JP7319341B2 - 位置情報通知システム、位置情報通知方法、及びプログラム - Google Patents

位置情報通知システム、位置情報通知方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、位置情報通知システム、位置情報通知方法、及びプログラムに関する。
従来、複数のユーザ同士で位置情報を共有する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザ端末が接続したアクセスポイントの情報に基づいて、ユーザの位置を推定し、フリーアドレス化されたオフィスのフロアマップ上に、ユーザの位置を示すアイコンを表示することによって、オフィス内にいる複数のユーザ同士で位置情報を共有する技術が記載されている。
特開2018-32294号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザが、他のユーザに自身の位置情報を知られたくない場合でも、フロアマップ上に自身のアイコンが表示されるので、自身の位置情報が他のユーザに知られてしまう。ユーザが、他のユーザに大まかな位置情報は知られてもよいが、詳細な位置情報までは知られたくない場合も、自身のアイコンによって、詳細な位置情報が他のユーザに知られてしまう。このため、従来の技術では、ユーザの利便性を損なう可能性があった。
本開示の目的の1つは、ユーザの利便性を高めることである。
本開示に係る位置情報通知システムは、ユーザのユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、前記アクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに、前記ユーザの位置に関する位置情報を通知する位置情報通知手段と、前記他のユーザへの前記位置情報の通知に関する通知設定を変更する通知設定変更手段と、を含み、前記位置情報通知手段は、前記通知設定が変更された場合に、当該変更された通知設定に基づいて、前記他のユーザへの前記位置情報の通知を制御する。
本開示によれば、ユーザの利便性が高まる。
位置情報通知システムの全体構成の一例を示す図である。 ユーザが勤務する会社のフロアマップの一例を示す図である。 フロアマップ画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 あいまい設定が指定された場合のフロアマップ画面の一例を示す図である。 オフ通知が指定された場合のフロアマップ画面の一例を示す図である。 位置情報通知システムで実現される機能を示す機能ブロック図である。 フロアマップデータベースの一例を示す図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 位置情報通知システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例の機能ブロックの一例を示す図である。
[1.位置情報通知システムの全体構成]
本開示に係る位置情報通知システムの実施形態の一例を説明する。図1は、位置情報通知システムの全体構成の一例を示す図である。例えば、位置情報通知システムSは、サーバ10、アクセスポイント20、及びユーザ端末30を含む。サーバ10及びアクセスポイント20は、ネットワークNに接続される。
ネットワークNは、インターネット又はLAN等である。ユーザ端末30は、アクセスポイント20を介して、ネットワークNに接続される。ユーザ端末30は、アクセスポイント20を介さずにネットワークNに接続可能であってもよい。位置情報通知システムSは、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、図1の例に限られない。
サーバ10は、サーバコンピュータである。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
アクセスポイント20は、所定の無線通信規格に準じた通信機器である。本実施形態では、無線通信規格としてWi-Fi(登録商標)を例に挙げるが、無線通信規格自体は、屋内測位で利用される種々の規格を利用可能である。例えば、Wi-Fi(登録商標)以外の他の無線LAN規格、Bluetooth(登録商標)、又はBLEであってもよい。例えば、アクセスポイント20は、ユーザ端末30をネットワークNに接続したり、ユーザ端末30同士を相互に接続したりするために利用される。
ユーザ端末30は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末30は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、又はウェアラブル端末である。例えば、ユーザ端末30は、制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様のハードウェア構成、タッチパネル等の入力デバイス、及び液晶ディスプレイ等の表示部を含む。
なお、サーバ10、アクセスポイント20、又はユーザ端末30に記憶されるものとして説明するプログラムは、ネットワークNを介して供給されてもよい。サーバ10、アクセスポイント20、又はユーザ端末30のハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)又は外部機器と直接的に接続するための入出力部(例えば、USB端子)が含まれてもよい。この場合、情報記憶媒体に記憶されたプログラムが、読取部又は入出力部を介して供給されてもよい。
[2.位置情報通知システムの概要]
本実施形態では、グループウェアに位置情報通知システムSを適用した場合を例に挙げる。例えば、ユーザは、グループウェアを利用して、自身が勤務する会社の他のユーザと位置情報を共有する。位置情報は、会社があるフロアにおけるユーザの位置を識別可能な情報である。グループウェアでは、位置情報以外の任意の情報を共有可能である。例えば、グループウェアでは、スケジュールや文書といった情報も共有可能である。グループウェアは、会社以外にも、官公庁や学校といった任意の組織で利用可能である。
図2は、ユーザが勤務する会社のフロアマップの一例を示す図である。フロアマップMのように、フロア内の任意の位置に、アクセスポイント20が配置される。以降、個々のアクセスポイント20を区別する場合には、符号の末尾にアルファベットを付けて、アクセスポイント20A~20Dといったように記載する。フロアには、任意の数のアクセスポイント20を配置可能であり、図2の例に限られない。本実施形態では、ユーザが固定席を持たないフリーアドレスのフロアを例に挙げるが、フロアには、固定席のみが存在してもよいし、フリーアドレスと固定席が混在していてもよい。
ユーザは、任意のアクセスポイント20に、自身のユーザ端末30を接続可能である。本実施形態では、ユーザが1台のユーザ端末30を利用する場合を説明するが、後述の変形例のように、ユーザは、複数のユーザ端末30を利用してもよい。サーバ10は、ユーザ端末30が接続したアクセスポイント20を特定し、このアクセスポイント20付近にユーザがいるように、ユーザの位置情報を取得する。グループウェアでは、フロアマップMが示すフロアにいるユーザの位置情報を確認できるようになっている。
本実施形態では、ユーザがユーザ端末30のブラウザからグループウェアを利用する場合を説明するが、ユーザは、ユーザ端末30にインストールされたグループウェア用のアプリケーションからグループウェアを利用してもよい。例えば、ユーザが、ブラウザからグループウェアにログインした後に所定の操作をすると、フロアマップMを含むフロアマップ画面がユーザ端末30に表示される。
図3は、フロアマップ画面の一例を示す図である。フロアマップ画面G1には、入力フォームF10に表示されたフロアのフロアマップMが表示される。ユーザの会社が複数のフロアを有する場合には、フロアごとに、フロアマップMが用意されている。ユーザは、入力フォームF10から、表示対象のフロアを切り替えることができる。本実施形態では、図3に示す「東京オフィス」のフロアが表示対象のフロアである場合を説明する。
フロアマップ画面G1には、フロアにいるユーザのリストL11が表示される。リストL11のユーザは、フロアに配置されたアクセスポイント20にユーザ端末30を接続しているユーザである。フロアマップM上には、フロアにいるユーザの位置を示すアイコンI12が表示される。以降、個々のアイコンI12を区別する場合には、符号の末尾にアルファベットを付けて、アイコンI12A~12Cといったように記載する。
図3の例では、「山田 太郎」、「伊藤 裕子」、及び「坂本 雄介」の3人のユーザの位置情報として、アイコンI12A~I12Cが表示されている。図3のフロアマップ画面G1は、これら3人のユーザのうち、「伊藤 裕子」のユーザ端末30に表示される画面である。「山田 太郎」のユーザ端末30と、「坂本 雄介」のユーザ端末30と、にも図3と同様のフロアマップ画面G1が表示される。他のユーザが表示対象のフロアとして「東京オフィス」を指定した場合も、図3と同様のフロアマップ画面G1が表示される。
アイコンI12Aは、「山田 太郎」の位置を示す。アイコンI12Bは、「伊藤 裕子」の位置を示す。アイコンI12Cは、「坂本 雄介」の位置を示す。「伊藤 裕子」は、アイコンI12A及びアイコンI12Cにより、「山田 太郎」及び「坂本 雄介」の位置を把握できる。例えば、リストL11の「山田 太郎」が選択されると、「山田 太郎」のアイコンI12Aが強調される。リストL11の「坂本 雄介」が選択されると、「坂本 雄介」アイコンI12Cが強調される。
