JP5690921B2 - 土木工事における連続流体密封性 - Google Patents

土木工事における連続流体密封性 Download PDF

Info

Publication number
JP5690921B2
JP5690921B2 JP2013508415A JP2013508415A JP5690921B2 JP 5690921 B2 JP5690921 B2 JP 5690921B2 JP 2013508415 A JP2013508415 A JP 2013508415A JP 2013508415 A JP2013508415 A JP 2013508415A JP 5690921 B2 JP5690921 B2 JP 5690921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
civil engineering
decorative
cavity
anchor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013508415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013529267A (ja
Inventor
フライダーグ,ニコラ
モリゾ,ジャン−クロード
Original Assignee
テール アルメ アンテルナシオナル
テール アルメ アンテルナシオナル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テール アルメ アンテルナシオナル, テール アルメ アンテルナシオナル filed Critical テール アルメ アンテルナシオナル
Publication of JP2013529267A publication Critical patent/JP2013529267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5690921B2 publication Critical patent/JP5690921B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • E02D29/0225Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • E02D29/0225Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill
    • E02D29/0241Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill the retention means being reinforced earth elements

Description

発明の詳細な説明
本発明は土木工事およびその流体密封性に関する。
特に、本発明は、
前面と、
基礎から伸び、後ろ表面と、工事の上記前面と実質的に同一である前表面とを有する上記化粧板と、
上記後ろ表面上に設けられる流体密封カバーと、
上記流体密封カバーの背後に設けられる充填物と、
上記化粧板と上記充填物とを機械的に確実につなげる、少なくとも1つのアンカーとを備える土木工事に関する。
このような土木工事は、例えば米国特許6053,662号など、従来技術において知られている。この文献に記載されている解決法では、アンカーが流体密封カバーを貫通しており、アンカーが流体密封カバーを貫通する箇所には、流体密封性を得るための、費用が嵩み、かつ複雑な補助手段を設けなければならない。
本発明の目的は、このような種類の土木工事を改善させることにある。
本発明において、上記化粧板は、上記アンカーの一部であるアンカー機素が挿入される陥凹空間を形成する上記流体密封カバーの一部が設けられた少なくとも1つの空洞を有し、上記空洞及び陥凹空間は、上記化粧板に上記アンカーが機械的に固定されるように構成されている。
これにより、流体密封性を得るための、費用の嵩む、複雑な追加装置を設ける必要がなくなり、また工事の全体的な流体密封性が低下する可能性も抑えることができる。
本発明の様々な実施形態において、以下の1つおよび/または他の構成を用いてもよい。
上記流体密封カバーは、上記化粧板の後ろ表面と隣接する、実質的に平坦であるシーリングプレートを有し、上記陥凹空間を形成する上記流体密封カバーの一部は、上記空洞の内側の形に実質的に沿って設けられるシール部材であり、上記シーリングプレートと上記シール部材とが、流体密封、好ましくは液密シールを介して接続されており、
上記シールは熱溶接または接着剤により得られ、
上記化粧板は、流体密封カバーの一部を収容するための空洞を少なくとも1つ備える、複数の組み合わされたプレキャスト平板を備えており、
上記充填物は、補強土及び/又は転圧コンクリート及び/又は現場打ちコンクリート及び/又は石骨材からなり、
上記流体密封カバーは、例えば高密度ポリエチレン(HPDE)といったプラスチック材料からからなり、
上記アンカーは補強ストリップを備え、
上記シーリングプレートは上記空洞の横にスルーホールを有し、上記シールは該スルーホールの周囲に沿って設けられ、
上記化粧板はコンクリートからなり、
上記工事は、ダム、土手、水路堤防、流体保持構造、及び浸出液生成材料容器構造からなる工事の群から選択される。
本発明の一実施形態において、
上記空洞は、上記化粧板の中において、少なくとも1つの開ループを有し、上記化粧板の上記後ろ表面に少なくとも1つの開口が設けられる通路を形成する陥凹部分からなる。この実施形態において、上記通路は、上記化粧板の後ろ表面に設けられた2つの開口と、該開口とそれぞれ隣接し、上記化粧板の後ろ表面と実質的に垂直な引き方向(T)と平行な2つの直線部分と、該2つの直線部分からそれぞれ延伸し、上記引き方向に対して傾斜している2つの曲線部分と、該2つの曲線部分を接続する少なくとも1つの屈曲部分とを有していてもよい。
