JPH0617967B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0617967B2
JPH0617967B2 JP60296668A JP29666885A JPH0617967B2 JP H0617967 B2 JPH0617967 B2 JP H0617967B2 JP 60296668 A JP60296668 A JP 60296668A JP 29666885 A JP29666885 A JP 29666885A JP H0617967 B2 JPH0617967 B2 JP H0617967B2
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film
gear
rewinding
winding
switch
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竜一 小林
政行 鈴木
経昌 大原
洋一 登坂
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はフィルムの巻上げ及び巻戻しを行うカメラ関す
るものである。
〔発明の背景〕
フィルムを巻戻す方法としては、(1)パトローネに全て
のフィルムを巻き込んでしまう方法および(2)リーダー
部だけ残こすようにフィルムを巻戻す方法、の2方法が
ある。前者は、パトローネに収容されているフィルムが
撮影済みのものであるか、新しいフィルムであるかを区
別できるという利点を有しているが、一方、フィルム現
像の際にパトローネをこわさなければフィルムを取り出
すことができないという欠点を有している。また、後者
は、フィルムを現像する際に、リーダー部をもって引き
出せばよく、パトローネをこわさなくてすむという利点
を有している。
上記2種類の方法は撮影者の好みにより決められるもの
で、いちがいにどちらが良いといいきれる問題ではな
い。
従来、カメラのスプール室にスイッチを設け、フィルム
がスプール室にある場合とない場合でスイッチを切替え
電動巻戻しの際そのスイッチが切り替わってからの時間
を2種類選択し、上記2種類の制御を可能にしているも
のがあった。
しかしながら、この方式では特別にその検出のためのス
プール内スイッチを設けなくてはならずスペース的にも
コスト的にも問題であった。またこの方式のリーダー部
を残す方法では最後にスプロケットとリーダー部のパー
フォレーションがかみついている場合があり、背ブタを
開いてパトローネを取り出した時、撮影済の駒をパトロ
ーネからぬき出してしまう可能性があった。特にスプロ
ケットとパーフォレーションがかんだままパトローネを
落としてしまった時、フィルムの全駒が感光してしまう
危険性があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来のカメラの巻戻し動作における上
記の問題を解決し、上記の2種類の巻戻し制御を適宜に
選択することができ、しかもフィルムの巻上げ方向及び
巻戻し方向の移動中に発生する信号を用いてフィルム突
張り状態及び巻戻し完了状態の判別を行ったので、スペ
ース的にもコスト的にも有利なカメラを提供することで
ある。
〔発明の概要〕
本発明によるカメラは、フィルム巻取りスプールよりパ
トローネ室側でフィルムの移動を検出するものであっ
て、フィルムの巻上げ方向及び巻戻し方向の移動が行わ
れている際には移動を表す信号として繰り返し変化する
信号を発生させる信号発生手段と、駆動源を動作させて
巻上げを行うものであって、巻上げ動作中に前記移動を
表す信号が発生しないことを検出した際には、フィルム
突張り状態と判別して巻上げ動作を強制的に停止する巻
上げ制御手段と、巻戻し完了時に前記フィルムをパトロ
ーネ内に全て巻込む第1の動作と、該フィルムのリーダ
ー部を該パトローネ外に残す第2の動作とを選択可能な
選択手段と、駆動源を動作させて巻戻しを行うものであ
って、巻戻し動作中に前記移動を表す信号が発生しない
ことを検出した際には、巻戻し完了状態と判別して巻戻
し動作を強制的に停止するものであって、前記第1の動
作が選択されている場合には前記第2の動作が選択され
ている場合より停止制御を所定のタイマー時間遅延させ
て行う巻戻し制御手段を設けたカメラを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本発明を詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係るカメラの一実施例を示すブロック
図である。図中、1はレリーズボタン、2はレリーズボ
タン押下げ検知手段、COMは本装置の動作をコントロー
ルするマイクロコンピュータ、MRUPはミラースイッチ、
MG1は絞り制御マグネット、MG2は第1緊定マグネット、
MB,MC,MDはそれぞれ、巻上げ、巻戻し、チャージ用モー
タ、DB,DC,DDはその駆動回路、LB,LC,LDはそれらの負荷
を示す。3はフィルム給送検出手段を示す。
1駒撮影の場合は、マイクロコンピュータCOMは、一連
のシーケンスから成るレリーズ動作が終了すると、カメ
ラ各部のチャージ及びフィルム巻上げを行わせる。即ち
マイクロコンピュータCOMはまず駆動回路DDを動作させ
て、チャージモータMDへの通電を開始させる。これによ
りチャージモータMDが回転し、チャージ伝達系を経てシ
ャッタ機構、絞り調定機構、ミラー昇降機構、レンズ駆
動機構等などのチャージを必要とするチャージ負荷LDが
チャージされる。チャージモータMDをその通電初期に流
れるラッシュ電流がなくなり、電流値が安定する時間だ
けずらして、マイクロコンピュータCOMは駆動回路DBを
動作させ、巻上げモータMBへの通電を開始させる。巻上
げモータMBの回転は、巻上げ伝達系を経て巻上げ負荷LB
(フィルムを含む)に伝達され、フィルムが巻き上げら
れる。
チャージ完検出手段がカメラ各部のチャージがすべて完
了したことを検出し、この検出信号に応じてマイクロコ
ンピュータCOMはチャージモータMDの停止などを制御す
る。
フィルム給送検出手段3はフィルムの動きから巻上げ
中、巻上げ完了などの巻上げ状態を検出し、この検出信
号に応じて巻上げモータMBの減速、停止などを制御す
る。
1駒撮影の場合は、チャージが完了した段階でレリーズ
ボタン1の押下げは解除されているので、これを検出す
るレリーズボタン押下げ検出手段2からの信号により、
マイクロコンピュータCOMはフィルム巻上げ完了を待っ
て制御動作を終了し、次の撮影に対して準備完了とな
る。
連続撮影の場合には、レリーズボタン1が継続して押下
げられているので、チャージ完検出手段がチャージ完了
を検出した時点で、マイクロコンピュータCOMはレリー
ズボタン押下げ検出手段2からのレリーズボタン押下げ
を示す信号を受けとることによって連続撮影と判断し、
