JP5704020B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
前端部に細長いタブを有する雄形の端子金具において小型化を図ろうとする場合、タブが異物の干渉等によって変形や折損等を来すのを防止するための対策が必要となる。この対策の一例として、特許文献1には、タブを、その長さ方向と平行な折り目に沿って板材を曲げ加工することによって成形し、タブの強度向上を図る技術が開示されている。
特開2003−036910号公報
端子金具が極端に小型化される場合、板材を曲げ加工することが難しくなり、上記のようにタブの強度を高める方法を適用することはできないため、強度アップ以外の方法でタブの変形や折損等を防止する手段が求められる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、タブを異物の干渉から保護することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具と、前記端子金具が後方から挿入されるハウジングとを備えたコネクタであって、前記端子金具は、前端部にタブを有し、後端部に電線接続部を有する端子本体と、前記端子本体に、前記タブを包囲する保護位置と、前記保護位置よりも後方であって前記タブを露出させる露出位置との間での相対変位を可能に設けられたシェルとを備えており、前記端子本体と前記シェルには、互いに係止することで前記シェルが前記保護位置から前記露出位置へ変位するのを規制する変位規制部が設けられ、前記ハウジングには、前記端子金具が前記ハウジング内に挿入される途中で、前記シェルの前進を規制する前止まり部と、前記変位規制部同士の係止を解除することで、前記シェルが前記前止まり部によって前進を規制された状態から、前記端子本体が前記シェルに対して相対的に前進することを許容する変位規制解除部とが設けられており、前記端子本体には、前記端子本体から斜め後方へ片持ち状に延出した形態であって、前記端子本体が正規挿入位置に到達したときに、前記ハウジングに係止することで前記端子本体を抜止めする弾性撓み可能なランスが形成され、前記端子金具の挿入過程では、前記シェルが前記前止まり部に当接する前に、前記変位規制部の係止が解除されるようになっており、前記シェルには、前記ランスを前記シェルの外部へ突出させる逃がし孔が形成され、前記シェルが前記保護位置にあるときには、前記ランスの基端部が前記逃がし孔の前側の孔縁に係止することで、前記シェルの前記露出位置への相対変位が抑制されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングには、後退規制部が形成され、前記シェルには、前記後退規制部に係止することで前記シェルを前記前止まり部に当接した状態に保持可能な後退規制片が形成され、前記端子本体には、前記シェルが前記保護位置にあるときにのみ前記後退規制片を前記後退規制部から解離させる後退規制解除部が形成され、前記端子本体と前記シェルには、互いに係止することで、前記シェルが保護位置にあるときに前記シェルが前記端子本体に対して相対的に前方へ変位するのを規制する前進規制部が形成されているところに特徴を有する。
請求項1の発明>
端子金具をハウジングに挿入する前は、変位規制部の係止により、保護位置にあるシェルが露出位置へ変位することがないので、タブはシェルによって保護された状態に保たれる。端子金具をハウジングに挿入する際には、端子本体に押圧力を付与してハウジング内に押し込む。端子金具の挿入過程では、途中でシェルが前止まり部により前進を規制され、それ以降は、変位規制部の係止が解除されて、端子本体の挿入が進む。端子本体の挿入が進むのに伴い、前止まりされているシェルが、端子本体に対して保護位置から露出位置へ相対的に変位するので、タブは相手側端子と接続可能な状態となる。
また、端子金具の挿入過程では、変位規制部同士の係止が解除された後も、ランスと逃がし孔との係止によりシェルが端子本体と一体となって前進する。そして、シェルが前止まり部に当接した後は、ランスが弾性撓みしてシェルの内部に収納されることにより、端子本体の挿入が進む。そして、正規挿入位置に到達した端子本体は、ランスの係止作用により抜止めされる。
変位規制部同士の係止解除動作が端子本体の挿入に伴って徐々に進行する場合でも、シェルが前止まりされるまでのあいだ、ランスと逃がし孔との係止によって、シェルを端子本体と一体に前進させることができる。また、正規挿入された端子本体を抜止めするためのランスは、端子本体とシェルを一体的に前進させる機能も兼ね備えているので、この機能をランスとは別の専用手段が行う場合に比べると、端子金具の構造の簡素化を図ることができる。
請求項2の発明>