別の実施形態では、上記通路は、上記化粧板の中に挿入された補強ストリップの周りに巻きつくように屈曲していてもよい。
別の実施形態では、上記アンカー機素は、上記化粧板の後ろ表面と実質的に垂直な引き方向に対して横方向に延伸する突出部を備え、上記空洞は、上記アンカー機素から延伸する上記突出部が押し当てられる支持部を有していてもよい。
別の実施形態では、上記アンカー機素は、上記空洞の中に挿入され、4分の1回転されることで固定位置に嵌められる鍵であってもよい。
別の実施形態では、上記アンカー機素は、上記空洞の形に実質的に沿うシール部材を形成するプラスチック材料の層でオーバーモールドされたボルトである。
本発明はまた、上記記載の土木工事の化粧板として組み合わされ、これを構成することができる化粧平板に関する。上記平板は前表面および後ろ表面を有し、上記後ろ表面のみに開口する空洞を少なくとも1つ備え、平板の後ろ側の表面には、たとえば液密カバーなどの流体密封カバーが連続して設けられている。この空洞は、アンカー機素が挿入可能な陥凹空間を形成するのに適しており、上記空洞の中には流体密封カバーが部分的に設けられている。
本発明はまた、上記記載の土木工事を実現するための方法に関する。本方法は、
a)上記流体密封カバーを備える上記化粧板を上記基礎に直立させる工程と、
b)複数のアンカーを取り付ける工程と、
c)上記充填物を設ける工程とを含む。
別の実施形態では、上記アンカーは、充填物と相互的に作用することによって充填物を安定化させる補強材でもある。
本発明の方法の様々な実施形態において、1および/または他の以下の工程が付加的に用いられてもよい。
上記工事は、連続層において実現され、上記工事における所望の高さに達するまで、何度でも工程a)〜c)が必要なだけ繰り返される。
複数のアンカーが設けられる工程b)において、上記空洞に補強ストリップを挿入する動作を含み、上記方法はさらに次工程である、流体密封シールを確立するための、異なる層同士に設けられた流体密封カバーを接着または熱溶着する工程を含む。
本発明の他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す実施形態のいくつかの、しかしこれに限定されない記載によって十分分かるであろう。また、本発明の利点は、添付図面を参照した次の説明によって明白になるであろう。
図1は、本発明の土木工事を示す概略断面図である。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る、流体密封カバー、空洞、およびアンカーの機素を詳細に示す断面図である。
図3は、本発明の第二の実施形態に係る、図2と類似する図である。
図4は、本発明の第三の実施形態に係る、図2と類似する図である。
図5は、本発明の第二の実施形態の変形例を示す、図2と類似する図である。
図6は、本発明に係る工事方法を示す、土木工事の概略断面図である。
図7a,7bは、複数の化粧平板および流体密封カバーの組立を示す図である。
各図面において、同一の参照符号は類似または同一の構成要素を示している。
本発明における「後方」、「背後」、または「後ろ」は、図面に示されている矢印Tの方向に対する、他の構成要素の位置と関連する当該構成要素の位置を示している。
本発明の土木工事の例としては、例えば、ダム、土手、液体保持構造物、水路堤防、浸出液生成材料容器構造、既存工事を拡大する・持ち上げるための構造物、化粧板によって範囲を定められたスロープ、またはあらゆる他の土木工事全般が挙げられる。
図1は本発明の土木工事1を示し、
本実施例において、地面10である基礎から伸びる化粧板3と、
上記化粧板の背後に配置された工事用の充填物2と、
上記化粧板3と上記充填物2との間に挟まれた流体密封カバー4と、を備える土木工事1である。以下の残りの説明においてその機能を具体的に説明する。
工事1の化粧板3は、物質領域81(上流領域81とも呼ばれる)と対向する前面9を有する。該物質としては、水または汚染廃棄物などの液体であってもよい。また、上記物質の上流領域81は有害液体物質が漏れ出ることのある廃物、または工事1の前面9の前で閉じ込めるべき成分を含んでいてもよい。また、上記上流領域は、本発明から逸れることなく、ゲイズ(gaze)のような流体光(lights fluids)を含んでいてもよい。
化粧板3は、図1に示すように、実質的に垂直(「Z」で示された方向)に延伸し、工事の前面9と実質的に同一である前表面31と、前表面31の反対側に位置し、流体密封カバー4が設けられた後ろ表面32を有する。図示されている例では、化粧板3は、従来知られている、いかなるタイプのコンクリートからなるコンクリート壁である。この壁は、図1に示されるように、工事現場にて工事中に、多層構造のプレキャストのコンクリート平板30を組み立てて、連続的またはモジュール形式で建てられてもよい。
物質領域81内の流体又は液体は、化粧板の前表面31に対しては圧力を加えるが、化粧板3の後ろ表面に位置する流体密封カバー4には圧力を加えない。そのため、流体密封カバー4は、工事1の前面9と上流領域81に含まれる物質とが相互的に作用することによって生じ得る機械的やその他のストレスから防御されることになる。
なお、化粧板3は傾斜をつけて設けることができ、特定の場合では、前面の水中にない部分を草木で覆ってもよい。
化粧板3は、工事の基部に配置された特定の土台12(基礎とも呼ぶ)の上に載置されていてもよい。これにより、下層の土の流体密封性を確保することができる。
特に土木工事の高さを出す関連の動作である場合、化粧板3は地面に直接設けられるのではなく、高さを出す工事の既存面上に設けられた基礎の上に設けられる。
