JP2002115278A - 水の貯留装置 - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A20/108—Rainwater harvesting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水中の泥などの異物を除去して水を貯留する
ことができる。 【解決手段】 水槽7およびこの水槽7の周囲に沿って
隣接して設けられこの水槽7に接続された流路2a〜2
dとを備える。流路2a〜2dは、ピット3a〜3dお
よびこのピットの上端5から流路2a〜2dの下流方向
に漸次高く形成された傾斜面4a〜4dを有し、ピット
3a〜3dと傾斜面4a〜4dとを流路に沿って複数設
ける。さらに、流路2a〜2dおよび水槽7は、水を貯
留可能な空間を有する構造体8で満たされ、構造体8は
複数の単位部材11が3次元的に連結され、単位部材1
1はこの単位部材11の外側から内側に水が流入して水
を貯留可能な空間12を有する。
ことができる。 【解決手段】 水槽7およびこの水槽7の周囲に沿って
隣接して設けられこの水槽7に接続された流路2a〜2
dとを備える。流路2a〜2dは、ピット3a〜3dお
よびこのピットの上端5から流路2a〜2dの下流方向
に漸次高く形成された傾斜面4a〜4dを有し、ピット
3a〜3dと傾斜面4a〜4dとを流路に沿って複数設
ける。さらに、流路2a〜2dおよび水槽7は、水を貯
留可能な空間を有する構造体8で満たされ、構造体8は
複数の単位部材11が3次元的に連結され、単位部材1
1はこの単位部材11の外側から内側に水が流入して水
を貯留可能な空間12を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水の貯留装置に係
り、特に水中に含まれる泥などの異物を除去して貯留す
る水の貯留装置に関するものである。
り、特に水中に含まれる泥などの異物を除去して貯留す
る水の貯留装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雨水などの水を貯留する水の貯留
装置としては、たとえば地下にコンクリート製の水槽を
設け、この中に水を貯留することが行われる。この場
合、水槽に水を流入させる前に、水中の泥などの異物を
除去するピットを設け、このピットに水を通過させてか
ら水槽に流入させる。
装置としては、たとえば地下にコンクリート製の水槽を
設け、この中に水を貯留することが行われる。この場
合、水槽に水を流入させる前に、水中の泥などの異物を
除去するピットを設け、このピットに水を通過させてか
ら水槽に流入させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような水の貯留装置は、水中の異物をピットに沈降(な
いし沈殿)させて除去するので、ある程度の異物は除去
できる。しかし、除去できない残りの異物は水槽に流入
し、その底に堆積する。このため水槽の底に異物が短期
間に堆積するおそれがある。水槽の底に短期間で異物が
堆積すると、頻繁に水槽の清掃をしなければならないの
で管理が煩雑になり、費用もそれだけ多くかかる。
ような水の貯留装置は、水中の異物をピットに沈降(な
いし沈殿)させて除去するので、ある程度の異物は除去
できる。しかし、除去できない残りの異物は水槽に流入
し、その底に堆積する。このため水槽の底に異物が短期
間に堆積するおそれがある。水槽の底に短期間で異物が
堆積すると、頻繁に水槽の清掃をしなければならないの
で管理が煩雑になり、費用もそれだけ多くかかる。
【0004】また、異物を多く含む水は、目的によって
は用途が限定され、特別の配慮が必要になる。水槽に流
入させる水は、できるだけ異物を除去しておくことが好
ましい。
は用途が限定され、特別の配慮が必要になる。水槽に流
入させる水は、できるだけ異物を除去しておくことが好
ましい。
【0005】本発明は、水中の泥などの異物を除去して
水を貯留することができることを課題とする。
水を貯留することができることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、流路と、該流路に連結された水の貯留手
段とを備え、前記流路は、凹みおよび該凹みの上端から
前記流路の下流方向に漸次高く形成された傾斜面を有
し、前記凹みと前記傾斜面とを前記下流方向に複数設け
てなることを特徴とする。
め、本発明は、流路と、該流路に連結された水の貯留手
段とを備え、前記流路は、凹みおよび該凹みの上端から
前記流路の下流方向に漸次高く形成された傾斜面を有
し、前記凹みと前記傾斜面とを前記下流方向に複数設け
てなることを特徴とする。
【0007】このようにすることにより、流路に泥、そ
の他の異物(総称して「異物」という)を含んだ水を流
すと、水中の一部の異物は、先ず最初の傾斜面上に沈降
(ないし沈殿)する。最初の傾斜面上に沈降した異物
は、傾斜面を低い方向に移動する。傾斜面の最下端には
凹みが設けられているので異物は凹みの中に落下し堆積
する。最初の傾斜面に沈降しなかった異物の内、一部は
さらに下流に位置する次の傾斜面上に沈降する。
の他の異物(総称して「異物」という)を含んだ水を流
すと、水中の一部の異物は、先ず最初の傾斜面上に沈降
(ないし沈殿)する。最初の傾斜面上に沈降した異物
は、傾斜面を低い方向に移動する。傾斜面の最下端には
凹みが設けられているので異物は凹みの中に落下し堆積
する。最初の傾斜面に沈降しなかった異物の内、一部は
さらに下流に位置する次の傾斜面上に沈降する。
【0008】上記次の傾斜面上に沈降した異物は傾斜面
上を移動し、この最下端に設けられた凹みに落下する。
このようにして、水中の異物は複数の傾斜面およびこれ
に連続する凹みによって段階的に除去される。最終の傾
斜面上を通過した水は、異物の少ない状態で流路に連結
された水の貯留手段に流入する。したがって、水中の泥
などの異物を除去して水を貯留することができる。
上を移動し、この最下端に設けられた凹みに落下する。
このようにして、水中の異物は複数の傾斜面およびこれ
に連続する凹みによって段階的に除去される。最終の傾
