JP5747842B2 - 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

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本発明は、基板に残る薬液をリンス液にて処理した後に乾燥を行う技術に関する。
基板である例えば半導体ウエハ(以下、ウエハという)の表面に集積回路の積層構造を形成する半導体装置の製造工程において、回転するウエハの表面に、各種の薬液を供給してごみや自然酸化物などを除去する枚葉式の液処理装置が知られている。
例えば特許文献1には、回転するウエハの中央部に薬液を供給して処理を行った後、供給する処理液をリンス液に切り替えてこの薬液を除去し、その後、ウエハを乾燥させる液処理装置が記載されている。このように回転するウエハの中央部にリンス液を供給し、ウエハの表面全体にリンス液を広げて薬液を除去する手法では、薬液の乾燥時に生成するパーティクルやゴミなどの付着物がウエハの周縁部に残存してしまう場合がある。
ウエハの周縁部に残存する付着物は、長時間のリンス処理を行えば除去することができるが、単位時間あたりに処理可能なウエハの枚数が減少し、またリンス液の消費量が増大してしまうという問題が生じる。
特開2007−173308号公報:段落0037〜0043、図4
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板の清浄度を向上させることが可能な枚葉式の液処理装置、液処理方法及びこの方法を記憶した記憶媒体を提供することにある。
本発明に係る液処理装置は、基板を水平に保持するための基板保持部と、
この基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転駆動部と、
回転する前記基板の上面の中央部に、基板上の薬液を除去するためにリンス液を供給するための第1ノズルと、
前記第1ノズルを基板の中央部の上方位置と基板側方の退避位置との間で移動させるための第1移動機構と、
基板の周縁部よりも内側の基板の上方位置から、周縁部へ向けてリンス液を吐出する第2ノズルと、
前記第2ノズルを基板の周縁部よりも内側の上方位置と基板側方の退避位置との間で移動させる第2移動機構と、
予め設定した回転速度で回転する基板の中央部の上方位置にて、前記第1ノズルから基板にリンス液を供給することと、次いで、前記第1ノズルからリンス液を供給しながら、前記基板の回転速度を低下させることと、しかる後、基板の回転速度が第1回転速度まで低下したら、基板の回転速度を低下させながら、前記中央部から周縁部側へ向けて第1ノズルを移動させることと、その後、前記第1ノズルが、予め設定された終了位置に到達し、且つ、前記基板の回転速度が前記第1回転速度よりも小さい第2回転速度であるとき、当該第1ノズルからのリンス液の供給を停止する一方、前記第2ノズルにより、前記周縁部よりも内側の基板の上方位置から、前記第2回転速度で回転する基板の周縁部へ向けて、前記第1ノズルよりも大きな供給速度にてリンス液を供給することと、を実行させる制御部と、を備えことを特徴とする。
上述の液処理装置は以下の特徴を備えていてもよい。
(a)基板の上面に薬液を供給するための薬液ノズルと、前記第1ノズルとが設けられたノズルブロックを備え、前記第1移動機構は、このノズルブロックを移動させること。
(b)前記第2ノズルは、前記薬液ノズル及び第1ノズルと共通のノズルブロックに設けられ、前記第1移動機構と第2移動機構とは共通化されていること。
(c)前記薬液ノズルと第1ノズルとが共通のノズルであること。
(d)前記第1ノズルの吐出口の開口面積が前記第2ノズルの吐出口の開口面積よりも大きいこと。また、前記第1ノズルから供給されるリンス液の単位時間あたりの流量が、前記第2ノズルから供給されるリンス液の単位時間あたりの流量よりも大きいこと。
本発明は、基板の中央部にリンス液を供給する第1ノズルよりも大きな供給速度で当該基板の内側から周縁部に向けてリンス液を供給する第2ノズルを備えているので、前記周縁部に残存する液体を基板の外へ向けて押し流し、より清浄な状態にすることができる。
