JP5726441B2 - マニピュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、マニピュレータ、より詳しくは、対象物を把持する把持部を備えるマニピュレータに関する。
従来、医療の分野において、生体組織や手術器具等を把持して手技を行なうマニピュレータが使用されている。
このようなマニピュレータとして、特許文献1には、開閉自在な鉗子部を備える把持鉗子が記載されている。鉗子部には、リンク機構を介して操作軸が接続されており、操作軸を押し引きすることで鉗子部が開閉する。
特許文献1に記載の把持鉗子では、生体組織あるいは手術器具等を破壊する力よりも小さい力で変位あるいは変形する手段をもつ把持部が鉗子部に設けられている。そのため、生体組織等を把持する際に使用者が大きい力量で操作軸を牽引した場合でも、把持部が変形あるいは変位することで生体組織等が傷ついたり、手術器具等が破損したりすることが防止される。
特開平6−30946号公報
マニピュレータを使用した手技においては、把持部を介して対象物に作用させる把持力量の最適値は場面によって異なる。すなわち、生体組織等を傷めずに把持したい場合は比較的小さい把持力量が最適であるが、曲針等の手術器具を把持する場合は、手術器具を落とすことのないように、より大きい把持力量が好ましい。さらにこの場合、把持力量が大きいほど好ましいとは必ずしも言えず、把持力量が大きくても調整ができないと、手術器具を変形させたり、手術器具がはずれやすくなってしまったりする場合がある。
したがって、マニピュレータとしては、一定の把持力量で対象物を把持できるだけでは必ずしも充分な操作性を備えているとは言えない。
特許文献1に記載のようなマニピュレータでは、生体組織を把持するためには適した把持力量を得ることができるが、手術器具も同じ把持力量で把持することになるため、生体組織は傷つけないが手術器具をしっかり把持できなくなるということが起こる。
このため、生体組織から手術器具へと掴む対象を変えるために、マニピュレータを変更する必要があった。
このように、マニピュレータとしては、小さい把持力量で対象物を把持できるだけでなく、より大きく、かつ調整可能な把持力量が得られないと、必ずしも充分な操作性を備えているとは言えない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、相対的に小さい把持力量で対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができるマニピュレータを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、回動軸で連結された本体と前記回動軸よりも先端側が対象物に作用する開閉可能な把持部材と、前記本体の基端側に接続され、軸線方向に進退させることにより前記把持部を開閉させる操作部材と、前記把持部材の基端部分に配され、前記本体の先端に接続され、第1のバネ定数を有し、弾性変形することにより、前記把持部から前記対象物に作用する把持力量を前記第1のバネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる第1緩衝部と、前記本体に配され、前記第1緩衝部の弾性変形を規制するストッパと、前記第1のバネ定数よりも大きい第2のバネ定数を有し、少なくとも前記ストッパが前記第1の緩衝部の弾性変形を規制した後に、弾性変形することにより前記把持力量を前記第2のバネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる第2緩衝部と、を備えることを特徴とするマニピュレータである
た、前記ストッパは、前記第1緩衝部の弾性変形を規制するタイミングを変更可能に構成されてもよい。
本発明の別の態様は、回動軸で連結され、先端側に開閉する把持部を有する一対の鉗子片を備えたマニピュレータであって、前記一対の鉗子片の基端側に接続され、軸線方向に進退させることにより前記把持部を開閉させる操作部材と、第1のバネ定数を有する第1緩衝部と、前記第1のバネ定数とは異なる第2のバネ定数を有する第2緩衝部とを有して前記把持部と前記鉗子片との間に配され、弾性変形することにより、前記把持部から対象物に作用する把持力量を、前記第1のバネ定数と前記第2のバネ定数とが合成された合成バネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる緩衝部と、前記鉗子片に配され、前記緩衝部が取り付けられたストッパと、を備えることを特徴とするマニピュレータである。
