JP2019054388A - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視対象のコンピュータにおいて対処すべき事象が発生したときに迅速に対処できるようにする。【解決手段】監視装置10は、管理者2A〜2Eが携帯する携帯端末10A〜10Eの位置情報と管理用端末40A〜40Eの位置情報を取得する。監視装置10は、データベース装置20においてトラブルが発生すると、取得した位置情報と、管理者2A〜2Eのスケジュールを用いて、トラブルの発生の通知先となる管理者を決定する。監視装置10は、データベース装置20において発生したトラブルの内容と、トラブル発生を通知する電子メールを、通知先として決定した管理者へ送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理システムに関する。
監視対象のコンピュータから発信されたアラートを管理者へ通報する発明として、例えば特許文献1に開示された通報システムがある。この通報システムは、通報先のスケジュール情報を時間帯毎に予め記憶する。通報システムは、監視対象のコンピュータからアラートが発信されると、スケジュール情報にアクセスしてアラートが発信された時間帯に対応した通報先を取得し、取得した通報先へアラートを送信する。
管理者のスケジュールに応じた通報先へ通報を行うことにより、管理者が操作するコンピュータのもとへ通報が届く。しかしながら、通報を受けたコンピュータの近くに管理者がいない場合や、通報を受けたコンピュータの近くに管理者がいても他の業務によりアラートへ対応できない場合があり、障害やトラブルに迅速に対応できないことが生じ得る。
本発明は、監視対象のコンピュータにおいて対処すべき事象が発生したときに迅速に対処できるようにすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、監視対象において発生した通知すべき事象を検知する検知手段と、複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に取得する取得手段と、前記取得手段が取得した位置および予定が予め定められた条件を満たす管理者を、前記事象の発生の通知先として前記複数の管理者の中から選択する選択手段と、前記事象の発生の通知を前記選択手段が選択した管理者へ送信する送信手段とを備える。
本発明の請求項2に係る情報処理装置においては、前記選択手段は、前記位置および予定により前記複数の管理者毎に前記通知の送信の順位を求め、求めた順位が予め定められた条件を満たす管理者を前記通知先として選択する。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、前記通知への対応の履歴を記憶する記憶手段を有し、前記選択手段は、さらに前記履歴に応じて前記順位を求める。
本発明の請求項4に係る情報処理装置においては、前記選択手段は、前記送信手段が前記通知を送信してから予め定められた時間内に前記通知への対処が行われていない場合、前記通知の送信先を再選択する。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、前記送信手段が前記通知を送信してから予め定められた時間内に前記通知への対処が行われていない場合、前記取得手段は、前記複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に再取得し、前記選択手段は、前記取得手段が再取得した位置および予定により前記通知の送信先を再選択する。
本発明の請求項6に係る情報処理装置においては、前記選択手段は、前記複数の管理者のうち前記通知が送信された管理者以外の管理者から前記通知の送信先を再選択する。
本発明の請求項7に係る情報処理システムは、管理者に通知すべき事象の発生を通知するコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置からの通知により、監視対象である前記コンピュータ装置において発生した通知すべき事象を検知する検知手段と、複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に取得する取得手段と、前記取得手段が取得した位置および予定が予め定められた条件を満たす管理者を、前記事象の発生の通知先として前記複数の管理者の中から選択する選択手段と、前記事象の発生の通知を前記選択手段が選択した管理者へ送信する送信手段とを有する情報処理装置とを備える。
本発明の請求項1に係る情報処理装置によれば、監視対象のコンピュータにおいて対処すべき事象が発生したときに迅速に対処できる。
本発明の請求項2に係る情報処理装置によれば、対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項3に係る情報処理装置によれば、対処すべき事象への対応が迅速である管理者へ、対処すべき事象の発生の通知を送信することができる。
本発明の請求項4に係る情報処理装置によれば、通知を送信された管理者が監視対象で発生した事象へ対処できなくとも、他の管理者が対処することができる。
本発明の請求項5に係る情報処理装置によれば、管理者を再選択する時点で対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項6に係る情報処理装置によれば、対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項7に係る情報処理システムによれば、監視対象のコンピュータにおいて対処すべき事象が発生したときに迅速に対処できる。
本発明の請求項2に係る情報処理装置によれば、対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項3に係る情報処理装置によれば、対処すべき事象への対応が迅速である管理者へ、対処すべき事象の発生の通知を送信することができる。
本発明の請求項4に係る情報処理装置によれば、通知を送信された管理者が監視対象で発生した事象へ対処できなくとも、他の管理者が対処することができる。
本発明の請求項5に係る情報処理装置によれば、管理者を再選択する時点で対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項6に係る情報処理装置によれば、対処できる可能性が高い管理者へ通知を送信することができる。