実施の形態に係わる液処理装置の縦断側面図である。 前記液処理装置に設けられているノズル及び処理液供給部の構成を示す平面図である。 第2ノズルの拡大斜視図である。 前記液処理装置の動作の流れを示すフロー図である。 前記液処理装置の作用を示す第1の説明図である。 前記液処理装置の作用を示す第2の説明図である。 前記液処理装置の作用を示す第3の説明図である。 前記液処理装置の作用を示す第4の説明図である。 リンス処理、スピン乾燥時におけるウエハの回転速度の推移を示す説明図である。 他の例に係わる液処理装置の作用を示す第1の説明図である。 前記他の例の液処理装置の作用を示す第2の説明図である。 参考実験に係わるウエハ表面のパーティクル分布を示す写真である。
本発明の実施の形態に係わる液処理装置の構成について図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示すように、液処理装置は、ウエハWを水平に支持する複数個、例えば3個の支持ピン23が設けられた円板状の支持プレート21と、支持プレート21の下面に連結され、上下方向に伸びる回転軸22と、を備えている。支持プレート21や支持ピン23は、本液処理装置の基板保持部に相当する。
回転軸22の下端側にはプーリ33が設けられており、このプーリ33の側方には回転モータ31が配置されている。これらプーリ33と回転モータ31の回転軸とに駆動ベルト32を捲回することにより、支持プレート21のウエハWを鉛直軸周りに回転させる回転駆動部30を構成している。回転モータ31は、支持プレート21の回転速度、即ち、当該支持プレート21に支持されたウエハWの回転速度を変化させることができる。また、回転軸22は、ベアリング34を介して当該液処置装置が配置された筐体の床板12に固定されている。
支持プレート21は、その中央部が円形に切りかかれていて、その切り欠き内には、円板状の昇降プレート24が配置されている。昇降プレート24の上面には、外部のウエハ搬送機構との間での受け渡し時にウエハWを裏面(下面)側から支持するための複数個、例えば3個のリフトピン26が設けられている。
昇降プレート24の下面には、回転軸22内を上下方向に貫通するリフト軸25が連結されており、このリフト軸25の下端には、当該リフト軸25を昇降させるための昇降機構35が設けられている。
また、支持プレート21の外方には、支持ピン23によって支持されたウエハWをその周縁及び斜め上方側から覆うためのカップ11が設けられている。
本例の液処理装置は、ウエハWの表面に付着している有機性の汚れやパーティクルを除去するためのSC−1(アンモニアと過酸化水素との混合水溶液)と、ウエハWの表面の自然酸化物を除去するためのDHF(Diluted HydroFluoric acid)と、を薬液として使用する。
これらの薬液を供給する手段として、液処理装置は第1ノズル411を備えている。第1ノズル411は、回転するウエハWの表面(上面)の中央部に、各薬液(SC−1及びDHF)と、リンス液であるDIWとを供給する役割を果たす。第1ノズル411はノズルブロック42の下面側に設けられており、このノズルブロック42は片持ち梁状のノズルアーム43の先端部に取り付けられている。
図2に示すようにノズルアーム43の基端部は、ガイドレール45上を走行自在なスライダー44によって支持されている。そして、このスライダー44をガイドレール45の一端と他端との間で移動させることにより、ウエハWの中央部(ウエハWの回転中心)の上方の位置(図2中、実線で示してある)と、ウエハWの上方からウエハWの側方へと退避した退避位置(同図中、破線で示してある)との間でノズルブロック42(即ち、第1ノズル411、及び後述のIPAノズル412)を移動させることができる。なお便宜上、図2においてはカップ11の記載を省略してあるが、退避位置はカップ11よりも外側に設定されている。
