JP5700351B2 - 自動演奏装置およびプログラム - Google Patents
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Description
A.構成
図1は、本発明の実施の一形態による自動演奏装置100の全体構成を示すブロック図である。この図において、鍵盤10は演奏操作(押離鍵操作)に応じたキーオン/キーオフ信号、鍵番号およびベロシティ等の演奏情報を発生する。スイッチ部11は、装置パネルに配設される各種操作スイッチを有し、操作されたスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。
次に、図4〜図8を参照して上記構成による自動演奏装置100の動作を説明する。以下では、CPU12が実行するメインルーチン、スイッチ処理、再生処理、鍵盤処理および録音処理の各動作について述べる。
装置電源がパワーオンされると、CPU12は図4に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に進み、RAM14のワークエリアWEに設けられる各種レジスタやフラグ類をリセットしたり、イベントバッファEBをゼロクリアしたりする他、音源16に対して各種レジスタ・フラグを初期化するよう指示するイニシャライズを実行する。イニシャライズが完了すると、CPU12は次のステップSA2に進み、スイッチ処理を実行する。
次に、図5を参照してスイッチ処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA2(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図5に図示するステップSB1に進み、レイヤ変更スイッチLCU(LCD)がオン操作されたか否かを判断する。レイヤエリア番号をインクリメント(又はデクリメント)するレイヤ変更スイッチLCU(LCD)がオン操作されると、判断結果は「YES」になり、ステップSB2に進み、レイヤ変更スイッチLCU(LCD)のオン操作に応じてレイヤエリア番号aを設定して本処理を終える。
押下されて録音スイッチRECがオン状態になると、上記ステップSB5の判断結果は「YES」となり、ステップSB6に進み、フラグWFが「0」であるか否かを判断する。フラグWFは、録音動作中に「1」、録音動作中でなければ「0」となるフラグである。したがって、ステップSB6では、録音動作中でないかどうかを判断する。録音動作中(フラグWFが「1」)ならば、判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、録音動作中でなければ(フラグWFが「0」)、上記ステップSB6の判断結果は「YES」となり、ステップSB7に進み、フラグWFを「1」にセットして録音動作に遷移する。
押下が離されて録音スイッチRECがオフ状態になると、上記ステップSB5の判断結果は「NO」となり、ステップSB10に進み、録音動作中(フラグWFが「1」)であるか否かを判断する。録音動作中でなければ(フラグWFが「0」)、判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、録音動作中であると、判断結果が「YES」になり、ステップSB11に進み、フラグWFをゼロリセットすると共に、フラグRFを「1」にセットする。なお、フラグRFは、再生動作中に「1」、再生動作中でなければ「0」となるフラグである。したがって、ステップSB10〜SB11では、録音スイッチRECの押下が離されると、再生動作に遷移させる。
次に、図6を参照して再生処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA3(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図6に図示するステップSC1に進み、再生動作中(フラグRFが「1」)であるか否かを判断する。再生動作中でなければ、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
次に、図7を参照して鍵盤処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA4(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図7に図示するステップSD1に進み、鍵盤10の各鍵についてキーオン/キーオフ信号の有無を検出する鍵走査を行い、続くステップSD2では、上記ステップSD1の鍵走査結果に基づき鍵変化を判別する。演奏操作(押離鍵操作)が行われず、鍵変化が生じない場合には、上記ステップSD2において鍵変化無しと判別して本処理を終える。
次に、図8を参照して録音処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA5(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図8に図示するステップSE1に進み、録音動作中(フラグWFが「1」)であるか否かを判断する。録音動作中でなければ(フラグWFが「0」)、判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、録音動作中であると、判断結果が「YES」になり、ステップSE2に進む。
次に、上述したスイッチ処理、再生処理、鍵盤処理および録音処理に基づく具体的な動作を説明する。先ず最初に、例えばレイヤ変更スイッチLCU(LCD)のオン操作に応じてレイヤエリア番号「0」を設定した後に、録音スイッチRECを押下したとする。そうすると、フラグWFが「1」にセットされると共に、レイヤLY(0)およびイベントバッファEBがクリアされて録音動作となる。そして、ユーザが鍵盤10の伴奏鍵域外で伴奏パターンとしたい曲を演奏すると、その演奏操作(押離鍵操作)に対応したイベント(ノートオンイベント又はノートオフイベント)が作成される。
11 スイッチ部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 音源
17 サウンドシステム
100 自動演奏装置
Claims (3)
- 演奏操作に応じて生成されるイベントを所定時間分記録可能なトラックに相当するレイヤを複数備える記憶手段と、
前記記憶手段が備える複数のレイヤの何れかを指定するレイヤ指定手段と、
操作子の操作中は記録の実行を指示し、その操作が解除されると記録の停止を指示する指示手段と、
前記指示手段によって記録の停止が指示された場合に、前記記憶手段が備える複数のレイヤの内、イベント記録がなされたレイヤを繰り返し再生する再生手段と、
前記再生手段がイベント記録がなされたレイヤを繰り返し再生中に、予め定められた音域中の特定音高を指定する演奏操作が行われた場合に、当該特定音高に応じて、前記再生手段により再生されるイベントについて音高変換を施す音高変換手段と、
前記予め定められた音域以外の音高を指定する演奏操作が行われた場合に、当該演奏操作にて指定された音高のイベントを生成するイベント生成手段と、
前記指示手段により記録の実行が指示された場合、前記レイヤ指定手段により指定されたレイヤに、前記音高変換手段により音高変換されたイベント及びイベント生成手段により生成されたイベントを記録する記録手段と
を具備することを特徴とする自動演奏装置。 - 再生するタイミングを変更する変更手段を更に備え、
前記再生手段は、前記指示手段によって記録の停止が指示された場合に、前記変更手段により変更されたタイミングに従い、前記記憶手段が備える複数のレイヤの内、イベント記録がなされたレイヤを繰り返し再生することを特徴とする請求項1記載の自動演奏装置。 - コンピュータに、
演奏操作に応じて生成されるイベントを所定時間分記録可能なトラックにそれぞれ相当する複数のレイヤの何れかを指定するレイヤ指定ステップと、
操作子の操作中は記録の実行を指示し、その操作が解除されると記録の停止を指示する指示ステップと、
前記指示ステップによって記録の停止が指示された場合に、前記複数のレイヤの中でイベント記録がなされたレイヤを繰り返し再生する再生ステップと、
前記再生ステップがイベント記録がなされたレイヤを繰り返し再生中に、予め定められた音域中の特定音高を指定する演奏操作が行われた場合に、当該特定音高に応じて、前記再生ステップにより再生されるイベントについて音高変換を施す音高変換ステップと、
前記予め定められた音域以外の音高を指定する演奏操作が行われた場合に、当該演奏操作にて指定された音高のイベントを生成するイベント生成ステップと、
前記再生ステップによってイベント記録がなされたレイヤが繰り返し再生されている時に、前記指示ステップにより記録の実行が指示された場合、前記レイヤ指定ステップで指定されたレイヤに、前記音高変換ステップにより音高変換されたイベント及びイベント生成ステップにより生成された演奏操作に応じて生成されるイベントを記録する記録ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP5700351B2 true JP5700351B2 (ja) | 2015-04-15 |
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ID=44235091
Family Applications (1)
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