JP2003155762A - 雨水等の貯留及び/又は浸透施設 - Google Patents

雨水等の貯留及び/又は浸透施設

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JP2003155762A
JP2003155762A JP2001354661A JP2001354661A JP2003155762A JP 2003155762 A JP2003155762 A JP 2003155762A JP 2001354661 A JP2001354661 A JP 2001354661A JP 2001354661 A JP2001354661 A JP 2001354661A JP 2003155762 A JP2003155762 A JP 2003155762A
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Motomune Sasaki
基宗 佐々木
Satoshi Shimura
吏士 志村
Shinji Takeda
慎次 武田
Kunihiko Shintani
邦彦 新谷
Yoichi Shigemura
洋一 重村
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐荷重を十分に確保するともに、
現場施工が簡単で、輸送効率を向上させた充填部材を用
いた雨水等の貯留及び/又は浸透施設を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明は、地面を掘り下げて形成した貯留
部と、その貯留部内に水平方向に並べられると共に、上
下方向に重ねて設置された多数の充填部材と、その充填
部材の上部に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆手
段とを備える雨水等の貯留及び/又は浸透施設であっ
て、前記充填部材は、波板の各頂上部にその稜線と垂直
方向に切り欠きを所定間隔で設け、当該切り欠きに板状
の補強材を組み込んだ構成等とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅地その他の土
地において、雨水等を貯留する施設、または雨水等を貯
留し浸透させる施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雨水等の貯留及び/又は
浸透施設に関しては、特公平4─26648号公報,特
公平4─35580号公報等のものが知られている。前
者の特公平4─26648号公報には、地面を掘り下げ
て貯留部を構成し、その底部から地面付近まで、複数の
容器状部材を縦横かつ上下に配設させて充填し、最上部
には、被覆手段を施すことによって雨水等の貯留浸透施
設を形成することが記載されている。
【0003】ここでは、貯留部への充填部材として使用
される容器状部材が、一面を開口した立方体状、直方体
状、又は有底の円筒状に形成すること、周側板および底
板に多数の孔が設けられているか、それら自体を網状、
格子状に形成すること、周側板は底部に向かって底部側
が小さくなるようにテーパ状に構成することが記載され
ている。
【0004】また、後者の特公平4─35580号公報
には、同様の雨水等の貯留浸透施設に、充填部材として
格子状枠体を用いるものであり、この格子状枠体が、平
面形状がハニカム状、格子形状、円形等を各別に選択
し、または組み合わせて構成できることが記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
雨水等の貯留浸透施設において充填部材として、容器状
部材を用いた場合には、1平方メートル当り要求される
耐荷重10〜20トンを満足できないおそれがある。ま
た、上下に積み上げる際、小さな結合突起を結合孔に挿
入することを施工現場で行うことは、大変煩わしい作業
となる。
【0006】一方、格子状枠体を用いた場合には、貯留
部に充填されるのと同じ積み重ね状態で運搬車に乗せる
ことになるので、高い空隙率を維持したまま運搬すると
いう非常に効率の悪いものとなる。このため、施設のト
ータルのコストアップに通じるという問題がある。
【0007】そこで本発明は、耐荷重を十分に確保する
ともに、現場施工が簡単で、輸送効率を向上させた充填
部材を用いた雨水等の貯留及び/又は浸透施設を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、請求
項1に記載した発明では、地面を掘り下げて形成した貯