前記第1緩衝部および前記第2緩衝部のうち、バネ定数の小さい緩衝部の方が、前記操作部材のより少ない牽引量において、完全に圧縮されてもよい。
なお、ここで、「完全に圧縮される」とは、緩衝部(バネ、ゴム等)が荷重により圧縮され、ほぼそれ以上弾性変形しなくなった状態をさす。
本発明のさらに別の態様は、回動軸で連結され、先端側に開閉する把持部を有する一対の鉗子片を備えたマニピュレータであって、前記一対の鉗子片の基端側に接続され、牽引量を変化させることにより前記把持部から対象物に作用する把持力量を調整する操作部材と、前記操作部材に配され第1のバネ定数を有する第1緩衝部と、前記第1緩衝部に配され前記第1緩衝部の弾性変形を規制するストッパと、前記操作部材に配され第2のバネ定数を有する第2緩衝部と、を備え、前記牽引量が第1の範囲にあるときに、前記第1のバネ定数と前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させ、前記牽引量が前記第1の範囲より絶対値が大きい第2の範囲にあるときに、前記ストッパが前記第1緩衝部の弾性変形を規制することで、前記第2のバネ定数と前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させることを特徴とするマニピュレータである
当該マニピュレータは、前記牽引量が前記第2の範囲より絶対値が大きい範囲にあるときに、前記第1のバネ定数および前記第2のバネ定数と異なる定数と、前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させるものでもよい。
本発明のマニピュレータによれば、相対的に小さい把持力量で対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができる。
本発明の第1実施形態のマニピュレータの要部構成を示す図である。 同マニピュレータの使用時の動作を示す図である。 同マニピュレータの使用時の動作を示す図である。 同マニピュレータにおける、操作部材の牽引量と把持力量との関係を模式的に示すグラフである。 本発明の第2実施形態のマニピュレータの第1鉗子片を示す部分拡大図である。 本発明の第3実施形態のマニピュレータの第1鉗子片を示す部分拡大図である。 同マニピュレータにおける、牽引量と把持力量との関係を模式的に示すグラフである。 本発明の第3実施形態のマニピュレータの一部を示す図である。 同マニピュレータの使用時の動作を示す図である。 同マニピュレータの使用時の動作を示す図である。
本発明の第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。図1は、本実施形態のマニピュレータ1の要部構成を示す図である。マニピュレータ1は、医療用のマニピュレータであり、各種処置を行なうための処置部10と、処置部10を操作するための操作部材20と、操作部材20に接続されたスライダ30とを備えている。
なお、以降の説明において、処置部10が設けられている側を先端側、スライダ30が設けられている側を基端側と称する。
処置部10は、第1鉗子片11及び第2鉗子片12からなる一対の鉗子片を備えている。第1鉗子片11及び第2鉗子片12は、回動軸13で互いに回動可能に連結されており、回動軸13よりも先端側の領域が、開閉して体内組織や手術器具等の対象物を把持する把持部14となっている。
各鉗子片11、12は、それぞれ先端側の把持部材15、16と、基端側の本体17、18とを有する。各把持部材15、16は、対象物に接触する把持面15A、16Aを対向させて、それぞれ本体17、18の先端に接続されている。
本体17、18の先端に接続される各把持部材15、16の基端側は、それぞれ板状の第1緩衝部15B、16Bとなっている。把持面15A、16Aと第1緩衝部15B、16Bとの間には、それぞれ板状の第2緩衝部15C、16Cが設けられている。
第1緩衝部15B、16B及び第2緩衝部15C、16Cは板バネとして機能し、把持部14で対象物を把持したときに、開閉方向(一対の鉗子片の回動面に平行な方向)に弾性変形可能である。図1に示すように、開閉方向においては第1緩衝部15B、16Bよりも第2緩衝部15C、16Cが厚くなっており、第2緩衝部15C、16Cのバネ定数(第2のバネ定数)は、第1緩衝部15B、16Bのバネ定数(第1のバネ定数)よりも大きい。
