JP5746095B2 - 軒裏防火構造 - Google Patents

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本発明は、軒の出がある屋根のうち、建物本体の外壁よりも外側に張り出す軒先部の裏面に適用される軒裏防火構造に関する。
従来の軒裏防火構造としては、建物本体の外壁よりも外側に張り出す軒先部の張出長さやその形状が建物のプランに応じて変わる場合に、軒先部全体を防火構造としていた。その例として、特許文献1には、軒先部全体を防火構造とするものが開示されている。
特開2009−299410号公報
しかし、従来の防火構造では、軒先部の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、軒先部全体を防火構造にする必要があり、施工手間やコスト、建築基準法に基づく耐火認定または準耐火認定の取得等を考慮すると、都合が良くない場合がある。
本発明の課題は、軒先部の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、軒先部全体を防火構造にする必要のない軒裏防火構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、軒の出がある屋根5(50)のうち、建物本体の外壁4よりも外側に張り出す軒先部10の裏面に適用される軒裏防火構造において、
前記軒先部10のうち、この軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記屋根5(50)の野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられる不燃材(例えば桁材7および軒天井材20、例えば不燃シート30等)によって構成された防火ラインLが形成されており、
前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、上面に前記屋根5(50)の野地板8が取り付けられるとともに桁行方向に配置される長尺な桁材7と、この桁材7と前記外壁4との間に架け渡される軒天井材20とが連続的に設けられており、
前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の下面にかけて前記不燃材(例えば不燃シート30)が連続的に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記軒先部10の裏面において、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記屋根5(50)の野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された防火ラインLが形成されているので、この防火ラインLさえ確保できれば、前記軒先部10の張出長さに関わりなく軒裏防火が可能となる。これによって、前記軒先部10の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、前記軒先部10全体を防火構造にする必要がなくなるので、施工手間やコストの低減を図ることができる。さらに、軒裏防火構造の共通化を図ることができ、建築基準法に基づく耐火認定または準耐火認定も建物のプランごとに取得する必要がなくなる。
しかも、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の下面にかけて前記不燃材が連続的に設けられているので、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記不燃材によって前記防火ラインLを確実に形成できる。
また、このように前記桁材7および前記軒天井材20に対して前記不燃材が連続的に設けられて前記防火ラインLが形成されているので、前記桁材7および前記軒天井材20の材質が例えば木製であっても該防火ラインLを確保できる。したがって、木造の屋根にも該防火ラインLの構成を適用することができる。
さらに、例えば前記桁材7および前記軒天井材20自体が不燃材であった場合には、不燃材が二重構造となった防火ラインLを確保できるので、軒裏防火性能を格段に向上できる。
請求項に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、軒の出がある屋根5(50)のうち、建物本体の外壁4よりも外側に張り出す軒先部10の裏面に適用される軒裏防火構造において、
前記軒先部10のうち、この軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記屋根5(50)の野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられる不燃材(例えば桁材7および軒天井材20、例えば不燃シート30等)によって構成された防火ラインLが形成されており、
前記屋根5(50)の野地板8は桁行方向に配置される長尺な桁材7に取り付けられ、
前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間において該先端部10aよりも基端部10b側に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間において該先端部10aよりも基端部10b側に設けられていることから、前記桁材7を含んで構成される前記屋根5(50)は、前記軒先部10が、前記防火ラインLの位置よりも張出方向に沿ってさらに延長された形態となる。つまり、前記防火ラインLは、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間の途中の位置に形成できることになるので、前記軒先部10が前記防火ラインLの位置よりも先に延長された形態の屋根5(50)を備えた建物にも、該防火ラインLを確実に適用することが可能となる。