なお、個々のアイコンI12が示すユーザは、任意の方法によって識別できるようにしてよい。例えば、アイコンI12の付近にユーザ名が表示されてもよいし、アイコンI12の色によってユーザを識別可能にしてもよい。他にも例えば、ユーザの顔写真をアイコンI12として利用することによってユーザを識別可能にしてもよいし、アイコンI12がマウスポインタ等でフォーカスされた場合にユーザ名や顔写真等の詳細が表示されることによってユーザを識別可能にしてもよい。
以上のように、本実施形態では、フロアマップ画面G1により、フロア内にいるユーザの位置を把握できるようになっている。この点、ユーザによっては、自身の位置情報を知られたくないことがある。そこで、本実施形態では、ユーザが、自身の位置情報に関する通知設定を指定できるようになっている。ここでは、「山田 太郎」が通知設定を指定する場合を例に挙げる。例えば、「山田 太郎」が、自身のユーザ端末30に表示されたフロアマップ画面G1のボタンB13を選択すると、通知設定をするための設定画面がユーザ端末30に表示される。
図4は、設定画面の一例を示す図である。設定画面G2には、ユーザが利用するユーザ端末30の一覧を示すリストL20が表示される。例えば、リストL20には、ユーザ端末30を識別可能な端末IDと、ユーザの通知設定と、が表示される。通知設定は、ユーザごとに指定されてもよいし、ユーザ端末30ごとに指定されてもよい。即ち、ユーザが複数のユーザ端末30を利用する場合に、複数のユーザ端末30に共通の1つの通知設定が指定されてもよいし、個々のユーザ端末30に別々の通知設定が指定されてもよい。ユーザは、ボタンB21を選択してユーザ端末30を削除したり、ボタンB22を選択してユーザ端末30を追加したりすることもできる。
本実施形態では、詳細な位置を示す位置情報の通知を許可するオン設定、大まかな位置を示す位置情報の通知を許可するあいまい設定、及び位置情報の通知を許可しないオフ設定の3つの設定が存在するものとする。ユーザは、ボタンB23を選択することによって、これら3つの設定の中で、リストL20に表示されたユーザ端末30の通知設定を変更できる。図3の例では、オン設定が指定されている場合を示している。ユーザは、ボタンB23を選択することによって、通知設定をあいまい設定又はオフ設定に変更できる。
図5は、あいまい設定が指定された場合のフロアマップ画面G1の一例を示す図である。図5のフロアマップ画面G1は、「山田 太郎」が、オン設定からあいまい設定に通知設定を変更した場合に表示される。リストL11には、「山田 太郎」の名前が表示されるが、フロアマップMには、「山田 太郎」のアイコンI12Aが表示されなくなる。リストL11により、「山田 太郎」がフロアにいることが通知されるが、フロアのどこにいるかは通知されなくなる。このため、「伊藤 裕子」は、図5のフロアマップ画面G1から「山田 太郎」の大まかな位置だけを把握でき、詳細な位置を把握できなくなる。
図6は、オフ通知が指定された場合のフロアマップ画面G1の一例を示す図である。図6のフロアマップ画面G1は、「山田 太郎」が、オン設定からオフ設定に通知設定を変更した場合に表示される。リストL11には、「山田 太郎」の名前が表示されなくなり、フロアマップMにも、「山田 太郎」のアイコンI12Aが表示されなくなる。このため、「伊藤 裕子」は、図5のフロアマップ画面G1から「山田 太郎」の位置を把握できなくなる。
以上のように、本実施形態の位置情報通知システムSは、ユーザが自身の通知設定を指定できるようにすることによって、ユーザの利便性を高めるようにしている。以降、位置情報通知システムSの詳細を説明する。
[3.位置情報通知システムで実現される機能]
図7は、位置情報通知システムSで実現される機能を示す機能ブロック図である。本実施形態では、主な機能がサーバ10で実現される場合を説明する。データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。他の各機能は、制御部11を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部100は、位置情報を通知するために必要なデータを記憶する。本実施形態では、このデータの一例として、フロアマップデータベースDB1と、ユーザデータベースDB2と、を説明する。データ記憶部100に記憶されるデータは、これらに限られず、データ記憶部100は、任意のデータを記憶可能である。
図8は、フロアマップデータベースDB1の一例を示す図である。フロアマップデータベースDB1は、フロアマップMに関するデータが格納されたデータベースである。例えば、フロアマップデータベースDB1には、フロアID、フロア名、フロアマップデータ、アクセスポイントID、及び配置位置情報が格納される。フロアマップデータベースDB1には、フロアマップMに関する任意の情報が格納されてよい。
フロアIDは、フロアを識別可能な情報である。フロア名は、フロアマップ画面G1に表示されるフロアの名前である。フロアマップデータは、フロアマップ画面G1にフロアマップMを表示させるためのデータである。例えば、フロアマップデータは、フロアマップMの画像を含む。例えば、フロアマップM内の位置は、所定の位置を原点とした座標軸(例えば、左上を原点とした2次元座標軸)によって定義される座標によって特定される。フロアマップデータは、フロア内の会議室や机等の位置を示す座標を含んでもよい。
アクセスポイントIDは、アクセスポイント20を識別可能な情報である。例えば、アクセスポイント20のSSID、MACアドレス、IPアドレス、アクセスポイント名、又は個体識別情報等の情報がアクセスポイントIDとして利用される。配置位置情報は、アクセスポイント20が配置された位置を識別可能な情報である。例えば、配置位置情報は、アクセスポイント20が配置された位置の座標を示す。フロアマップデータベースDB1に格納される情報は、位置情報通知システムSの管理者によって指定される。
図9は、ユーザデータベースDB2の一例を示す図である。ユーザデータベースDB2は、ユーザに関するデータが格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDB2には、ユーザID、パスワード、ユーザ名、所属、端末ID、通知設定、アクセスポイント情報、及び接続履歴情報が格納される。ユーザデータベースDB2には、ユーザに関する任意の情報が格納されてよい。
ユーザIDは、ユーザを識別可能な情報である。ユーザID及びパスワードは、グループウェアにログインするために利用される。ユーザ名は、ユーザの名前である。所属は、ユーザの部署である。所属に応じて、ユーザが普段いるフロアが定まってもよい。端末IDは、ユーザ端末30を識別可能な情報である。例えば、ユーザ端末30のMACアドレス、IPアドレス、端末名、又は個体識別情報といった任意の情報が端末IDとして利用可能である。端末IDは、ユーザを識別可能な情報の1つである。1人のユーザが1台のユーザ端末30を利用する場合には、ユーザIDは、ユーザ端末30を識別可能な情報の1つである。
ユーザデータベースDB2には、ユーザが指定した通知設定が格納される。本実施形態では、オン設定、あいまい設定、及びオフ設定の3つの通知設定を例に挙げるが、通知設定は、任意の設定が可能であり、本実施形態の例に限られない。例えば、通知設定は、オン設定とオフ設定の2つのみ、オン設定とあいまい設定の2つのみ、又はあいまい設定とオフ設定の2つのみが存在してもよい。例えば、あいまい設定として、あいまいの度合いが複数段階に分けられていてもよい。他にも例えば、通知設定は、位置情報の通知範囲の設定であってもよい。通知範囲は、位置情報の通知を許可するユーザ、部署、役職、又は時間帯といった範囲である。
アクセスポイント情報は、ユーザ端末30が接続したアクセスポイント20に関する情報である。例えば、アクセスポイント情報は、ユーザ端末30が接続したアクセスポイント20のアクセスポイントIDを含む。複数のアクセスポイント20の通信範囲内にユーザ端末30がいる場合には、複数のアクセスポイント20の各々のアクセスポイントIDがアクセスポイント情報に含まれてもよいし、アクセスポイント20ごとにアクセスポイント情報が別々であってもよい。アクセスポイント情報には、他の情報が含まれてもよく、例えば、アクセスポイント20への接続日時、アクセスポイント20を介して送信又は受信されたデータに関する情報、又はアクセスポイント20を介して通信された通信相手のコンピュータに関する情報が含まれてもよい。
接続履歴情報は、ユーザ端末30が過去に接続したアクセスポイント20のアクセスポイント情報である。接続履歴情報には、過去の全期間におけるアクセスポイント情報が格納されてもよいし、直近の一部の期間におけるアクセスポイント情報が格納されてもよい。ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続するたびに、接続履歴情報が更新される。接続履歴情報には、アクセスポイント情報の一部だけが格納されてもよい。
[アクセスポイント情報取得部]
アクセスポイント情報取得部101は、ユーザのユーザ端末30が接続したアクセスポイント20に関するアクセスポイント情報を取得する。例えば、アクセスポイント情報取得部101は、ユーザ端末30から、アクセスポイント20を介して、アクセスポイント情報を取得する。アクセスポイント情報取得部101は、他のコンピュータ又は他の機器を介してアクセスポイント情報を取得してもよい。
例えば、ユーザ端末30は、アクセスポイント20に接続すると、アクセスポイント20を介して、ユーザID及び端末IDの少なくとも一方と、アクセスポイント20から取得したアクセスポイントIDを含むアクセスポイント情報と、をサーバ10に送信する。ユーザIDは、ログイン時に入力されたユーザIDである。端末IDは、ユーザ端末30に予め記録されているものとする。