留部と、その貯留部内に水平方向に並べられると共に、
上下方向に重ねて設置された多数の充填部材と、その充
填部材の上部に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆
手段とを備える雨水等の貯留及び/又は浸透施設であっ
て、前記充填部材は、波板の各頂上部にその稜線と垂直
方向に切り欠きを所定間隔で設け、当該切り欠きに板状
の補強材を組み込んだ構成とした。
【0009】請求項1に記載した発明によれば、波板と
補強板を組み合わせたことで耐荷重が増強され、また、
波板を敷き、次に平板を組み込む、という単純作業の繰
り返しにより貯留部に充填部材を設置していくので、施
工が簡単になり、さらに、波板と平板を分離してそれぞ
れを空隙が無く積み重ねて運搬できるので、効率の良い
輸送が可能になる。
【0010】請求項2に記載した発明では、前記充填部
材を、底面、および側面の少なくとも一面が開口した脚
部と、その脚部と一体化させた背部からなる構成とし
た。請求項2に記載した発明によれば、一体化された脚
部と背部により耐荷重が増強され、また上下を反転させ
て積み上げて設置していけば良いので、施工が簡単にな
り、さらに、脚部同士を合わせて積み重ねれば、空隙を
少なくして運搬できるので、効率の良い輸送が可能にな
る。
【0011】請求項3に記載した発明では、前記充填部
材は、下面側中央に凹部を有する平板と、その平板の上
面側中央に立設した柱からなる構成とした。請求項3に
記載した発明によれば、柱で支える構造のため耐荷重が
増強し、また、下側の柱先端に、上側の平板下面の凹部
を嵌め合わせて順次充填部材を積み上げて設置すれば良
いので、施工が簡単であり、さらに、平板を上下にずら
して重ねることにより、空隙を少なくして効率の良い輸
送が可能になる。
【0012】請求項4に記載した発明では、前記充填部
材は、断面矩形の支持部材を、軟質部材を介して長手方
向に連結してなる構成とした。請求項4に記載した発明
によれば、断面矩形の支持部材により耐荷重が十分に確
保され、また、断面が貯留部に充填部材を敷き詰めてい
けばよいので、施工が極めて簡単になる。さらに、巻物
状にして運搬できるので効率の良い輸送が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明である雨水等の貯留
及び/又は浸透施設の第1の実施形態を示す断面図であ
る。この施設は、貯留施設とする場合は、雨水等を貯留
して植木への散水や洗車用水、非常時の生活用水や防火
用水として利用するものである。また、浸透施設とする
場合は、雨水等の河川への流出抑制を行うために利用さ
れる。
【0014】地面1を掘り下げて形成した貯留部10
と、貯留部10内に水平方向に並べて設置され、貯留部
10に充填される多数の充填部材40と、充填部材40
の最上部に載置され、貯留部10の上部を覆う被覆部材
8とを備えている。
【0015】貯留部10は、地面1を例えば2〜4メー
トル程度の深さで平面形状が矩形状に掘り下げて掘削部
2を造成し、底面は割栗石等を敷き詰めて突き固め(図
示せず)、基礎部3を形成している。貯留部10の底面
は平坦面となっており、貯留部10の全面には防水シー
ト25が敷設されている。防水シート25としては厚さ
が0.1〜0.2mm程度の合成ゴムまたは樹脂製シー
トを使用している。防水シート25の下に保護ボード6
を敷き、防水シート25を割栗石から保護するようにし
ても良い。
【0016】なお、貯留施設ではなく、浸透施設とする
場合は、防水シート25の代りに、例えばポリエステル
とポリプロピレンを複合貼り合せした透水シートを敷設
する。浸透施設の場合、貯留部10に溜まった雨水等を
徐々に地中に浸透させる。防水シート25の上には底面
ボード20を敷設してもよい。底面ボード20はプラス
チックや廃プラスチックで形成される。
【0017】貯留部10内に充填部材40を水平方向に
並べていくと共に上下方向にも重ねて設置していく。充
填部材40は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックや
これらの廃プラスチック等から形成される。
【0018】貯留部10内が充填部材40で満たされる
と、その外側に防水シート21が垂直方向に配置され、
さらに外側には砂利や砕石等の埋め戻し材4が掘削部2
との間に充填される。壁材21を充填部材40の外周に
立設してもよい。壁材21は、例えば、発砲ポリスチレ
ン等で形成され、充填部材40を水平方向へのずれを防
止している。防水シート25を砂利等の埋め戻し材4か