フィルム巻上げが未完了の状態で第1緊定マグネットMG
-2に通電される。第1緊定マグネットMG-2は通電される
ことによりシャッタ開放動作以前までのレリーズ動作を
起動し、絞り制御マグネットMG-1が作用して絞り込み動
作を行い、同時にミラースイッチMRUPが作用してミラー
アップ動作を行う。自動焦点カメラの場合には、更にレ
ンズ駆動機構が自動焦点動作を行う。この後、マイクロ
コンピュータCOMは、フィルム給送検出手段3からの信
号によってフィルム巻上げを確認して、シャッタ機構
(不図示)にシャッタ動作をさせる。
フィルムの撮影駒数と撮影枚数が等しくなり、或いはフ
ィルムが終了すると、駆動回路DCが動作され、巻戻しモ
ータMCが回転されフィルムの巻戻しが行なわれる。
第2図は巻上げ用モータMB及び巻上げ伝達系の詳細を示
す。
ピニオンギア201はスプール構成22内に配置された
巻上げ用モータMBの出力軸に固着される。ギア202は
大ギア202a及び小ギア202bを有する2段ギアで、回転可
能に軸支され、大ギア202aはピニオンギア201と噛み
合う。ギア203は大ギア203a及び小ギア203bを有する
2段ギアで、回転可能に軸支され、大ギア203aは小ギア
202bと噛み合う。ギア204は大ギア204a及び小ギア20
4bを有する2段ギアで、回転可能に軸支され、大ギア20
4aは小ギア203bと噛み合う。2段のギア204の中心軸
にはさらに遊星レバー219aが軸受219bによって回転可能
に軸支され、圧縮バネ220が小ギア204bと軸受219bと
の間に配置されて、軸受219bと大ギア204aとを摩擦接触
させる。この摩擦接触によりギア204の回転方向に応
じて遊星レバー219aは追従回動することになる。遊星レ
バー219a上には、大ギア205a及び小ギア205bを有する2
段のギア205と、大ギア208a及びその下部に固着形成
された小ギア(不図示)を有する2段のギア208と
が、回転可能に取り付けられる。ギア205の近傍には
2段のギア206が配置され、大ギア206aと小ギア206b
とがそれぞれ独立して回転可能に軸支される。ただし、
大ギア206aと小ギア206bとの間には一方向クラッチの機
能を付与するためのコイルスプリング215が配置さ
れ、その一端が大ギア206aのボス206cに固定され、
大ギア206aの時計方向の回転に伴ないコイルスプリング
215が小ギア206bの軸部を締め付け、一体に回転させ
る。ギア207は小ギア206bと常時噛み合い、軸216に
よって駆動スプロケット29aを回転させる。ギア20
7には全周が12等分されたパルス基板P1が固着さ
れ、駆動スプロケット29aが1回転すると、12個の
パルスが接片部材S1を介して得られる。このパルス基
板P1と接片部材S1とによってスイッチFLM-1を形成
している。したがって、駆動スプロケット29aは6枚
歯であり、35mmフルサイズのカメラではその4/3回転
で1駒分フィルムを送るから、接片部材S1を介して得
られるパルス数は16である。いうまでもなく、パルス
基板P1の等分数を任意に選択することは可能である。
ギア208の近傍には2段のギア209が配置され、大
ギア209a及び小ギア209bを有し、回転可能に軸支され
る。スプールギア210はスプール構成22のスプール
211に固着され、回転可能に軸支され、小ギア209bと
は常時噛み合う。スプール211の表面にはフィルムの
自動巻付けを促進するゴム部材211aが全周に貼着され
る。さらにスプール211の外側近傍にはカメラの固定
部に設けられた軸213により回動自在となるカバー2
12が配置され、カバー212はバネ214によりスプ
ール211側に押圧されて、フィルムのスプール211
への自動巻付けを促進する機能を果す。なお、カバー2
12、軸213及びバネ214は1組しか図示されてい
ないが、反対側にもう1組配置される。
スプロケット29bはフィルムのみによって駆動される
もので、その回転は結合された軸によってギア217に
伝達され、さらにギア217に噛み合う検出ギア218
に伝達される。ギア217と検出ギア218の歯数の比
は3対4になっている。ギア218には1回転で1パル
スを発生するようなパルス基板P2が固着されており、
接片部材S3を介してパルスが得られ、このパルス基板
P2と接片部材S3とによりスイッチFLM-3を形成して
いる。
検出ギア218が1回転する間に発生するパルスにより
巻上げ用モータMBを制御すると、35mmフルサイズのカ
メラでは1駒分のフィルムが送られることになる。当然
のことながら、ギア217と検出ギア218の歯数の比
を3対2にするか、或いは歯数比は3対4のままで、パ
ルス基板P2を2等分し、180度回転毎に1パルスを
発生するようにすれば、1回のフィルム送り量をハーフ
サイズとすることができる。また、この場合、パルスを
2個計数した時に巻上げ用モータMBを停止するようにす
れば、フィルム送り量をフルサイズすることも可能であ
る。さらに、パルス計数の個数を1個と2個とに切り換
え可能にすれば、フルサイズとハーフサイズに容易に対
応することができる。
巻上げモータMBの回転力の伝達について説明する。巻上
げモータMBが反時計方向に回転すると、各部が実線矢印
方向に回転し、ギア204は時計方向に回転して遊星レ
バー219aを時計方向に回動させ、小ギア205bを大ギア20
6aに噛み合わせると共に、ギア208の小ギアを大ギア
209aに噛み合わせる。したがって、巻上げ用モータMBの
回転は、ピニオンギア201→ギア202(大ギア202
a、小ギア202b)→ギア203(大ギア203a、小ギア203
b)→ギア204(大ギア204a、小ギア204b)→ギア2
05(大ギア205a、小ギア205b)→ギア206(大ギア
206a、小ギア206b)→ギア207→駆動スプロケット2
9aへと大きな減速比で伝達されると共に、ギア204
(大ギア204a、小ギア204b)→ギア208(大ギア208
a、小ギア)→ギア209(大ギア209a、小ギア209b)
→スプールギア210→スプール構成22へと大きな減
速比で伝達される。
それに対して、巻上げモータMBを時計方向に回転させる
と、各部が点線矢印方向に回転し、ギア204は反時計方
向に回転して遊星レバー219aを反時計方向に回動させ、
大ギア205aをスプールギア210と直接噛み合わせる。し
たがって、ピニオンギア201→ギア202(大ギア20
2a、小ギア202b)→ギア203(大ギア203a、小ギア20
3b)→ギア204(大ギア204a、小ギア204b)→大ギア
205a→スプールギア210からなる減速比の小さい高速
伝達系に切り換えられる。なお、駆動スプロケット29
aへの伝達系は断たれ、駆動スプロケット29aは回転
自由となる。
以上のように、巻上げモータMBのスプール構成22方向
の伝達系は巻上げモータMBの回転方向により二種の減速
