JP5713057B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

この発明は、農業機械であるトラクタに関する。特にトラクタのボンネットの開閉に関する。
農業機械であるトラクタのボンネットにおいて、ボンネットの後側に開閉の取付部を設け、機体側に開閉の回動支点軸を設けている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−115816号公報
ボンネットの前側を大きく開けるようとしてボンネットを回動させると、ボンネットの後端部が機体側の構成部材に当たってしまい、開ける角度に限界が生じる。
本発明の課題は、前述のような不具合を解消するトラクタを提供することである。
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
すなわち、請求項1記載の発明では、エンジン(4)を覆うボンネット(8)の開閉支持部(S)を、機体側の支持部(S1)とボンネット(8)側の取付部(S2)から構成し、前記開閉支持部(S)をボンネット(8)の後側上部に配置してボンネット(8)の前側が開閉されるトラクタにおいて、
エンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)とエンジンルーム(4a)の前側を仕切る前仕切板(31)を設け、前記仕切板(12)と前仕切板(31)の間にエンジン(4)、エアクリーナエレメント(17b)を収納したエアクリーナ収納ケース(17)、マフラー(26)を配置して設け、
エンジンルーム(4a)の後側を仕切る前記仕切板(12)に前記機体側の支持部(S1)としての突出部(12a)をエンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)と一体的に機体前側に向かって形成し、
エンジンルーム(4a)の後側を仕切る前記仕切板(12)の突出部(12a)の左側に左回動支点軸(11L)を設け、突出部(12a)の右側に右回動支点軸(11R)を設ける構成とし、この左右の回動支点軸(11L,11R)に対し、ボンネット(8)側の前記取付部(S2)を回動可能に取り付けて構成し、
前記ボンネット(8)の上面部(8a)の中央後端部に前記機体側の支持部(S1)を避けるように切欠部(C)を形成し、該切欠部(C)に下方に向かって折曲部(C1)を形成し、該折曲部(C1)の左折曲部(C1L)及び右折曲部(C1R)にそれぞれ左取付プレート(13L)及び右取付プレート(13R)を固着し、該左右取付プレート(13L、13R)にそれぞれ形成する凹部(13La、13Ra)に前記左右回動支点軸(11L、11R)を係合させ、
前記左右回動支点軸(11L、11R)に対して左右固定プレート(14L、14R)の孔部(14La、14Ra)を入り込ませ、前記左右固定プレート(14L、14R)を前記左右取付プレート(13L、13R)に対してボルトで固定する構成としたことを特徴とするトラクタとしたものである。
請求項2記載の発明では、前記燃料タンク(18)の前側部分に燃料タンク凸部(18b)を形成し、前記仕切板(12)の突出部(12a)に燃料タンク凸部(18b)を入り込ませて配置し、燃料タンク(18)にフランジ部(18a)を形成し、前記仕切板(12)の後側に燃料タンク(18)を配置し、前記燃料タンク(18)のフランジ部(18a)と仕切板(12)との間をボルトで固定する構成とし、
前記燃料タンク凸部(18b)に燃料キャップ(20)と燃料タンク(18)を覆うカバー(21)を設け、
前記エンジン(4)の上部で前記仕切板(12)の突出部(12a)の前方にエアクリーナエレメント(17b)を収納したエアクリーナ収納ケース(17)を設け、前記ボンネット(8)の前側を開けると側方から前記エアクリーナ収納ケース(17)内のエアクリーナエレメント(17b)を着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のトラクタとしたものである。
