JP5733775B2 - 対象物画像表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、対象物が撮影された画像データを表示する対象物画像表示システムに関する。
会社(オフィスや工場)、病院、店舗などの組織では、作業の効率化を図るために、人や物などの対象物の状態(プレゼンス)をその関係者が把握できるような取り決めが行われている。
例えば、対象物は、人であり、上記の組織の従業員であるものとする。関係者は、その従業員の上司、あるいは、その従業員と同じ部署の従業員であるものとする。この場合、従業員は、部屋にいるときに、行き先として他の部屋に移動する際、その行き先を関係者に伝言したり、ボードのようなものにメモしたりする。
しかし、伝言やメモでは、以下の問題点がある。
まず、対象物のプレゼンスが自動的に更新されないことである。例えば、対象物が人(例えば従業員)であるものとする。この場合、その人は、部屋にいるときに、行き先として他の部屋に移動する際、自分からアクションを起こして、自身のプレゼンスを変更しなければならない。対象物が物である場合は、関係者が自分からアクションを起こして、対象物のプレゼンスを変更しなければならない。
次に、対象物が同じ場所にいても違う状況であることである。例えば、対象物が人(例えば従業員)であり、その人がいる部屋は、業務内容が各々異なる複数の部署に分けられているものとする。この場合、その人は、自身の部署から他の部署に移動して、その部署で業務を実行する際、同じ場所(部屋)にいても違う状況(業務内容)である。対象物が物である場合は、ある工程が行われる部署から、次の工程が行われる部署に移動する際、同じ場所(部屋)にいても違う状況である。また、関係者は、対象物が同じ場所(部屋)にいても、電話応対や口頭での議論中であるように動き回る状況までは把握できない。
従来のような伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることが望まれる。
ここで、対象物の管理に関連する技術について紹介する。
特開2006−325129号公報には、プレゼンス情報提供システムが記載されている(特許文献1)。
プレゼンス情報提供システムは、無線端末装置と、複数の無線基地局と、プレゼンスサーバとを有している。複数の無線基地局は、各所定箇所に配置され、無線端末装置と無線通信する。プレゼンスサーバは、端末装置毎に位置名称を含むプレゼンス情報を記憶管理すると共に、端末装置からのプレゼンス要求に応じて所望端末装置に対応したプレゼンス情報を、同プレゼンス要求を実行した端末装置に提供する。
無線端末装置は、受信電力測定手段と、測定結果通知手段とを有している。受信電力測定手段は、現在地点での無線基地局に対する無線通信の受信電力を測定する。測定結果通知手段は、この受信電力測定手段の測定結果をプレゼンスサーバに通知する。
プレゼンスサーバは、記憶手段と、地点推定手段と、位置名称通知手段とを有している。記憶手段は、受信電力測定結果毎に地点及び同地点の位置名称を記憶管理する。地点推定手段は、測定結果通知手段から現在地点での測定結果を受信すると、この測定結果に対応した地点を記憶手段の記憶内容から推定する。位置名称通知手段は、この地点推定手段にて推定した地点に対応する位置名称を記憶手段から読み出し、この位置名称を無線端末装置に通知する。
無線端末装置は、表示手段と、変更内容通知手段とを有している。表示手段は、位置名称通知手段から位置名称を受信すると、この位置名称を現在地点の位置名称として表示する。
変更内容通知手段は、この表示手段に表示中の現在地点の位置名称に対する変更操作を検出すると、同位置名称の変更内容をプレゼンスサーバに通知する。
プレゼンスサーバは、記憶制御手段を有している。記憶制御手段は、変更内容通知手段から現在地点に関わる位置名称の変更内容を受信すると、記憶手段に記憶中の現在地点に対応した位置名称を同変更内容に記憶更新する。
しかし、特開2006−325129号公報では、同じ場所にいても違う状況であることの判別がつかない。
特開2005−57706号公報には、プレゼンス情報提供システムが記載されている(特許文献2)。
プレゼンス情報提供システムは、スケジュール管理サーバと、プレゼンス管理サーバと、利用者端末とを有している。スケジュール管理サーバは、通信網に接続されユーザのスケジュール情報を管理する。プレゼンス管理サーバは、通信網に接続され少なくともユーザのプレゼンス情報を管理する。利用者端末は、通信網に接続され送信先のユーザのプレゼンス情報に応じて、メッセージ情報を送信する。
スケジュール管理サーバは、スケジュール管理部を備えている。スケジュール管理部は、利用者端末に属するユーザのスケジュール情報を管理する。
プレゼンス管理サーバは、プロファイル情報管理部と、プロファイル情報取得部と、スケジュール情報取得部と、次通信可能抽出部と、プレゼンス更新部とを備えている。プロファイル情報管理部は、少なくともユーザのスケジュール情報を取得するために必要な情報が含まれるプロファイル情報を管理する。プロファイル情報取得部は、プレゼンス情報の内容を確認し、プレゼンス情報が利用者端末の通信不可を示す場合、利用者端末に属するユーザのプロファイル情報を取得する。スケジュール情報取得部は、プロファイル情報に基づき、スケジュール管理サーバに記憶されたスケジュール情報を、通信網を介して、取得する。次通信可能抽出部は、スケジュール情報取得部が取得したスケジュール情報から、通信不可の利用者端末が次に通信可能な時間を示す次通信可能時間を抽出する。プレゼンス更新部は、次通信可能時間に基づき、利用者端末のプレゼンス情報を更新する。
利用者端末は、プレゼンス情報要求部と、表示部とを備えている。プレゼンス情報要求部は、プレゼンス管理サーバに対して、次通信可能時間が含まれたプレゼンス情報を要求する。表示部は、次通信可能時間が含まれたプレゼンス情報を表示する。
しかし、特開2005−57706号公報では、PCや電話だけでは表示できない状況がある。また、スケジュール通りに行動していないときに誤ったプレゼンスとなってしまう。
特開2004−214934号公報には、プレゼンス情報処理端末が記載されている(特許文献3)。
プレゼンス情報処理端末は、ネットワークを介して、他の通信端末との通信を行うことが可能である。このプレゼンス情報処理端末は、撮像手段と、送信手段とを、有している。撮像手段は、当該プレゼンス情報処理端末の周囲を撮像する。送信手段は、当該プレゼンス情報処理端末を用いるユーザが当該プレゼンス情報処理端末の周囲に存在するか否かを示すプレゼンス情報として、他の通信端末に対して、撮像手段によって撮像された撮像画像を送信する。
しかし、特開2004−214934号公報では、あの場所にいるときには状況が把握できるが、その場所から離れたときに状況が把握できなくなってしまう。
特開2006−325129号公報(請求項1) 特開2005−57706号公報(請求項1) 特開2004−214934号公報(請求項1)
本発明の課題は、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる対象物画像表示システムを提供することにある。
本発明の対象物画像表示システムは、それぞれ複数の撮影エリアを撮影してその画像を表す画像データを生成する複数のカメラと、ネットワークを介して複数のカメラに接続されたサーバと、を具備している。サーバは、制御部を備えている。制御部は、対象物が存在する位置を特定位置として特定する特定部と、複数のカメラにより生成された画像データの中から、特定位置に対応する選択画像データを選択する選択部と、選択画像データを表示部に表示する表示制御部と、を具備している。
本発明の対象物画像表示システムによれば、対象物のプレゼンスが自動的に更新される。例えば、対象物は、組織の従業員であり、複数のカメラは、上記の組織の複数の部屋の各々に設置されているものとする。この場合、本発明の対象物画像表示システムによれば、従業員の関係者は、表示部に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が部屋から他の部屋に移動したことを把握することができる。
また、複数のカメラは、各部屋の複数の部署の各々に設置されているものとする。この場合、本発明の対象物画像表示システムによれば、従業員の関係者は、表示部に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が部署から他の部署に移動して、その部署で業務を実行する際、従業員が同じ場所(部屋)にいても違う状況(業務内容)であることを把握することができる。また、本発明の対象物画像表示システムによれば、関係者は、表示部に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が同じ場所(部屋)にいても、電話応対や口頭での議論中であるように動き回る状況まで把握できる。
また、本発明の対象物画像表示システムによれば、関係者は、同一の従業員に対して、表示部に表示される選択画像データを時系列で閲覧することにより、同一の従業員の行動を時系列で把握することができる。即ち、同一の従業員の動線を分析することができる。これは、対象物が人に限らず、物であっても有効である。
以上により、本発明の対象物画像表示システムによれば、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態による対象物画像表示システムについて詳細に説明する。
(第1実施形態)
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムは、複数のカメラ1と、サーバ4と、表示部8と、を具備している。サーバ4は、ネットワーク5を介して複数のカメラ1に接続され、複数のカメラ1を制御する。
本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムは、作業の効率化を図るために、人や物などの対象物の状態(プレゼンス)をその関係者が把握できるように、会社(オフィスや工場)、病院、店舗などの組織に適用される。
ここで、対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。例えば、対象物は、上記の組織の従業員であるものとする。関係者は、その従業員の上司、あるいは、その従業員と同じ部署の従業員であるものとする。
本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムは、更に、測位システムを具備している。測位システムは、ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備えている。サーバ4は、無線ネットワークを介して測位端末3に接続されている。この測位システムとサーバ4とにより、対象物が存在する位置を特定位置として特定する(条件2)。なお、複数の測位測定器2はネットワーク5を介して接続されてもよいし、ネットワーク5に接続されていなくてもよい。
また、本実施形態において、測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
これらについては後述する。
例えば、上記の組織は、複数の部屋を所有しているものとする。この場合、複数のカメラ1と複数の測位測定器2は、複数の部屋の各々に設置されている。複数の部屋の各々は同じ建物であってもよいし、異なる建物であってもよい。あるいは、各部屋は、業務内容が各々異なる複数の部署に分けられているものとする。この場合、複数のカメラ1と複数の測位測定器2は、複数の部署の各々に設置されている。
測位端末3は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)である実行部(図示しない)と、その実行部に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである記憶部(図示しない)と、を備えている。上記の実行部は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを上記の記憶部から読み取って実行する。また、その記憶部は、ユーザを表す対象物情報(ユーザ情報)を保持している。複数の測位測定器2は、それぞれ複数の測位エリアに測位端末3が存在するときに、測位端末3と無線通信可能なコンピュータである。
複数の測位測定器2は、それぞれ複数のカメラ1が設置されている複数の位置に対応して設けられている。この場合、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアに対応する(条件4)。なお、測位測定器2とカメラ1とは一体の機器となっていても、別々の機器となっていてもどちらでもよい。
また、複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
サーバ4は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)である実行部6と、実行部6に実行させるためのコンピュータプログラムが格納されたメモリである記憶部7と、を備えている。実行部6は、コンピュータが起動するときなどにコンピュータプログラムを記憶部7から読み取って実行する。
図2は、サーバ4の構成を示している。サーバ4は、更に、ユーザ位置情報取得インタフェース11と、カメラ画像取得インタフェース12と、表示用インタフェース13と、を具備している。記憶部7は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16と、カメラ画像管理データベース17と、ユーザ位置管理データベース18と、ユーザプレゼンス情報管理データベース19と、位置特定用データベース20と、を具備している。記憶部7には、上記のコンピュータプログラムとして制御部10が格納されている。制御部10は、特定部31、選択部32、表示制御部33、画像制御部34を含んでいる。
図3A〜3Fは、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16には、複数の位置をそれぞれ表す複数の位置情報と、複数のカメラ1をそれぞれ表す複数のカメラ情報と、が予め格納されている。
例えば、図3Aに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。
例えば、図3Aは、図3Bに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“05”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“30、31、32”、…のようにひとつの設置位置(ID)に対して複数のカメラ(ID)が対応していてもよい。この場合は、設置位置(ID)がWLAN(Wireless Local Area Network)を用いた基準点測位であるときなど、1つの測位エリアが広く、測位エリア内に複数のカメラが存在する場合により最適である。
例えば、図3Cに示されるように、位置情報として撮影位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03、04”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。これは、監視カメラのようにカメラの撮影エリアが広く、撮影エリア内に複数の測位測定器2が存在する場合により最適である。
例えば、図3Dに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。
例えば、図3Eに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)−(10、10)”、“(0、10)−(10、20)”、“(0、20)−(10、30)”、“(10、0)−(20、10)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。
例えば、図3Fに示されるように、位置情報として設置位置(場所)が“会議室A”、“居室A”、“休憩室A”、“応接室A”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。なお、1つの測位エリアが広く、測位エリア内に複数のカメラが存在する場合には、ひとつの設置位置(場所)に対して複数のカメラ(ID)が対応していてもよい。なお、監視カメラのようにカメラの撮影エリアが広く、撮影エリア内に複数の測位測定器2が存在する場合には、ひとつのカメラ(ID)に対して複数の設置位置(場所)が対応していてもよい。
図4A〜4Cは、カメラ画像管理データベース17を示している。カメラ画像管理データベース17には、複数のカメラ情報が予め格納され、複数のカメラ1により生成された画像データが格納される。
例えば、図4Aに示されるように、カメラ情報としてカメラ(ID)が“00”である場合、その画像データは、日時“20080125 10:00:00”、“20080125 10:00:10”、“20080125 10:00:20”とファイル“20080125−001.jpg”、“20080125−002.jpg”、“20080125−003.jpg”とを対応付けるデータであるものとする。
例えば、図4Bに示されるように、カメラ情報としてカメラ(ID)が“00”である場合、その画像データは、日“20080125”と時“10:00:00”、“10:00:10”、“10:00:20”とファイル“20080125−001.jpg”、“20080125−002.jpg”、“20080125−003.jpg”とを対応付けるデータであるものとする。
例えば、図4Cに示されるように、カメラ情報としてカメラ(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、その画像データは、ファイル“00−20080125−001.jpg”、“01−20080125−001.jpg”、“02−20080125−001.jpg”、“03−20080125−001.jpg”、…であるものとする。
これらの画像データは動画でもよい。
図5A〜5Cは、ユーザ位置管理データベース18を示している。ユーザ位置管理データベース18には、ユーザ情報と、特定位置を表す特定位置情報とが格納される。特定位置情報は常に最新のものが格納される。
例えば、図5Aに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、特定位置情報として設置位置(ID)は“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。この設置位置(ID)は、図3A〜3Cに示される設置位置(ID)に対応する。
例えば、図5Bに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、特定位置情報として設置位置(座標)は“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…であるものとする。この設置位置(ID)は、図3D、3Eに示される設置位置(ID)に対応する。
例えば、図5Cに示されるように、ユーザ情報が“森崎”、“田中”、“中村”、“鈴木”、…である場合、それぞれ、特定位置情報として設置位置は会議室A”、“居室A”、“休憩室A”、“応接室A”、…であるものとする。この設置位置は、図3A〜3Eに示される設置位置に対応する。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
これについては後述する。
図6A〜6Dは、ユーザプレゼンス情報管理データベース19を示している。ユーザプレゼンス情報管理データベース19には、ユーザ情報と、表示部8に表示するための画像データ(選択画像データ)とが格納される。選択画像データは常に最新のものが格納される。