本発明によれば、軒先部の裏面において、軒先部の張出方向の一定の位置に、屋根の野地板から外壁にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された防火ラインが形成されているので、この防火ラインさえ確保できれば、軒先部の張出長さに関わりなく軒裏防火が可能となる。これによって、軒先部の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、軒先部全体を防火構造にする必要がなくなるので、施工手間やコストの低減を図ることができる。さらに、軒裏防火構造の共通化を図ることができ、建築基準法に基づく耐火認定または準耐火認定も建物のプランごとに取得する必要がなくなる。
本発明に係る軒裏防火構造が適用された屋根の一例を示す側断面図である。 図1のA部の一例を示す拡大図である。 図1のA部の他の例を示す拡大図である。 図1のA部の他の例を示す拡大図である。 本発明に係る軒裏防火構造を説明するために屋根の他の例を参考に示す側断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における建物は、予め工場で生産された複数の箱状の建物ユニットおよび屋根パネルを現場で組み合わせて建てられるユニット式建物(軽量鉄骨住宅)であるが、従来の軸組工法や壁式工法の建物にも適用することができる。
そして、本実施の形態の軒裏防火構造は、上述のようなユニット式建物において、軒の出がある屋根5のうち、建物本体の外壁4よりも外側に張り出す軒先部10の裏面に適用されるものである。すなわち、図1および図2に示すように、前記軒先部10のうち、この軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記屋根5の野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された防火ラインLが形成されている。
(建物)
本実施の形態の建物は、上述のようにユニット式建物であり、複数の建物ユニットを組み合わせてなる建物本体と、この建物本体の上部に設置される屋根5とからなる。なお、この屋根5は、切妻屋根等の傾斜屋根とされている。
また、建物本体は、図1に示すように、バルコニー1を備える。すなわち、このバルコニー1は、バルコニーユニットによって構成されており、他の建物ユニットと組み合わされて用いられる。
なお、本実施の形態のバルコニー1は、前記屋根5に形成された開口部5aに対応する位置に配置されており、この開口部5aの周縁部を、このバルコニー1の手摺として利用できるようになっている。
前記バルコニー1は、手摺壁2と、笠木3と、外壁4とを有する。
前記手摺壁2は、該手摺壁2の長さ方向に間隔をあけて複数立設される支柱2a…と、前記支柱2a…の建物側に取り付けられるサイディング材2bと、前記支柱2a…の上端部に取り付けられるとともに前記屋根5を支持する屋根支持部材2cとを備える。なお、この屋根支持部材2cは、建物本体の上端部の周縁部に沿って間隔をあけて複数配置されているものとする。
前記笠木3は、前記開口部5aの周縁部のうち、前記屋根5の傾斜方向下端部側の周縁部に、下地材3aを介して取り付けられている。
前記外壁4は、前記支柱2aの外部側に取り付けられるPALC(プレキャストオートクレーブド軽量気泡コンクリート)等の外壁材であり、表面には、上下方向に延在し、軒裏空間11(後述する)への通気経路となる縦溝4aが形成されている。
前記屋根5は、複数の垂木6…と、複数の桁材7,7a…と、野地板8と、破風9とを有する。
前記垂木6は、前記屋根5の棟木から前記屋根支持部材2cに架け渡されており、前記野地板8が上面に取り付けられる。また、前記複数の垂木6…のうち、前記開口部5aに対応する位置の垂木6は、図1に示すように長さの短いものが適宜採用されている。
前記桁材7,7aは、前記複数の垂木6…と直交するようにして桁行方向に配置された長尺材であり、上面には前記野地板8が取り付けられる。また、これら複数の桁材7,7a…は互いに平行離間して設けられている。
前記野地板8は、難燃性であり、前記複数の垂木6…および前記複数の桁材7,7a…の上面に取り付けられるとともに、上面に取り付けられる複数の屋根材8a…の下地となるものである。
前記破風9は、前記屋根5の切妻に設けられる装飾板である。
また、本実施の形態の屋根5は、前記複数の垂木6…と、前記複数の桁材7,7a…とを縦横に組んで構成された矩形枠と、この矩形枠の上面に取り付けられる前記野地板8とからなる屋根パネルとして用いられている。
なお、本実施の形態においては、前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向中間部付近に配置されており、前記桁材7aは、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bに配置されている。
つまり、前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間において該先端部10aよりも基端部10b側に設けられている。
なお、本実施の形態において、前記支柱2a、前記垂木6、前記桁材7,7aは断面角筒状に形成された鋼材である。また、前記屋根支持部材2cも鋼製とされている。
(軒先部)
前記軒先部10は、前記屋根5(屋根パネル5)のうち、建物の外壁よりも外側に張り出す部分を指しており、図1においては、特に前記屋根5(屋根パネル5)のうち、前記バルコニー1の外壁4よりも外側に張り出す部分を指している。