本発明は上述のごとく構成したので、請求項1記載の発明においては、平面視で機体側の支持部(S1)を避けるようにボンネット(8)の後端部に切欠部(C)を形成したので、ボンネット(8)の後端部が機体側の支持部(S1)に当たることがなくなる。これにより、ボンネット(8)は鉛直方向まで回動して前側が大きく開くようになる。
また、エンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)に機体側の支持部(S1)としての突出部(12a)を設け、この突出部(12a)に左右の回動支点軸(11L、11R)を設ける構成としたので、元々構成されているエンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)を利用することで、左右の回動支点軸(11L、11R)を取り付けるための別部材が不要となり、廉価な構成となる。
請求項2記載の発明においては、突出部(12a)の後側に燃料タンク(18)の凸部(18b)を入り込ませたので、燃料の容量が増大する。また、仕切板(12)に燃料タンク(18)を取り付けたことで、燃料タンク(18)を取り付けるための別部材が不要となる。
また、ボンネット(8)の前側を開けると、側方からエアクリーナ収納ケース(17)内に収納しているエアクリーナエレメント(17b)の着脱が容易にできる。
トラクタの左側面図 エンジン周辺の斜視図 エンジン周辺の平面図 ボンネットの背面図 (a)ボンネットが開いた状態の斜視図(b)ボンネット前部の断面図 (a)トラクタ前部の斜視図(b)ボンネット後部の開閉支持部の斜視図(c)ボンネット後部の開閉支持部の断面図 ボンネットが閉じた状態の右側面図 ボンネットが開いた状態の右側面図 仕切板と燃料タンク斜視図 エンジンの斜視図 仕切板と燃料タンクとダッシュボードの左側面図 ラジエータの底面図
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
以下の説明では、前後方向とは、トラクタ1の前後方向である。さらに言えば、前後方向とは、このトラクタ1が直進する際の進行方向であり、進行方向前方側を前後方向前側、後方側を前後方向後側という。トラクタ1の進行方向とは、トラクタ1の直進時において、トラクタ1の操縦席2からステアリングハンドル3に向かう方向であり、ステアリングハンドル3側が前側、操縦席2が後側となる。
また、車幅方向とは、当該前後方向に対して水平に直交する方向である。ここでは、前後方向前側を視た状態で右側を車幅方向右側、前後方向前側を視た状態で左側を車幅方向左側という。さらに、鉛直方向とは、前後方向と車幅方向とに直交する方向である。これら前後方向、車幅方向及び鉛直方向は、互いに直交する。
図1は、本実施の形態1におけるトラクタ1の全体左側面図である。トラクタ1は、動力源4(エンジン)が発生する動力によって、自走しながら圃場等での作業を行う農用トラクタ等の作業車両である。トラクタ1は、前輪5と、後輪6と、動力源としてのエンジン4と、変速装置(トランスミッション)7とを備えている。このうち、前輪5は、主に操舵用の車輪、すなわち、操舵輪として設けられる。後輪6は、主に駆動用の車輪、すなわち、駆動輪として設けられる。後輪6には、機体前部のボンネット8内のエンジンルーム4a内に搭載されるエンジン4で発生した回転動力を、変速装置(トランスミッション)7で適宜減速して伝達可能になっており、後輪6は、この回転動力によって駆動力を発生する。また、この変速装置7は、エンジン4で発生した回転動力を、必要に応じて前輪5にも伝達可能になっており、この場合は、前輪5と後輪6との四輪が駆動輪となり駆動力を発生する。
すなわち、変速装置7は、二輪駆動と四輪駆動との切り替えが可能になっており、エンジン4の回転動力を減速し、減速された回転動力を前輪5、後輪6に伝達可能である。また、トラクタ1は、機体後部に、ロータリ(図示省略)等の作業機を装着可能な連結装置9が配設されている。連結装置9は、例えば、左右のロアリンクや中央のトップリンク等による3点リンク機構に構成され、この3点リンク機構によってトラクタ1の機体後部に作業機を連結する。