本発明の請求項7に係る情報処理システムによれば、監視対象のコンピュータにおいて対処すべき事象が発生したときに迅速に対処できる。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態の全体構成を示した図である。本発明に係る情報処理システム1は、監視対象においてトラブルが発生したときに、情報処理システム1の管理者へトラブルの発生を通知するシステムである。本発明においては、監視対象はデータベース装置20であるが、監視対象は、コンピュータ装置あるいは他のシステムであってもよい。通信回線2は、データ通信が行われる通信回線であり、データ通信を行う複数のコンピュータ装置が接続される。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態の全体構成を示した図である。本発明に係る情報処理システム1は、監視対象においてトラブルが発生したときに、情報処理システム1の管理者へトラブルの発生を通知するシステムである。本発明においては、監視対象はデータベース装置20であるが、監視対象は、コンピュータ装置あるいは他のシステムであってもよい。通信回線2は、データ通信が行われる通信回線であり、データ通信を行う複数のコンピュータ装置が接続される。
データベース装置20は、記憶装置(例えばハードディスク装置)を有しており、通信回線2に接続されている。データベース装置20は、複数のファイルを格納するデータベースを有する。データベース装置20は、トラブルが発生した場合、トラブルの発生を監視装置10へ通知する。
携帯端末30A〜30Eは、情報処理システム1の管理者が携帯する端末である。携帯端末30A〜30Eは、各々同じ構成であるため、以下、各々を区別する必要がない場合は、携帯端末30と表記する。本実施形態においては、携帯端末30はスマートフォンであり、システムの複数の管理者の各々が携帯する。図1においては、携帯端末30A〜30Eを示しているが、携帯端末30は、管理者の数に応じて存在する。携帯端末30は、通信回線2に無線で接続可能であり、監視装置10から送られる通知の一例である電子メールを受信する。なお、携帯端末30は、スマートフォンに限定されるものではなく、タブレット端末、フィーチャーフォンなどであってもよい。携帯端末30は、屋内で位置を測位し、測位した位置を表す位置情報を監視装置10へ送信する機能を有する。屋内で位置を測位する方法としては、例えば、無線LANの基地局を利用する方法やビーコンを用いる方法などの周知の方法を利用してもよい。
監視装置10は、データベース装置20においてトラブルが発生したことを管理者へ電子メールで通知するコンピュータ装置であり、通信回線2に接続されている。監視装置10は、本発明に係る情報処理装置の一例である。監視装置10は、データベース装置20からトラブルの発生を通知されると、トラブルの発生に対処すべき管理者を決定し、決定した管理者へトラブルの発生を電子メールで通知する。
管理用端末40A〜40Eは、情報処理システム1の管理者が使用するコンピュータ装置であり、有線または無線で通信回線2に接続する。管理用端末40A〜40Eについては、各々を区別する必要がない場合は、管理用端末40と表記する。管理用端末40A〜40Eは、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータであり、管理用端末40Cと管理用端末40Dは、ラップトップ型のパーソナルコンピュータである。管理用端末40は、パーソナルコンピュータに限定されるものではなく、例えば、タブレット端末またはスマートフォンであってもよい。管理者は、自身に割り当てられた管理用端末40を操作し、データベース装置20で発生したトラブルへ対処する。なお、管理用端末40は、複数の管理者で一つの管理用端末40を使用する構成であってもよい。
(監視装置10の構成)
図2は、監視装置10のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部105は、通信回線2を介して通信を行うための通信インターフェースである。記憶部102は、情報を永続的に記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部102は、本発明に係る記憶手段の一例である。記憶部102は、制御部101が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部102は、管理者データベースDB1、スケジュールデータベースDB2、優先度リストを記憶する。
図2は、監視装置10のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部105は、通信回線2を介して通信を行うための通信インターフェースである。記憶部102は、情報を永続的に記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部102は、本発明に係る記憶手段の一例である。記憶部102は、制御部101が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部102は、管理者データベースDB1、スケジュールデータベースDB2、優先度リストを記憶する。
図3は、管理者データベースDB1の一例を示した図である。管理者データベースDB1は、管理者の氏名、管理者を識別する管理者ID、管理者の位置、管理者の電子メールアドレス、管理者に付与された管理用端末40の位置を格納する。「管理者の位置」の列には、例えば、「2階第2会議室」というように、管理者が勤務する建物内の位置を表す位置情報が格納される。「管理用端末の位置」の列には、例えば、「3階管理室」というように、管理者が使用する管理用端末40の建物内における位置を表す位置情報が格納される。
図4は、スケジュールデータベースDB2の一例を示した図である。スケジュールデータベースDB2は、管理者毎に設けられるデータベースである。スケジュールデータベースDB2は、管理者ID、会議などのイベントがある日付および時間帯、イベントが行われる位置、イベントの重要度、イベントへの役職者の出席の有無、イベントへの出席者数などを格納する。予定されるイベントが例えば会議である場合、「日付および時間帯」の列には、例えば、管理者が参加する会議が行われる日付および時間帯の情報が格納される。「イベントが行われる位置」の列には、例えば、「2階第2会議室」というように会議が行われる位置の位置情報が格納される。「重要度」の列には、例えば「低」や「高」というように、管理者にとっての会議の重要度が格納される。「役職者の存在」の列には、例えば、管理職である役職者が会議に出席する場合には「あり」が格納され、役職者が出席しない場合には「なし」が格納される。「出席者数」の列には、例えば、会議への出席予定者数が予め定められた閾値以上である場合、「多い」という情報が格納され、会議への出席予定者数が予め定められた閾値未満である場合、「少ない」という情報が格納される。
