JPH0617966B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0617966B2
JPH0617966B2 JP60296447A JP29644785A JPH0617966B2 JP H0617966 B2 JPH0617966 B2 JP H0617966B2 JP 60296447 A JP60296447 A JP 60296447A JP 29644785 A JP29644785 A JP 29644785A JP H0617966 B2 JPH0617966 B2 JP H0617966B2
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switch
time
mirror
shutter
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義仁 原田
竜一 小林
政行 鈴木
経昌 大原
洋一 登坂
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/24Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly automatically in accordance with markings or other means indicating film speed or kind of film on the magazine to be inserted in the camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高速連続撮影可能なカメラに関するものであ
る。
〔発明の背景〕
従来、カメラはレリーズボタンを押してからシャッター
の走行が開始するまでのレリーズタイムラグは一定とさ
れていた。これは、レリーズボタンを押圧してからシャ
ッターが走行開始するまでの時間を一定にしておかなけ
ればシャッターチャンスを逃すおそれがあるためカメラ
としては当然のことである。高速連続撮影の時にも、チ
ャージ完了から同じシーケンスを通過するので、上記の
ような一定のレリーズタイムラグが設けられていた。し
かしながら、高速連続撮影の時には、2駒目以後に、こ
のような一定時間のタイムラグを挿入することは無意味
である。
つまり、従来でも2駒目以降はチャージ時間により左右
されるものであり撮影者が各回のシャッターインターバ
ルを決定することができないからである。
一方、従来、連続撮影を高速で行なわせるものが特開昭
53−143218号として提案されている。この提案
は連続撮影の際には絞り動作並びにミラー動作を不作動
とするもので、絞りは1駒目の測光値によって決定され
た絞り値に絞り込んだ状態で不作動とすると共に、ミラ
ーをアップ状態で不作動とする。これによって、連続撮
影時での絞り及びミラーの作動時間分を短縮して高速化
を達成することが可能となる。
しかしながら、上記提案のやり方では2駒目以降は被写
体の輝度変化に対応することができないことになり、適
正露出での撮影が行なえない場合が生じる。
〔発明の目的〕
本発明は連続撮影の最初の1駒目はレリーズボタンの操
作から所定の時間後に露光動作が開始されるようにし
て、撮影者が感覚的に覚えているレリーズタイムラグで
露光を開始させることを可能とし、2駒目以降は駒ごと
の側光等を可能としながら且つ高速での連続撮影を可能
としたカメラを提供することを目的とする。
〔発明の概要] 本発明は、レリーズボタンの操作を継続することによっ
て、ミラーの退避動作、絞りの絞り込み動作、露光動
作、該ミラーの復帰動作、該絞りの復帰動作を2駒目も
連続して行なう連続撮影が選択可能なカメラにおいて、
前記ミラーの動作状態を検出するものであって、少なく
とも前記退避動作の完了を検出する第1の検出手段と、
前記絞りの動作状態を検出するものであって、少なくと
も前記絞り込み動作の完了を検出する第2の検出手段
と、前記連続撮影が選択されている場合には、最初の1
駒目は前記レリーズボタンの操作時からあらかじめ設定
されたタイマー時間後に前記露光動作を開始させ、2駒
目以降は前記ミラーの前記退避動作の完了検出及び前記
絞りの前記絞り込み動作の完了検出を条件として該露光
動作を開始させる制御手段を設けたカメラを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す。
図示の装置は、受光素子SPC、演算増巾器OP1、圧
縮ダイオードD1を含む測光回路により被写体の輝度に
対応する対数圧縮情報BVを得て、これとフィルムのI
SO感度検出装置DXSVからの感度情報あるいはマニ
ュアル感度設定装置MSVからの感度情報SV、および
シャッターダイアルに連動する可変抵抗VR2からの設
定情報TVを演算増巾器OP2により演算することによ
って得られる電圧として生じる絞り値AVをファインダ
ー内表示装置DSPに表示するとともに、絞り制御マグ
ネットMG1により絞りを制御する。図中、DACはI
SO感度検出装置からの情報をアナログ電圧に変換する
DAコンバータ、SWSVはマニュアルとDXの切換ス
イッチ、VG1は定電圧源、OP2はBV+SV−TV
により絞り値を演算する演算増巾器、ADCは絞り値A