斜面上を通過した水は、異物の少ない状態で流路に連結
された水の貯留手段に流入する。したがって、水中の泥
などの異物を除去して水を貯留することができる。
【0009】さらに、流路は、貯留手段の周囲に沿って
設けられると良い。貯留手段の周囲に沿って流路が設け
られると、比較的小さい面積または場所に水の貯留装置
を設けることができる。
設けられると良い。貯留手段の周囲に沿って流路が設け
られると、比較的小さい面積または場所に水の貯留装置
を設けることができる。
【0010】さらに、流路および貯留手段は、水を貯留
可能な空間を有する構造体で満たされると良い。この場
合、構造体の外側は覆い部材で覆われる。こうすると、
流路および貯留手段をコンクリートなどによる剛性のあ
る壁体で形成しなくても貯留装置の上および周囲からの
圧力に耐えることができる。貯留装置の上および周囲か
らの圧力に耐えることができるので、たとえば貯留装置
を地中に埋設し、貯留装置の上に他の公共施設などを設
けることができる。また、コンクリートなどの貯留手段
を設ける必要もないので短期間に施工ができる。
可能な空間を有する構造体で満たされると良い。この場
合、構造体の外側は覆い部材で覆われる。こうすると、
流路および貯留手段をコンクリートなどによる剛性のあ
る壁体で形成しなくても貯留装置の上および周囲からの
圧力に耐えることができる。貯留装置の上および周囲か
らの圧力に耐えることができるので、たとえば貯留装置
を地中に埋設し、貯留装置の上に他の公共施設などを設
けることができる。また、コンクリートなどの貯留手段
を設ける必要もないので短期間に施工ができる。
【0011】さらに、構造体は複数の単位部材が3次元
的に連結され、この単位部材は単位部材の外側から内側
に水が流入して水を貯留可能な空間を有すると良い。こ
うすることによって、単位部材が有する空間が構造体の
水を貯留する空間となり、構造体の外側から流入する水
を貯留することが可能となる。
的に連結され、この単位部材は単位部材の外側から内側
に水が流入して水を貯留可能な空間を有すると良い。こ
うすることによって、単位部材が有する空間が構造体の
水を貯留する空間となり、構造体の外側から流入する水
を貯留することが可能となる。
【0012】また、大きさ、重量の小さい単位部材を組
み立てるので、単位部材の連結施工がやり易く短期間に
組み立てられ構造体自体の形成が容易になる。さらに、
種々の大きさおよび形状の構造体に対して対応でき、大
きさ、形状の自由度が大きくなり弾力的に対応可能とな
る。
み立てるので、単位部材の連結施工がやり易く短期間に
組み立てられ構造体自体の形成が容易になる。さらに、
種々の大きさおよび形状の構造体に対して対応でき、大
きさ、形状の自由度が大きくなり弾力的に対応可能とな
る。
【0013】次に本発明を構成する各要件についてさら
に詳しく説明する。本発明の水の貯留装置は、雨水、河
川水、井戸水、地下水、その他の水を貯留するものであ
る。防火や災害時の飲料などの緊急用水として使用され
る場合や、短時間に多量に降る雨水を貯留して水の被害
を防止するなどの目的に使用される場合を含むものであ
る。
に詳しく説明する。本発明の水の貯留装置は、雨水、河
川水、井戸水、地下水、その他の水を貯留するものであ
る。防火や災害時の飲料などの緊急用水として使用され
る場合や、短時間に多量に降る雨水を貯留して水の被害
を防止するなどの目的に使用される場合を含むものであ
る。
【0014】流路は、その底の形状が凹みと傾斜面とを
有し、水の貯留手段に水を流入させるものであれば特に
限定されないが、凹みと傾斜面以外に水平部分などを含
んでいても良い。凹みは窪んだ形状であればその形状に
限定はない。傾斜面は凹みの上端に連結されて設けられ
れば特に限定されず、直線的なもの、曲線的なものでも
良い。
有し、水の貯留手段に水を流入させるものであれば特に
限定されないが、凹みと傾斜面以外に水平部分などを含
んでいても良い。凹みは窪んだ形状であればその形状に
限定はない。傾斜面は凹みの上端に連結されて設けられ
れば特に限定されず、直線的なもの、曲線的なものでも
良い。
【0015】傾斜面の傾斜方向は、下流の方向に漸次高
く形成されていることが好ましいが、下流の方向に漸次
低くなり、その端が凹みに連結されるものでも良い。流
路は、水の貯留手段の周囲に隣接させて設けると、装置
を狭い場所に設置できる。水の貯留手段は、水を貯留で
きるものであれば特に限定されない。
く形成されていることが好ましいが、下流の方向に漸次
低くなり、その端が凹みに連結されるものでも良い。流
路は、水の貯留手段の周囲に隣接させて設けると、装置
を狭い場所に設置できる。水の貯留手段は、水を貯留で
きるものであれば特に限定されない。
【0016】構造体は、水を貯留する空間を有するもの
であれば、全体が一体的なものや幾つかのサブ構造体が
連結されたもの、または軽量材料で形成された複数の単
位の部材(単位部材)が連結されたものなどとすること
ができる。特に、複数の単位部材が3次元的に連結され
た構造体は、単位部材が上下方向に連結され積み重ねら
れるとともに、左右、前後方向に平面的にも連結された
ものとなる。
であれば、全体が一体的なものや幾つかのサブ構造体が
連結されたもの、または軽量材料で形成された複数の単
位の部材(単位部材)が連結されたものなどとすること
ができる。特に、複数の単位部材が3次元的に連結され
た構造体は、単位部材が上下方向に連結され積み重ねら
れるとともに、左右、前後方向に平面的にも連結された
ものとなる。
【0017】また,構造体は、覆い部材で覆って水を貯
留できるように覆うと良い。覆い部材としては遮水性材
料や透水性材料が使用される。遮水性材料は、水を透さ
ないものであれば特に限定されないが、たとえば熱融着
ゴムシート(EPDM/熱融着タイプ)などのゴムシー
トや塩ビPVCシートなどの合成樹脂シート、あるいは
合成樹脂板、鋼板や軽金属板などの金属板で水に対する
耐食性に優れたものなどが好ましい。
留できるように覆うと良い。覆い部材としては遮水性材
料や透水性材料が使用される。遮水性材料は、水を透さ
