JP3795681B2 - 地下貯水槽用の充填部材 - Google Patents

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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中の水溜め空間に多数の筒状体を充填して、雨水を貯留したり、雨水を一旦溜めてゆっくりと地中に浸透させたりまたは河川等に放流するような地下貯水槽を形成するための充填部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
地中の水溜め空間に多数の積み上げ部材などを水平方向に並べかつ垂直方向に段積みした充填部材で地下貯水槽を形成する技術は知られている。この地下貯水槽は、都市の公園,広場,歩道等の地下に埋設され、主として雨水を貯留するのに使用される。
大雨の時などに、雨水を地下貯水槽で一旦貯留すれば、一度に河川に流れ込む水量が減少するので、河川の水位が急激に上昇することを抑制することができる。また、地下貯水槽に貯留した雨水は、公園緑地などへの灌水,グランドなどへの散水,消防用水,非常時の生活用水等に使用することも可能である。
【0003】
コンクリート製のタンクや池などと比べて、充填部材により形成される地下貯水槽は、施工が簡単で工期も短くその費用も安価であり、特に耐震性に優れている。さらに、地下貯水槽の上部は、土を埋め戻すのでそのまま公園等として有効利用することができる。
地下貯水槽用の充填部材としては、箱体を積み上げていく技術がすでに提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の充填部材では、積み上げられる箱体の側壁が傾斜しているので、地下貯水槽の上部にかかる下向き荷重に対して箱体が座屈を起こしやすい。その結果、箱体が次第に変形して地盤沈下を引き起こす恐れがあった。
【0005】
そこで、本出願人は、特開平10−77666号公報で、本発明の関連技術として地下貯水槽用の積み上げ部材を提案している。この積み上げ部材は、一対の分割体を向き合わせ突き合わせることにより多角筒状体になるようにしている。
この関連技術によれば、地下貯水槽の施工現場で積み上げ部材を多角筒状体に組み立てることができ、かさばらない形にして搬送,保管の利便性を図っているが、さらなる技術の改良が求められていた。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、搬送時,保管時には筒状体を折りたたんでコンパクトにでき、施工現場では、これをワンタッチで筒状にし複数の筒状体どうしを水平,垂直の両方向に関して連結してブロック状に配設することができる地下貯水槽用の充填部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明にかかる地下貯水槽用の充填部材は、地中の水溜め空間に複数の筒状体を水平,垂直の両方向にブロック状に配設して充填することにより地下貯水槽を形成するための充填部材であって、少なくとも四枚のパネルをヒンジ部で接合して折りたたみ可能にするとともに前記パネルが垂直方向に配置される前記筒状体と、複数のこの筒状体がブロック状に配設されたとき少なくとも最上段のこの筒状体の上端面に配設されてこの複数の筒状体どうしを水平方向に関して連結する連結板とを備え、水平方向に並んで隣り合う前記筒状体どうしは水平方向連結手段により連結され、垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体どうしは垂直方向連結手段により連結されている。
【0008】
前記筒状体は、折りたたまれた状態の複数の前記パネルを前記ヒンジ部を介して広げると、隣り合う前記パネルにそれぞれ形成された当接部どうしが当接して所定の筒状をなすのが好ましい。
【0009】
一つの好ましい実施態様として、前記水平方向連結手段および前記垂直方向連結手段は、前記連結板と、前記筒状体の前記上端面および下端面にそれぞれ形成された連結用の係合部とにより構成され、前記連結板の上面側に形成された連結用の上面側被係合部と前記筒状体の前記下端面側の前記係合部とを係合させ、前記連結板の下面側に形成された連結用の下面側被係合部と前記筒状体の前記上端面側の前記係合部とを係合させることにより、前記連結板を介して前記複数の筒状体どうしを水平方向に関して連結するとともに、垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体どうしを前記連結板を介して垂直方向に関して連結している。
