JP5694962B2 - 摩擦係数を改良した外面を備えたv形リブ式ベルト - Google Patents

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Description

本発明は動力伝達ベルトに関し、具体的には、平坦面バックサイドベルト車の駆動を目的とした、高い摩擦係数をもつ外側バックサイド面を備えた改良V形リブ式ベルトに関する。
V−ベルトおよびV形リブ式ベルトは広い分野で使用されている。V形リブ式ベルトは動力伝達作用が高く、好ましいベルトである。これは、ベルトのリブと対応するベルト車のフランク部との間に大きな接触領域があるからである。
V−ベルトおよびV形リブ式ベルトを駆動するさい、ノイズが出る傾向がある。これは特に自動車を駆動するさいによく見られる苦情である。ベルトノイズの主原因は、ベルトのリブがベルト車溝に出入りするさいに生じるか、あるいはベルトに対するベルト車の過剰な回転スリップから生じるベルト車の係合・脱係合である。回転スリップは、シフト操作時、エンジン始動時やエンジン停止時に見られる急加速や急減速、あるいは過剰な荷重またはベルト車への不十分な装荷など原因として発生する。
ベルトノイズを抑制し、バックサイドベルト車の回転スリップを抑制する従来の試みは、当時の駆動システムに対してはうまくいっていたが、現在の駆動システムの場合、ファン、水ポンプやエアコンなどの付属部品を駆動するために、ベルト車をベルトのバックサイドに設けることがますます増えてきている。エンジンへのこれら性能条件が厳しくなっている現状では、付属部品への荷重が既存の曲がりの多いベルトの能力を超えることになる。このような荷重下で効率的にバックサイドベルト車を駆動するためには、V形リブ式ベルトでも改善する必要がある。また、V形リブ式ベルトの場合ノイズおよびスリップも抑制する必要がある。
本発明の一つの態様は、機械式動力伝達を目的としたV形リブ式ベルト車システムである。このV形リブ式ベルト車システムは外側バックサイド部、横断方向に離間配置された複数の縦方向延長V形リブを備えた内側のフロントサイド部および上記バックサイド部と上記フロントサイド部との間に配設された荷重運搬部をもつV形リブ式ベルト、フロントサイド駆動ベルト車、および平坦面バックサイドベルト車からなる。フロントサイド駆動ベルト車がV形リブ式ベルトのフロントサイド部と摩擦係合し、そして平坦面バックサイドベルト車がV形リブ式ベルトのバックサイド部と摩擦係合する。本発明は、このV形リブ式ベルトのバックサイド部を改良するものである。即ち、バックサイド部の外面にバックサイドベルト車に接触する凸部を形成する。そしてこの凸部があるため、バックサイドベルト車と接触するパッチ領域が小さくなる。このパッチ領域の面積は、同じ係合長さでバックサイドベルト車と平坦面ベルトとの間に形成される全接触パッチ領域の面積の約20%〜約50%である。
本発明のもう一つの態様は、V形リブ式ベルト車システムに関するもので、V形リブ式ベルトは外側バックサイド部および横断方向に離間配置された複数の縦方向延長V形リブを備えた内側フロントサイド部、V形リブ式ベルトのフロンサイド部に摩擦係合する溝付きフロントサイド駆動ベルト車、およびV形リブ式ベルトのバックサイド部に摩擦係合する平坦面バックサイドベルト車から構成する。V形リブ式ベルトのバックサイド部の外面に、ベルトのバックサイドの長さにそって複数の縦方向延長リブを形成する。これらリブの湾曲形状外側先端部が、リブの頂点で平坦面バックサイドベルト車に接触し、かつ摩擦係合する。
本発明のもう一つの態様では、V形リブ式ベルト車システムのバックサイドの外面に、ベルトの長さにそって、高さが約0.1mm〜約1.0mmの複数の縦方向延長凸部を形成する。これら凸部はベルトに接触し、これを平坦面バックサイドベルト車に摩擦係合する。