Vをデジタル値に変換するADコンバータ、DCDは表
示器用デコーダドライバである。また、CNTはカウン
タ、AEFPはくし歯状電極、BRはそのブラシで、レ
ンズの絞りが絞り込まれるのと同時にブラシBRが走行
し、その信号がカウンタCNTに入力されて、絞りが実
際に絞り込まれる値がカウンタCNTのカウント値とし
て計数される。DCMPはデジタルコンパレータで、カ
ウンタCNTの一方の入力に伝えられ、その他方の入力
に前記の演算された絞り情報のデジタル値がADコンバ
ータADCから伝えられ、両者が一致した時にデジタル
コンパレータDCMPの出力が0レベルとなり、この信
号は抵抗R6を介してトランジスタTR1をOFFと
し、絞り制御用マグネットMG1の電流をたち、絞り込
みを停止する。このようにして、演算された絞りの実際
の制御が行なわれる。
MG2は第1緊定マグネットで、これが駆動されると、
公知のカメラの機械的シーケンスが実行され、先ず上記
の絞り制御が行なわれる。
MG3−1はシャッター先幕の係止解除マグネットで、
これに通電することによってシャッター先幕の走行が開
始する。スイッチSWTは先幕の走行に関連するカウン
トスイッチで、通常時閉路状態にあり、先幕の走行に応
じて開路する。可変抵抗VR1とコンデンサC1は該カ
ウントスイッチの開路時に動作する積分回路を構成す
る。抵抗VR1は前記の可変抵抗VR2と機械的に結合
しており、設定されたシャッター秒時に従った抵抗値に
設定される。CP1はコンパレータで、その入力の一方
に上記の積分電圧が接続され、他方の入力には、電源電
圧Vccを抵抗R4,R5により分割された電圧が接続さ
れる。従って、コンパレータCP1の出力は抵抗VR1
によって決定される時定回路により制御され、シャッタ
ー時間が経過された後1レベルになり、ワンショット回
路ON1によって一定時間0レベルになり、シャッター
後幕マグネットMG3−2の通電を行いシャッターの後
幕を走行させる。
この装置には、フィルム巻上用、フィルム巻戻用および
チャージ系用に別々の合計3個のモータが設けられる。
MBはフィルム巻上用モータ、DBはその駆動回路、M
Cはフィルム巻戻用モータ、DCはその駆動回路、MD
はチャージ用モータ、DDはその駆動回路を示す。
また、DXFLMは上述のように、フィルムパトローネ
にフィルム感度情報およびフィルム枚数情報をコード化
して配設してあるDXフィルムのフィルム枚数を読取る
フィルム枚数読取装置、LEDはDXコード付フィルム
を使用しなかった場合に、これを警告する警告表示器を
示す。
上記のカメラにおける動作をコントロールするために、
マイクロコンピュータCOMが設けられている。BAT
はその電源電池、TRBATは電源トランジスタで、上
記のスタティックな回路動作は、電源トランジスタTR
BATがONの時のみ行なわれる。
このマイクロコンピュータにおいて、X0,X1は基本
クロックを供給する水晶器振子QZに接続された端子、
RSTはリセット端子、VDDは電源端子、GNDはアー
ス端子を示す。
入力ポートとして、レリーズボタンの第1ストロークで
ONとなるスイッチSW1からの入力ポートPA0、レ
リーズボタンの第2ストロークでONとなるスイッチS
W2からの入力ポートPA1、ミラーがダウンとなって
いる時にONとなっているミラースイッチMRUPから
の入力ポートPA2、シャッター後幕が走行した時にO
FFとなりチャージされている時にONとなるスイッチ
CN2からの入力ポートPA3、フィルム巻上げに伴っ
てON−OFFするスイッチFLM1からの入力ポート
PF0、スプロケットに連動接続され1駒巻上終了でO
NとなるスイッチFLM3からの入力ポートPF1、シ
ャッター、自動絞り、およびミラーのチャージ完了でO
NとなるスイッチCGEからの入力ポートPF2、前記
のフィルム枚数読取装置DXFLMに接続された入力ポ
ートPG0,PG1、フィルムISO感度検出装置DX
SVに接続された入力ポートPG2、前記のデジタルコ
ンパレータDCMPの出力に接続された入力ポートPG
3が設けられる。さらに、このマイクロコンピュータC
OMには、パトローネ在否スイッチPTからの入力ポー
トPG4、カメラの背蓋開閉スイッチBP(閉じている
時にOFF)からの接続ポートPG5、フィルム巻戻し
終了時にフィルムを総てパトローネに巻込んでしまう
か、或いはリーダ部を残しておくかを選択するスイッチ
RSTP(ONすると前者、OFFすると後者となる。
このスイッチはカメラの外部につけて撮影者が自由に選
択しても、或いは、カメラ内部に配線パッド或いはプリ
ント板上にパッドを出しておき、撮影者の好みにより、
サービスステーション等でさせるようにしてもよい)か
らの入力ポートPG6が設けられる。
また、出力ポートとして、抵抗R7およびトランジスタ
TR2を介して第1緊定マグネットMG2に接続される
出力ポートPE0、抵抗R8およびトランジスタTR3
を介して、先幕マグネットMG3−1に接続される出力
ポートPE1、インバータI1および抵抗R10を介し
て、電源トランジスタTRBATに接続される出力ポー
トPE3、カウンタCNTのリセット入力RSTに接続
されている出力ポートPE4、インバータI2および抵
抗R11を介して、DXコード警告表示器LEDに接続
されている出力ポートPE5が設けられる。また、モー