例えば、図6Aに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、選択画像データは、プレゼンス“00−20080125−001.jpg”、“01−20080125−001.jpg”、“02−20080125−001.jpg”、“03−20080125−001.jpg”、…であるものとする。このユーザ情報(ID)は、図5A、5Bに示されるユーザ情報(ID)に対応し、このプレゼンスは、図4Cに示されるファイルに対応する。
例えば、図6Bに示されるように、ユーザ情報が“森崎”、“田中”、“中村”、“鈴木”、…である場合、それぞれ、選択画像データは、プレゼンス“00−20080125−001.jpg”、“01−20080125−001.jpg”、“02−20080125−001.jpg”、“03−20080125−001.jpg”、…であるものとする。このユーザ情報(ID)は、図5Cに示されるユーザ情報(ID)に対応し、このプレゼンスは、図4Cに示されるファイルに対応する。
例えば、図6Cに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”である場合、選択画像データは、日時“20080125 10:00:00”、“20080125 10:00:10”、“20080125 10:00:20”とファイル“20080125−001.jpg”、“20080125−002.jpg”、“20080125−003.jpg”とを対応付けるデータであるものとする。このユーザ情報(ID)は、図5A、5Bに示されるユーザ情報(ID)に対応し、このプレゼンスは、図4Aに示されるファイルに対応する。
例えば、図6Dに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”である場合、選択画像データは、日“20080125”と時“10:00:00”、“10:00:10”、“10:00:20”とファイル“20080125−001.jpg”、“20080125−002.jpg”、“20080125−003.jpg”とを対応付けるデータであるものとする。このユーザ情報(ID)は、図5A、5Bに示されるユーザ情報(ID)に対応し、このプレゼンスは、図4Bに示されるファイルに対応する。
図7A〜7Cは、位置特定用データベース20を示している。位置特定用データベース20には、複数の測位測定器2が保持する複数の固有IDと、複数の測位測定器2の位置のそれぞれを表す複数の測位位置情報とが格納されている。
例えば、図7Aに示されるように、固有IDが“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、測位位置情報データは、“00”、“01”、“02”、“03”、…であるものとする。
例えば、図7Bに示されるように、固有IDが“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、測位位置情報データは、“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…であるものとする。
例えば、図7Cに示されるように、固有IDが“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、測位位置情報データは、“会議室A”、“居室A”、“休憩室A”、“応接室A”、…であるものとする。
[動作]
本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
図8は、位置情報保存処理を示すフローチャートである。
複数の測位測定器2は、それぞれ、固有IDを送信している。制御部10の特定部31は、複数の測位エリアのうちの特定測位エリアに測位端末3が存在するとき、複数の測位測定器2のうちの、特定測位エリアに対応する特定測位測定器2と測位端末3とが行う無線通信により、特定測位測定器2の位置を特定位置として特定する。
具体的には、測位端末3は、特定測位エリアに存在するとき、複数の測位測定器2のうちの、特定測位測定器2から送信された固有IDを無線通信により受信する。このとき、測位端末3は、受信した固有IDとして特定固有IDと、自己が保持するユーザ情報として例えばユーザ情報“00”とを、サーバへ送信する。具体的には、サーバ4内のユーザ位置情報取得インタフェース11を介して制御部10に送信する。
制御部10の特定部31は、位置特定用データベース20を参照して、複数の測位情報(複数の測位測定器2の位置)のうちの、特定固有IDに対応する特定測位情報(特定測位測定器2の位置)を選択する。特定部31は、この特定測位情報が表す特定測位測定器2の位置を特定位置として特定する。
特定部31は、ユーザ情報“00”と、特定位置を表す特定位置情報とをユーザ位置管理データベース18に格納する。
なお、複数の測位エリアのうちの特定測位エリアに測位端末3が存在するとき、特定測位測定器2は、無線通信により、ユーザ情報“00”を測位端末3から取得し、自己が保持する固有IDとして特定固有IDと、取得したユーザ情報“00”とを、ユーザ位置情報取得インタフェース11を介して制御部10に出力し、制御部10が特定固有IDにより特定位置を特定してもよい。なお、本特定方法の場合には、測位測定器2はネットワーク5と接続している必要がある。
また、特定測位測定器2から測位端末3への無線通信は、赤外線や無線LAN、特定省電力無線、Bluetooth、RFID(Radio Frequency Identification)などでもよい。また、測位端末3とサーバ4との通信手段(上記の無線ネットワーク)は、無線LANや特定省電力無線の無線通信でもよい。
図9は、カメラ画像保存処理を示すフローチャートである。
複数のカメラ1は、それぞれ複数の撮影エリアを撮影してその画像を表す画像データを生成する。複数のカメラ1は、それぞれ、自己を表すカメラ情報と、生成された画像データとを、カメラ画像取得インタフェース12を介して制御部10に出力する。
制御部10の画像制御部34は、複数のカメラ1により生成された画像データをそれぞれ複数のカメラ情報に対応付けてカメラ画像管理データベース17に格納する。
ここで、複数のカメラ1が、それぞれ、自己を表すカメラ情報と、生成された画像データとを、カメラ画像取得インタフェース12を介して制御部10に出力する場合、それぞれ画像データを生成したときの撮影時刻(日時)を表す情報も出力してもよい。この場合、画像制御部34は、複数のカメラ1により生成された画像データと撮影時刻(日時)とをそれぞれ複数のカメラ情報に対応付けてカメラ画像管理データベース17に格納する。
図10は、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、特定位置情報に対応するカメラ情報(カメラ1)を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。選択部32は、その選択カメラ情報をカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す選択カメラ1により生成された画像データを選択画像データとして選択する。選択部32は、その選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
このように、制御部10は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、特定位置に対応する選択画像データを選択する。
制御部10の選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
図11は、表示処理を示すフローチャートである。
例えば、ユーザ情報“00”が与えられたときに、又は、プレゼンス保存処理が終了したときに、制御部10の表示制御部33は、ユーザプレゼンス情報管理データベース19を参照して、ユーザ情報“00”に対応付けられた選択画像データを取得する。
このとき、表示制御部33は、ユーザ情報“00”と選択画像データとを表示部8に表示するための表示画面を生成する。
表示制御部33は、その表示画面を、表示用インタフェース13を介して、表示部8に表示する。
ここで、ユーザ情報“00”が与えられたときに、又は、プレゼンス保存処理が終了したときに、制御部10の表示制御部33は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を取得してもよい。この場合、表示制御部33は、ユーザプレゼンス情報管理データベース19を参照して、ユーザ情報“00”に対応付けられた選択画像データを取得し、ユーザ情報“00”と特定位置情報と選択画像データとを表示部8に表示するための表示画面を生成し、その表示画面を、表示用インタフェース13を介して、表示部8に表示する。
ここで、ユーザ情報“00”、“01”、“02”、“03”を表すユーザの氏名が“森崎”、“田中”、“中村”、“鈴木”であるものとする(図5C参照)。また、このユーザを撮影して選択画像データ(第1〜4選択画像データとする)を生成したカメラ1の設置位置が“会議室A”、“居室A”、“休憩室A”、“応接室A”であるものとする(図5C参照)。
この場合、図12Aに示されるように、表示画面は、“会議室A”が撮影された第1選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1選択画像データを生成したカメラ1の設置位置“会議室A”と、を含んでいる。
ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
例えば、同時刻に異なる場所で異なるユーザが撮影される場合がある。この場合、ユーザ情報が複数存在する。ここで、図12Bに示されるように、表示画面は、第1分割表示画面と、第2分割表示画面と、第3分割表示画面と、第4分割表示画面と、を有している。第1分割表示画面は、“会議室A”が撮影された第1選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1選択画像データを生成したカメラ1の設置位置“会議室A”と、を含んでいる。第2分割表示画面は、“居室A”が撮影された第2選択画像データと、ユーザ情報“田中”と、この第2選択画像データを生成したカメラ1の設置位置“居室A”と、を含んでいる。第3分割表示画面は、“休憩室A”が撮影された第3選択画像データと、ユーザ情報“中村”と、この第3選択画像データを生成したカメラ1の設置位置“休憩室A”と、を含んでいる。第4分割表示画面は、“応接室A”が撮影された第4選択画像データと、ユーザ情報“鈴木”と、この第4選択画像データを生成したカメラ1の設置位置“応接室A”と、を含んでいる。
ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”、“居室A”、“休憩室A”、“応接室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
このように、複数のユーザのそれぞれに対して同時刻に選択画像データが生成される場合、制御部10の表示制御部33は、選択画像データの少なくとも1つ又は全てを表示部8に表示する。
[効果]
本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1〜6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
・複数の測位測定器2は、それぞれ複数のカメラ1が設置されている複数の位置に対応して設けられている。この場合、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアに対応する(条件4)。
・複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、対象物のプレゼンスが自動的に更新される。例えば、対象物は、組織の従業員であり、複数のカメラ1と複数の測位測定器2は、上記の組織の複数の部屋の各々に設置されているものとする。この場合、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、従業員の関係者は、表示部8に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が部屋から他の部屋に移動したことを把握することができる。
また、複数のカメラ1と複数の測位測定器2は、各部屋の複数の部署の各々に設置されているものとする。この場合、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、従業員の関係者は、表示部8に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が部署から他の部署に移動して、その部署で業務を実行する際、従業員が同じ場所(部屋)にいても違う状況(業務内容)であることを把握することができる。また、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、関係者は、表示部8に表示される選択画像データを閲覧することにより、従業員が同じ場所(部屋)にいても、電話応対や口頭での議論中であるように動き回る状況まで把握できる。
また、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、関係者は、同一の従業員に対して、表示部8に表示される選択画像データを時系列で閲覧することにより、同一の従業員の行動を時系列で把握することができる。即ち、同一の従業員の動線を分析することができる。これは、対象物が人に限らず、物であっても有効である。
以上の説明により、本発明の第1実施形態による対象物画像表示システムによれば、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムでは、第1実施形態における条件3、6に代えて、後述する条件3’、6’を実施する。第2実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
本実施形態において、測位システムが三辺測量を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’)。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
[動作]
本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理が実行される。
図13は、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数の位置情報の中から、特定位置情報に対応する位置情報を候補位置情報群として選択する。選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、候補位置情報群に対応するカメラ情報を候補カメラ情報群として選択する。選択部32は、候補位置情報群と候補カメラ情報群とをカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、特定位置情報と候補位置情報群と候補カメラ情報群とを用いて、最適カメラ決定処理を実行する。
図14は、プレゼンス保存処理の最適カメラ決定処理を示すフローチャートである。
この最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群(又は候補位置情報群)の数をi_max(整数)とする(ステップS1)。候補カメラ情報群の数は、候補位置情報群の数と同じである。
また、選択部32は、初期値として、iを1とし、設定距離L_minを10000とする(ステップS2)。
そこで、選択部32は、候補位置情報群を1番目からi_max番目までの候補位置情報としたとき、i番目(iは、1≦i≦i_maxを満たす整数)の候補位置情報を選択する(ステップS3)。
次に、特定位置情報が表す特定位置と、i番目の候補位置情報が表す位置との距離L_iを算出する(ステップS4)。ここで、距離L_iを算出する場合、例えば図3D、3Eに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16の位置情報(座標)が用いられることが好ましい。
次に、距離L_iと設定距離L_minとを比較する(ステップS5)。
距離L_iが設定距離L_minよりも小さい(ステップS5−Yes)。この場合、距離L_iを設定距離L_minとし、iをi_minとする(ステップS6)。
一方、距離L_iが設定距離L_min以上である(ステップS5−No)。この場合、ステップS6をスキップしてステップS7を実行する。
iがi_maxではない場合(ステップS7−No)、iに1をインクリメントし(ステップS8)、ステップS3を実行する。
iがi_maxである場合(ステップS7−Yes)、候補カメラ情報群のうちの、i_min番目の候補カメラ情報を選択カメラ情報とする(ステップS9)。
このように、制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18とカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16とを参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、特定位置情報が表す特定位置に最も近いカメラ情報(カメラ1)を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。
制御部10の選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す選択カメラ1により生成された画像データを選択画像データとして選択する。選択部32は、その選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
なお、本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムでは、条件3’に代えて、条件3でもよい。
本実施形態において、測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
条件3については、第1実施形態において特定位置として座標が与えられる。後は、第2実施形態と同じなので説明を省略する。
[効果]
本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3’、4、5、6’を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが三辺測量を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’)。
・複数の測位測定器2は、それぞれ複数のカメラ1が設置されている複数の位置に対応して設けられている。この場合、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアに対応する(条件4)。
・複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムによれば、測位エリアと撮影エリアとが一致していなくても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムでは、第1実施形態における条件4に代えて、後述する条件4’を実施する。第3実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
図15は、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。なお、複数の測位測定器2はネットワーク5を介して接続されてもよいし、ネットワーク5に接続されていなくてもよい。
