JP5694152B2 - 金属線材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は金属線材の製造方法(以下、単に「製造方法」とも称する)に関し、詳しくは、タイヤ等の各種ゴム物品の補強材として用いられるスチールコードなどに好適な金属線材の製造方法、および、これに用いるスリップ式伸線機に関する。
従来、スチールコード用ワイヤの最終伸線で用いられるスリップ式伸線機においては、図3に示すように、コーン21の表面を、その回転軸に対して0.5〜2.0°の傾斜角を有するよう形成するとともに、コーンの回転軸と平行となる方向の中心部付近で金属線材1をダイス22から引き抜くパスラインが設定されていた。
金属線材の伸線加工に関する技術として、例えば、特許文献1には、伸線速度を増加した場合でも、線材表面の損傷、断線、ダイスの早期摩耗等の問題を生じることなく伸線を実現する技術として、ダイスとそのダイスを通過した線材を引抜くキャプスタンとからなる伸線パスを複数段用いる多段スリップ型湿式伸線方法において、最終段を除く各段の伸線パスにおける平均スリップ速度を、5〜80m/minの範囲に設定する多段スリップ型湿式伸線方法が開示されている。
特開平11−239814号公報(特許請求の範囲等)
しかしながら、図3に示すように傾斜角を有するコーン21を用いてコーンの回転軸と平行となる方向の中心部付近で金属線材1をダイス22から引き抜く従来の方法では、金属線材1の表面とコーン21の表面との間のすべり性のために、金属線材直径や金属線材をコーンに巻きつける回数によって実際のパスラインが変化してしまい、ダイスから真っ直ぐに金属線材を引き抜けない場合があった。そのため、図4に示すように、ダイス22と金属線材1とが片当たりを起こしてしまい、圧力が不均一になることに起因する加工の不均一が生じ、ダイス摩耗の促進や金属線材の延性低下を生ずる要因となっていた。
そこで、本発明の目的は、従来の伸線機を使用しつつ、ダイスの摩耗や、金属線材の延性低下に起因する断線の発生を効果的に防止して、生産性を向上した金属線材の製造方法、および、これに用いるスリップ式伸線機を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、スリップ式伸線機に用いるコーンの形状およびダイスからの金属線材の引抜き位置を改良することで、ダイスと金属線材との片当たりの発生を防止でき、これにより、ダイスの摩耗や金属線材の延性低下を効果的に防止しうることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の金属線材の製造方法は、スリップ式伸線機を用いて金属線材を伸線する工程を含む金属線材の製造方法において、
前記スリップ式伸線機のコーンとして、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するものを用いるとともに、該スリップ式伸線機のダイスを、前記金属線材が前記コーンの回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置のみを通過するよう配置し、
前記ダイスと、該ダイスを保持するホルダとの間で、前記金属線材の走行方向に直交する面内で、かつ、前記コーンの半径方向に2〜5mmの間隔を設け、
前記金属線材を前記ダイスから真っ直ぐに引き出し、かつ、前記ダイスから引き抜かれた前記金属線材のパスラインを安定させることを特徴とするものである。
また、本発明のスリップ式伸線機は、ダイスを挟んで対向する一対のコーンを備え、該コーン間で金属線材を伸線するスリップ式伸線機において、
前記コーンが回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有し、かつ、前記ダイスが、前記金属線材が前記コーンの回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置のみを通過するよう配置され、
前記ダイスと、該ダイスを保持するホルダとの間に、前記金属線材の走行方向に直交する面内で、かつ、前記コーンの半径方向に2〜5mmの間隔が設けられ、
前記金属線材を前記ダイスから真っ直ぐに引き出し、かつ、前記ダイスから引き抜かれた前記金属線材のパスラインを安定させることができることを特徴とするものである。

本発明によれば、ダイスの摩耗や、金属線材の延性低下に起因する断線の発生を効果的に防止することができる。したがって、本発明によれば、より高速での伸線が可能となり、高強度の金属線材の伸線が容易となる効果が得られる。
(a),(b)は、本発明の金属線材の製造方法の一例に係る説明図である。 本発明における金属線材の加工状態を示す説明図である。 (a),(b)は、従来における金属線材の製造方法に係る説明図である。 従来における金属線材の加工状態を示す説明図である。 (a),(b)は、比較例における金属線材の製造方法に係る説明図である。 (a),(b)は、本発明の金属線材の製造方法の他の例に係る説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)に、本発明の金属線材の製造方法の一例に係る説明図を、同図(b)に、(a)中のダイス部近傍における、金属線材の走行方向に直交する方向の拡大断面図を、それぞれ示す。図示するように、本発明の製造方法においては、スリップ式伸線機を用いて金属線材の伸線を行う。なお、図1,3,5,6の(a)中、上方が伸線機の駆動部が位置する駆動側であり、下方がダイス交換や金属線材の通線などを行う作業者が位置する作業側である。