比が得られ、具体的には反時計方向の回転においては大
きい減速比となり、逆に時計方向の回転では小さい減速
比となる。ただし、どちらの回転方向でもスプール構成
22は常に反時計方向に回転する。
第3図に巻戻しモータMC及び巻戻し伝達系の詳細を示
す。
ピニオンギア301は巻戻しモータMCの出力軸に固着さ
れる。ギア302は大ギア302a及び小ギア302bを有する
2段ギアで、回転可能に軸支され、大ギア302aはピニオ
ンギア301と噛み合う。ギア303は大ギア303a及び
小ギア303bを有する2段ギアで、回転可能に軸支され、
大ギア303aは小ギア303bと噛み合う。遊星レバー306
はギア303と同一軸上に回転可能に軸支され、圧縮バ
ネ305が小ギア303bと遊星レバー306との間に配置
されて、遊星レバー306と大ギア303aとを摩擦接触に
よりギア303の回転方向に応じて遊星レバー306は
追従回動することになる。遊星レバー306の先端に
は、大ギア304a及び小ギア304bを有する2段のギア30
4が回転可能に取り付けられる。ギア307はビス307a
にて軸307bの一方端に取り付けられ、軸307bの他方端に
はフォーク308が取り付けられる。フォーク308は
パトローネ収納室310内に突出配置され、不図示のフ
ィルムパトローネの巻取り軸と噛み合うように構成され
る。軸307b上の受座金307cとフォーク308との間には
コイルスプリング309が配置され、フィルムパトロー
ネとパトローネ収納室310内に収納する際に収納し易
いよう、フォーク308が一時退避できるようになって
いる。
巻戻しモータMCが時計方向に回転すると、ギア303は
時計方向に回転して遊星レバー306を時計方向に回動
させて、小ギア304bをギア307に噛み合わせ、よって、
ピニオンギア301→ギア302(大ギア302a、小ギア
302b)→ギア303(大ギア303a、小ギア303b)→ギア
304(大ギア304a、小ギア304b)→ギア307→フォ
ーク308と回転力が伝達される。それに対して巻戻し
モータMCが反時計方向に回転した場合には、遊星レバー
306が反時計方向に回動して、小ギア304bとギア30
7との噛合いが断たれて、回転力はフォーク308まで
伝えられない。したがって、巻戻しモータMCを若干角反
時計方向に回転させることによって、巻上げモータMBに
よるフィルム巻上げ時に、巻戻し伝達系及び巻戻しモー
タMCを巻上げ負荷に加えないようにすることができ、低
負荷でのフィルム巻上げが可能となる。
本発明によれば、上記のフィルム検出手段からの出力が
変化しなくなってからモータMCを停止させるまでの時間
を選択手段がその出力により切替えるように構成され
る。このようにカメラのフィルム巻戻しをコントロール
するマイクロコンピュータについて第4図を参照して説
明する。
第4図に示す装置は、受光素子SPC、演算増巾器OP1、圧
縮ダイオードD1を含む側光回路により被写体の輝度に対
応する対数圧縮情報BVを得て、これとフィルムのISO感
度検出器DXSVからの感度情報あるいはマニュアル感度設
定器MSVからの感度情報SVおよびシャッターダイアルに
連動する可変抵抗VR2からの設定情報TVを演算増巾器OP2
により演算することによって得られる電圧として生じる
絞り値AVをファイーダー内表示装置DSPに表示するとと
もに、絞り制御マグネットMG1により絞りを制御する。
図中、DACはISO感度検知手段からの情報をアナログ電圧
に変換するDAコンバータ、SWSVはマニュアルとDXの切換
スイッチ、VG1は定電圧源、OP2はBV+SV-TVにより絞り値
を演算する演算増巾器、ADCは絞り値AVをデジタル値に
変換するADコンバータ、DCDは表示器用デコーダドライ
バである。また、CNTはカウンタ、AEFPはくし歯状電
極、BRはそのブラシで、レンズの絞りが絞り込まれるの
と同時にブラシBRが走行し、その信号がカウンタCNTに
入力されて絞りが実際に絞り込まれる値がカウンタCNT
のカウント値として計数される。DCMPはデジタルコンパ
レータで、カウンタCNTの一方の入力に伝たえられ、そ
の他の入力に前記の演算された絞り情報のデジタル値が
ADコンバータADCから伝たえられ、両者が一致した時に
デジタルコンパレータDCMPの出力が0レベルとなり、こ
の信号は抵抗R6を介してトランジスタTR1をOFFと
し、絞り制御用マグネットMG1の電流をたち、絞り込み
を停止する。このようにして演算された絞りの実際の制
御が行なわれる。
MG2は第1緊定マグネットで、これが駆動されると公知
のカメラの機械的シーケンスが実行され、先ず上記の絞
り制御が行なわれる。
MG3-1はシャッタの先幕の係止解除マグネットで、これ
に通電することによってシャッター先幕が走行する。ス
イッチSWTは先幕の走行に関連するカウントスイッチで
通常時閉路状態にあり、先幕の走行に応じて開路する。
可変抵抗VR1とコンデンサC1は該カウントスイッチの開
路時に動作する積分回路を構成する。抵抗VR1は前記の
可変抵抗VR2と機械的に結合しており、設定されたシャ
ッター秒時に従った抵抗値に設定される。CP1はコンパ
レータで、その入力の一方に上記の積分電圧が接続さ
れ、他方の入力には、電源電圧VCCを抵抗R4,R5により
分割された電圧が接続される。従って、コンパレータCP
1の出力は抵抗VR1によって決定される時定回路により制
御され、シャッター時間が経過された後1レベルになり
ワンショット回路ON1によって一定時間0レベルになり
シャッタ後幕マグネットMG3-2の通電を行いシャッタの
後幕を走行させる。
この装置には、フィルム巻上用、フィルム巻戻用および
チャージ系用に別々の合計3個のモータが設けられる。
MBはフィルム巻上用モータ、DBはその駆動回路、MCは
フィルム巻戻用モータ、DCはその駆動回路、MDはチャー
ジ用モータ、DDはその駆動回路を示す。
また、DXFLMはDXコードのついたフィルムの枚数コード
を読むフィルム枚数読取器、LEDはDXコード付フィル
ムを使用しなかった場合に、これを警告する警告表示器
を示す。
上記のカメラにおける動作をコントロールするために、
マイクロコンピュータCOMが設けられている。BATはその
電源電池、TRBATは電源トランジスタで、上記のスタテ
ィックな回路動作は電源トランジスタTRBATがONの時
のみ行なわれる。
このマイクロコンピュータにおいて、X0,X1は基本クロ
ックを供給する水晶発振子OZに接続された端子、RSTは
リセット端子、VDDは電源端子、GNDはアース端子を示
す。
入力ポートとして、レリーズボタンの第1ストロークで
ONとなるスイッチSW1からの入力ポートPA0、レリーズ
ボタンの第2ストロークでONとなるスイッチSW2から
の入力ポートPA1、ミラーがダウンとなっている時にO
NとなっているミラースイッチMRUPからの入力ポートPA
