場合は、ステップS903に進み、介護記録画像の確認が必要でない場合は、ステップS904に進む。
ステップS903では、介護記録画像の閲覧要求を介護情報サーバ102に送信し、介護記録画像を受け取って表示する。
ステップS904では、介護情報の修正が必要であるかどうかの判定を利用者に求める。介護情報の修正が必要である場合は、ステップS905に進み、介護情報の修正が必要でない場合は処理を終了する。
ステップS905では、介護情報に関する修正および追加を受け付ける。以上で修正確認処理を終了する。
次に、本実施形態に係る情報管理システムを用いるユーザの利用形態の一例について図10を参照して説明する。
図10では、利用者宅において現場の介護業務を行うホームヘルパーや訪問看護師のような介護従事者1001と、それらを管理するサービス提供責任者や事業所スタッフ、ケアマネージャなどの管理者1002とが本実施形態に係る情報管理システムを利用する場合を想定する。
介護サービス現場である利用者宅等において、介護従事者1001がユーザ端末101を用いて記録票の撮影登録1050と、その後、介護情報の確認および修正1051とを行う。管理者1002は、登録された介護情報の確認および修正1052を行ない、必要に応じて介護情報のグラフ化1053を行なう。図10に示すように、介護従事者1001は、モバイル端末による撮影やスキャンが可能な場合は、介護業務終了時に随時情報共有が可能である。この場合、業務終了後すぐに情報が共有されるため、迅速な情報の活用が可能となる。また、通常持ち帰っている作業実施記録の写しを事業所にて電子化してもよい。介護従事者1001としては記入フォーマットの変更だけで情報共有が可能となる。また、介護従事者1001の管理者1002は、必要に応じて業務結果の確認および修正を行うことができる。逐次業務内容などを確認できることで、効率的な従事者の手配など介護業務の管理に役立てることができる。
なお、上述した例では、携帯端末による書類の撮影という手段を用いたが、現場の書類をスキャナやFAXなどで電子化する方法を用いても構わない。例えば、携帯用スキャナ装置を介護従事者が携帯し、業務終了時に読み取りを行う方法の他、リアルタイム性は劣るが、写しを事業所に持ち帰った後にPC端末等でスキャンする方法でもよい。
なお、本実施形態に係る情報管理システムは、1つの情報管理装置として動作することも可能である。すなわち、上述した、読取部201、共有範囲設定部203、表示部204、画像認識部252、データ格納部253および共有範囲判定部254を含めばよく、上述した処理と同様の処理を行えばよい。
さらに、本実施形態に係る情報管理システムは、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
以上に示した本実施形態に係る情報管理システムによれば、入力情報の種類および型と情報の共有範囲とを事前に設定したフォーマット用紙を用いて、手書きの書類を読み取る処理を行なうことにより、訪問介護サービス実施記録票や連絡ノートなど従来の書類に関してのノウハウを有効活用しつつ、簡略化した処理で情報を共有できる。また、手書きの業務実施報告や介護ノートを書くのに加えて、端末でそれを撮影することで、簡単かつ適切に情報共有ができる。また、同じ利用者の情報を別の介護従事者に適切に共有することで、申し送り事項の確実で迅速な伝達が可能になる。例えば、生活介助に買い物がある場合に、訪問前に必要な物がわかると事前の手配準備が可能になるなど、業務の効率化が可能である。また、フォーマット用紙に記載された共有範囲の設定を、必要に応じてチェックマーク記入程度の操作により指定することもでき、より適切な情報共有を行うことができる。
要するに本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100・・・情報管理システム、101・・・ユーザ端末、102・・・介護情報サーバ、103・・・他ユーザ端末、104・・・PC端末、150・・・記録票、201・・・読取部、202・・・抽出部、203・・・共有範囲設定部、204・・・表示部、205・・・送受信部、251・・・送受信部、252・・・画像認識部、253・・・データ格納部、254・・・共有範囲判定部、300・・・書式設定テーブル、301・・・型名、302・・・表記例、303・・・説明、400,500・・・フォーマット、401・・・利用者、402・・・担当、403・・・実施年月日、404・・・体温、405・・・血圧、406・・・実施サービス内容、407・・・備考欄、408・・・申し送り事項記入欄、409・・・共有範囲設定欄、701・・・記録票、702・・・確認画面、703・・・画像、704・・・処理ボタン、705・・・共有範囲ボタン、1001・・・介護従事者、1002・・・管理者、1050・・・撮影登録、1051,1052・・・確認および修正、1053・・・グラフ化。

Claims (5)

  1. 記入される情報の型式および記入位置と情報を共有するユーザとを指定したフォーマットを用いて、利用者に関する情報である利用者情報が記入された該フォーマットの画像を読み取る読取手段と、
    前記記入位置の領域を抽出し、該記入位置の領域から前記利用者情報を共有するユーザと該利用者情報のうち共有する情報が記入される領域の画像とを示す共有範囲情報を抽出する抽出手段と、
    前記共有範囲情報を送信する第1送信手段と、を具備する端末、および
    前記端末から前記共有範囲情報を受信する受信手段と、
    前記共有範囲情報を前記利用者ごとに区別して格納する格納手段と、
    前記利用者情報の取得要求がある場合、該取得要求が前記共有範囲情報に含まれるユーザからの要求であるかどうかを判定する判定手段と、
    前記共有範囲情報で指定されたユーザのみに前記利用者情報を送信する第2送信手段と、を具備するサーバを具備することを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記端末は、該利用者情報を共有するユーザを、前記フォーマットの画像の読み取りごとに設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 記入される情報の型式および記入位置と情報を共有するユーザとを指定したフォーマットを用いて、利用者に関する情報である利用者情報が記入された該フォーマットの画像を読み取る読取手段と、
    前記記入位置の領域を抽出し、該記入位置の領域から前記利用者情報を共有するユーザと該利用者情報のうち共有する情報が記入される領域の画像とを示す共有範囲情報を抽出する設定手段と、
    前記共有範囲情報を前記利用者ごとに区別して格納する格納手段と、
    前記利用者情報の取得要求がある場合、該取得要求が前記共有範囲情報に含まれるユーザからの要求であるかどうかを判定する判定手段と、
    前記共有範囲情報で指定されたユーザのみに前記利用者情報を送信する送信手段と、を具備することを特徴とする情報管理装置。
  4. 端末とサーバとを具備する情報管理システムで用いられる情報管理方法であって、前記情報管理方法は、
    前記端末が、
    記入される情報の型式および記入位置と情報を共有するユーザとを指定したフォーマットを用いて、利用者に関する情報である利用者情報が記入された該フォーマットの画像を読み取り、
    前記記入位置の領域を抽出し、該記入位置の領域から前記利用者情報を共有するユーザと該利用者情報のうち共有する情報が記入される領域の画像とを示す共有範囲情報を抽出し、
    前記共有範囲情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバが、
    前記端末から前記共有範囲情報を受信し、
    前記共有範囲情報を前記利用者ごとに区別して格納手段に格納し、
    前記利用者情報の取得要求がある場合、該取得要求が前記共有範囲情報に含まれるユーザからの要求であるかどうかを判定し、
    前記共有範囲情報で指定されたユーザのみに前記利用者情報を送信することを特徴とする情報管理方法。
  5. コンピュータを、請求項1または請求項2に記載の情報管理システムの各手段として実行させるためのプログラム。
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