タMB,MC,MDの駆動回路DB,DC,DDにそれ
ぞれ接続される出力ポートPB0,PB1,PC0,P
C1,PD0,PD1が設けられている。
第2図は、モータMB,MC,MDの駆動回路DB,D
C,DDの詳細を示す。これらの駆動回路はそれぞれ全
く同一のものであるので、第4図はこれらに共通の回路
を示す。図中、Mはモータ、A,Bは入力、I10,I
11はインバータ、A10,A11,A12はアンドゲ
ート、OR10,OR11はオアゲート、TR30,T
R31,TR32,TR33はトランジスタ、R30,
R31,R32,R33,R34,R35,R36は抵
抗、D10,D11はダイオードを示す。
入力A,Bは2ビットの情報であり、まずA=1,B=
0であったとすると、アンドゲートA12の出力が1と
なりオアゲートOR10の出力も1となりトランジスタ
TR32がONする。またインバータI13の出力が0
となることによりトランジスタTR31もONする。従
ってモータMには電源VccからトランジスタTR31、
モータM、トランジスタTR32を介して電流が流れる
ことによりモータは回転する。
A=0,B=1のときは、アンドゲートA10の出力が
1になり、オアゲートOR11の出力が1、インバータ
I12の出力が0となることによりトランジスタTR3
0およびTR33がON、モータは前述した回転とは逆
に回転する。
A=1,B=1のときは、アンドゲートA11の出力が
1になることにより、オアゲートOR10およびOR1
1の出力が1になり、トランジスタTR32およびTR
33がONする。従って、モータMが回転している時に
この入力モードにすると、ダイオードD10,D11、
トランジスタTR32,TR33によりモータがどちら
の回転をしていた場合でも、電源Vccからの通電はたた
れ、モータが慣性により回転しつづけるとき、モータに
対して短絡ブレーキがかかるように構成されている。
また、A=0,B=0にすると、アンドゲートA10〜
A12の出力は全て0になり、トランジスタTR30,
TR31,TR32,TR33は全てOFFし、モータ
は開放状態となる。
次に、上記のマイクロコンピュータの動作について第3
図〜第6図に示すフローチャートにより説明する。
マイクロコンピュータCOMはVDDが電源端子VDDに加
わることにより動作し、まず端子X0,X1に接続され
ている水晶発振子QZにより基本クロックを供給され、
同時にリセット端子RSTに接続されているコンデンサ
RSTによりパワーオンリセットがマイクロコンピュー
タCOMにかかり、プログラムカウンタは0番地に初期
設定され、プログラムはSTARTから始まる。また、
各フラグは全て0、出力ポートも0になるものとする。
先ず、第3図に示すメインルーチンに関して説明する。
〔ステップ(1)〕入力ポートPA0のセンス。スイッチ
SW1はレリーズボタンの第1ストロークであり、押圧
することによりスイッチSW1はONする。スイッチS
W1がONされていればステップ(2)へ、そうでなけれ
ばALルーチン(後述)に進む。
〔ステップ(2)〕PE3=1。出力ポートPE3を1に
する。この信号は、インバータI1抵抗R10を介して
前記した電源トランジスタTRBATをONにして演算
増幅器やADコンバータ等全ての回路の電源に電圧Vcc
を供給する。
〔ステップ(3)〕入力ポートPA0〜PA3のセンス。
これらの入力ポートPAは、前述のスイッチSW1、レ
リーズボタンの第2ストロークを押圧することによりO
NになるスイッチSW2、ミラーがダウンしている状態
の時ONになるスイッチMRUP、シャッター後幕が走
行した時OFF、チャージされている時ONになるスイ
ッチCN2が接続されている。どれか一つでもOFFに
なっていればステップ(1)に戻り、全てがONになって
いる時は、入力ポートPAは16進数で00Hであるか
らステップ(4)へ進む。
〔ステップ(4)〕出力ポートPE4を1にしてから0に
する。出力ポートPE4はカウンタCNTのリセット入
力RSTに接続されており、この命令によりカウンタC
NTはリセットされる。
〔ステップ(5)〕出力ポートPE0を1にして、一定時
間経過させてから(TIME1)、出力ポートPE0を
0にする。出力ポートPE0には抵抗R7を介してトラ
ンジスタTR2が接続されているので、第1緊定マグネ
ットMG2に一定時間電流が流され、カメラのレリーズ
シーケンスが行われる。
第1緊定マグネットMG2が駆動されると公知のカメラ
の機械的シーケンスが実行されるわけであり、まず絞り
制御が行われる。レンズの絞りが絞り込まれるのと同時
にくし歯状電極AEFPをブラシBRが走行する。この
信号は前記したカウンタCNTに入力されるため、絞り
が実際に絞り込まれる値がCNTのカウント値として計
数される。カウンタCNTの出力はデジタルコンパレー
タDCMPの一方の入力に伝えられる。デジタルコンパ
レータDCMPの他方の入力は前記した演算された絞り
情報のデジタル値、ADコンバータADCの出力に接続
されているため、両者が一致した時、デジタルコンパレ
ータDCMPの出力が0レベルになる。この信号は抵抗
R6を介したトランジスタTR1をOFFすることによ
り、絞り制御用マグネットMG1の電流をたち、絞り込
みの停止がなされる。このようにして演算された絞りの
実際の制御が行われる。デジタルコンパレータDCMP