本体17、18には、先端側に向かって延びるストッパ17A、18Aが取り付けられている。ストッパ17A、18Aは、可撓性を有さない硬質の材料で形成されており、その先端の位置は、第1緩衝部15B、16Bが一定量弾性変形したときに、第2緩衝部15C、16Cと接触する位置に設定されている。ストッパ17A、18Aは、長さを調節できるように構成されており、ストッパ17A、18Aの先端が第2緩衝部15C、16Cに接触する位置を調節可能である。
本体17、18の基端側には、リンク機構19が接続されている。リンク機構19は公知の構成を有し、連結点19Aを回動軸13に接近及び離間させることにより、把持部14を開閉させることができる。
操作部材20は、線状または棒状の部材であり、先端側がリンク機構19の連結点19Aに接続されている。操作部材20は、図示しないシース等の管状部材に、自身の軸線方向に進退可能に挿通されている。処置部10の回動軸13は、当該管状部材に対して相対移動しないように固定されており、操作部材20を軸線方向に進退させることにより、連結点19Aを回動軸13に接近及び離間させて把持部14を開閉することができる。すなわち、操作部材20を軸線方向に進退させることで操作部材の牽引量が変化する。牽引量に応じて把持部14の開閉量が変化し、把持部14が対象物を把持しているときは把持部14から当該対象物に作用する把持力量の大きさが調節される。
操作部材20は、軸線方向に過度に伸縮せず、操作入力を好適に処置部10に伝達できるものであれば、その材質は特に限定されない。例えば、上述の管状部材が可撓性を有するいわゆる軟性のマニピュレータの場合は、金属製のワイヤ等を、管状部材が可撓性を有さない、いわゆる硬性のマニピュレータの場合は、金属製のロッド等をそれぞれ好適に採用することができる。
スライダ30は、操作部材20の基端側に取り付けられている。スライダ30は、管状部材の基端が固定された図示しない操作部本体に摺動可能に取り付けられており、当該操作部本体に対してスライダ30を摺動させる操作入力を行なうと、操作部材20を軸線方向に進退させて操作部材20の牽引量を変化させることができる。
スライダ30の形状には特に制限はなく、公知の各種形状を適宜選択することができる。例えば、指掛け用の穴を有するようなものでもよい。
上記のように構成されたマニピュレータ1の使用時の動作について説明する。
まず使用者は、マニピュレータ1を体内に挿入する前に、第2緩衝部15C、16Cの所望の位置にストッパ17A、18Aの先端が接触するようにストッパ17A、18Aの長さを調節する。
対象物を把持面15Aと把持面16Aとの間に位置させて、使用者がスライダ30を基端側に摺動させると、操作部材20が牽引されて基端側に後退する。その結果、リンク機構19の連結点19Aが回動軸13から離間し、第1鉗子片11及び第2鉗子片12が回動軸13回りに回動して把持部14が閉じられる。このとき、把持部14に対象物を把持する力量が発生する。
図2に示すように、把持部14が対象物Sを把持して把持面15A、16Aと対象物Sとが接触すると、把持部材15、16は、対象物Sの剛性等に応じた反力を受ける。第2緩衝部15C、16Cのバネ定数(第2のバネ定数)は、第1緩衝部15B、16Bのバネ定数(第1のバネ定数)よりも大きいため、まず第1緩衝部15B、16Bが主に弾性変形する。第1緩衝部15B、16Bが主に弾性変形している間は、把持部14から対象物Sに作用する把持力量は、主に第1のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて変化する。
なお、図2では、一例として第1緩衝部15B、16Bの両方がほぼ同様に変形している場合を示しているが、第1緩衝部15B、16Bの弾性変形の具体的態様は様々な状況により異なり、両方が同じように弾性変形しない場合もある。
第1緩衝部の弾性変形量が所定の大きさ、つまり操作部材20の牽引量が所定の大きさになると、ストッパ17A、18Aの先端が第2緩衝部15C、16Cと接触する。これにより、第1緩衝部の弾性変形が規制されて塑性変形が防止されるとともに、上述した第1緩衝部の緩衝作用がキャンセルされる。
さらに、スライダ30を基端側に摺動させて操作部材20の牽引量を増加させると、図3に示すように、第2緩衝部15C、16Cが弾性変形し、引き続き、把持部14から対象物Sに作用する把持力量は、第2のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて変化する。