そして、左右のリフトアーム(図示せず)を油圧で回動することで、リフトロッド(図示せず)、このリフトロッドと連結しているロアリンク等を介して作業機を昇降させることができる。操縦席2前側のダッシュボード10からステアリングハンドル3が立設されると共に、ダッシュボード10の左側のフロア上にクラッチペダル、ダッシュボード10の右側のフロア上に左右のブレーキペダル、この左右のブレーキペダルの右側のフロア上にアクセルペダルが配置されている。また、操縦席2の周囲にその他の各種操作ペダルや変速レバー等の各種操作レバーが配置されている。また、ステアリングハンドル3の下方左側に前後進レバー、ステアリングハンドル3の下方右側にアクセルレバー等が配置されている。
前記ボンネット8について説明する。
エンジン4を覆うボンネット8の開閉支持部Sを構成する。開閉支持部Sは、機体側の支持部S1とボンネット8側の取付部S2から構成されている。機体側の支持部S1に左右の回動支点軸11L,11Rを設ける構成とする。また、左右の回動支点軸11L,11Rにボンネット8側の取付部S2を回動可能に取り付けており、ボンネット8の前側が開閉がされる構成である。
そして、平面視で前記機体側の支持部S1を避けるようにボンネット8の後端部に切欠部Cを形成している。ボンネット(8)の後端部が機体側の支持部(S1)に当たることがなくなる。これにより、ボンネット(8)の前側が大きく開くようになる。
開閉支持部Sの左側に左回動支点軸11Lを左右方向に設け、開閉支持部Sの右側に右回動支点軸11Rを左右方向に設けている。この左右の回動支点軸11L,11Rを中心にボンネット8が開閉する構成としている。図2はボンネット8を取り外した状態の斜視図で、図3はボンネット8を取り外した状態の平面図である。
エンジンルーム4aと機体後部との間を仕切板12で仕切って構成している。この仕切板12には、機体の前側に向かって突出部12aを構成している。この突出部12aが機体側の支持部S1である。これにより、支持部S1を支持する別部材が不要となる。
この突出部12aは、仕切板12と一体構成であり板金で構成している。これにより、部品点数が削減されて廉価な構成となる。
突出部12aは左右幅L1に構成され、突出部12aの左側に左回動支点軸11Lを設け、突出部12aの右側に右回動支点軸11Rを設けている。また、突出部12aについては、仕切板12とは別部材(左右のプレートや凸状プレート)で構成して、溶接等で一体構成にしてもよい。左右のプレートを仕切板12に溶接するときには、左右幅L1を確保して、左プレートに左回動支点軸11Lを設け、右プレートに右回動支点軸11Rを設ける構成とする。凸状プレートについても左右幅L1を確保して、凸状プレートの左側に左回動支点軸11Lを設け、凸状プレートの右側に右回動支点軸11Rを設ける構成とする。
一方、ボンネット8側には、ボンネット8側の取付部S2が構成されているので、この取付部S2について説明する。
前記左右の回動支点軸11L,11Rを挿入するための孔部を構成する必要がある。図4には、ボンネット8を機体後側から見た図を示している。図5はボンネット8が開いた状態を機体前側から見た図を示しているので、ボンネット8自体は下側から見た状態となっている。また、図6(a)はボンネット8を機体前側から見た斜視図を示している。
また、ライトカバー42とライトグリル43を樹脂材で一体構成としているので、部品点数が少なく構成できる。
また、ボンネット8の前側の下部においては、バネ板34が取り付けられており、 ボンネット8を下方に下げて閉じると、バネ板34がロックバー35に係止される。図5(b)にはバネ板34がロックバー35に係止している状態を示している。バネ板34は矢印Y1方向に常時戻るような作用をしているので、バネ板34がロックバー35から外れることはない。また、バネ板34を手で持って矢印Y2方向に力を付勢すると、バネ板34がロックバー35から外れてボンネット8は上昇可能となる。
前記バネ板34の両側には圧縮バネ44,44を設けており、ボンネット8を閉じたときには、左右の圧縮バネ44,44が前部プレート44(図3参照)に当接して、ある程度圧縮される状態となるので、バネ板34がロックバー35に係止させる力が強くなる。これにより、ボンネット8は閉じた状態で確実に保持される。