ユーザ端末30は、ユーザID及び端末IDの少なくとも一方だけを送信し、アクセスポイント情報は、アクセスポイント20によって付加されてもよい。アクセスポイントIDは、アクセスポイント20に予め記録されているものとする。アクセスポイント情報取得部101は、アクセスポイント20を介してユーザ端末30から取得された、ユーザID及び端末IDの少なくとも一方と、アクセスポイント情報と、を関連付けてユーザデータベースDB2に格納し、接続履歴情報を更新する。
なお、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した時点で、アクセスポイント20は、自身に接続したユーザ端末30から、ユーザID及び端末IDの少なくとも一方を取得してもよい。この場合、アクセスポイント20は、当該取得されたユーザID及び端末IDの少なくとも一方と、自身のアクセスポイントIDを含むアクセスポイント情報と、をサーバ10に送信する。アクセスポイント情報取得部101は、アクセスポイント20から取得された、ユーザID及び端末IDの少なくとも一方と、アクセスポイント情報と、を関連付けてユーザデータベースDB2に格納し、接続履歴情報を更新する。
[位置情報通知部]
位置情報通知部102は、あるユーザのユーザ端末30が接続したアクセスポイント20のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに、このユーザの位置に関する位置情報を通知する。他のユーザは、アクセスポイント20に接続したユーザ端末30のユーザ以外の任意のユーザであってよい。他のユーザは、アクセスポイント20に接続したユーザ端末30のユーザ以外の全てのユーザであってもよいし、同じ部署又は同じフロアのユーザといった一部のユーザであってもよい。
位置情報は、ユーザの位置を識別可能な情報である。本実施形態では、リストL11のユーザ名によってユーザの大まかな位置を識別可能であり、アイコンI12によってユーザの詳細な位置を識別可能なので、リストL11のユーザ名と、アイコンI12と、は位置情報に相当する。位置情報は、ユーザの位置を識別可能な情報であればよく、本実施形態の例に限られない。例えば、位置情報は、ユーザがいる部屋や机の位置を示すテキスト、フロアマップM上の座標、又はフロアマップM以外の場所に表示されるアイコンであってもよい。アイコン以外の画像が位置情報として利用されてもよい。
本実施形態では、位置情報通知部102は、他のユーザのユーザ端末30に、リストL11及びアイコンI12を含むフロアマップ画面G1を表示させることによって、他のユーザに位置情報を通知する。図3、図5、及び図6の例では、フロアマップ画面G1を表示させた「伊藤 裕子」が他のユーザに相当する。本実施形態では、他のユーザである「伊藤 裕子」の位置情報も「伊藤 裕子」のフロアマップ画面G1で通知される場合を説明するが、「伊藤 裕子」の位置情報は、「伊藤 裕子」のフロアマップ画面G1では通知されなくてもよい。
例えば、位置情報通知部102は、フロアマップ画面G1の入力フォームF10に指定された表示対象のフロアのフロアIDを特定する。位置情報通知部102は、フロアマップデータベースDB1を参照し、このフロアIDに関連付けられたアクセスポイントID及び配置位置情報を取得する。位置情報通知部102は、ユーザデータベースDB2を参照し、通知設定がオン設定又はあいまい設定にしているユーザのうち、表示対象のフロアに配置されたアクセスポイント20のアクセスポイントIDがアクセスポイント情報に含まれているユーザを、表示対象のフロアにいるユーザとして特定する。位置情報通知部102は、当該特定されたユーザのユーザ名を含むリストL11を位置情報として取得する。
位置情報通知部102は、表示対象のフロアにいるユーザのアクセスポイント情報に含まれるアクセスポイントIDに関連付けられた配置位置情報を取得する。位置情報通知部102は、この配置位置情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知する。本実施形態では、位置情報通知部102が、配置位置情報が示す位置付近の位置をランダムに決定し、当該決定された位置を示すアイコンI12を位置情報として取得する場合を説明するが、位置情報通知部102は、配置位置情報と同じ位置を示すアイコンI12を位置情報として取得してもよい。他にも例えば、アクセスポイント20付近のランダムな位置にするのではなく、アクセスポイント20付近に複数の位置を予め定めておき、この複数の位置の中から、このアクセスポイント20に接続したユーザを順番に割り当てるようにしてもよい。
本実施形態では、位置情報通知部102は、通知設定がオン設定又はあいまい設定のユーザのユーザ名がリストL11に表示され、かつ、通知設定がオン設定のユーザのアイコンI12が表示されるように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。位置情報通知部102は、通知設定がオフ設定のユーザのユーザ名がリストL11に表示されず、かつ、このユーザのアイコンI12が表示されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。
図3の例であれば、3人のユーザの通知設定が何れもオン設定である。位置情報通知部102は、これら3人のユーザのユーザ名を含むように、リストL11を生成する。位置情報通知部102は、「山田 太郎」のユーザ端末30が接続したアクセスポイント20B付近のランダムな位置を示すように、「山田 太郎」のアイコンI12Aを生成する。位置情報通知部102は、「伊藤 裕子」のユーザ端末30が接続したアクセスポイント20C付近のランダムな位置を示すように、「伊藤 裕子」のアイコンI12Bを生成する。位置情報通知部102は、「坂本 雄介」のユーザ端末30が接続したアクセスポイント20D付近のランダムな位置を示すように、「坂本 雄介」のアイコンI12Cを生成する。
図5の例であれば、「山田 太郎」の通知設定があいまい設定である。位置情報通知部102は、「山田 太郎」のユーザ名を含むようにリストL11を生成するが、「山田 太郎」のアイコンI12Aが表示されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。図6の例であれば、「山田 太郎」の通知設定がオフ設定である。位置情報通知部102は、「山田 太郎」のユーザ名を含まないようにリストL11を生成し、「山田 太郎」のアイコンI12Aが表示されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。
なお、本実施形態では、位置情報通知部102は、フロアマップM上に、通知設定がオン設定の全てのユーザのアイコンI12を表示させる場合を説明するが、位置情報通知部102は、他のユーザにより指定されたユーザのアイコンI12のみを表示させてもよい。例えば、「伊藤 裕子」のフロアマップ画面G1に、リストL11の中から「伊藤 裕子」により選択されたユーザのアイコンI12だけが表示されてもよい。この場合、あいまい設定をしたユーザは、選択できないものとする。例えば、図5の例において、リストL11から「山田 太郎」が選択されても、「山田 太郎」のアイコンI12は表示されない。
また、位置情報通知部102は、通知設定があいまい設定のユーザのアイコンI12を、フロアマップ画面G1に表示させてもよい。例えば、位置情報通知部102は、ピンポイントの位置を示すようなアイコンI12ではなく、広範囲にまたがるような大きなアイコンを表示させることによって、大まかな位置を通知するようにしてもよい。この大きなアイコンは、ピンポイントの位置を示すアイコンI12よりも薄く透明であって、他のアイコンが重畳しても視認可能なようにしてもよい。他にも例えば、位置情報通知部102は、フロアマップMのうち、あいまい設定のユーザがいる位置を含むエリアの色を変えることによって、このユーザの大まかな位置情報を通知してもよい。
また、位置情報通知部102は、他のユーザのユーザ端末30に、フロアマップ画面G1以外の他の画面を表示させることによって、位置情報を通知してもよい。例えば、位置情報通知部102は、グループウェアで共有されるスケジュールを表示するための画面を利用して、このユーザの位置情報を通知してもよい。この場合、位置情報通知部102は、スケジュールに表示された複数のユーザの中から選択されたユーザの位置情報を通知してもよい。他にも例えば、位置情報通知部102は、グループウェアにおける通知の一覧を表示するための画面に、ユーザの位置情報を表示させてもよい。
なお、本実施形態では、位置情報通知部102が画像を利用して視覚的に位置情報を通知する場合を説明するが、位置情報通知部102は、音声を利用して聴覚的に位置情報を通知してもよい。また、位置情報通知部102は、グループウェアではなく、他の任意の媒体を利用して位置情報を通知してもよい。例えば、位置情報通知部102は、グループウェア以外のアプリケーション、電子メール、SNS、又はSMSを利用して、位置情報を通知してもよい。
[通知設定変更部]
通知設定変更部103は、他のユーザへの位置情報の通知に関する通知設定を変更する。本実施形態では、通知設定変更部103が、あるユーザの操作に基づいて、このユーザの通知設定を変更する場合を説明するが、通知設定変更部103は、管理者又は上司等の他のユーザの操作に基づいて通知設定を変更してもよい。他にも例えば、通知設定変更部103は、何らかの条件に基づいて、自動的に通知設定を変更してもよい。この条件は、通知設定を変更するか否かの基準となる条件であればよく、任意の条件を設定可能である。例えば、ユーザのスケジュール、ユーザの所属部署、又はユーザの役職といった条件であってもよい。