図5は、優先度リストの一例を示した図である。優先度リストは、監視対象におけるトラブルの発生の通知の送り先となる管理者を決定する際に用いられる。「優先順位」の列には、複数の管理者の各々に割り振られる順位であり、トラブルの発生の通知を送るときの順位が格納される。「ポイント」の列には、複数の管理者の各々に付与されるポイントであり、トラブルの発生の通知の送り先となる管理者を決定する際に用いられるポイントが格納される。「通知対象」の列には、「○」または「×」という情報が格納される。「スケジュール」の「有無」の列には、「なし」または「あり」という情報が格納される。「スケジュール」の「重要度」の列には、「低」または「高」という情報が格納される。「スケジュール」の「役職者の存在」の列には、「なし」または「あり」という情報が格納される。「スケジュール」の「出席者数」の列には、「少ない」または「多い」という情報が格納される。「スケジュール上の位置とのずれ」の列には、「一致」または「不一致」という情報が格納される。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを有している。監視装置10において実現する機能は、記憶部102に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、記憶部102の制御、通信部105の制御、メモリおよび記憶部102におけるデータの読み出しおよび/または書き込みの制御を行うことで実現される。
(監視装置10の機能構成)
図6は、制御部101がプログラムを実行することにより実現する機能の構成を示したブロック図である。本発明に係る検知手段の一例である検知部1001は、監視対象であるデータベース装置20において、管理者に通知すべき事象が発生したことを検知する。例えば、検知部1001は、データベース装置20で発生したトラブルの内容を通知するメッセージを取得すると、データベース装置20においてトラブルが発生したことを検知する。データベース装置20で発生するトラブルは、管理者に通知すべき事象の一例である。本発明に係る取得手段の一例である取得部1002は、情報処理システム1の管理者の位置情報を管理者データベースDB1から取得し、情報処理システム1の管理者のスケジュールに係る情報をスケジュールデータベースDB2から取得する。本発明に係る選択手段の一例である選択部1003は、取得部1002が取得した情報が予め定められた条件を満たす管理者を、トラブルの発生の通知先として選択する。本発明に係る送信手段の一例である送信部1004は、データベース装置20で発生したトラブルの内容と、トラブルの発生を選択部1003が選択した管理者へ通知する。位置取得部1005は、携帯端末30の位置情報と管理用端末40の位置情報を取得し、取得した位置情報を管理者データベースDB1に格納する。
図6は、制御部101がプログラムを実行することにより実現する機能の構成を示したブロック図である。本発明に係る検知手段の一例である検知部1001は、監視対象であるデータベース装置20において、管理者に通知すべき事象が発生したことを検知する。例えば、検知部1001は、データベース装置20で発生したトラブルの内容を通知するメッセージを取得すると、データベース装置20においてトラブルが発生したことを検知する。データベース装置20で発生するトラブルは、管理者に通知すべき事象の一例である。本発明に係る取得手段の一例である取得部1002は、情報処理システム1の管理者の位置情報を管理者データベースDB1から取得し、情報処理システム1の管理者のスケジュールに係る情報をスケジュールデータベースDB2から取得する。本発明に係る選択手段の一例である選択部1003は、取得部1002が取得した情報が予め定められた条件を満たす管理者を、トラブルの発生の通知先として選択する。本発明に係る送信手段の一例である送信部1004は、データベース装置20で発生したトラブルの内容と、トラブルの発生を選択部1003が選択した管理者へ通知する。位置取得部1005は、携帯端末30の位置情報と管理用端末40の位置情報を取得し、取得した位置情報を管理者データベースDB1に格納する。
(データベース装置20の構成)
図7は、データベース装置20のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部205は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部205は、通信回線2を介して他の装置とデータ通信を行う。記憶部202は、情報を永続的に記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部202は、制御部201が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部102は、データベース装置20の利用者が使用する複数のファイルを格納したデータベースを記憶する。
図7は、データベース装置20のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部205は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部205は、通信回線2を介して他の装置とデータ通信を行う。記憶部202は、情報を永続的に記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部202は、制御部201が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部102は、データベース装置20の利用者が使用する複数のファイルを格納したデータベースを記憶する。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを有している。データベース装置20において実現する機能は、記憶部202に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、記憶部202の制御、通信部205の制御、メモリおよび記憶部202におけるデータの読み出しおよび/または書き込みの制御を行うことで実現される。
(データベース装置20の機能構成)
