JP5746663B2 - 接合金物 - Google Patents

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本発明は、各種の木構造において、柱や胴差し等の構造材の側面に、梁や桁等の横架材の端面を接合する際に用いる接合金物に関し、特に、その接合部分に過大な曲げモーメントが作用した際、横架材や構造材の破壊をできるだけ少なくする接合金物に関する。
従来の接合金物として、例えば、柱などの構造材と梁などの横架材をT字状に接合する接合金物について、構造材の側面に固定される背板と、横架材のスリットに差し込まれてドリフトピン等で固定される後縁部とを空間的に分離して、背板と後縁部を複数の枝状部だけで一体化することによって、構造材と横架材との間に過大な荷重が作用した際、枝状部が必然的に応力が高くなり塑性変形を引き起こし、この塑性変形でエネルギーを吸収することで、部材に作用する負荷を緩和させて、接合部の破壊をできるだけ少なくするようにした接合金物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−214354号公報
しかし、上述の従来の接合金物では、接合金物の側板に横架材の長手方向に延びる各種形状の複数の枝状部を設けているため、その加工に手間がかかると共に、複数の枝状部が構造材の長手方向に複数段に形成されているため、横架材と構造材の接合部分に過大な曲げモーメントが作用した場合には、塑性変形によってエネルギーを吸収することができない場合がある。
そこで、本発明は、横架材と構造材の接合部分に過大な荷重だけでなく、過大な曲げモーメントが作用した場合にも、塑性変形によってエネルギーを吸収して、横架材や構造材の破壊をできるだけ少なくすることができる接合金物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の接合金物は、柱や胴差し等の構造材の側面に、梁や桁等の横架材の端面を接合するための接合金物であって、構造材の側面に接触し、ボルト孔にボルトを通して構造材に固定される背板と、横架材の端面に加工されたスリットに差し込まれ、横架材に予め通したドリフトピンをピン受溝に位置させた後、複数のピン孔にそれぞれドリフトピンを通して横架材に固定される一対の側板と、を有し、一対の側板には、それぞれ、ピン受溝とピン孔との間またはピン孔とピン孔との間のいずれか一箇所以上に、側板の端部側が開口部となり、背板側が閉塞部となる横方向スリットが複数設けられており、複数設けられた横方向スリットの内、側板の縦方向の中央に近い横方向スリットほどスリットの長さが長いことを特徴とする。
本発明の接合金物では、一対の側板には、それぞれ、ピン受溝と複数のピン孔との間にそれぞれ背板の長手方向に対し垂直方向で側板の端部まで延び、側板の端部側が開口部となり、背板側が閉塞部となる横方向スリットが形成されているため、横架材と構造材の接合部分に過大な荷重だけでなく、過大な曲げモーメントが作用した場合には、横方向スリットにおける閉塞部近傍が塑性変形し、その塑性変形によって曲げモーメント時に作用する応力のエネルギーを吸収して、横架材や構造材の破壊をできるだけ少なくすることができる。また、複数設けられた横方向スリットの内、側板の縦方向の中央に近い横方向スリットほどスリットの長さを長くしているため、耐力(弾性変形限界)以上の曲げモーメントが作用した場合には、最初は、中央の横方向スリット12c2から塑性変形して過大な曲げモーメントのエネルギーを吸収するので、構造材と横架材の接合部分にかかる負荷を緩和して、構造材と横架材の接合部分の破壊や損傷をできるだけ少なくすることができる。
(a),(b)それぞれ、実施形態の接合金物の使用状態における要部断面図、平面図である。 (a)〜(c)それぞれ、実施形態の接合金物の正面図、右側面図、平面図である。 過大なモーメントが作用した場合の接合金物の塑性変形の一例を示す断面図である。 接合金物の他の例を示す正面図である。 (a),(b)それぞれ、接合金物の他の例を示す正面図である。
以下、本発明に係る接合金物の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、下記に説明する実施形態はその寸法等も含めあくまで本発明の一例であり、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。
図1は実施形態の接合金物1の使用状態を示す図であって、(a)は接合部分の要部断面図、(b)はその平面図である。また、図2は実施形態の接合金物1を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。図1に示すように、この接合金物1は、柱や胴差し等の構造材2の側面に、梁や桁等の横架材3の端面を接合するためのもので、図2に示すように、一枚の金属板をカットおよび折り曲げて、背板11と、左右両側の側板12,12とから構成されている。ここで、背板11および側板12,12の高さである長手方向の長さは約266mm、側板12,12の幅である短手方向の長さは90mm、背板11の幅すなわち側板12,12の間隔は約43mmとしている。