また、この軒先部10の張出方向の先端部10aの端面には、断面視三角形の調整材12が取り付けられている。この調整材12の鉛直面12aには、鼻隠し材14を介して雨樋13が取り付けられている。
さらに、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの中間部付近に配置された前記桁材7と前記外壁4との間には、軒天井材20が架け渡されている。
そして、前記軒天井材20と、前記外壁4(手摺壁2の上端部)と、前記屋根パネル5とで囲まれた部分は軒裏空間11とされている。
前記軒天井材20は、水平に配置されるとともに、前記屋根パネル5に対して取り付けられている。
すなわち、前記軒天井材20の外壁側端部20aは、前記垂木6に対して鉛直に吊り下げられるようにして取り付けられた吊木23と、この吊木23の下端部に取り付けられるとともに前記軒天井材20の外壁側端部20aに取り付けられる野縁22と、を介して前記屋根パネル5に取り付けられている。
さらに、前記軒天井材20の軒先側端部20bは、前記桁材7および前記垂木6の下面に取り付けられた勾配桁24の下面24aに取り付けられている。つまり、この勾配桁24を介して前記屋根パネル5に取り付けられている。
そして、前記桁材7の下端部と前記軒天井材20の軒先側端部20bは、極力近接して配置されるか、または当接している。すなわち、前記桁材7と前記軒天井材20は、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられている。
本実施の形態においては、前記桁材7の下端部と前記軒天井材20の軒先側端部20bとの間には、鋼製の板状体を適宜折曲形成してなる軒天見切り材15が介在している。この軒天見切り材15によれば、前記軒天井材20の軒先側端部20bと、前記軒先部10のうち、前記桁材7よりも下方に延長する部分の裏面に取り付けられる他の軒天井材16の傾斜方向上端部とを同時に見切ることができる。また、前記桁材7の下端部と前記軒天井材20の軒先側端部20bとの間に生じる隙間を塞ぐことができる。
また、前記軒天井材20の外壁側端部20aも、前記外壁4に対して極力近接して配置されるか、または当接しているものとする。
本実施の形態においては、前記軒天井材20の外壁側端部20aと前記外壁4との間には、鋼製の板状体を適宜加工してなり、上下方向に貫通する複数の通気孔(図示せず)を有する通気部材21が介在している。この通気部材21によれば、前記軒天井材20の外壁側端部20aと前記外壁4との間の隙間を極力閉塞しながら、前記外壁4の縦溝4aを利用した前記軒裏空間11の換気を可能としている。
なお、前記通気孔付近には、火災時の熱によって発泡することにより、該通気孔を閉塞する発泡材が設けられていてもよいものとする。
なお、前記勾配桁24は、前記屋根パネル5の角度に応じた形状となっている。すなわち、前記屋根パネル5の角度は、前記屋根支持部材2cの当接部2dの湾曲傾斜角度によって変更することができるので、前記勾配桁24の下面24aを形成する際は、三角形の形(角度)を適宜変更することによって対応できるようになっている。これによって、前記屋根パネル5がどのような角度であっても、常に前記軒天井材20を水平に取り付けることが可能となる。
ただし、前記軒天井材20の取付角度は、水平に限られるものではなく、前記軒先部10と略等しい傾斜角度で該軒先部10の裏面側に設けられていてもよいものとする。すなわち、前記軒天井材20を、前記屋根パネル5の傾きと平行であってもよい。
(防火ライン)
本実施の形態の防火ラインLは、図1および図2に示すように、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられた前記桁材7および前記軒天井材20によって構成されている。
すなわち、前記桁材7は、上述のように鋼製であるため、不燃材である。さらに、前記軒天井材20も、例えばケイ酸カルシウム板等の不燃材料を利用した不燃材とされている。したがって、本実施の形態においては、前記軒先部10の張出方向中間部付近の野地板8から前記外壁4にかけて防火ラインLが形成されることになる。
なお、前記桁材7と前記軒天井材20との間には鋼製の前記軒天見切り材15が介在しており、前記軒天井材20の外壁側端部20aと前記外壁4との間には鋼製の前記通気部材21が介在しているため、隙間の防火を図ることもできる。
そして、このように前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に前記防火ラインLを形成することができるので、軒裏防火性能を確実に発揮することができ、軒裏からの延焼を防ぐことができる。
また、前記桁材7および前記軒天井材20自体が不燃材であることから、前記軒先部10の施工を行うのと同時に、前記防火ラインLを形成することができる。これによって、前記軒先部10の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、前記軒先部10全体を防火構造にする必要がない軒裏防火構造を提供しつつ、前記軒先部10を効率よく施工できる。
本実施の形態によれば、前記軒先部10の裏面において、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記屋根パネル5の野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された前記防火ラインLが形成されているので、この防火ラインLさえ確保できれば、前記軒先部10の張出長さに関わりなく軒裏防火が可能となる。これによって、前記軒先部10の張出長さが建物のプランに応じて変わる度に、前記軒先部10全体を防火構造にする必要がなくなるので、施工手間やコストの低減を図ることができる。さらに、軒裏防火構造の共通化を図ることができ、建築基準法に基づく耐火認定または準耐火認定も建物のプランごとに取得する必要がなくなる。