図8は、制御部201がプログラムを実行することにより実現する機能の構成を示したブロック図である。検知部2001は、データベース装置20において発生したトラブルを検知する。通知部2002は、検知部2001がトラブルを検知すると、発生したトラブルの内容を監視装置10へ通知する。
図8は、制御部201がプログラムを実行することにより実現する機能の構成を示したブロック図である。検知部2001は、データベース装置20において発生したトラブルを検知する。通知部2002は、検知部2001がトラブルを検知すると、発生したトラブルの内容を監視装置10へ通知する。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作の一例について図9を用いて説明する。以下の動作例においては、情報処理システム1の管理者として、管理者2A、2B、2C、2Dおよび2Eが管理者データベースDB1に登録されている場合を想定して説明を行う。図9は、ある時点における管理者2A〜2E、携帯端末30および管理用端末40の位置の一例を示している。図9において、管理者が携帯する携帯端末30については、符号の末尾を管理者の符号の末尾と同じとしており、管理者が使用する管理用端末40については、符号の末尾を管理者の符号の末尾と同じとしている。
次に本実施形態の動作の一例について図9を用いて説明する。以下の動作例においては、情報処理システム1の管理者として、管理者2A、2B、2C、2Dおよび2Eが管理者データベースDB1に登録されている場合を想定して説明を行う。図9は、ある時点における管理者2A〜2E、携帯端末30および管理用端末40の位置の一例を示している。図9において、管理者が携帯する携帯端末30については、符号の末尾を管理者の符号の末尾と同じとしており、管理者が使用する管理用端末40については、符号の末尾を管理者の符号の末尾と同じとしている。
携帯端末30A〜30Eは、それぞれ予め定められた周期で自身の位置を測位する。携帯端末30A〜30Eは、測位した位置を表す位置情報と、自身を携帯する管理者の管理者IDを、予め定められた周期で監視装置10へ送信する。監視装置10(位置取得部1005)は、携帯端末30A〜30Eから送信される管理者IDと位置情報を受信する。監視装置10(位置取得部1005)は、携帯端末30から位置情報を受信した場合には、管理者データベースDB1において、受信した管理者IDが格納されているレコードを検索し、受信した位置情報を検索でヒットしたレコードの「管理者の位置」の列に格納する。
また、管理用端末40A〜40Eのうち、管理者に携帯される管理用端末40Cと管理用端末40Dは、それぞれ予め定められた周期で自身の位置を測位する。管理用端末40Cおよび管理用端末40Dは、測位した位置を表す位置情報と、自身を携帯する管理者の管理者IDを監視装置10へ送信する。監視装置10は、管理用端末40Cおよび管理用端末40Dから送信される管理者IDと位置情報を受信する。監視装置10は、管理用端末40から位置情報を受信した場合には、管理者データベースDB1において、受信した管理者IDが格納されているレコードを検索し、受信した位置情報を検索でヒットしたレコードの「管理用端末の位置」の列に格納する。なお、管理用端末40C〜40Eのうち、デスクトップ型の管理用端末40A、40B、40Eの位置は、予め管理者データベースDB1に格納されている。
図9に示した例では、管理者2Aの位置情報と管理用端末40Aの位置情報は、ともに管理者2Aが通常の業務を行う「3階管理室」となる。また、図9に示した例では、管理者2Bの位置情報は、例えば「3階廊下」となり、管理用端末40Bの位置情報は、「3階管理室」となる。会議に参加している管理者2Cの位置情報と、管理者2Cが携帯する管理用端末40Cの位置情報は、ともに管理者2Cが参加している会議が行われている「2階第2会議室」となり、会議に参加している管理者2Dの位置情報と、管理者2Dが携帯する管理用端末40Dの位置情報は、ともに管理者2Dが参加している会議が行われている「2階第3会議室」となる。1階の第1会議室で行われている会議の参加者である管理者2Eの位置情報は、例えば「1階廊下」となり、管理用端末40Eの位置情報は「3階管理室」となる。
データベース装置20(検知部2001)は、自装置においてトラブルが発生すると、トラブルの発生を検知する。データベース装置(通知部2002)は、トラブルの内容を通知するメッセージを監視装置10へ送信する。監視装置10は、データベース装置20が送信したメッセージを受信する。監視装置10(検知部1001)は、このメッセージの受信により、データベース装置20でトラブルが発生したことを検知する。監視装置10は、データベース装置20から送信されたメッセージを受信すると、メッセージが表すトラブルの内容と、トラブルが発生した日時を履歴として記憶する。
次に監視装置10(選択部1003)は、データベース装置20におけるトラブル発生の通知の送信先となる管理者を選択する。図10は、トラブル発生の通知の送信先となる管理者を選択する際に監視装置10が行う処理の流れを示したフローチャートである。まず、監視装置10(取得部1002)は、トラブル発生の通知の送信先として予め登録されている管理者2A〜2Eについて、管理者ID、管理者の位置情報および管理者が使用する管理用端末40の位置情報を管理者データベースDB1から取得する(ステップSA1)。
次に監視装置10は、管理者の位置と管理者が使用する管理用端末40との位置関係を特定する(ステップSA2)。例えば、図9に示した状態の場合、ステップSA1で管理者データベースDB1から取得される管理者2Aの位置情報と管理用端末40Aの位置情報は、ともに同じ「管理室」となる。このように、管理者の位置情報と管理者が使用する管理用端末40の位置情報が同じである場合、監視装置10は、管理者2Aと管理用端末40Aとの位置関係を「操作可能距離」と特定する。
また、図9に示した状態の場合、ステップSA1で管理者データベースDB1から取得される管理者2Bの位置情報は「3階廊下」であり、管理用端末40Bの位置情報は「管理室」となる。このように、管理者の位置情報と管理者が使用する管理用端末40の位置情報が異なるものの、管理者と管理者が使用する管理用端末40の位置が同じ階である場合、監視装置10は、管理者2Bと管理用端末40Bとの位置関係を「同じフロア」と特定する。