ないものであれば特に限定されないが、たとえば熱融着
ゴムシート(EPDM/熱融着タイプ)などのゴムシー
トや塩ビPVCシートなどの合成樹脂シート、あるいは
合成樹脂板、鋼板や軽金属板などの金属板で水に対する
耐食性に優れたものなどが好ましい。
【0018】透水性材料は、構造体の空間に貯留された
水を徐々に時間をかけて地下に浸透させる場合に使用さ
れる。貯留された水を徐々に通過させる材料であれば特
に限定されない。たとえば、ポリエステルとポリプロピ
レンの複合張り合わせシートなどが使用されると良い。
水を徐々に時間をかけて地下に浸透させる場合に使用さ
れる。貯留された水を徐々に通過させる材料であれば特
に限定されない。たとえば、ポリエステルとポリプロピ
レンの複合張り合わせシートなどが使用されると良い。
【0019】遮水性シートや透水性シートの片側または
両側にはポリエステルによる長繊維不織布などの保護用
シートが設けられると良い。保護用シートが設けられる
ことにより遮水性シートや透水性シートの破損が防止さ
れる。
両側にはポリエステルによる長繊維不織布などの保護用
シートが設けられると良い。保護用シートが設けられる
ことにより遮水性シートや透水性シートの破損が防止さ
れる。
【0020】次に、単位部材は、先に記したように、そ
の外側から内側に水が流入して水を貯留する空間を有す
るもので互いに連結可能なものである。たとえば、その
形状が枠状、箱状、容器状あるいは先に記した基盤に柱
状部を突出させた形状などとすることができる。特に箱
状、容器状などの場合、水が単位部材間を移動できるよ
うに、単位部材の側壁に通孔を設けておくと良い。この
通孔を介して貯留された水が移動する。
の外側から内側に水が流入して水を貯留する空間を有す
るもので互いに連結可能なものである。たとえば、その
形状が枠状、箱状、容器状あるいは先に記した基盤に柱
状部を突出させた形状などとすることができる。特に箱
状、容器状などの場合、水が単位部材間を移動できるよ
うに、単位部材の側壁に通孔を設けておくと良い。この
通孔を介して貯留された水が移動する。
【0021】単位部材は、強度を有する軽量材料で形成
されると良い。単位部材が強度を有し軽量であることに
より、これを組み立てた構造体も強度を有し軽量とな
る。一つ当たりの単位部材が軽量であるので、運搬が容
易であり短期間に組み立てられる。このような単位部材
の材質としては、ポリプロピレンなどの合成樹脂、アル
ミニウム合金などの軽金属、軽量コンクリートなどで水
に対する耐腐食性を有する材料とする。
されると良い。単位部材が強度を有し軽量であることに
より、これを組み立てた構造体も強度を有し軽量とな
る。一つ当たりの単位部材が軽量であるので、運搬が容
易であり短期間に組み立てられる。このような単位部材
の材質としては、ポリプロピレンなどの合成樹脂、アル
ミニウム合金などの軽金属、軽量コンクリートなどで水
に対する耐腐食性を有する材料とする。
【0022】また、構造体は、単位部材として一方の側
に略平坦な面を有する基盤と、この基盤の他方の側に突
出させた柱状部とを有するものを使用して連結され組み
立てられると良い。単位部材が連結される際には、基盤
同士や柱状部の先端同士が連結される。このようにする
と構造体全体が単位部材の複数段に積み重なった、かつ
平面的に広がったものとなり、3次元的な立体的構造体
が形成される。基盤と基盤の間に柱状部が位置し、水の
貯留される空間が形成される。
に略平坦な面を有する基盤と、この基盤の他方の側に突
出させた柱状部とを有するものを使用して連結され組み
立てられると良い。単位部材が連結される際には、基盤
同士や柱状部の先端同士が連結される。このようにする
と構造体全体が単位部材の複数段に積み重なった、かつ
平面的に広がったものとなり、3次元的な立体的構造体
が形成される。基盤と基盤の間に柱状部が位置し、水の
貯留される空間が形成される。
【0023】柱状部の外側断面形状は、特に限定されな
いが円形、多角形などとしても良い。さらに、柱状部の
形状が筒状に形成されると良い。筒状に形成された柱状
部は軽量であり、かつ剛性があり耐荷重性に優れる。特
に、柱状部を先端に向かって漸次径が縮小した筒状に形
成されると良い。こうすることにより単位部材を運搬な
いし輸送する際に、幾つかの単位部材の筒状の柱状部を
重ね合わせて運搬、輸送でき、運搬、輸送の効率を向上
させることができる。
いが円形、多角形などとしても良い。さらに、柱状部の
形状が筒状に形成されると良い。筒状に形成された柱状
部は軽量であり、かつ剛性があり耐荷重性に優れる。特
に、柱状部を先端に向かって漸次径が縮小した筒状に形
成されると良い。こうすることにより単位部材を運搬な
いし輸送する際に、幾つかの単位部材の筒状の柱状部を
重ね合わせて運搬、輸送でき、運搬、輸送の効率を向上
させることができる。
【0024】単位部材の空間率Sの上限は97%までと
する。反対に空間率Sが小さいと、部材の上記強度を大
きくできるが、部材の占める体積が大きくなり、柱状部
が形成する空間が小さくなる。基盤および柱状部の大き
さ、肉厚などは構造体にかかる荷重を十分支えられる大
きさとする。基盤および柱状部の材質は、同じものとす
る方が製造上好ましい。
する。反対に空間率Sが小さいと、部材の上記強度を大
きくできるが、部材の占める体積が大きくなり、柱状部
が形成する空間が小さくなる。基盤および柱状部の大き
さ、肉厚などは構造体にかかる荷重を十分支えられる大
きさとする。基盤および柱状部の材質は、同じものとす
る方が製造上好ましい。
【0025】流路または水の貯留手段の底形状を傾斜面
とする場合、構造体の下部空間に流動性材料を充填し傾
斜面を形成すると良い。こうすると平坦な面に構造体を
置いて傾斜面を形成できる。流動性材料は、少なくとも
充填の際は流動性を有するものが使用される。流動性材
料は、単一の材料でも良いが、複数の材料が混合された
ものでも良い。たとえば、砕石、砂、土、粘土、コンク
リート、モルタル、その他の無機物あるいは合成樹脂な
どが単独で、または混合された状態で使用される。
とする場合、構造体の下部空間に流動性材料を充填し傾
斜面を形成すると良い。こうすると平坦な面に構造体を