ら保護するために、防水シート25の外側に壁材21と
同等の保護板6を配置するようにしても良い。
【0019】貯留部10には、周辺に降った雨水等を集
めて導水管35、36から流入させる。そして導水管3
5、36の途中には泥溜め桝30が設置され、雨水中の
砂や泥が沈殿され、上澄み水が貯留部10に導入される
構成になっている。貯留部10の上部からオーバーフロ
ー管37が突出しており、貯留部10の下部からはオリ
フィス管38が突出している。オーバーフロー管37は
貯留部10が満水に近くなると、上部から放流するもの
である。オリフィス管38は貯留部10に溜められた雨
水を徐々に流出して浸透させるものであり、オリフィス
の径を調整して浸透量を調整できる。
【0020】貯留部10の上部開口は被覆部材8が覆っ
ている。被覆部材8は多数の充填部材40の上部に載置
される被覆ボード22と、この上に敷設された防水シー
ト25と、この上に埋め戻された埋め戻し層5とから構
成され、埋め戻し層5は30〜50cmの厚さに形成さ
れる。被覆ボード22は、充填部材30に安定して載置
できて好ましい。なお、防水シート25の上に、保護ボ
ード7や保護シートを敷くようにしてもよい。
【0021】このようにして貯留部10は、底面の防水
シート25と、側面の防水シート25とから構成され、
雨水等を貯留することができ、上面の被覆部材8の防水
シート25を加えることにより内部空間が構成される。
そして、被覆部材8の埋め戻し層5により、地面1と同
じ平面に埋め戻される。なお、貯留部10の上部の防水
シート25を透水シートで構成し、貯留部10の上部に
降った雨水を埋め戻し層5、透水シート、被覆ボード2
2を通して直接、貯留部10に貯留するようにしてもよ
い。
【0022】前記の如く構成された本実施形態の雨水等
を貯留及び/又は浸透する施設に使用する充填部材の積
み重ね動作について以下に説明する。図2は、図1の要
部である充填部材40を示す図である。充填部材40の
1単位は、波板411と補強板413で構成される。波
板411は5ラインの山部415を持つように形成し、
各山部415の頂上部414には稜線と垂直方向に切り
欠き412を設ける。
【0023】図2では、1ラインの山部415に4つの
切り欠き412が設けてある。この切り欠き412は補
強板413の厚みに合わせるものとし、補強板413を
組み込んでいく。補強板413は、平板状に形成すれば
十分である。これによって波板411の強度が向上す
る。切り欠き412を設けただけの波板411と補強板
413を別々に分けて積み重ね、運搬車の荷台に載置す
れば、空隙の少ない効率的な輸送が可能になる。特に補
強板413を平板状に形成した場合には、運搬の際の空
隙を極力減少させることができて好ましい。
【0024】施工現場では、地面1の部分で、波板41
1と補強板413の組み込み作業を行い、貯留部10に
順次設置して充填していく。もっとも、組み込み作業
は、波板411を貯留部10の底面に敷きながら順次そ
の上に補強板413を組み込ませていってもよい。ま
た、予め工場等で波板411に補強板413を組み込ん
でおいてもよい。
【0025】図3は、本発明である雨水等の貯留及び/
又は浸透施設の第2の実施形態を示す断面図である。貯
留部10の構成は、第1の実施形態と同じであるので、
同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】図4は、図3の要部である充填部材40を
示す図である。本実施形態では充填部材40を脚部42
1と背部422からなる椅子型形状とした。脚部421
は、底面および少なくとも側面の一面が開口423とな
っている。例えば、背部422の下側の側面を開口とす
ればよい。なお、図4では開口として円形のものを示し
たが、開口形状はこれに限らず、長方形等であってもよ
い。
【0027】側面を4面とも開口423とした場合に
は、脚部421は4本の足のみとなる(図示せず)。な
お、脚部421について側面が4面のものを示したが、
これに限らず、それ以上の多面形状であっても良い。ま
た、脚部421は円筒形状としても良い。
【0028】貯留部10へは上下方向には、上段と下段
を反転させて設置する。施工現場への運搬時には、一方
の充填部材40の脚部421が他の充填部材40の脚部
421に納まるように両者の背部を合わせて重ね、運搬
車の荷台に載置するようにする。
【0029】図5は 本発明である雨水等の貯留及び/
又は浸透施設の第3の実施形態を示す断面図である。貯
留部10の構成は、第1の実施形態と同じであるので、