図4は、マニピュレータ1における操作部材20の牽引量と把持力量との関係を模式的に示すグラフである。スライダ30を介した操作により操作部材20を牽引していくと、対象物に接触する。このときの操作部材20の牽引量をf1とする。牽引量がf1より大きくなると、主に第1緩衝部の弾性変形が始まり、把持力量は、主に第1のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。牽引量を増加させ、牽引量がf2となると、ストッパによって第1緩衝部の緩衝作用がキャンセルされる。このときの把持力量がF1である。その後は、第2緩衝部のみが弾性変形する。把持力量は、第2のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。操作部材20の牽引量は、スライダ30等の制約による上限まで大きくすることができる。ここではf3を牽引量の上限としている。牽引量がf3のときに、最大の把持力量F2を得ることができる。本実施形態においては、第2のバネ定数は第1のバネ定数よりも大きい値としているため、f1−f2間の把持力量増加の傾きよりもf2−f3間の把持力量増加の傾きの方が大きい。
このように、マニピュレータ1においては、牽引量がf1以上f2以下の範囲(第1の範囲)にあるときは、把持力量は主に第1のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇し、そのバネ定数は、第1の範囲において第1対象物(例えば生体組織)を把持しやすい把持力量が得られるように設定する。牽引量がf2より大きくf3以下の範囲(第2の範囲)においては、把持力量は第2のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇し、そのバネ定数は、第2の範囲において第2の対象物(例えば曲針等の手術器具)を把持するために適した大きさの把持力量が得られるように設定する。第2の範囲においては、牽引量を調節することにより、把持力量をF1以上F2以下の範囲で調整することができる。
以上説明したように、本実施形態のマニピュレータ1によれば、第1緩衝部15B、16Bを備えるため、第1のバネ定数を適切に設定することにより、操作部材20の牽引量が第1の範囲にあるときは、対象物を傷つけないF1以下の把持力量で対象物を把持することができる。そして、ストッパ17A、18Aを備えているため、第1の範囲よりも大きい牽引量となるように操作を行なうことで、第1緩衝部15B、16Bの緩衝作用をキャンセルし、さらに大きい把持力量で対象物を把持することができる。
したがって、例えば損傷しやすい生体組織を把持したり、曲針等の手術器具を軽くつかんで先端の向きを調節したりする等の場合は、相対的に小さい把持力量で、脱落しないように、かつ安定して把持するとともに、曲針を組織に刺入するとき等のように比較的大きい把持力量が必要な場合においては、相対的に大きい把持力量で確実に把持して手技を行うことができる。その結果、対象物の種類や操作内容に応じて、相対的に小さい把持力量で容易に対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができるマニピュレータとすることができる。
また、第1緩衝部15B、16Bよりもバネ定数の大きい第2緩衝部15C、16Cを備えるため、牽引量が第2の範囲にあるときに、第1緩衝部によって保持される把持力量よりも大きい把持力量を、操作部材20の牽引量を調節することにより、F1以上F2以下の範囲で調整しながら対象物を把持することができる。したがって、異なる2種類の大きさの把持力量で安定して対象物を把持することができ、より好適に手技を行うことができる。
さらに、ストッパ17A、18Aの長さを変えることにより、第1緩衝部の緩衝作用がキャンセルされるタイミングを調節することができる。したがって、対象物の種類や手技の内容等に応じて、上述した第1の範囲の長さを好適に調節することができる。