本発明のV形リブ式ベルトのバックサイド部は高い摩擦係数をもつため、平坦面バックサイドベルト車を効率よく駆動でき、従ってエンジンの付属装置を駆動するために使用することができる。バックサイド部に凸部とこれよりも低い領域があるため、ノイズが小さくなり、バックサイド部から屑や液状物をバックサイドベルト車界面に取り除くことができる。屑や液状物はベルト車に対するベルトスリップの原因になり得るため、本発明の実施態様では、スリップも減ることになる。さらに、本発明のバックサイド部は長いベルト寿命を担保し、また平坦面バックサイドベルト車に対して効果的な摩擦係数を維持するものである。
フロントサイドベルト車およびバックサイドベルト車に係合しているV形リブ式ベルトを示す正面概略図である。 平坦面バックサイドベルト車に係合している従来技術におけるフラットバックV形リブ式ベルトを示す横断面図である。 平坦面バックサイドベルト車に係合している本発明の改良V形リブ式ベルトの第1実施態様を示す横断面図である。 図3に示した本発明の改良V形リブ式ベルトを示す一部を拡大した横断面図である。 平坦面バックサイドベルト車に係合している本発明の改良V形リブ式ベルトの第2実施態様を示す横断面図である。 図5に示した本発明の改良V形リブ式ベルトを示す一部を拡大した横断面図である。 本発明の改良V形リブ式ベルトのさらに別な実施態様を示す一部を拡大した横断面図である。 本発明の改良V形リブ式ベルトのさらに別な実施態様を示す一部を拡大した横断面図である。 本発明の改良V形リブ式ベルトのさらに別な実施態様を示す一部を拡大した横断面図である。 平坦面バックサイドベルト車に係合している本発明の改良V形リブ式ベルトの一実施態様を示す側面図である。 平坦面ベルト車とこのベルト車に係合している平坦面ベルト面との間に形成される接触パッチを示す概略図である。 平坦面ベルト車と、ベルトのベルト車係合面に縦方向延長凸部を形成した改良ベルトの一実施態様との間に形成された接触パッチを示す概略図である。
本発明の改良V形リブ式ベルトの好適な実施態様を添付図面により説明する。以下添付図面を参照して本発明の各特徴、各作用効果について説明するが、本発明はこれら実施態様よりも範囲が広く、これらに制限されるものではない。
図1について説明する。全体を参照符号100で示す曲がりの多いベルト駆動システムはV形リブ式ベルト102、フロンサイド駆動ベルト車108、一つかそれ以上の従動フロントサイド付属ベルト車104、106、および一つかそれ以上のバックサイドベルト車110から構成することができる。図1に示した駆動システム100は、駆動システム構成の一例に過ぎず、別な多くの構成も公知であり、いずれも本発明の適用対象である。
図2に横断面図の形で、従来技術によるV形リブ式ベルト602と従来技術によるバックサイドベルト車610との係合状態を示す。この従来のV形リブ式ベルトは複数の縦方向延長V形リブ626を形成した内側フロントサイド部(圧縮部と呼ばれることもある)622、平坦な外側バックサイド部(張力部と呼ばれることもある)620、およびフロントサイド部とバックサイド部との間にある荷重(負荷)運搬部624を備えている。従来のバックサイドベルト車610は、平滑なベルト受け取り面630を備えた平坦面ベルト車である。よく知られているように、バックサイドベルト車610はベルト走行路内への延入作用か、あるいは押し込み作用によってV形リブ式ベルト602に係合するため、ベルトがベルト車の外側円周の一部の周りに巻き付くことになる。ベルト車610とベルト602とが摩擦接触すると、ベルトがベルト車を駆動する。摩擦が不十分な場合には、スリップが発生し、あるいはノイズが大きくなる。
図11に概略を示すように、従来のベルト車のベルト受け取り面630と従来のベルトのバックサイド部620との間の接触領域(ここでは接触パッチと呼ぶこともある)は、両者の接触面が全体として平滑であるため、二次元平面に突入したときに、ほぼ矩形になる。この接触パッチの大きさは、ベルトの平坦バックサイド部620の幅に、ベルトがベルト車の外側ベルト受け取り面630に巻き付く円周長さを乗算することによって全体として近似できる。バックサイドベルト車610のベルト受け取り面630とベルト602のバックサイド部620との間の摩擦係数は、各接触面を形成するために使用する材質に依存するものである。