また、本実施形態では、ユーザが、設定画面G2から通知設定を変更する操作を行う場合を説明するが、ユーザは、他の任意の画面から通知設定を変更する操作が可能であってよい。ユーザ端末30は、ユーザの操作に基づいて、サーバ10に、通知設定の変更内容を送信する。通知設定変更部103は、ユーザ端末30から受信した変更内容に変更されるように、ユーザデータベースDB2に格納された通知設定を変更する。
位置情報通知部102は、通知設定が変更された場合に、当該変更された通知設定に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。例えば、位置情報通知部102は、あるユーザがオン設定からオフ設定に変更した場合に、このユーザの位置情報が通知されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。位置情報通知部102は、あるユーザがオン設定からあいまい設定に変更した場合に、このユーザの位置情報が大まかに通知されるように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。他の通知設定の変更がなされた場合も同様に、位置情報通知部102は、変更後の通知設定が反映されるように、フロアマップ画面G1の表示を制御すればよい。
[4.位置情報通知システムで実行される処理]
図10は、位置情報通知システムSで実行される処理の一例を示すフロー図である。図10のように、ユーザ端末30は、アクセスポイント20に接続すると(S1)、サーバ10との間でグループウェアにログインするためのログイン処理を実行する(S2)。以降のサーバ10及びユーザ端末30の間の通信は、S1で接続されたアクセスポイント20を介して行われる。なお、ログイン処理は、アクセスポイント20への接続前に完了していてもよい。
ユーザ端末30は、ユーザがグループウェアにログインすると、サーバ10にアクセスポイント情報を送信する(S3)。サーバ10は、ユーザ端末30からアクセスポイント情報を受信すると(S4)、ログイン中のユーザのユーザIDと、アクセスポイント情報と、を関連付けてユーザデータベースDB2に格納する(S5)。サーバ10は、ユーザ端末30からフロアマップ画面G1を表示させるための要求を受け付けると、フロアマップデータベースDB1及びユーザデータベースDB2に基づいて、個々のユーザの通知設定に基づいてユーザの位置情報が通知されるように、フロアマップ画面G1を表示させるための表示データを生成してユーザ端末30に送信する(S6)。ユーザ端末30は、フロアマップ画面G1の表示データを受信すると(S7)、この表示データに基づいて、フロアマップ画面G1を表示させる(S8)。
サーバ10は、ユーザ端末30から設定画面G2を表示させるための要求を受け付けると、ユーザデータベースDB2に基づいて、設定画面G2を表示させるための表示データを生成してユーザ端末30に送信する(S9)。ユーザ端末30は、設定画面G2の表示データを受信すると(S10)、この表示データに基づいて、設定画面G2を表示させる(S11)。ユーザ端末30は、ユーザが通知設定を変更する操作をすると、サーバ10に、通知設定の変更内容を送信する(S12)。サーバ10は、通知設定の変更内容を受信すると(S13)、変更された通知設定が反映されるようにユーザデータベースDB2を更新し(S14)、本処理は終了する。S14で変更された通知設定は、次回以降のフロアマップ画面G1の表示時に有効になる。
本実施形態の位置情報通知システムSによれば、ユーザの操作に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知に関する通知設定が変更された場合に、当該変更された通知設定に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、自身の位置情報を知られたくないユーザが通知設定をオフにしたり、詳細な位置情報を知られたくないが大まかな位置情報は知られてもよいユーザが通知設定をあいまい設定にしたりすることができるので、ユーザの利便性が高まる。また、ユーザ端末30からアクセスポイント20との電波強度を取得することも可能であるが、単純にアクセスポイントIDだけを取得する構成にすることによって、ユーザ端末30側のアプリケーションに、電波強度を取得するための機能を追加する手間を省くことができる。
[5.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図11は、変形例の機能ブロックの一例を示す図である。図11に示す機能のうち、データ記憶部100以外の機能は、制御部11を主として実現される。
[変形例1]
例えば、ユーザは、複数のユーザ端末30を利用する場合、設定画面G2のボタンB22を選択してユーザ端末30の端末IDを入力することによって、ユーザ端末30を追加してもよい。個々のユーザ端末30の端末IDは、ユーザが入力するのではなく、位置情報通知システムSの管理者によって入力されてもよい。他にも例えば、ユーザが、アクセスポイント20にユーザ端末30を接続してグループウェアにログインした場合に、このユーザ端末30の端末IDが、このユーザのユーザIDに関連付けられていなかった場合に、この端末IDが自動的に追加されるようにしてもよい。
変形例1のアクセスポイント情報取得部101は、ユーザが複数のユーザ端末30を利用する場合に、ユーザ端末30ごとに、当該ユーザ端末30が接続したアクセスポイント20に関するアクセスポイント情報を取得してもよい。個々のユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した場合のアクセスポイント情報の取得方法は、実施形態で説明した通りである。
位置情報通知システムSは、ユーザ端末30ごとに取得されたアクセスポイント情報に基づいて、複数のユーザ端末30の中から、使用中のユーザ端末30を推定する第1推定部104を含む。使用中のユーザ端末30は、その付近にユーザがいるユーザ端末30である。例えば、使用中のユーザ端末30は、ユーザが今現在で持ち歩いているユーザ端末30、又は、ユーザが何らかの作業をしているユーザ端末30である。第1推定部104は、アクセスポイント20を利用した所定の推定方法に基づいて、使用中のユーザ端末30を推定する。
例えば、第1推定部104は、接続先のアクセスポイント20が直近で変更されたユーザ端末30を、使用中のユーザ端末30として推定する。例えば、第1推定部104は、あるユーザ端末30のアクセスポイント情報が取得された場合に、このユーザ端末30の接続履歴情報に基づいて、接続先のアクセスポイント20が変更されたか否かを判定する。なお、接続履歴情報ではなく、上書きする前に格納されていたアクセスポイント情報と、ユーザ端末30から取得されたアクセスポイント情報と、が比較されてもよい。
第1推定部104は、ユーザ端末30から取得されたアクセスポイント情報が示すアクセスポイントIDと、接続履歴情報に格納された直近のアクセスポイントIDと、が一致していれば、接続先のアクセスポイント20が変更されていないと判定する。第1推定部104は、これらが一致していなければ、接続先のアクセスポイント20が変更されたと判定する。第1推定部104は、ユーザ端末30ごとに、接続先のアクセスポイント20が変更されたか否かを判定し、接続先のアクセスポイント20が直近で変更されたユーザ端末30を特定する。
位置情報通知部102は、第1推定部104により特定されたユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知する。例えば、位置情報通知部102は、複数のユーザ端末30のうち、第1推定部104により特定されたユーザ端末30以外のユーザ端末30のアクセスポイント情報には基づかずに、第1推定部104により特定されたユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知する。アクセスポイント情報に基づいて位置情報を通知する処理自体は、実施形態で説明した通りである。
なお、使用中のユーザ端末30の推定方法は、上記の例に限られない。例えば、第1推定部104は、ユーザ端末30ごとに取得されたアクセスポイント情報に基づいて、複数のユーザ端末30の中から、過去において接続先のアクセスポイントが最も変更されたユーザ端末30を、使用中のユーザ端末30として推定してもよい。このユーザ端末30は、ユーザが良く持ち歩いているユーザ端末30である。第1推定部104は、複数のユーザ端末30を利用するユーザの利用履歴情報に基づいて、ユーザ端末30ごとに、接続先のアクセスポイント20が変更された回数を集計する。集計の対象となるのは、過去の全期間であってもよいし、直近の一部の期間であってもよい。第1推定部104は、集計結果に基づいて、接続先のアクセスポイント20が変更された回数が最も多いユーザ端末30を、使用中のユーザ端末30として推定する。
他にも例えば、第1推定部104は、複数のユーザ端末30の各々と、アクセスポイント20と、の通信状況に基づいて、複数のユーザ端末30の中から、直近でアクセスポイント20と通信をしたユーザ端末30を、使用中のユーザ端末30として推定してもよい。この場合、第1推定部104は、あるユーザ端末30のアクセスポイント情報が取得された場合に、このユーザ端末30がアクセスポイント20を介して他のコンピュータに何らかのデータを送信したか否かを判定する。この判定に必要な情報は、アクセスポイント20又はユーザ端末30から取得されるようにすればよい。