端子金具をハウジング内に正規挿入した状態では、シェルは露出位置にあるので、後退規制片が後退規制部に係止することにより、シェルは前止まりされた状態に保持されている。この状態から、端子本体を抜き取り方向へ移動させると、シェルが露出位置から保護位置へ相対変位するのであるが、保護位置に到達するまでの間、後退規制片と後退規制部との係止により、シェルはハウジングに対して後方へ移動することはない。そして、シェルが保護位置に到達すると、後退規制解除部により後退規制片が変位して後退規制部から解離するので、これ以降は、前進規制部同士の係止により、シェルが、保護位置に保たれたままで端子本体と一体に移動してハウジングから抜き取られる。
実施形態1のシェルが保護位置にある状態をあらわす端子金具の一部切欠側面図 シェルが保護位置にある状態をあらわす端子金具の平面図 シェルが保護位置にある状態をあらわす端子金具の一部切欠底面図 シェルが保護位置にある状態をあらわす端子金具の拡大正面図 シェルが露出位置にある状態をあらわす端子金具の一部切欠底面図 端子金具をハウジングに挿入する途中の状態をあらわす断面図 端子金具をハウジングに挿入する途中でシェルが前止まりされた状態をあらわす断面図 端子金具がハウジングに正規挿入された状態をあらわす断面図 端子金具をハウジングに挿入する途中の状態をあらわす一部切欠拡大正面図 端子本体の側面図 端子本体の平面図 端子本体の拡大正面図 シェルの拡大正面図 シェルの平面図 シェルの断面図 シェルの側面図 後退規制片が後退規制部から解離した状態をあらわす部分拡大断面図 後退規制片が後退規制部に係止した状態をあらわす部分拡大断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図18を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、図6〜8に示すように、端子金具Tと、端子金具Tが後方から挿入されるハウジングHとを備えて構成されている。
図1〜3,5〜8に示すように、端子金具Tは、細長いタブ11を有する雄形の端子であり、全体として前後方向に細長い形状である。端子金具Tは、端子本体10と、端子本体10とは別体の部品であってタブ11を保護するためのシェル30とを組み付けて構成されている。シェル30は、端子本体10に対し、タブ11と端子本体10の前端側領域を包囲して保護する保護位置(図1〜3,6,7を参照)と、保護位置よりも後方であってタブ11を前方へ露出させる露出位置(図5,8を参照)との間で相対変位し得るようになっている。
図1,6〜8,10,11に示すように、端子本体10は、概ね角筒状をなす前後方向に細長い箱部12と、箱部12の後端に連なる電線接続部13とを有する。タブ11は箱部12の前端から前方へ片持ち状に延出している。箱部12は、前後方向に細長い底壁部14と、底壁部14の左右両側縁から略直角に上方へ立ち上がる一対の側壁部15と、右側の側壁部15から略直角に左方へ延出した上壁部16とを備えている。底壁部14と両側壁部15は、箱部12の全長に亘って設けられ、上壁部16は、箱部12の前端側領域(略前半領域)の範囲内で設けられている。
図1,10,11に示すように、箱部12の前端部には、底壁部14から斜め下後方(箱部12の外方)へ片持ち状に延出した形態であって、上方へ弾性撓み可能なランス17が、切り起こしにより形成されている。図1,10,11に示すように、箱部12には、上壁部16から斜め上前方(箱部12の外方)へ片持ち状に延出した形態であって、下方(水平となる方向)へ弾性撓み可能な変位規制片18(本発明の構成要件である変位規制部)が、切り起こしにより形成されている。変位規制片18は、箱部12のほぼ全幅に亘って形成されている。前後方向において、ランス17と変位規制片18は、ほぼ同じ領域に配置されている。
上壁部16の後端縁部は、前進規制縁部19(本発明の構成要件である前進規制部)となっている。前進規制縁部19は、変位規制片18よりも後方に位置している。箱部12には、左右両側壁部15を方形に貫通(開口)させた孔状をなす一対の後退規制解除部20が形成されている。後退規制解除部20は、前後方向において前進規制縁部19とほぼ同じ位置に配置されている。
図1,14,15に示すように、シェル30は、全体として角筒状をなし、シェル30の内部は、端子本体10の一部を収容するための前後両端が開放された収容空間31となっている。シェル30は、前後方向に細長い底板部32と、底板部32の左右両側縁から略直角に立ち上がる一対の側板部33と、右側の側板部33の上端縁から略直角に左方へ張り出した第1〜第3右上板部34A,34B,34Cと、左側の側板部33の上端縁から略直角に右方へ張り出した第1及び第2左上板部35A,35Bとを備えて構成されている。