背板11は、図1に示すように柱等の構造材2の側面に接触する部分で、図2(b)に示すように、ボルト41を通して構造材2に固定するための複数のボルト孔11aが所定間隔の例えば30mm間隔で設けられている。図2(b)では、背板11にボルト孔11aが9つ設けられているが、このボルト孔11aの数は任意であり、また、9つのボルト孔11a全てを使用する必要はなく、任意のボルト孔11aを使用しても良い。なお、本実施形態では、構造材2との連結に、図1に示すように、例えば、9つのボルト孔11aを1つ置きに4つ使用し、4本のボルト41により締結している。ここで、必要あれば、背板11の裏面側、すなわち側板12,12に挟まれている面側に、背板11と同厚の鋼板、または背板11より厚い合成樹脂製のプレートなどの背板補強プレートを溶接して背板11の強度を、側板12,12の強度より高めておいても良い。
側板12,12は、図1(b)や図2(c)に示すように、背板11の両側に設けられるもので、図1(b)に示すように梁や桁等の横架材3の端面に加工されたスリット31,31に差し込まれ、複数のピン孔12aにドリフトピン5を通して横架材3に固定される。ここで、ピン孔12a1〜12a3は、図2(a)に示すように、所定間隔の例えば60mm間隔で上下方向に3つ設けられている。また、最上位のピン孔12a1の上方には、同一間隔の60mm間隔でピン受溝12bが形成されている。ピン受溝12bは、横架材3の上部に予め固定されたドリフトピン5を受けるように構成されている。これは、構造材2と横架材3とをこの接合金物1を介して連結する前に、予め横架材3の上部にドリフトピン5を挿入して固定しておき、構造材2と横架材3とをこの接合金物1を介して連結する際に、ドリフトピン5をピン受溝12bに位置させて位置決めし、その後、側板12,12に設けられたピン孔12aにドリフトピン5を通すためである。
そして、この左右両側の一対の側板12,12には、それぞれ、ピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3との間の中間にそれぞれ背板11の長手方向に対し垂直方向、すなわち水平方向に側板12,12の端部まで延び、側板12,12の端部側が開口部となり、側板12,12の背板11側が閉塞部となった3つの横方向スリット12c1〜12c3が形成されている。ここで、例えば、ピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3とのそれぞれの中心間の間隔を60mmとすると、複数のピン孔12a1〜12a3は、それぞれ、ピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3とから30mmのほぼ中間位置に水平に設けられる。
ここで、この3つの横方向スリット12c1〜12c3の内、中央の横方向スリット12c2は、上下両端の横方向スリット12c1,12c3よりも長く形成している。例えば、横方向スリット12c1,12c3の開口部から閉塞部までの長さが32mmとすると、中央の横方向スリット12c2の開口部から閉塞部までの長さを65mmとほぼ倍の長さにしている。ここで、背板11からピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3とのそれぞれの中心までの長さも65mmとして、中央の横方向スリット12c2の開口部から閉塞部までの長さを同じ65mmとしている。側板12,12の幅である短手方向の長さが90mmであるので、背板11からピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3の位置、および中央の横方向スリット12c2の閉塞部の位置は、側板12,12の幅方向の中止、すなわち短手方向の中心から互いに反対側に同距離だけ離れた箇所に位置することになり、この接合金具1に曲げモーメントが作用した場合、側板12,12は、中央の横方向スリット12c2の閉塞部の位置で回転するなどして変形し易くなる。なお、側板12,12の端部からピン受溝12bと複数のピン孔12a1〜12a3の中心までの長さが25mmで、複数のピン孔12a1〜12a3の内径を約12.5mmとすると、上下両端の横方向スリット12c1,12c3の閉塞部は、ほぼ複数のピン孔12a1〜12a3まで達している。これに対し、中央の横方向スリット12c2の閉塞部は、背板11とピン孔12a1〜12a3との間の中間よりも背板11側に達していることになる。なお、3つの横方向スリット12c1〜12c3の図上縦方向のスリット幅は、共通の5mmとしている。
そのため、地震などによって構造材2と横架材3が揺れて、構造材2と横架材3との間の接合部分に曲げモーメントが作用した場合、接合金物1にその曲げモーメントが作用する。すると、両側の側板12,12では、3つの横方向スリット12c1〜12c3においてそれらの閉塞部を中心に、開口部側が近付くように弾性変形する。