変形例1によれば、ユーザが利用する複数のユーザ端末30の中から、使用中のユーザ端末30を推定し、当該ユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知する。ユーザが利用する複数のユーザ端末30が別々の位置に存在する場合に、個々のユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、複数のアイコンI12を表示させたとすると、ユーザがどこにいるか特定できない可能性がある。この点、使用中のユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知することによって、このユーザがいる位置を正確に推定し、他のユーザに正確な位置情報を通知できる。
また、ユーザが利用する複数のユーザ端末30の中から、接続先のアクセスポイント20が直近で変更されたユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知する。この点、接続先のアクセスポイント20が直近で変更されていれば、ユーザがユーザ端末30を持って移動したことが予想される。このため、このユーザ端末30のアクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに位置情報を通知することによって、このユーザがいる位置を正確に推定し、他のユーザに正確な位置情報を通知できる。
[変形例2]
例えば、アクセスポイント情報取得部101は、アクセスポイント情報を繰り返し取得してもよい。即ち、アクセスポイント情報取得部101は、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した場合だけではなく、接続中のユーザ端末30から繰り返し最新のアクセスポイント情報を取得してもよい。変形例2では、アクセスポイント情報取得部101が定期的にアクセスポイント情報を取得する場合を説明するが、アクセスポイント情報取得部101は、不定期的にアクセスポイント情報を取得してもよい。
例えば、アクセスポイント情報取得部101は、アクセスポイント情報を前回取得してから所定時間(例えば、5分)が経過したか否かを判定する。アクセスポイント情報を取得するための条件は、時間に限られず、他の任意の条件であってよい。例えば、ユーザが所定の操作をした場合、又は、サーバ10がユーザ端末30から所定のデータを受信した場合にアクセスポイント情報が取得されてもよい。
アクセスポイント情報取得部101は、所定時間が経過したと判定された場合に、各ユーザ端末30に、接続先のアクセスポイント20のアクセスポイント情報を送信するように要求する。各ユーザ端末30は、要求を受信すると、サーバ10に、接続中のアクセスポイント20のアクセスポイント情報を送信する。アクセスポイント情報取得部101は、各ユーザ端末30からアクセスポイント情報を取得し、ユーザデータベースDB2に格納する。ユーザ端末30からアクセスポイント情報を受信しないことは、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続していないことを意味する。
位置情報通知システムSは、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった場合に、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続していない状態が継続した継続時間が、アクセスポイント情報が取得される時間間隔よりも長い閾値以上になったか否かを判定する第1判定部105を更に含む。第1判定部105は、あるユーザ端末30からアクセスポイント情報を取得しなくなった場合に、このユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなったと判定する。
第1判定部105は、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなったと判定した場合に、計時処理を開始して継続時間を取得する。この継続時間は、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなったと判定された時点から、それ以降も接続していない状態が継続している場合の現時点までの時間である。第1判定部105は、当該取得された継続時間が閾値以上になったか否かを判定する。この閾値は、アクセスポイント情報が取得される時間間隔(上記の例では5分)よりも長い時間であればよく、例えば、10分~30分程度であってもよいし、それ以上又はそれ以下であってもよい。
位置情報通知部102は、第1判定部105の判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。位置情報通知部102は、上記継続時間が上記閾値以上になったユーザ端末30のユーザの位置情報が通知されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。例えば、位置情報通知部102は、このユーザのユーザ名をリストL11から消去し、かつ、このユーザのアイコンI12をフロアマップ画面G1から消去する。位置情報通知部102は、このユーザの位置情報が通知されないようにするのではなく、このユーザの位置情報を通知するが、このユーザがその場所にはいない可能性があることを示すメッセージを表示させてもよい。他にも例えば、アイコンI12の色を変えることによって、その場所にはいない可能性があることが通知されてもよい。
変形例2によれば、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続していない状態が継続した継続時間が、アクセスポイント情報が取得される時間間隔よりも長い閾値以上になったか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、ユーザが既にいないにも関わらず、他のユーザが通知された位置を訪れてしまうといったことを防止できる。更に、通信不良等の何らかの事情により、あるタイミングでアクセスポイント情報が取得されなかったとしても、次のタイミングでアクセスポイント情報が取得された場合には、ユーザがいると判定されるので、このような場合に、位置情報が通知されなくなるといったことを防止できる。
[変形例3]
例えば、ユーザがユーザ端末30を会社に置いたまま退社することもあるので、位置情報通知システムSは、アクセスポイント情報に基づいて、ユーザ端末30が特定のアクセスポイント20に接続した状態が所定時間以上継続したか否かを判定する第2判定部106を更に含んでもよい。第2判定部106は、ユーザ端末30が特定のアクセスポイント20に接続した場合に、計時処理を開始して経過時間を取得する。この経過時間は、ユーザ端末30が特定のアクセスポイント20に接続したと判定された時点から、このアクセスポイント20に接続した状態が維持された場合の現時点までの時間である。第2判定部106は、当該取得された経過時間が所定時間以上になったか否かを判定する。この時間は、ある程度は長い時間であってよく、アクセスポイント情報が取得される時間間隔(例えば、5分)や変形例2の閾値よりも長い時間であってよい。例えば、3時間程度であってもよいし、それ以上又はそれ以下であってもよい。
位置情報通知部102は、第2判定部106の判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。位置情報通知部102は、上記状態が所定時間以上継続したユーザ端末30のユーザの位置情報が通知されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。例えば、位置情報通知部102は、このユーザのユーザ名をリストL11から消去し、かつ、このユーザのアイコンI12をフロアマップ画面G1から消去する。位置情報通知部102は、このユーザの位置情報が通知されないようにするのではなく、このユーザの位置情報を通知するが、このユーザがその場所にはもういない可能性があることを示すメッセージを表示させてもよい。他にも例えば、アイコンI12の色を変えることによって、その場所にはいない可能性があることが通知されてもよい。
変形例3によれば、アクセスポイント情報に基づいて、ユーザ端末30が特定のアクセスポイント20に接続した状態が所定時間以上継続したか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、ユーザが既にいないにも関わらず、他のユーザが通知された位置を訪れてしまうといったことを防止できる。
[変形例4]
例えば、グループウェアは、ユーザの出退勤を管理する機能を有する場合に、あるユーザの退勤が検知された後は、このユーザの位置情報が通知されないようにしてもよい。出退勤に限られず、ユーザの外出のスケジュールといったように、ユーザの何らかの外出を検知可能な場合には、このユーザの位置情報が通知されないようにしてもよい。位置情報通知システムSは、退出検知部107及び第3判定部108を含む。
退出検知部107は、予め定められた方法に基づいて、アクセスポイント20が配置された場所からのユーザの退出を検知する。変形例4では、ユーザが勤務する会社があるフロア、アクセスポイント20が配置された場所に相当する場合を説明するが、この場所は、任意の場所であってよく、フロアに限られない。例えば、フロア内の特定の場所(会議室やフリーアドレスのスペース等)、又は、会社以外の組織の場所が、アクセスポイント20が配置された場所に相当してもよい。