2、シャッタ後幕が走行した時にOFFとなりチャージされ
ている時にONとなるスイッチCN2からの入力ポートPA
3、フィルム巻上に伴ってON,OFFするスイッチFLM1から
の入力ポートPF0、スプロケットに連動接続され1駒巻
上終了でONとなるスイッチFLM3からの入力ポートPF
1、シャッタ自動絞りおよびミラーのチャージ完了でO
NとなるスイッチCGEからの入力ポートPF2、前記の枚数
読取器DXFLMに接続された入力ポートPG0,PG1、フィルム
ISO感度検知器DXSVに接続された入力ポートPG2、前記の
デジタルコンパレータDCMPの出力に接続された入力ポー
トPG3が設けられる。さらに、このマイクロコンピュー
タCOMには、パトローネ在否スイッチPTからの入力ポー
トPG4、カメラの背蓋開閉スイッチBP(閉じている時にO
FF)からの接続ポートPG5、フィルム巻戻し終了時にフ
ィルムを総てパトローネに巻込んでしまうか或いはリー
ダ部を残こしておくかを選択するスイッチRSTP(ONす
ると前者、OFFすると後者となる。このスイッチはカメ
ラの外部につけて撮影者が自由に選択しても、あるい
は、カメラ内部に配線パッドあるいはプリント板上にパ
ッドを出しておき、撮影者の好みによりサービスステー
ション等でさせるようにしてもよい)からの入力ポート
PG6が設けられる。
また、出力ポートとして、抵抗R7およびトランジスタTR
2を介して第1緊定マグネットMG2に接続される出力ポー
トPE0、抵抗R8およびトランジスタTR3を介して先幕マグ
ネットMG3-1に接続される出力ポートPE1、インバータI1
および抵抗R10を介して電源トランジスタTRBATに接続さ
れる出力ポートPE3、カウンタCNTのリセット入力RSTに
接続されている出力ポートPE4、インバータI2および抵
抗R11を介してDXコード警告表示器LEDに接続されている
出力ポートPE5が設けられる。また、モータMB,MC,MDの
駆動回路DB,DC,DDにそれぞれ接続される出力ポートPB0,
PB1,PC0,PC1,PD0,PD1が設けられている。
第5図はモータMB,MC,MDの駆動回路DB,DC,DDの詳細を示
す。これらの駆動回路はそれぞれ全く同一のものである
ので、第4図はこれらに共通の回路を示す。図中、Mは
モータ、A,Bは入力、I10,I11はインバータ、A10,A1
1,A12はアンドゲート、OR10,OR11はオアゲート、TR30,T
R31,TR32,TR33はトランジスタ、R30,R31,R32,R33,R34,R
35,R36は抵抗、D10,D11はダイオードを示す。
入力A,Bはビットの情報であり、まずA=1,B=0
であったとすると、アンドゲートA12の出力が1となり
オアゲートOR10の出力も1となり、トランジスタTR32が
ONする。またインバータI13の出力が0となることに
よりトランジスタTR31もONする。従ってモータMには
電源VCCからトランジスタTR31、モータM、トランジス
タTR32を介して電流が流れることによりモータは回転す
る。
A=0,B=1のときは、アンドゲートA10の出力が1
になりオアゲートOR11の出力が1、インバータI12の出
力が0となることによりトランジスタTR30およびTR33が
ONし、モータは前述した回転とは逆に回転する。
A=1,B=1のときはアンドゲートA11の出力が1に
なることによりオアゲートOR10およびOR11の出力が1に
なりトランジスタTR32およびTR33がONする。従ってモ
ータMが回転している時にこの入力モードにするとダイ
オードD10,D11、トランジスタTR32,TR33によりモータが
どちらの回転をしていた場合でも電源VCCからの通電は
たたれ、モータが慣性により回転しつづけるときモータ
に対して短絡ブレーキがかかるように構成されている。
また、A=0,B=0にすると、アンドゲートA10〜A12
の出力は全て0になりトランジスタTR30,TR31,TR32,TR3
3は全てOFFし、モータは開放状態となる。
次に、上記のマイクロコンピュータの動作について第6
図−第9図に示すフローチャートにより説明する。
マイクロコンピュータCOMはVDDが電源端子VDDに加わ
ることにより動作し、まず端子X0,X1に接続されている
水晶発振子QZにより基本クロックを供給され、同時にリ
セット端子RSTに接続されているコンデンサーCRSTによ
りパワーオンリセットがマイクロコンピュータCOMにか
かりプログラムカウンターは0番地に初期設定されプロ
グラムはSTARTから始まる。また各フラッグは全て0、
出力ポートも0になるものとする。
先ず、第6図に示すメインルーチンに関して説明する。
〔ステップ1〕 入力ポートPA0のセンス。スイッチSW1はレリーズボタン
の第1ストロークであり押圧することによりスイッチSW
1はONする。スイッチSW1がONされていればステップ
2へ、そうでなければALルーチン(後述)に進む。
〔ステップ2〕 PE3=1。出力ポートPE3を1にする。この信号はインバ
ータI1抵抗R10を介して前記した電源トランジスタTRBAT
をONにして演算増幅器やADコンバータ等全ての回路の
電源に電圧VCCを供給する。
〔ステップ3〕 入力ポートPA0-PA3のセンス。これらの入力ポートPAは
前述のスイッチSW1、レリーズボタンの第2ストローク
を押圧することによりONになるスイッチSW2、ミラー
がダウンしている状態の時ONになるスイッチMROP、シ
ャッタ後幕が走行した時OFF、チャージされている時O
NになるスイッチSW2が接続されている。どれか1つで
もOFFになっていればステップ1に戻り、全てがONに
なっている時は入力ポートPAは16進数で00Hであるか
らステップ4へ進む。
〔ステップ4〕出力ポートPE4の出力を1にしてから0
にする、すなわち1パルス出力してカウンタCNTをリセ
ットする。
〔ステップ5〕出力ポートPE0の出力を1にして、一定
時間(TIME1)経過させてからPE0出力を0にする。このス
テップは、第1緊定マグネットMG2に一定時間(TIME1)電
流を流し、公知の絞り込みとミラーアップの機械的レリ
ーズシーケンス動作を行なわせるもので、消費電力の節
約のためにレリーズシーケンス動作後一定時間(TIME1)
経過すると、第1緊定マグネットMG2への通電を断つよ
うにしており、この時間TIME1は第1緊定マグネットMG2
が通電される最低時間よりも若干長時間に設定しておけ
ばよい。
第1緊定マグネットMG2が駆動されると公知のカメラの
機械的シーケンスが実行されるわけであり、まず絞り制
御が行われる。レンズの絞りの制御は前述の通りであ
る。
〔ステップ6〕一定時間の待ち時間をつくる(Time2)。
〔ステップ7〕ミラーの状態を示す入力ポートPA2のセ
ンス。第1緊定マグネットMG2が作動されたので、ある
時間後にはミラーアップする筈である。ところで、第1