本実施形態において、複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。この場合、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも小さい(条件4’)。
図16A〜16Dは、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。
例えば、図16Aに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“11”、…であるものとする。
例えば、図16Bに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03、04”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“11”、…であるものとする。
例えば、図16Cに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“11”、…であるものとする。
例えば、図16Dに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)−(10、20)”、“(0、20)−(10、40)”、“(10、0)−(20、20)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“11”、“12”、…であるものとする。
[動作]
本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理(図10参照)が実行される。最後に、表示処理(図11参照)が実行される。
なお、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムでは、条件3、6に代えて、条件3’、6’を実施してもよい。
本実施形態において、測位システムが三辺測量を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’)。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
条件3’、6’については、第2実施形態と同じなので説明を省略する。
なお、本発明の第2実施形態による対象物画像表示システムでは、条件6に代えて、条件6‘でもよい。
本実施形態において、制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
条件6’については、第2実施形態と同じなので説明を省略する。
[効果]
本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3、4’、5、6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
・複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。この場合、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも小さい(条件4’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
又は、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3’、4’、5、6’を実施している。即ち、条件3、6に代えて、条件3’、6’を実施している。
・測位システムが三辺測量を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムによれば、第2実施形態と同じ効果を実現し、測位エリアと撮影エリアとが一致していなくても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムでは、第3実施形態における条件4’、5、6に代えて、後述する条件4’’、5’、6’を実施する。第4実施形態では第1〜3実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
図17は、本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。なお、複数の測位測定器2はネットワーク5を介して接続されてもよいし、ネットワーク5に接続されていなくてもよい。
複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2は、複数のカメラ1のうちの第1カメラ1が設置されている位置に対応して設けられている。複数の測位測定器2のうちの第2測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。複数のカメラ1のうちの第2カメラ1は、複数の測位測定器2の位置とは個別に設けられている。そこで、複数の測位エリアのうちの、第1測位測定器2が無線通信可能な第1測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアに対応する。また、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと複数の測位エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’)。
複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’)。
図18A〜18Eは、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。
例えば、図18Aに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“20(、10)”、“10”、“21(、11)”、“11”、…であるものとする。カメラ情報“20(、10)”とは、第1カメラを表すカメラ情報を“20”とし、第2カメラを表すカメラ情報を“10”とした場合、第1カメラのほうが第2カメラよりも撮影エリアが小さいので、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16に、第1カメラを表すカメラ情報“20”が記述され、第2カメラを表すカメラ情報“10”が記述されないことを意味している。カメラ情報“21(、11)”についても同様である。
例えば、図18Bに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“20(、10)”、“10”、“21(、11)”、“11”、…であるものとする。
例えば、図18Cに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03、04”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“11”、…であるものとする。
例えば、図18Dに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“10”、“11”、“11”、…であるものとする。
例えば、図18Eに示されるように、位置情報として設置位置(座標)が“(0、0)−(10、20)”、“(0、20)−(10、40)”、“(10、0)−(20、20)”、…である場合、それぞれ、カメラ情報としてカメラ(ID)は“10”、“11”、“12”、…であるものとする。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1(撮影エリアが最も小さいカメラ1)を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
[動作]
本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理(図13参照)が実行される。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数の位置情報の中から、特定位置情報に対応する位置情報を候補位置情報群として選択する。選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、候補位置情報群に対応するカメラ情報を候補カメラ情報群として選択する。選択部32は、候補位置情報群と候補カメラ情報群とをカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、特定位置情報と候補位置情報群と候補カメラ情報群とを用いて、最適カメラ決定処理を実行する。
この最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群に、第1カメラ1を表すカメラ情報(第1カメラ情報)、第2カメラ1を表すカメラ情報(第2カメラ情報)が含まれているか否かを調べる。
そこで、候補カメラ情報群に第1カメラ情報が含まれていて第2カメラ情報が含まれていない場合、選択部32は、候補カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。ここで、特定位置に最も近いカメラ1を選択する場合、図18A〜18Eのうちの、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
候補カメラ情報群に第2カメラ情報が含まれていて第1カメラ情報が含まれていない場合、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群の中から、第2カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第2カメラ1である場合、第2カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
候補カメラ情報群に第1、2カメラ情報が含まれている場合、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
このように、制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18とカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16とを参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、特定位置情報が表す特定位置に最も近いカメラ1を表すカメラ情報を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。
第4実施形態では、特定位置に最も近いカメラ1を選択するため、第2実施形態における最適カメラ決定処理(図14参照)を適用できる。
即ち、最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群(又は候補位置情報群)の数をi_max(整数)とする(ステップS1)。候補カメラ情報群の数は、候補位置情報群の数と同じである。
また、選択部32は、初期値として、iを1とし、設定距離L_minを10000とする(ステップS2)。
そこで、選択部32は、候補位置情報群を1番目からi_max番目までの候補位置情報としたとき、i番目(iは、1≦i≦i_maxを満たす整数)の候補位置情報を選択する(ステップS3)。
まず、特定位置情報が表す特定位置と、i番目の候補位置情報が表す位置との距離L_iを算出する(ステップS4)。ここで、距離L_iを算出する場合、例えば図18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16の位置情報(座標)とカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
次に、距離L_iと設定距離L_minとを比較する(ステップS5)。
距離L_iが設定距離L_minよりも小さい(ステップS5−Yes)。この場合、距離L_iを設定距離L_minとし、iをi_minとする(ステップS6)。
一方、距離L_iが設定距離L_min以上である(ステップS5−No)。この場合、ステップS6をスキップしてステップS7を実行する。
iがi_maxではない場合(ステップS7−No)、iに1をインクリメントし(ステップS8)、ステップS3を実行する。
iがi_maxである場合(ステップS7−Yes)、候補カメラ情報群のうちの、i_min番目の候補カメラ情報を選択カメラ情報とする(ステップS9)。
制御部10の選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す選択カメラ1により生成された画像データを選択画像データとして選択する。選択部32は、その選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
[効果]
本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3、4’、5、6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
・複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2は、複数のカメラ1のうちの第1カメラ1が設置されている位置に対応して設けられている。複数の測位測定器2のうちの第2測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。複数のカメラ1のうちの第2カメラ1は、複数の測位測定器2の位置とは個別に設けられている。そこで、複数の測位エリアのうちの、第1測位測定器2が無線通信可能な第1測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアに対応する。また、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと複数の測位エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1(撮影エリアが最も小さいカメラ1)を選択カメラ1として選択する(条件6’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムによれば、撮影エリアが重複するようなカメラ1が存在しても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムでは、第4実施形態における条件6’に代えて、後述する条件6’’を実施する。第5実施形態では第4実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
図19は、サーバ4の構成を示している。サーバ4は、更に、セキュリティポリシ入力IF52を具備している。記憶部7は、更に、ユーザセキュリティポリシ管理データベース52を具備している。
図20A、20Bは、ユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。ユーザセキュリティポリシ管理データベース52には、複数のユーザをそれぞれ表す複数のユーザ情報と、複数のセキュリティポリシ情報と、が予め格納されている。複数のセキュリティポリシ情報の各々は、許可カメラ情報群を表している。許可カメラ情報群は、ユーザが予め許可しているカメラ1である許可カメラ1群を表している。
例えば、図20Aに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、セキュリティポリシ情報(許可カメラ情報群)としてカメラ情報(ID)は“全部”、“20、21、22、23以外”、“10、11、20、21、22、23以外”、“20、21、22、23以外”、…であるものとする。
例えば、図20Bに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、セキュリティポリシ情報(許可カメラ情報群)としてカメラ情報(ID)は“30、10、11、20、21、22、23”、“30、10、11”、“30”、“30、10、11”、…であるものとする。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、ユーザが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置に最も近いカメラ1(撮影エリアが最も小さいカメラ1)を選択カメラ1として選択する(条件6’’)。
[動作]
本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
図21は、セキュリティポリシ保存処理を示すフローチャートである。
ユーザは、複数のカメラ1のうちの、ユーザが予め許可しているカメラ1群を決定し、そのカメラ1群を許可カメラ1群とする。ユーザは、端末を用いて、ユーザ情報“00”と、許可カメラ1群を表す許可カメラ情報群(ID)としてセキュリティポリシ情報とをセキュリティポリシ入力IF52を介して制御部10に出力する。端末は、上記の動作を実現できれば、測位端末3でもよいし、他のコンピュータでもよい。
制御部10は、ユーザ情報“00”とセキュリティポリシ情報(許可カメラ情報群)とをユーザセキュリティポリシ管理データベース52に格納する。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理が実行される。
図22は、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。制御部10は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、ユーザセキュリティポリシ管理データベース52を参照して、複数のセキュリティポリシ情報の中から、ユーザ情報“00”に対応するセキュリティポリシ情報を選択する。選択部32は、そのセキュリティポリシ情報をユーザセキュリティポリシ管理データベース52から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数の位置情報の中から、特定位置情報に対応する位置情報を候補位置情報群として選択する。選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、候補位置情報群に対応するカメラ情報を候補カメラ情報群として選択する。選択部32は、候補位置情報群と候補カメラ情報群とをカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、特定位置情報とセキュリティポリシ情報と候補位置情報群と候補カメラ情報群とを用いて、最適カメラ決定処理を実行する。
この最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群にセキュリティポリシ情報が含まれているか否かを調べる。即ち、ユーザが予め許可しているカメラ1である許可カメラ1群を表す許可カメラ情報群が含まれているか否かを調べる。
候補カメラ情報群に許可カメラ情報群が含まれている場合、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群の中から、許可カメラ情報群を選択する。次に、選択部32は、許可カメラ情報群に、第1カメラ1を表すカメラ情報(第1カメラ情報)、第2カメラ1を表すカメラ情報(第2カメラ情報)が含まれているか否かを調べる。
そこで、許可カメラ情報群に第1カメラ情報が含まれていて第2カメラ情報が含まれていない場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。ここで、特定位置に最も近いカメラ1を選択する場合、図18A〜18Eのうちの、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