本発明の改良V形リブ式ベルトでは、外側バックサイド面を改良し、平坦面バックサイドベルト車と係合したときに、平坦面ベルトよりも接触パッチを小さくなるように設定する。この小さな接触パッチが有効摩擦係数を高くする作用があるため、スリップが減る予期しない作用効果が得られることになる。直観的にいって、ベルトとベルト車との接触面積が小さくなると、スリップを抑制する摩擦係数がより大きくなる、または、摩擦力がより強くなるとは考えられないため、この作用効果は予期しない結果である。にもかかわらず、ベルトの改良ベルト車接触面のベルト車の面との接触が少なくなっても、本発明の改良V形リブ式ベルトは、同じような平坦面ベルトよりもかなり大きい摩擦係数を発生するものである。
本明細書で説明する改良バックサイド面は明らかにバックサイドベルト車に対して高圧接触を集中させる凸部をもつため、ベルトのバックサイドとベルト車との有効摩擦係数が高くなる。この高い摩擦係数は、ベルトのバックサイドが約15hpまでの荷重で全体として平坦面のバックサイドベルト車を駆動でき、スリップが減り、ノイズも小さくなり、ベルト寿命が長くなり、しかも高い摩擦係数をその間維持できる作用効果がある。
次に図3に示す一つの実際態様について説明する。図示の状態では、改良V形リブ式ベルト102はベルトの外側バックサイド面128が、全体的に平坦な、バックサイドベルト車110のベルト受け取り面130に対向する位置にある。このV形リブ式ベルト102はバックサイド部120、内側フロントサイド部122、およびバックサイド部120とフロントサイド部122との間の荷重運搬部124から構成される。荷重運搬部124には荷重運搬コード138を設けることができる。フロントサイド部122には、フロントサイドベルト車と係合し、これによって駆動される縦方向延長V形リブ126およびV形溝127を横断方向に離間配設する。
図3および図4に示す実施態様では、タイヤのトレッドが溝がないタイヤと比較して小さい路面接触面積を形成する場合と同じように、平坦面バックサイドベルト車と係合したときに、小さな接触パッチを形成する凸部132を有する改良バックサイド部120を使用する。本実施態様における凸部132は平坦なベルト受け取り面130と係合する複数のリブからなる。図3と同様に、ベルトの横幅間の横断面でみた場合、本実施態様のリブは、各リブの頂点で平坦面ベルト車と接触する湾曲形状先端部を有する。低い領域134によって分離されているリブはベルトのバックサイドの幅間で横断方向に離間され、ベルト長さに沿って縦方向に延長されている。低い領域134ではなく、これら凸部132が全体として平坦なバックサイドベルト車110のベルト受け取り面130と接触し、ベルト車を駆動する。これら低い領域134は、摩擦係数を低くする恐れがある屑、粉塵やその他の汚染物を接触パッチから経時的に無関係な方向に向けるチャネルとして作用する。
図10は、係合長さLにわたって平坦面バックサイドベルト車710に係合した状態にある改良ベルト702のバックサイドを示す概略図である。フロントサイドベルト車706および708も改良ベルト702と接触状態にある。図11に概略を示した従来の平坦面ベルトBによって作り出される矩形接触パッチRPとは対照的に、同じ係合長さLにわたって改良ベルト702によって作り出された接触パッチは面積がより小さく、また図12に示すように、非接触領域724によって分離された一連の横方向離間列722からなる。一部の実施態様では、この小さな接触パッチの面積は、同じ係合長さにわたって平坦面ベルト車と係合したときに、平坦面ベルトが形成すると考えられる接触パッチの面積の約20%〜約50%である。また他の一部の実施態様の場合、この接触パッチの面積としては、平坦面ベルトと平坦面ベルト車との間に形成すると考えられる接触パッチの約20%〜約35%が好ましい。