緊定マグネットMG2の動作により絞り込みとミラーアッ
プは、ほぼ同時に行われる。一方、ミラーアップ時間は
大体一定時間で行われるが、絞り込み時間は絞り値によ
って変化する。しかしながらレリーズタイムラグ(レリ
ーズボタンを押圧してからシャッターが開くまでの時
間)は、ほぼ一定に保たなくてはならない。なぜなら撮
影者はレリーズボタンを押圧するタイミングを実際にシ
ャッターが開く時間を考え予測制御しているためで、レ
リーズタイムラグが変化してしまったならばシャッター
チャンスを逃すこととなってカメラとしては使いものに
ならなくなるからである。
そこで、ステップ6における待ち時間TIME2を、絞り込
みの最大時間より若干長めにしておけば、プログラムが
ステップ7に移行する時は絞り込みが終了した後になる
ことになる。ミラーアップの時間は通常絞り込みの最大
時間よりも短いので、ステップ7のブランチ命令がステ
ップ7に戻ることは通常ではおきることはなく、ステッ
プ8に進む。
〔ステップ8〕フラグF0を判別する。F0=1はフィル
ムの終了を表わす。
〔ステップ9〕フラグF1を判別する。F1=0はフィル
ム巻上完了を表わす。ステップ8およびステップ9は共
にパワーオンリセットの結果フラグF0,F1が0になって
いるので、プログラムはステップ10に進む。
〔ステップ10〕出力ポートPE1の出力を1にして、先
幕マグネットMG3-1に通電させ、一定時間(TIME3)後出力
を0にして通電を断つ。先幕マグネットMG3-1への通電
により先幕が走行し、これによってカウントスイッチSW
Tが開放され、シャッタダイアルによって選択されたシ
ャッタ秒時が経過後、シャッタ後幕マグネットMG3-2へ
の通電がワンショット回路ON1を介して一定時間行なわ
れ、シャッタ後幕を走行させる。これによってフォーカ
ルプレーンシャッタの制御が終了する。
〔ステップ11〕シャッタ後幕の状態を示す入力ポート
PA3のセンス。シャッタ後幕の走行が完了していると、
入力ポートPA3の入力が1となりステップ12に進み、
シャッタ後幕の走行が完了していないと、シャッタ後幕
の走行が完了するまで待つ。
〔ステップ12〕フィルムカウンタの撮影枚数FCNTの値
が入力ポートPG0,PG1から入力されたフィルムの撮影可
能駒数FEXと等しいか否かを判別する。フィルムの撮影
可能駒数FEXと撮影枚数FCNTが等しくなったならばRWND
(フィルム巻戻し)に進み、いまだ一致していなければ
ステップ13へ進む。
例えば36枚撮りフィルムで36枚撮影したならばRWND
へ進みオートリワィンド(自動フィルム巻戻し)を行
う。
〔ステップ13〕撮影枚数レジスタの撮影枚数FCNTの内
容を1インクリメントする。撮影枚数FCNTの初期設定は
後述するフィルムのオートローディングルーチンALにお
いて1に設定されている。
〔ステップ14〕PD0=0,PD1=1にセットすることに
よって、駆動回路DDを動作させ、チャージ用モータMDを
回転させる。これにより、シャッター、ミラー、自動絞
りなどのチャージが行なわれる。
〔ステップ15〕PB0=0,PB1=1にすることによっ
て、駆動回路DCを動作させ、フィルム巻上げ用モータMC
を回転させる。これにより、フィルムが巻上げられる。
なお、シャッタ、ミラー、自動絞りなどのチャージと、
フィルムの巻上げは並行して行なわれるが、チャージ用
モータMDと巻上げ用モータMCの通電開始時期をずらし
て、例えばチャージ用モータMDに流れる電流が安定する
のを待つための待ち時間を作り、初期通電時のラッシュ
電流が重なるのを防ぐようにしてもよい。
〔ステップ16〕タイマインタラプト用のタイマTMRに
定数Kをセットする。Kの値はフィルム巻上げ速度、ス
プロケットに接続されたフィルム速度検知用くし歯パタ
ーン(スイッチFLM-1のパルス基板P1の等分数)および
マイクロコンピュータのインストラクションサイクル時
間によって決定される定数である。そして、タイマイン
タラプト用のタイマTMRをスタートさせ、タイマインタ
ラプトを可能にする。(ENT)内部レジスタRGに定数Mを
入力する。フラグF0=F2=0、F1=1を設定する。フラ
グF2はスイッチFLM-1のON-OFF状態を表す。タイマTMRが
スタートしたので、以後、メインプログラムルーチンと
は独立にタイマTMRはデクリメントをくり返し、一定時
間(定数Kに依存)毎にインターラプトがかかり、実行
中のプログラムか〕専用のタイマーインターラプトアド
レスにジャンプする。ここで、タイマインタラプト処理
を第7図により説明する。
「タイマインタラプト処理」 〔ステップ101〕タイマTMRのデクリメント動作およ
びインタラプトを禁止する。
〔ステップ102〕スイッチFLM-1からのPF0入力を受け
とる。PF0=0(スイッチON)ならステップ103
へ、PF0=1(スイッチOFF)ならステップ109へ進
む。
〔ステップ103〕フラグF2を判別する。ステップ1
6でF2=0に設定したからステップ104に進む。
〔ステップ104〕内部レジスタRGの内容を1だけ減
少させる。
〔ステップ105〕RG=0を判別する。現在までのプロ
グラムだと、RG=M−1であるから、Mがある程度大き
な値だとすると、0にならないのでステップ106へ進
む。
〔ステップ106〕スイッチFLM-3からのPF1入力を受け
とる。ここで、フィルムの1駒巻上げが終了していると
ステップ113へ、終了していないとステップ107へ
進む。
〔ステップ107〕タイマレジスタに定数Kを再セット
して、タイマTMRをスタートさせ、インタラプトを可能
にする。
〔ステップ108〕元の実行中のプログラムに戻る。タ
イマーインタラプト処理は実行中のプログラムから一定
時間毎に2つのスイッチFLM-1,FLM-3の信号を判別しに
くいことを目的としている。プログラム自体は非常に高
速に各インストラクションが実行されているので、一定
時間毎にフィルム巻上情報を検知して事実上問題ないも
のとする。
今、あるタイマーインターラプト処理でスイッチFLM1が
OFFしたとすると、ステップ102からステップ109
へ進む。
〔ステップ109〕フラグF2=1を判別する。ステップ
16でフラグF2=0に設定してあったので、ステップ1
10へ進む。
〔ステップ110〕フラグF2を1にセットする。これ
はスイッチFLM-1がOFF、つまりPF0=1に変化したこと
を意味する。
〔ステップ111〕内部レジスタRGに再び定数Mをセ
ットする。以下ステップ106へ進み前述のルーチンを
実行するが、ステップ110においてフラグF2=1とし
ているので、これ以後のタイマインタラプト処理におい
て、ステップ109からはステップ104へ進み、ステ
ップ103はステップ112へ進む。
〔ステップ112〕フラグF2を0にセットする。これ
はステップ110と同様の目的で行なわれるもので、ス
テップ111に進む。今巻上げ用モータMBへの通電が