の出力はマイクロコンピュータCOMの入力ポートPG
3に伝えられるが、このことは後述する。
〔ステップ(6)〕TIME2 一定時間の待ち時間をつ
くる。
〔ステップ(7)〕入力ポートPA2のセンス。ミラーア
ップしたかどうかのセンスである。第1緊定マグネット
MG2の動作により絞り込みとミラーアップは、ほぼ同
時に行われる。ミラーアップ時間は大体一定時間で行わ
れるが、絞り込み時間は、絞り値によって変化する。
しかしながらレリーズタイムラグ(レリーズボタンを押
圧してからシャッターが開くまでの時間)は、ほぼ一定
に保たなくてはならない。なぜなら撮影者はレリーズボ
タンを押圧するタイミングを実際にシャッターが開く時
間を考え予測制御しているためで、レリーズタイムラグ
が変化してしまったならばシャッターチャンスを逃すこ
ととなってカメラとしては使いものにならなくなるから
である。ここでステップ(6)における待ち時間Time
を絞り込みの最大時間より若干長めにしておけばよく、
プログラムがステップ(7)に移行する時は、絞り込みが
終了した後になることになる。ミラーアップの時間は通
常絞り込みの最大時間よりも短いので、ステップ(7)の
ブランチ命令はステップ(7)に戻ることは通常ではおき
ることはなくステップ(8)に進む。
このように、最初の1駒目は、ステップ(6)によりレリ
ーズタイムラグを一定にすようにシーケンスが組まれて
いるが、本発明によれば、連続撮影時の2駒目以降で
は、このルーチンを通過せずに、絞り制御完了信号によ
ってシャッターの先幕走行開始時間を制御する。
〔ステップ(8)〕フラグF0の判別。
〔ステップ(9)〕フラグF1の判別。ステップ(8),(9)共
にパワーオンリセットの結果、フラグは0になっている
ので、プログラムはステップ(10)に進む。
〔ステップ(10)〕出力ポートPE1を1にして、一定時
間後(TIME3)0にする。出力ポートPE1には抵
抗R8を介してトランジスタTR3が接続されシャッタ
ー先幕マグネットMG3−1が一定時間通電される。こ
れによりシャッター先幕が走行する。シャッターの先幕
が走行されるとカウントスイッチSWTが開放される。
これにより抵抗VR1とコンデンサーC1とからなる積
分回路が動作する。抵抗VR1は抵抗VR2と機械的に
結合しており設定したシャッター秒時に従った抵抗値が
選ばれることになる。積分電圧はコンパレータCP1の
一方の入力に接続され、他方の入力には、電源電圧Vc
c、抵抗R4,R5によって分別された電圧が入力され
る。従ってコンパレータCP1の出力は抵抗VR1によ
って決定される時定回路の時間によって制御され、シャ
ッター時間が経過された後1レベルになりワンショット
回路ON1によって一定時間0レベルになりシャッター
後幕マグネットMG3−2の通電を行いシャッターの後
幕を走行させる。
〔ステップ(11)〕入力ポートPA3のセンス。後幕検出
スイッチCN2はシャッター後幕走行完了でOFFにな
るスイッチであり、このブランチ命令はシャッターの動
作終了を待つルーチンである。後幕が走行完了するとス
テップ(12)へ進む。
〔ステップ(12)〕撮影枚数カウンタFCNTによりブラ
ンチする命令である(詳細は後述)。フィルムの撮影可
能駒数FEXと撮影枚数FCNTが等しくなったならば
フィルム巻戻しルーチンRWNDに進み、いまだ一致し
ていなければステップ(13)へ進む。
例えば36枚撮りフィルムで、36枚撮影したならば巻
戻しRWNDへ進み自動フィルム巻戻し(オートリワイ
ンド)を行う。
〔ステップ(13)〕撮影枚数カウンタFCNTの内容を1
インクリメントする。尚、撮影枚数カウンタFCNTの
初期設定は後述するフィルムのオートローディングルー
チンALにおいて1に設定されている。
〔ステップ(14)〕出力ポートPD0,PD1への出力命
令。PD0=0,PD1=1 この信号を駆動回路DD
に加える事によりチャージ用モータMDが回転し、シャ
ッター、ミラー、自動絞りのチャージが行なわれる。
〔ステップ(15)〕PB0=0,PB1=1ステップ(14)
と同様にフィルム巻上げ用モータMBを回転させる。
〔ステップ(16)〕タイマーインタラプト用のタイマーT
MRに定数Kをセットする。Kの値はフィルム巻上げ速
度およびスプロケットに接続されたフィルム速度検知用
くし歯パターンおよびマイクロコンピュータのインスト
ラクションサイクル時間によって決定されるものでここ
では定数Kとして説明する。
タイマーインタラプト用のタイマーをスタートさせる
(START TMR)。タイマーインタラプトを可能
にする(EN T)。内部レジスタRGに定数Mを入力
する。フラグF0=F2=0,F1=1を設定する。タ
イマーがスタートしたので、以後プログラムルーチンと
は独立にタイマーはデクリメントをくり返し、一定時間
(定数Kに依存)毎にインターラプトがかかり、実行中
のプログラムから専用のタイマーインターラプトアドレ
スにジャンプする。ここで第4図を参照して、そのタイ
マーインタラプトルーチンの説明をする。
「タイマーインタラプトルーチン」 〔ステップ(101)〕STOP TMR DIST タイ
マーのデクリメント動作およびインタラプトを禁止す
る。
〔ステップ(102)〕入力ポートPF0においてスプロケ
ットに接続されたフィルム速度検知用くし歯とブラシか
