JP5734073B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に駆動源でボディレリーズレバーを動作させる撮像装置に関する。
従来より、シャッターチャージ機構によるシャッター装置のチャージを完了した後、シャッター緊定機構でシャッター羽根を保持し、シャッターチャージ機構によるチャージ状態を解除した走行準備状態で停止させる構成が知られている。
特許文献1には、シャッターチャージ後に保持レバーによりアマチャーに対してシャッターの緊定レバーを押し付けて保持し、保持レバーを保持しているボディレリーズレバーをシャッター走行前に外部から解除する構成が記載されている。
特許第2765747号明細書
特許文献1に示されるような構成では、ボディレリーズレバーは、ボディレリーズ解除レバーによって保持レバーとの係止が解除されたのちは、ミラーのアップダウンと連動するボディレリーズ解除レバーによって押圧され続ける。このような従来の構成では、ボディレリーズレバーはシャッタ走行直前、またはシャッタ走行中に動くことはなかった。
ボディレリーズアクチュエータによって、ミラーのアップダウン動作とは無関係にボディレリーズ解除レバーを動作させると、以下のような問題が生じる。
ボディレリーズアクチュエータに通電することで、ボディレリーズレバーによる保持レバーの係止を解除したのち、ボディレリーズアクチュエータへの通電を停止させると、ボディレリーズレバーの動きが規制されず、ボディレリーズレバーがバウンドする。
この問題に対して、ボディレリーズレバーのバウンドが収束するのを待って、先幕を走行させることが考えられる。しかし、この場合にはレリーズタイムラグが長くなり、連続撮影時のコマ速が低下してしまう。
また、ボディレリーズレバーによる保持レバーの係止を解除したのち、ボディレリーズレバーの動きを規制するために、ボディレリーズアクチュエータに通電を続けることが考えられる。しかし、この場合には、ボディレリーズアクチュエータへの通電時間が長くなり、消費電力が増加してしまう。
本発明の目的は、このような課題に鑑みて、連続撮影時のコマ速を低下させることなく、かつボディレリーズアクチュエータの消費電力の増加を最小限に抑えた撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、走行前位置と走行完了位置との間を移動する羽根駆動部材と、アーマチャが配置される第1の部材と、通電することで前記アーマチャを吸着する電磁石と、前記アーマチャが前記電磁石に当接するように前記第1の部材を保持する保持位置と前記第1の部材の移動軌跡外に退避する退避位置との間を移動する保持部材と、前記保持部材を前記退避位置に付勢する付勢部材と、前記保持部材前記付勢部材の付勢力に抗して前記保持位置に係止する係止位置と前記係止を解除する解除位置との間を移動する第2の部材と、前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させる駆動源と、前記駆動源への通電を制御する通電制御手段と、を備える撮像装置であって、前記アーマチャが前記電磁石に当接するとき、前記第1の部材は前記羽根駆動部材を前記走行前位置に係止し、前記通電制御手段は、第1の制御モードと第2の制御モードを有し、前記第1の制御モードでは、前記駆動源に通電して前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させたのち、前記通電制御手段は、前記駆動源への通電を行わず、前記第2の制御モードでは、前記駆動源に通電して前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させたのち、前記通電制御手段は、前記羽根駆動部材が走行完了位置に移動するまで前記駆動源に前記第2の部材のバウンドを規制するための通電を行うことを特徴とする。
本発明によれば、レリーズタイムラグを長くすることなく、かつボディレリーズアクチュエータの消費電力の増加を最小限に抑えた撮像装置を提供することができる。
本発明を実施した撮像装置の一例としてのデジタルカメラの全体構成を説明する図である。 デジタルカメラ本体100に配置されたシャッタユニット101を被写体側から見た平面図である。 シャッタユニット101の第1の動作シーケンスを説明するタイミングチャートである。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態Bとなるときの平面図である。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態Cとなるときの平面図である。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態Dとなるときの平面図である。