実行され、一駒巻上げの終了になると、スイッチFLM-3
がONされるので、PF1=0となり、ステップ106か
らはステップ113へ進む。
〔ステップ113〕PB0=1にセットする。ステップ1
5ですでにPB1=1にセットしてあるので、巻上げ用モ
ータMBの通電を遮断するとともに、ブレーキをかけ
る。
〔ステップ114〕フラグF1を0にセットする。これ
はフィルム巻上げ完了を表わすフラグである。次にステ
ップ108で元のプログラムに戻る。ステップ107を
通過していないため、これ以後再度タイマインタラプト
がかかることはない。
次に例えば24枚取りのフィルム枚数コードがついてい
ないフィルムを使い24フレームの撮影を終了した時の
事を考えてみる。巻上げ用モータMBがフィルムを巻上げ
ようとするが、フィルムはもうこれ以上は移動すること
ができないので、スイッチFLM1のON,OFF信号が変化しな
くなる。したがって、フラグF2は0または1に固定さ
れて変化しなくなり、ステップ104において内部レジ
スタRGの内容を1ずつ減算することにより、何回目か
のタイムインタラプト処理では、RG=0となる。そのた
めステップ105からステップ115に進む。
〔ステップ115〕PB0=0,PB1=0にセットし、巻上
げ用モータMBの両端子を開放する。
〔ステップ116〕フラグF0=1にセットする。これは
フィルムが終了したことを表わす。
以上のタイムインタラプト処理はメインルーチンのステ
ップ16から次の撮影でのステップ9までの間、常に実
行され、フィルム巻上げ制御を正確に実行する。
次にメインプログラムルーチンの説明に戻る。
〔ステップ17〕シャッター、自動絞り、ミラーのチャ
ージが完了した事を示すチャージスイッチCGEからの信
号を入力する。チャージスイッチCGEがONつまりチャ
ージが完了するまで待つルーチンを構成し、チャージが
未定の場合には再度ステップ17へもどり、完了すると
ステップ18へ進む。もちろんこの間に何度もタイマイ
ンタラプト処理が行なわれる。
〔ステップ18〕出力ポートPD0の出力を1にする。こ
れによりチャージ用モータMDにブレーキがかかる。
〔ステップ19〕フィルム終了を表わすフラグF0を判
別する。今フィルムが終了していないとすると、ステッ
プ20に進む。
〔ステップ20〕ステップ3と同様。撮影者が連続撮影
する場合はSW2はONになりつづけるので入力ポートP
Aの入力は16進で00Hになり、ステップ21に進む。
〔ステップ21〕ステップ4と同様で、カウンタCNTの
リセットを行う。
〔ステップ22〕ステップ5と同様で、第1緊定マグネ
ットMG2を通電し、次のレリーズシーケンスをスタート
させる。この時フィルムの巻上げは続行されていてもか
まわない。すなわち、一定時間に連続撮影される駒数を
最大にさせるためにフィルムの巻上げ終了を待たずに次
のレリーズシーケンスをスタートさせている。
〔ステップ23〕絞り込み状態を示す入力ポートPG3の
入力を受けとる。前述した様に第1緊定マグネットMG2
がチャージされると、絞り込み動作が行われる。デジタ
ルコンパレータDCMPの出力が0になるのは絞り込み制御
が終了した時であるので、入力ポートPG3の信号を検知
すれば絞り込みが完了したかどうかが判別でき、絞り込
み完了でステップ7に進む。
ここで特記すべきことは、1回目の撮影ではステップ6
によりレリーズタイムラグを一定にするようにシーケン
スが組まれたが、連続撮影時の2回目以降ではこのルー
チンを通過しないことである。前記した様にミラーアッ
プ時間は絞り込みの最大時間より短いため、2回目以降
のレリーズタイムラグは1回目より短かくすることがで
きる。すなわち、2回目以降のレリーズタイムラグは絞
り制御値により変化するが、連続撮影時の2回目以降は
レリーズタイムラグを一定にすることは無意味である。
つまり2回目以降はチャージ時間やフィルム巻上げ時間
により左右されるものであり、撮影者が各回のシャッタ
ーインターバルを決定することができないからである。
そして、ステップ7においてミラーアップを確認した
後、ステップ9でフィルムの巻上げ完了を確認する。こ
こまでの間タイマーインタラプトは何度もかかり巻上げ
が完了しているならば次のシャッター制御へと進む。以
上が連続撮影のルーチンである。
尚、電池が新しい時はフィルム巻上げは、絞り制御中に
終了するように設計するならばステップ9での待ち時間
をなくすことができ、駒速を最大限に上げることができ
る。
次に1駒のみの撮影について述べる。1駒撮影後、撮影
者はレリーズボタンの第2ストロークを押圧していない
はずであるから、入力ポートPAが00Hとならず、ステ
ップ20からステップ24へ進む。
〔ステップ24〕タイマインタラプト処理で巻上げ完了
が確認されるまで、即ちF1=0になるまでステップ24
〜ステップ19を繰返す。巻上げ完了になると、START
(ステップ1)に戻る。
続いてフィルムが巻上げ途中で終了した場合について説
明する。
DXコードのついたフィルムを使用した場合には、ステ
ップ12において撮影枚数FCNTと撮影可能駒数FEXとを
比較しているため、巻上げ途中でフィルムが終了すると
いったことは生じないが、DXコードのないフィルム
や、撮影者がフィルムを切断して使用した場合には生じ
る。巻上げ途中でフィルムが終了すると、タイマインタ
ラプト処理中において、フラグF0=1となるので、ステ
ップ19からRWND(巻戻し)へ進む。ここで巻戻し処理
を第8図により説明する。
「巻戻し処理」 フィルム巻戻しは、ステップ12においてFCNT=FEXと
なった場合と、ステップ19においてフラグF0=1とな
った場合に夫々ステップ30に分岐する。
〔ステップ30〕PC0=0、PC1=1にセットすることに
よって、駆動回路DCを動作させ、巻戻し用モータMC
を回転させる。
〔ステップ31〕内部レジスタRGをM1に設定する。
〔ステップ32〕入力ポートPF0つまりスイッチFLM1か
らの入力センスである。フィルム巻上げ時にスイッチFL
M1つまりスプロケットに連動接続されたくし歯状パター
ンとブラシとのON,OFF信号を入力する。
〔ステップ32〕〜〔ステップ39〕タイムインタラプ
ト処理におけるステップ102,103,104,10
5,109,110,111,112で説明したフィルム
の移動を検知するためのプログラムと同様なもので、巻
戻しが終了すると、駆動スプロケットが回転しなくなる
のを検知するプログラムであり、巻戻しが完了するとス
テップ40に進む。
〔ステップ40〕入力ポートPG6からの入力のセンス。
入力ポートは、フィルム巻戻し時に、パトローネにフィ
ルムを全て巻込んでしまうか、それともリーダー部だけ
を残しておくかを選択するスイッチRSTPに接続されてい
る。スイッチRSTPをONしていた場合には前者、OFFする
と後者となる。ONした場合にはプログラムはステップ