【0010】
他の好ましい実施態様として、前記水平方向連結手段は、前記筒状体の上端部および下端部の少なくとも一方の端部から水平方向外方に突出した突出片に形成された水平方向連結用の係合部および被係合部により構成され、水平方向に並んで隣り合う一方の前記筒状体の前記水平方向連結用係合部と他方の前記筒状体の前記水平方向連結用被係合部とを係合させることにより、前記複数の筒状体どうしを水平方向に関して直接連結し、前記垂直方向連結手段は、前記筒状体の前記上端面および下端面にそれぞれ形成された垂直方向連結用の係合部および被係合部により構成され、垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体のうち下方の前記筒状体の前記上端面に形成された前記垂直方向連結用係合部と、上方の前記筒状体の前記下端面に形成された前記垂直方向連結用被係合部とを係合させることにより、上下隣り合う前記筒状体どうしを垂直方向に関して直接連結している。
【0011】
なお、これらの場合において、前記パネルの外面側は凹凸の少ないほぼ平面状をなしているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明における充填部材は、地中の水溜め空間に多数の筒状体を充填して地下貯水槽を形成するのに使用される。この地下貯水槽で、雨水を貯留したり、雨水を一旦溜めてゆっくりと地中に浸透させたりまたは河川等に放流することができるようにしている。
地下貯水槽は、雨水の貯留のみに使用する場合には遮断用シート等で囲って密閉構造にするが、雨水を地中に浸透させたりまたは河川等に放流するのに使用する場合には、たとえば、地下貯水槽の側壁のみに遮断用シートを設け、天井部と底部は雨水が通過できる非密閉構造にする。
この非密閉構造の地下貯水槽では、オーバーフロー用の一つの流出管を設け、この流出管から流出した雨水を地中に浸透させるようにしてもよいが、流出管を二つ設けて、一方の流出管から流出した雨水は地中に浸透させ、他方の流出管から流出した雨水は河川に放流するようにしてもよい。
下記の実施形態では、密閉構造の地下貯水槽の一例を示している。
【0013】
以下、本発明における地下貯水槽用の充填部材の実施形態の一例を、図1ないし図19を参照して説明する。
図1は充填部材を充填する施工工事の途中の状態を示す概略縦断面図、図2は施工工事が完了した地下貯水槽の概略縦断面図である。
【0014】
図1および図2に示すように、充填部材1は地下貯水槽4を形成するためのものである。地下貯水槽4は、地面2を堀り下げることによって地中に形成された水溜め空間3に、充填部材1の複数の筒状体12を水平,垂直の両方向にブロック状に配設して充填することにより形成される。
充填部材1の周囲は、通水性を有しない遮断用シート5により被覆されている。遮断用シート5の材質としては、エチレン−プロピレン−ゴム(EPDM)などの耐老化性,耐酸化性,耐水性に優れたゴムが好ましいが、ポリエチレン,ポリ塩化ビニル等の合成樹脂であってもよい。遮断用シート5は、ブロック状をなす充填部材1の周囲全体を被覆するように所定の形状に予め形成されている。
【0015】
水溜め空間3の底面6は、砕石の上に砂を敷き、砂の層の上に合成樹脂製の板材7等を敷きつめることにより、凸凹のない平滑な面になっている。これら砕石や砂は、透水材としての機能および緩衝材としての機能も発揮している。
底面6上に遮断用シート5を介して充填部材1が装填されている。充填部材1は、多数の筒状体12(12a,12b,12cを含む)等を水平に並べかつ上下に段積みして構成される集合体である。
充填部材1は、合成樹脂製の骨格構造体をなしており、個々の筒状体12自体の内部が水溜め用の空隙になっており、これら筒状体12の空隙が互いに連通して、充填部材1の内部に全体として大きな空隙部が形成されている。
【0016】