許可カメラ情報群に第2カメラ情報が含まれていて第1カメラ情報が含まれていない場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第2カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第2カメラ1である場合、第2カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
許可カメラ情報群に第1、2カメラ情報が含まれている場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
このように、制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18とカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16とユーザセキュリティポリシ管理データベース52とを参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、ユーザが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置情報が表す特定位置に最も近いカメラ1を表すカメラ情報を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。
第5実施形態では、特定位置に最も近いカメラ1を選択するため、第2実施形態における最適カメラ決定処理(図14参照)を適用する場合、セキュリティポリシ情報の有無を判断する処理を加えることにより実現できる。
図23は、プレゼンス保存処理の最適カメラ決定処理を示すフローチャートである。
この最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群(又は候補位置情報群)の数をi_max(整数)とする(ステップS1)。候補カメラ情報群の数は、候補位置情報群の数と同じである。
また、選択部32は、初期値として、iを1とし、設定距離L_minを10000とする(ステップS2)。
そこで、選択部32は、候補カメラ情報群を1番目からi_max番目までの候補カメラ情報としたとき、i番目(iは、1≦i≦i_maxを満たす整数)の候補カメラ情報を選択する(ステップS10)。
そのi番目の候補カメラ情報は、セキュリティポリシ情報を表している。即ち、ユーザが予め許可している許可カメラ1群を表す許可カメラ情報群に含まれる(ステップS11−Yes)。この場合、選択部32は、候補位置情報群を1番目からi_max番目までの候補位置情報としたとき、i番目の候補位置情報を選択する。即ち、i番目の候補カメラ情報に対応するi番目の候補位置情報を選択する(ステップS3)。
次に、特定位置情報が表す特定位置と、i番目の候補位置情報が表す位置との距離L_iを算出する(ステップS4)。ここで、距離L_iを算出する場合、例えば図18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16の位置情報(座標)とカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
次に、距離L_iと設定距離L_minとを比較する(ステップS5)。
距離L_iが設定距離L_minよりも小さい(ステップS5−Yes)。この場合、距離L_iを設定距離L_minとし、iをi_minとする(ステップS6)。
一方、距離L_iが設定距離L_min以上である(ステップS5−No)。この場合、ステップS6をスキップしてステップS7を実行する。
また、i番目の候補カメラ情報は、セキュリティポリシ情報を表していない。即ち、許可カメラ情報群に含まれない(ステップS11−No)。この場合、ステップS7を実行する。
iがi_maxではない場合(ステップS7−No)、iに1をインクリメントし(ステップS8)、ステップS10を実行する。
iがi_maxである場合(ステップS7−Yes)、候補カメラ情報群のうちの、i_min番目の候補カメラ情報を選択カメラ情報とする(ステップS9)。
制御部10の選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す選択カメラ1により生成された画像データを選択画像データとして選択する。選択部32は、その選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
なお、条件6’’として、制御部10の選択部32は、複数のカメラ1の中から、ユーザが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置に最も近いカメラ1(撮影エリアが最も小さいカメラ1)を選択カメラ1として選択しているが、これに限定されない。
条件6’’として、複数のカメラ1の各々は、1番目から最終番目までの優先順位で割り当てられた許可カメラ1群を含んでいるものとする。ユーザには、1番目から最終番目までの優先順位のうちの、1つの順位が割り当てられているものとする。この場合、選択部32は、複数のカメラ1の中から、特定位置に最も近いカメラ1を許可カメラ1群として選択し、許可カメラ1群の中から、ユーザの順位に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する。
これについて、図24A〜24C、図25A、25Bを用いて説明する。
図24A〜24Cは、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16には、複数の位置をそれぞれ表す複数の位置情報と、複数のカメラ1をそれぞれ表す複数のカメラ情報と、が予め格納されている。そこで、1番目から最終番目までの優先順位としては、例えば、1番高い優先順位である“高”、その下の優先順位である“中”、その下の優先順位である“低”であるものとする。
例えば、図24Aに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”である場合、許可カメラ1群を表すカメラ情報としてカメラ(ID)は、優先順位“高”、“中”、“低”の順にそれぞれ“30”、“10”、“20”であるものとする。設置位置(ID)が“01”である場合、カメラ(ID)は、優先順位“高”、“中”、“低”の順にそれぞれ“30”、“10”、“21”であるものとする。設置位置(ID)が“02”である場合、カメラ(ID)は、優先順位“高”、“中”、“低”の順にそれぞれ“30”、“11”、“22”であるものとする。設置位置(ID)が“03”である場合、カメラ(ID)は、優先順位“高”、“中”、“低”の順にそれぞれ“30”、“11”、“23”であるものとする。
例えば、図24Bに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…に代えて“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(10、0)”、…である場合、許可カメラ1群を表すカメラ情報としてカメラ(ID)は、図3Aと同じであるものとする。
例えば、図24Cに示されるように、位置情報として設置位置(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…に代えて“(0、0)−(10、10)”、“(0、10)−(10、20)”、“(0、20)−(10、30)”、“(10、0)−(20、10)”、…である場合、許可カメラ1群を表すカメラ情報としてカメラ(ID)は、図3Aと同じであるものとする。
図25A、25Bは、ユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。ユーザセキュリティポリシ管理データベース52には、複数のユーザをそれぞれ表す複数のユーザ情報と、複数のセキュリティポリシ情報と、が予め格納されている。複数のセキュリティポリシ情報の各々は、優先順位“高”、“中”、“低”のうちの、1つの順位を表している。
例えば、図25Aに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、セキュリティポリシ情報(優先順位)は“低”、“中”、“高”、“中”、…であるものとする。
例えば、図25Bに示されるように、ユーザ情報(ID)が“00”、“01”、“02”、“03”、…である場合、それぞれ、セキュリティポリシ情報(優先順位)は“低”、“中”、“高”、“中”、…をそれぞれ表す“00”、“01”、“02”、“01”、…であるものとする。
これにより、プレゼンス保存処理において、制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18とカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16とユーザセキュリティポリシ管理データベース52とを参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、特定位置情報が表す特定位置に最も近いカメラ1であり、且つ、ユーザの順位に対応するカメラ1を表すカメラ情報を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。
[効果]
本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3、4’、5、6’’を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
・複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2は、複数のカメラ1のうちの第1カメラ1が設置されている位置に対応して設けられている。複数の測位測定器2のうちの第2測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。複数のカメラ1のうちの第2カメラ1は、複数の測位測定器2の位置とは個別に設けられている。そこで、複数の測位エリアのうちの、第1測位測定器2が無線通信可能な第1測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアに対応する。また、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと複数の測位エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、ユーザが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置に最も近いカメラ1(又は、特定位置に最も近いカメラ1であり、ユーザの順位に対応するカメラ1)を選択カメラ1として選択する(条件6’’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムによれば、ユーザのポリシーに合致し、且つ、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。例えば、本人がアップで写っている画像データをプレゼンスとして使用してもよい人には、画像が詳細な画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。一方、本人がアップで写っている画像データをプレゼンスとして使用してほしくない人には、画像が粗い画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムでは、第5実施形態における条件6’’に代えて、後述する条件6’’’を実施する。第6実施形態では第5実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
制御部10は、複数のカメラ1の中から、ユーザ群が予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置に最も近いカメラ1(又は、特定位置に最も近いカメラ1であり、ユーザの順位に対応するカメラ1)を選択カメラ1として選択する。即ち、ユーザ群が同じ撮影エリアに存在し、その撮影エリアの中で、最も小さい撮影エリア(又は、ユーザの順位に対応する撮影エリア)を選択する(条件6’’’)。
[動作]
本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理が実行される。
図26は、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
ここで、選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、特定位置情報に対応付けられたユーザ情報群を検索する。選択部32は、そのユーザ情報群をユーザ位置管理データベース18から読み出す。対象物、測位端末3、ユーザが複数存在する場合、ユーザ群は、それぞれ、測位端末3群を所有する。ユーザ情報群は、それぞれ、ユーザ群を表している。このユーザ情報群は、ユーザ情報“00”、…を含み、ユーザ群が存在する位置として特定位置(特定位置情報)が特定されている。
選択部32は、ユーザセキュリティポリシ管理データベース52を参照して、複数のセキュリティポリシ情報の中から、ユーザ情報群に対応するセキュリティポリシ情報群を選択する。選択部32は、そのセキュリティポリシ情報群をユーザセキュリティポリシ管理データベース52から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数の位置情報の中から、特定位置情報に対応する位置情報を候補位置情報群として選択する。選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、候補位置情報群に対応するカメラ情報を候補カメラ情報群として選択する。選択部32は、候補位置情報群と候補カメラ情報群とをカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、特定位置情報とセキュリティポリシ情報群と候補位置情報群と候補カメラ情報群とを用いて、最適カメラ決定処理を実行する。
この最適カメラ決定処理において、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群にセキュリティポリシ情報群が含まれているか否かを調べる。即ち、セキュリティポリシ群にある最も高い優先順位のセキュリティポリシを設定したユーザが予め許可しているカメラ1である許可カメラ1群を表す許可カメラ情報群が含まれているか否かを調べる。具体的には、特定位置に存在する全てのユーザが許可しているカメラ1である許可カメラ1群を表す許可カメラ情報群が含まれているか否かを調べる。
候補カメラ情報群に許可カメラ情報群が含まれている場合、制御部10の選択部32は、候補カメラ情報群の中から、許可カメラ情報群を選択する。次に、選択部32は、許可カメラ情報群に、第1カメラ1を表すカメラ情報(第1カメラ情報)、第2カメラ1を表すカメラ情報(第2カメラ情報)が含まれているか否かを調べる。
そこで、許可カメラ情報群に第1カメラ情報が含まれていて第2カメラ情報が含まれていない場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。ここで、特定位置に最も近いカメラ1を選択する場合、図18A〜18Eのうちの、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
許可カメラ情報群に第2カメラ情報が含まれていて第1カメラ情報が含まれていない場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第2カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第2カメラ1である場合、第2カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
許可カメラ情報群に第1、2カメラ情報が含まれている場合、制御部10の選択部32は、許可カメラ情報群の中から、第1カメラ情報を選択カメラ情報として選択する。即ち、特定位置に最も近いカメラ1が第1カメラ1である場合、第1カメラ情報が選択位置情報として選択される。この場合でも、例えば図18A、18Bに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。
このように、制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18とカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16とユーザセキュリティポリシ管理データベース52とを参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、ユーザ群の全てが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置情報が表す特定位置に最も近いカメラ1を表すカメラ情報を選択カメラ情報(選択カメラ1)として選択する。即ち、ユーザ群が同じ撮影エリアに存在し、その撮影エリアの中で、最も小さい撮影エリアを選択する。
制御部10の選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す選択カメラ1により生成された画像データを選択画像データとして選択する。選択部32は、その選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
[効果]
本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3、4’、5、6’’’を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムが基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3)。
・複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2は、複数のカメラ1のうちの第1カメラ1が設置されている位置に対応して設けられている。複数の測位測定器2のうちの第2測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。複数のカメラ1のうちの第2カメラ1は、複数の測位測定器2の位置とは個別に設けられている。そこで、複数の測位エリアのうちの、第1測位測定器2が無線通信可能な第1測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアに対応する。また、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと複数の測位エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、ユーザ群の全てが予め許可しているカメラ1であり、且つ、特定位置に最も近いカメラ1(又は、特定位置に最も近いカメラ1であり、ユーザの順位に対応するカメラ1)を選択カメラ1として選択する。即ち、ユーザ群が同じ撮影エリアに存在し、その撮影エリアの中で、最も小さい撮影エリア(又は、ユーザの順位に対応する撮影エリア)を選択する(条件6’’’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムによれば、他の人のプレゼンスとして使用され、且つ、選択カメラ1により生成された画像データに対しても、全てのユーザのポリシーに合致した画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。例えば、ユーザaは、本人がアップで写っている画像データをプレゼンスとして使用してもよく、ユーザbは、本人がアップで写っている画像データをプレゼンスとして使用してほしくない場合を想定する。この場合、ユーザaの近くにユーザbがいたときに、ユーザaのプレゼンスとしてユーザbも含まれてしまうような、画像が詳細な画像データ(選択画像データ)を表示部8に表示することを防ぐことができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムでは、第1実施形態における条件3、4に代えて、後述する条件3’’、4’’’を実施する。第7実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