40からステップ41へ進む。
〔ステップ41〕一定時間タイマーにより待ち時間(TIM
E4)を作る。すなわち、スプロケットの回転が停止して
も、巻戻し用モータMCが回転し続けるので、フィルム
を全てパトローネ内に巻込む。
〔ステップ42〕PC0=1にセットする。ステップ30
においてすでにPC1=1にセットしているので、巻戻し
用モータMCの通電を遮断するとともに、ブレーキをか
ける。ステップ40において選択スイッチRSTPをOFFし
ていた場合には、スプロケットの回転が停止後、直ちに
巻戻し用モータMCの回転が停止するので、フィルムの
リーダ部を残した状態でフィルムの巻戻しが終了する。
これで巻戻し処理が全て終了し、メインプログラムルー
チンのSTARTに戻る。
次に連続撮影中、シャッター、ミラー、自動絞りのチャ
ージがはやくおわり、フィルム巻上げがいまだ完了せ
ず、ステップ22により次の撮影動作の第1緊定マグネ
ットMG2が通電された後に、フィルムが終了した場合に
ついて考えてみる。
なお、このような状態はDXコード付のフィルムを使用
して、撮影可能駒数FEXが入力されている場合には生じ
ることはない。
この場合は、第1緊定マグネットMG2により機械的レリ
ーズ動作が起動されているので、絞り込み、ミラーアッ
プが行われるが、フィルムは巻上げ途中で停止して、そ
れ以上巻上げられず、スイッチFLM3はOFFのままであ
る。したがって、このままでフィルムを巻戻すと、撮影
者はシャッターが開いているものと誤解して、誤った操
作をする可能性がある。また強い光線をレンズから入射
すると、フィルムのカブリをおこす虞れがある。そのた
め、一度ミラーをダウンさせてから、フィルムを巻戻す
方がよい。
ステップ7でミラーアップを確認した後、ステップ8,
9でフィルム巻上げ完了を待つ間、タイマインタラプト
処理でフィルム終了を検知すると、ステップ116でフ
ラグF0=1にセットするため、ステップ8でステップ2
4に分岐する。
〔ステップ24〕PD0=0、PD1=1とし、チャージモー
タMDを回転させる。
〔ステップ25〕チャージ完了を検出する。
〔ステップ26〕PD0=1にして、チャージ用モータMD
にブレーキをかける。この状態でミラーがチャージされ
るので、ミラーはダウンして初期状態に復帰する。次に
RWND(ステップ30)へジャンプし、巻戻し処理を行
う。
最後にSTARTでレリーズボタンの第1ストロークスイッ
チSW1がOFFしていた時のことを考える。この時にはAL
(オートローディング)アドレスにジャップする。オー
トローディング処理を第9図により説明する。
「オートローディング処理」 〔ステップ50〕PE3=0にセットし、マイクロコンピ
ュータCOMを除く全ての回路への通電を遮断する。
〔ステップ51〕背蓋開閉スイッチBPからのPG5入力
を受けとる。背蓋が閉じられている時はSTARTに戻り、
開いている時はステップ52に進む。
〔ステップ52〕再度背蓋開閉スイッチBPからPG5入力
を受けとり、背蓋を閉じるまで待つ。背蓋が閉じられる
とステップ53に進む。このことは背蓋が開いている時
はカメラが何も動かないことを意味する、最近のシャッ
ター特にフォーカルプレーンシャッターは高速で動作す
る様に構成されている為薄い金属羽根で出来ており、誤
って指などを接触した状態でシャッターを切るとケガを
する可能性があるため背蓋を開いた状態での動作を禁止
させている。尚シャッターをテストしたりする場合はス
イッチSW1をONにして背蓋を開けばAL処理には移行
しないので背蓋開のままシャッターを切ることは可能で
ある。
〔ステップ53〕パトローネ在否スイッチPTからの入
力ポートPG4のセンス。パトローネ収容室内にフィルム
パトローネが無い場合、ONされてSTARTへ戻り、有る
場合ステップ54へ進む。
〔ステップ54〕PE3=1にセットし、電源VCCを各回
路に供給する。
〔ステップ55〕ISO感度検出手段DXSVからの入力ポー
トPG2のセンス。フィルムにDXコードがついていない
場合は、ISO感度検出手段DXSVよりNONDX信号(1レベ
ル)が出力される。尚、DXコード付フィルムを使った
にもかかわらず何らかの不良で使われていないコードを
読んだ時にもNONDX信号は出力される。この時はステッ
プ57へ、DXコードを読んだ時はステップ56へ進む。
〔ステップ56〕出力ポートPE5を0にする。インバー
タI2抵抗R11によりDXコード警告表示器LEDは点灯し
ない。(警告しない) 入力ポートPG0,PG1によりフィルムの枚数コードを読
む。DXフィルム枚数コードは後述するように3ビット
であるが、ここでは通常使用されるフィルムを考え2ビ
ットを入力している。このコードにより枚数を判定して
その枚数値をFEXレジスタにストアする。
〔ステップ57〕出力ポートPE5に1を出力してLEDを点
灯させ警告する。撮影者はこれによりDXコード付フィ
ルムを使用しなかった場合はSWSVを切替えて手動設定で
フィルム感度を設定するため部材を操作することにな
る。(MSV)。またDXフィルムの場合は再度カメラに入
れなおして読みミスのないようにする。57にプログラ
ムが進行した場合はフィルム枚数レジスタFEXには36
をセットする。従ってこの様なフィルムを使用した場合
は36枚を越えて撮影はできない。
〔ステップ58〕スイッチFLM-1のON-OFF回数を計数す
るオートローディング用内部計数レジスタALG1を0に初
期セットする。
〔ステップ59〕PB0=1、PB1=1にセットし、巻上げ
用モータMBを通常の給送時とは逆に回転させる。これに
よりスプロケットが回転し、フィルムがスプール内に入
り込む。
〔ステップ60〕スイッチFLM-1からの入力ポートPF0の
入力を受けとる。スイッチFLM-1がONするまで待って、
ステップ61に進む。
〔ステップ61〕スイッチFLM-3からの入力ポートPF1の
センス。1駒毎に設けられたスイッチパターンFLM-3を
検知し、FLM-3がOFFであればステップ62に進む。
〔ステップ62〕内部計数レジスタALG1の内容を1だけ
増やす。
〔ステップ63〕スイッチFLM-1からの入力ポートPF0の
入力を再度受けとる。ステップ60でスイッチFLM-1が
ONしていたので、ここではOFFになるのを待ってステ
ップ60に戻る。
ステップ60〜63のルーチンは撮影者がフィルムをカ
メラに挿入する時、スイッチFLM3のONの位相が定まって
いないにもかかわらずカメラの給送はスイッチFLM3がO
Nの時に1駒送るように構成している為、オートローデ
ィングを一定の駒数で送ると36枚撮りのフィルムで3
6枚まで給送できない可能性があるため、モータを回し
始めてから最初のFLM3がONするまでFLM1のON-OFFが何
回くり返されるかを計数する必要がある。プログラムが
ステップ61からステップ64に進むとき、上記スイッ
チFLM1のON,OFF回数がALG1に計数されている。