地下貯水槽4の上部には、充填部材1内の空隙部に連通する点検口8が取付けられており、地下貯水槽4の側面側には、雨水などの供給,排水を行うための供給口9a,排出口9bが設けられている。なお、供給口9a,排出口9bは、地下貯水槽4の上面側や下面側などに設けられていてもよい。
この地下貯水槽4を用いて、たとえば、建物の屋根で集められた雨水を、供給口9aから充填部材1の空隙部に導入して貯水するとともに、排出口9bから排水することができる。
【0017】
次に、充填部材1について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図3ないし図8は充填部材の第1の実施形態を示す図で、図3はパネルの斜視図、図4は筒状体の斜視図、図5は筒状体を折りたたんだ状態を示す斜視図である。
図6(A)は標準的な連結板の平面図、図6(B)は図6(A)のB−B線断面図、図6(C)は周辺部用の連結板の平面図、図6(D)は周辺部用の他の連結板の平面図である。図7は充填部材を設置する場合の設置方法を示す斜視図、図8は充填部材を設置している状態を示す平面図である。
【0018】
図3ないし図8に示すように、充填部材1は、複数の筒状体12と連結板14,14a,14bとを備えている。筒状体12は、少なくとも四枚のパネル10をヒンジ部11で接合して折りたたみ可能にするとともにパネル10が垂直方向に配置されている。
連結板14,14a,14bは、複数の筒状体12がブロック状に配設されたとき、少なくとも最上段の筒状体12の上端面13に配設されてこの複数の筒状体12どうしを水平方向に関して連結している。
【0019】
水平方向に並んで隣り合う筒状体12どうしは水平方向連結手段15により連結され、垂直方向に段積みされ上下隣り合う筒状体12どうしは垂直方向連結手段16により連結されている。
筒状体12は、図5に示すように折りたたまれた状態の複数(本実施形態では、四枚)のパネル10をヒンジ部11を介して広げると、隣り合うパネル10にそれぞれ形成された当接部17,17どうしが当接して、所定形状(本実施形態では、上下方向から見て正方形)の筒状をなす。
【0020】
水平方向連結手段15および垂直方向連結手段16は、連結板14,14a,14bと、筒状体12の上端面13および下端面18にそれぞれ形成された連結用の係合部19とにより構成されている。
連結板14,14a,14bの上面側には連結用の上面側被係合部20が形成され、下面側には連結用の下面側被係合部21が形成されている。
連結手段15,16は、連結板14,14a,14bの上面側被係合部20と、筒状体12の下端面18側の係合部19とを係合させ、連結板14,14a,14bの下面側被係合部21と、筒状体12の上端面13側の係合部19とを係合させている。
【0021】
本実施形態では、連結板14,14a,14bに形成された突起部20,21が被係合部であり、突起部20,21に係合する貫通孔19が筒状体12の係合部である場合を示しているが、連結板に被係合部として貫通孔を形成し、筒状体12にこの貫通孔と係合する係合部として突起部を形成してもよい。
本実施形態では、連結板14,14a,14bと筒状体12の貫通孔19が、水平方向連結手段15と垂直方向連結手段16の両方の機能を兼ねている。
【0022】
パネル10,連結板14,14a,14bは、ポリプロピレン,ポリエチレン,アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS),ポリ塩化ビニル,繊維強化プラスチック(FRP)等の硬質の合成樹脂を材料として、射出成形などにより一体的に成形されている。
これらの材料のなかでポリプロピレンなどは、低発泡体として成形すれば成形体の厚みを厚くできるので、剛性を高めることができる点で好ましい。
【0023】
四枚のパネル10により一つの筒状体12が構成されており、各パネル10は、全体がほぼ矩形状をなし凹凸の多い形状になっている。四枚のパネル10は同一形状を有しており、隣り合うパネル10を交互に上下逆転した姿勢にし、ヒンジ部11で互いに接合することにより筒状体12が構成される。
このように接合すれば、一種類のパネル10の組み合わせで筒状体12を構成することができるので、パネル10の製造用の金型が一種類ですむことになり、製造工程が簡単で製造コストを低減することができる。
【0024】