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態Eとなるときの平面図である。 シャッタユニット101の第2の動作シーケンスを説明するタイミングチャートである。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態C’となるときの平面図である。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態D’となるときの平面図である。 シャッタユニット101のシャッタ駆動部101aが図3における状態E’となるときの平面図である。 デジタルカメラ本体100の動作フローを説明するフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を実施した撮像装置の一例としてのデジタルカメラの全体構成を説明する図である。図1において、撮影レンズ110はデジタルカメラ本体100に着脱可能に構成されている。デジタルカメラ本体100には、撮影レンズ110を通過する撮影光束を撮像素子120に導く撮影光路内を進退するクイックリターンミラー130と、撮像素子120の撮像面を露出させる状態と遮蔽する状態にするシャッタユニット101が配置されている。
図1に図示するように、クイックリターンミラー130が撮影光路内に進入しているときには、デジタルカメラ本体100の上部に配置されたペンタプリズム140に撮影光束が導かれる。ペンタプリズム140は入射される被写体像を正立正像に変換し、ファインダ光学系150に射出する。これによって、撮影者は接眼部160から被写体像を確認することができる。
撮影時には、クイックリターンミラー130が撮影光路から退避し、シャッタユニット101が撮像素子120の撮像面を露出させる状態となる。これによって、撮影光束は撮像素子120に入射する。
表示部170では、撮影した画像を表示させて確認したり、カメラ100の設定状態を確認したりすることができる。操作部180では、カメラの撮影モードを通常撮影を実行するシングル撮影モード、低速の連続撮影を実行する低速連写撮影モード、高速の連続撮影を実行する高速連写撮影モードのいずれかに切り替えることができる。
図2(a)は、デジタルカメラ本体100に配置されたシャッタユニット101を被写体側から見た平面図である。図2(a)では、シャッタユニット101が先幕走行前状態となっている。図2(a)に図示するように、地板1には、被写体光束を通過させるアパーチャ1aが形成されている。地板1には、先幕羽根群2aおよび後幕羽根群6aの駆動機構を構成する各部品が取り付けられるとともに、シャッタ駆動部101aが取り付けられる。
図2(b)は、図2(a)に図示するシャッタユニット101のシャッタ駆動部101aを拡大した図である。したがって、図2(b)では、シャッタ駆動部101aが先幕走行前状態となっている。
図2(b)にて、シャッタ地板1の表面に形成された先幕軸1bには、先幕駆動レバー2が回動可能に支持されている。先幕軸1bの外周に、ねじりコイルバネ(不図示)が配置されている。このねじりコイルバネが先幕駆動レバー2を図2(b)で時計回り方向(先幕羽根群2aを走行させる方向)に付勢している。
先幕駆動レバー2の先端部には先幕駆動ピン(不図示)が形成されている。先幕駆動ピンは、シャッタ地板1に形成された先幕溝部1cを貫通して不図示の先幕駆動アームと係合している。先幕駆動アームは、リンク機構を介して先幕羽根群2aと連結している。先幕羽根群2aは複数のシャッタ羽根で構成されている。
先幕駆動レバー2の回動によって先幕駆動ピンが先幕溝部1cに沿って移動すると、先幕駆動アームが回動して先幕羽根群2aを構成する複数のシャッタ羽根を展開させたり、重畳させたりする。なお、先幕駆動レバー2は、先幕溝部1cによって回動範囲が制限されている。
図2(b)に図示する先幕走行前状態では、先幕駆動レバー2が、先幕係止レバー3の先幕係止部3aによって係止されている。先幕係止レバー3は、シャッタ地板1の表面に形成された先幕係止軸1dを中心に回動する。先幕係止軸1dの周囲に、ねじりコイルバネ(不図示)が配置される。このねじりコイルバネは、先幕係止レバー3を図2(b)で反時計周りに付勢する。このねじりコイルバネの付勢力に逆らって先幕係止被押圧部3bを押圧すると、先幕係止部3aによる先幕駆動レバー2の係止が外れる。
先幕解除レバー4は、シャッタ地板1に形成される先幕解除軸1eを中心に回動する。先幕解除レバー4の先端部には、先幕アマーチャ4aが取り付けられている。先幕解除レバー4にはバネ30が掛けられている。バネ30は、先幕解除レバー4を図2(b)で時計回り方向(後述の先幕電磁石5から離反させる方向)に付勢している。先幕解除レバー4には、先幕係止押圧部4bが形成され、バネ30の付勢力によって先幕解除レバー4が回動すると、先幕係止押圧部4bが先幕係止被押圧部3bを押圧する。