本発明改良ベルトのバックサイド部120は、フロントサイドV形リブ式部122よりも薄い。バックサイド部120の全体厚みT1は、フロントサイド部122の厚さT2の半分以下に設定することができる。一部の実施態様では、バックサイド部120の厚さT1は約0.76mm〜約1.3mmに設定することができ、一方フロントサイド部122の厚みT2は約4.0mm〜約6.3mmに設定することができる。フロントサイド部122のV形リブの高さは、約1.8mm〜約2.7mmに設定することができる。また凸部132の高さHは約0.1mm〜約1.0mmに、そして幅Wは約0.2mm〜約1.8mmに設定することができる。また一部の好適な実施態様では、凸部132の高さは約0.5mm〜約1.0mmに設定することができ、またベルト車接触凸部132の中心間距離Cは約0.4mm〜約3.6mmに設定することができる。凸部132を含むバックサイド部120を比較的薄くすることから得られる作用効果は、V形リブ式ベルトの可撓性を保持できることであり、従って各種駆動システム構成におけるベルトの寿命を改良でき、またベルトの有用性を改良できる。
図5および図6について説明する。図示のように第2実施態様の改良V形リブ式ベルト202の場合、バックサイドベルト車210の全体として平坦なベルト受け取り面230に対してベルトの外側バックサイド面228が対向する位置にある。このV形リブ式ベルト202は外側バックサイド部220、内側フロントサイド部222、およびこれらバックサイド部220とフロントサイド部222との間に設けられた荷重運搬部224から構成する。フロントサイド部222には、縦方向延長V形リブ226およびV形溝227を横断方向に離間配置する。改良バックサイド部220には、バックサイドベルト車210のベルト受け取り面230に接触し、摩擦係合する複数の縦方向延長凸部232を横断方向に離間配置する。この実施態様の場合、外側バックサイド面228は凸部232を形成する波型凹凸領域からなる。第1実施態様について説明した高さ、幅、中心間間隔に凸部232を設定することができる。これら凸部232は、図11に概略を示した接触パッチに近似でき、またこれと同様なベルト車のベルト受け取り面230との接触パッチを形成する。
図3〜6に示した第1および第2の実施態様の場合、凸部132および232の全体形状は湾曲形状か円弧形状であるが、半円形状、楕円形状、正弦形状などに設定することも可能である。湾曲形状ベルト車接触面は、騒音を低減して、ベルトのバックサイドがより平滑にベルト車のベルト受け取り面130、230に移り、あるいはこれから離れるようにできる点で有利である。さらに、よく知られているように、V形リブ式ベルトの鋭い角部は、ベルトのひび割れ開始点になる傾向がある。従って、湾曲形状の凸部132、232およびベルト車のベルト受け取り面に接触しない低い領域134、234を使用すると、ベルト内のひび割れがなくなるか、あるいはこれを抑制することができる。
鋭い角部のない円弧形状凸部が有利であるが、矩形状、三角形状やこれらの複合形状の凸部も使用でき、いずれも本発明の範囲内に含まれるものである。図7〜9に改良V形リブ式ベルト302、402および502の別な実施態様を示す。なお、同じ構成成分については同じ参照符号で示す。各V形リブ式ベルト302、402、502は外側バックサイド部320、420、520を備え、バックサイドベルト車のベルト受け取り面に係合する複数の縦方向延長凸部332、432、532を横断方向に離間配置してある。
図7に示すように、凸部332は三角形リブで構成することができ、全体として平坦な低い領域334を間に設ける。図8に示すように、凸部432は全体として三角形のリブで構成することができ、隣接リブを湾曲形状か円弧形状の低い領域434かチャネルで結合する。図9に示すように、凸部532は全体として矩形であり、円弧形状の低い領域534が徐々に隣接凸部に移行する。あるいは、さらに別な実施態様の場合には、図9と同様な矩形凸部と、図7と同様な全体として平坦な低い領域を置き換えてもよい。これら実施態様それぞれの凸部の高さ、幅、中心間間隔および接触パッチは上記に従って設定すればよい。さらに、図3〜9の実施態様では、凸部の高さ、幅、中心間間隔を均一に設定してあるが、バックサイド部はこのような構成に制限されない。即ち、凸部は異なる高さ、幅、中心間間隔に設定することができる。