置いて傾斜面を形成できる。流動性材料は、少なくとも
充填の際は流動性を有するものが使用される。流動性材
料は、単一の材料でも良いが、複数の材料が混合された
ものでも良い。たとえば、砕石、砂、土、粘土、コンク
リート、モルタル、その他の無機物あるいは合成樹脂な
どが単独で、または混合された状態で使用される。
【0026】この場合、少なくとも傾斜面を形成する表
層は充填後に固化する固化材料が好ましい。たとえば下
層として砕石が充填され、この下層の上にコンクリート
が充填され、さらにこの上がモルタルで仕上げられたも
のでも良い。
層は充填後に固化する固化材料が好ましい。たとえば下
層として砕石が充填され、この下層の上にコンクリート
が充填され、さらにこの上がモルタルで仕上げられたも
のでも良い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る水の貯留装置
の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図
1〜11において、同一または同等の構造、作用部分に
は同一符号を付けて示す。
の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図
1〜11において、同一または同等の構造、作用部分に
は同一符号を付けて示す。
【0028】図1は、本発明に係る水の貯留装置の一実
施形態を示す平面図である。図2は、図1の I−I 線断
面図である。図1に示すように、本実施形態の水の貯留
装置1は、雨水、河川水などの水を貯留するもので、た
とえば、防火や災害時の飲料などの緊急用水として使用
される。貯留装置1は、流路2a〜2dと、流路2dの
下流端側に開口された水槽(水の貯留手段)7とを備え
る。流路2a〜2dは、水槽7の周囲に沿って隣接して
設けられる。四つの流路2a〜2dはそれぞれ順次接続
される。
施形態を示す平面図である。図2は、図1の I−I 線断
面図である。図1に示すように、本実施形態の水の貯留
装置1は、雨水、河川水などの水を貯留するもので、た
とえば、防火や災害時の飲料などの緊急用水として使用
される。貯留装置1は、流路2a〜2dと、流路2dの
下流端側に開口された水槽(水の貯留手段)7とを備え
る。流路2a〜2dは、水槽7の周囲に沿って隣接して
設けられる。四つの流路2a〜2dはそれぞれ順次接続
される。
【0029】図2に示すように、流路2aは、ピット
(凹み)3aおよびピット3aの上端5から流路の下流
方向6に漸次高く形成された傾斜面4aを有する。傾斜
面4aの他端は、流路2bのピット3bの上に位置す
る。流路2aは、水を貯留可能な空間を有する構造体8
で満たされる。さらに、流路2aのピット3a上に水9
5を流入させる流入管59が位置する。
(凹み)3aおよびピット3aの上端5から流路の下流
方向6に漸次高く形成された傾斜面4aを有する。傾斜
面4aの他端は、流路2bのピット3bの上に位置す
る。流路2aは、水を貯留可能な空間を有する構造体8
で満たされる。さらに、流路2aのピット3a上に水9
5を流入させる流入管59が位置する。
【0030】構造体8は、本実施形態の場合、単位部材
11が上下方向に4段ないし6段に連結され積み重ねら
れる。さらに、左右方向(紙面の左右方向)に8列ない
し7列が設けられる。さらに、構造体8は、前後方向
(図2の紙面に垂直な方向)にも連結される。単位部材
11は、この外側から内側に水が流入して水を貯留する
空間12を有する。したがって、構造体8は、単位部材
11によって形成された空間12を有することになる。
11が上下方向に4段ないし6段に連結され積み重ねら
れる。さらに、左右方向(紙面の左右方向)に8列ない
し7列が設けられる。さらに、構造体8は、前後方向
(図2の紙面に垂直な方向)にも連結される。単位部材
11は、この外側から内側に水が流入して水を貯留する
空間12を有する。したがって、構造体8は、単位部材
11によって形成された空間12を有することになる。
【0031】傾斜面4aは、ピット3aとピット3bの
間の構造体8の下部に形成される。傾斜面4aの形成
は、構造体8の下部空間にコンクリートやモルタルなど
の流動性材料が充填される。充填された流動性材料は硬
化して傾斜面4aを形成する。また、構造体8は、基礎
89の上に載置される。流路の構造体8の外側は、水が
周囲に漏れないように遮水性シート(覆い部材)62で
覆われる。
間の構造体8の下部に形成される。傾斜面4aの形成
は、構造体8の下部空間にコンクリートやモルタルなど
の流動性材料が充填される。充填された流動性材料は硬
化して傾斜面4aを形成する。また、構造体8は、基礎
89の上に載置される。流路の構造体8の外側は、水が
周囲に漏れないように遮水性シート(覆い部材)62で
覆われる。
【0032】図3は、図1の II−II 線断面図である。
図4は、図1の III−III 線断面図である。図5は、図
1の IV−IV 線断面図である。図2に示したI−I 線断
面図と同様に、流路2b、2c、2dは、それぞれピッ
ト3b、3c、3dおよび傾斜面4b、4c、4dを有
する。流路2b、2c、2dは、図2に示した流路2a
と同様に、それぞれ水を貯留可能な空間を有する構造体
8で満たされる。その他の構造は図2に示した流路2a
と同様であるのでその説明を省略する。
図4は、図1の III−III 線断面図である。図5は、図
1の IV−IV 線断面図である。図2に示したI−I 線断
面図と同様に、流路2b、2c、2dは、それぞれピッ
ト3b、3c、3dおよび傾斜面4b、4c、4dを有
する。流路2b、2c、2dは、図2に示した流路2a
と同様に、それぞれ水を貯留可能な空間を有する構造体
8で満たされる。その他の構造は図2に示した流路2a
と同様であるのでその説明を省略する。
【0033】図6は、図1の V−V 線断面図である。水
槽7は、流路2d、2bおよび先の流路2a、2cより
も深く形成される。水槽7の内部は、先の流路内に設け
られる構造体と同形状、同材質の構造体8で満たされ
る。水槽内の構造体8は、基礎89の上に直線として図