図27は、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。
本実施形態において、測位システムがWLAN(Wireless Local Area Network)を用いた基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’’)。
複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。そこで、WLANを用いた基準点測位を行うことにより、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも大きい(条件4’’’)。
例えば、複数の測位測定器2のうちの測位測定器2aは、複数のカメラ1のうちのカメラ1a、1b、1c、1dが設置されている位置とは個別に設けられている。複数の測位エリアのうちの、測位測定器2aが無線通信可能な測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、カメラ1a、1b、1c、1dが撮影可能な撮影エリアよりも大きい。
[動作]
本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理が実行される。
図28は、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、特定位置情報に対応するカメラ情報(カメラ1a、1b、1c、1d)を選択カメラ情報(選択カメラ1a、1b、1c、1d)として選択する。ここで、WLANを用いた基準点測位を行う場合、例えば図3B、3Cに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。選択部32は、その選択カメラ情報をカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す複数の選択カメラ1a、1b、1c、1dにより生成された画像データをそれぞれ複数の選択画像データとして選択する。選択部32は、その複数の選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
このように、選択部32は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、特定位置に対応する複数の選択画像データを選択する。
選択部32は、複数の選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
例えば、ユーザ情報“00”が与えられたときに、又は、プレゼンス保存処理が終了したときに、制御部10の表示制御部33は、ユーザプレゼンス情報管理データベース19を参照して、ユーザ情報“00”に対応付けられた選択画像データを取得する。
このとき、表示制御部33は、ユーザ情報“00”と選択画像データの少なくとも1つ又は全てを表示部8に表示するための表示画面を生成する。
表示制御部33は、その表示画面を、表示用インタフェース13を介して、表示部8に表示する。
ここで、ユーザ情報“00”を表すユーザの氏名が“森崎”であるものとする(図5C参照)。また、このユーザを撮影して選択画像データ(第1〜4選択画像データとする)を生成したカメラ1の設置位置が“会議室A”であるものとする(図5C参照)。
この場合、図29Aに示されるように、制御部10の表示制御部33は、表示画面として、第1表示画面、第2表示画面、第3表示画面、第4表示画面のうちの1つの表示画面を表示部8に表示する。第1表示画面は、“会議室A”が撮影された第1選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1選択画像データを生成したカメラ1aの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。第2表示画面は、“会議室A”が撮影された第2選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第2選択画像データを生成したカメラ1bの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。第3表示画面は、“会議室A”が撮影された第3選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第3選択画像データを生成したカメラ1cの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。第4表示画面は、“会議室A”が撮影された第4選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第4選択画像データを生成したカメラ1dの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。
また、表示制御部33は、表示画面として、第1表示画面と、第2表示画面と、第3表示画面と、第4表示画面と、をこの順で表示部8に表示してもよい。
ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
また、表示画面を選択する方法としては、ランダムに選択する場合や、カメラ1a〜1dをそれぞれ表すカメラ情報(カメラID)の小さい(又は大きい)順で選択する場合や、カメラ1a〜1dが設置された順で選択する場合など、どのような方法でもよい。
また、図29Bに示されるように、第1〜4選択画像データは、表示画面として表示部8に個別に表示されずに、一度に表示されてもよい。ここで、表示部8に表示可能な選択画像データの数を“1”から“4”までとする。この場合、表示画面は、“会議室A”が撮影された第1〜4選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1〜4選択画像データをそれぞれ生成したカメラ1a〜1dの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
このように、制御部10の表示制御部33は、特定位置に対して選択画像データの少なくとも1つ又は全てを表示部8に表示する。
なお、図30に示されるように、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムでは、条件4’’’、5、6に代えて、条件4’’’’、5’、6’’’を実施してもよい。
複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。そこで、WLANを用いた基準点測位を行うことにより、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも大きい。複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2が、複数のカメラ1のうちの第1、第2カメラ1が設置されている位置とは個別に設けられている場合、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’’’)。
例えば、第1測位測定器2である測位測定器2aは、第1カメラ1であるカメラ1−1a、1−1b、1−1c、1−1d、1−1e、1−1fと、第2カメラ1であるカメラ1−2a、1−2bが設置されている位置とは個別に設けられている。複数の測位エリアのうちの、測位測定器2aが無線通信可能な測位エリアは、複数の撮影エリアのうちの、カメラ1−1a、1−1b、1−1c、1−1d、1−1e、1−1f、1−2a、1−2bが撮影可能な撮影エリアよりも大きい。カメラ1−1a、1−1b、1−1c、1−1d、1−1e、1−1fが撮影可能な撮影エリアは、カメラ1−2a、1−2bが撮影可能な撮影エリアよりも小さい。
複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する。例えば、カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアは、カメラ1−1a、1−1dが撮影可能な撮影エリアと、カメラ1−1b、1−1eが撮影可能な撮影エリアの一部とが重複する。カメラ1−2bが撮影可能な撮影エリアは、カメラ1−1c、1−1fが撮影可能な撮影エリアと、カメラ1−1b、1−1eが撮影可能な撮影エリアの一部とが重複する(条件5’)。
制御部10は、複数のカメラ1の中から、撮影エリアが最も広いカメラ1であり、且つ、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’’’)。
まず、位置情報保存処理(図8参照)、カメラ画像保存処理(図9参照)が実行される。次に、プレゼンス保存処理(図28参照)が実行される。
制御部10の選択部32は、ユーザ位置管理データベース18を参照し、ユーザ情報“00”に対応付けられた特定位置情報を検索する。選択部32は、その特定位置情報をユーザ位置管理データベース18から読み出す。
選択部32は、カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を参照して、複数のカメラ情報(カメラ1)の中から、撮影エリアが最も広いカメラ1であり、且つ、特定位置情報に対応するカメラ情報(カメラ1−2a、1−2b)を選択カメラ情報(選択カメラ1−2a、1−2b)として選択する。ここで、WLANを用いた基準点測位を行う場合、例えば図3B、3Cに示されるようなカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16のカメラ情報(ID)が用いられることが好ましい。選択部32は、その選択カメラ情報をカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
選択部32は、カメラ画像管理データベース17を参照して、選択カメラ情報が表す複数の選択カメラ1−2a、1−2bにより生成された画像データをそれぞれ複数の選択画像データとして選択する。選択部32は、その複数の選択画像データをカメラ画像管理データベース17から読み出す。
このように、選択部32は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、撮影エリアが最も広いカメラ1で撮影され、且つ、特定位置に対応する複数の選択画像データを選択する。
選択部32は、複数の選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
ここで、ユーザ情報“00”を表すユーザの氏名が“森崎”であるものとする(図5C参照)。また、このユーザを撮影して選択画像データ(第1、2選択画像データとする)を生成したカメラ1の設置位置が“会議室A”であるものとする(図5C参照)。
この場合、図31Aに示されるように、制御部10の表示制御部33は、表示画面として、第1表示画面、第2表示画面のうちの1つの表示画面を表示部8に表示する。第1表示画面は、“会議室A”が撮影された第1選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1選択画像データを生成したカメラ1−2aの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。第2表示画面は、“会議室A”が撮影された第2選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第2選択画像データを生成したカメラ1−2bの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。
また、表示制御部33は、表示画面として、第1表示画面と、第2表示画面と、をこの順で表示部8に表示してもよい。
ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
また、表示画面を選択する方法としては、ランダムに選択する場合や、カメラ1−2a〜1−2bをそれぞれ表すカメラ情報(カメラID)の小さい(又は大きい)順で選択する場合や、カメラ1−2a〜1−2bが設置された順で選択する場合など、どのような方法でもよい。
また、図31Bに示されるように、第1、2選択画像データは、表示画面として表示部8に個別に表示されずに、一度に表示されてもよい。ここで、表示部8に表示可能な選択画像データの数を“1”から“4”までとする。この場合、表示画面は、“会議室A”が撮影された第1、2選択画像データと、ユーザ情報“森崎”と、この第1、2選択画像データをそれぞれ生成したカメラ1−2a、1−2bの設置位置“会議室A”と、を含んでいる。ここで、カメラ1の設置位置“会議室A”は表示部8に表示されなくてもよい。
[効果]
本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3’’、4’’’、5’、6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、測位システム(ユーザに所有される測位端末3と、複数の測位測定器2とを備える)とサーバ4により行われる(条件2)。
・測位システムがWLAN(Wireless Local Area Network)を用いた基準点測位を行うことにより、サーバ4が特定位置を特定する(条件3’’)。
・複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。そこで、WLANを用いた基準点測位を行うことにより、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも大きい(条件4’’’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
又は、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2、3’’、4’’’’、5’、6’’’を実施している。即ち、条件4’’’、5、6に代えて、条件4’’’’、5’、6’’’を実施している。
・複数の測位測定器2は、複数のカメラ1が設置されている複数の位置とは個別に設けられている。そこで、WLANを用いた基準点測位を行うことにより、複数の測位エリアは、それぞれ複数の撮影エリアよりも大きい。複数の測位測定器2のうちの第1測位測定器2が、複数のカメラ1のうちの第1、第2カメラ1が設置されている位置とは個別に設けられている場合、複数の撮影エリアのうちの、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアよりも小さい(条件4’’’’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、第2カメラ1が撮影可能な撮影エリアは、第1カメラ1が撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、撮影エリアが最も広いカメラ1であり、且つ、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6’’’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムによれば、測位エリアが撮影エリアよりも大きくても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムでは、第1実施形態における条件2に代えて、後述する条件2’を実施する。また、第1実施形態における条件3、4を実施しない。第8実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
図32は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。
対象物が存在する特定位置の特定は、複数の位置に設置されている複数のカメラ1とサーバ4により行われる。対象物(ユーザ)は予め決められていて、サーバ4は、顔認識処理によりユーザを特定する(条件2’)。
この場合、測位端末3と複数の測位測定器2とを備えていない。複数のカメラ1のうちの、特定カメラ1(例えば、カメラ1a)によりユーザが撮影されたとき、特定部31は、顔認識処理により特定カメラ1aを特定し、特定カメラ1aが設置されている位置を前述の特定位置として特定する。選択部32は、特定カメラ1aにより生成された画像データを選択画像データとして選択する。
図33は、サーバ4の構成を示している。記憶部7は、更に、顔画像データベース81を具備している。ユーザ位置情報取得インタフェース11は、サーバ4から除外される。
図34は、顔画像データベース81を示している。顔画像データベース81には、複数のユーザをそれぞれ表す複数のユーザ情報と、複数のユーザの顔の画像である顔画像をそれぞれ表す複数の顔画像データと、が予め格納されている。
例えば、ユーザ情報が表すユーザの氏名が“森崎”である場合(前述のように、ユーザ情報がIDである場合は“00”)、顔画像データは、座標“(0、0)”、“(0、10)”、“(0、20)”、“(0、30)”、…により表される。この座標は、図35に示されるように、ユーザ“森崎”の顔の特徴点を表している。
[動作]
本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。ここで、ユーザ情報が“00”であるユーザを例にする。
図36は、位置情報・カメラ画像・プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
複数のカメラ1は、それぞれ複数の撮影エリアを撮影してその画像を表す画像データを生成する。複数のカメラ1は、それぞれ、自己を表すカメラ情報と、生成された画像データとを、カメラ画像取得インタフェース12を介して制御部10に出力する。
制御部10の画像制御部34は、複数のカメラ1により生成された画像データをそれぞれ複数のカメラ情報に対応付けてカメラ画像管理データベース17に格納する。
また、制御部10の特定部31は、複数のカメラ1からのカメラ情報(複数のカメラ情報)に対応する複数の位置情報をカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16から読み出す。
また、特定部31は、複数のユーザ情報と複数の顔画像データとを顔画像データベース81から読み出す。
特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データが表す画像に、複数の顔画像データが表す顔画像のいずれかが含まれているか否かを判断する顔認識処理を行う。
顔認識処理では、制御部10の特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データが表す画像から特徴点を抽出する。特定部31は、この特徴点と、複数の顔画像データに含まれる特徴点のいずれかが一致しているか否かを判断する。ここで、顔認識処理については公知であるため、その詳細な説明については省略する。
制御部10の特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データのうちの、例えばユーザ“森崎”に対する顔画像データを含む画像データを撮影したカメラ1を特定カメラ1aとする。即ち、特定カメラ1aは、複数のカメラ1のうちの、ユーザ“森崎”の特徴点と一致する特徴点を含む画像データを生成したカメラ1である。
そこで、特定部31は、複数の位置情報のうちの、その特定カメラ1を表すカメラ情報に対応する位置情報を特定位置情報として選択する。即ち、特定カメラ1が設置されている位置を特定位置として特定する。
