JP5703919B2 - 鋼の連続鋳造用モールドフラックス及び連続鋳造方法 - Google Patents

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本発明は、Fを含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有されて、連続鋳造機の腐食を抑制しつつ、良好な表面を有する鋳片を得る鋼の連続鋳造用モールドフラックス、及びこのモールドフラックスを使用した連続鋳造方法に関するものである。
鋼の連続鋳造では、浸漬ノズルとモールドフラックスを用いた鋳造が広く普及しており、特にモールドフラックスの適用により、圧延によって鋼板等の鉄鋼製品を製造するための素材の生産方法として工業的に普及していった。
モールドフラックスは、浸漬ノズルを用いて鋳型内に注入された溶鋼の表面に投入され、溶鋼からの熱により滓化・溶融して溶融スラグとなる。溶融スラグは、鋳型と凝固殻との間に流入し、潤滑フィルムを形成して消費される。
鋳型内の溶鋼表面への投入から、鋳型と凝固殻間に流入して消費される間のモールドフラックスの主な役割は、溶鋼の保温、溶鋼と大気との接触の遮断、溶鋼から浮上する介在物の捕捉、凝固殻と鋳型との間の潤滑、凝固殻から鋳型への抜熱の抑制などである。
ところで、鋳型内に投入されたモールドフラックスは鋳造に伴って消費され、鋳型下方のスプレー冷却帯で水と接触する。その際、粘度や凝固点の調整のためにモールドフラックス中に含有されるFが前記水に溶出して酸性となし、さらには、連続鋳造内の高温環境により酸性の蒸気が発生する。これら酸性の水及び水蒸気により、鋼を主とした金属製のフレーム及びロール等で構成される連続鋳造機が腐食される。
そこで、Fを含有しないか、Fを含有する場合でも不可避分だけ若しくはできるだけ少量とし、かつ、現状のモールドフラックスと同程度の表面品質を有する鋳片を得ることができるモールドフラックスが必要となる。
また、従来の緩冷却効果を有するモールドフラックスは、凝固時に晶出又は析出(以下、晶析出という。)する結晶中の構成成分がFを含有するcuspidine(3CaO・2SiO2・CaF2)であるものが多いが、Fを含有しない場合は、結晶構造中にも及び組成中にもFを含まず、凝固時に容易に結晶を晶析出させるように組成を設計する必要がある。
このようなモールドフラックスとして、例えば特許文献1にFレス若しくは低Fのモールドフラックスが開示されており、このモールドフラックスの使用により、連続鋳造機の腐食の低減が可能となる。しかしながら、鋼は含有する炭素の量により液相線温度や凝固開始後の変態挙動が異なるが、特許文献1には鋼を連続鋳造した場合の実施例が記載されていないので、どのような鋼種に対して有効であるのかが不明である。
また、特許文献2には、Fを不可避分のみしか含有しないモールドフラックスが開示されている。但し、凝固点や粘度に与える影響が大きく異なるNa2O,Li2OやMnO,B2O3などがそれぞれの合算で規定されており、再現することは実質的には困難である。また、鋳片表面に発生する縦割れを抑制するには、モールドフラックスが凝固する際に結晶を晶析出させて凝固殻を緩冷却することが重要であるが、特許文献2には、結晶の晶析出の重要性に関する記述はない。さらに、後述する本願発明と比較して粘度が高いので、凝固殻と鋳型の間への流入が不良になる可能性がある。
また、特許文献3には、膨張黒鉛を配合した顆粒状とすることにより、環境汚染を抑制しつつ、鋳型内溶鋼表面の保温性を高めるモールドフラックスが開示されている。しかしながら、特許文献3には、モールドフラックスの組成設計及び物性に関して、十分な記述がない。また、その実施例にはFが添加されており、酸による連続鋳造機の腐食を完全に抑制することはできない。
特開2007−167867号公報 特許第4422913号公報 特開2008−43987号公報
本発明が解決しようとする問題点は、消費されたF含有モールドフラックスと接触して酸性となった水及びこの水が蒸発した蒸気による連続鋳造機の腐食の改善に対し、特許文献1ではどのような鋼種に対して有効であるのかについての記載がないという点である。また、特許文献2のモールドフラックスは、再現が実質的に困難で、縦割れの抑制に必要な凝固時の結晶の晶析出の重要性に関する記述がなく、さらに粘度が高いので、流入不良になる可能性があるという点である。また、特許文献3に記載されたモールドフラックスでは、酸による連続鋳造機の腐食を完全に抑制することができないという点である。
本発明は、上述の従来技術が有する問題点を解消し、モールドフラックス中のFによる連続鋳造機の腐食を抑制し、かつ、鋳片の緩冷却を促して表面品質を良好に保ち、さらに、十分な消費量が得られて安定した操業を実現することを目的に成されたものである。