本実施形態においては、第1鉗子片11及び第2鉗子片12の両方に第1緩衝部等が設けられた例を説明したが、第1緩衝部やストッパ等は、一対の鉗子片の一方のみに設けられてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態のマニピュレータ41と、第1実施形態のマニピュレータ1との異なるところは、把持部の構造である。なお、以降の説明において、既に説明したものと同様の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5は、マニピュレータ41の第1鉗子片11aを示す部分拡大図である。把持部42は、本体17の先端側に取り付けられた把持部材43と、把持部材43に接続された第1バネ(緩衝部)44と、把持部材43の移動を規制する硬質の第1ストッパ45Aを有する基体45と、第1ストッパに接続された第2バネ(第2緩衝部)46と、第1バネ44と第2バネ46との間に配置された第2ストッパ(ストッパ)47とを備えている。
把持部材43には弾性変形する部位はなく、全体が硬質に構成されている。把持部材43の基端側は、基体45に設けられた図示しない溝に挿入されている。これにより、把持部材43は、当該溝に沿って、基体45の先端側の面と平行に摺動可能である。
第1バネ44は、一方の端部が把持部材43に接続され、他方の端部が第2ストッパ47に接続されている。第2バネ46は、一方の端部が第2ストッパ47に接続され、他方の端部が第1ストッパ45に接続されている。第2バネ46のバネ定数は、第1バネ44のバネ定数よりも大きい。
なお、図5では、第1バネ44及び第2バネ46が2本配置されているが、各バネの本数は適宜設定されてよい。
第2ストッパ47は、第1バネ44と第2バネ47とに挟まれるように配置されている。基体45と接触する第2ストッパ47の基端側には、摩擦係数が高められた係止部47Aが形成されている。係止部47Aの構造には特に制限はなく、例えばプラズマ処理等の表面粗しによって形成されてもよいし、ゴム等の摩擦係数の高い部材が取り付けられてもよい。
第2ストッパ47は、係止部47Aと基体45との間に発生する摩擦力により、第1バネ44が圧縮されて所定量弾性変形するまでは基体45に対して相対移動しないように構成されている。第1バネが当該所定量以上弾性変形すると、第2ストッパは基体45に対して摺動し、それ以上第1バネが弾性変形しないように規制する。
なお、図5には第1鉗子片11aのみを示したが、第2鉗子片についても同様に構成されている。
上記のように構成されたマニピュレータ41の使用時の動作について説明する。
把持部42が対象物Sを把持すると、把持部材43が第2ストッパ47に向かって摺動するとともに第1バネ44が圧縮され、把持力量は第1バネ44のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。このとき、第2ストッパ47は、係止部47Aに発生する摩擦力によって移動せずに保持されるため、第2バネ46はまだ圧縮されない。
第1バネ44が所定量以上弾性変形し、さらに操作部材20の牽引量が増加すると、把持部材43、第1バネ44、および第2ストッパ47が第1ストッパ45Aに接近するように移動する。すると第2バネ46が圧縮され、把持力量は第2バネ46のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。
第2バネ46が完全に圧縮された後は、第1ストッパ45Aによって、把持部材43の摺動が規制されるため、第1バネ44及び第2バネ46による緩衝作用はなくなる。ここで牽引量が上限に達していなければ、さらに牽引量を増加させると、把持力量は急激に上昇する。牽引量の上限までの範囲で、この急激な把持力の上昇の範囲を設けるかは、例えば第1バネ44と第2バネ46のバネ定数の設定による。
本実施形態のマニピュレータ41においても、第1実施形態のマニピュレータ1と同様に、相対的に小さい把持力量で容易に対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができる。
また、把持部材43の摺動を規制する第1ストッパ45Aを備えているので、第2バネ46が完全に圧縮されて第2バネによる緩衝作用が消失した後、牽引可能な範囲で操作部材20の牽引量を増加させることでさらに高い把持力量を把持部42に発生させることができる。
次に本発明の第3実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。本実施形態のマニピュレータ51と、上述の各実施形態のマニピュレータとの異なるところは、第1緩衝部の弾性変形を規制するストッパを備えない点である。
図6は、マニピュレータ51の第1鉗子片11bを示す部分拡大図である。把持部材43と、第1ストッパ45Aとの間には、第1ゴム(第1緩衝部)52及び第2ゴム(第2緩衝部)53が配置されている。第1ストッパ45A側に位置する第2ゴム53のバネ定数は、第1ゴム52のバネ定数よりも大きい。