示された保護用シート66を介して、この実施形態の場
合、単位部材11が上下方向に10段に連結され積み重
ねられる。さらに、左右方向(紙面の左右方向)に6列
が設けられる。さらに、前後方向(図1の紙面に垂直な
方向)にも連結される。
槽7は、流路2d、2bおよび先の流路2a、2cより
も深く形成される。水槽7の内部は、先の流路内に設け
られる構造体と同形状、同材質の構造体8で満たされ
る。水槽内の構造体8は、基礎89の上に直線として図
示された保護用シート66を介して、この実施形態の場
合、単位部材11が上下方向に10段に連結され積み重
ねられる。さらに、左右方向(紙面の左右方向)に6列
が設けられる。さらに、前後方向(図1の紙面に垂直な
方向)にも連結される。
【0034】水槽7の下部は、貯留した水を排出するた
めの傾斜面75と、ピット88が形成される。ピット8
8には排出管60が設けられる。構造体の空間12に貯
留された水は、排出される際にその傾斜面75に沿って
流れ排出される。図1に示すように、水は矢印96のよ
うに傾斜面75上を流れ、ピット88に溜まり、排出さ
れる。
めの傾斜面75と、ピット88が形成される。ピット8
8には排出管60が設けられる。構造体の空間12に貯
留された水は、排出される際にその傾斜面75に沿って
流れ排出される。図1に示すように、水は矢印96のよ
うに傾斜面75上を流れ、ピット88に溜まり、排出さ
れる。
【0035】水槽側の構造体8の外側は、透水性シート
63および遮水性シート62で覆われる。透水性シート
63は、流路2d、2b(および流路2a、2c)に隣
接する部分に設けられ、遮水性シート62は、水槽の外
側で透水性シート63の下に設けられる。流路の外側
は、遮水性シート62で覆われる。透水性シート63の
両側には、保護用シート65が設けられる。遮水性シー
ト62の両側にも、保護用シート64が設けられる。図
6におけるその他の部分の構造は、図2〜5の場合と同
じであるので、その説明を省略する。
63および遮水性シート62で覆われる。透水性シート
63は、流路2d、2b(および流路2a、2c)に隣
接する部分に設けられ、遮水性シート62は、水槽の外
側で透水性シート63の下に設けられる。流路の外側
は、遮水性シート62で覆われる。透水性シート63の
両側には、保護用シート65が設けられる。遮水性シー
ト62の両側にも、保護用シート64が設けられる。図
6におけるその他の部分の構造は、図2〜5の場合と同
じであるので、その説明を省略する。
【0036】図7は、図6に示した水槽7の下部構造を
示す要部断面図である。本実施形態の水槽7は、地面8
6を掘り下げた凹みの底87に設けられた基礎89と、
この基礎89の上に設けられた構造体8と、この構造体
8の外側を覆う覆い部材(図7の図示では遮水性シート
62)とを備える。基礎89は、底87に敷設された基
礎用シート93の上に、たとえば粒径40〜0mmのも
のを含み、厚さ200mmの砕石91と、この砕石91
の上に敷設された粒径7〜0mmのものを含み、厚さ1
00mmの砕石92とを有する。基礎用シート93とし
ては、たとえば厚さ0.5mmのポリエステルが使用さ
れる。
示す要部断面図である。本実施形態の水槽7は、地面8
6を掘り下げた凹みの底87に設けられた基礎89と、
この基礎89の上に設けられた構造体8と、この構造体
8の外側を覆う覆い部材(図7の図示では遮水性シート
62)とを備える。基礎89は、底87に敷設された基
礎用シート93の上に、たとえば粒径40〜0mmのも
のを含み、厚さ200mmの砕石91と、この砕石91
の上に敷設された粒径7〜0mmのものを含み、厚さ1
00mmの砕石92とを有する。基礎用シート93とし
ては、たとえば厚さ0.5mmのポリエステルが使用さ
れる。
【0037】構造体8は、基礎89の上に、たとえば厚
さ10mmのポリエステル単繊維主体などの保護用シー
ト66を介して設けられ、複数の単位部材11が3次元
的に連結される。遮水用シート62の両側には、保護用
シート64が設けられ、外側に土などが埋め戻される。
構造体の下部空間12は、粒度C−40の砕石70、す
なわち砕石の粒径が0〜40mmであるものが傾斜状に
充填される。さらに、砕石70の上にモルタル72の層
が設けられる。
さ10mmのポリエステル単繊維主体などの保護用シー
ト66を介して設けられ、複数の単位部材11が3次元
的に連結される。遮水用シート62の両側には、保護用
シート64が設けられ、外側に土などが埋め戻される。
構造体の下部空間12は、粒度C−40の砕石70、す
なわち砕石の粒径が0〜40mmであるものが傾斜状に
充填される。さらに、砕石70の上にモルタル72の層
が設けられる。
【0038】図8は、図6の遮水性シート62および透
水性シート63の部分の要部拡大図を示し、(A)は流
路および水槽側の遮水性シート62の部分の断面図、
(B)は流路と水槽の間の透水性シート63の部分の断
面図である。
水性シート63の部分の要部拡大図を示し、(A)は流
路および水槽側の遮水性シート62の部分の断面図、
(B)は流路と水槽の間の透水性シート63の部分の断
面図である。
【0039】図8(A)に示す遮水性シート62は、水
を透さないものであれば特に限定されないが、たとえば
厚さ1mmの熱融着ゴムシート(EPDM/熱融着タイ
プ)などのゴムシートや塩ビPVCシートなどの合成樹
脂シート、あるいは合成樹脂板などが使用される。遮水
性シート62の両側には、たとえば厚さ4mmのポリエ
ステルによる長繊維不織布などの保護用シート64が設
けられる。保護用シート64が設けられることにより遮
水性シート62の破損が防止される。
を透さないものであれば特に限定されないが、たとえば
厚さ1mmの熱融着ゴムシート(EPDM/熱融着タイ
プ)などのゴムシートや塩ビPVCシートなどの合成樹
脂シート、あるいは合成樹脂板などが使用される。遮水
性シート62の両側には、たとえば厚さ4mmのポリエ
ステルによる長繊維不織布などの保護用シート64が設
けられる。保護用シート64が設けられることにより遮
水性シート62の破損が防止される。
【0040】図8(B)に示すように、透水性シート6