流体密封カバー4は、充填物2やそのより後方への上流に位置する流体または液体81の入り込みを防ぐ役割を担っており、基礎10から流体の最大の高さまで連続して流体密封シールを提供することが望ましい。
同様に、流体密封カバー4は、充填物2内の流体や液体が上流領域81に漏れ出ないように構成されていることは明らかである。
流体密封カバー4は、一般的にはプラスチック材料にて実現されており、0.5ミリから25ミリの厚みを有することができる。図示される厚みは、理解しやすいように意図的に強調されている。流体密封カバー4は、流体、特に、これに限定されないが、液体に対して連続するシールを用いて密封性を有している。以下にこれを詳しく説明している。
流体密封カバー4の最も広い部分は、化粧板3の後ろ表面32を覆い、連続してその形状に実質的に沿った、実質的に平坦なシーリング板7からなる。
流体密封カバー4の材料は、ポリオレフィン(PE及びPP)、ポリアミド(PA)、またはポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性ポリマープラスティック族から選択されてもよい。これらのうち、高密度ポリエチレン(HDPE)を選択するのが好ましい。
工事の充填物2は様々な方法で実現することができる。特に、補強土及び/又は転圧コンクリート及び/又は現場打ちコンクリート及び/又は石骨材を用いることで実現できる。一番よく用いられる方法は、地面又は基礎10から上部29まで、連続する層を設けることで実現する方法である。充填物2は、その重さによって当該土木工事1の安定性に寄与している。
さらに、アンカー6は、充填物2に化粧板3が機械的に確実に固定されるように設けられている。これらアンカー6は、金属製の補強材、合成布もしくはプラスチック材料からなる補強片、又は他の従来知られている手段による形態にて構成されている。これらのアンカーもまた、充填物2が機械的に安定することに一役買っている。
これらアンカー6と化粧板3との境界面が本発明における重要なポイントであり、以下により詳細に説明する。
アンカー6と充填物との間の境界面は、方向Tにてアンカー6を充填物に安定させるアンカー手段61に存在する。
蓋部11を用いることで、特に化粧板に近い充填物2の部分において、工事の状態を劣化させるような天気から工事の上部分、特に充填物の上部分29を防護することができる。
図2はアンカー6の一部であるアンカー機素16の構成を具体的に示している。アンカー機素16は、下記にて詳細に記載されるように、化粧板3に撃ち込まれる。
この例において化粧板の平板30のうちの一つである化粧板3は、化粧板3の後ろ表面32で開口する空間を平板30内に設けた空洞5を有している。上記空洞5は、後ろ表面でのみ開口していることが好ましい。
この空洞5の中には、流体密封カバーの一部が、上記空洞5の形に実質的に沿った陥凹空間を形成するシール部材8の形態で設けられている。該シール部材8は、流体密封、特に液密の性質を有している。
図示されている例では、空洞5およびシール部材8は共にT字型の断面を有し、該T字型断面は、
化粧板の後ろ表面32と実質的に垂直であり、充填物2と化粧板3との間のアンカー力の引き方向Tと実質的に平行な、中央アーム53,80と、
化粧板3の後ろ表面32と実質的に平行である横断アーム56,82とを有する。
このようなT字型断面を有する上記空洞5およびシール部材8は、第一端51と第二端(図2では図示せず)との間において、化粧板の後ろ表面32に対して平行な方向Yに沿って、水平に伸びている。これら2つの端の間にある距離は、上記T字型断面の横断アーム82の長さよりも長い。
このようにして、シール部材8は横断ポケット82と、T字の中央アームを形成するネック80と、さらに実質的に平坦であり、実質的に化粧板の後表面32に合体する接続面17とを有する。この接続面17は、上記記載のシーリングプレート7に対してぴったり合わさるように構成されており、シーリングプレートは、例えばアンカー機素16などのアンカー6の一部が通れるように、開口部13を有している。例えば0.5mmから25mmの間の厚みを有するシール部材は、一定の厚みを有していても有していなくてもよい。
上記シール部材8は、例えば高密度ポリエチレン(HPDE)または他の熱可塑性ポリマー等のプラスチック材料からなっていてもよい。該シール部材8は、シール部材8の接続面17を介してシーリングプレート7と組み合わされている。この接続面17は、化粧板の後ろ表面32に隣接するシーリングプレート7の前面の一部47にぴったり合わさっている。
流体密封シール19は、シール部材8の接続面17とシーリングプレート7の前面の一部47との間の境界面に設けられる。該シール19は、開口13を囲み、その周囲に沿う形でループを形成している。これにより、シーリングプレート7とシール部材8との間に連続的なシール接続を設けることができる。
なお、シール19は熱溶接または接着剤、もしくは他の従来知られている手段によって得られてもよい。
同様に、シール部材8の材料がシーリングプレート7の材料と同一であっても異なっていてもよい。ただし、シール19が熱溶接される場合は、選択された材料がそのような熱溶接に耐えうるものでなければならない。
ここでは例示していない本発明の変形例では、流体密封カバー4を別の方法で得ている。該変形例では特定のシール部材8を用いておらず、空洞5に留まった流体密封カバー4の一部を、シーリングプレート7を形付けることによって形成している。シーリングプレート7に開口13を設ける代わりに、例えば熱形成によってプラスチック材料が局部的に形成されることで、プラスチック材料が空洞5内に入り、空洞5の形に実質的に沿う流体密封カバー4の一部として機能するポケットが形成される。この変形例においては、シール19を生成する必要はないが、次の点に注意を払わなければならない。