マニピュレータ51においては、第1実施形態及び第2実施形態と異なり第1ゴム52と第2ゴム53との間にストッパがない。このため、マニピュレータ51の使用時は、第1ゴム52の圧縮が途中で止められることはない。したがって、第1ゴム52の圧縮中に第2ゴム53も少しずつ圧縮される。
図7は、マニピュレータ51における牽引量と把持力量との関係を模式的に示すグラフである。図7に示すように、牽引量が、第1ゴム52が限界まで圧縮(完全に圧縮)されるときの大きさf4となるまでは、把持力量は第1ゴム52のバネ定数と第2ゴム53のバネ定数とが合成された合成バネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。第1ゴム52が完全に圧縮された後は、第2ゴム53のみが圧縮されて弾性変形するため、把持力量は第2ゴム53のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。牽引量の大きさがf5となり、第2ゴム53が限界まで圧縮されると、緩衝作用はなくなり、それ以降牽引量を増加させると、牽引量が上限のf3となるまで把持力量は急激に上昇する。このときの把持力量は、上限値F3となる。
本実施形態のマニピュレータ51においても、第1及び第2実施形態のマニピュレータと同様に、相対的に小さい把持力量で容易に対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができる。
また、第1ゴム52の弾性変形を規制するストッパを設けなくてもよいため、より構成を簡素にすることができる。
次に本発明の第4実施形態について、図8から図10を参照して説明する。本実施形態のマニピュレータ61と、上述の各実施形態のマニピュレータとの異なるところは、第1および第2緩衝部等の配置位置である。
図8は、マニピュレータ61において、処置部62および操作部材63の一部を模式的に示す図である。操作部材63は、その一部にコイル状の第1バネ部(緩衝部)64及び第2バネ部(第2緩衝部)65を有している。第1バネ部64及び第2バネ部65は、操作部材63の軸線方向に伸縮可能である。第2バネ65を形成する素線は第1バネ64を形成する素線よりも太く、第1バネ部64のバネ定数よりも第2バネ部65のバネ定数の方が大きい。
第1バネ部64の周囲には、ストッパ66が取り付けられている。ストッパ66は、円筒形であり、軸線方向両端部には、それぞれ貫通孔67Aを有する壁部67が設けられている。ストッパ66は硬質に形成されているため、第1バネ部64は、ストッパ66の軸線方向の長さ以上に伸びることはできない。
本実施形態のマニピュレータ61においては、操作部材63の牽引量が第1の範囲に入ると、第1バネ部64が操作部材63の軸線方向に伸びる。その結果、第1バネ部64の緩衝作用により、把持力量は主に第1バネ部64のバネ定数と操作部材64の牽引量とに基づいて上昇する。
図9に示すように、第1バネ部64の両端部がストッパ66の壁部67に接触すると、第1バネ部64の弾性変形はストッパ66に規制されてそれ以上伸びることができなくなり、第1バネ部64の緩衝作用がキャンセルされる。
その後、牽引量が第2の範囲に入ると、図10に示すように第2バネ部65のみが伸び始め、第2バネ部65の緩衝作用により把持力量は第2バネ部65のバネ定数と操作部材20の牽引量とに基づいて上昇する。
本実施形態のマニピュレータ61においても、他の実施形態のマニピュレータと同様に、対象物を傷つけない程度の相対的に小さい把持力量で容易に対象物を把持できる状態と、より大きく、かつ調整可能な把持力量を発生させることができる状態とを使い分けることができる。
また、第1バネ部64、第2バネ部65、及びストッパ66が、操作部材63に設けられているので、処置部62を小型化することができる。したがって、本実施形態の構造は、特に狭い領域で使用されるようなマニピュレータに適している。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各実施形態の構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、第1緩衝部と第2緩衝部とを備えた例を説明したが、少なくとも第1緩衝部とストッパとを備えていれば、上述の第1の範囲及び第2の範囲を牽引量に設定することができる。したがって、第2緩衝部を備えないように本発明のマニピュレータを構成してもよい。