3の両側には保護用シート65が設けられる。透水性シ
ート63は、流路を流れる水を徐々に水槽側に浸透させ
るために使用される。貯留された水を徐々に通過させる
材料であれば特に限定されない。たとえば、厚さ0.1
mmのポリエステルとポリプロピレンの複合張り合わせ
シートなどが使用されると良い。透水性シート63の両
側に設けられる保護用シート65としては上記と同じく
ポリエステルによる長繊維不織布などが使用される。保
護用シートが設けられることにより透水性シート63の
破損が防止される。
3の両側には保護用シート65が設けられる。透水性シ
ート63は、流路を流れる水を徐々に水槽側に浸透させ
るために使用される。貯留された水を徐々に通過させる
材料であれば特に限定されない。たとえば、厚さ0.1
mmのポリエステルとポリプロピレンの複合張り合わせ
シートなどが使用されると良い。透水性シート63の両
側に設けられる保護用シート65としては上記と同じく
ポリエステルによる長繊維不織布などが使用される。保
護用シートが設けられることにより透水性シート63の
破損が防止される。
【0041】なお、水槽7に貯留された水を地下に浸透
させる場合は、一部または全部に透水性材料のシートを
設ける。透水性材料のシートを設けることにより構造体
の空間12に貯留された水を徐々に時間をかけて地下に
浸透させることができる。透水性材料としては、たとえ
ば先に記した厚さ0.1mmのポリエステルとポリプロ
ピレンの複合張り合わせシートなどが使用される。
させる場合は、一部または全部に透水性材料のシートを
設ける。透水性材料のシートを設けることにより構造体
の空間12に貯留された水を徐々に時間をかけて地下に
浸透させることができる。透水性材料としては、たとえ
ば先に記した厚さ0.1mmのポリエステルとポリプロ
ピレンの複合張り合わせシートなどが使用される。
【0042】図9は、本実施形態の構造体を形成する単
位部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のVI−
VI線断面図である。単位部材11は、一方の側に平坦な
面16を有する基盤13と、この基盤13の他方の側に
突出させた柱状部30とを有する。因みに、図9(B)
において、中央線43より左側は正面図、中央線43よ
り右側は断面図を示す。単位部材11は剛性を有する軽
量材料で形成され、この実施形態では合成樹脂であるポ
リプロピレンで形成される。
位部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のVI−
VI線断面図である。単位部材11は、一方の側に平坦な
面16を有する基盤13と、この基盤13の他方の側に
突出させた柱状部30とを有する。因みに、図9(B)
において、中央線43より左側は正面図、中央線43よ
り右側は断面図を示す。単位部材11は剛性を有する軽
量材料で形成され、この実施形態では合成樹脂であるポ
リプロピレンで形成される。
【0043】単位部材の基盤13は、略平坦な面16を
有する板部材15と、板部材15の縁に沿って板部材1
5の他方の側に形成された縁枠18とを有する。板部材
15の他方の側(縁枠18の設けられた側)には図示し
ていない補強リブが格子状に設けられる。
有する板部材15と、板部材15の縁に沿って板部材1
5の他方の側に形成された縁枠18とを有する。板部材
15の他方の側(縁枠18の設けられた側)には図示し
ていない補強リブが格子状に設けられる。
【0044】基盤13は、その縁近傍の四つの隅20に
縁連結部22を有する。縁連結部22は、平坦な面16
から窪ませた面22aと、この面22aに設けられた中
心寄り(または中央寄り)の内側係合孔25および外寄
り(または縁寄り)の外側係合孔26とで形成される。
単位部材の基盤13同士は、この縁連結部22に係合可
能な図示していない縁連結部材を介して連結される。縁
連結部22に縁連結部材を係合する際は、通常中心寄り
の内側係合孔25が利用される。
縁連結部22を有する。縁連結部22は、平坦な面16
から窪ませた面22aと、この面22aに設けられた中
心寄り(または中央寄り)の内側係合孔25および外寄
り(または縁寄り)の外側係合孔26とで形成される。
単位部材の基盤13同士は、この縁連結部22に係合可
能な図示していない縁連結部材を介して連結される。縁
連結部22に縁連結部材を係合する際は、通常中心寄り
の内側係合孔25が利用される。
【0045】基盤13の縁辺中間位置に形成された四箇
所の縁連結部23は、たとえばこの基盤13の大きさの
二分の一の大きさの別の単位部材を連結する際に利用さ
れる。縁連結部23は、縁連結部22と同様に、平坦な
面16から窪ませた面23aと、この面23aに設けら
れた中心寄り(または中央寄り)の二つの内側係合孔2
5および外寄り(または縁寄り)の二つの外側係合孔2
6とを有する。通常上記の別の構造部材を連結する際に
は外寄りの外側係合孔26を利用する。
所の縁連結部23は、たとえばこの基盤13の大きさの
二分の一の大きさの別の単位部材を連結する際に利用さ
れる。縁連結部23は、縁連結部22と同様に、平坦な
面16から窪ませた面23aと、この面23aに設けら
れた中心寄り(または中央寄り)の二つの内側係合孔2
5および外寄り(または縁寄り)の二つの外側係合孔2
6とを有する。通常上記の別の構造部材を連結する際に
は外寄りの外側係合孔26を利用する。
【0046】さらに、基盤13は、一方の側(平坦な面
16の位置する側)と他方の側(補強リブのある側)と
を通じさせる通孔28を有する。通孔28は、基盤の中
心42に対して点対称に長方形の孔が16箇所、補強リ
ブを避けた位置に設けられる。通孔28の設けられる位
置とその形状、大きさは、本実施形態に限定されず、単
位部材11の強度ないし剛性が確保される適宜の位置と
形状、大きさに設けられる。
16の位置する側)と他方の側(補強リブのある側)と
を通じさせる通孔28を有する。通孔28は、基盤の中
心42に対して点対称に長方形の孔が16箇所、補強リ
ブを避けた位置に設けられる。通孔28の設けられる位