また、図9に示した状態の場合、管理者データベースDB1から取得される管理者2Cの位置情報と管理用端末40Cの位置情報は、ともに同じ「第2会議室」となる。この場合、監視装置10は、管理者2Cと管理用端末40Cとの位置関係を「操作可能距離」と特定する。また、図9に示した状態の場合、管理者データベースDB1から取得される管理者2Dの位置情報と管理用端末40Dの位置情報は、ともに同じ「第3会議室」となる。この場合、監視装置10は、管理者2Dと管理用端末40Dとの位置関係を「操作可能距離」と特定する。また、図9に示した状態の場合、管理者データベースDB1から取得される管理者2Eの位置情報は「1階廊下」であり、管理用端末40Eの位置情報は「3階管理室」となる。このように、管理者の位置情報と管理者が使用する管理用端末40の位置情報が異なり、管理者の位置と管理者が使用する管理用端末40の位置が異なる階である場合、監視装置10は、管理者2Eと管理用端末40Eとの位置関係を「異なるフロア」と特定する。
次に監視装置10は、管理者について、この時点の日時と重なるスケジュールの有無を特定する(ステップSA3)。ここで、管理者2Aの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点の日付と同じ日付であり、且つ、この時点の時刻を含む時間帯の情報が「日付および時間帯」の列に格納されていない場合を想定する。この場合、監視装置10は、管理者2Aのスケジュールの有無について「なし」と特定する。また、管理者2Bの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点の日付と同じ日付であり、且つ、この時点の時刻を含む時間帯の情報が「日付および時間帯」の列に格納されていない場合を想定する。この場合、監視装置10は、管理者2Bのスケジュールの有無について「なし」と特定する。また、管理者2Cの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点の日付と同じ日付であり、且つ、この時点の時刻を含む時間帯の情報が「日付および時間帯」の列に格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、管理者2Cのスケジュールの有無について「あり」と特定する。また、管理者2Dの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点の日付と同じ日付であり、且つ、この時点の時刻を含む時間帯の情報が「日付および時間帯」の列に格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、管理者2Dのスケジュールの有無について「あり」と特定する。また、管理者2Eの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点の日付と同じ日付であり、且つ、この時点の時刻を含む時間帯の情報が「日付および時間帯」の列に格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、管理者2Eのスケジュールの有無について「あり」と特定する。
次に監視装置10は、管理者にポイントを付与する(ステップSA4)。具体的には、ステップSA3でスケジュールの有無について「なし」と特定した管理者2Aおよび管理者2Bについては、優先度リストを参照し、ステップSA2で特定した位置関係を用いて管理者にポイントを付与する。
例えば、管理者2Aの場合、ステップSA2で特定した位置関係は「操作可能距離」であり、ステップSA3で特定したスケジュールの有無については「なし」である。この場合、監視装置10は、優先度リストにおいて、スケジュールの有無の列に「なし」が格納され、且つ、位置関係の列に「操作可能距離」が格納されているレコードを検索し、検索したレコードの「ポイント」の列に格納されている「100」を管理者2Aに付与する。また、管理者2Bの場合、ステップSA2で特定した位置関係は「同じフロア」であり、ステップSA3で特定したスケジュールの有無については「なし」である。この場合、監視装置10は、優先度リストにおいて、スケジュールの有無の列に「なし」が格納され、且つ、位置関係の列に「同じフロア」が格納されているレコードを検索し、検索したレコードの「ポイント」の列に格納されている「98」を管理者2Bに付与する。
また、監視装置10は、ステップSA3でスケジュールの有無について「あり」と特定した管理者2C〜2Eについては、優先度リストとスケジュールデータベースDB2を参照してポイントを付与する。ここで、管理者2Cの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点のスケジュールについて、例えば、イベントが行われる位置として「2階第2会議室」、重要度として「低」、役職者の存在として「なし」、出席者数として「多い」という情報が格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、ステップSA1で取得した管理者2Cの位置情報である「2階第2会議室」が、イベントが行われる位置の位置情報である「2階第2会議室」と同じであるため、管理者2Cについては、スケジュール上の位置とのずれについて、「一致」と特定する。次に監視装置10は、ステップSA2で特定した位置関係が「操作可能距離」であるため、優先度リストで位置関係の列に「操作可能距離」が格納されているレコードのうち、この時点のスケジュールに係る情報と同じ情報が格納されているレコード、即ち、スケジュールの有無の列に「あり」、スケジュールの重要度の列に「低」、スケジュールの役職者の存在の列に「なし」、スケジュールの出席者数の列に「多い」、スケジュール上の位置とのずれの列に「一致」が格納されているレコードを検索し、検索したレコードの「ポイント」の列に格納されている「94」を管理者2Cに付与する。
また、管理者2Dの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点のスケジュールについて、例えば、イベントが行われる位置として「2階第3会議室」、重要度として「高」、役職者の存在として「なし」、出席者数として「多い」という情報が格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、ステップSA1で取得した管理者2Dの位置情報である「2階第3会議室」が、イベントが行われる位置の位置情報である「2階第3会議室」と同じであるため、管理者2Dについては、スケジュール上の位置とのずれについて、「一致」と特定する。次に監視装置10は、ステップSA2で特定した位置関係が「操作可能距離」であるため、優先度リストで位置関係の列に「操作可能距離」が格納されているレコードのうち、この時点のスケジュールに係る情報と同じ情報が格納されているレコード、即ち、スケジュールの有無の列に「あり」、スケジュールの重要度の列に「高」、スケジュールの役職者の存在の列に「なし」、スケジュールの出席者数の列に「多い」、スケジュール上の位置とのずれの列に「一致」が格納されているレコードを検索し、検索したレコードの「ポイント」の列に格納されている「86」を管理者2Dに付与する。