シェル30には、底板部32の一部を下方(シェル30の外部)へ略直角に切り起こした形態の突当部36が形成されている。底板部32は、突当部36を切り起こすのに伴って形成された逃がし孔37を有する。突当部36は逃がし孔37の開口縁のうちの前縁から突出している。前後方向における突当部36と逃がし孔37の形成位置は、シェル30の中央よりも少し後方である。底板部32における逃がし孔37よりも前方に領域には、貫通孔38が形成されている。前後方向における貫通孔38の形成位置は、シェル30の中央よりも少し前方である。
前後に間隔を空けた第1〜第3の3つの右上板部34A,34B,34Cのうち最も前に位置する第1右上板部34Aの後端部には、斜め上後方へ片持ち状に延出した形態のガイド部39が形成されている。前後方向中央に位置する第2右上板部34Bは、前後長が第1右上板部34A及び第3右上板部34Cより短く、第1右上板部34Aよりも上方の位置(底板部32を基準する高さ方向においては、第1右上板部34Aよりも高い位置)に配置されている。この第2右上板部34Bの後端縁は、変位規制用受け部40(本発明の構成要件である変位規制部)となっている。最も後に位置する第3右上板部34Cは、第2右上板部34Bよりも上方に配置されている。第3右上板部34Cの後端縁からは、下方へ略直角に延出した形態の前進規制壁41(本発明の構成要件である前進規制部)が形成されている。
図14に示すように、前後に間隔を空けた第1及び第2の2つの左上板部35A,35Bのうち前側に位置する第1左上板部35Aの後端は、ガイド部39の前端より少し前方に位置する。第2左上板部35Bの前端は、変位規制用受け部40よりも後方に位置する。第1左上板部35Aの後端から第2左上板部35Bの前端に亘って開口する開口部と、上記第1右上板部34Aの後端から第2右上板部34Bの前端に亘って開口する開口部は、変位規制片18と前端規制縁部を前後方向に変位させるための変位許容開口部42となっている。
図1,15〜18に示すように、左右両側板部33の一部は、後方へ片持ち状に延出した形態の後退規制片43となっている。一対の後退規制片43は、左右対称であって、左右方向においてシェル30の外側へ弾性撓み可能となっている。一対の後退規制片43には、その前端(弾性撓みの支点)よりも少し後方の位置を内側(端子本体10側)へ叩き出した形態の膨出部44が形成されている。前後方向における後退規制片43の形成領域は、前進規制壁41よりも前方の位置から、前進規制壁41よりも後方の位置に亘る範囲となっている。
ハウジングHは合成樹脂製であり、図6〜8に示すように、ハウジングHの内部には、前後方向に貫通する端子収容室50が形成されている。端子収容室50の底面壁51には、前方に面するように段差状に切欠した形態の抜止部52と、抜止部52よりも後方に配置され、後方に面するように段差状に切欠した形態の前止まり部53とが形成されている。また、図17,18に示すように、端子収容室50の左右両内側面壁54には、段差状に切欠することにより前方に面する後退規制部55が、左右対称に一対形成されている。
端子収容室50の上面壁56(底面壁51と対向する壁部)には、前方に向かって下り勾配となるように傾斜した変位規制解除部57が形成されている。また、上面壁56のうち変位規制解除部57の後端より前方の領域には、上面壁56の左右方向(幅方向)における右半分の領域を前後方向に細長く切欠した形態の逃がし溝58が形成されている。逃がし溝58の上面は、上面壁56のうち変位規制解除部57よりも後方の領域の上面と面一状に連続している。上面壁56のうち逃がし溝58の左側に隣接する領域は、押さえ部59となっている。押さえ部59の上面の高さは、上面壁56のうち変位規制解除部57より後方の領域よりも低くなっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。ハウジングHに挿入されていない状態の端子金具Tは、図1〜3に示すように、シェル30が保護位置に位置決めされた状態で端子本体10に取り付けられている。シェル30が保護位置にある状態では、タブ11の大部分(前端を除いた部分)が、シェル30の収容空間31内に収容され、異物の干渉等から保護されている。端子本体10の前端側領域(端子本体10の前端から、前進規制縁部19に至る領域)も、収容空間31内に収容され、変位規制片18と前進規制縁部19が、異物の干渉等から保護されている。ランス17は、逃がし孔37からシェル30の下方(外部)へ突出(露出)している。さらに、図17に示すように、後退規制片43の膨出部44が後退規制解除部20の空間内に落ち込むように収容されるので、後退規制片43は、シェル30の側板部33とほぼ面一となる形態(つまり、側板部33の外面から外方へ突出しない状態)となっている。