本発明においては、図1(a)に示すように、かかるスリップ式伸線機のコーンとして、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するコーン11を用いるとともに、ダイス12を、金属線材1がコーン11の回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置を通過するように配置する点が重要である。
このようにコーン形状およびダイス配置の条件を組み合わせることで、金属線材1がダイス12から真っ直ぐに引き出されるものとなり、かつ、ダイス12から引き抜かれた金属線材1のパスラインが安定する。これにより、図2に示すように、金属線材1とダイス12との片当たりが解消されて、金属線材1に対し応力が均一に付与されるので、金属線材1の均一加工が可能となり、ダイス12の摩耗を抑制するとともに、金属線材1の延性低下を抑制することが可能となる。
本発明においては、上記に加えて、図1(b)に示すように、ダイス12と、このダイス12を保持するホルダ13(図1(a)中には示さず)との間で、金属線材1の走行方向に直交する面内で、かつ、コーンの半径方向に2〜5mmの間隔wを設けることが好ましい。ダイス12−ホルダ13間に2〜5mmの間隔wを設けることで、自動調芯するためのスペースを確保することができるので、金属線材1のダイス12からの引抜き状態をより真っ直ぐにして、引き抜き後の金属線材1のパスラインをより安定化することができる。このダイス12−ホルダ13間の間隔wが2mm未満であるか5mmを超えると、ホルダの強度が低下するか、ホルダが大型化するため好ましくない。
本発明の金属線材の製造方法においては、スリップ式伸線機において、上記コーン形状およびダイス配置の条件を満足するよう伸線を行うものであればよく、これにより本発明の所期の効果を得ることができる。それ以外の、伸線工程以外の工程や、伸線工程で使用するダイスの種類および各ダイスでの減面率等については、常法に従い適宜実施し、また決定することができ、特に制限されるものではない。
また、本発明のスリップ式伸線機は、図1(a)に示すように、ダイス12を挟んで対向する一対のコーン11を備え、これらコーン11間で金属線材1を伸線するものであり、上記本発明の製造方法において好適に使用される。本発明のスリップ式伸線機は、図示するような多段型コーンのほか、分離独立型コーンを有するものであってもよい。
本発明のスリップ式伸線機においては、図示するように、コーン11が回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するとともに、ダイス12が、金属線材1がコーン11の回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置を通過するよう配置されている点が重要である。これにより、金属線材1をダイス12から真っ直ぐに引き出して、そのパスラインを安定化することができ、金属線材1を均一に加工することが可能となる。また、ダイス12の摩耗を抑制するとともに、金属線材1の延性低下を抑制する効果も得られる。
また、本発明のスリップ式伸線機においては、図1(b)に示すように、ダイス12と、このダイス12を保持するホルダ13との間で、金属線材1の走行方向に直交する面内で、かつ、コーンの半径方向に2〜5mmの間隔wを設けることが好ましい。ダイス12−ホルダ13間に2〜5mmの間隔wを設けることで、自動調芯するためのスペースを確保することができるので、金属線材1のダイス12からの引抜き状態をより真っ直ぐにして、引き抜き後の金属線材1のパスラインをより安定化することができる。このダイス12−ホルダ13間の間隔wが2mm未満であるか5mmを超えると、ホルダの強度が低下するか、ホルダが大型化するため好ましくない。
本発明のスリップ式伸線機においては、上記コーン形状およびダイス配置の条件を満足するものであればよく、これにより本発明の所期の効果を得ることができる。それ以外のコーン構成やダイスの種類等の装置構成の詳細については、常法に従い適宜決定することができ、特に制限されるものではない。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
(従来例1)
タイヤコード用の真鍮めっき高抗張力金属線材を、図3(a),(b)に示すスリップ式伸線機を用いて一定長さ6万mにて伸線して、ダイスの摩耗量および断線数を測定した。伸線は、線径1.5mmから0.2mmまで実施した。図3(a),(b)に示すスリップ式伸線機においては、コーン21として、回転軸に対し1.0°の傾斜を有するものを用いるとともに、ダイス22を、金属線材1がコーン21の回転軸と平行となる方向の中央部を通過するよう配置し、さらに、ダイス22とダイス22を保持するホルダ23との間に間隔を設けなかった。