‐シーリングプレート7の厚さが、破れることなくプラスチック形成を可能とするだけの十分な厚みを有していること。
‐空洞5内に存在する空気を排出する溝を化粧板内に設け、拡張可能なポケットを流体密封カバー4にて形成するときに空気が抜けられるようにしなければならない。
ここでは示されていない本発明の別の変形例では、流体密封カバー4は、化粧板の機素が形作られる前に、シーリングプレートを局所的に形付けることで得ることができる。このようにして形づけられたシーリングプレートは、硬化・安定する前に形作られた材料にアンカーされる。このようにして、空洞5の周りに連続的な流体密封性を得るためのシール19が不要となる。
上述の、シール部材8の内部にて形成されたT字型の寸法よりも少し小さい寸法を有するT字型のアンカー機素16は、シール部材8で覆われた空洞5にて形成された陥凹空間に挿入される。
このアンカー機素16は、引き方向Tと平行に設けられた(図示された例では丸い断面を有する)元軸165と、引き方向Tを横切るように延伸する少なくとも1つの横突出部18(図示された例では、2つの突出部を一直線上に並べることでTを横切るバーが形成される)とを備える。この突出部18は、シール部材8の陥凹ポケットが形成された空洞内に設けられた支持部分14に押し当てられている。
シーリングプレート7に設けられた開口部13は長方形であり、その長辺は、化粧板3の後ろ表面の面内における水平方向Yと平行であり、空洞5の上述した2つの端51の間を結ぶ距離と実質的に同一の長さを有する。
アンカー機素16は、横断アーム18が水平方向(Y方向)と平行であるときに空洞5内に挿入される。このアームが空洞5の底に対して実質的に押し合っているときにアンカー機素16が引き方向Tの周りに4分の1回転されることで(図2の矢印R参照)、図2に示される位置にアンカー機素16が移動する。これにより、アンカー6を化粧板3に機械的に固定することができる。このように、アンカー機素16は、鍵と似ており、挿入され、4分の1回転によって例えばハウジング内のロックされる所定位置に変えられる。
化粧板3の後ろ表面の形に密接に沿うシーリングプレート7と空洞5の形に密接に沿うシール部材8をつなぎ合わせることで得られる流体密封カバー4は、化粧板の後ろ表面32に沿って完全に連続する流体密封、特に液密のシールを形成する。なお、このとき、アンカー6は該流体密封カバー4を貫通するのではなく、シール部材8の中に構成された形状の1つに単に押し当てられているだけである。
その結果、化粧板3及び充填物2の間に最適な連続するシールを得るために必要な、填座などの密閉構造をアンカー6周りに利用する必要がない。
図3は、第二の実施形態を示している。ここでは、第一の実施形態にて説明された構成と実質的に異なる構成のみを説明している。第二の実施形態において、空洞5は化粧板3の中に設けられた通路であり、化粧板の後ろ表面32に第1開口部54を有し、同じく化粧板の後ろ表面32に第2開口部55を有している。これら2つの開口部54,55は長方形であり、方向Zにおいて同一の高さを有し、隣り合わせに位置する。
第二の実施形態におけるシール部材8’は、通路を示す空洞5’の形に沿ったプラスチック材料からなる覆いである。この第二の実施形態では、アンカー6は実質的に一定な断面を有する緩衝片の形をした合成補強材である補強ストリップ26を備え、例えばポリエチレンで被膜されたポリエステル繊維に基づいて製造することができる。上記補強ストリップ26は、空洞5に留まりアンカー機素として作用する、部分16’を備える。
空洞5を形成する陥凹空間の通路15は、化粧板3の中に少なくとも1つの開ループ15を有し、ループの両端がそれぞれ開口部54,55を形成している。
また、この通路は、2つの開口部54,55とそれぞれ隣接し、引き方向Tと実質的に平行な2つの直線部151と、上記2つの直線部151からそれぞれ延伸し、引き方向Tに対して傾斜する2つの曲線部152と、2つの曲線部152を接続する少なくとも1つの屈曲部153とを備えていてもよい。
土壌を補強する形で、従来知られている方法を用いて補強ストリップ26を利用する場合、化粧板3の材料の中に引張力が確実に分散されるように、通路15が3次元(3D)であることが好ましい。特に、補強ストリップ26の横断面よりも、引張力がかかる支持部14’が、より大きな面積を有することが好ましい。流体密封カバー4及びシール19の材料に関する検討は、本第二の実施形態において類似又は同一であり、ここで繰り返し説明は記載していない(第一の実施形態を参照)。
なお、本発明の第二の実施形態では、開口部54,55を、互いに合体させるところまで近づけることができる。この場合、通路の入口と出口が同一の開口となってもよい。
図4は、本発明の第三の実施形態を示している。第一の実施形態で既に説明されている構成要素と異なる構成要素のみを以下に詳細に説明している。本実施形態では、アンカー機素16”は、頭部163および糸模様161を有するシャフト162からなる、標準的なボルトの形をとっている。ボルトの頭部163は、化粧板3内の空洞5”に挿入され、撃ち込まれている。この例では、シール部材8”はボルト16”の周りをオーバーモールドしている。オーバーモールドは、オーバーモールドにくるまれたボルト8”の周囲に化粧板のコンクリートが注入される前に形成される。第三の実施形態の構成は、オーバーモールドされた後にシール部材8”からアンカー機素16”を分離することができないこと以外、前の二つの実施形態と同等であることが見て理解できるであろう。
シール部材8”は、前の実施形態にて説明されているように、接着剤又は熱溶接によって得られたシール19を介してシーリングプレート7に接続されている。本実施形態では具体的に、シール又は溶接箇所19は丸い形をしている。