〔ステップ64〕内部計数レジスタALG1の内容を定数P
と比較する。定数Pは、スプロケットに設けられたパル
ス基から接片部材を介して得られる一駒分のパルス数以
下に設定される。したがって、内部計数レジスタALG1の
内容が定数Pよりも大きい場合はスプールに巻込まれた
フィルムが長いことを意味し、また定数Pよりも小さい
場合は、スプールに巻込まれたフィルムが短いことを意
味する。ALG1>Pの場合はステップ66へ、ALG1<Pの
場合はステップ65へ進む。
〔ステップ65〕オートローディング用駒数計数内部レ
ジスタ(以下駒数レジスタと称す)ALCNT=0にセット
する。
〔ステップ66〕駒数レジスタALCNT=1にセットす
る。
〔ステップ67〕スイッチFLM-3からの入力ポートPF1の
入力を受けとる。ステップ61でスイッチFLM-3がON
していたので、OFFになるまで待ち、ステップ68に進
む。
〔ステップ68〕スイッチFLM-3からの入力ポートPF1の
入力を受けとる。ステップ67でスイッチFLM-3がOFFし
ていたので、ONになるまで待ち、ステップ69に進
む。したがって、ステップ68からステップ69に進ん
だときは、フィルムが1駒送られたことになる。
〔ステップ69〕駒数レジスタALCNTの内容を1だけ増
す。
〔ステップ70〕駒数レジスタALCNT=4を判別する。
通常の空送り時の駒送り数は4駒である。現在までのプ
ログラムだと、ALCNTの内容は1又は2であるから、4
になるまでステップ67に戻り、前述のルーチンを繰り
返し、ALCNT=4になるとステップ71に進む。ステッ
プ64〜70は、オートローディングの開始から、スイ
ッチFLM-3が最初にONするまでに、フィルムが長くス
プールに巻かれたときに、3駒分駒送りし、フィルムが
短かくスプールに巻かれたときに4駒分駒送りする構成
となっている。したがって、オートローディングによっ
てスプールに巻とられるフィルム長は、スイッチFLM-3
の位相が定まっていなくても、略一定の長さとすること
ができる。
〔ステップ71〕PB1=1にセットする。ステップ59
でPB0=1にセットしているので、巻上げ用モータMB
の通電を遮断するとともに巻上げ用モータMBにブレー
キをかける。
〔ステップ72〕FCNT=1にセットする。以上でオート
ローディング処理が終了し、メインプログラムルーチン
のSTARTに戻る。
〔発明の効果〕
以上の説明からわかるように、本発明によるカメラは、
フィルムの両方向の移動を検出する信号発生手段からの
移動を表す信号を検出して、巻上げ時のフィルム突張り
状態と巻戻し時の巻戻し完了状態を検出したので、スペ
ース的にもコスト的にも有利である。なお、信号発生手
段はフィルムの移動を検出しているので、巻上げ時での
フィルムの停止及び巻戻し時での巻戻し完了を正確に検
出可能としている。
又、本発明では巻戻し完了時にフィルムをパトローネ内
に全て巻込む第1の動作と、リーダー部をパトローネ外
に残す第2の動作とを選択可能としたので、撮影者は使
用目的に応じて適宜に2種の巻戻し動作を選ぶことがで
きる。
又、本発明ではフィルムの移動をスプール室よりパトロ
ーネ室側で検出するようにしたので、巻戻し完了を検出
して巻戻し動作を停止させた後で、リーダー部がスプー
ル等に巻付いたままとなることがなく撮影済のフィルム
を感光させてしまうことがなくなる。
ここで重要なのは、巻戻しの完了時にリーダー部をパト
ローネ外に残す動作を選択した際でも、フィルムの移動
をスプールよりパトローネ室側で行うと共に、移動を表
す信号が発生しないことを検出した際に巻戻し動作を強
制的に停止するようにしていることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラのフィルム巻戻し装置の一
実施例を示すブロック図、第2図および第3図はそれぞ
れ、フィルムの巻上げおよび巻戻し装置を示す斜視図、
第4図は第1図の装置を含むカメラの動作をコントロー
ルするマイクロコンピュータを示すブロック図、第5図
は第4図に示すモータの駆動回路を示す回路図、第6
図、第7図、第8図、第9図は第4図に示すマイクロコ
ンピュータの動作を説明するフローチャートである。 SPC……受光素子、OP1,OP2……演算増巾器 DXSV……ISO感度検出器 MSV……マニアル感度設定器 DSP……絞り表示装置、SWSV……切換スイッチ DAC……DAコンバータ、ADC……ADコンバータ DXFLM……枚数読取器 DCMP……デジタルコンパレータ CNT……カウンタ、AEFP……くし歯状電極 MG1……絞り制御用マグネット MG2……第1緊定マグネット MG3-1……シャッタ先幕係止解除マグネット MG3-2……シャッタ後幕マグネット BP……背蓋の開閉に感応するスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 政行 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 大原 経昌 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 登坂 洋一 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭54−164122(JP,A) 特開 昭57−49939(JP,A) 特開 昭61−232433(JP,A) 実開 昭61−88132(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム巻取りスプールよりパトローネ室
    側でフィルムの移動を検出するものであって、フィルム
    の巻上げ方向及び巻戻し方向の移動が行われている際に
    は移動を表す信号として繰り返し変化する信号を発生さ
    せる信号発生手段と、 駆動源を動作させて巻上げを行うものであって、巻上げ
    動作中に前記移動を表す信号が発生しないことを検出し
    た際には、フィルム突張り状態と判別して巻上げ動作を
    強制的に停止する巻上げ制御手段と、 巻戻し完了時に前記フィルムをパトローネ内に全て巻込
    む第1の動作と、該フィルムのリーダー部を該パトロー
    ネ外に残す第2の動作とを選択可能な選択手段と、 駆動源を動作させて巻戻しを行うものであって、巻戻し
    動作中に前記移動を表す信号が発生しないことを検出し
    た際には、巻戻し完了状態と判別して巻戻し動作を強制
    的に停止するものであって、前記第1の動作が選択され
    ている場合には前記第2の動作が選択されている場合よ
    り停止制御を所定のタイマー時間遅延させて行う巻戻し
    制御手段を設けたことを特徴とするカメラ。
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