また、前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間において該先端部10aよりも基端部10b側に設けられていることから、前記桁材7を含んで構成される前記屋根パネル5は、前記軒先部10が、前記防火ラインLの位置よりも張出方向に沿ってさらに延長された形態となる。つまり、前記防火ラインLは、前記軒先部10の張出方向の先端部10aと基端部10bとの間の途中の位置に形成できることになるので、前記軒先部10が前記防火ラインLの位置よりも先に延長された形態の屋根パネル5を備えた建物にも、該防火ラインLを確実に適用することが可能となる。
(変形例1)
次に、図3を参照して、本実施の形態の変形例を説明する。なお、本変形例においては、上記実施の形態と同様の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図3に示す防火ラインLは、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられた不燃シート30によって形成されている。
前記不燃シート30は、無機繊維をシート状にしたものであり、例えば、ロックウールフェルト、セラミックウール、グラスウール等からなる。また、不燃シート30に代わる不燃材として、例えば、防炎シートを採用してもよいし、金属板を採用してもよいものとする。
このような不燃シート30は、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に設けられた前記桁材7のうち、前記軒先部10の張出方向先端側の側面の上端部から、前記軒天井材20の外壁側端部20aの下面にかけて連続的に貼り付けられている。
なお、本変形例では、前記桁材7および前記軒天井材20に前記不燃シート30が貼り付けられるので、前記桁材7は、上述の鋼材に限られるものではなく、難燃性の木材等でも良いし、前記軒天井材20も、上述のケイ酸カルシウム板等の不燃材料を利用した不燃材に限られるものではなく、難燃性の合板等でもよい。
また、前記不燃シート30は、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられるものとしたが、前記軒先見切り材15近傍の部位については、前記防火ラインLが途切れないように適切に処理が行われるものとする。
すなわち、前記不燃シート30を、前記野地板8から前記外壁4にかけて、前記軒先見切り材15を介して連続的に設けてもよい。
さらに、前記軒先見切り材15を、前記軒天井材20の軒先側端部20bやその下面等に固定する形状としたうえで、前記不燃シート30を、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続して設けるようにしてもよいものとする。つまり、施工時には、前記不燃シート30を、前記野地板8から前記外壁4にかけて設けた後に、前記軒先見切り材15を、前記軒先側端部20bやその下面等に固定することになる。
本変形例によれば、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の下面にかけて、不燃材である前記不燃シート30が連続的に設けられているので、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、前記不燃シート30による防火ラインLを確実に形成できる。
また、このように前記桁材7および前記軒天井材20に対して前記不燃材が連続的に設けられて前記防火ラインLが形成されているので、前記桁材7および前記軒天井材20の材質が例えば木製であっても該防火ラインLを確保できる。したがって、木造の屋根にも該防火ラインLの構成を適用することができる。
さらに、前記桁材7および前記軒天井材20自体が不燃材であるため、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、不燃材が二重構造となった防火ラインLを確保できるので、軒裏防火性能を格段に向上できる。
(変形例2)
次に、図4を参照して、本実施の形態の変形例を説明する。なお、本変形例においては、上記実施の形態と同様の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図4に示す防火ラインLは、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、不燃材である前記軒天井材20と、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の軒先側端部20bにかけて連続的に設けられた不燃シート30と、によって形成されている。
このような不燃シート30は、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に設けられた前記桁材7のうち、前記軒先部10の張出方向先端側の側面の上端部から、前記軒天井材20の軒先側端部20bにかけて連続的に貼り付けられている。
なお、本変形例では、前記桁材7に前記不燃シート30が貼り付けられるので、前記桁材7は、上述の鋼材に限られるものではなく、難燃性の木材等でも良い。
本実施例によれば、前記軒天井材20が、不燃材であり、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の軒先側端部20bにかけて前記他の不燃材が連続的に設けられているので、前記軒先部10の張出方向の一定の位置に、不燃材である前記軒天井材20および前記他の不燃材によって前記防火ラインLを確実に形成できる。