先幕電磁石5は、先幕ヨーク5aおよび先幕コイル5bを有する。先幕コイル5bに電圧を印加すると、先幕ヨーク5aに磁力が発生する。この磁力によって先幕ヨーク5aに先幕アマーチャ4aを吸着することができる。先幕電磁石5は、先幕解除レバー4を付勢しているバネ30の付勢力よりも大きい力で先幕アマーチャ4aを吸着することができるような電圧を印加する。先幕コイル5bへの電圧印加を停止すると、先幕アマーチャ4aを吸着する力がなくなり、バネ30の付勢力により先幕解除レバー4が時計回りに回転する。
シャッタ地板1の表面に形成された後幕軸1fには、後幕駆動レバー6が回動可能に支持されている。後幕軸1fの外周に、ねじりコイルバネ(不図示)が配置されている。このねじりコイルバネが後幕駆動レバー6を図3(a)での時計回り方向(後幕羽根群6aを走行させる方向)に付勢している。
後幕駆動レバー6の先端部には後幕駆動ピン(不図示)が形成されている。後幕駆動ピンは、シャッタ地板1に形成された後幕溝部1gを貫通して不図示の後幕駆動アームと係合している。後幕駆動アームは、リンク機構を介して後幕羽根群6aと連結している。後幕羽根群6aは複数のシャッタ羽根で構成されている。
後幕駆動レバー6の回動によって後幕駆動ピンが後幕溝部1gに沿って移動すると、後幕駆動アームが回動して後幕羽根群6aを構成する複数のシャッタ羽根を展開させたり、重畳させたりする。
上述した先幕羽根群2aの動作と、この後幕羽根群6aの動作とによって、アパーチャ1aを開放状態にしたり、遮蔽状態にしたりすることができる。なお、後幕駆動レバー6は、後幕溝部1gによって回動範囲が制限されている。
図2(b)に図示する先幕走行前状態では、後幕駆動レバー6が、後幕係止レバー7の後幕係止部7aによって係止されている。後幕駆動レバー6は、シャッタ地板1の表面に形成された後幕係止軸1hを中心に回動する。後幕係止軸1hの周囲に、ねじりコイルバネ(不図示)が配置される。このねじりコイルバネは、後幕係止レバー7を図2(b)で時計周りに付勢する。このねじりコイルバネの付勢力に逆らって後幕係止被押圧部7bを押圧すると、後幕係止部7aによる後幕駆動レバー6の係止が外れる。
後幕解除レバー8は、シャッタ地板1に形成される幕解除軸1iを中心に回動する。後幕解除レバー8の先端部には、後幕アマーチャ8aが取り付けられている。後幕解除レバー8にはバネ31が掛けられている。バネ31は、先幕解除レバー4を図2(b)で反時計回り方向(後述の後幕電磁石9から離反させる方向)に付勢している。後幕解除レバー8には、後幕係止押圧部8bが形成され、バネ31の付勢力によって後幕解除レバー8が回動すると、後幕係止押圧部8bが後幕係止被押圧部7bを押圧する。
後幕電磁石9は、幕ヨーク9aおよび幕コイル9bを有する。後幕コイル9bに電圧を印加すると、後幕ヨーク9aに磁力が発生する。この磁力によって後幕ヨーク9aに後幕アマーチャ8aを吸着することができる。後幕電磁石9は、後幕解除レバー8を付勢しているバネ31の付勢力よりも大きい力で後幕アマーチャ8aを吸着することができるような電圧を印加する。後幕コイル9bへの電圧印加を停止すると、後幕アマーチャ8aを吸着する力がなくなり、バネ31の付勢力により後幕解除レバー8が時計回りに回動する。
保持レバー10は、シャッタ地板1に形成される保持レバー軸1jを中心として回動可能なように支持されている。保持レバー軸1jの外周には、ねじりコイルバネ32が配置されている。このねじりコイルばね32は、保持レバー10を図2(b)で時計回り方向に付勢する付勢部材として機能する。保持レバー10の移動範囲は保持レバー停止部材11によって制限される。保持レバー停止部材11はゴムなどの弾性体で形成されており、保持レバー10が保持レバー停止部材11に衝突してバウンドすることを抑制している。すなわち、保持レバー10は、先幕アーマチャ4aが先幕電磁石5に当接するように先幕解除レバー4を保持する保持位置と先幕解除レバー4の移動軌跡外に退避する退避位置との間を移動する。
保持レバー10先端部にはアマーチャ保持部10aが形成され、アマーチャ保持部10aと保持レバー10とは、弾性体を介して微小量相対移動が可能なように接続されている。図2(b)の状態では、アマーチャ保持部10aが先幕アマーチャ4aおよび後幕アマーチャ8aを図2(b)で反御時計回りに押圧し、それぞれ先幕電磁石5および後幕電磁石9に当接させている。したがって、図2(b)の状態では、先幕コイル5bおよび後幕コイル9bへの電圧の印加に関係なく、先幕アマーチャ4aを先幕電磁石5に当接させ、後幕アマーチャ8aを後幕電磁石9に当接させている。
保持レバー10には保持レバー係止部10bが形成されている。保持レバー係止部10bがボディレリーズレバー12に形成されるボディレリーズレバー係止部12aに係止されることで、保持レバー10は図2(b)の状態で保持される。