また、管理者2Eの管理者IDが格納されているスケジュールデータベースDB2において、この時点スケジュールについて、例えば、イベントが行われる位置として「1階第1会議室」、重要度として「低」、役職者の存在として「なし」、出席者数として「多い」という情報が格納されている場合を想定する。この場合、監視装置10は、ステップSA1で取得した管理者2Eの位置情報である「1階廊下」が、イベントが行われる位置の位置情報である「1階第1会議室」と異なるため、管理者2Eについては、スケジュール上の位置とのずれについて、「不一致」と特定する。次に監視装置10は、ステップSA2で特定した位置関係が「異なるフロア」であるため、優先度リストで位置関係の列に「異なるフロア」が格納されているレコードのうち、この時点のスケジュールに係る情報と同じ情報が格納されているレコード、即ち、スケジュールの有無の列に「あり」、スケジュールの重要度の列に「高」、スケジュールの役職者の存在の列に「なし」、スケジュールの出席者数の列に「多い」、スケジュール上の位置とのずれの列に「不一致」が格納されているレコードを検索し、検索したレコードの「ポイント」の列に格納されている「46」を管理者2Eに付与する。
次に監視装置10は、管理者2A〜2Eについて、付与されたポイントが予め定められた閾値以上である管理者がいるか判断する(ステップSA5)。例えば、予め定められた閾値が48である場合、上述したように、管理者2Aに付与されたポイントが100、管理者2Bに付与されたポイントが98、管理者2Cに付与されたポイントが94、管理者2Dに付与されたポイントが86、管理者2Eに付与されたポイントが46であるため、監視装置10は、付与されたポイントが予め定められた閾値以上である管理者がいると判断する(ステップSA5でYES)。
監視装置10は、優先度が予め定められた閾値以上となった管理者がいる場合、発生したトラブルについての通知が送られていない管理者がいるか判断する(ステップSA6)。ここで発生したトラブルについての通知がどの管理者にも送られていない場合、監視装置10は、ステップSA6でYESと判断する。監視装置10は、通知が送られていない管理者がいる場合、トラブルの発生についての通知の送信先となる管理者を選択する(ステップSA7)。具体的には、監視装置10は、発生したトラブルについての通知が送られていない管理者のうち、付与されたポイントの値が予め定められた閾値以上であって、且つ付与されたポイントの値が最も大きい管理者を通知の送信先として選択する。ここでは、付与されたポイントが閾値以上である管理者は管理者2A〜2Dであり、このうち、付与されたポイントの値が最も大きい管理者は管理者2Aであるため、監視装置10は、管理者2Aを通知の送り先として選択する。
次に監視装置10(送信部1004)は、ステップSA7で選択した管理者へ、トラブルが発生したことの通知の一例である電子メールを送信する(ステップSA8)。具体的には、監視装置10は、通知の送信先として選択した管理者2Aの電子メールアドレスを管理者データベースDB1から取得する。監視装置10は、データベース装置20で発生したトラブルの内容と、トラブル発生を通知する電子メールを生成し、生成した電子メールを取得した電子メールアドレスを宛先として送信する。監視装置10は、通知の送信先となった管理者2Aについて、発生したトラブルについての通知を送信済みであることを記憶する(ステップSA9)。
管理者2Aが携帯する携帯端末30Aは、監視装置10から送信される電子メールを受信する。管理者2Aは、受信した電子メールを開封し、トラブルの発生を認識する。トラブルの発生を認識した管理者2Aは、管理用端末40Aを操作してデータベース装置20へアクセスし、トラブルへの対処を行う。管理者2Aは、データベース装置20で発生していたトラブルを解消すると、管理用端末40Aで監視装置10へアクセスし、自身の管理者IDと、トラブルが解消された旨と、トラブルが解消された日時を履歴として記憶する。
監視装置10は、電子メールを送信した後、予め定められた時間が経過したか判断する(ステップSA10)。監視装置10は、予め定められた時間が経過していない場合(ステップSA10でNO)、データベース装置20において発生したトラブルが解消されているか判断する(ステップSA11)。ここで、監視装置10は、管理用端末40からのアクセスによって記憶したトラブルの解消についての履歴を参照し、発生したトラブルが解消されているか判断する。監視装置10は、発生したトラブルが解消されている場合、図10の処理を終了し、発生したトラブルが解消されていない場合、処理の流れをステップSA10へ戻す。
なお、管理者2Aがトラブルへの対処を行わず、予め定められた時間が経過してもトラブルの解消の履歴がない場合(ステップSA10でYES)、監視装置10は、処理の流れをステップSA1へ戻す。処理の流れをステップSA1へ戻した監視装置10は、ステップSA1〜ステップSA4の処理を行い、管理者の位置情報と管理用端末40の位置情報を再取得し、管理者のスケジュールを再取得する。ここで、図9にした状態から変化がない場合、上述した動作と同様に管理者2A〜2Eへポイントが付与され、付与されたポイントが閾値以上となる管理者は、管理者2A〜管理者2Dとなる。
監視装置10は、優先度が予め定められた閾値以上となった管理者がいる場合、発生したトラブルについての通知が送られていない管理者がいるか判断する(ステップSA6)。発生したトラブルについての通知が管理者2Aに送られたものの、管理者2B〜2Dには送られていない場合、監視装置10は、ステップSA6でYESと判断する。監視装置10は、通知が送られていない管理者がいる場合、トラブルの発生についての通知の送信先となる管理者を選択する(ステップSA7)。即ち、監視装置10は、管理者2Aがトラブルへの対処を行わず、予め定められた時間が経過してもトラブルの解消の履歴がない場合、通知の送信先となる管理者を再選択する。ここで監視装置10は、通知が送られていない管理者2B〜2Dのうち、付与されているポイントの値が予め定められた閾値以上であって、且つ付与されたポイントが最も大きい管理者2Bを通知の送信先として選択する。