制御部10の選択部32は、複数のカメラ1により生成された画像データのうちの、特定カメラ1aにより生成された画像データを選択画像データとして選択する。
選択部32は、複数のユーザ情報のうちの、選択画像データに含まれる顔画像データに対応するユーザ情報として、例えばユーザ情報“00”を選択する。
選択部32は、ユーザ情報“00”と特定位置情報とをユーザ位置管理データベース18に格納する。
選択部32は、選択画像データをユーザ情報“00”に対応付けてユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
なお、図37に示されるように、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムでは、条件5に代えて、条件5’’を実施してもよい。
複数のカメラ1のうちのカメラ群1−1a、1−1b、1−1cと広域カメラ1−2aは個別に設けられている。複数の撮影エリアのうちの、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアは、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアよりも小さい。複数のカメラ1の設置場所により、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアは、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’’)。
まず、位置情報・カメラ画像・プレゼンス保存処理(図36参照)が実行される。
ここで、ユーザ“森崎”に対する顔画像データを含む画像データを撮影したカメラ1(特定カメラ1)が、広域カメラ1−2aとカメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの1つのカメラ1であるものとする。
制御部10の特定部31は、顔認識処理として、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cにより生成された画像データが表す画像から特徴点を抽出し、特徴点と、顔画像データベース81に格納された特徴点とが一致しているか否かを判断する。カメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの、ユーザの特徴点と一致する特徴点を含む画像データを生成した上記1つのカメラ1を特定カメラ1とする。
例えば、ユーザ“森崎”が、第1カメラ1−1aに対応する撮影エリアから、第2カメラ1−1bに対応する撮影エリアの順に動いたものとする。このとき、1つのカメラ1として第1カメラ1−1a、第2カメラ1−1bがこの順に顔画像を含む画像データを生成しているものとする。この場合、特定部31は、第1カメラ1−1aを特定カメラ1とし、次に、第2カメラ1−1bを特定カメラ1とする。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
この場合、図38に示されるように、制御部10の表示制御部33は、第1カメラ1−1a、第2カメラ1−1bにより生成された画像データを選択画像データとして時系列に表示部8に表示する。これにより、ユーザ“森崎”が動体として表示部8に表示される。
また、表示制御部33は、広域カメラ1−2aにより生成された画像データを、上記の選択画像データと切り替えて表示部8に表示してもよいし、上記の選択画像データと共に表示部8に表示してもよい。
ここで、制御部10の特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データに対して、顔認識処理を行っているが、これに限定されない。複数のカメラ1により生成された全ての画像データに対してではなく、広域カメラ1−2aにより生成された画像データに対してのみ顔認識処理を行ってもよい。
顔認識処理において、広域カメラ1−2aにより生成された画像データが表す画像に、例えばユーザ“森崎”に対する顔画像が含まれている。この場合、特定部31は、広域カメラ1−2aが設置されている位置と、広域カメラ1−2aにより生成された画像データの中の顔画像が含まれる位置とに基づいて、特定位置を特定する。
具体的には、図39に示されるように、広域カメラ1−2aが設置されている位置82と、広域カメラ1−2aにより生成された画像データ84とを対応付ける。顔認識処理において、画像データ84が表す画像に、例えばユーザ“森崎”に対する顔画像85が含まれている。位置82に対して、顔画像85が含まれる位置に相対する位置を特定位置83として特定する。
特定部31は、特定位置に対応するカメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの、上記1つのカメラを特定カメラ1とする。
これにより、全てのカメラ1に対して顔認識処理を行わずに特定カメラ1が選択可能となる。
[効果]
本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2’、5、6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、複数の位置に設置されている複数のカメラ1とサーバ4により行われる。対象物(ユーザ)は予め決められていて、サーバ4は、顔認識処理によりユーザを特定する(条件2’)。
・複数のカメラ1の設置場所により、複数の撮影エリアは各々重複しない(条件5)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
又は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2’、5’’、6を実施している。即ち、条件5に代えて、条件5’’を実施している。
・複数のカメラ1のうちのカメラ群1−1a、1−1b、1−1cと広域カメラ1−2aは個別に設けられている。複数の撮影エリアのうちの、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアは、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアよりも小さい。複数のカメラ1の設置場所により、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアは、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’’)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムによれば、カメラ1の他に測位測定器2を用意しなくても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムでは、第8実施形態における条件2’、5に代えて、後述する条件2’’、5’’を実施する。第9実施形態では第8実施形態と重複する説明を省略する。
[構成]
対象物が存在する特定位置の特定は、複数の位置に設置されている複数のカメラ1とサーバ4により行われる。対象物(ユーザ)は予め決められていない(条件2’’)。
この場合、複数のカメラ1のうちの、特定カメラ1(例えば、図37のカメラ1−1a)によりユーザが撮影されたとき、特定部31は、特定カメラ1−1aが設置されている位置を前述の特定位置として特定する。選択部32は、特定カメラ1−1aにより生成された画像データを選択画像データとして選択する。
図37に示されるように、複数のカメラ1のうちのカメラ群1−1a、1−1b、1−1cと広域カメラ1−2aは個別に設けられている。複数の撮影エリアのうちの、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアは、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアよりも小さい。複数のカメラ1の設置場所により、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアは、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’’)。
図40は、サーバ4の構成を示している。記憶部7は、顔画像データベース81に代えて、背景画像データベース91を具備している。背景画像データベース91には、複数の撮影エリアにおいて前記対象物が存在しないときの背景画像データが予め格納されている。
[動作]
本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムの動作について説明する。
図41は、位置情報・カメラ画像・プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。
ここで、第8実施形態と異なる点としては、制御部10の特定部31は、複数のユーザ情報と複数の顔画像データとを顔画像データベース81から読み出すのではなく、複数の撮影エリアにおける背景画像データを背景画像データベース91から読み出すことである。
また、特定部31は、顔認識処理を行うのではなく、複数のカメラ1により生成された画像データが表す画像に、対象物が含まれているか否かを判断する対象物認識処理を行う。
対象物認識処理では、制御部10の特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データの輝度と、それぞれ複数の撮影エリアにおいて対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとる。特定部31は、複数のカメラ1のうちの、上記の差分を表す値が閾値以上であるカメラ1を特定カメラ1とする。
また、第8実施形態と異なる点としては、制御部10の選択部32は、複数のユーザ情報の中から、例えばユーザ情報“00”を選択しない。選択部32は、任意の名称を表す情報を前述のユーザ情報(対象物情報)とし、そのユーザ情報(任意)と特定位置情報とをユーザ位置管理データベース18に格納する。
この場合、選択部32は、ユーザ情報(任意)と選択画像データとをユーザプレゼンス情報管理データベース19に格納する。
ここで、対象物を含む画像データを生成したカメラ1が、広域カメラ1−2aとカメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの1つのカメラ1であるものとする。
制御部10の特定部31は、対象物認識処理として、複数のカメラ1により生成された画像データの輝度とそれぞれ複数の撮影エリアにおいて対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較する。上記値が閾値以上であるカメラ1が、広域カメラ1−2aと上記1つのカメラ1である場合、特定部31は、上記1つのカメラ1が設置されている位置を特定位置として特定する。特定部31は、特定位置に対応するカメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの、上記1つのカメラを特定カメラ1とする。
例えば、対象物(ユーザ)が、第1カメラ1−1aに対応する撮影エリアから、第2カメラ1−1bに対応する撮影エリアの順に動いたものとする。このとき、1つのカメラ1として第1カメラ1−1a、第2カメラ1−1bがこの順に対象物を含む画像データを生成しているものとする。この場合、特定部31は、第1カメラ1−1aを特定カメラ1とし、次に、第2カメラ1−1bを特定カメラ1とする。
次に、表示処理(図11参照)が実行される。
この場合、図38に示されるように、制御部10の表示制御部33は、第1カメラ1−1a、第2カメラ1−1bにより生成された画像データを選択画像データとして時系列に表示部8に表示する。これにより、対象物が動体として表示部8に表示される。
また、表示制御部33は、広域カメラ1−2aにより生成された画像データを、上記の選択画像データと切り替えて表示部8に表示してもよいし、上記の選択画像データと共に表示部8に表示してもよい。
ここで、制御部10の特定部31は、複数のカメラ1により生成された画像データに対して、対象物認識処理を行っているが、これに限定されない。複数のカメラ1により生成された全ての画像データに対してではなく、広域カメラ1−2aにより生成された画像データに対してのみ対象物認識処理を行ってもよい。
対象物認識処理において、特定部31は、広域カメラ1−2aにより生成された画像データの輝度と、複数の撮影エリアのうちの、広域カメラ1−2aに対応する撮影エリアにおいて対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較する。その結果、上記値が閾値以上である。この場合、特定部31は、広域カメラ1−2aが設置されている位置と、広域カメラ1−2aに生成された画像データの中の上記値が閾値以上となる位置とに基づいて、特定位置を特定する。
具体的には、図42に示されるように、広域カメラ1−2aが設置されている位置92と、広域カメラ1−2aにより生成された画像データ94とを対応付ける。対象物認識処理において、画像データ94が表す画像に、上記値が閾値以上となる部分95が含まれている。位置92に対して、上記部分95を表す位置に相対する位置を特定位置93として特定する。
特定部31は、特定位置に対応するカメラ群1−1a、1−1b、1−1cのうちの、上記1つのカメラを特定カメラ1とする。
これにより、全てのカメラ1に対して対象物認識処理を行わずに特定カメラ1が選択可能となる。
[効果]
本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムは、上述の条件1、2’’、5’’、6を実施している。
・対象物は人(ユーザ)であるものとする(条件1)。
・対象物が存在する特定位置の特定は、複数の位置に設置されている複数のカメラ1とサーバ4により行われる。対象物(ユーザ)は予め決められていない(条件2’’)。
・複数のカメラ1のうちのカメラ群1−1a、1−1b、1−1cと広域カメラ1−2aは個別に設けられている。複数の撮影エリアのうちの、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアは、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアよりも小さい。複数のカメラ1の設置場所により、広域カメラ1−2aが撮影可能な撮影エリアは、カメラ群1−1a、1−1b、1−1cが撮影可能な撮影エリアと重複する(条件5’’)。
・制御部10は、複数のカメラ1の中から、特定位置に対応するカメラ1を選択カメラ1として選択する(条件6)。
これにより、サーバ4は、複数のカメラ1により生成された画像データの中から、選択カメラ1により生成された選択画像データを選択し、表示部8に表示する。このため、本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムによれば、第1実施形態と同じ効果を実現し、伝言やメモでは表現できない状態(プレゼンス)を正確に伝えることができる。
また、本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムによれば、カメラ1の他に測位測定器2を用意しなくても、選択カメラ1により生成された画像データをプレゼンス(選択画像データ)として表示部8に表示することができる。
図1は、本発明の第1、2実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図2は、本発明の第1〜4実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の構成を示している。 図3Aは、本発明の第1、2、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図3Bは、本発明の第1、2、7、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図3Cは、本発明の第1、2、7、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図3Dは、本発明の第1、2、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図3Eは、本発明の第1、2、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図3Fは、本発明の第1、2、8、9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図4Aは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ画像管理データベース17を示している。 図4Bは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ画像管理データベース17を示している。 図4Cは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ画像管理データベース17を示している。 図5Aは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザ位置管理データベース18を示している。 図5Bは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザ位置管理データベース18を示している。 図5Cは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザ位置管理データベース18を示している。 図6Aは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザプレゼンス情報管理データベース19を示している。 図6Bは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザプレゼンス情報管理データベース19を示している。 図6Cは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザプレゼンス情報管理データベース19を示している。 図6Dは、本発明の第1〜9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザプレゼンス情報管理データベース19を示している。 図7Aは、本発明の第1〜7実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の位置特定用データベース20を示している。 図7Bは、本発明の第1〜7実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の位置特定用データベース20を示している。 図7Cは、本発明の第1〜7実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の位置特定用データベース20を示している。 図8は、本発明の第1〜7実施形態による対象物画像表示システムの動作として、位置情報保存処理を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第1〜7実施形態による対象物画像表示システムの動作として、カメラ画像保存処理を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第1、3実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図11は、本発明の第1〜8実施形態による対象物画像表示システムの動作として、表示処理を示すフローチャートである。 