ボディレリーズレバー12は、シャッタ地板1に形成されたボディレリーズ軸1kを中心として回動する。ボディレリーズ軸1kの外周には、ねじりコイルバネ(不図示)が設けられる。このねじりコイルばねは、ボディレリーズレバー12を図2(b)で時計回り方向に付勢している。すなわち、ボディレリーズレバー12は、保持レバー10をねじりコイルばね32の付勢力に抗して保持位置に係止する係止位置と係止を解除する解除位置との間を移動する。
ボディレリーズアクチュエータ13は、ボディレリーズレバー駆動部13aと戻しバネ(不図示)を有する。ボディレリーズアクチュエータ13が無通電状態となるときに、ボディレリーズレバー駆動部13aは戻しバネの付勢力によって無通電位置に戻す。ボディレリーズアクチュエータ13に通電されると、ボディレリーズレバー駆動部13aは戻しバネの付勢力に抗して、図2(b)で時計周り方向に回動する。すなわち、ボディレリーズアクチュエータ13は、ボディレリーズレバー12を係止位置から解除位置に移動させる駆動源として機能する。
ボディレリーズレバー12には、バウンド抑制部12bが形成されている。バウンド抑制部12bは、バウンドしている保持レバー10と当接し、保持レバー10を保持レバー停止部材11に押し付ける。
本実施形態のデジタルカメラ本体100は、レリーズボタンをオンして、撮影動作を行う際に、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させるか、第2の動作シーケンスを実行させるかを選択することができる。
まず、レリーズボタンのオンによって、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させる場合について説明する。なお、第1の動作シーケンスは、第1の制御モードの一例である。
図2(b)に図示する先幕走行前状態はレリーズボタンがオンされていない撮影スタンバイ状態となっている。
図3は、第1の動作シーケンスを説明するタイミングチャートである。図2(a)および図2(b)に示す先幕走行前状態は、図3のタイミングチャートでは状態Aに相当する。
レリーズボタンがオンされると、デジタルカメラ本体100のCPUが、先幕電磁石5の先幕コイル5bに電圧を印加するとともに、後幕電磁石9の後幕コイル9bに電圧を印加するように制御する。先幕コイル5bおよび後幕コイル9bに電圧を印加してから時間Taが経過すると、デジタルカメラ本体100のCPUは、ボディレリーズアクチュエータ13に電圧Vsを印加して、ボディレリーズアクチュエータ13を駆動する。本実施形態では、デジタルカメラ本体100のCPUが通電制御手段の一例として機能している。
デジタルカメラ本体100のCPUがボディレリーズアクチュエータ13を駆動すると、ボディレリーズレバー駆動部13aが戻しバネの付勢力に抗して、図2(b)で時計周り方向に回動する。ボディレリーズレバー駆動部13aが時計周り方向に回動すると、ボディレリーズレバー駆動部13aは、ボディレリーズレバー12に形成されたボディレリーズレバー被押圧部12cを押圧し、ボディレリーズレバー12を反時計周り方向に回動させる。これによって、ボディレリーズレバー係止部12aと保持レバー係止部10bとの係合が解除される。保持レバー10は、ねじりコイルバネの付勢力により先幕アマーチャ4aおよび後幕アマーチャ8aから離反し、保持レバー停止部材11に衝突して、図4に示す状態となる。図4の状態は、図3に図示するタイミングチャートの状態Bに相当する。
上述したように、デジタルカメラ本体100のCPUがボディレリーズアクチュエータ13への電圧の印加を開始する前に、デジタルカメラ本体100のCPUは、先幕コイル5bおよび後幕コイル9bに電圧を印加する。したがって、保持レバー10が先幕アマーチャ4aおよび後幕アマーチャ8aから離反しても、図4に図示するように、先幕アマーチャ4aは先幕電磁石5に吸着された状態となり、後幕アマーチャ8aは後幕電磁石9に吸着された状態となる。
図4の状態から、時間Tv1が経過すると、デジタルカメラ本体100のCPUは、ボディレリーズアクチュエータ13への電圧の印加を停止する。ボディレリーズアクチュエータ13へ通電が行われないと、ボディレリーズレバー駆動部13aは戻しバネの付勢力によって、反時計周り方向に回動し、図5に示す状態になる。図5の状態は、図3のタイミングチャートでは状態Cに相当する。
デジタルカメラ本体100が第1の動作シーケンス実行する場合には、電力消費を抑えるために、ボディレリーズアクチュエータ13への通電時間が最小限の時間に設定される。すなわち、時間Tv1は、ボディレリーズレバー12を反時計周り方向に回動させて、ボディレリーズレバー係止部12aと保持レバー係止部10bとの係合を解除するために必要な最小限の時間である。