同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】図6は 図5の要部である充填部材40を
示す図である。本実施形態では充填部材40を平板43
1と柱432から構成する。平板431の上面中央部に
は、柱432を立設し、平板431の下面中央部には凹
部433が形成されている。この凹部433の内径は、
柱432の外径に嵌合するように設計されている。貯留
部10において、上下に積み重ねる場合は、下側に設置
した充填部材40の柱432の先端に次に積み上げる充
填部材40の凹部433を嵌合させて設置する。
【0031】運搬時には、1段目に平板431部分を上
下にずらして密集させ、また、2段目は上下に反転させ
て同様に重ね合わせることで、柱432が密集し、空隙
が減少する。
【0032】図7は本発明である雨水等の貯留及び/又
は浸透施設の第4の実施形態を示す断面図である。貯留
部10の構成は、第1の実施形態と同じであるので、同
一の符号を付して説明を省略する。
【0033】図8は 図7の要部である充填部材40を
示す図である。本実施形態では充填部材40を断面を矩
形とする筒状の支持部材441を軟質部材442を介し
て連結する。この連結は、支持部材441の側面の下側
端部に係止凹部443を形成し、軟質部材442の端部
に係止凸部444を設けて両者を係合させることで行
う。
【0034】このように構成すれば、支持部材441も
軟質部材442も押出し成形が可能となり、低コストで
製造することができる。支持部材441が軟質部材44
2を介して連結されると、充填部材40としてはシート
状になる。工場で予め長物を製造しておき、施工現場で
貯留部10に合わせてカットするようにする。
【0035】貯留部10への設置は、このシート状の充
填部材40を敷くことにより行う。2段目は1段目と直
交する方向に敷いていく。軟質部材442を介している
ので運搬時にはシート状の充填部材40を巻いて荷台に
載置するようにすれば、空隙がすくなく、輸送効率が向
上する。貯留部10を形成する際、多少の凹凸が生じて
もシート状の充填部材40であるため、それらを吸収し
て敷設できる。
【0036】この貯留施設の周辺に雨が降り、U字溝等
により雨水が集められて導水管35から泥溜め枡30に
流入し、ここで泥分が沈殿されて上澄み水が導水管36
から貯留部10に導入される。雨水は導水管36の側か
らオーバーフロー管37、オリフィス管38側に徐々に
流れてゆき、充填部材40の内部にも浸入してゆく。こ
のように充填部材40が簡単な構成であるため、雨水が
浸入できる空間が大きく、充填部材の空隙率を95%程
度とすることが可能になり、従来の充填部材の空隙率が
90%程度であるのと比較すると大きく、雨水を充分に
貯留することができる。
【0037】降雨量が多く、導水管35から多量の雨水
等が流れ込み貯留部10が満水状態となると、貯留部1
0上部のオーバーフロー管37から雨水は流出し、図示
していない下水管等に排水される。貯留部10内に溜め
られた貯留水を散水等に利用するときは、貯留部下方の
オリフィス管38を開いて利用することができる。ま
た、オリフィス管38の途中に取水枡を設けて、ここか
ら貯留水を取水して利用するようにしてもよい。
【発明の効果】以上、詳述したように請求項1に記載の
発明によれば、請求項1に記載した発明によれば、波板
を敷き、次に補強板を組み込む、という単純作業の繰り
返しにより貯留部に充填部材を設置していくので、施工
が簡単であり、また、波板と平板を分離してそれぞれを
空隙が無く積み重ねて運搬できるので、効率の良い輸送
が可能になる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、上下を反
転させて積み上げて設置していけば良いので、施工が簡
単になり、また、脚部同士を合わせて積み重ねれば、空
隙を少なくして運搬できるので、効率の良い輸送が可能
になる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、下側の柱
先端に、上側の平板下面の凹部を嵌め合わせて順次充填
部材を積み上げて設置すれば良いので、施工が簡単であ
り、平板を上下にずらして重ねることにより、空隙を減
らして効率の良い輸送が可能になる。
【0040】請求項4に記載の発明によれば、貯留部に
充填部材を敷き詰めていけばよいので、施工が極めて簡
単になる。さらに巻物状にして運搬できるので効率の良
い輸送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である雨水等の貯留及び/又は浸透施設