そして、地震などがより大きくなり、接合金物1の耐力(弾性変形限界)以上の曲げモーメントが作用すると、両側の側板12,12では、3つの横方向スリット12c1〜12c3においてそれらの閉塞部を中心に開口部側で近付くように塑性変形する。
ただし、上下両端の横方向スリット12c1,12c3は、開口部から閉塞部までの長さが32mmであって、その閉塞部から背板11までの長さが58(=90−32)mmであるのに対し、中央の横方向スリット12c2はその開口部から閉塞部までの長さが65mmであって、その閉塞部から背板11までの長さが25(=90−65)mmである。そのため、中央の横方向スリット12c2の閉塞部近傍の耐力は、上下の横方向スリット12c1,12c3の閉塞部近傍の耐力よりも小さいので、図3に示すように、最初は、中央の横方向スリット12c2から塑性変形し、その後、横方向スリット12c1,12c3が塑性変形して、過大な曲げモーメントのエネルギーを吸収する。なお、側板12,12の厚さによっては、図3に示すように、ピン孔12aが変形する場合もある。
以上のように、この接合金具1では、耐力(弾性変形限界)以上の曲げモーメントが作用した場合には、最初は、中央の横方向スリット12c2から塑性変形し、その後、横方向スリット12c1,12c3が塑性変形して、過大な曲げモーメントのエネルギーを吸収して、構造材2と横架材3の接合部分にかかる負荷を緩和するので、構造材2と横架材3の接合部分の破壊や損傷をできるだけ少なくすることができる。
特に、この接合金具1では、耐力(弾性変形限界)以上の曲げモーメントが作用した場合には、最初は、中央の横方向スリット12c2から塑性変形し、その後、横方向スリット12c1,12c3が塑性変形して、過大な曲げモーメントのエネルギーを吸収するため、横架材3もその中間(中央)に近い箇所が保護されることになり、両端部から破損などすることになり、横架材3の中間(中央)に近い箇所における破損や損傷をなるべく少なくすることができる。
なお、上記実施形態では、3つの横方向スリット12c1〜12c3の縦方向のスリッ
ト幅は共通の5mmで、それぞれの横方向の長さを32mm、65mm、32mmで説明したが、本発明では、これに限らず、例えば、図4に示すように3つの横方向スリット12c1〜12c3の長さを32mm、65mm、32mmにしつつもそれぞれのスリット幅をそれぞれ5mm、10mm、5mmにしても勿論よい。このようにすると、中央の横方向スリット12c2から塑性変形するだけでなく、中央の横方向スリット12c2のスリット幅が大きいので、中央の横方向スリット12c2における塑性変形の大きさも大きくすることができる。
また、図5(a)に示すように、中央の横方向スリット12c2の閉塞部にのみ、そのスリット幅の5mmより大きい、例えば15mm程度の内径の円形孔12c21を設けても良い。このようにすると、より確実に中央の横方向スリット12c2から塑性変形させることができる。さらに、図5(b)に示すように、中央の横方向スリット12c2の塑性変形量が大きくなるように、中央の横方向スリット12c2のみ、そのスリット幅が閉塞部から開口部に向かうに従って幅広、例えば、スリット幅が5mmから20mm程度に広がるように形成することもできる。
また、上記説明では、この接合金具1と横架材3との接合は、ピン受溝12bおよび3箇所のピン孔12a1〜12a3とに4本のドリフトピン5を挿入して接合して、それらの間に横方向スリット12c1〜12c3を設けて説明したが、本発明では、これに限らず、ピン受溝12bおよび2箇所のピン孔との間に2つの横方向スリットを設けても良いし、さらには、ピン受溝12bおよび4箇所以上のピン孔との間に4つ以上の横方向スリットを設けても勿論良い。そして、後者の場合には、側板12,12の中央寄りが塑性変形し易いように上下両端の横方向スリットよりも中央の1または複数の横方向スリットの長さを長くすると良い。
1 接合金具
11 背板
11a ボルト孔
12 側板
12a1〜12a3 ピン孔
12b ピン受溝
12c1〜12c3 横方向スリット
2 構造材
3 横架材
31 スリット
41 ボルト
42 ナット
5 ドリフトピン

Claims (1)

  1. 柱や胴差し等の構造材の側面に、梁や桁等の横架材の端面を接合するための接合金物であって、
    構造材の側面に接触し、ボルト孔にボルトを通して構造材に固定される背板と、
    横架材の端面に加工されたスリットに差し込まれ、横架材に予め通したドリフトピンをピン受溝に位置させた後、複数のピン孔にそれぞれドリフトピンを通して横架材に固定される一対の側板と、を有し、
    一対の側板には、それぞれ、ピン受溝とピン孔との間またはピン孔とピン孔との間のいずれか一箇所以上に、側板の端部側が開口部となり、背板側が閉塞部となる横方向スリットが複数設けられており、複数設けられた横方向スリットの内、側板の縦方向の中央に近い横方向スリットほどスリットの長さが長いことを特徴とする接合金物。
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