らなるスイッチFLM1の信号を入力する。
PF0が0(スイッチON)ならばステップ(103)へ、
1(スイッチOFF)ならばステップ(109)へ進む。
〔ステップ(103)〕フラグF2の判別。ステップ(16)で
F2=0であったからステップ(104)に進む。
〔ステップ(104)〕RG=RG=1。内部レジスタRG
の内容から1デクリメントし、その内容を再びRGにス
トアする。
〔ステップ(105)〕RGが0になったかの判別。現在ま
でのプログラムだと、M−1がRGの内容であるから、
今Mがある程度大きな値だとすると、0にならないので
ステップ(106)へ進む。
〔ステップ(106)〕スプロケットに連動接続された1駒
巻上げ時の終了を示すパターンスイッチFLM3の信号
を入力する。ここでは終了付近でないため、ステップ(1
07)に進む。
〔ステップ(107)〕タイマーレジスタに定数Kを再セッ
トし、タイマーをスタートさせ、インタラプトを可能に
する。
〔ステップ(108)〕元の実行中のプログラムに戻る。タ
イマーインタラプトは実行中のプログラムから一定時間
毎にスイッチFLM1、スイッチFLM3の信号を判別
しにいくことを目的としている。プログラム自体は非常
に高速に各インストラクションが実行されているので、
一定時間毎にフィルム巻上げ情報をセンスして事実上問
題ないものとする。
今、あるタイマーインタラプトで、くし歯パターンスイ
ッチFLM1がOFFしたとすると、インタラプトルー
チンはステップ(102)からステップ(109)へ進む。
〔ステップ(109)〕フラグF2のセンス。ステップ(16)
でフラグF2=0に設定してあったので、ステップ(11
0)へ進む。
〔ステップ(110)〕F2=1。フラグF2を1にセット
する。これは、スイッチFLM1がOFF、つまりPF
0が1に変化したことを意味する。同様な目的でPF0
が0に変化した事を意味するステップ(112)がある。
〔ステップ(111)〕RG2=M。再び内部レジスタRG
2に定数Mをセットする。以下ステップ(106)に進み前
述のルーチンを実行する。
今、モータMBの通電が実行され、1駒巻上げの終了に
なると、終了パターンによりスイッチFLM3がONさ
れる。この時のタイマーインタラプトのルーチンでは、
ステップ(106)からはステップ(113)へプログラムは進行
する。
〔ステップ(113)〕PB0=1。PB1も1であるか
ら、フィルムモータMBはブレーキがかかる。
〔ステップ(114)〕F1=0。フラグF1を0にセット
する。これはフィルム巻上げが完了したことを示すフラ
グである。次にステップ(108)で実行中のプログラムに
戻る。ここでステップ(107)を通過しないため、これ以
後再度タイマーインタラプトがかかることはない。
次に例えば24枚撮りのフィルム枚数コードがついてい
ないフィルムを使い24駒の撮影を終了した時の事を考
えてみる。カメラは巻上げモータMBでフィルムを巻上
げようとするが、フィルムはもうこれ以上は移動するこ
とができないので、スイッチFLM1のON−OFF信
号は変化しなくなる。プログラムはステップ(103)ある
いはステップ(109)からステップ(104)に必ず進行する。
ステップ(104)では前述した様に、RGを1づつ減算す
ることにより、何回目かのタイマーインタラプトでは、
ステップ(104)でついにRGが0になる。従ってステッ
プ(105)からステップ(115)にプログラムは分岐すること
になる。
〔ステップ(115)〕PB0=1、PB1=0。モータM
Bの両端子は開放される。
〔ステップ(116)〕F0=1。フラグF0を1にセット
する。これはフィルムが終了したことを意味する。
以上でタイマーインタラプトルーチンの説明を全て終っ
たが、このインタラプトは、メインルーチンのステップ
(16)から次の撮影でのステップ(9)までの間、常に実行
され、フィルム巻上げの制御を正確に実行するものであ
る。
次に再びメインプログラムルーチンの説明に入る。
〔ステップ(17)〕入力ポートPF2のセンス。これは、
シャッター、自動絞り、ミラーのチャージが完了した事
を示すチャージスイッチCGEからの信号を受け、スイ
ッチCGEがON、つまりチャージが完了するまで待つ
ルーチンであり、チャージが未定の場合には再度ステッ
プ(17)へもどり、完了するとステップ(18)へ進む。もち
ろんこの間に何度もタイマーインタラプトがかかるもの
である。
〔ステップ(18)〕PD0=1。出力ポートPD0に1を
出力する。チャージ用モータMDにはブレーキがかか
る。
〔ステップ(19)〕タイマーインタラプトによりフィルム
終了を示すフラグF0のセンスである。今、フィルムが
終了していないとすると、ステップ(20)へ進む。
〔ステップ(20)〕入力ポートPAのセンス。ステップ
(3)と同様である。撮影者が連続撮影する場合は、スイ
ッチSW2はONになりつづけるので入力ポートPAは
16進で00Hになるので、ステップ(21)に進む。
〔ステップ(21)〕出力ポートPE4に1を出力し、続け
て0を出力する。前述したステップ(4)と同様に、カウ
ンタCNTのリセットである。
〔ステップ(22)〕前述したステップ(5)と同様、第1緊
定マグネットMG2を通電し、次のレリーズシーケンス
をスタートさせる。この時フィルムの巻上げは続行され
ていてもかまわない。本フローチャートは、一定時間に