特定の場所からの退出を検知する方法自体は、公知の種々の方法を利用可能である。例えば、退出検知部107は、あるユーザが、グループウェアから退勤するための操作をした場合に、このユーザの退出を検知してもよい。例えば、会社があるフロアに、カードキーで開閉するドアがある場合には、サーバ10は、このドアのロックを制御する端末から、カードキーに記録されたカードIDを取得することによって、ユーザの退出を検知してもよい。この場合、ユーザデータベースDB2には、ユーザが保有するカードキーのカードIDが格納されているものとする。
他にも例えば、退出検知部107は、会社があるフロアに配置されたカメラを利用する方法、退出時に行われる生体認証を利用する方法、又は無線通信を利用する方法を利用して、ユーザの退出を検知してもよい。複数のユーザ端末30を利用するユーザであれば、退出検知部107は、何れかのユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった場合に、このユーザがフロアから退出したことを検知してもよい。例えば、ユーザ端末30からアクセスポイント20の電波強度を取得できるのであれば、退出検知部107は、あるユーザのユーザ端末30から取得した電波強度が徐々に弱くなった場合に、このユーザがフロアから退出したことを検知してもよい。
第3判定部108は、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した状態で、ユーザの退出が検知されたか否かを判定する。第3判定部108は、アクセスポイント情報取得部により、あるユーザのユーザ端末30からアクセスポイント情報が取得され、かつ、退出検知部107により、このユーザの退出が検知されたか否かを判定する。
位置情報通知部102は、第3判定部108の判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。位置情報通知部102は、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した状態で退出が検知されたユーザの位置情報が通知されないように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。例えば、位置情報通知部102は、このユーザのユーザ名をリストL11から消去し、かつ、このユーザのアイコンI12をフロアマップ画面G1から消去する。位置情報通知部102は、このユーザの位置情報が通知されないようにするのではなく、このユーザの位置情報を通知するが、このユーザがその場所にはもういない可能性があることを示すメッセージを表示させてもよい。他にも例えば、アイコンI12の色を変えることによって、その場所にはいない可能性があることが通知されてもよい。
変形例4によれば、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続した状態で、ユーザの退出が検知されたか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、ユーザが既にいないにも関わらず、他のユーザが通知された位置を訪れてしまうといったことを防止できる。
[変形例5]
例えば、位置情報通知システムSは、アクセスポイント20が配置された場所にユーザ用のスペースがある場合に、当該スペースに関するスペース情報を取得するスペース情報取得部109スペース情報取得部109を更に含んでもよい。ユーザ用のスペースとは、ユーザに割り当てられたスペースである。例えば、アクセスポイント20が会社のフロアに配置されていれば、ユーザの固定席(自席)、作業スペース、又は個室は、ユーザ用のスペースに相当する。フリーアドレスと固定席が混在する会社であれば、固定席を有するユーザは、自身用のスペースを有していることになる。変形例5では、ユーザの固定席がユーザ用のスペースに相当する場合を説明する。
スペース情報は、スペースを識別可能な情報である。例えば、スペース情報は、ユーザの固定席の位置を示す。この位置は、フロアマップM上の座標であってよい。スペース情報は、ユーザデータベースDB2に格納されているものとする。スペース情報取得部109は、ユーザデータベースDB2を参照し、ユーザのスペース情報を取得する。全てのユーザに自身用のスペースがあるとは限らないので、スペース情報取得部109は、自身用のスペースを有するユーザについてのみスペース情報を取得する。
位置情報通知部102は、アクセスポイント20が配置された場所に、ユーザ用のスペースがない場合には、アクセスポイント20付近にこのユーザがいるように、位置情報を通知する。この場合の位置情報の通知方法は、実施形態で説明した通りである。位置情報通知部102は、アクセスポイント20が配置された場所に、ユーザ用のスペースがある場合には、スペース情報に基づいて、このスペースにこのユーザがいるように、位置情報を通知する。例えば、位置情報通知部102は、実施形態のようにアクセスポイント20付近のランダムな位置ではなく、スペース情報が示す位置にユーザがいるように、位置情報を通知する。この場合のアイコンI12の位置は、スペース情報が示すユーザの固定席になる。
なお、あるユーザのユーザ端末30が接続したアクセスポイント20が、このユーザの固定席から遠くにある場合には、このユーザのアイコンI12は、このユーザの固定席ではなく、実施形態と同様にランダムな位置に表示される。固定席付近のアクセスポイント20は、フロアマップデータベースDB1等に定義しておけばよい。位置情報通知部102は、あるユーザの固定席が、このユーザのユーザ端末30が接続したアクセスポイント20に関連付けられていれば、固定席又はその付近にアイコンI12を表示させればよい。位置情報通知部102は、このユーザの固定席がこのアクセスポイント20に関連付けられていなければ、実施形態と同様にしてアイコンI12を表示させればよい。
変形例5によれば、アクセスポイント20が配置された場所に、ユーザ用のスペースがある場合には、スペース情報に基づいて、このスペースにこのユーザがいるように、位置情報を通知する。これにより、自身用のスペースを有するユーザについては、より正確な位置を他のユーザに把握させることができるので、ユーザの利便性がより高まる。
[変形例6]
例えば、実施形態では、ユーザ端末30が接続したアクセスポイント20付近のランダムな位置にアイコンI12が表示される場合を説明したが、ユーザのスケジュールが予め分かる場合には、ユーザがいる位置を推定できるので、当該推定された位置にユーザがいるように、位置情報が通知されてもよい。位置情報通知システムSは、スケジュール情報取得部110及び第2推定部111を含む。
スケジュール情報取得部110は、ユーザのスケジュールに関するスケジュール情報を取得する。スケジュール情報自体は、公知の種々の形式の情報を利用可能である。例えば、スケジュール情報には、日時と、ユーザがいる場所と、が関連付けられている。変形例6では、スケジュール情報がユーザデータベースDB2に格納されている場合を説明するが、スケジュール情報は、他のデータベースに格納されていてもよい。例えば、ユーザは、グループウェアを利用して自身のスケジュール情報を更新する。ユーザは、他のユーザのスケジュール情報を更新してもよい。
第2推定部111は、スケジュール情報に基づいて、所定の場所にユーザがいるか否かを推定する。例えば、第2推定部111は、スケジュール情報が示す日時になった場合又はこの日時が近づいた場合に、この日時に関連付けられた場所にユーザがいると推定する。スケジュール情報に、会議の日時と、会議が開催される会議室と、が関連付けられていたとすると、第2推定部111は、会議の日時になった場合又は会議の日時が近づいた場合に、この日時に関連付けられた会議室にユーザがいると推定する。スケジュール情報には、会議以外の任意の情報を格納でき、例えば、出張日時及び出張場所が関連付けられていてもよいし、会食日時及び会食場所が関連付けられていてもよい。
位置情報通知部102は、所定の場所にユーザがいると推定された場合には、所定の場所にユーザがいると推定されない場合よりも、アクセスポイント20から見て所定の場所側の位置にユーザがいるように、位置情報を通知する。例えば、位置情報通知部102は、所定の場所にユーザがいると推定された場合には、アクセスポイント情報に関係なく、スケジュール情報が示す場所にユーザがいるように、位置情報を通知してもよい。例えば、位置情報通知部102は、所定の場所にユーザがいると推定された場合には、アクセスポイント20付近の位置をランダムに決定するのではなく、アクセスポイント20から見て、スケジュール情報が示す場所の方向にアイコンI12が表示されるように、アイコンI12の表示位置を決定してもよい。
変形例6によれば、ユーザのスケジュールに関するスケジュール情報に基づいて、所定の場所にユーザがいると推定された場合には、所定の場所にユーザがいると推定されない場合よりも、アクセスポイント20から見て所定の場所側の位置にユーザがいるように、位置情報を通知する。これにより、ユーザがいる可能性が高い位置又はその付近の位置を示すように位置情報を通知できるので、より正確な位置を他のユーザに把握させることができるので、ユーザの利便性がより高まる。
[変形例7]
例えば、位置情報通知部102は、複数の場所の中から他のユーザが選択した場所にユーザがいる場合に、当該選択された場所のフロアマップMを利用して、位置情報を通知してもよい。実施形態で説明したフロアマップ画面G1であれば、入力フォームF10から表示対象のフロアが指定されるので、位置情報通知部102は、入力フォームF10で指定されたフロアのフロアマップMを利用して、位置情報を通知する。