上述の第1ノズル411を支持するノズルブロック42やノズルアーム43、スライダー44やガイドレール45は、第1ノズル411を移動させる第1移動機構に相当する。またノズルブロック42は、図1、図2に示した形状のものに限られるものではなく、第1ノズル411を保持する機能を備えていればよい。
ノズルアーム43やノズルブロック42の内部には、第1ノズル411に接続された不図示の液流路が形成されており、この流路には各処理液(薬液及びDIW)のタンクと、流量調節機構からなるDIW供給部61、DHF供給部63及びSC−1供給部64が接続されている。そして、前記液流路と各処理液の供給部61、63、64とを繋ぐ接続管路上に設けられた開閉バルブV2、V4、V5を開閉することにより、第1ノズル411からウエハWへとDIW、DHF、SC−1を切り替えて供給することができる。
またさらに、図1、図2に示すようにノズルブロック42には、ウエハWのスピン乾燥を行う際に用いられるIPA(IsoPropyl Alcohol)の供給を行うIPAノズル412が設けられている。IPA供給部62から供給されたIPAは、薬液やDIWとは異なる流路を通ってIPAノズル412に供給される。なお、IPAノズル412は、第1ノズル411と共通のノズルブロック42に設ける場合に限られるものではなく、IPAノズル412専用のノズルブロックや移動機構などを利用してもよい。
以上に説明した構成を備えた本例の液処理装置は、第2ノズル51を備えている。第2ノズル51は、ウエハWの周縁部にリンス液であるDIWを供給する役割を果たす。図1〜図3に示すように、第2ノズル51は、ノズルブロック52、ノズルアーム53及び回転軸54を介して駆動部55に接続されており、ウエハWの周縁部にDIWを供給する位置(図2中、実線で示してある)と、ウエハWの上方から側方へと退避した退避位置(同図中、破線で示してある)との間を移動させることができる。ここで、第2ノズル51を支持するノズルブロック52やノズルアーム53、回転軸54とその駆動部55は、第2ノズル51を移動させる第2移動機構に相当する。
また、第2ノズル51は、ノズルブロック52やノズルアーム53の内部に形成された液流路や開閉弁V1が設けられた接続管路を介して既述のDIW供給部61に接続されている。
第2ノズル51はノズルブロック52の側面から斜め下方に向けて伸び出すように設けられている。これにより、DIWが供給されるウエハWの周縁部よりも内側であって、当該ウエハWの上方の予め設定された位置に第2ノズル51を位置させたとき、第1ノズル411から供給されたDIWが残存しているウエハWの周縁部へとDIWを供給することができる。
ここでウエハWの周縁部とは、第1ノズル411から供給されたDIWが残存する領域など、第2ノズル51からDIWを供給することによってウエハWの清浄度を向上させるリンス処理が行われる領域である。本例の周縁部は、例えばウエハWの外周端から50mm程度の範囲に設定される。但し、周縁部の範囲はこの例に限定されるものではなく、第2ノズル51を用いた処理が必要な領域の広さに応じて適宜、変更してもよく、例えばウエハWの半径の半分よりも外側の領域全体を周縁部としてもよい。
ウエハWの表面にDIWが到達する位置は、図3に示すように第2ノズル51から吐出され、回転するウエハWに到達したDIWが遠心力の作用によって当該ウエハWの表面を拡がり、ウエハWの外側へと排出される際に、記周縁部の最も内側から、ウエハWの外周端に亘ってDIWを行き渡らせることのできる位置に設定される。
また、第2ノズル51から供給されたDIWがウエハWの内側へ向けて拡がりにくくなるように、第2ノズル51は前記周縁部の斜め上方の位置から、ウエハWの外側へ向けてDIWを吐出する(図1)。第2ノズル51からのDIWの吐出方向とウエハWとの成す角度θは、鋭角(90°未満)であればよいが、ウエハWの回転速度やノズルブロック52のサイズ、カップ11がDIWを受け止める位置などを考慮して例えば30°以上、90°未満の範囲が好適に選択される。また図2に示すようにウエハWを平面視したとき、DIWの吐出方向と、第2ノズル51から吐出されたDIWがウエハWに到達する位置とウエハWの中心とを結ぶ線との成す角度φは、+90°<φ<−90°の範囲(ウエハWの回転方向と一致する方向にDIWを吐出する場合を正とする)で設定してよい。但し、回転するウエハWにDIWが到達したときに発生するミストの低減などを考慮すると、前記角度φは、0〜+90°の範囲内に設定することが好ましい。