連続撮影される駒数を最大にさせるための工夫がなされ
ているため、フィルムの巻上げ終了を待たずに次のレリ
ーズシーケンスをスタートさせている。
〔ステップ(23)〕前述した様に第1緊定がスタートする
と、絞り込み動作が行われる。デジタルコンパレータD
CMPの出力が0になるのは絞り込み制御が終了した時
であるので、入力ポートPG3をセンスすれば絞り込み
が完了したかどうかが分る。ステップ(23)はこのブラン
チ命令であり、絞り込み完了でステップ(7)に進む。
ここで、本発明の特徴とすることは、1駒目の撮影では
ステップ(6)によりレリーズタイムラグを一定にするよ
うにシーケンスが組まれたが連続撮影時の2駒目以降で
はこのルーチンを通過しないことである。前記した様に
ミラーアップ時間は絞り込みの最大時間より短いため、
2駒目以降のレリーズタイムラグは1駒目より短くする
ことができる。2駒目以降のレリーズタイムラグは、絞
り制御値により変化するが、連続撮影時の2駒目以降は
レリーズタイムラグを一定にすることは無意味である。
つまり2駒目以降は、チャージ時間やフィルム巻上げ時
間により左右されるものであるから撮影者が各回のシャ
ッターインターバルを決定することができないからであ
る。
ステップ(7)でミラーアップを確認した後、ステップ(9)
でフィルムの巻上げ完了を確認する。ここまでの間タイ
マーインタラプトは何度もかかり巻上げが完了している
ならば次のシャッター制御へと進む。ステップ(9)にき
て、いまだフィルムの巻上げが終了していないときは、
ステップ(8)からのループをくり返しタイマーインタラ
プトによりフィルムの巻上げが完了するのを待つ。以上
が連続撮影のルーチンである。
尚、電池が新しい時はフィルム巻上げは、絞り制御中に
終了するように設計するならば、ステップ(9)での待ち
時間をなくすことができ、駒速を最大限に上げることが
できる。
次に、フィルムが巻上げ途中で終了した場合について考
える。DXコードのついたフィルムを使用した場合に
は、ステップ(12)において撮影枚数FCNTと撮影可能
駒数FEXとを比較しているため、巻上げ途中でフィル
ムが終了するといったことは生じないが、DXコードの
ないフィルムや、撮影者がフィルムを切断して使用した
場合には生じる。巻上げ途中でフィルムが終了すると、
タイマーインタラプト処理中において、フラグF0=1
となるので、ステップ(19)から巻戻しルーチンRWND
へ進む。
次に、巻戻しルーチンRWNDについて第5図を参照し
て説明する。フィルム巻戻しは、ステップ(12)において
FCNT=FEXの場合と、ステップ(19)においてF0
=1となった場合に行われる。
〔ステップ(30)〕PC0=0、PC1=1。出力ポート
PCへの出力命令を行う。この命令によってPCポート
から駆動回路DCをを介してフィルム巻戻し用モータM
Cを回転させる。
〔ステップ(31)〕内部レジスタRGに定数M1を代入す
る。
〔ステップ(32)〕入力ポートPF0、つまりスイッチF
LM1のセンスである。フィルム巻上げ時におけるスイ
ッチFLM1、つまりスプロケットに連動接続されたく
し歯状パターンとブラシから成るスイッチのON−OF
F信号を入力する。
〔ステップ(32)〜(39)〕このステップは前記のステップ
(102),(103),(104),(105),(109),(110),(111),(112)で
説明したフィルムの移動を検知するためのプログラムと
同様なもので、フィルム巻戻しが終了するとスプロケッ
トが回転しなくなるのを検知するプログラムであり、巻
戻し終了になるとステップ(35)からステップ(40)にプロ
グラムが進行する。
〔ステップ(40)〕入力ポートPG6のセンス。入力ポー
トPG6は、フィルム巻戻し終了時に、パトローネにフ
ィルムを全て巻込んでしまうか、それともリーダー部だ
けを残しておくかを選択するスイッチRSTPに接続さ
れている。スイッチRSTPをONすると前者、OFF
すると後者になる。ONした場合、プログラムはステッ
プ(40)からステップ(41)へ進む。
〔ステップ(41)〕TIME4 一定時間待つ命令。スプ
ロケットが停止しても、巻戻しモーターMCが回転し続
けて、フィルムを全てパトローネに巻込む。
〔ステップ(42)〕PC0=1。巻戻しモーターにブレー
キをかける。PC1は1であるから、その後プログラム
はSTARTに戻る。
フィルムを巻込んでしまう場合にはスイッチFLM1の
ON−OFF繰返しが終ってから一定時間(TIME
4)待ってモータを停止させ、リーダー部を残す場合に
は、スイッチFLM1のON−OFF繰返しが終ってか
らすぐにモータを停止させる。スイッチFLM1はスプ
ロケットに従属しているスイッチであるから、リーダー
部を残した場合でもリーダー部のパーフォレーションが
スプロケット爪に引っかかっていることはなく、安全に
フィルムパトローネを取り出すことができる。
次に連続撮影中、シャッター、ミラー、自動絞りのチャ
ージがはやくおわり、フィルム巻上げがいまだ完了せず
ステップ(22)により次の撮影動作の第一緊定が解除され
た後にフィルムが終了した場合について考えてみる。
この場合は、第一緊定が解除されたので、カメラは絞り
込みミラーアップを行うが、フィルムが巻上げ途中で終
了してしまうので、それ以上巻上げることはできず巻上