ボンネット8の上面部8aの中央後端部において、切欠部Cを形成している。この切欠部Cは、凹状に形成されている。図6(b)には切欠部C部分の拡大図を示している。
凹状に形成されている切欠部C部分においては、前記突出部12aが配置されている。即ち、突出部12aを避けるようにボンネット8に切欠部Cが形成されている。さらに、凹状に形成されている切欠部Cの全周に亘って、折曲部C1が形成されている。
そして、折曲部C1の右側折曲部C1Rに右取付プレート13Rが溶接で固着されている。この右取付プレート13Rには、右回動支点軸11Rが入るための凹部13Raが形成されている。また、右取付プレート13Rには、孔部13Rbが形成されている。右取付プレート13Rの凹部13Raに右回動支点軸11Rが挿入された後に、右固定プレート14Rの孔部14Raを右回動支点軸11Rに挿入し、右取付プレート13Rと右固定プレート14Rをボルトナット15Rで締付固定する構成とする。図6(c)にこの構成の断面図を示している。左回動支点軸11Lについても、前述した右回動支点軸11Rの取り付けと同じ構成なので、説明を省略する。
前述したように、仕切板12には、機体の前側に向かって突出部12aを構成し、この突出部12aの左側に左回動支点軸11Lを設け、突出部12aの右側に右回動支点軸11Rを設けて構成している。そして、平面視で突出部12aを避けるようにボンネット8に切欠部Cが形成されている。これにより、ボンネット8は左右の回動支点軸11L,11Rを中心に上方に向かって開けられると、左右の回動支点軸11L,11Rを支持している突出部12aに対して、ボンネット8の後部分が当たることがないので、鉛直方向を越えてボンネット8の上面部8aが仕切板12に当たるまで回動できるようになる。ただし、図8に示すように、ボンネット8が略鉛直方向に開いた状態で、固定ロッド16で固定支持する構成とする。図7にはボンネット8が閉じた状態を示している。
図5と図8に示すように、固定ロッド16はボンネット8に形成される孔36に挿入されており、この挿入部と固定ロット16の他端側(機体前側)に向かう部分16a部との間の角度K1を鈍角に構成することで、ボンネット8の開放状態を広くする構成としている。また、固定ロッド16には切欠部16bが形成されており、固定ロッド16がボンネット8に形成される孔36に挿入されたときにおいて、切欠部16bが孔36に掛かることで、固定ロッド16は外れにくくなる。
ボンネット8に形成される孔36は、ボンネット8を構成する上部ボンネット8uとサイドボンネット8sを連結するフランジ8fに形成されているので、ボンネット8に孔36を形成するための別部材が不要となる。
また、固定ロット16の他端側(機体前側)においては、前仕切板31の孔31aに挿入されている。この前仕切板31の孔31aは、固定ロット16の直径の約1.5倍の直径孔に形成されている。これにより、固定ロッド16の上下、前後、左右の動きの自由度が大きくなるので、取り扱いが容易となる。そして、固定ロッドが前仕切板31の孔31aに挿入される部分においても、固定ロッド16の曲げが鈍角に形成されているので、取り扱いが容易となる。
また、固定ロッド16の形成される角度K2で、ボンネット8が開いたときの角度を決めることができる。
図3の平面図には、固定ロッド16を使用しないときの収納状態も示されている。固定ロッド16は、樹脂材からなるエアクリーナダクト37を上側から押さえるように収納されているので、エアクリーナダクト37の振動を抑制できる。また、エアクリーナダクト37は樹脂材で構成されているので、固定ロッド16自体の振動も抑制できる。エアクリーナダクト37は、外気をエアクリーナ収納ケース1内に送るものである。
また、前仕切板31には樹脂材からなる環状の係止体38が取り付けられており、この環状の係止体38に固定ロッド16を嵌め込んで固定ロッド16を収納して固定する構成としている。
図9は左斜め後方から燃料タンク18を見た図である。図9と図2示すように、仕切板12の後側に燃料タンク18を取り付ける構成としている。これにより、燃料タンク18を支持する別部材が不要となる。