また第2ノズル51から吐出されるDIWは、ウエハWの表面に到達する際のDIWの供給速度が、第1ノズル411から供給されたDIWがウエハW表面に到達する際の速度よりも大きくなるように設定されている。既述のように本例の第2ノズル51は、第1ノズル411と共通のDIW供給部61に接続されており、DIW供給部61からのDIWの供給圧力はほぼ等しい。そこで第2ノズル51は、DIWの吐出口の開口面積が、第1ノズル411の吐出口の開口面積よりも小さくなっていることにより、第1ノズル411よりも大きな供給速度でDIWを供給できる。
ここで第1ノズル411は、ウエハWの表面全体に液膜を形成するために十分な流量のDIWを供給することが可能な開口面積を有する吐出口を備えている。この結果、第1ノズル411と、第2ノズルとでは吐出口の開口面積が異なり、第1ノズル411の開口面積の方が大きくなっている。そして、各ノズル411、51から単位時間あたりに供給されるDIWの流量も第1ノズル411の方が第2ノズル51よりも大きい。
DIWの供給速度は、第2ノズル51から供給された後、ウエハWの周縁部に残存しているDIWをウエハWの外に向けて押し流すのに十分な速度に設定される。第2ノズル51の吐出口の径は、第2ノズル51へのDIWの供給圧、当該吐出口からウエハWの表面までの距離などを考慮しつつ、DIWがウエハWの表面に到達する際の流速が前記供給速度を満たすように設定される。
但し、実際にウエハWにDIWが到達する時点における流速を計測することは難しい。この場合には、例えば吐出口の径を種々に変化させた第2ノズル51を用いてウエハWの周縁部をリンス処理し、所望の清浄度が得られる径を選択すればよい。また各ノズル411、51の吐出口から吐出される時点とウエハWへのDIWの到達時点とでDIWの速度が変化するとしても、第2ノズル51の吐出口におけるDIWの流速が第1ノズル411の吐出口における流速よりも十分に大きければ、ウエハWの表面に到達する際の供給速度も第1ノズル411よりも第2ノズル51の方が大きいとみてよい。
さらに本液処理装置は、図1、図2に示すように制御部7と接続されている。制御部7は例えば図示しないCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には液処理装置の作用、即ち支持プレート21上に支持されたウエハWを回転させ、予め設定されたスケジュールに基づいて処理液を切り替えて供給し、液処理を行った後、第1ノズル411を移動させてリンス処理を行い、さらに第2ノズル51を用いて周縁部のリンス処理を行ってからウエハWを乾燥させて搬出するまでの制御についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
以下、液処理装置の動作の流れを示す図4、液処理を実行中の液処理装置の状態を模式的に示した図5〜図8、最後のリンス処理からスピン乾燥に至るまでのウエハWの回転速度の推移を示す図9を参照しながら、本液処理装置の作用について説明する。
液処理装置は、2つのノズルヘッド42、52を退避位置に退避させ、また支持プレート21を停止させた状態で待機している(スタート)。そして外部のウエハ搬送機構が、ウエハWを保持したフォークを支持プレート21の上方側まで進入させると、昇降プレート24を上昇させてフォークと交差させ、昇降プレート24のリフトピン26上にウエハWを受け渡す。
フォークが支持プレート21の上方から退避した後、昇降プレート24を降下させ、支持プレート21の支持ピン23上にウエハWを載置する(図4のステップS1)。次いでノズルブロック42をウエハWの中央部の上方位置まで移動させると共に、回転モータ31を作動させ、支持プレート21上のウエハWを回転させる(図4のステップS2、図5)。