図12Aは、本発明の第1〜8実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図12Bは、本発明の第1〜8実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図13は、本発明の第2、4実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図14は、本発明の第2〜4実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理の最適カメラ決定処理を示すフローチャートである。 図15は、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図16Aは、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図16Bは、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図16Cは、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図16Dは、本発明の第3実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図17は、本発明の第4実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図18Aは、本発明の第4〜6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図18Bは、本発明の第4〜6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図18Cは、本発明の第4〜6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図18Dは、本発明の第4〜6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図18Eは、本発明の第4〜6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図19は、本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の構成を示している。 図20Aは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。 図20Bは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。 図21は、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムの動作として、セキュリティポリシ保存処理を示すフローチャートである。 図22は、本発明の第5実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図23は、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理の最適カメラ決定処理を示すフローチャートである。 図24Aは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図24Bは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図24Cは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のカメラ設定位置(撮影位置)管理データベース16を示している。 図25Aは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。 図25Bは、本発明の第5、6実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4のユーザセキュリティポリシ管理データベース52を示している。 図26は、本発明の第6実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図27は、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図28は、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムの動作として、プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図29Aは、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図29Bは、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図30は、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図31Aは、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図31Bは、本発明の第7実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図32は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図33は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の構成を示している。 図34は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の顔画像データベース81を示している。 図35は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の顔画像データベース81に格納された顔画像データを示している。 図36は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムの動作として、位置情報・カメラ画像・プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図37は、本発明の第8、9実施形態による対象物画像表示システムの構成を示している。 図38は、本発明の第8、9実施形態による対象物画像表示システムにおいて、表示部8に表示される表示画面を示している。 図39は、本発明の第8実施形態による対象物画像表示システムの動作を説明するための図である。 図40は、本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムのサーバ4の構成を示している。 図41は、本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムの動作として、位置情報・カメラ画像・プレゼンス保存処理を示すフローチャートである。 図42は、本発明の第9実施形態による対象物画像表示システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 カメラ、
2 測位測定器、
3 測位端末、
4 サーバ、
5 ネットワーク、
6 実行部、
7 記憶部、
8 表示部、
10 制御部、
11 ユーザ位置情報取得インタフェース、
12 カメラ画像取得インタフェース、
13 表示用インタフェース、
16 カメラ設定位置(撮影位置)管理データベース、
17 カメラ画像管理データベース、
18 ユーザ位置管理データベース、
19 ユーザプレゼンス情報管理データベース、
20 位置特定用データベース、
31 特定部、
32 選択部、
33 表示制御部、
34 画像制御部、
51 セキュリティポリシ入力IF、
52 ユーザセキュリティポリシ管理データベース、
81 ユーザ顔画像データベース、
82 広域カメラ1−2aが設置されている位置、
83 特定位置、
84 広域カメラ1−2aにより生成された画像データ、
85 顔画像、
91 背景画像データベース、
92 広域カメラ1−2aが設置されている位置、
93 特定位置、
94 広域カメラ1−2aにより生成された画像データ、
95 輝度の差分を表す値が閾値以上となる部分、

Claims (50)

  1. それぞれ複数の撮影エリアを撮影してその画像を表す画像データを生成する複数のカメラと、
    ネットワークを介して前記複数のカメラに接続され、制御部を備えるサーバと
    を具備し、
    前記制御部は、
    対象物が存在する位置を特定位置として特定する特定部と、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データの中から、前記特定位置に対応し、ユーザのポリシーに応じて許可されたカメラの画像データを選択画像データとして選択する選択部と、
    前記選択画像データを表示部に表示する表示制御部と
    を備え
    対象物画像表示システム。
  2. 前記対象物に設けられた測位端末と、複数の測位測定器と、を備える測位システム、を更に具備し、
    前記複数の測位測定器は、それぞれ複数の測位エリアに前記測位端末が存在するときに、前記測位端末と無線通信可能であり、
    前記特定部は、
    前記複数の測位エリアのうちの特定測位エリアに前記測位端末が存在するとき、前記複数の測位測定器のうちの、前記特定測位エリアに対応する特定測位測定器と前記測位端末とが行う無線通信により、前記特定測位測定器の位置を前記特定位置として特定する
    請求項1に記載の対象物画像表示システム。
  3. 前記複数の測位測定器は、それぞれ、固有IDを送信し、
    前記測位端末は、
    前記特定測位エリアに存在するとき、前記複数の測位測定器のうちの、特定測位測定器から送信された固有IDを前記無線通信により受信し、
    前記サーバは、無線ネットワークを介して前記測位端末に接続され、
    前記サーバは、
    前記複数の測位測定器から送信される固有IDと前記複数の測位測定器の位置のそれぞれを表す複数の測位位置情報とが格納された位置特定用データベース、を更に備え、
    前記特定部は、
    前記位置特定用データベースを参照して、前記複数の測位測定器の位置のうちの、前記測位端末により受信された固有IDに対応する前記特定測位測定器の位置を前記特定位置として特定する
    請求項2に記載の対象物画像表示システム。
  4. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアに対応し、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項2又は3に記載の対象物画像表示システム。
  5. 前記複数の測位測定器は、前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも小さく、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項2又は3に記載の対象物画像表示システム。
  6. 前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項4又は5に記載の対象物画像表示システム。
  7. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアに対応し、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを選択カメラとして選択する
    請求項2に記載の対象物画像表示システム。
  8. 前記複数の測位測定器のうちの第1測位測定器は、前記複数のカメラのうちの第1カメラが設置されている位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位測定器のうちの第2測位測定器は、前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数のカメラのうちの第2カメラは、前記複数の測位測定器の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアのうちの、前記第1測位測定器が無線通信可能な第1測位エリアは、前記複数の撮影エリアのうちの、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアに対応し、
    前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと前記複数の測位エリアは、前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択し、
    前記特定位置に最も近いカメラが前記第1カメラである場合、前記第1カメラが前記選択カメラとして選択され、
    前記特定位置に最も近いカメラが前記第2カメラである場合、前記第2カメラが前記選択カメラとして選択される
    請求項2又は3に記載の対象物画像表示システム。
  9. 前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを候補カメラ群として選択し、
    前記候補カメラ群に前記第1カメラが含まれていて前記第2カメラが含まれていない場合、前記候補カメラ群の中から、前記第1カメラを前記選択カメラとして選択し、
    前記候補カメラ群に前記第2カメラが含まれていて前記第1カメラが含まれていない場合、前記候補カメラ群の中から、前記第2カメラを前記選択カメラとして選択し、
    前記候補カメラ群に前記第1カメラと前記第2カメラとが含まれている場合、前記候補カメラ群の中から、前記第1カメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項8に記載の対象物画像表示システム。
  10. 前記対象物は、前記測位端末を所有するユーザであり、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記ユーザが予め許可しているカメラである許可カメラ群を選択し、
    前記許可カメラ群の中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項8又は9に記載の対象物画像表示システム。
  11. 前記対象物は、前記測位端末を所有するユーザであり、
    前記複数のカメラの各々は、1番目から最終番目までの優先順位で割り当てられた許可カメラ群を含み、
    前記ユーザには、1番目から最終番目までの優先順位のうちの、1つの順位が割り当てられ、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記許可カメラ群として選択し、
    前記許可カメラ群の中から、前記ユーザの順位に対応するカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項8又は9に記載の対象物画像表示システム。
  12. 前記測位端末を所有する前記ユーザが複数存在し、複数のユーザのうちのユーザ群が前記特定位置に存在する場合、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記ユーザ群の全てが予め許可しているカメラである前記許可カメラ群を選択する
    請求項10又は11に記載の対象物画像表示システム。
  13. 前記対象物が複数存在し、複数の前記対象物のそれぞれに対して同時刻に前記選択画像データが生成される場合、
    前記表示制御部は、
    前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項4乃至12のいずれかに記載の対象物画像表示システム。
  14. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも大きく、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして複数選択し、
    複数の前記選択カメラにより生成された前記画像データをそれぞれ前記選択画像データとして選択し、
    前記表示制御部は、
    前記特定位置に対して前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項2又は3に記載の対象物画像表示システム。
  15. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも大きく、
    前記複数の測位測定器のうちの第1測位測定器が、前記複数のカメラのうちの第1、第2カメラが設置されている位置とは個別に設けられている場合、前記複数の撮影エリアのうちの、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記選択部は、
    前記複数のカメラの中から、撮影エリアが最も広いカメラであり、且つ、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして複数選択し、
    複数の前記選択カメラにより生成された前記画像データをそれぞれ前記選択画像データとして選択し、
    前記表示制御部は、
    前記特定位置に対して前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項2又は3に記載の対象物画像表示システム。
  16. 前記無線通信は、WLAN(Wireless Local Area Network)が適用される
    請求項14又は15に記載の対象物画像表示システム。
  17. 前記複数のカメラは、それぞれ複数の位置に設置され、
    前記特定部は、
    前記複数のカメラのうちの特定カメラにより前記対象物が撮影されたとき、前記特定カメラが設置されている位置を前記特定位置として特定し、
    前記選択部は、
    前記特定カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項1に記載の対象物画像表示システム。
  18. 前記対象物はユーザであり、
    前記サーバは、
    前記ユーザの顔の画像である顔画像を表す顔画像データが格納された顔画像データベース、を更に備え、
    前記特定部は、
    前記顔画像データベースを参照して、前記複数のカメラにより生成された前記画像データが表す画像に前記顔画像が含まれているか否かを判断する顔認識処理を行い、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データのうちの、前記顔画像を含む前記画像データを生成したカメラを前記特定カメラとする
    請求項17に記載の対象物画像表示システム。
  19. 前記顔画像データベースに格納された前記顔画像データは、前記顔画像として、前記ユーザの特徴点を表し、
    前記特定部は、
    前記顔認識処理において、前記複数のカメラにより生成された前記画像データが表す画像から特徴点を抽出し、前記特徴点と、前記顔画像データベースに格納された特徴点とが一致しているか否かを判断し、
    前記特定カメラは、前記複数のカメラのうちの、前記ユーザの特徴点と一致する前記特徴点を含む前記画像データを生成したカメラである
    請求項18に記載の対象物画像表示システム。
  20. 前記複数のカメラのうちのカメラ群と広域カメラは個別に設けられ、
    前記複数の撮影エリアのうちの、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアは、前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定部は、
    前記顔画像を含む前記画像データを生成したカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの1つのカメラであり、前記1つのカメラとして前記カメラ群のうちの第1カメラ、第2カメラがこの順に前記顔画像を含む前記画像データを生成している場合、前記第1カメラを前記特定カメラとし、次に、前記第2カメラを前記特定カメラとし、