当業者ならば、本発明は、V形リブ式ベルトの製造において公知な材料および製造技術を利用して、ほぼ任意のV形リブ式ベルトに応用適用できることを認めるはずである。本発明の一部の実施態様では、V形リブ式ベルトの横断面サイズはいくつかのサイズから選択することができ、例示すれば、リブ間ピッチの昇順で(US)PVH、PVJ、PVK、PVLおよびPVM、(ISO)PH、PJ、PK、PLおよびPMである。V形リブ式ベルトのフロントサイド部、荷重運搬部、バックサイド部は公知の製造技術を利用して弾性化合物、織布やコードから製造すればよい。例えば弾性化合物から製造した改良バックサイド部は、上記構成のいずれか、あるいは変形構成の外面をもつように成形によって製造することができる。
バックサイドベルト構成を改良した改良摩擦係数については、比較実験によって確認した。最初に、図3に示した構成の改良バックサイド部をもつ複数のV形リブ式ベルトを公知技術によって製造した。深さが0.020インチ(0.508mm)でピッチ(即ち中心間間隔)が0.080インチ(2.03mm)の溝を形成したテンプレートを使用して、パターンが形成された構成のベルトのバックサイド部を製造した。V形リブ式ベルトのバックサイド面の凸部は高さHが約0.012インチ(0.304mm)、中心間間隔Cが約0.08インチ(2.03mm)であった。これらV形リブ式ベルトを以下の表1および2にEx.1〜6として示す。次に、同じ材料からEx.1〜6として製造した複数のV形リブ式ベルトを同じ製造技術で製造した。ただし、バックサイド面は図2に示すように平坦面とした。これらベルトについては、以下の表1および2においてEx.7および8として示す。
平坦面バックサイドベルト車を用いて従来のV形リブ式ベルトおよび本発明の改良V形リブ式ベルトを試験して、SAE J2432に準拠した試験室内において乾燥した粉塵条件下で10時間、24時間後のいずれかの時間後のピーク時および10%スリップ時の摩擦係数を求めた。なお、ここでピークとは、ベルト走行停止時および走行開始時の静的摩擦係数を意味する。また、10%スリップ時の摩擦係数とは、ベルトが駆動ベルト車とバックサイドベルト車との間のある点で10%のスリップを起こした場合の摩擦係数を意味する。バックサイドスリップ試験毎に、各ベルトを連続3回試験した。試験結果を以下の表1および表2にまとめる。
表1:ピーク時摩擦係数:改良面対平滑面

Figure 0005694962

表2:10%スリップ時摩擦係数:改良面対平滑面
Figure 0005694962
本発明改良ベルトを使用した試験1のEx.1〜6の摩擦係数は、従来ベルトを使用したEx.7および8に比較して平均してわずかに高いが、時間が経つうちに、連続試験2および3によって実証されたように、改良バックサイド面の作用効果が強くなった。Ex.7および8の従来の平坦面ベルトの摩擦係数は、3つの連続試験すべてを通して全体として同じままであった。改良V形リブ式ベルトの摩擦係数は連続試験において有意味な上昇を示したが、これは予想外であった。このように、本発明のV形リブ式ベルトは、連続使用後でも、摩擦係数は従来の平坦面ベルトよりもかなり高かった。
以上具体的な実施態様によって本発明を詳しく説明してきたが、数多くの変更や改変などが、特許請求の範囲に記載された発明の精神から逸脱することなく実施可能であることは明らかだと考えられる。
100:ベルト駆動システム
102:V形リブ式ベルト
104:従動ベルト車
106:従動ベルト車
108:駆動ベルト車
110:バックサイドベルト車
126:V形リブ
127:V形溝
132:凸部

Claims (15)

  1. (a)外側バックサイド部、複数の縦方向に延長するV形リブを横断方向に離間配置した内側フロントサイド部、および前記外側バックサイド部と前記内側フロントサイド部との間に設け且つ前記縦方向に延長する荷重運搬コードを一体にした荷重運搬部を備えたV形リブ式ベルト、