パネル10において、当接部17は、上端面13と下端面18の側部外方にそれぞれ突出形成されている。パネル10の両側には、円筒状の複数のピン支持部22が一体的に取付けられており、ピン支持部22にはピン23が装着される。ピン23の先端部24は先割れ構造でかつ鉤状になっているので、ピン23をピン支持部22に装着すれば、先端部24が広がってピン支持部22に係止されるので、ピン23が抜け落ちることはない。
隣り合うパネル10を互いに上下逆方向にして接合すれば、複数(ここでは、三つ)のピン支持部22が連なって一つのピン23に係合するようになっている。ピン支持部22とピン23によりヒンジ部11が構成されている。
【0025】
パネル10に複数の窓35を形成することにより、筒状体12の軽量化を図り、窓35は水の連通路にもなっている。パネル10の外面25と内面34には、周囲の枠26やリブ27などが一体的に形成されているので、パネル10は軽量でかつ高い剛性を有している。
上端面13と下端面18には、連結板14,14a,14bの外枠28,内枠29にそれぞれ係合するスリット30,31が一体的に形成されている。中央のスリット30は、二つの連結板14,14a,14bの外枠28どうしが重なった部分に係合するのでその幅寸法が大きくなっている。スリット30の両側に位置する二つのスリット31は、連結板14,14a,14bの内枠29に係合するのでその幅寸法は小さい。
【0026】
図4に示すように四枚のパネル10が開いた状態では、一方のパネル10の当接部17と、一方のパネル10に接合する他方のパネル10の当接部17とが当接して、四つのパネル10の全体は、上下方向から見て正方形の筒状をなす。
この筒状体12の搬送,保管を行う場合には、筒状体12を両側から押しつぶすようにして、図5に示すように折りたたむことができる。この場合には、隣り合う当接部17,17どうしが離れて対向するパネル10を互いに近づけるように押せば、筒状体12は板状に折りたたまれる。このようにすれば、筒状体12はかさばらないので搬送や保管に好都合である。
【0027】
図6(A),(B)に示すように、標準的な連結板14はほぼ八角形の環状をなしており、内枠29の内方は空間部32になっている。内枠29と外枠28の間が平板部33であり、平板部33には、直交する四つの方向にそれぞれ二つずつの突起部20が上方に向けて形成されている。この上面側の突起部20と同じ位置の下面には、下面側突起部21が下方に向けて突出形成されている。
連結板14a(図6(C))および連結板14b(図6(D))は、それぞれ標準的な連結板14を半分および四分の一にした形状をなしている。図8に示すように、連結板14は充填部材1の内側に取付けられ、連結板14a,14bは充填部材1の周辺部に適時配置されている。
連結板14,14a,14bを介して、複数の筒状体12どうしを水平方向に関して連結するとともに、垂直方向に段積みされた上下隣り合う筒状体12どうしを垂直方向に関して連結している。
したがって、筒状体12は、上下方向からみて正方形を維持するように高精度に位置決めされ、また、筒状体12どうしは相互にしっかりと連結されて一体化し強度的に補強されている。
【0028】
地下貯水槽4の施工工事の手順としては、初めに、図1に示すように、地面2を堀り下げて水溜め空間3を形成した後、板材7を敷き詰めて平滑な底面6を形成する。
次いで、底面6上に遮断用シート5を敷き、その上に多数の連結板14を敷き詰める。周辺部には必要に応じて連結板14a,14bを配置する。こうして並んだ連結板14,14a,14bの上から、筒状体12を下方に押し込んで装着する。
【0029】
図5に示すような折りたたまれた筒状体12を開いて、この筒状体12を、図4に示すような上下方向からみて正方形の筒状に広げ、隣り合う連結板14,14a,14bどうしを連結するように装着する。
この場合、筒状体12の各パネル10の下端面18に一対並んだ貫通孔19,19のうち、一方の貫通孔19に一方の連結板14の突起部20を係合させ、他方の貫通孔19に他方の連結板14の突起部20を係合させる。また、下端面18のスリット31を連結板14の内枠29に装着させ、スリット30を、重なった二つの外枠28に装着させる。これにより、一つの連結板14が、四つの筒状体12どうしを連結することになる。
【0030】