置とその形状、大きさは、本実施形態に限定されず、単
位部材11の強度ないし剛性が確保される適宜の位置と
形状、大きさに設けられる。
【0047】柱状部30は、基盤13の他方の側に中心
42を点対称に四つ突出させて二重筒状に設けられる。
柱状部30は、先端31に向かって漸次径が縮小する外
筒38と、先端31から内側に折り返して平坦な面16
位置まで漸次径が縮小して延在させた内筒39とを有す
る。内筒39の板部材15側端面は閉塞され、内筒39
の内側に補強リブ41が形成される。
42を点対称に四つ突出させて二重筒状に設けられる。
柱状部30は、先端31に向かって漸次径が縮小する外
筒38と、先端31から内側に折り返して平坦な面16
位置まで漸次径が縮小して延在させた内筒39とを有す
る。内筒39の板部材15側端面は閉塞され、内筒39
の内側に補強リブ41が形成される。
【0048】このように、柱状部30は外筒38と内筒
39とを有するので、平坦な面16の外筒38と内筒3
9との間に環状の開口が形成される。また、柱状部30
の先端31の面には円形の開口が形成される。
39とを有するので、平坦な面16の外筒38と内筒3
9との間に環状の開口が形成される。また、柱状部30
の先端31の面には円形の開口が形成される。
【0049】図10は、本実施形態の単位部材の先端同
士が連結された要素10を示す断面図である。構造体
は、このような二つの単位部材の柱状部先端31同士が
合わされて連結した要素10を左右、前後および上下に
連結し3次元的に組み立てられたものである。このよう
に本実施形態の構造体8は要素10が上下、左右、前後
に連なった形状をしているが、最下段または最上段に単
位部材一つの段が設けられた形状の場合もある。
士が連結された要素10を示す断面図である。構造体
は、このような二つの単位部材の柱状部先端31同士が
合わされて連結した要素10を左右、前後および上下に
連結し3次元的に組み立てられたものである。このよう
に本実施形態の構造体8は要素10が上下、左右、前後
に連なった形状をしているが、最下段または最上段に単
位部材一つの段が設けられた形状の場合もある。
【0050】図11は、本実施形態の単位部材同士が連
結された状態を示す要部断面図である。破砕部分Pは、
基盤13同士の連結状態を示す。柱状部30a、30b
は、その先端31に設けられた端連結部32を有する。
単位部材11aと単位部材11bとは、端連結部の係合
孔34に係合可能な端連結部材51を介して柱状部の先
端31同士が係合され連結される。このように、構造体
8は複数の単位部材11が3次元的に連結され、この単
位部材11は単位部材の外側から内側に水が流入して水
を貯留可能な空間12を有する。
結された状態を示す要部断面図である。破砕部分Pは、
基盤13同士の連結状態を示す。柱状部30a、30b
は、その先端31に設けられた端連結部32を有する。
単位部材11aと単位部材11bとは、端連結部の係合
孔34に係合可能な端連結部材51を介して柱状部の先
端31同士が係合され連結される。このように、構造体
8は複数の単位部材11が3次元的に連結され、この単
位部材11は単位部材の外側から内側に水が流入して水
を貯留可能な空間12を有する。
【0051】端連結部32は、柱状部の先端31の平坦
な面と、この面の円周方向に等間隔に設けられた八つの
係合孔(図示せず)とで形成される。この実施形態はこ
の八つの係合孔の内の対向する二つの係合孔34に端連
結部材51の突起52、53を挿入し係合させる。突起
52と突起53とは90度のずれを持たせているので、
突起52を実線で、突起53を2点鎖線で示している。
な面と、この面の円周方向に等間隔に設けられた八つの
係合孔(図示せず)とで形成される。この実施形態はこ
の八つの係合孔の内の対向する二つの係合孔34に端連
結部材51の突起52、53を挿入し係合させる。突起
52と突起53とは90度のずれを持たせているので、
突起52を実線で、突起53を2点鎖線で示している。
【0052】上下方向に位置する単位部材11bと単位
部材11cとは、破砕部分Pに示すように、基盤13
b、13cに設けられた内側係合孔25b、25cに縁
連結部材46の突起47を挿入して係合させ連結させ
る。また、左右、前後方向に位置する単位部材は、基盤
の縁17同士が縁連結部材46を介して連結される。
部材11cとは、破砕部分Pに示すように、基盤13
b、13cに設けられた内側係合孔25b、25cに縁
連結部材46の突起47を挿入して係合させ連結させ
る。また、左右、前後方向に位置する単位部材は、基盤
の縁17同士が縁連結部材46を介して連結される。
【0053】以上の構造を有する本実施形態の水の貯留
装置1は、次のように作用する。すなわち、図1におい
て、流路2a〜2dに異物を含んだ水を流すと、水中の
一部の異物は、先ず最初の傾斜面4a上に沈降する。最
初の傾斜面4a上に沈降した異物は、傾斜面4aを低い
方向に移動する。傾斜面4aの最下端はピット3aにつ
ながっているので異物はピット3aの中に堆積する。最
初の傾斜面4aに沈降しなかった異物の内、一部はさら
に下流に位置する次の傾斜面4b上に沈降する。
装置1は、次のように作用する。すなわち、図1におい
て、流路2a〜2dに異物を含んだ水を流すと、水中の
一部の異物は、先ず最初の傾斜面4a上に沈降する。最
初の傾斜面4a上に沈降した異物は、傾斜面4aを低い
方向に移動する。傾斜面4aの最下端はピット3aにつ
ながっているので異物はピット3aの中に堆積する。最
初の傾斜面4aに沈降しなかった異物の内、一部はさら
に下流に位置する次の傾斜面4b上に沈降する。
【0054】次の傾斜面4b上に沈降した異物は傾斜面
4b上を移動し、この次の傾斜面4bの最下端に設けら
れたピット3bに落下する。このようにして、水中の異
物は複数の傾斜面4a〜4dおよびこれに隣接するピッ
ト3a〜3d上に沈降し、水中の異物は段階的に除去さ
れる。最終の傾斜面4d上を通過した水は、異物の非常
に少ない状態で流路2dに連結された水槽7に流れ込
む。したがって、水中の泥などの異物を除去して水を貯
留することができる。
4b上を移動し、この次の傾斜面4bの最下端に設けら