このとき、保持レバー10は保持レバー停止部材11に衝突した後、バウンドし、バウンドした保持レバー10はボディレリーズレバー12のバウンド抑制部12bに当接する。しかし、ボディレリーズアクチュエータ13への通電が停止され、ボディレリーズレバー駆動部13aが図5に図示する状態となるので、ボディレリーズレバー駆動部13aは、ボディレリーズレバー12の回動を規制することができない。すなわち、図5に図示する状態では、ボディレリーズレバー12は、保持レバー10のバウンドを抑制するために十分な機能を果たさない。
保持レバー10がバウンドしている間に、先幕コイル5bに印加される電圧を遮断すると、先幕解除レバー4が先幕係止レバー3と先幕駆動レバー2との係合を解除する前に、バウンドしている保持レバー10と衝突するおそれがある。後幕についても同様に、後幕解除レバー8が後幕係止レバー7と後幕駆動レバー6との係合を解除する前に、バウンドしている保持レバー10と衝突するおそれがある。このような衝突が発生すると、先幕羽根群2aおよび後幕羽根群6aの走行に大きな影響を与える。
したがって、図3に示すように、デジタルカメラ本体100のCPUがボディレリーズアクチュエータ13への通電を停止してから、保持レバー10のバウンドが収束する時間Tb1が経過するのを待って、先幕コイル5bに印加される電圧を遮断する。デジタルカメラ本体100のCPUが先幕コイル5bに印加される電圧を遮断すると、先幕アマーチャ4aが先幕電磁石5から離反し、先幕解除レバー4がバネ30の付勢力によって時計回り方向に回動する。
先幕解除レバー4が回動すると、先幕係止押圧部4bが先幕係止被押圧部3bを押圧する。先幕係止被押圧部3bが押圧されると、先幕係止レバー3が時計回り方向に回動し、先幕係止部3aと先幕駆動レバー2との係合が解除され、先幕駆動レバー2が時計回り方向に回動して、図6に示す先幕走行完状態となる。図6の状態は、図3に図示するタイミングチャートの状態Dに相当する。
図5に図示するように、先幕駆動レバー2には遮光部2bが形成され、先幕駆動レバー2が先幕走行完状態となるときに、先幕PI21aは遮光部2bを検出して、先幕PI21aの出力信号がHからLに変化する。
デジタルカメラ本体100のCPUが先幕コイル5bに印加される電圧を遮断してから、設定された露光時間に基づくタイミングで、デジタルカメラ本体100のCPUは後幕コイル9bに印加される電圧を遮断する。
デジタルカメラ本体100のCPUが後幕コイル9bに印加される電圧を遮断すると、後幕アマーチャ8aが幕電磁石9から離反し、後幕解除レバー8がバネ31の付勢力によって反時計回り方向に回動する。
後幕解除レバー8が回動すると、後幕係止押圧部8bが後幕係止被押圧部7bを押圧する。後幕係止被押圧部7bが押圧されると、幕係止レバー7が反時計回り方向に回動し、後幕係止部7aと後幕駆動レバー6との係合が解除され、後幕駆動レバー6が時計回り方向に回動して、図7に示す後幕走行完状態となる。図7の状態は、図3のタイミングチャートでは状態Eに相当する。
図7に図示するように、後幕駆動レバー6には遮光部6bが形成され、後幕駆動レバー6が後幕走行完状態となるときに、後幕PI21bは遮光部6bを検出して、後幕PI21bの出力信号がHからLに変化する。
図3のタイミングチャートにおいて、先幕コイル5bへの通電をオフしてから、先幕羽根群2aがアパーチャ1aの遮光状態を解除するまでの時間をTcとすると、第1の動作シーケンスでは、図3に示す時間Ts1がレリーズタイムラグとなる。
以上のように、第1の動作シーケンスでは、保持レバー10のバウンドを収束させる時間が長くなるものの、ボディレリーズアクチュエータ13への通電時間が最小限の時間に設定されるので、デジタルカメラ本体100の消費電力を抑えることができる。
次に、レリーズボタンのオンによって、シャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させる場合について説明する。なお、第2の動作シーケンスは、第2の制御モードの一例である。
図2(b)に図示する先幕走行前状態はレリーズボタンがオンされていない撮影スタンバイ状態となっている。図8は、第2の動作シーケンスを説明するタイミングチャートである。図2(a)および図2(b)に示す先幕走行前状態は、図8のタイミングチャートでは状態Aに相当する。
図8に図示するタイミングチャートの状態Aから状態Bまでの動作は、図3に図示するタイミングチャートの状態Aから状態Bまでの動作と同様である。したがって、図4の状態は、図8に図示するタイミングチャートの状態Bに相当する。
図4の状態から、時間Tv1が経過すると、デジタルカメラ本体100のCPUは、ボディレリーズアクチュエータ13に印加する電圧を電圧Vsから電圧Veに変更する。電圧Vsは、ボディレリーズレバー係止部12aと保持レバー係止部10bとの係合を解除するために必要な電圧である。つまり、電圧Vsは、ボディレリーズレバー12を係止位置から解除位置に移動させる際のボディレリーズアクチュエータ13への通電量の一例となる。