シェル30が保護位置にある状態では、図1に示すように、変位規制用受け部40が、変位規制片18の前端(延出端)に対して前方から係止することにより、シェル30は端子本体10に対して後方(露出位置側)への相対変位を規制される。また、シェル30の逃がし孔37の孔縁のうち前縁(突当部36の基端部)が、ランス17の基端部(前端部)に対して前方から係止することによっても、シェル30が、端子本体10に対して後方(露出位置側)への相対変位を規制される。さらに、前進規制壁41が、前進規制縁部19に対して後方から係止することにより、シェル30は端子本体10に対して前方への相対変位を規制される。上記の係止手段により、保護位置のシェル30は、端子本体10に対して前後方向の相対移動を規制された状態に保持される。
図8に示すように、シェル30が露出位置にある状態では、タブ11の大部分(後端部を除いた領域)が、シェル30の前方へ露出した状態となり、雌形の相手端子(図示省略)と接続可能となる。一方、端子本体10は、そのほぼ全体がシェル30の内部(収容空間31)に収容される。変位規制片18は、端子本体10の内側(下方)へ弾性撓みして、シェル30の第1右上板部34Aと第1左上板部35Aの下に潜り込む。前進規制縁部19は、前進規制壁41から前方へ離間し、ガイド部39と変位規制用受け部40との間に位置する。ランス17は、貫通孔38からシェル30の外部へ露出(突出)する。また、図18に示すように、膨出部44が、後退規制解除部20から外れて端子本体10の側壁部15の外面に当接するので、後退規制片43は、側板部33の外面から左右方向外方へ突出した状態へ弾性撓みさせられる。
端子金具Tは、シェル30が保護位置にある状態で、ハウジングHの後方から端子収容室50内に挿入される。このとき、作業者は、電線接続部13又は電線接続部13に圧着された電線(図示省略)を摘み、端子本体10に挿入力を付与する。挿入途中では、端子本体10の変位規制片18が、その前端をハウジングHの傾斜した変位規制解除部57に摺接させることで、下方へ徐々に弾性撓みする。これにより、変位規制片18は、変位規制用受け部40から解離し、図6に示すように、押さえ部59の下に潜り混む。これにより、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止によるシェル30の前進規制状態が解除される。
但し、変位規制片18と変位規制用受け部40による前進規制状態が解除されても、ランス17の基端部が逃がし孔37の前縁に係止するので、シェル30の前方(露出位置側)への相対変位は規制されたままである。したがって、端子本体10とシェル30が一体的に挿入される。変位規制片18と変位規制用受け部40との係止が解除された後は、端子金具Tの挿入が進むのに伴い、ガイド部39と変位規制用受け部40(第2右上板部34B)と第3右上板部34Cが、逃がし溝58内に進入する。
図6に示す状態から端子金具Tの挿入が進むと、図7に示すように、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止が解除された状態のままで、シェル30の突当部36が、ハウジングHの前止まり部53に対して後方から係止する。この係止により、これ以降のシェル30の挿入動作(前進)が規制される。この間、変位規制片18は、押さえ部59の下に潜り込んだ状態に保たれる。
図7に示す状態から、端子本体10に、ランス17と逃がし孔37との係止力を上回る操作力(押込力)を付与すると、端子本体10の押込み動作が進む。すると、ランス17が上方へ弾性撓みし、端子本体10が、前進規制されているシェル30に対して相対的に前方へ変位し、端子収容室50への挿入を進める。また、この間、変位規制片18は、ガイド部39の傾斜により、更に下方へ弾性撓みさせられて、第1右上板部34Aと第1左上板部35Aの下に潜り込む。
また、シェル30が前止まりされた状態から、端子本体10のみが前進(挿入)し始めると、後退規制解除部20が膨出部44から前方へ外れ、図18に示すように、端子本体10の側壁部15の外側面が膨出部44に当接するので、後退規制片43は、シェル30の外側方へ突出させるように弾性撓みさせられる。そして、弾性撓みした後退規制片43の後端(延出端)が、ハウジングHの後退規制部55に対して前方から係止することにより、シェル30のハウジングHに対する後方への変位が規制される。
そして、図8に示すように、端子本体10が正規の挿入位置に到達すると、ランス17が、弾性復帰して貫通孔38からシェル30の外部へ突出し、ハウジングHの抜止部52に対して前方から係止する。この係止により、端子本体10は、後方への抜けを規制された状態に保持される。以上により、端子金具Tの挿入作業が完了する。このとき、シェル30は、端子本体10に対してタブ11をシェル30の前方へ突出させる露出位置に保持される。