しかる後、ウエハWの回転速度が10〜500rpmに到達したら、第1ノズル411からSC−1の供給を開始し、有機性の汚れやパーティクルの除去を行う(図4のステップS3、図5)。このとき、ウエハWの表面に供給されたSC−1がミストや蒸気などの浮遊物となって周囲に飛散する。
予め設定された時間だけSC−1の供給を行ったら、ウエハWの回転速度を500〜1500rpmに調整すると共に、第1ノズル411から供給する処理液をDIWに切り替えてリンス処理を行い、ウエハW表面のSC−1を洗い流す(図4のステップS4、図5)。
予め設定された時間だけリンス処理を行ったら、ウエハWの回転速度を10〜500rpmに調整すると共に、第1ノズル411から供給する処理液をDHFに切り替え、自然酸化物の除去を行う(図4のステップS5、図5)。
この後、予め設定された時間だけDHFの供給を行ったら、ウエハWの回転速度を500〜1500rpmに調整すると共に、第1ノズル411から供給する処理液をDIW(第1リンス液)に切り替えてリンス処理を行い、ウエハW表面のDHFを洗い流す(図4のステップS6、図5)。
このとき、ウエハWの表面に広がったDIWの液膜に、SC−1とDHFとの反応生成物であるフッ化アンモニウムの浮遊物が接触すると、この液膜内にフッ化アンモニウムが取り込まれる。
次に、ウエハWの表面に厚い液膜を形成しながら液膜内のフッ化アンモニウムをウエハWの外に向かって押し流すため、第1ノズル411からのDIWの供給を継続したまま第1ノズル411をウエハWの中央部の上方位置から、周縁部の上方位置に向かって移動させる。ウエハWの表面に形成されている液膜が薄いと、フッ化アンモニウムがウエハWの表面に接触して付着しやすくなる。また、ウエハWを高速で回転させたままリンス処理を行うと、ウエハWから振り切られたDIWがカップ11に衝突して跳ね返り、ウエハWに再付着してしまうおそれもある。そこで、図9に示すように第1ノズル411の移動を開始する前にウエハWの回転速度を低下させる。
そして、例えばウエハWの回転速度が30〜100rpm程度になったら(第1回転速度)、第1ノズル411の移動を開始する(ステップS7、図6)。DIWを供給する第1ノズル411をウエハWの中央部側から周縁部側へ移動させることにより、フッ化アンモニウムを含むDIWがウエハWの周縁部側へ向けて押し出され、やがてウエハWの外側へと排出される。
ここで図9に示すように、第1ノズル411の移動を開始した後も、ウエハWの回転速度を低下させていく。これにより、第1ノズル411がウエハWの周縁部側に移動するにつれてウエハWの回転速度が低下し、第1ノズル411から供給されたDIWが、ウエハWを支持する支持ピン23等に当たってはね返ることを抑制することができる。そしてウエハWの回転速度が10〜30rpm程度になったら、この回転速度(第2回転速度)を維持しながら第1ノズル411をウエハWの周縁部側の予め設定された処理終了位置までさらに移動させる。
上述のように、ウエハWの回転速度を低下させてリンス処理を行うと、ウエハWの周縁部はDIWが溜まり易い状況となる。ここで第1ノズル411が処理終了位置に到達した後、DIWの供給を停止し、このままウエハWを乾燥させると、ウエハWの周縁部に残存するフッ化アンモニウムがウォーターマークの原因となるおそれがあることから、引き続き第2ノズル51を利用したリンス処理を行う。
例えば、第1ノズル411をウエハWの中央部側から周縁部側へと移動させている期間中に、ウエハWの側方へと退避している第2ノズル51を、DIWの供給位置まで移動させておく(図4のステップS8)。そして第1ノズル411がウエハWの周縁部の処理終了位置まで到達し、予め設定された時間だけDIWの供給を行ったら、図9に示すようにウエハWの回転速度を10〜30rpmに維持したままDIWを供給するノズルを第1ノズル411から第2ノズル51に切り替える(ステップS9)。