これに対して、電圧Veは、戻しバネの付勢力に抗してボディレリーズレバー12を回動させ、ボディレリーズレバー12の回動を規制するために必要な電圧である。電圧Veは、電圧Vsより小さな電圧に設定されている。つまり、電圧Veは、ボディレリーズレバー12のバウンドを規制するための通電を行う際のボディレリーズアクチュエータ13への通電量の一例となる。
したがって、ボディレリーズレバーのバウンドを規制するための通電を行う際のボディレリーズアクチュエータ13への通電量は、ボディレリーズレバー12を係止位置から解除位置に移動させる際のボディレリーズアクチュエータ13への通電量より小さい。
保持レバー10は保持レバー停止部材11に衝突した後、バウンドしようとしても、保持レバー10がボディレリーズレバー12のバウンド抑制部12bに当接する。このとき、ボディレリーズアクチュエータ13に電圧Veが印加されることで、ボディレリーズレバー駆動部13aは戻しバネの付勢力に抗して、図9に示す位置に保持され、ボディレリーズレバー12の時計周り方向の回動を規制する。
これによって、図9に図示するように、保持レバー10は一方端が保持レバー停止部材11に当接し、他方端がボディレリーズレバー12のバウンド抑制部12bに当接した状態となり、バウンドが抑えられる。図9の状態は、図8のタイミングチャートでは状態C’に相当する。
図8に示すように、デジタルカメラ本体100のCPUは、ボディレリーズアクチュエータ13に印加する電圧を電圧Vsから電圧Veに変更してから、保持レバー10を安定させるための時間Tb2が経過するのを待つ。そして、デジタルカメラ本体100のCPUは、先幕コイル5bに印加される電圧を遮断する。ここで、時間Tb2は第1の動作シーケンスにおけるバウンド収束時間Tb1よりも十分短い時間に設定されている。
デジタルカメラ本体100のCPUが先幕コイル5bに印加される電圧を遮断すると、先幕アマーチャ4aが先幕電磁石5から離反し、先幕解除レバー4がバネ30の付勢力によって時計回り方向に回動する。
先幕解除レバー4が回動すると、先幕係止押圧部4bが先幕係止被押圧部3bを押圧する。先幕係止被押圧部3bが押圧されると、先幕係止レバー3が時計回り方向に回動し、先幕係止部3aと先幕駆動レバー2との係合が解除され、先幕駆動レバー2が時計回り方向に回動して、図10に示す先幕走行完状態となる。図10の状態は、図8に図示するタイミングチャートの状態D’に相当する。
図10の状態となるときに、ボディレリーズアクチュエータ13への電圧Veの印加は継続されている。したがって、保持レバー10は図9に図示する状態と同じ状態を維持する。また、図10に図示するように、先幕駆動レバー2には遮光部2bが形成され、先幕駆動レバー2が先幕走行完状態となるときに、先幕PI21aは遮光部2bを検出して、先幕PI21aの出力信号がHからLに変化する。
デジタルカメラ本体100のCPUが先幕コイル5bに印加される電圧を遮断してから、設定された露光時間に基づくタイミングで、デジタルカメラ本体100のCPUは後幕コイル9bに印加される電圧を遮断する。
デジタルカメラ本体100のCPUが後幕コイル9bに印加される電圧を遮断すると、後幕アマーチャ8aが幕電磁石9から離反し、後幕解除レバー8がバネ31の付勢力によって反時計回り方向に回動する。
後幕解除レバー8が回動すると、後幕係止押圧部8bが後幕係止被押圧部7bを押圧する。後幕係止被押圧部7bが押圧されると、幕係止レバー7が反時計回り方向に回動し、後幕係止部7aと後幕駆動レバー6との係合が解除され、後幕駆動レバー6が時計回り方向に回動して、図11に示す後幕走行完状態となる。図11の状態は、図8のタイミングチャートでは状態E’に相当する。
図11の状態となるときに、デジタルカメラ本体100のCPUは、ボディレリーズアクチュエータ13への電圧Veの印加を継続している。したがって、保持レバー10は図9および図10に図示する状態と同じ状態を維持する。また、図11に図示するように、後幕駆動レバー6には遮光部6bが形成され、後幕駆動レバー6が後幕走行完状態となるときに、後幕PI21bは遮光部6bを検出して、後幕PI21bの出力信号がH信号からL信号に変化する。
図8のタイミングチャートに図示するように、後幕PI21bの出力信号がHからLに変化すると、ボディレリーズアクチュエータ13への電圧Veの印加を停止する。
図8のタイミングチャートにおいて、先幕コイル5bへの通電をオフしてから、先幕羽根群2aがアパーチャ1aの遮光状態を解除するまでの時間をTcとすると、第2の動作シーケンスでは、図8に示す時間Ts2がレリーズタイムラグとなる。時間Ts2は、図3に示す時間Ts1よりも短い時間となる。
また、図8のタイミングチャートにおいて、先幕コイル5bへの通電をオフしてから後幕PI21bの信号がL信号となるまでの時間をTdとする。第2の動作シーケンスにおいて、デジタルカメラ本体100のCPUがボディレリーズアクチュエータ13へ通電する時間は、図8に示す時間はTv2となる。時間はTv2は、図3に示す時間Tv1よりも長い時間となる。