また、図4では、シーリングプレート7が、シーリングプレート7の表面から斜めに延伸する突起部44を有していてもよいことを示している。これを有することにより、化粧板3に対して、シーリングプレート7は化粧板3のコンクリートが流し込まれた後に非常に強固に機械的に取り付けることが可能となる。
なお、この種類のシーリングプレート7は、他の実施形態においても使用することができる。
第三の実施形態において、アンカー6は図面に部分的に図示されている機素によって補助されており、アンカー機素16”と関連する位置に、付加的な機素を固定するナット164を用いることで、アンカー6をボルトに取り付けている。
図5は第二の実施形態の変形例を示している。ここでは、補強ストリップ、または導管の形をした空孔に挿入することができる他のいかなる柔軟な接続機素を用いることができる。この例において、図示された空洞はC字の形をしている。アンカーとしては、コード、金属ケーブル、または引っ張られることに強い他の可撓性のある接続要素を用いることができる。図示された例では、丸い断面を有するワイヤーを用いている。
この第二の実施形態の変形例では、導管によって形成された開ループは、コンクリートが注入される際に化粧板3のコンクリートの中にある、補強構造38を囲んでいる。例えば、従来知られているワイヤーメッシュで補強されたコンクリートなどが挙げられる。
したがって、補強構造38はシール部材8’の一部と接触している。これを受けて、空洞5’に挿入されたケーブルの一部によって形成されたアンカー機素16’を用いて、支持部14’に加えられた引張力が支えられる。少なくとも1つの補強構造38によって支えられているシール部材8’の位置は、組立品を特に強くする。ケーブルは、充填物の中に、ケーブルに取り付けられたいかなる横の構成要素(図5には図示せず)によって固定される。
空洞5、及び流体密封カバー4における部分8について、以下に詳細に説明する。
第一の解決策は、変形例の一つとして既に説明されているとおり、アンカー機素16が挿入される上で望ましい形を確実に有する入り込んだ空洞を、コンクリートが注入される際に設け、次に化粧板3の背後に実質的に平面のシーリングプレート7を設け、さらに空洞5の中に流体密封カバー4が押し込まれるように空洞5の横に位置するシーリングプレート7を局部的に形作る。
2つ目の解決策では、特に上記第一及び第二の実施形態を実現するものとして、化粧板3の型枠、好ましくはプレキャスト平板30の型枠にシール部材8を配置し、プレキャスト平板の外表面32に開口がほぼ接触しないようにする。その後、上述した空洞5を形成するシール部材8の中の容量を除き、平板30のスペース全体を充填するようにコンクリートを注入する。
後方のシーリングプレート7は、プレキャストコンクリート平板が完成したときにその一部となるように、コンクリートを注入する前に配置されていてもよい。または、後方のシーリングプレート7を後で、化粧板組立工程において配置してもよい。しかしながら、シール部材8と後方のシーリングプレート7、そしてこれらをつなぐシール19を、コンクリートの収縮に耐性を有するようであれば、コンクリートが注入される前に設けることが好ましい。
もちろんのこと、シーリングプレート7から化粧板に延伸する突起部44を用いる場合は、図4に示すように、シーリングプレート7を、コンクリートを注入する前に設けることが重要である。
土木工事1を組み立てる順序を以下に詳細に説明する。
第1の解決策では、化粧板3は基礎10からその上部まで、連続注入またはプレキャスト化粧板30の平板を順次組み立てることによって直立される。その際、上述の情報によれば、化粧板3と同時に流体密封カバー4が設けられる。次に、空洞5に複数のアンカー6を挿入し、化粧板3の中にアンカー6を固定する。最後に、充填物2を充填し、アンカー6および充填物2を機械的に固定する。
図6に示す本発明の好ましい解決策では、土木工事はさまざまな層をなして実現される。すなわち、化粧板3の一部を、流体密封カバー4が化粧板3に設けられた状態で、基礎、または前に設けられた、例えば化粧板30のプレキャスト平板30の高さに対応する部分である部分50の上部に直立させ、第2に、充填物をアンカー6が設けられる高さまで充填し、第3に、空洞5にアンカー6を備え、第4に、アンカーを固定するために必要であれば充填物2をさらに充填することができる。
また、好ましくは、異なる層において作業するとき、特に事前加工中にシール部材に接続されたシーリングプレート7を一体化されたプレキャスト平板30を用いる際、新しく充填された層の流体密封、好ましくは液密のカバー4が前の層のカバーと一体化される補助シールを好ましく用いてもよい。そのためには、例えば、図7aおよび7bに示される補助止水板71を利用した解決策を利用することができる。この解決策は、液体流体に対するシールを、一つの層のシーリングプレート7と別の層のシーリングプレート7との間に設けるものである。これら補助止水板71は、流体密封の垂直シール、特に同一水平層において隣同士に位置する異なる平板30間の液密シールを形成するのに用いられてもよい。
本発明の土木工事を示す概略断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る、流体密カバー、空洞、およびアンカーの機素を詳細に示す断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る、図2と類似する図である。 本発明の第三の実施形態に係る、図2と類似する図である。 本発明の第二の実施形態の変形例を示す、図2と類似する図である。 本発明に係る工事方法を示す、土木工事の概略断面図である。 複数の化粧平板および流体密カバーの組立を示す図である。 複数の化粧平板および流体密カバーの組立を示す図である。