げ完信号(スイッチFLM3)はOFFのままである。
従って、このままでフィルムを巻戻すと、撮影者はシャ
ッターが開いているものと誤解して誤った操作をする可
能性がある。また、強い光線をレンズから入射すると、
通常は、反射ミラーがあり問題がない場合でも、フィル
ムカブリをおこす危険性がある。従ってこのような場合
には、一度ミラーをダウンさせてから、フィルムを巻戻
す方がよい。
第一緊定を解除してミラーがアップしたことを確認して
プログラムはステップ(8),(9)のフィルム巻上げ完了を
待つループに入る。この時、タイマーインタラプトでフ
ィルムが終了したことを検知するとステップ(116)でフ
ラグF0を1にセットするため、ステップ(8)でステッ
プ(24)に分岐する。
〔ステップ(24)〕PD0=0、PD1=1。出力ポート
PDの出力命令により、チャージモータMDを回転駆動
させる。
〔ステップ(25)〕入力ポートPF3のセンス。(スイッ
チCGE)チャージ完了信号の入力である。チャージ未
完ばステップ(25)へ戻り、チャージ完了ならばステップ
(26)に進行する。
〔ステップ(26)〕PD0=1。出力ポートPD0を1に
セットする。従って、チャージ用モータはブレーキがか
けられる。この状態でミラーがチャージされるので、ミ
ラーはダウンして初期状態に戻る。次にRWND、つま
りステップ(30)にプログラムはジャンプし、前述のフィ
ルム巻戻しルーチンを行う 次にSTARTでスイッチSW1がOFFしている時に
ついて考える。この時には、第6図に示すオートローデ
ィングALにプログラムが進む。
〔ステップ(50)〕まず、電源トランジスタTRBATが
OFFとされて電源Vccを遮断する。
〔ステップ(51)〕入力ポートPG5のセンス。PG5は
カメラの背蓋開閉スイッチBPに接続されており、背蓋
が閉じられている時はOFF、開いているときはONさ
れる。背蓋が閉じられている時はSTARTに戻る。開
いている時はステップ(52)へ進む。
〔ステップ(52)〕背蓋が開かれている状態で再度PG
5、つまりスイッチBPをセンスする。ここで開いてい
るままの場合は再度ステップ(52)を行ってここでプログ
ラムは、先に進まない。このことは、背蓋が開いている
時はカメラが何も動かないことを意味する。ステップ(5
2)で背蓋を閉じるとステップ(53)に進む。
〔ステップ(53)〕入力ポートPG4のセンス。PG4に
はパトローネが入っているかいないかを判別するための
スイッチPTINが接続されている。パトローネなしの
時はONされているのでSTARTへ戻り、入っていれ
ばフィルムのオートローディングをするためにステップ
(54)へ進む。
〔ステップ(54)〕PE3=1。ステップ(2)と同様に電
源Vccを各回路に与える。
〔ステップ(55)〕入入ポートPG2のセンス。フィルム
にDXコードがついていない場合は、DXコードの検知
器DXSVよりNONDX信号(1レベル)が出力され
る。尚、DXコード付フィルムを使ったにもかかわらず
何らかの不良で使われていないコードを読んだ時にもN
ONDX信号は出力される。この時はステップ(57)へ進
む。DXコードを読んだ時はステップ(56)へ進む。
〔ステップ(56)〕出力ポートPE5を0にする。インバ
ータI2抵抗R11によりDXコード警告表示器LED
は点灯しない(警告をしない)。
入力ポートPG0,PG1によりフィルムの枚数コード
を読む。DXフィルム枚数コードは後述するように3ビ
ットあるが、ここでは通常使用されるフィルムを考え2
ビットを入力している。このコードにより枚数を判定し
てその枚数値をFEXレジスタに記憶する。
〔ステップ(57)〕出力ポートPE5に1を出力して、表
示器LEDを点灯させ警告する。撮影者はこれによりD
Xコード付フィルムを使用しなかった場合は切換スイッ
チSVを切換えて手動設定でフィルム感度を設定するた
めの部材を操作することになる(MSV)。また、DX
フィルムの場合は再度カメラに入れなおして読みミスの
ないようにする。
ステップ(57)にプログラムが進行した場合は、フィルム
枚数レジスタFEXには36をセットする。従って、こ
の様なフィルムを使用した場合は36枚を越えて撮影は
できない。
〔ステップ(58)〕ALG1=0。オートローディングの
ためのFLM1計数レジスタALG1を0に初期セット
する。
〔ステップ(59)〕PB0=1、PB1=1。フィルム給
送用モータを通常の給送時とは逆に回転させる。これに
よりスプロケットが回転し、フィルムがスプール内に入
り込む。スプールに巻きつくと、スプール側の回転力で
フィルムが巻き取られる様なスプロケットとスプールの
ギヤ比が決められているものとする。
〔ステップ(60)〕入力ポートPF0のセンス。スイッチ
FLM1がONしている時はステップ(61)に進み、OF
Fの場合はステップ(60)に戻る。
〔ステップ(61)〕入力ポートPF1のセンス。1駒毎に
設けられたスイッチパターンFLM3をセンスする。F
LM3がOFFしている場合ステップ(62)へ進む。
〔ステップ(62)〕ステップ(58)で初期セットしたレジス
タALG1を1だけインクリメントする。
〔ステップ(63)〕再度PF0のセンス。ステップ(60)で
スイッチFLM1がONしていたので、ここではOFF
になるのを待ってステップ(60)に戻る。