次に監視装置10は、ステップSA7で選択した管理者へ、トラブルが発生したことを通知する電子メールを送信する(ステップSA8)。具体的には、監視装置10は、通知の送信先として選択した管理者2Bの電子メールアドレスを管理者データベースDB1から取得する。監視装置10は、データベース装置20で発生したトラブルの内容と、トラブル発生を通知する電子メールを生成し、生成した電子メールを取得した電子メールアドレスを宛先として送信する。監視装置10は、通知の送信先となった管理者2Aについて、発生したトラブルについての通知を送信済みであることを記憶する(ステップSA9)。
管理者2Bが携帯する携帯端末30Bは、監視装置10から送信される電子メールを受信する。管理者2Bは、受信した電子メールを開封し、トラブルの発生を認識する。トラブルの発生を認識した管理者2Bは、管理用端末40Bを操作してデータベース装置20へアクセスし、トラブルへの対処を行う。管理者2Bは、データベース装置20で発生していたトラブルを解消すると、管理用端末40Bで監視装置10へアクセスし、自身の管理者IDと、トラブルが解消された旨と、トラブルが解消された日時を履歴として記憶する。
監視装置10は、電子メールを送信した後、予め定められた時間が経過したか判断する(ステップSA10)。監視装置10は、予め定められた時間が経過していない場合(ステップSA10でNO)、データベース装置20において発生したトラブルが解消されているか判断する(ステップSA11)。ここで、監視装置10は、管理用端末40からのアクセスによって記憶したトラブルの解消についての履歴を参照し、発生したトラブルが解消されているか判断する。監視装置10は、発生したトラブルが解消されている場合(ステップSA11でYES)、図10に示した処理を終了する。
なお、監視装置10は、ステップSA5またはステップSA6でNOと判断した場合、予め定められた役職者を通知の送信先として選択し(ステップSA12)、ステップSA8において、選択した役職者の電子メールアドレスを宛先として、トラブルが発生したことを通知する電子メールを生成する。電子メールを受信した役職者は、管理用端末40でデータベース装置20へアクセスし、トラブルへの対処を行う。役職者は、データベース装置20で発生していたトラブルを解消すると、管理用端末40で監視装置10へアクセスし、自身の管理者IDと、トラブルが解消された旨と、トラブルが解消された日時を履歴として記憶する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、優先度リストには、重要度、役職者の存在、出席者数の列があるが、これらの少なくとも一つが無い構成とし、ステップSA4で管理者にポイントを付与する際に、これらの少なくとも一つを用いない構成であってもよい。
上述した実施形態においては、監視装置10は、通知を送信済みの管理者には、通知を再び送信しない構成となっているが、ステップSA7で選択した管理者へ通知を送信するとともに、通知を送信済みの管理者にも再び通知を送信する構成としてもよい。
上述した実施形態においては、監視装置10は、ステップSA7において、通知の送信先として一人の管理者を選択しているが、二人以上の管理者を通知の送信先として選択してもよい。この場合、監視装置10は、付与されたポイントの値が最も大きい管理者と、付与されたポイントの値が二番目に大きい管理者を通知の送信先として選択してもよい。
上述した実施形態においては、監視装置10は、ステップSA4において優先度リストを参照し、優先度リストに格納されているポイントを管理者に付与しているが、優先度リストに格納されているポイントに替えて、優先度リストに格納されている優先順位を付与し、トラブルの発生の通知の送信先となる管理者を、管理者に付与した優先順位を用いて選択してもよい。監視装置10は、例えば、通知の送信先の選択に優先順位を用いる場合、付与された優先順位が最も高い(優先順位の値が最も小さい)管理者を、通知の送信先として選択する。
本発明においては、ステップSA12において、予め定められた役職者を通知の送信先として選択しているが、役職者についても、通知先として複数登録し、予め定められた管理者と同様に、位置とスケジュールを用いてポイントを付与し、付与されたポイントにより通知先となる管理者を選択してもよい。
本発明においては、監視装置10は、ステップSA4において管理者にポイントを付与する際に、管理者への通知の送信の履歴と、トラブルへの対処の履歴も用いてポイントを付与してもよい。例えば、トラブルの発生の通知に対応してトラブルに対処した割合が予め定められた第1の閾値以上である場合、上述した実施形態の方法で優先度リストから取得したポイントに対して、予め定められた値を加算してもよい。また、トラブルの発生の通知に対応してトラブルに対処した割合が、第1の閾値より値が小さい第2の閾値未満である場合、上述した実施形態の方法で優先度リストから取得したポイントに対して、予め定められた値を減算してもよい。
本発明においては、監視装置10は、管理者へ通知を送信してから予め定められた時間内にトラブルへの対処が行われなかった場合、通知の送信先となった管理者について、ステップSA2で特定した位置関係を履歴として記憶してもよい。
また、監視装置10は、管理者へ通知を送信してから予め定められた時間内にトラブルへの対処が行われなかった場合、通知の送信先となった管理者について、管理者の位置情報と、スケジュール上の位置情報を履歴として記憶してもよい。
また、監視装置10は、管理者へ通知を送信してから予め定められた時間内にトラブルへの対処が行われなかった場合、通知の送信先となった管理者について、管理者の位置情報と、スケジュール上の位置情報を履歴として記憶してもよい。
本発明においては、予め定められた管理者の全てに通知を送ってもトラブルが解消されない場合、管理者について通知を送信済みであることの履歴を消去し、ステップSA5の判断を行うときの閾値の値を下げ、図10の処理を再び行うようにしてもよい。
本発明においては、監視装置10は、ステップSA9の後、予め定められた時間が経過するまでの間において、管理者データベースDB1の管理者の位置を監視し、管理者の位置が変化した場合、処理の流れをステップSA1に戻すようにしてもよい。
上述した実施形態においては、監視装置10は、データベース装置20から送信されるメッセージを受信することにより、図10に示した処理を開始しているが、図10に示した処理を開始する構成は、上述した実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、監視装置10がデータベース装置20を監視し、監視装置10がデータベース装置20のトラブルを検知した場合、図10の処理を開始する構成としてもよい。