フロアの指定方法は、入力フォームF10からの指定に限られず、任意の方法であってよい。例えば、会社のフロアのリストを表示させて、リストの中から表示対象のフロアが指定されてもよい。他にも例えば、フロアIDの入力を受け付けることによって、表示対象のフロアが指定されてもよい。また、フロアマップMは、アクセスポイント20が配置された場所のマップの一例である。このマップは、他の名前で呼ばれるものであってもよい。例えば、このマップは、見取り図、間取り図、又は設計図と呼ばれるものであってもよい。
位置情報通知システムSは、他のユーザに関する他ユーザ情報に基づいて、複数の場所のうちの何れかのフロアマップMを自動選択する自動選択部112を更に含む。他ユーザ情報は、表示対象のフロアマップMを選択するための基準となる情報である。他ユーザ情報は、他のユーザの過去の行動に関する情報である。他ユーザ情報は、ユーザデータベースDB2に格納されているものとする。変形例7では、他のユーザにより指定されたフロアマップMの閲覧履歴に関する情報が他ユーザ情報に相当する場合を説明するが、他のユーザ情報は、変形例7の例に限られない。例えば、他ユーザ情報は、直近で表示させたフロアを示す情報、他のユーザの所属を示す情報、又は他のユーザのスケジュール情報であってもよい。
例えば、自動選択部112は、他ユーザ情報が示す履歴に基づいて、他のユーザがフロアマップMを閲覧したフロアの閲覧回数を集計し、最も閲覧したフロアマップMを自走選択する。他ユーザ情報は、他のユーザのユーザ端末30にフロアマップMが表示された場合に、このフロアマップMのフロアIDが追加されるように更新されるようにすればよい。他ユーザ情報が上記説明した他の情報を示す場合には、自動選択部112は、直近で表示させたフロアマップM、他のユーザの所属に関連付けられた普段いるフロアのフロアマップM、又は他のユーザのスケジュール情報に基づいて特定される現在いるフロアのフロアマップMを自動選択してもよい。
位置情報通知部102は、自動選択部112の自動選択結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。位置情報通知部102は、自動選択部112により選択されたフロアマップM上に、このフロアマップMが示すフロアにいるユーザの位置情報が表示されるように、フロアマップ画面G1の表示を制御する。自動選択部112により自動選択されたフロアマップMが示すフロア名は、入力フォームF10に表示される。表示対象のフロアのフロアマップ画面G1の表示を制御する方法自体は、実施形態で説明した通りである。
変形例7によれば、他のユーザに関する他ユーザ情報に基づいて、複数の場所のうちの何れかのフロアマップMを自動選択し、当該自動選択結果に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、いちいち表示対象のフロアを指定する必要がなくなるので、ユーザの利便性がより高まる。
[変形例8]
例えば、ユーザ端末30のアクセスポイント情報を利用すれば、フロアにいる人数を取得できる。フロアにいる人数を取得できれば、種々の目的に利用できる。例えば、会社のフロアを最後に退出するユーザが、このフロアの照明を消したり戸締りをしたりすることが多い。このため、位置情報を通知する仕組みを利用して、ユーザが最後の1人になりそうになった場合に、消灯や戸締りを忘れないように促すメッセージが表示されてもよい。位置情報通知システムSは、人数取得部113及び所定通知部114を含む。
人数取得部113は、アクセスポイント情報に基づいて、アクセスポイント20が配置された場所における人数を取得する。人数取得部113は、アクセスポイント情報に基づいて、アクセスポイント20に接続したユーザ端末30に基づいて、人数を集計する。この集計では、複数のユーザ端末30を使用するユーザは、このユーザ1人に対して複数のアクセスポイント情報が取得されても1人とカウントされる。
例えば、人数取得部113により取得された人数が閾値未満であるか否かが判定される。変形例8では、この閾値を1とするが、この閾値は、2以上であってもよい。即ち、ユーザが最後の1人になった場合ではなく、ある程度の人数に減った場合に、消灯や戸締りを忘れないように促すメッセージが表示されてもよい。人数取得部113は、アクセスポイント情報に基づいて、直近の所定時間の中でアクセスポイント20にユーザ端末30を接続させたユーザの人数を集計する。当該集計された員数が閾値未満になったか否かが判定される。
所定通知部114は、人数取得部113が取得した人数に基づいて、ユーザに、所定の通知をする。この通知は、人数取得部113が取得した人数の利用目的に応じたものであればよい。例えば、所定通知部114は、人数が閾値未満になったと判定された場合に、ユーザに、アクセスポイント20が配置された場所からの退出時の注意に関する退出時通知をする。退出時通知は、所定の内容を含めばよく、例えば、予め定められたメッセージを含む固定文であってもよい。変形例8では、退出時通知は、グループウェア上の通知を利用して退出時通知をする場合を説明するが、位置情報と同様、退出時通知を通知する媒体は、任意の媒体を利用可能である。この媒体の他の例については、位置情報通知部102の説明に記載した通りである。
なお、所定通知部114が行う所定の通知は、退出時通知に限られない。例えば、感染症予防のために、所定の通知が行われてもよい。この場合、所定通知部114は、人数取得部113が取得した人数が閾値以上になった場合に、ユーザに、所定の通知をしてもよい。この通知は、フロアが密になりつつあるので、他の場所に移動することを促す通知であってもよい。閾値は、任意の値を設定可能であり、例えば、フロアの広さや換気能力に応じて定められてもよい。
変形例8によれば、アクセスポイント情報に基づいて、アクセスポイント20が配置された場所における人数を取得し、当該取得された人数に基づいて、所定の通知をする。これにより、例えば、ユーザが退出時の消灯や戸締りを忘れるといったことを防止したり、フロアが密であることを通知したりすることができるので、ユーザの利便性がより高まる。
[変形例9]
例えば、位置情報通知システムSは、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった場合に、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった要因に関する要因情報を取得する要因情報取得部115を更に含んでもよい。ここでの要因とは、ユーザがユーザ端末30の無線通信機能を手動でオフにすること、又は、ユーザがユーザ端末30を持ったままアクセスポイント20の通信範囲外に移動することである。
例えば、ユーザがユーザ端末30の無線通信機能を手動でオフにした場合、ユーザ端末30は、無線通信機能をオフにする直前にサーバ10に所定の通知を送信する。要因情報取得部115は、ユーザ端末30からこの通知を受信した場合に、ユーザがユーザ端末30の無線通信機能を手動でオフにしたことを示す要因情報を取得する。ユーザ端末30からアクセスポイント20の電波強度を取得できる場合には、要因情報取得部115は、ユーザ端末30から受信した電波強度が徐々に弱くなった場合に、ユーザがユーザ端末30を持ったまま移動したことを示す要因情報を取得する。要因情報取得部115は、ユーザ端末30から受信した電波強度が徐々に弱まることなく、突然通信が切断された場合に、ユーザがユーザ端末30の無線通信機能を手動でオフにしたことを示す要因情報を取得してもよい。
位置情報通知部102は、要因情報に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。例えば、位置情報通知部102は、あるユーザがユーザ端末30の無線通信機能を手動でオフにした場合、このユーザの位置情報が引き続き通知されるように、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。位置情報通知部102は、ユーザがユーザ端末30を持ったままアクセスポイント20の通信範囲外に移動した場合、このユーザの位置情報が通知されなくなるように、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。
変形例9によれば、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった場合に、ユーザ端末30がアクセスポイント20に接続しなくなった要因に関する要因情報に基づいて、他のユーザへの位置情報の通知を制御する。これにより、ユーザが既にいないにも関わらず、他のユーザが通知された位置を訪れてしまうといったことを防止できる。逆に、ユーザが本当はいるにもかかわらず、ユーザがいなくなったような表示になることを防止できる。
[その他変形例]
例えば、フロアマップMのうちの特定の場所にユーザがいる場合に、このユーザのアイコンI12を特殊な表示にしてもよい。この場所は、任意の場所であってよく、例えば、ユーザが集中して仕事をしたいブース等であってもよい。例えば、ユーザ端末30のMACアドレスを端末IDとして利用する場合には、ユーザ端末30のMACアドレスを自動的に変更する機能を促してもよい。
例えば、同じ会社に勤務する複数のユーザ同士で位置情報が共有される場合を説明したが、任意の場所における位置情報が共有可能である。例えば、工場や建設現場で働く複数の作業員同士で位置情報を共有する場面に位置情報通知システムSを適用してもよい。官公庁や学校といった施設で位置情報を共有する場面に位置情報通知システムSを適用してもよい。他にも例えば、ショッピングモールや遊園地といった施設で位置情報を共有する場面に位置情報通知システムSを適用してもよい。