端子金具Tが端子収容室50に挿入されている状態から、端子金具TをハウジングH外へ抜き取る際には、ハウジングHの前方から治具(図示省略)を差し込んでランス17を抜止部52から解離するように上方へ弾性撓みさせる。これにより、端子金具Tは、ハウジングHに対する後方への変位を許容されるので、ランス17を弾性撓みさせた状態のまま、電線を摘んで端子本体10を後方へ引っ張る。
すると、シェル30は、後退規制片43と後退規制部55との係止によって後退規制されているので、端子本体10のみが後方へ移動する。この間、シェル30は、端子本体10に対して相対的に前方へ変位する。端子本体10の後退が進んで、シェル30が保護位置に到達すると、図7に示すように、ランス17が弾性復帰して逃がし孔37からシェル30の外方へ突出した状態となる。
シェル30が保護位置に戻ると、前進規制縁部19が前進規制壁41に対して前方から係止し、この係止により、シェル30の端子本体10に対する前方への相対変位が規制され、端子本体10に付与した後方への引張力が、シェル30にも作用することになる。また、シェル30が保護位置に戻ると、図17に示すように、後退規制解除部20が膨出部44と対応するので、後退規制片43は、その弾性復元力により端子本体10に接近する方向へ閉じるように弾性復帰して、ハウジングHの後退規制部55から解離する。これにより、シェル30はハウジングHに対して後方へ相対変位し得る状態となる。このように、後退規制解除部20は、シェル30が保護位置にあるときにのみ後退規制片43を後退規制部55から解離させる。
したがって、図7に示す状態から、電線(図示省略)を摘んで端子本体10を後方へ引っ張ると、端子本体10とシェル30が一体となって後方へ移動し、シェル30が保護位置に復帰した状態の端子金具TがハウジングHから抜き取られる。この間、変位規制片18は、弾性復帰し、変位規制用受け部40に対して後方から係止可能となるので、シェル30は、端子本体10に対して露出位置側(後方)へ相対変位することを規制される。
上述のように、本実施形態の端子金具Tは、前端部にタブ11を有し、後端部に電線接続部13を有する端子本体10と、端子本体10に、タブ11を包囲する保護位置と、保護位置よりも後方であってタブ11を露出させる露出位置との間での相対変位を可能に設けられたシェル30とを備えている。この構成によれば、シェル30を保護位置へ変位させておくことにより、タブ11を異物の干渉等から保護でき、タブ11の変形や折損等を防止することができる。また、シェル30を露出位置へ変位させてタブ11を露出させれば、相手側端子とタブ11を接続することができる。
また、本実施形態のコネクタを構成する端子金具Tは、端子本体10とシェル30に、互いに係止することでシェル30が保護位置から露出位置へ変位するのを規制する変位規制片18と変位規制用受け部40とを設けている。同じくコネクタを構成するハウジングHには、端子金具TがハウジングH内に挿入される途中で、シェル30の前進を規制する前止まり部53と、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止を解除することで、シェル30が前止まり部53によって前進を規制された状態から、端子本体10がシェル30に対して相対的に前進することを許容する変位規制解除部57とが設けられている。
この構成によれば、端子金具TをハウジングHに挿入する前は、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止により、保護位置にあるシェル30が露出位置へ変位することがないので、タブ11はシェル30によって保護された状態に保たれる。端子本体10に押圧力を付与して端子金具TをハウジングH内に押し込むように挿入する過程では、途中でシェル30が前止まり部53により前進を規制され、それ以降は、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止が解除されて、端子本体10の挿入が進む。端子本体10の挿入が進むのに伴い、前止まりされているシェル30が、端子本体10に対して保護位置から露出位置へ相対的に変位するので、タブ11は相手側端子と接続可能な状態となる。
また、端子本体10には、端子本体10から斜め後方へ片持ち状に延出した形態であって、端子本体10が正規挿入位置に到達したときに、ハウジングHに係止することで端子本体10を抜止めする弾性撓み可能なランス17が形成され、端子金具Tの挿入過程では、シェル30が前止まり部53に当接する前に、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止が解除されるようになっている。そして、シェル30には、ランス17をシェル30の外部へ突出させる逃がし孔37が形成され、シェル30が保護位置にあるときには、ランス17の基端部(前端部)が逃がし孔37の前側の孔縁に係止することで、シェル30の露出位置への相対変位が抑制されている。