Claims (15)

  1. 化粧板(3)から上流領域(81)を分離する前面(9)と、
    基礎(10)から伸び、後ろ表面(32)と、工事の上記前面(9)と実質的に同一である前表面(31)とを有する上記化粧板(3)と、
    上記後ろ表面全体に連続して設けられる、例えば液密カバー(4)などの流体密封カバー(4)と、
    上記流体密封カバーの背後に設けられる充填物(2)と、上記流体密封カバー(4)は上記上流領域(81)に位置する流体が該充填物(2)に漏れ入るのを防ぐように構成されて、
    上記化粧板から上記充填物内に延伸し、上記化粧板(3)と上記充填物(2)とを機械的に確実につなげる、少なくとも1つのアンカー(6)とを備え、
    上記化粧板(3)は、上記アンカー(6)の一部であるアンカー機素(16)が挿入される流体密封陥凹空間を形成する上記流体密封カバーの一部が設けられた、少なくとも1つの空洞(5)を有し、上記空洞(5)及び上記陥凹空間は、上記化粧板(3)に上記アンカー(6)が機械的に固定されるように構成される、土木工事(1)。
  2. 上記流体密封カバー(4)は、上記化粧板(3)の後ろ表面と隣接する、実質的に平坦なであるシーリングプレート(7)を有し、上記陥凹空間を形成する上記流体密封カバーの一部は、上記空洞(5)の内側の形に実質的に沿って設けられるシール部材(8)であり、該シーリングプレート(7)と該シール部材(8)とが、シール(19)を介して流体密封の状態に接続される、請求項1に記載の土木工事。
  3. 上記シール(19)は熱溶接または接着剤によって得られる、請求項2に記載の土木工事。
  4. 上記化粧板は、流体密封カバーの一部を収容するための空洞(5)を少なくとも1つ備える、複数の組み合わされたプレキャスト平板(30)を備える、請求項1〜3のいずれかに記載の土木工事。
  5. 上記充填物(2)は、補強土及び/又は転圧コンクリート及び/又は現場打ちコンクリート及び/又は石骨材からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の土木工事。
  6. 上記流体密封カバー(4)は、例えば高密度ポリエチレン(HPDE)といったプラスチック材料からなる、請求項1〜5のいずれかに記載の土木工事。
  7. 上記アンカー(6)は、補強ストリップ(26)を備える、請求項1〜6のいずれかに記載の土木工事。
  8. 上記空洞(5)は、上記化粧板の中において、少なくとも1つの開ループを有し、上記化粧板の上記後ろ表面に少なくとも1つの開口が設けられる通路を形成する陥凹部分からなる、請求項1〜7のいずれかに記載の土木工事。
  9. 上記通路(15)は、上記化粧板の後ろ表面に設けられた2つの開口と、該開口とそれぞれ隣接し、上記化粧板の後ろ表面(32)と実質的に垂直な引き方向(T)と平行な2つの直線部分と、該2つの直線部分からそれぞれ延伸し、上記引き方向に対して傾斜している2つの曲線部分と、該2つの曲線部分を接続する少なくとも1つの屈曲部分とを有する、請求項8に記載の土木工事。
  10. 上記アンカー機素(6)は、上記化粧板の後ろ表面(32)と実質的に垂直な引き方向(T)に対して横方向に延伸する突出部を備え、上記空洞(5)は、上記アンカー機素(6)から延伸する上記突出部を支持する支持部(14)を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の土木工事。
  11. 上記土木工事は、ダム、土手、水路堤防、流体保持構造、及び浸出液生成材料容器構造からなる工事の群から選択される、請求項1〜10のいずれかに記載の土木工事。
  12. 請求項4に記載の土木工事の化粧板(3)として組み合わされ、これを構成する化粧平板(30)であって、上記平板は前表面および後ろ表面を有し、上記後ろ表面のみに開口する少なくとも1つの空洞(5)を備え、上記後ろ表面全体に流体密封カバー(4)が連続して設けられており、アンカー(6)の一部であるアンカー機素(16)が挿入可能な流体密封の陥凹空間を形成するように、上記流体密封カバー(4)の一部を上記空洞の中に形成し、上記空洞(5)と上記陥凹空間とで化粧(3)平板の中にアンカー(6)を機械的に固定可能に構成される、化粧平板。
  13. 請求項1〜11のいずれかに記載の土木工事(1)を実現するための方法であって、上記方法は、
    a)上記後ろ表面全体に連続して設けられる上記流体密封カバー(4)を備える上記化粧板(3)を上記基礎(10)に直立させる工程と、
    b)上記充填物内であって、上記化粧板に固定された複数のアンカー(16)を取り付ける工程と、
    c)上記充填物(2)を設ける工程とを含む、方法。
  14. 上記工事は、連続層において実現され、上記工事(1)における所望の高さに達するまで何度でも工程a)〜c)を必要なだけ繰り返す、請求項13に記載の方法。
  15. 請求項4および7に記載の土木工事を実現するための、請求項14に記載の方法であって、複数のアンカー(16)が取り付けられる工程b)において、上記空洞に補強ストリップを挿入する動作を含み、上記方法はさらに、
    流体密封シールを確立するための、異なる層同士に設けられた流体密封カバーを接着または熱溶着する工程を含む、請求項14に記載の方法。
JP2013508415A 2010-05-07 2011-04-04 土木工事における連続流体密封性 Active JP5690921B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1053588 2010-05-07
FR1053588A FR2959761B1 (fr) 2010-05-07 2010-05-07 Etancheite continue pour ouvrage de genie civil
PCT/EP2011/055204 WO2011138105A2 (en) 2010-05-07 2011-04-04 Continuous fluid tightness for a civil engineering work