ステップ(60)〜(63)のルーチンは、撮影者がフィルムを
カメラに挿入する時、スイッチFLM3のONの位相が
定まっていないにもかかわらずカメラの給送はスイッチ
FLM3がONの時に1駒送るように構成しているた
め、オートローディングを一定の駒数で送ると36枚撮
りのフィルムで36枚まで給送できない可能性があるた
め、モータを回し始めてから最初にスイッチFLM3が
ONするまでスイッチFLM1のON−OFFが何回く
り返されるかを計数する必要がある。プログラムがステ
ップ(61)からステップ(64)に進むとき、上記のスイッチ
FLM1のON−OFF回数がALG1に計数されてい
る。
〔ステップ(64)〕レジスタALG1の内容が定数Pより
大きい場合はステップ(66)へ、P以下の場合はステップ
(65)へ進む。
〔ステップ(65)〕P以下の時は、オートローディング駒
数計数用レジスタALCNTを0にする。
〔ステップ(66)〕Pより大きい時は、オートローディン
グ駒数計数レジスタALCNTを1にする。
〔ステップ(67)〕ステップ(61)でスイッチFLM3がO
NしていたのでOFFになるのを待つルーチン。
〔ステップ(68)〕次にスイッチFLM3がONになるの
を待つルーチン。従ってステップ(68)からステップ(69)
へプログラムが進んだ時はステップ(61)からフィルムは
1駒送られた事になる。
〔ステップ(69)〕レジスタALCNTを1インクリメン
トする。
〔ステップ(70)〕レジスタALCNTが4にならない場
合はステップ(67)に戻り、前述のルーチンを繰返す。4
になった時はステップ(71)に進む。
上記のステップ(64)〜(70)は、オートローディングの開
始から、最初にスイッチFLM3がONするまでに、ス
イッチFLM1のON−OFFが多く計数された時は次
に3駒給送し、スイッチFLM1のON−OFFが少な
く計数された時は次に4駒給送するような構成となって
いる。
〔ステップ(71)〕PB1=1。フィルムモータにブレー
キをかける。
〔ステップ(72)〕FCNT=1。撮影枚数計数用レジス
タFCNTを1にセットする。ここでオートローディン
グのルーチンは全て終了してSTARTに戻る。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明のカメラにおける連続撮影は、最
初の1駒目はレリーズボタンの操作時からあらかじめ設
定されたタイマー時間後に露光動作を開始させたので、
レリーズタイムラグは一定となり、撮影者は露光が開始
するタイミングを予測してシャッターボタンの操作が可
能となってシャッターチャンスを逃すことがなくなる。
又、2駒目以降は適正露光を得るための各駒の測光を可
能とする為の絞り及びミラーの動作を行なわせた状態で
の高速化が達成でき、適正露出等の撮影性能を落すこと
なく連続撮影での高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高速連続撮影装置の動作をコント
ロールするマイクロコンピュータ回路の一実施例を示す
ブロック図、第2図は第1図に示すモータの駆動回路を
示す回路図、第3図、第4図、第5図、第6図は第1図
に示すマイクロコンピュータの動作を説明するフローチ
ャートである。 SPC:受光素子 OP1,OP2:演算増巾器 DXSV:ISO感度検出器 MSV:マニアル感度設定器 DSP:絞り表示器 SWSV:切換スイッチ DAC:DAコンバータ ADC:ADコンバータ DXFLM:枚数読取器 DCMP:デジタルコンパレータ CNT:カウンタ AEFP:くし歯状電極 MG1:絞り制御用マグネット MG2:第1緊定マグネット MG3−1:シャッター先幕係止解除マグネット MG3−2:シャッター後幕マグネット
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 政行 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 大原 経昌 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 登坂 洋一 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レリーズボタンの操作を継続することによ
    って、ミラーの退避動作、絞り込み動作、露光動作、該
    ミラーの復帰動作、該絞りの復帰動作を2駒目も連続し
    て行なう連続撮影が選択可能なカメラにおいて、 前記ミラーの動作状態を検出するものであって、少なく
    とも前記退避動作の完了を検出する第1の検出手段と、 前記絞りの動作状態を検出するものであって、少なくと
    も前記絞り込み動作の完了を検出する第2の検出手段
    と、 前記連続撮影が選択されている場合には、最初の1駒目
    は前記レリーズボタンの操作時からあらかじめ設定され
    たタイマー時間後に前記露光動作を開始させ、2駒目以
    降は前記ミラーの前記退避動作の完了検出及び前記絞り
    の前記絞り込み動作の完了検出を条件として該露光動作
    を開始させる制御手段を設けたことを特徴とするカメ
    ラ。
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