既述のように第2ノズル51からは、第1ノズル411よりも大きな供給速度でDIW(第2リンス液)が供給される。ここで既述のように、ウエハWの回転速度を10〜30rpm程度まで低下させておくと、第1ノズル411からのDIWの供給を停止した後であってもウエハWの表面にはDIWの液膜Fが形成されたままの状態となる。この液膜が形成されているウエハWの周縁部に、第2ノズル51から高速でDIWを供給すると、当該周縁部に残存するフッ化アンモニウムを含むDIWを洗い流すことができる(図3、図7)。


こうして予め設定された時間だけ第2ノズル51からのDIWの供給を行ったら、第2ノズル51からのDIWの供給を停止する。そして、図8に示すようにIPAノズル412(ノズルブロック42)をウエハWの中央部の上方に位置させ、IPAの供給を開始する(図4のステップS10)。そして図9に示すようにIPAの供給開始後、ウエハWの回転速度を500〜1000rpm程度まで上昇させ、この状態を維持してIPAの供給を停止した後、ウエハW上のIPAを揮発させ、スピン乾燥を行う。
ウエハWのスピン乾燥を完了したら、両ノズルブロック42、52をウエハWの上方から退避位置へ退避させると共に、ウエハWの回転を停止する(図4のステップS11)。しかる後、昇降プレート24を上昇させてウエハWを持ち上げ、外部のウエハ搬送機構に処理済みのウエハWを受け渡した後(図4のステップS12)、昇降プレート24を降下させて次のウエハWの搬入を待つ(エンド)。
本実施の形態に係わる液処理装置によれば以下の効果がある。ウエハWの中央部にDIWを供給する第1ノズル411よりも大きな供給速度で当該ウエハWの内側から周縁部に向けてDIWを供給する第2ノズル51を備えているので、ウエハWの周縁部に残存するDIWをウエハWの外へ向けて押し流し、より清浄な状態にすることができる。
ここで第1ノズル411、第2ノズル51は、図10、図11に示すように共通のノズルブロック42aに設けてもよい。このノズルブロック42aは、ウエハWの中央部の上方位置と、ウエハWの周縁部よりも内側の上方位置との間で当該ノズルブロック42aを移動させる不図示の移動機構の一部を構成している。
本例では図10に示すように、ノズルブロック42aをウエハWの中央部の上方に位置させ、ウエハWを回転させながら予め決められた順番で第1ノズル411から薬液(SC−1、DHF)やリンス液を供給する(図4のステップS3〜S6に相当する)。しかる後、ウエハWの回転速度を低下させ、ノズルブロック42aをウエハWの中央部の上方位置から、周縁部に向かって移動させながら第1ノズル411よりリンス液を供給することにより、当該リンス液をウエハWの外に向かって押し出す(図4のステップS7に相当する)。
予め設定された処理終了位置まで第1ノズル411(ノズルブロック42a)を移動させたら、第1ノズル411からのリンス液の供給を停止する。しかる後、図11に示すように、同じノズルブロック42aに設けられた第2ノズル51からリンス液を供給し、ウエハWの周縁部に残っているリンス液を洗い流す(図4のステップS9に相当する)。
第1ノズル411、第2ノズル51を共通のノズルブロック42aに設けることにより、移動機構などの部品点数を削減することができる。なお図10、図11においては、図示の便宜上、IPAノズル412の記載を省略したが、当該ノズルブロック42aにIPAノズル412を設けてもよいことは勿論である。
さらに、第1ノズル411と第2ノズル51は必ずしも別体として設ける必要はなく、これらを共通化してもよい。例えば、DIW供給部61からのDIWの供給圧力を変化させることによりDIWの供給速度を変更する機能を持たせると共に、当該共通ノズルをウエハWの中央部の上方位置と周縁部の上方位置との間で移動させる機構や共通ノズルを傾斜させる機構を設けることにより、既述の第1ノズル411及び第2ノズル51の機能を1つのノズルにて実現することもできる。また、上述の各例では、共通の第1ノズル411から薬液及びリンス液を供給する場合について説明したが、第1ノズル411をリンス液供給用のノズルとし、これとは別に薬液供給用のノズルを設けてもよい。