    (b)前記V形リブ式ベルトの前記内側フロントサイド部に摩擦接触するフロントサイド駆動ベルト車、および
    (c)前記V形リブ式ベルトの前記外側バックサイド部と摩擦係合する平坦面バックサイドベルト車からなるV形リブ式ベルト車システムにおいて、
    前記縦方向に延長し且つ前記横断方向に離間して前記外側バックサイド部の外面に配置する複数の凸部であって、前記平坦面バックサイドベルト車と接触する小さな接触パッチを形成しながらこれら凸部が前記平坦面バックサイドベルト車と接触し、
    前記小さな接触パッチが、平坦面バックサイドベルト車と平坦面ベルトとの間で形成される場合の同じ係合長さに亙る全接触パッチの面積に対して、20%〜50%に相当する面積を有し、
    前記平坦面バックサイドベルト車と接触する湾曲最外面に形成する凸部の幅方向の横断面が、平坦形状、湾曲形状あるいは円弧形状のうち少なくとも一つの形状で形成される低い領域に繋がり且つ円弧形状、半円形状、楕円形状、三角形状、正弦形状のうち少なくとも一つの形状で形成され、
    前記外側バックサイド部の横断面の両端部分にも前記凸部を形成し、
    SAE J2432に従って試験したときに、前記平坦面バックサイドベルト車と前記外側バックサイド部との間の摩擦係合を時間経過とともに繰り返して加えることで、前記摩擦係合の摩擦係数が除々に上昇するように前記外側バックサイド部の最大厚さを1.3mm且つ前記低い領域の深さを0.1mm〜1.0mmとすることを特徴とするV形リブ式ベルト車システム。
  2. 上記凸部が上記V形リブ式ベルトの全長にそって縦方向に延長し、そして上記V形リブ式ベルトの上記外側バックサイド部の幅間に横方向に離間配置されている請求項1に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  3. 上記凸部がV形リブ式ベルトの上記外側バックサイド部の長さにそって設けられた縦方向に延長し且つ連続する外側リブからなり、これら外側リブが湾曲形状のベルト車接触面を有する請求項2に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  4. 上記小さな接触パッチが、上記平坦面バックサイドベルト車と上記外側リブの湾曲形状のベルト車接触面の頂点との間の接触領域によって形成された請求項3に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  5. 記凸部の幅が0.2mm〜1.8mmで、中心間間隔が0.4mm〜3.6mmであり、
    上記凸部を含む上記V形リブ式ベルトの前記外側バックサイド部の厚みが0.76mmから前記最大厚さの範囲であり、上記V形リブ式ベルトの前記内側フロントサイド部の厚みが4.0mm〜6.35mmである請求項1に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  6. 上記凸部の少なくとも一つが、頂点で平坦面バックサイドベルト車と接触する三角形リブからなる請求項2に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  7. 上記凸部と平坦面バックサイドベルト車との接触によって形成される上記小さな接触パッチが、平坦面バックサイドベルト車と平坦面ベルトとの間で形成される場合の同じ係合長さに亙る全接触パッチの面積に対して、20%〜35%に相当する面積を有する請求項1に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  8. (a)外側バックサイド部および内側フロントサイド部を有し、この内側フロントサイド部に複数の縦方向に延長するV形リブを横断方向に離間配置し、前記外側バックサイド部と前記内側フロントサイド部との間に設け且つ前記縦方向に延長する荷重運搬コードを一体にした荷重運搬部を備えたV形リブ式ベルト、
    (b)前記V形リブ式ベルトの前記内側フロントサイド部に摩擦接触する溝付きフロントサイド駆動ベルト車、および