燃料タンク18のフランジ部18aと仕切板12との間をボルトナット19で固定させる構成としている。この固定部分は、左側2箇所と右側2箇所に構成されている。図9には、左側2箇所のボルトナット19が図示されている。図2には右側2箇所のボルトナット19が図示されている。
燃料タンク18の中央前側部分は、燃料タンク凸部18bのように構成されている。そして、燃料タンク18の一部分である燃料タンク凸部18bは、仕切板12の突出部12a部分の後側に入り込む構成としている。これにより、燃料の容量が増大する。
燃料タンク凸部18bには、燃料キャップ20が設けられている。図2には示されていないが、図9には燃料タンク18を覆うカバー21が図示されている。このカバー21は、ボンネット8の切欠部Cから燃料タンク18が直接見えないようにするためのものである。燃料タンク18については、板金で構成してもよいし、樹脂で構成してもよい。
また、図8と図9に示すように、仕切板12の突出部12a部分の下側においては、エンジン4のシリンダヘッド4bとの間に前支持ステー22が設けられている。これにより、仕切板12や燃料タンク18の振動が抑制され、燃料タンク18内に燃料が満載されたときの荷重が支持されるようになる。
図9に示すように、仕切板12の下部においては、左側に2個の孔32が形成され、右側にも2個の孔32が形成されている。そして、図11に示すように、仕切板12の下部はダッシュボード10の下部に対して、ボルトナット33で固定されている。これにより、仕切板12の支持が強固になる。
図8に示すように、ボンネット8が略鉛直方向に回動すると、エアクリーナ収納ケース17の略全体が視認可能な状態となる。図2、図3に示すように、エアクリーナ収納ケース17は仕切板12の突出部12aの前方に配置されている。そして、エアクリーナ収納ケース17は円筒形状であり、その長手方向は機体の左右方向に配置されている。エアクリーナ収納ケース17内にはエアクリーナエレメント17bが収納されている。エアクリーナ収納ケース17の右側には収納蓋17aが設けられており、この収納蓋17aを外すことで、機体の右側からエアクリーナ収納ケース17内のエアクリーナエレメント17bの着脱ができる。
前述したように、ボンネット8が略鉛直方向に回動すると、エアクリーナ収納ケース17の略全体が視認可能となるので、エアクリーナ収納ケース17の収納蓋17aの着脱と、エアクリーナ収納ケース17内のエアクリーナエレメント17bの着脱については、ボンネット8に邪魔されることなく容易にできるようになる。また、エアクリーナ収納ケース17の吸気口17cは、機体前方を向いているので、エアクリーナダクト37との接続が容易となる。
図10に示すように、エアクリーナ収納ケース17はエンジン4の上部に取り付けられている。図10は、機体前方の斜め右方向から見た図である。エアクリーナ収納ケース17の前側にエアクリーナ支持ステー23がボルト24で取り付けられている。そして、エアクリーナ支持ステー23の下は、シリンダヘッド4bの前側に対してボルト25で取り付けられている構成である。
また、エアクリーナ支持ステー23には孔23aが形成されている。エアクリーナ支持ステー23からエアクリーナ収納ケース17が外されている場合には、エアクリーナ支持ステー23の孔23aは、エンジン4を吊り下げて移動させるときのハンガーに代用できる。
図2、図3、図5に示すように、仕切板12の突出部12a部分の左側には、マフラー26が配置されており、機体の下方に向かって排気管27が取り付けられている。エアクリーナ収納ケース17の前方には、前仕切板31を介してラジエータ28が搭載され、ラジエータ28の前方にはバッテリー29が搭載されている。バッテリー29の左側には、エンジン4の冷却水サブタンク30が搭載されている。
図12はラジエータ28を下側から見た図である。ラジエータ28内の冷却水を排出するドレン口41にドレンホース39が取り付けられている。ドレンホース39の他端側は、突起部40に挿入されている。これにより、ドレンホース39を突起部40から外すと、ラジエータ28内の冷却水が容易に排出できる。