(比較例1)
スリップ式伸線機として、図5(a),(b)に示すものを用いた以外は従来例1と同様にして伸線を実施し、ダイスの摩耗量および断線数を測定した。図5(a),(b)に示すスリップ式伸線機においては、コーン31として、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するものを用いるとともに、ダイス32を、金属線材1がコーン31の回転軸と平行となる方向の中央部を通過するよう配置し、さらに、ダイス32とダイス32を保持するホルダ33との間に間隔を設けなかった。
(参考例1)
スリップ式伸線機として、図6(a),(b)に示すものを用いた以外は従来例1と同様にして伸線を実施し、ダイスの摩耗量および断線数を測定した。図6(a),(b)に示すスリップ式伸線機においては、コーン41として、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するものを用いるとともに、ダイス42を、金属線材1がコーン41の回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置を通過するよう配置し、さらに、ダイス42とダイス42を保持するホルダ43との間に間隔を設けなかった。
(実施例1)
スリップ式伸線機として、図1(a),(b)に示すものを用いた以外は従来例1と同様にして伸線を実施し、ダイスの摩耗量および断線数を測定した。図1(a),(b)に示すスリップ式伸線機においては、コーン11として、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するものを用いるとともに、ダイス12を、金属線材1がコーン11の回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置を通過するよう配置し、さらに、ダイス12とダイス12を保持するホルダ13との間で、金属線材の走行方向に直交する面内で、かつ、コーンの半径方向に3mmの間隔を設けた。
得られた従来例1、比較例1、参考例1および実施例1の、ダイスの摩耗量および断線数の測定結果を、下記表1中に、従来例1を基準とする指数にて示す。
Figure 0005694152
(従来例2、比較例2、参考例2および実施例2)
伸線を、線径1.8mmから0.3mmまで実施した以外はそれぞれ従来例1等と同様
の条件にて伸線を実施し、ダイスの摩耗量および断線数を測定した。その測定結果を、下
記表2中に、従来例2を基準とする指数にて示す。
Figure 0005694152



上記表中の結果からわかるように、スリップ式伸線機のコーンとして平坦な表面を有するものを用い、かつ、ダイスを、金属線材がコーンの回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置を通過するよう配置して伸線を行った各実施例においては、これら条件を満足しない各従来例および比較例に比し、ダイス摩耗を大幅に抑制するとともに断線の発生を大幅に低減できることが確かめられた。
1 金属線材
11,21,31,41 コーン
12,22,32,42 ダイス
13,23,33,43 ホルダ

Claims (2)

  1. スリップ式伸線機を用いて金属線材を伸線する工程を含む金属線材の製造方法において、
    前記スリップ式伸線機のコーンとして、回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有するものを用いるとともに、該スリップ式伸線機のダイスを、前記金属線材が前記コーンの回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置のみを通過するよう配置し、
    前記ダイスと、該ダイスを保持するホルダとの間で、前記金属線材の走行方向に直交する面内で、かつ、前記コーンの半径方向に2〜5mmの間隔を設け、
    前記金属線材を前記ダイスから真っ直ぐに引き出し、かつ、前記ダイスから引き抜かれた前記金属線材のパスラインを安定させることを特徴とする金属線材の製造方法。
  2. ダイスを挟んで対向する一対のコーンを備え、該コーン間で金属線材を伸線するスリップ式伸線機において、
    前記コーンが回転軸に対し傾斜のない平坦な表面を有し、かつ、前記ダイスが、前記金属線材が前記コーンの回転軸と平行となる方向の最も駆動部に近い位置のみを通過するよう配置され、
    前記ダイスと、該ダイスを保持するホルダとの間に、前記金属線材の走行方向に直交する面内で、かつ、前記コーンの半径方向に2〜5mmの間隔が設けられ、
    前記金属線材を前記ダイスから真っ直ぐに引き出し、かつ、前記ダイスから引き抜かれた前記金属線材のパスラインを安定させることができることを特徴とするスリップ式伸線機。
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