また、緩衝部が3箇所以上設けられても構わない。このようにすると、さらに多段階の把持力量で安定した把持を行うことができる。
1、41、51、61 マニピュレータ
11、11a 第1鉗子片
12 第2鉗子片
13 回動軸
14、42 把持部
15B、16B 第1緩衝部(緩衝部)
15C、16C 第2緩衝部
17A、18A、66 ストッパ
20、63 操作部材
44 第1バネ(緩衝部)
46 第2バネ(第2緩衝部)
47 第2ストッパ(ストッパ)
52 第1ゴム(第1緩衝部)
53 第2ゴム(第2緩衝部)
64 第1バネ部(緩衝部)
65 第2バネ部(第2緩衝部)
S 対象物

Claims (6)

  1. 回動軸で連結された本体と
    前記回動軸よりも先端側が対象物に作用する開閉可能な把持部材と、
    前記本体の基端側に接続され、軸線方向に進退させることにより前記把持部を開閉させる操作部材と、
    前記把持部材の基端部分に配され、前記本体の先端に接続され、第1のバネ定数を有し、弾性変形することにより、前記把持部から前記対象物に作用する把持力量を前記第1のバネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる第1緩衝部と、
    前記本体に配され、前記第1緩衝部の弾性変形を規制するストッパと、
    前記第1のバネ定数よりも大きい第2のバネ定数を有し、少なくとも前記ストッパが前記第1の緩衝部の弾性変形を規制した後に、弾性変形することにより前記把持力量を前記第2のバネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる第2緩衝部と、
    を備えることを特徴とするマニピュレータ。
  2. 前記ストッパは、前記第1緩衝部の弾性変形を規制するタイミングを変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマニピュレータ。
  3. 回動軸で連結され、先端側に開閉する把持部を有する一対の鉗子片を備えたマニピュレータであって、
    前記一対の鉗子片の基端側に接続され、軸線方向に進退させることにより前記把持部を開閉させる操作部材と、
    第1のバネ定数を有する第1緩衝部と、前記第1のバネ定数とは異なる第2のバネ定数を有する第2緩衝部とを有して前記把持部と前記鉗子片との間に配され、弾性変形することにより、前記把持部から対象物に作用する把持力量を、前記第1のバネ定数と前記第2のバネ定数とが合成された合成バネ定数と前記操作部材の牽引量とに基づいて変化させる緩衝部と、
    前記鉗子片に配され、前記緩衝部が取り付けられたストッパと、
    を備えることを特徴とするマニピュレータ。
  4. 前記第1緩衝部および前記第2緩衝部のうち、バネ定数の小さい緩衝部の方が、前記操作部材のより少ない牽引量において、完全に圧縮されることを特徴とする請求項に記載のマニピュレータ。
  5. 回動軸で連結され、先端側に開閉する把持部を有する一対の鉗子片を備えたマニピュレータであって、
    前記一対の鉗子片の基端側に接続され、牽引量を変化させることにより前記把持部から対象物に作用する把持力量を調整する操作部材と、
    前記操作部材に配され第1のバネ定数を有する第1緩衝部と、
    前記第1緩衝部に配され前記第1緩衝部の弾性変形を規制するストッパと、
    前記操作部材に配され第2のバネ定数を有する第2緩衝部と、
    を備え、
    前記牽引量が第1の範囲にあるときに、前記第1のバネ定数と前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させ、前記牽引量が前記第1の範囲より絶対値が大きい第2の範囲にあるときに、前記ストッパが前記第1緩衝部の弾性変形を規制することで、前記第2のバネ定数と前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させることを特徴とするマニピュレータ。
  6. 前記牽引量が前記第2の範囲より絶対値が大きい範囲にあるときに、前記第1のバネ定数および前記第2のバネ定数と異なる定数と、前記牽引量とに基づいて前記把持部から対象物に作用する把持力量を発生させることを特徴とする請求項に記載のマニピュレータ。
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