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013529267A JP2013529267A (ja) 2013-07-18
JP5690921B2 true JP5690921B2 (ja) 2015-03-25

Family

ID=43304006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013508415A Active JP5690921B2 (ja) 2010-05-07 2011-04-04 土木工事における連続流体密封性

Country Status (13)

Country Link
US (1) US8985900B2 (ja)
EP (1) EP2567032B1 (ja)
JP (1) JP5690921B2 (ja)
AU (1) AU2011250170B2 (ja)
BR (1) BR112012028470B1 (ja)
CA (1) CA2796917C (ja)
CL (1) CL2012003106A1 (ja)
ES (1) ES2502465T3 (ja)
FR (1) FR2959761B1 (ja)
IL (1) IL210168A (ja)
MX (1) MX2012012077A (ja)
PL (1) PL2567032T3 (ja)
WO (1) WO2011138105A2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2524691T3 (es) 2012-02-21 2014-12-11 Terre Armée Internationale Un elemento de revestimiento para una estructura de suelo reforzado
FR3025815B1 (fr) 2015-07-07 2016-12-30 Terre Armee Int Insert de moulage et bloc de parement avec un tel insert
WO2017093948A1 (en) * 2015-12-03 2017-06-08 Fraser Maurice Andrew Void former
USD855834S1 (en) 2017-02-08 2019-08-06 John T. Amrein Block insert
US10513834B2 (en) 2017-03-22 2019-12-24 John T. Amrein Modular block retaining wall construction system with channels and methods of manufacture and use
USD866798S1 (en) 2018-02-02 2019-11-12 John T. Amrein Modular block
US11174615B2 (en) * 2019-05-07 2021-11-16 E.C. Manufacturing, LLC Landscaping walls, systems and methods
KR20220002750U (ko) * 2020-09-03 2022-11-21 더 테일러 아이피 그룹 엘엘씨 개선된 스트립 토양 보강재 및 제조 방법
CN113356142A (zh) * 2021-06-17 2021-09-07 浙江华东工程咨询有限公司 一种适用于对水下坝体上游面裂缝的封闭处理工艺