すなわち、本発明は
塩基度(CaO/SiO2)が0.45〜0.75、
Fを含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
Al2O3の含有量が4質量%以下、
Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率が0.16〜0.35である鋼の連続鋳造用モールドフラックスにおいて
B 2 O 3 を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
1300℃における粘度が4poise以下で、かつ、凝固点が1000〜1200℃の範囲にあることを最も主要な特徴としている。
本発明のモールドフラックスは、Fを含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有されるので、Fによる連続鋳造機の腐食を防止することができる。
また、B2O3を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有されるので、焼入れ時に鋳片表面の割れ感受性が高くならない。
また、塩基度(CaO/SiO2)を0.45〜0.75、Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率を0.16〜0.35とするので、モールドフラックスの凝固時に、Na2O・2CaO・3SiO2を容易に晶析出させることができる。
本発明における「ソーダ比率」は、Na2O・2CaO・3SiO2の晶析出を促進する組成設計にする上で重要なパラメータとして発明者らが見出し、設定したものである。
本発明の鋼の連続鋳造用モールドフラックスを使用して、炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋼を鋳造すれば、Fによる連続鋳造機の腐食を防止しつつ、表面欠陥のない鋳片を安定した操業により製造することができる。これが本発明の鋼の連続鋳造方法である。
本発明では、モールドフラックス中のFによる連続鋳造機の腐食を抑制し、かつ、現状と変わらない表面品質の炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋳片を、十分な消費量を有して安定した操業で製造することができる。
本発明では、現状と変わらない表面品質で、連続鋳造機の腐食を抑制するという目的を、F,B2O3を含有しないか、原料中の不可避分のみが含有され、塩基度(CaO/SiO2)とNa2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率を最適範囲にすることで実現した。
以下、本発明の鋼の連続鋳造用モールドフラックス、及びこのモールドフラックスを使用した本発明の連続鋳造方法について説明する。
通常、鋼の連続鋳造用モールドフラックスは、CaO及びSiO2を主体とし、粘度や凝固点、さらには溶融速度の調整のために、Al2O3,MgO,Na2O,TiO2,MnO,B2O3,Fなどを含有している。
モールドフラックスに含有されるFは、凝固点及び粘度の調整を容易にする重要な元素である。さらには、モールドフラックスの凝固時に結晶(cuspidine)を容易に晶析出し、鋳型と凝固シェルの間の熱抵抗を増大させる効果、所謂、緩冷却効果を発揮する元素である。
そこで、発明者らは、モールドフラックスの基本成分としてNa2O−SiO2−CaO系に着目した。その理由は、Na2O−SiO2−CaO系の中でも、融点が1300℃以下である結晶Na2O・2CaO・3SiO2を中心とした周辺の組成には、Na2O−SiO2−CaO系の結晶が多数存在し、モールドフラックスの凝固時に、容易に結晶が晶析出することを見出したからである。
上記知見の結果、発明者らは、Fを含む従来の結晶に頼らなくても十分な緩冷却効果を有するモールドフラックスを開発する目処を得た。また、開発したモールドフラックスを使用して様々な炭素量の鋼で鋳造することで、表面欠陥がなく鋳造可能な炭素量の範囲を見極めた。
本発明は、上記の知見及び実験に基づいてなされたものであり、以下の組成及び物性を有するモールドフラックス、及びこのモールドフラックスを使用した鋼の連続鋳造方法である。
本発明のモールドフラックスは、Fによる連続鋳造機の腐食を防止するため、Fを含有しないか、若しくは、含有されていたとしても原料中の不可避分のみが含有されたものとする。
また、B2O3も添加しないか、若しくは、添加されていたとしても原料中の不可避分のみが添加されたものとする。それは、従来、知られているように、B2O3は比較的溶鋼にBとして入りやすく、焼き入れ時に鋳片表面の割れ感受性を高める原因となるからである。