    前記第1カメラ、前記第2カメラにより生成された前記画像データは前記選択画像データとして時系列に前記表示部に表示される
    請求項18又は19に記載の対象物画像表示システム。
  21. 前記特定部は、
    前記広域カメラにより生成された前記画像データに対して前記顔認識処理を行い、
    前記顔認識処理において、前記広域カメラにより生成された前記画像データが表す画像に前記顔画像が含まれている場合、前記広域カメラが設置されている位置と、前記広域カメラにより生成された前記画像データの中の前記顔画像が含まれる位置とに基づいて、前記特定位置を特定し、
    前記特定位置に対応する前記カメラ群のうちの前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項20に記載の対象物画像表示システム。
  22. 前記複数のカメラのうちのカメラ群と広域カメラは個別に設けられ、
    前記複数の撮影エリアのうちの、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアは、前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定部は、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データのうちの、前記対象物が撮影された前記画像データを生成したカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの第1カメラと第2カメラであり、前記第1カメラ、前記第2カメラはこの順に前記対象物が撮影された前記画像データを生成している場合、前記カメラ群のうちの1つのカメラとして、前記第1カメラを前記特定カメラとし、次に、前記第2カメラを前記特定カメラとし、
    前記第1カメラ、前記第2カメラにより生成された前記画像データは前記選択画像データとして時系列に前記表示部に表示される
    請求項17に記載の対象物画像表示システム。
  23. 前記特定部は、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データの輝度とそれぞれ前記複数の撮影エリアにおいて前記対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較し、
    前記値が前記閾値以上であるカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの前記1つのカメラである場合、前記1つのカメラが設置されている位置を前記特定位置として特定し、
    前記特定位置に対応する前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項22に記載の対象物画像表示システム。
  24. 前記特定部は、
    前記広域カメラにより生成された前記画像データの輝度と、前記複数の撮影エリアのうちの、前記広域カメラに対応する撮影エリアにおいて前記対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較し、
    前記値が前記閾値以上である場合、前記広域カメラが設置されている位置と、前記広域カメラに生成された前記画像データの中の前記値が前記閾値以上となる位置とに基づいて、前記特定位置を特定し、
    前記特定位置に対応する前記カメラ群のうちの前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項22に記載の対象物画像表示システム。
  25. 請求項1乃至24のいずれかに記載の対象物画像表示システムに適用されるサーバ。
  26. 複数のカメラがそれぞれ複数の撮影エリアを撮影してその画像を表す画像データを生成するステップと、
    対象物が存在する位置を特定位置として特定するステップと、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データの中から、前記特定位置に対応し、ユーザのポリシーに応じて許可されたカメラの画像データを選択画像データとして選択するステップと、
    前記選択画像データを表示部に表示するステップと
    具備する
    対象物画像表示方法。
  27. 前記特定位置を特定するステップは、
    前記対象物に設けられた測位端末が複数の測位エリアのうちの特定測位エリアに存在するとき、複数の測位測定器のうちの、前記特定測位エリアに対応する特定測位測定器と前記測位端末とが行う無線通信により、前記特定測位測定器の位置を前記特定位置として特定する
    請求項26に記載の対象物画像表示方法。
  28. 前記複数の測位測定器は、それぞれ、固有IDを送信し、
    前記測位端末は、
    前記特定測位エリアに存在するとき、前記複数の測位測定器のうちの、特定測位測定器から送信された固有IDを前記無線通信により受信し、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記複数の測位測定器から送信される固有IDと前記複数の測位測定器の位置のそれぞれを表す複数の測位位置情報とが格納された位置特定用データベースを参照して、前記複数の測位測定器の位置のうちの、前記測位端末により受信された固有IDに対応する前記特定測位測定器の位置を前記特定位置として特定する
    請求項27に記載の対象物画像表示方法。
  29. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアに対応し、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項27又は28に記載の対象物画像表示方法。
  30. 前記複数の測位測定器は、前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも小さく、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項27又は28に記載の対象物画像表示方法。
  31. 前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項29又は30に記載の対象物画像表示方法。
  32. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアに対応し、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを選択カメラとして選択する
    請求項29に記載の対象物画像表示方法。
  33. 前記複数の測位測定器のうちの第1測位測定器は、前記複数のカメラのうちの第1カメラが設置されている位置に対応して設けられ、
    前記複数の測位測定器のうちの第2測位測定器は、前記複数のカメラが設置されている
    複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数のカメラのうちの第2カメラは、前記複数の測位測定器の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアのうちの、前記第1測位測定器が無線通信可能な第1測位エリアは、前記複数の撮影エリアのうちの、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアに対応し、
    前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと前記複数の測位エリアは、前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを選択カメラとして選択し、
    前記選択カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択し、
    前記特定位置に最も近いカメラが前記第1カメラである場合、前記第1カメラが前記選択カメラとして選択され、
    前記特定位置に最も近いカメラが前記第2カメラである場合、前記第2カメラが前記選択カメラとして選択される
    請求項27又は28に記載の対象物画像表示方法。
  34. 前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを候補カメラ群として選択し、
    前記候補カメラ群に前記第1カメラが含まれていて前記第2カメラが含まれていない場合、前記候補カメラ群の中から、前記第1カメラを前記選択カメラとして選択し、
    前記候補カメラ群に前記第2カメラが含まれていて前記第1カメラが含まれていない場合、前記候補カメラ群の中から、前記第2カメラを前記選択カメラとして選択し、
    前記候補カメラ群に前記第1カメラと前記第2カメラとが含まれている場合、前記候補カメラ群の中から、前記第1カメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項33に記載の対象物画像表示方法。
  35. 前記対象物は、前記測位端末を所有するユーザであり、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記ユーザが予め許可しているカメラである許可カメラ群を選択し、
    前記許可カメラ群の中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項33又は34に記載の対象物画像表示方法。
  36. 前記対象物は、前記測位端末を所有するユーザであり、
    前記複数のカメラの各々は、1番目から最終番目までの優先順位で割り当てられた許可カメラ群を含み、
    前記ユーザには、1番目から最終番目までの優先順位のうちの、1つの順位が割り当てられ、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に最も近いカメラを前記許可カメラ群として選択し、
    前記許可カメラ群の中から、前記ユーザの順位に対応するカメラを前記選択カメラとして選択する
    請求項33又は34に記載の対象物画像表示方法。
  37. 前記測位端末を所有する前記ユーザが複数存在し、複数のユーザのうちのユーザ群が前記特定位置に存在する場合、
    前記許可カメラ群を選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記ユーザ群の全てが予め許可しているカメラである前記許可カメラ群を選択する
    請求項35又は36に記載の対象物画像表示方法。
  38. 前記対象物が複数存在し、複数の前記対象物のそれぞれに対して同時刻に前記選択画像データが生成される場合、
    前記選択画像データを前記表示部に表示するステップは、
    前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項29乃至37のいずれかに記載の対象物画像表示方法。
  39. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも大きく、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして複数選択し、
    複数の前記選択カメラにより生成された前記画像データをそれぞれ前記選択画像データとして選択し、
    前記選択画像データを前記表示部に表示するステップは、
    前記特定位置に対して前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項27又は28に記載の対象物画像表示方法。
  40. 前記複数の測位測定器は、それぞれ前記複数のカメラが設置されている複数の位置とは個別に設けられ、
    前記複数の測位エリアは、それぞれ前記複数の撮影エリアよりも大きく、
    前記複数の測位測定器のうちの第1測位測定器が、前記複数のカメラのうちの第1、第2カメラが設置されている位置とは個別に設けられている場合、前記複数の撮影エリアのうちの、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記第2カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記第1カメラが撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記複数のカメラの中から、撮影エリアが最も広いカメラであり、且つ、前記特定位置に対応するカメラを選択カメラとして複数選択し、
    複数の前記選択カメラにより生成された前記画像データをそれぞれ前記選択画像データとして選択し、
    前記選択画像データを前記表示部に表示するステップは、
    前記特定位置に対して前記選択画像データの少なくとも1つ又は全てを前記表示部に表示する
    請求項27又は28に記載の対象物画像表示方法。
  41. 前記無線通信は、WLAN(Wireless Local Area Network)が適用される
    請求項39又は40に記載の対象物画像表示方法。
  42. 前記複数のカメラは、それぞれ複数の位置に設置され、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記複数のカメラのうちの特定カメラにより前記対象物が撮影されたとき、前記特定カメラが設置されている位置を前記特定位置として特定し、
    前記特定位置に対応する前記選択画像データを選択するステップは、
    前記特定カメラにより生成された前記画像データを前記選択画像データとして選択する
    請求項26に記載の対象物画像表示方法。
  43. 前記対象物はユーザであり、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記ユーザの顔の画像である顔画像を表す顔画像データが格納された顔画像データベースを参照して、前記複数のカメラにより生成された前記画像データが表す画像に前記顔画像が含まれているか否かを判断する顔認識処理を行い、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データのうちの、前記顔画像を含む前記画像データを生成したカメラを前記特定カメラとする
    請求項42に記載の対象物画像表示方法。
  44. 前記顔画像データベースに格納された前記顔画像データは、前記顔画像として、前記ユーザの特徴点を表し、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記顔認識処理において、前記複数のカメラにより生成された前記画像データが表す画像から特徴点を抽出し、前記特徴点と、前記顔画像データベースに格納された特徴点とが
    一致しているか否かを判断し、
    前記特定カメラは、前記複数のカメラのうちの、前記ユーザの特徴点と一致する前記特徴点を含む前記画像データを生成したカメラである
    請求項43に記載の対象物画像表示方法。
  45. 前記複数のカメラのうちのカメラ群と広域カメラは個別に設けられ、
    前記複数の撮影エリアのうちの、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアは、前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記顔画像を含む前記画像データを生成したカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの1つのカメラであり、前記1つのカメラとして前記カメラ群のうちの第1カメラ、第2カメラがこの順に前記顔画像を含む前記画像データを生成している場合、前記第1カメラを前記特定カメラとし、次に、前記第2カメラを前記特定カメラとし、
    前記第1カメラ、前記第2カメラにより生成された前記画像データは前記選択画像データとして時系列に前記表示部に表示される
    請求項43又は44に記載の対象物画像表示方法。
  46. 前記特定位置を特定するステップは、
    前記広域カメラにより生成された前記画像データに対して前記顔認識処理を行い、
    前記顔認識処理において、前記広域カメラにより生成された前記画像データが表す画像に前記顔画像が含まれている場合、前記広域カメラが設置されている位置と、前記広域カメラにより生成された前記画像データの中の前記顔画像が含まれる位置とに基づいて、前記特定位置を特定し、
    前記特定位置に対応する前記カメラ群のうちの前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項45に記載の対象物画像表示方法。
  47. 前記複数のカメラのうちのカメラ群と広域カメラは個別に設けられ、
    前記複数の撮影エリアのうちの、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアは、前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアよりも小さく、
    前記広域カメラが撮影可能な撮影エリアは、前記カメラ群が撮影可能な撮影エリアと重複し、
    前記特定位置を特定するステップは、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データのうちの、前記対象物が撮影された前記画像データを生成したカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの第1カメラと第2カメラであり、前記第1カメラ、前記第2カメラはこの順に前記対象物が撮影された前記画像データを生成している場合、前記カメラ群のうちの1つのカメラとして、前記第1カメラを前記特定カメラとし、次に、前記第2カメラを前記特定カメラとし、
    前記第1カメラ、前記第2カメラにより生成された前記画像データは前記選択画像データとして時系列に前記表示部に表示される
    請求項42に記載の対象物画像表示方法。
  48. 前記特定位置を特定するステップは、
    前記複数のカメラにより生成された前記画像データの輝度とそれぞれ前記複数の撮影エリアにおいて前記対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較し、
    前記値が前記閾値以上であるカメラが、前記広域カメラと前記カメラ群のうちの前記1つのカメラである場合、前記1つのカメラが設置されている位置を前記特定位置として特定し、
    前記特定位置に対応する前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項47に記載の対象物画像表示方法。
  49. 前記特定位置を特定するステップは、
    前記広域カメラにより生成された前記画像データの輝度と、前記複数の撮影エリアのうちの、前記広域カメラに対応する撮影エリアにおいて前記対象物が存在しないときの背景画像データの輝度との差分をとり、その差分を表す値と閾値とを比較し、
    前記値が前記閾値以上である場合、前記広域カメラが設置されている位置と、前記広域カメラに生成された前記画像データの中の前記値が前記閾値以上となる位置とに基づいて、前記特定位置を特定し、
    前記特定位置に対応する前記カメラ群のうちの前記1つのカメラを前記特定カメラとする
    請求項47に記載の対象物画像表示方法。
  50. 請求項26乃至49のいずれかに記載の対象物画像表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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