以上のように、第2の動作シーケンスでは、デジタルカメラ本体100のCPUは、後幕駆動レバー6が後幕走行完状態となるまで、ボディレリーズアクチュエータ13に通電する。したがって、デジタルカメラ本体100の消費電力は第1の動作シーケンスと比較して増加するものの、保持レバー10のバウンドを抑制することができる。これによって、ボディレリーズレバー係止部12aと保持レバー係止部10bとの係合を解除してから、先幕解除レバー4が先幕係止レバー3と先幕駆動レバー2との係合を解除するまでの時間は、第1の動作シーケンスよりも短くなる。
図12は、デジタルカメラ本体100の動作フローを説明するフローチャートである。このフローチャートでは、操作部180にて設定されるカメラの撮影モードに基づいて、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させるか、第1の動作シーケンスを実行させるかを切り替える部分のみを説明する。
ステップS100で動作フローを開始する。ステップS110にて、レリーズボタンが押されると、ステップS120へ進む。ステップS120では、操作部180によって、連写撮影モードが設定されているか否かを判定する。ここで、低速連写撮影モードまたは高速連写撮影モードが設定されている場合には、ステップS130に進み、シングル撮影モードが設定されている場合には、ステップS160に進む。
ステップS130では、高速連写撮影モードが設定されているか否かを判定する。ここで、高速連写撮影モードが設定されている場合には、ステップS140に進み、低速連写撮影モードが設定されている場合には、ステップS160に進む。
ステップS140では、高速連写撮影モードにおける撮影が2コマ目以降の撮影であるかどうかを判定する。ここで、高速連写撮影モードにおける撮影が2コマ目以降の撮影である場合には、ステップS150に進み、高速連写撮影モードにおける撮影が1コマ目の撮影である場合には、ステップS160に進む。
ステップS150では、シャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させる。ステップS160では、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させる。
デジタルカメラ本体100では、カメラの撮影モードが高速連写撮影モードに設定され、かつ高速連写撮影モードにおける撮影が2コマ目以降の撮影である場合には、シャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させる。
一方、カメラの撮影モードがシングル撮影モードまたは低速連写撮影モードに設定される場合、高速連写撮影モードにおける撮影が1コマ目の撮影である場合には、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させる。
本実施形態では、カメラの撮影モードが高速連写撮影モードに設定され、かつ高速連写撮影モードにおける撮影が2コマ目以降の撮影である場合には、デジタルカメラ本体100の消費電力を低減することよりも、秒間コマ速(1秒間に撮影可能な枚数)を優先している。なお、高速連写撮影モードにおける1コマ目の撮影である場合には、測光結果に基づく絞り駆動に時間を要してしまい、シャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させたとしても、秒間コマ速が向上しない。このような理由によって、高速連写撮影モードにおける1コマ目の撮影である場合には、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させて、デジタルカメラ本体100の消費電力を低くすることを優先している。
そして、カメラの撮影モードがシングル撮影モードまたは低速連写撮影モードに設定される場合には、秒間コマ速(1秒間に撮影可能な枚数)よりもデジタルカメラ本体100の消費電力を低くすることを優先している。
(変形例)
上述した実施形態では、操作部180によって、シングル撮影モード、低速連写撮影モード、高速連写撮影モードのいずれかに切り替える場合を説明した。操作部180によって、シングル撮影モードまたは連写撮影モードいずれかに切り替える変形例について説明する。
この変形例では、連写撮影モードの2コマ目以降の撮影である場合に、シャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させ、シングル撮影モードまたは連写撮影モードの1コマ目の撮影である場合に、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させる。