例えば、上記説明した各機能は、位置情報通知システムSにおける任意のコンピュータで実現されるようにすればよい。例えば、サーバ10で実現されるものとして説明した機能がアクセスポイント20又はユーザ端末30によって実現されてもよい。各機能が複数のコンピュータで分担されてもよい。各機能は、1つのコンピュータによって実現されてもよい。
S 位置情報通知システム、M フロアマップ、N ネットワーク、10 サーバ、11 制御部、12 記憶部、13 通信部、20 アクセスポイント、30 ユーザ端末、G1 フロアマップ画面、G2 設定画面、B13,B21,B22,B23 ボタン、DB1 フロアマップデータベース、DB2 ユーザデータベース、F10 入力フォーム、I12,I12A,I12B,I12C アイコン、L11 リスト、L20 リスト、100 データ記憶部、101 アクセスポイント情報取得部、102 位置情報通知部、103 通知設定変更部、104 第1推定部、105 第1判定部、106 第2判定部、107 退出検知部、108 第3判定部、109 スペース情報取得部、110 スケジュール情報取得部、111 第2推定部、112 自動選択部、113 人数取得部、114 所定通知部、115 要因情報取得部。

Claims (13)

  1. グループウェアを利用するユーザが所属する組織のフロアにおけるアクセスポイントであって、当該ユーザのユーザ端末が接続した前記アクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    前記アクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに、前記ユーザの位置に関する位置情報を通知する位置情報通知手段と、
    前記他のユーザへの前記位置情報の通知に関する通知設定であって、前記フロアにおける前記ユーザの詳細な位置を示す前記位置情報の通知が許可される第1設定と、当該詳細な位置を示さず、かつ、前記ユーザが前記フロアにいることを示す前記位置情報の通知が許可される第2設定と、が少なくとも存在する前記通知設定を変更する通知設定変更手段と、
    を含み、
    前記位置情報通知手段は、前記通知設定が変更された場合に、当該変更された通知設定に基づいて、前記他のユーザへの前記位置情報の通知を制御する、
    位置情報通知システム。
  2. ーザが複数のユーザ端末を利用する場合に、前記ユーザ端末ごとに、当該ユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    前記ユーザ端末ごとに取得された前記アクセスポイント情報に基づいて、前記複数のユーザ端末の中から、使用中の前記ユーザ端末を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段により推定された前記ユーザ端末の前記アクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに、前記ユーザの位置に関する位置情報を通知する位置情報通知手段と、
    を含む位置情報通知システム。
  3. 前記第1推定手段は、前記ユーザ端末ごとに取得された前記アクセスポイント情報に基づいて、前記複数のユーザ端末の中から、接続先の前記アクセスポイントが直近で変更された前記ユーザ端末を、使用中の前記ユーザ端末として推定する、
    請求項2に記載の位置情報通知システム。
  4. ユーザのユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を繰り返し取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    前記ユーザ端末が前記アクセスポイントに接続しなくなった場合に、前記ユーザ端末が前記アクセスポイントに接続していない状態が継続した継続時間が、前記アクセスポイント情報が取得される時間間隔よりも長い閾値以上になったか否かを判定する第1判定手段と、
    前記アクセスポイント情報と、前記第1判定手段の判定結果と、に基づいて、他のユーザへの前記ユーザの位置に関する位置情報の通知を制御する位置情報通知手段と、
    を含む位置情報通知システム。
  5. ユーザのユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    予め定められた方法に基づいて、前記アクセスポイントが配置された場所からの前記ユーザの退出を検知する退出検知手段と、
    前記ユーザ端末が前記アクセスポイントに接続した状態で、前記ユーザの退出が検知されたか否かを判定する第3判定手段と、
    前記アクセスポイント情報と、前記第3判定手段の判定結果と、に基づいて、他のユーザへの前記ユーザの位置に関する位置情報の通知を制御する位置情報通知手段と、
    を含む位置情報通知システム。
  6. ユーザのユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    前記アクセスポイントが配置された場所に前記ユーザ用のスペースがある場合に、当該スペースに関するスペース情報を取得するスペース情報取得手段と、
    前記場所に前記スペースがない場合には、前記アクセスポイント情報に基づいて、前記アクセスポイント付近に前記ユーザがいるように、前記ユーザの位置に関する位置情報を他のユーザに通知し、前記場所に前記スペースがある場合には、前記スペース情報に基づいて、前記スペースに前記ユーザがいるように、前記位置情報を前記他のユーザに通知する位置情報通知手段と、
    を含む位置情報通知システム。
  7. ユーザのユーザ端末が接続したアクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得手段と、
    前記ユーザ端末が前記アクセスポイントに接続しなくなった場合に、前記ユーザ端末が前記アクセスポイントに接続しなくなった要因に関する要因情報を取得する要因情報取得手段と、
    前記アクセスポイント情報と、前記要因情報と、に基づいて、他のユーザへの前記ユーザの位置に関する位置情報の通知を制御する位置情報通知手段と、
    を含む位置情報通知システム。
  8. 前記位置情報通知システムは、前記アクセスポイント情報に基づいて、前記ユーザ端末が特定の前記アクセスポイントに接続した状態が所定時間以上継続したか否かを判定する第2判定手段を更に含み、
    前記位置情報通知手段は、前記第2判定手段の判定結果に基づいて、前記他のユーザへの前記位置情報の通知を制御する、
    請求項の何れかに記載の位置情報通知システム。
  9. 前記位置情報通知手段は、複数の場所の中から前記他のユーザが選択した場所に前記ユーザがいる場合に、当該選択された場所のマップを利用して、前記位置情報を通知し、
    前記位置情報通知システムは、前記他のユーザに関する他ユーザ情報に基づいて、前記複数の場所のうちの何れかのマップを自動選択する自動選択手段を更に含み、
    前記位置情報通知手段は、前記自動選択手段の自動選択結果に基づいて、前記他のユーザへの前記位置情報の通知を制御する、
    請求項の何れかに記載の位置情報通知システム。
  10. 前記位置情報通知システムは、
    前記アクセスポイント情報に基づいて、前記アクセスポイントが配置された場所における人数を取得する人数取得手段と、
    前記人数に基づいて、前記ユーザに、所定の通知をする所定通知手段と、
    を更に含む請求項の何れかに記載の位置情報通知システム。
  11. 前記位置情報通知システムは、
    前記グループウェアにおける前記ユーザのスケジュールに関するスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段と、
    前記スケジュール情報に基づいて、所定の場所に前記ユーザがいるか否かを推定する第2推定手段と、
    を更に含み、
    前記位置情報通知手段は、前記所定の場所に前記ユーザがいると推定された場合には、前記所定の場所に前記ユーザがいると推定されない場合よりも、前記アクセスポイントから見て前記所定の場所側の位置に前記ユーザがいるように、前記位置情報を通知する、
    請求項に記載の位置情報通知システム。
  12. グループウェアを利用するユーザが所属する組織のフロアにおけるアクセスポイントであって、当該ユーザのユーザ端末が接続した前記アクセスポイントに関するアクセスポイント情報を取得するアクセスポイント情報取得ステップと、
    前記アクセスポイント情報に基づいて、他のユーザに、前記ユーザの位置に関する位置情報を通知する位置情報通知ステップと、
    前記他のユーザへの前記位置情報の通知に関する通知設定であって、前記フロアにおける前記ユーザの詳細な位置を示す前記位置情報の通知が許可される第1設定と、当該詳細な位置を示さず、かつ、前記ユーザが前記フロアにいることを示す前記位置情報の通知が許可される第2設定と、が少なくとも存在する前記通知設定を変更する通知設定変更ステップと、
    を含み、
    前記位置情報通知ステップは、前記通知設定が変更された場合に、当該変更された通知設定に基づいて、前記他のユーザへの前記位置情報の通知を制御する、
    位置情報通知方法。
  13. 請求項1~11の何れかに記載の位置情報通知システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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