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187024A (ja) * 1984-10-05 1986-05-02 Kyokado Eng Co Ltd 盛土構造物の構築方法
US4659252A (en) * 1985-09-04 1987-04-21 Parrott, Ely And Hurt Consulting Engineers, Inc. RCC dam construction and method
US4952097A (en) * 1988-03-18 1990-08-28 Kulchin & Associates Permanent concrete wall construction and method
GB9226143D0 (en) * 1992-12-15 1993-02-10 Martin Christopher Method of connecting geogrids to retaining walls or boundary structures
JPH0756349Y2 (ja) * 1993-10-19 1995-12-25 建設基礎エンジニアリング株式会社 擁壁ブロックのアンカー
JPH09165762A (ja) * 1995-08-18 1997-06-24 Soc Civile Des Brevets De Henri Vidal 安定化された盛土構造体の表面被覆要素
GB9720632D0 (en) * 1997-09-29 1997-11-26 Price Douglas P Soil reinforcement
US6053662A (en) * 1998-05-27 2000-04-25 Ppel Joint Venture Panel assembly for RCC dam and construction method
GB2356003B (en) * 1999-11-05 2003-10-01 Rmc Wall lining method and system
JP4526697B2 (ja) * 2000-12-20 2010-08-18 環境工学株式会社 土木構築物用構築材、土木構築物及び土木構築物用構築材の製造方法
EP1402120A1 (en) * 2001-07-05 2004-03-31 VSL International AG Assembly device for use in reinforced soil construction
JP2003293376A (ja) * 2002-04-02 2003-10-15 Hiroshi Michigami 土留め施工物及びこれに好適な枠装置
KR100660356B1 (ko) * 2004-10-19 2006-12-21 이정수 조립식 보강토 옹벽 지지용 띠형 섬유보강재의 시공방법및 이 시공방법에 사용되는 띠형 섬유보강재
FR2878268B1 (fr) * 2004-11-25 2007-02-09 Freyssinet Internat Stup Soc P Ouvrage en sol renforce et elements de parement pour sa construction
GB0515416D0 (en) * 2005-07-27 2005-08-31 Linear Composites Ltd Ground reinforcement

Also Published As

Publication number Publication date
IL210168A (en) 2013-10-31
CA2796917C (en) 2019-05-07
MX2012012077A (es) 2012-12-17
JP2013529267A (ja) 2013-07-18
EP2567032B1 (en) 2014-06-25
US8985900B2 (en) 2015-03-24
BR112012028470A2 (pt) 2016-07-19
WO2011138105A3 (en) 2012-03-15
AU2011250170A1 (en) 2012-10-25
ES2502465T3 (es) 2014-10-03
FR2959761B1 (fr) 2013-06-28
CA2796917A1 (en) 2011-11-10
PL2567032T3 (pl) 2015-01-30
AU2011250170B2 (en) 2016-04-07
WO2011138105A2 (en) 2011-11-10
CL2012003106A1 (es) 2013-01-25
US20130022403A1 (en) 2013-01-24
FR2959761A1 (fr) 2011-11-11
IL210168A0 (en) 2011-03-31
EP2567032A2 (en) 2013-03-13
BR112012028470B1 (pt) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690921B2 (ja) 土木工事における連続流体密封性
AU2013263720B2 (en) Wall Seal System
US20150354160A1 (en) Berm or levee expansion system and method
HRP20010434A2 (en) Embankment dam and waterproofing method
US10538889B2 (en) Berm or levee expansion system and method
JP2006204965A (ja) 遮水層の構築工法
US10240310B2 (en) Berm or levee expansion system and method
KR102542256B1 (ko) 몰딩 인서트 및 이와 같은 인서트를 갖는 외장 블럭
JP5146972B2 (ja) 遮水壁の構築工法
JP4726147B2 (ja) 遮水層の構築工法
JP4822375B2 (ja) 護岸の遮水構造
JP6676462B2 (ja) 堤防補強工法
JP2002115278A (ja) 水の貯留装置
KR100614907B1 (ko) 옹벽축조 부재 및 그 축조방법
JP2007247309A (ja) 遮水処理層の構築工法
JP2001040719A (ja) 貯水槽および貯水工法
JP4749444B2 (ja) 遮水層接続工法
JP6193270B2 (ja) 補強された土壌構造のための壁面要素
JP2000319884A (ja) 補強土壁構造
JPH03295925A (ja) 連続地中壁工法
JP5099728B2 (ja) 埋立護岸の遮水層の補修工法
JP2005002620A (ja) 地下貯留及び/又は浸透槽
JP2021116681A (ja) 海面処分場護岸の遮水構造
KR200358093Y1 (ko) 옹벽축조 부재
ITRN20140002U1 (it) Elemento costruttivo composito prefabbricato per la realizzazione mimetica di barriere di contenimento terreni, rilevati paramassi e simili.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5690921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250