の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の要部である充填部材を示す図である。
【図3】本発明である雨水等の貯留及び/又は浸透施設
の第2の実施形態を示す断面図である。
【図4】図2の要部である充填部材を示す図である。
【図5】本発明である雨水等の貯留及び/又は浸透施設
の第3の実施形態を示す断面図である。
【図6】図3の要部である充填部材を示す図である。
【図7】本発明である雨水等の貯留及び/又は浸透施設
の第4の実施形態を示す断面図である。
【図8】図4の要部である充填部材を示す図である。
【符号の説明】
1 地面 10 貯留部 8 被覆部材 40 充填部材 411 波板、 412 切り欠き、 413 補強
材、 414 頂上部 421 脚部、 422 背部、 423 開口、 4
31 平板 432 柱、 433 凹部、 441 支持部材、 442 軟質部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新谷 邦彦 埼玉県朝霞市根岸台3−15−1 積水化学 工業株式会社内 (72)発明者 重村 洋一 東京都港区虎ノ門2−3−17 積水化学工 業株式会社内 Fターム(参考) 2D063 AA01 AA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面を掘り下げて形成した貯留部と、その
    貯留部内に水平方向に並べられると共に、上下方向に重
    ねて設置された多数の充填部材と、その充填部材の上部
    に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆手段とを備え
    る雨水等の貯留及び/又は浸透施設であって、 前記充填部材は、波板の各頂上部にその稜線と垂直方向
    に切り欠きを所定間隔で設け、当該切り欠きに板状の補
    強材を組み込んだものであることを特徴とする雨水等の
    貯留及び/又は浸透施設。
  2. 【請求項2】地面を掘り下げて形成した貯留部と、その
    貯留部内に水平方向に並べられると共に、上下方向に重
    ねて設置された多数の充填部材と、その充填部材の上部
    に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆手段とを備え
    る雨水等の貯留及び/又は浸透施設であって、 前記充填部材は、底面、および側面の少なくとも一面が
    開口した脚部と、その脚部と一体化させた背部からなる
    ことを特徴とする雨水等の貯留及び/又は浸透施設。
  3. 【請求項3】地面を掘り下げて形成した貯留部と、その
    貯留部内に水平方向に並べられると共に、上下方向に重
    ねて設置された多数の充填部材と、その充填部材の上部
    に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆手段とを備え
    る雨水等の貯留及び/又は浸透施設であって、 前記充填部材は、下面側中央に凹部を有する平板と、そ
    の平板の上面側中央に立設した柱からなることを特徴と
    する雨水等の貯留及び/又は浸透施設。
  4. 【請求項4】地面を掘り下げて形成した貯留部と、その
    貯留部内に水平方向に並べられると共に、上下方向に重
    ねて設置された多数の充填部材と、その充填部材の上部
    に載置され、前記貯留部の上部を覆う被覆手段とを備え
    る雨水等の貯留及び/又は浸透施設であって、 前記充填部材は、断面矩形の支持部材を、軟質部材を介
    して長手方向に連結してなることを特徴とする雨水等の
    貯留及び/又は浸透施設。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005120658A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 雨水等の貯水施設
JP2007071019A (ja) * 2006-11-08 2007-03-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 雨水の貯水施設
KR100840350B1 (ko) 2006-10-19 2008-06-20 한림에코텍 주식회사 저류 장치
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