また、このように前記桁材7に対して前記他の不燃材が設けられて、不燃材である前記軒天井材20とともに前記防火ラインLを形成しているので、前記桁材7の材質が例えば木製であっても該防火ラインLを確保できる。したがって、木造の屋根にも該防火ラインLの構成を適用することができる。
さらに、前記他の不燃材を取り付ける範囲が、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の軒先側端部20bまでの範囲とすることができる。このため、例えば前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材20の下面にかけて不燃材を連続的に取り付ける場合に比して、前記他の不燃材の使用量を抑制でき、コストの低減を図ることができる。
また、図示はしないが、前記防火ラインLとは異なる構成の防火ラインとして、前記軒天井材20を不燃材とし、さらに、前記桁材7のうちの前記軒先部10の張出方向先端部10a側の側面に前記不燃シート30等の不燃材を取り付けて、他の防火ラインを構成してもよい。すなわち、このような他の防火ラインは、前記桁材7に取り付けられた前記不燃シート30等の不燃材と、不燃材である前記軒天井材20とが、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられた状態のものである。
このような、他の防火ラインによれば、前記桁材7を木製にしたとしても該防火ラインを確保できるので、木造の屋根にも該防火ラインの構成を適用することができる。つまり、木造家屋に対しても上記の実施の形態のような軒裏防火構造を提供することができる。
参考例
次に、図5を参照して、参考例を説明する。なお、本参考例においては、上記実施の形態と同様の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図5に示す屋根50(屋根パネル50)は、前記桁材7が、前記軒先部10の張出方向先端部10aに設けられた状態となっており、図1に示す屋根5に比して軒の出が短く形成されている。
なお、本参考例においては、前記桁材7の下端部と前記軒天井材20の軒先側端部20bとが当接しており、これら桁材7と軒天井材20は、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられた状態となっている。
参考例によれば、前記桁材7は、前記軒先部10の張出方向先端部10aに設けられていることから、前記桁材7を含んで構成される前記屋根50は、前記軒先部10が、前記防火ラインLの位置よりも延長されない形態となる。つまり、前記防火ラインLは、前記軒先部10の張出方向先端部10aの位置に形成できることになるので、前記軒先部10が前記防火ラインLの位置よりも延長されない形態の屋根50を備えた建物にも、該防火ラインLを確実に適用することが可能となる。
なお、図1および図5において、前記軒先部10の基端部10bから前記桁材7までの距離は同一となるように設定されている。
すなわち、軒の出のある屋根5を備えた建物のプランを作る際には、前記軒先部10の基端部10bから、前記桁材7のうち前記軒先部10の張出方向先端部10a側の側面までの長さを基準にして軒の出の長さを設定する。
そして、このような基準の位置に設けられた前記桁材7のうちの前記軒先部10の張出方向先端部10a側の側面の位置と、前記桁材7から前記外壁4にかけて設けられた前記軒天井材20の下面の位置とを含む、前記野地板8から前記外壁4にかけて連続的に設けられた面(防火ライン)の位置が、本実施の形態における「軒先部10の張出方向の一定の位置」とされているものとする。
このようにして防火ラインLの位置が特定できれば、図1および図5に示す例だけでなく、前記軒天井材20が、前記屋根5(50)の傾きと平行するようにして配置された場合を含むような、図示しない屋根5(50)の変形例にも防火ラインLの構成を適用できるものとする。
L 防火ライン
4 外壁
5 屋根(屋根パネル)
7 桁材(不燃材)
8 野地板
10 軒先部
20 軒天井材(不燃材)
30 不燃シート(不燃材)
50 屋根(屋根パネル)

Claims (2)

  1. 軒の出がある屋根のうち、建物本体の外壁よりも外側に張り出す軒先部の裏面に適用される軒裏防火構造において、
    前記軒先部のうち、この軒先部の張出方向の一定の位置に、前記屋根の野地板から前記外壁にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された防火ラインが形成されており、
    前記軒先部の張出方向の一定の位置に、上面に前記屋根の野地板が取り付けられるとともに桁行方向に配置される長尺な桁材と、この桁材と前記外壁との間に架け渡される軒天井材とが連続的に設けられており、
    前記桁材のうち前記軒先部の張出方向先端側の側面から、前記軒天井材の下面にかけて不燃材が連続的に設けられていることを特徴とする軒裏防火構造。
  2. 軒の出がある屋根のうち、建物本体の外壁よりも外側に張り出す軒先部の裏面に適用される軒裏防火構造において、
    前記軒先部のうち、この軒先部の張出方向の一定の位置に、前記屋根の野地板から前記外壁にかけて連続的に設けられる不燃材によって構成された防火ラインが形成されており、
    前記屋根の野地板は桁行方向に配置される長尺な桁材に取り付けられ、前記桁材は、前記軒先部の張出方向の先端部と基端部との間において該先端部よりも基端部側に設けられていることを特徴とする軒裏防火構造。
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