    (c)前記V形リブ式ベルトの前記外側バックサイド部と摩擦係合する平坦面バックサイドベルト車からなるV形リブ式ベルト車システムにおいて、
    前記外側バックサイド部の外面が、平坦形状、湾曲形状あるいは円弧形状のうち少なくとも一つの形状で形成される低い領域に繋がり且つ円弧形状、半円形状、楕円形状、三角形状、正弦形状のうち少なくとも一つの形状で形成される外側リブを複数設け、その外側リブを前記外側バックサイドの長さにそって縦方向に伸ばし、
    前記外側バックサイド部の横断面の両端部分にも前記外側リブを形成し、
    これら外側リブが頂点で前記平坦面バッサイドベルト車と接触し、摩擦係合する湾曲形状の外側先端部を有し、
    SAE J2432に従って試験したときに、前記平坦面バックサイドベルト車と前記外側バックサイド部との間の摩擦係合を時間経過とともに繰り返して加えることで、前記摩擦係合の摩擦係数が除々に上昇するように前記外側バックサイド部の最大厚さを1.3mm且つ前記低い領域の深さを0.1mm〜1.0mmとすることを特徴とするV形リブ式ベルト車システム。
  9. 0.2mmから1.8mmまでの範囲で外側リブの幅を定め且つ0.4mmから3.6mmまでの区間で外側リブの中心間間隔を定めた請求項8記載V形リブ式ベルト車システム。
  10. 0.76mmから前記最大厚さまでの寸法で前記外側バックサイド部の厚みを定め、且つ4.0mmから6.35mmまでの長さで前記内側フロントサイド部の厚みを定めた請求項8又は9に記載V形リブ式ベルト車システム。
  11. (a)外側バックサイド部および内側フロントサイド部を有し、この内側フロントサイド部に複数の縦方向に延長するV形リブを横断方向に離間配置し、前記外側バックサイド部と前記内側フロントサイド部との間に設け且つ前記縦方向に延長する荷重運搬コードを一体にした荷重運搬部を備えたV形リブ式ベルト、
    (b)前記V形リブ式ベルトの前記内側フロントサイド部に摩擦接触する溝付きフロントサイド駆動ベルト車、および
    (c)前記V形リブ式ベルトの前記外側バックサイド部と摩擦係合する平坦面バックサイドベルト車からなるV形リブ式ベルト車システムにおいて、
    前記外側バックサイド部の外面が複数の凸部を有し、平坦形状、湾曲形状あるいは円弧形状のうち少なくとも一つの形状で形成される低い領域が繋がる形状の前記凸部であって、この凸部が円弧形状、半円形状、楕円形状、三角形状、正弦形状のうち少なくとも一つの形状で形成され、
    前記凸部が前記平坦面バックサイドベルト車と接触して摩擦係合し、
    前記外側バックサイド部の横断面の両端部分にも前記凸部を形成し、
    SAE J2432に従って試験したときに、前記平坦面バックサイドベルト車と前記外側バックサイド部との間の摩擦係合を時間経過とともに繰り返して加えることで、前記摩擦係合の摩擦係数が除々に上昇するように前記外側バックサイド部の最大厚さを1.3mm且つ前記凸部高さ0.1mm〜1.0mmにして、更に前記凸部を前記V形リブ式ベルトの長さにそって縦方向に延長すことを特徴とするV形リブ式ベルト車システム。
  12. 上記凸部の頂点で上記平坦面バックサイドベルト車と接触する湾曲形状の先端部を有する縦方向に延長する上記凸部からなる請求項11に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  13. 上記凸部の高さが0.5mm〜1.0mmである請求項12に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  14. 少なくとも一つの凸部が湾曲形状の縦方向延長チャネルによって隣接の凸部から分離されている請求項11に記載のV形リブ式ベルト車システム。
  15. 上記凸部が、頂点で上記平坦面バックサイドベルト車と接触する鋭い先端部を有する三角形の縦方向に延長する上記凸部からなる請求項11に記載のV形リブ式ベルト車システム。
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