本発明においては、監視装置10で管理者の位置を把握する場合、ICカードを用いた入退室システムで建物内における管理者の位置を検知し、検知した位置を表す位置情報を管理者データベースDB1に格納してもよい。
本発明においては、管理者に通知すべき事象は、トラブルに限定されるものではなく、他の事象であってもよい。例えば、データベース装置20へのアクセスが予め定められた時間帯において禁止されている場合、この時間帯にアクセスがあると、データベース装置20は、管理者に通知すべき事象が発生したことを表すメッセージを監視装置10へ送信し、監視装置10は、このメッセージを受信すると、管理者に通知すべき事象が発生したことを検知してもよい。
1…情報処理システム、10…監視装置、20…データベース装置、30、30A〜30E…携帯端末、40、40A〜40E…管理用端末、101…制御部、102…記憶部、105…通信部、201…制御部、202…記憶部、205…通信部、1001…検知部、1002…取得部、1003…選択部、1004…送信部、1005…位置取得部、2001…検知部、2002…通知部。
Claims (7)
- 監視対象において発生した通知すべき事象を検知する検知手段と、
複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した位置および予定が予め定められた条件を満たす管理者を、前記事象の発生の通知先として前記複数の管理者の中から選択する選択手段と、
前記事象の発生の通知を前記選択手段が選択した管理者へ送信する送信手段と
を備える情報処理装置。 - 前記選択手段は、前記位置および予定により前記複数の管理者毎に前記通知の送信の順位を求め、求めた順位が予め定められた条件を満たす管理者を前記通知先として選択する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通知への対応の履歴を記憶する記憶手段を有し、
前記選択手段は、さらに前記履歴に応じて前記順位を求める
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記選択手段は、前記送信手段が前記通知を送信してから予め定められた時間内に前記通知への対処が行われていない場合、前記通知の送信先を再選択する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記送信手段が前記通知を送信してから予め定められた時間内に前記通知への対処が行われていない場合、前記取得手段は、前記複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に再取得し、
前記選択手段は、前記取得手段が再取得した位置および予定により前記通知の送信先を再選択する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記選択手段は、前記複数の管理者のうち前記通知が送信された管理者以外の管理者から前記通知の送信先を再選択する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 管理者に通知すべき事象の発生を通知するコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置からの通知により、監視対象である前記コンピュータ装置において発生した通知すべき事象を検知する検知手段と、
複数の管理者の位置および予定を前記複数の管理者毎に取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した位置および予定が予め定められた条件を満たす管理者を、前記事象の発生の通知先として前記複数の管理者の中から選択する選択手段と、
前記事象の発生の通知を前記選択手段が選択した管理者へ送信する送信手段と
を有する情報処理装置と
を備える情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017176953A JP2019054388A (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 情報処理装置および情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017176953A JP2019054388A (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 情報処理装置および情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019054388A true JP2019054388A (ja) | 2019-04-04 |
Family
ID=66015133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017176953A Pending JP2019054388A (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 情報処理装置および情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019054388A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220276901A1 (en) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | Capital One Services, Llc | Batch processing management |
-
2017
- 2017-09-14 JP JP2017176953A patent/JP2019054388A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220276901A1 (en) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | Capital One Services, Llc | Batch processing management |
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