また、本液処理装置にて使用される薬液の組み合わせは上述の例に限られるものではない。例えば、ウエハW表面の金属不純物を除去するためのSC−2(塩酸と過酸化水素との混合水溶液)とSC−1とを切り替えて利用してもよい。この場合には、SC−2に含まれる塩酸がSC−1中のアンモニアと反応し、反応生成物として塩化アンモニウムが生成する。
このように反応生成物は、DIWに可溶であってスピン乾燥後にウエハW表面にパーティクルとなって残るおそれのあるものであれば特定の種類のものに限定されない。また、DIWの液膜内に取り込まれた後の反応生成物の状態もDIWに溶解した状態であってもよいし、パーティクルのまま存在してもよい。
さらに背景技術にて説明したように、ウエハWの周縁部におけるパーティクルの残存の問題は、反応生成物を生成する薬液を用いる場合に限られるものではなく、枚葉式の液処理装置に共通の課題ともなっている。従って、互いに反応しない複数種類の薬液を使用する液処理や薬液を1種類のみ使用する液処理などにも第2ノズル51からウエハWの周縁部にDIWを供給する技術は好適に適用することができる。また、この場合にはリンス処理によってウエハWの表面に形成されるDIWの液膜には反応生成物は取り込まれていないので、第1ノズル411を移動させて当該反応生成物を押し出す処理を行わなくてもよい。
さらにまた、図9に示した例ではDIWを供給するノズルを第1ノズル411から第2ノズル51に切り替える際にウエハWの回転速度を変更しなかったが、この切り替えのタイミングに前後してウエハWの回転速度を変更させてもよいことは勿論である。既述のように第2ノズル51から供給されるDIWは第1ノズル411から供給されるDIWよりも供給速度が大きいことから、DIWが支持ピン23等に当たってはね返ることを抑制するため、ウエハWの回転速度をさらに低下させてもよい。但し、第2ノズル51を用いてウエハWの周縁部に高速のDIWを供給することにより、当該周縁部の清浄度を向上させる技術は、図9に例示した回転速度の推移にてウエハWを回転させる例に適用する場合に限定されず、様々な回転速度で処理されるウエハWに適用することができる。
(参考実験)
背景技術にて説明したように、DIWを供給しながら第1ノズル411をウエハWの中央部の上方位置から周縁部の上方位置へ移動させたとき、薬液の反応生成物がDIW中に取り込まれ、ウエハWの周縁部に残存するとの課題が存在することを確認する実験を行った。
A.実験条件
図4に示したステップS3〜S8までの手順にて処理液(SC−1、DHF、DIW)を供給してウエハWの液処理を行い、その後、ステップS9の第2ノズル51による周縁部のリンス処理を行うことなくウエハWをスピン乾燥した(ステップS10)。その後、ウエハWの表面に残存するパーティクルの分布をパーティクルカウンターにて測定した。
B.実験結果
上記実験後におけるウエハWの表面のパーティクルの分布を図12に示す。図12によれば、ウエハWの中心部側においてはパーティクルの数が少ない一方、図中に円で囲んだウエハWの周縁部の領域内に多数のパーティクルが観察される。これは、第1ノズル411を移動させることによってウエハWの中央部側から周縁部側へ押し流されてきた反応生成物がウエハWの外へ排出されず、ウォーターマークとなってしまった結果であると考えられる。
このような観察結果に基づいて、周縁部の範囲を決定し、この周縁部に1ノズル411よりも大きな供給速度で第2ノズル51からDIWを供給することにより、ウォーターマークの原因となる反応生成物をウエハWの外に押し流すことができる。
V1〜V6 開閉バルブ
W ウエハ
21 支持プレート
23 支持ピン
30 回転駆動部
411 第1ノズル
42 ノズルブロック
51 第2ノズル
52 ノズルブロック
61 DIW供給部
62 IPA供給部
63 DHF供給部
64 SC−1供給部
7 制御部

Claims (8)

  1. 基板を水平に保持するための基板保持部と、
    この基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転駆動部と、