トラクター等の農作業機を始め一般車両にも利用可能である。
C ボンネットの切欠部
C1 折曲部
C1L 左折曲部
C1R 右折曲部
S 開閉支持部
S1 機体側の支持部
S2 ボンネット側の取付部
4 エンジン
4a エンジンルーム
8 ボンネット
8a ボンネットの上面部
11L 左回動支点軸
11R 右回動支点軸
12 エンジンルームの後側を仕切る仕切板
12a 仕切板の突出部
13L 左取付プレート
13La 左取付プレートの凹部
13R 右取付プレート
13Ra 右取付プレートの凹部
14L 左固定プレート
14La 左固定プレートの孔部
14R 右固定プレート
14Ra 右固定プレートの孔部
17 エアクリーナ収納ケース
17b エアクリーナエレメント
18 燃料タンク
18a 燃料タンクのフランジ部
18b 燃料タンク凸部
20 燃料キャップ
21 カバー
26 マフラー
31 前仕切板

Claims (2)

  1. エンジン(4)を覆うボンネット(8)の開閉支持部(S)を、機体側の支持部(S1)とボンネット(8)側の取付部(S2)から構成し、前記開閉支持部(S)をボンネット(8)の後側上部に配置してボンネット(8)の前側が開閉されるトラクタにおいて、
    エンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)とエンジンルーム(4a)の前側を仕切る前仕切板(31)を設け、前記仕切板(12)と前仕切板(31)の間にエンジン(4)、エアクリーナエレメント(17b)を収納したエアクリーナ収納ケース(17)、マフラー(26)を配置して設け、
    エンジンルーム(4a)の後側を仕切る前記仕切板(12)に前記機体側の支持部(S1)としての突出部(12a)をエンジンルーム(4a)の後側を仕切る仕切板(12)と一体的に機体前側に向かって形成し、
    エンジンルーム(4a)の後側を仕切る前記仕切板(12)の突出部(12a)の左側に左回動支点軸(11L)を設け、突出部(12a)の右側に右回動支点軸(11R)を設ける構成とし、この左右の回動支点軸(11L,11R)に対し、ボンネット(8)側の前記取付部(S2)を回動可能に取り付けて構成し、
    前記ボンネット(8)の上面部(8a)の中央後端部に前記機体側の支持部(S1)を避けるように切欠部(C)を形成し、該切欠部(C)に下方に向かって折曲部(C1)を形成し、該折曲部(C1)の左折曲部(C1L)及び右折曲部(C1R)にそれぞれ左取付プレート(13L)及び右取付プレート(13R)を固着し、該左右取付プレート(13L、13R)にそれぞれ形成する凹部(13La、13Ra)に前記左右回動支点軸(11L、11R)を係合させ、
    前記左右回動支点軸(11L、11R)に対して左右固定プレート(14L、14R)の孔部(14La、14Ra)を入り込ませ、前記左右固定プレート(14L、14R)を前記左右取付プレート(13L、13R)に対してボルトで固定する構成としたことを特徴とするトラクタ。
  2. 前記燃料タンク(18)の前側部分に燃料タンク凸部(18b)を形成し、前記仕切板(12)の突出部(12a)に燃料タンク凸部(18b)を入り込ませて配置し、燃料タンク(18)にフランジ部(18a)を形成し、前記仕切板(12)の後側に燃料タンク(18)を配置し、前記燃料タンク(18)のフランジ部(18a)と仕切板(12)との間をボルトで固定する構成とし、
    前記燃料タンク凸部(18b)に燃料キャップ(20)と燃料タンク(18)を覆うカバー(21)を設け、
    前記エンジン(4)の上部で前記仕切板(12)の突出部(12a)の前方にエアクリーナエレメント(17b)を収納したエアクリーナ収納ケース(17)を設け、前記ボンネット(8)の前側を開けると側方から前記エアクリーナ収納ケース(17)内のエアクリーナエレメント(17b)を着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
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