JP5758107B2 - 建物ユニット及びユニット建物 - Google Patents
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Description
さらに、請求項1記載の建物ユニットでは、第1着脱手段が、天井面材が取付けられる一対の第1下地材である。この一対の第1下地材は、天井部において外壁が取付けられた天井大梁に近接する天井小梁と平行に設けられると共に、一対の第1下地材が互いに隣接して配置されている。つまり、一方の第1下地材と他方の第1下地材とで天井面材が分割可能となる。
これにより、天井面材の一部の取り外しが可能となる。ここでは、一方の第1下地材側の天井面材を取り外しても、他方の第1下地材側の天井面材は天井部側にそのまま残ることになる。このため、外壁の位置の変更に伴って天井部が増大する場合、増大する部分の天井面材を別途取付けするだけで済むため、全ての天井面材を取り替える場合と比較して資材費用を安くすることができる。
さらに、請求項1に記載の建物ユニットによれば、簡単な構成で天井面材の一部を容易に取り外すことができるという優れた効果を有する。
図1には、本実施形態に係るユニット建物としての住宅10の外観斜視図が示されている。この住宅10は、仮想線で示されるように、箱形に形成された建物ユニット32、33、35が互いに連結された状態で形成されている。なお、建物ユニット32は一般的に住宅10の角部に配置されるユニットであり、建物ユニット33は住宅10の角部を除いて住宅10の外周側に配置されるユニットである。そして、建物ユニット35は、住宅10の角部又はそれ以外の部分にも配置可能とされており、建物ユニット32、33の略半分の大きさとされている。
図1に示されるように、この住宅10は二階建てになっており、建物ユニット32、33によって、建物11の一階部分12の居住スペース16は略正方形状に形成され、二階部分14の居住スペース18は略L字状に形成されている。なお、建物ユニット35には縁側21、22のみが設けられている。
<一階部分12>
図2に示されるように、一階部分12の居住スペース16では、建物正面側に玄関38が設けられており、玄関38の隣には、トイレ40、廊下42、洗面所44、浴室46が順に設けられている。トイレ40、廊下42、洗面所44及び浴室46には、それぞれ小窓48が設けられており、外気を取り込むことができるようになっている。
図3に示されるように、二階部分14の居住スペース18では、建物正面側に物置66及びトイレ40、廊下68、居室70が順に設けられており、居室70は建物中央部まで広がる広い空間とされている。物置66、トイレ40、廊下68及び居室70には、それぞれ小窓48が設けられており、外気を取り込むことができるようになっている。
次に、本実施形態に係る建物ユニットの構成について説明する。
図8に示される軒天132及び縁側20は、点検等を考慮して予め取り外しが可能な構成となっており、軒天132又は縁側20の取付部167、169に対しては外部からのアクセスが可能となっている。つまり、これらは比較的容易に取り外すことができるようになっている。但し、このように、軒天132及び縁側20が予め取り外し可能に設定しておくことによって後述するように外壁24の再利用が可能となる。
ところで、図15に示されるように、建物ユニット33において、内側ラーメン114(図4参照)で形成された空間(第1空間)176内及びそれ以外の空間(第2空間)178にそれぞれ配管設備184、186が設けられている。例えば、外側ラーメン80(図4参照)に設けられていた外壁24を内側ラーメン114へ移動させる場合、配管設備184が屋外に設けられることとなり、別途配管設備184を設ける必要が生じてしまう。
11 建物(ユニット建物)
16 居住スペース(閉空間)
18 居住スペース(閉空間)
24 外壁
26 外壁
32 建物ユニット
33 建物ユニット
80 外側ラーメン
82 内側ラーメン
90 天井大梁
108 天井大梁
114 内側ラーメン
120 天井大梁
124 天井小梁
135 天井パネル(天井部)
138 下地材(第1下地材、第1着脱手段)
140 下地材(第1下地材、第1着脱手段)
142 天井面材
143 天井面材
144 天井面材
146 フレーム(第2着脱手段)
148 フレーム(第2着脱手段)
151 外壁面材
153 外壁面材
155 外壁面材
156 下地材(第2下地材、第2着脱手段)
158 下地材(第2下地材、第2着脱手段)
160 内壁面材
161 内壁面材
162 内壁面材
172 天井小梁
176 空間(第1空間)
178 空間(第2空間)
180 空間(第1空間)
182 空間(第2空間)
184 配管設備
186 配管設備
Claims (8)
- ラーメン構造として構成され、外壁が着脱可能な箱形の外側ラーメンと、
前記外側ラーメンの柱部材を含む当該外側ラーメンの一部を共有してラーメン構造として構成されると共に、外側ラーメンの内側に配置されて外壁が着脱可能な箱形の内側ラーメンと、
前記外側ラーメン及び前記内側ラーメンの何れか一方に設けられた外壁が取付けられた天井大梁の内側に設けられ、天井部を構成する天井面材の一部を取り外し可能とする第1着脱手段と、
を有し、
前記第1着脱手段が、前記天井部において前記天井大梁に近接する天井小梁と平行に延設されると共に互いに隣接して配置され、前記天井面材が取付けられる一対の第1下地材である建物ユニット。 - 前記外側ラーメン及び前記内側ラーメンの何れか一方に設けられた外壁を構成する外壁面材及び内壁面材の一部を取り外し可能とする第2着脱手段を有する請求項1に記載の建物ユニット。
- 前記第2着脱手段が、
前記外壁の幅方向両端側の内部に当該外壁の幅方向に沿って隣接して配置されると共に上下方向に沿って延設され、当該外壁の外壁面材を支持する一対のフレームと、
前記フレームにそれぞれ設けられ、前記外壁の内壁面材が取付けられる一対の第2下地材と、
を有する請求項2に記載の建物ユニット。 - 前記内側ラーメンで形成された第1空間と、前記外側ラーメン側に設けられ前記第1空間を除いた第2空間と、を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の建物ユニット。
- 前記第2空間が平面視でL字状を成している請求項4に記載の建物ユニット。
- 前記第1空間及び前記第2空間に配管設備が設けられている請求項4又は5に記載の建物ユニット。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の建物ユニットを備えたユニット建物。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の建物ユニットを複数組み合わせ、前記内側ラーメンを連続させて閉空間が形成されている請求項7に記載のユニット建物。
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JP2010254043A JP5758107B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 建物ユニット及びユニット建物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010254043A JP5758107B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 建物ユニット及びユニット建物 |
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