    回転する前記基板の上面の中央部に、基板上の薬液を除去するためにリンス液を供給するための第1ノズルと、
    前記第1ノズルを基板の中央部の上方位置と基板側方の退避位置との間で移動させるための第1移動機構と、
    基板の周縁部よりも内側の基板の上方位置から、周縁部へ向けてリンス液を吐出する第2ノズルと、
    前記第2ノズルを基板の周縁部よりも内側の上方位置と基板側方の退避位置との間で移動させる第2移動機構と、
    予め設定した回転速度で回転する基板の中央部の上方位置にて、前記第1ノズルから基板にリンス液を供給することと、次いで、前記第1ノズルからリンス液を供給しながら、前記基板の回転速度を低下させることと、しかる後、基板の回転速度が第1回転速度まで低下したら、基板の回転速度を低下させながら、前記中央部から周縁部側へ向けて第1ノズルを移動させることと、その後、前記第1ノズルが、予め設定された終了位置に到達し、且つ、前記基板の回転速度が前記第1回転速度よりも小さい第2回転速度であるとき、当該第1ノズルからのリンス液の供給を停止する一方、前記第2ノズルにより、前記周縁部よりも内側の基板の上方位置から、前記第2回転速度で回転する基板の周縁部へ向けて、前記第1ノズルよりも大きな供給速度にてリンス液を供給することと、を実行させる制御部と、を備えことを特徴とする液処理装置。
  2. 基板の上面に薬液を供給するための薬液ノズルと、前記第1ノズルとが設けられたノズルブロックを備え、前記第1移動機構は、このノズルブロックを移動させることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記第2ノズルは、前記薬液ノズル及び第1ノズルと共通のノズルブロックに設けられ、前記第1移動機構と第2移動機構とは共通化されていることを特徴とする請求項2に記載の液処理装置。
  4. 前記薬液ノズルと第1ノズルとが共通のノズルであることを特徴とする請求項2または3に記載の液処理装置。
  5. 前記第1ノズルの吐出口の開口面積が前記第2ノズルの吐出口の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載の液処理装置。
  6. 前記第1ノズルから供給されるリンス液の単位時間あたりの流量が、前記第2ノズルから供給されるリンス液の単位時間あたりの流量よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  7. 水平に保持された基板を予め設定した回転速度で鉛直軸周りに回転させる工程と、
    回転する前記基板の中央部の上方位置にて、基板上の薬液を除去するために第1リンス液を供給する工程と、
    次いで、前記第1リンス液の供給を継続しながら、前記基板の回転速度を低下させる工程と、
    しかる後、基板の回転速度が第1回転速度まで低下したら、基板の回転速度を低下させながら、前記中央部から周縁部側へ向けて第1リンス液の供給位置を移動させる工程と、
    その後、前記第1リンス液の供給位置が、予め設定された終了位置に到達し、且つ、前記基板の回転速度が前記第1回転速度よりも小さい第2回転速度であるとき、当該第1リンス液の供給を停止一方、基板の周縁部よりも内側の基板の上方位置から、前記第2回転速度で回転する基板の周縁部へ向けて、前記第1リンス液の供給速度よりも大きな供給速度にて第2リンス液を供給する工程と、を含むことを特徴とする液処理方法。
  8. 水平に保持され、鉛直軸周りに回転する基板の表面に、薬液とリンス液とを切り替えて供給することにより当該基板の液処理を行う液処理装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記プログラムは請求項に記載された液処理方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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