れたピット3bに落下する。このようにして、水中の異
物は複数の傾斜面4a〜4dおよびこれに隣接するピッ
ト3a〜3d上に沈降し、水中の異物は段階的に除去さ
れる。最終の傾斜面4d上を通過した水は、異物の非常
に少ない状態で流路2dに連結された水槽7に流れ込
む。したがって、水中の泥などの異物を除去して水を貯
留することができる。
【0055】さらに、水槽7の周囲に沿って隣接させて
流路2a〜2dを設けるので、水の貯留装置を狭い場所
に設置できる。流路2a〜2dおよび水槽7は、水を貯
留可能な空間を有する構造体8で満たされるので、貯留
装置1の上および周囲からの圧力に耐えることができ
る。貯留装置1の上に他の公共施設などを設けることが
できる。コンクリート製水槽を設ける必要もないので短
期間に施工ができる。
流路2a〜2dを設けるので、水の貯留装置を狭い場所
に設置できる。流路2a〜2dおよび水槽7は、水を貯
留可能な空間を有する構造体8で満たされるので、貯留
装置1の上および周囲からの圧力に耐えることができ
る。貯留装置1の上に他の公共施設などを設けることが
できる。コンクリート製水槽を設ける必要もないので短
期間に施工ができる。
【0056】図2〜6に示すように、構造体8は複数の
単位部材11が3次元的に連結され組み立てられるの
で、構造体8自体の形成が容易になるとともに、流路2
a〜2dおよび水槽7の形状に弾力的に対応可能とな
る。また、単位部材11が有する空間が構造体8の水を
貯留する空間となり、構造体8の外側から流入する水
は、単位部材11によって形成された空間に貯留可能と
なる。
単位部材11が3次元的に連結され組み立てられるの
で、構造体8自体の形成が容易になるとともに、流路2
a〜2dおよび水槽7の形状に弾力的に対応可能とな
る。また、単位部材11が有する空間が構造体8の水を
貯留する空間となり、構造体8の外側から流入する水
は、単位部材11によって形成された空間に貯留可能と
なる。
【0057】さらに、このような構造体8は、これが組
み立てられる場合、大きさの小さい軽量な単位部材が組
み立てられるので単位部材の連結施工がやり易く、短期
間に組み立てられる。また、種々の大きさおよび形状の
構造体8に対して対応でき、大きさ、形状の自由度が大
きい。構造体8は平坦な水平面90上に載置されるの
で、単位部材同士の位置関係が正確に確定し、単位部材
の連結が確実になされ安定した状態で設けられる。
み立てられる場合、大きさの小さい軽量な単位部材が組
み立てられるので単位部材の連結施工がやり易く、短期
間に組み立てられる。また、種々の大きさおよび形状の
構造体8に対して対応でき、大きさ、形状の自由度が大
きい。構造体8は平坦な水平面90上に載置されるの
で、単位部材同士の位置関係が正確に確定し、単位部材
の連結が確実になされ安定した状態で設けられる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、水中の泥などの異物を
除去して水を貯留することができる。
除去して水を貯留することができる。
【図1】本発明に係る水の貯留装置の一実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】図1の I−I 線断面図である。
【図3】図1の II−II 線断面図である。
【図4】図1の III−III 線断面図である。
【図5】図1の IV−IV 線断面図である。
【図6】図1の V−V 線断面図である。
【図7】図6に示す水槽の下部構造を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図8】図6の要部拡大図を示し、(A)は流路および
水槽外側の遮水性シートの部分の断面図、(B)は水槽
外側の透水性シートの部分の断面図である。
水槽外側の遮水性シートの部分の断面図、(B)は水槽
外側の透水性シートの部分の断面図である。
【図9】本実施形態の構造体を形成する単位部材を示
し、(A)は平面図、(B)は(A)のVI−VI線断面図
である。
し、(A)は平面図、(B)は(A)のVI−VI線断面図
である。
【図10】本実施形態の単位部材の先端同士が連結され
た要部を示す断面図である。
た要部を示す断面図である。
【図11】本実施形態の単位部材同士が連結された状態
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
1 水の貯留装置 2a〜2d 流路 3a〜3d ピット(凹み) 4a〜4d 傾斜面 5 上端 6 下流方向 7 水槽(貯留手段) 8 構造体 11 単位部材 12 空間
Claims (4)
- 【請求項1】 流路と、該流路に連結された水の貯留手
段とを備え、前記流路は、凹みおよび該凹みの上端から
前記流路の下流方向に漸次高く形成された傾斜面を有
し、前記凹みと前記傾斜面とを下流方向に複数設けてな
る水の貯留装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記流路は、前記貯
留手段の周囲に沿って設けられてなる水の貯留装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記流路お
よび前記貯留手段は、水を貯留可能な空間を有する構造
体で満たされてなる水の貯留装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記構造体は複数の
単位部材が3次元的に連結され、該単位部材は該単位部
材の外側から内側に水が流入して該水を貯留可能な空間
を有してなる水の貯留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000306512A JP2002115278A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 水の貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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