この構成によれば、端子金具Tの挿入過程で、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止が解除された後も、ランス17と逃がし孔37との係止によりシェル30が端子本体10と一体となって前進する。そして、シェル30が前止まり部53に当接した後は、ランス17が弾性撓みしてシェル30の内部に収納されることにより、端子本体10の挿入が進む。そして、正規挿入位置に到達した端子本体10は、ランス17の係止作用により抜止めされる。
本実施形態では、変位規制片18と変位規制用受け部40との係止解除動作が端子本体10の挿入に伴って徐々に進行するのであるが、この場合でも、シェル30が前止まりされるまでのあいだ、ランス17と逃がし孔37との係止によって、シェル30を端子本体10と一体に前進させることができる。また、正規挿入された端子本体10を抜止めするためのランス17は、端子本体10とシェル30を一体的に前進させる機能も兼ね備えているので、この機能をランス17とは別の専用手段で行う場合に比べると、端子金具Tの構造の簡素化を図ることができる。
参考例
本発明の参考例として、例えば次のような実施形態が考えられる。
(1)上記実施形態では、端子金具をハウジングに挿入する過程で、シェルが保護位置から露出位置へ変位するようにしたが、端子金具をハウジングに挿入する直前に、シェルを保護位置から露出位置へ変位させる形態が可能である。
(2)上記実施形態では、正規挿入された端子本体を抜止めするためのランスが、端子本体とシェルを一体的に前進させる機能も兼ね備えているが、この機能は、ランスとは別の専用手段で行う形態が可能である。
H…ハウジング
T…端子金具
10…端子本体
11…タブ
13…電線接続部
17…ランス
18…変位規制片(変位規制部)
19…前進規制縁部(前進規制部)
20…後退規制解除部
30…シェル
37…逃がし孔
40…変位規制用受け部(変位規制部)
41…前進規制壁(前進規制部)
43…後退規制片
53…前止まり部
55…後退規制部
57…変位規制解除部

Claims (2)

  1. 端子金具と、前記端子金具が後方から挿入されるハウジングとを備えたコネクタであって、
    前記端子金具は、
    前端部にタブを有し、後端部に電線接続部を有する端子本体と、
    前記端子本体に、前記タブを包囲する保護位置と、前記保護位置よりも後方であって前記タブを露出させる露出位置との間での相対変位を可能に設けられたシェルとを備えており、
    前記端子本体と前記シェルには、互いに係止することで前記シェルが前記保護位置から前記露出位置へ変位するのを規制する変位規制部が設けられ、
    前記ハウジングには、
    前記端子金具が前記ハウジング内に挿入される途中で、前記シェルの前進を規制する前止まり部と、
    前記変位規制部同士の係止を解除することで、前記シェルが前記前止まり部によって前進を規制された状態から、前記端子本体が前記シェルに対して相対的に前進することを許容する変位規制解除部とが設けられており、
    前記端子本体には、前記端子本体から斜め後方へ片持ち状に延出した形態であって、前記端子本体が正規挿入位置に到達したときに、前記ハウジングに係止することで前記端子本体を抜止めする弾性撓み可能なランスが形成され、
    前記端子金具の挿入過程では、前記シェルが前記前止まり部に当接する前に、前記変位規制部の係止が解除されるようになっており、
    前記シェルには、前記ランスを前記シェルの外部へ突出させる逃がし孔が形成され、
    前記シェルが前記保護位置にあるときには、前記ランスの基端部が前記逃がし孔の前側の孔縁に係止することで、前記シェルの前記露出位置への相対変位が抑制されていることを特徴とするコネクタ
  2. 前記ハウジングには、後退規制部が形成され、
    前記シェルには、前記後退規制部に係止することで前記シェルを前記前止まり部に当接した状態に保持可能な後退規制片が形成され、
    前記端子本体には、前記シェルが前記保護位置にあるときにのみ前記後退規制片を前記後退規制部から解離させる後退規制解除部が形成され、
    前記端子本体と前記シェルには、互いに係止することで、前記シェルが保護位置にあるときに前記シェルが前記端子本体に対して相対的に前方へ変位するのを規制する前進規制部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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