また、モールドフラックスの凝固時に、Na2O・2CaO・3SiO2を容易に晶析出させるべく、塩基度(CaO/SiO2)を0.45〜0.75とする。
塩基度(CaO/SiO2)が0.45未満では、粘度が高くなり過ぎ、また、凝固点が低くなりすぎるからである。また、0.75を超えると、凝固点が高くなり過ぎるからである。さらに適した範囲は0.50〜0.72である。
また、モールドフラックスの凝固時に、Na2O・2CaO・3SiO2を容易に晶析出させるべく、Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率を0.16〜0.35とする。
ソーダ比率が0.16未満であるとCaO・SiO2や2CaO・SiO2等も晶析出しやすくなり、0.35を超えると4Na2O・3CaO・5SiO2や2Na2O・CaO・3SiO2等も晶析出しやすくなるからである。ソーダ比率のさらに適した範囲は0.17〜0.30である。
また、Al2O3の添加量は4.0質量%以下とする。Al2O3の添加量が4.0質量%を超えるとモールドフラックスの粘度を増加させるので望ましくないからである。さらに適した範囲は原材料中の不可避分のみである。
SiO2,CaO,Na2Oの組成範囲が決まっている中で、モールドフラックスの粘度を調整するには、高価なLi2OやSrO以外には、MgOやAl2O3がある。
しかしながら、MgOは添加しすぎるとakermanite(2CaO・2SiO2・MgO)が晶析出しやすくなるので望ましくない。また、Al2O3は添加しすぎると粘度が上がる以外に、gehlenite(2CaO・SiO2・Al2O3)が晶析出しやすくなる可能性がある。
このため、Fを使わないよう、Na2O・2CaO・3SiO2を晶析出させるのと同時に、Al2O3の添加量を減らしてモールドフラックスの粘度を下げて制御することを思い至った結果、Al2O3の添加量は不可避分として4質量%以下とした。
1300℃におけるモールドフラックスの粘度は4poise以下とすることが望ましい。4poiseより大きいと鋳型と凝固殻の間への流入量が減少し、十分な潤滑が得られない可能性があるからである。また、十分な量の結晶を晶析出させるまでに時間を要し、鋳造初期に十分な緩冷却効果が得られないからである。より適した範囲は、3.5poise以下である。
すなわち、本発明は
塩基度(CaO/SiO2)が0.45〜0.75、
Fを含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
Al2O3の含有量が4質量%以下、
Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率が0.16〜0.35である鋼の連続鋳造用モールドフラックスにおいて
B 2 O 3 を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
1300℃における粘度が4poise以下であることを特徴とするものである。
加えて、本発明においては、モールドフラックスの凝固点を1000〜1200℃とする。凝固点が1000℃未満であると鋳型と凝固殻の間に流入後、凝固するまでが遅くなり、結晶の晶析出までに長い時間を要するからである。また、凝固点が1200℃を超えると凝固が早く、良好な潤滑性が得られないからである。
上記本発明のモールドフラックスを使用した鋼の鋳造においては、後述する実施例のように、炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋳片を、表面欠陥を発生することなく、安定した操業により製造することができた。これが本発明の連続鋳造方法である。なお、発明者らの実験によれば、炭素濃度が0.15質量%未満、或いは1.0質量%を超える場合は、製造した鋳片の表面性状を、後述する軽微な縦割れの範囲に収めることができなかった。
上記本発明の連続鋳造方法においては、後述する実施例のように、消費量が0.11〜0.25kg/m2となるようにモールドフラックスを供給することが望ましい。
以下、本発明の効果を確認するために行った実験結果の一例について説明する。
下記表1に実験に使用したモールドフラックスを示す。
Figure 0005703919
表1に示したモールドフラックスの内、A〜は発明例で、FおよびB2O3を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、1300℃における粘度は4.0poise以下、凝固点は1000〜1200℃である。また、Al2O3の含有量、塩基度(CaO/SiO2)やNa2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率も本発明で規定する範囲内で、主たる結晶は3SiO2・2CaO・Na2Oである。