動作フローを簡単にするために、連写撮影モードの撮影である場合には、1コマ目であってもシャッタユニット101に第2の動作シーケンスを実行させ、シングル撮影モードである場合に、シャッタユニット101に第1の動作シーケンスを実行させてもよい。
2 先幕駆動レバー
4 先幕解除レバー
5 先幕電磁石
6 後幕駆動レバー
7 後幕係止レバー
8 後幕解除レバー
9 後幕電磁石
10 保持レバー
11 保持レバー停止部材
12 ボディレリーズレバー
13 ボディレリーズアクチュエータ
21a 先幕検知PI
21b 後幕検知PI
100 デジタルカメラ本体
101 シャッタユニット
180 操作部

Claims (6)

  1. 走行前位置と走行完了位置との間を移動する羽根駆動部材と、
    アーマチャが配置される第1の部材と、
    通電することで前記アーマチャを吸着する電磁石と、
    前記アーマチャが前記電磁石に当接するように前記第1の部材を保持する保持位置と前記第1の部材の移動軌跡外に退避する退避位置との間を移動する保持部材と、前記保持部材を前記退避位置に付勢する付勢部材と、
    前記保持部材前記付勢部材の付勢力に抗して前記保持位置に係止する係止位置と前記係止を解除する解除位置との間を移動する第2の部材と、
    前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させる駆動源と、
    前記駆動源への通電を制御する通電制御手段と、を備える撮像装置であって、前記アーマチャが前記電磁石に当接するとき、前記第1の部材は前記羽根駆動部材を前記走行前位置に係止し、
    前記通電制御手段は、第1の制御モードと第2の制御モードを有し、
    前記第1の制御モードでは、前記駆動源に通電して前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させたのち、前記通電制御手段は、前記駆動源への通電を行わず、前記第2の制御モードでは、前記駆動源に通電して前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させたのち、前記通電制御手段は、前記羽根駆動部材が走行完了位置に移動するまで前記駆動源に前記第2の部材のバウンドを規制するための通電を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置は連続撮影を実行することが可能であって、
    前記連続撮影の1コマ目では、前記通電制御手段が前記第1の制御モードにて前記駆動源への通電を制御し、
    前記連続撮影の2コマ目以降では、前記通電制御手段が前記第2の制御モードにて前記駆動源への通電を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記通電制御手段が前記駆動源に前記第2の部材のバウンドを規制するための通電を行う際の前記駆動源への通電量は、前記通電制御手段が前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置に移動させる際の前記駆動源への通電量より小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置は通常撮影および連続撮影を実行することが可能であって、
    前記撮像装置が前記通常撮影を実行する際には、前記通電制御手段が前記第1の制御モードにて前記駆動源への通電を制御し、
    前記撮像装置が前記連続撮影を実行する際には、前記通電制御手段が前記第2の制御モードにて前記駆動源への通電を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記通電制御手段が前記第2の制御モードにて前記駆動源への通電を制御する際には、前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置へ移動させるために第1の通電量を前記駆動源へ通電し、
    前記第2の部材が前記係止位置から前記解除位置へ移動したのち、前記第1の通電量より小さい第2の通電量を前記駆動源へ通電することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記通電制御手段が前記第2の制御モードにて前記駆動源への通電を制御する際には、前記第2の部材を前記係止位置から前記解除位置へ移動させるために第1の電圧を前記駆動源へ通電し、
    前記第2の部材が前記係止位置から前記解除位置へ移動したのち、前記第1の電圧より小さい第2の電圧を前記駆動源へ通電することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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