これら発明例A〜のうち、発明例A,B,Cでは、1300℃における粘度及び凝固点を下げるためにAl2O3の含有量を4質量%以下とするのと共にMgOの他にLi2Oを添加し、発明例Dでは塩基度を0.70と高めに設定している。
一方、表1に示したモールドフラックスの内、Eは本発明の参考例、F〜Iは本発明の要件を満たさない比較例である。このうちの参考例E、比較例G〜Iも主たる結晶は3SiO2・2CaO・Na2Oであるが、参考例Eは凝固点が990℃と低く、比較例GはFが2.0質量%、比較例HはB2O3が3.0質量%添加され、比較例Iは1300℃における粘度が6.5poiseと高い。なお、比較例Fは、塩基度(CaO/SiO2)、Al2O3の含有量が本発明で規定する範囲を満たさず、かつFも添加されている。
表1の主たる結晶は、連続鋳造後に鋳型上部から回収したフラックスフィルムをXRD(X線粉末回折法、X−ray Diffraction Technique)により確認し判定した。また、粘度は振動法を用いて測定した。その際、振動子にはSiCを用いて、1400℃で溶解後2℃/minで冷却しながら連続的に測定した。
1400℃から冷却を開始する理由は、フラックス粘度の代表は通常1300℃の値を用いるが、試料を均一に混合するためにより高温の1400℃とした。さらに、粘度以外に凝固点も測定するために連続冷却が必要となるので1400℃から冷却を開始した。
表1に示したフラックスを使用して鋼の鋳造試験を実施した。鋳造試験は、溶鋼量が2.5トン規模で、鋳造長が最大3.5mの試験鋳造機、ならびに、溶鋼量が80トン規模の実機の連続鋳造機を使用し、幅は300〜800mm、厚みは80〜400mmのスラブ、またはブルームを対象に鋳造速度0.30〜0.80m/minで行った。
鋳造速度が0.30m/minより遅いと、凝固収縮により凝固殻と鋳型との間の隙間が広くなって溶融フラックスが過大流入し、1.0m/minより速いとフィルム中に十分な結晶が晶析出する時間を確保できず、緩冷却効果が十分でなくなるからである。
その結果を下記表2及び表3に示す。なお、表2における「軽微の縦割れ」とは、後工程のグラインダー手入れ等で除去可能なレベルの縦割れをいう。
Figure 0005703919
Figure 0005703919
表1の発明例A〜のモールドフラックスを使用し、本発明方法によって連続鋳造した表2の発明例1〜は、Fを含有した比較例F,Gのモールドフラックスを使用した比較例10〜13と同様、比較的良好な表面を有する鋳片を得ることができた。モールドフラックスの消費量が0.11kg/m2と若干少ない範囲を外れた発明例3、凝固点が990℃と若干低い参考例Eは、後工程のグラインダー手入れ等で除去可能なレベルの軽微な縦割れが発生しただけであった。
また、B2O3が3.0質量%含有された比較例Hのモールドフラックスを使用した比較例14は、鋳片表面の割れ感受性が高くなってヒビ割れが発生した。さらに、1300℃における粘度が6.5と発明で規定する範囲を超えた比較例Iのモールドフラックスを使用した比較例15は、鋳型と凝固殻の間への流入量が減少して十分な潤滑が得られず、ピンホールが発生した。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。

Claims (3)

  1. 塩基度(CaO/SiO2)が0.45〜0.75、
    Fを含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
    Al2O3の含有量が4質量%以下、
    Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率が0.16〜0.35である鋼の連続鋳造用モールドフラックスにおいて
    B 2 O 3 を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、
    1300℃における粘度が4poise以下で、かつ、凝固点が1000〜1200℃の範囲にあることを特徴とする鋼の連続鋳造用モールドフラックス。
  2. Li 2 Oを0.5〜1.9質量%添加したことを特徴とする請求項1に記載の鋼の連続鋳造用モールドフラックス。
  3. 請求項1又は2に記載の鋼の連続鋳造用モールドフラックスを使用することを特徴とする鋼の連続鋳造方法
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