筒状体12の上端面13には連結板14,14a,14bを配設する。すなわち、連結板14,14a,14bの下面側に並んだ一方の下面側突起部21を一方の筒状体12の上端面13の貫通孔19に装着し、他方の下面側突起部21を他方の筒状体12の貫通孔19に装着する。また、重なった二つの外枠28を上端面13のスリット30に装着し、内枠29をスリット31に装着する。
これにより、一つの連結板14が、筒状体12の上端面13側に係合して四つの筒状体12を連結することになる。
【0031】
連結板14,14a,14bは、水平方向に関して筒状体12どうしを連結しかつ位置決めする機能と、上下の筒状体12どうしを連結しかつ位置決めする機能とを有している。
筒状体12の上端面13に配設された連結板14,14a,14bは蓋の機能も発揮しており、連結板14,14a,14bにより筒状体12の上部開口を塞いで、大きな穴や突起のないほぼ平面状態にするので、充填部材1の施工作業中に、作業者が連結板14,14a,14bの上を歩くことができる。
【0032】
以下同様の手順で、多数の筒状体12を、連結板14,14a,14bで連結しながら、水平,垂直の両方向にブロック状に配設することにより、全体的に大きな空隙率を有する充填部材1が形成される。
こうして充填部材1の全体が矩形状になった後、充填部材1の周囲全体を遮断用シート5で被覆して内部を密閉空間にする。最上段の筒状体12の上端面13にも連結板14,14a,14bが配設されて蓋になるので、遮断用シート5は連結板に支持されてほぼ平面状態で良好に被覆される。
点検口8を取付けたのち図2に示すように土砂を埋め戻せば、充填部材1が水溜め空間3に充填されて、地下貯水槽4が完成する。
【0033】
本発明では、たとえば一つの連結板14が上部および下部でそれぞれ四つの筒状体12に連結しているので、これは、一つの筒状体12に関して言えば、上部および下部でそれぞれ四つずつの連結板14に連結するとともに、上下の連結板14の間に挟持された状態になっている。
連結板14,14a,14bの突起部20,21を筒状体の貫通孔19に係合させれば、複数の筒状体12は、必然的に、正方形をなして縦横方向および上下方向に関して規則正しく所定のピッチで高精度に並んで位置決めされる。
これにより、多数の筒状体12は、正方形を維持してしっかりと固定され、充填部材1の全体は、ぐらつきがほとんどない丈夫な骨格構造体を構成することになる。充填部材1は、全体が一体化しているので、充填部材1の上部に加わる下方への荷重を分散することができることになり、大きな剛性と耐震性を発揮する。
【0034】
(第2の実施形態)
図9ないし図13は第2の実施形態を示す図で、図9は筒状体12aの平面図、図10は筒状体12aの施工方法を示す正面図、図11は充填部材1を設置している状態を示す平面図、図12は図11の正面図、図13は第2の実施形態の変形例で、連結板14,14a,14bを使用した場合を示す図11相当図である。
なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0035】
図9ないし図12に示すように、本実施形態では、水平方向連結手段15と垂直方向連結手段16により、筒状体12aどうしを水平,垂直の両方向に関して直接連結している。
筒状体12aは、四枚のパネル10aをヒンジ部11で接合して折りたたみ可能にするとともにパネル10aが垂直方向に配置されるようになっている。連結板40,40a,40bは、複数の筒状体12aがブロック状に配設された時、最上段の筒状体12aの上端面13aに配設されて、複数の筒状体12aどうしを水平方向に関して連結している。
【0036】
水平方向に並んで隣り合う筒状体12aどうしは水平方向連結手段15により直接連結され、垂直方向に段積みされ上下隣り合う筒状体12aどうしは垂直方向連結手段16を介して垂直方向に関して直接連結されている。
水平方向連結手段15は、突出片45に形成された水平方向連結用の係合部43と、突出片46に形成された水平方向連結用の被係合部44により構成されている。
突出片45,46は、筒状体12aの上端部41および下端部42の少なくとも一方(本実施形態では、下端部42)から、それぞれ水平方向外方に突出している。
【0037】
本実施形態では、隣り合う二つのパネル10aの突出片45に、係合部としての連結用突起43を複数個(一つのパネルにつき、三個)形成している。また、前記二つのパネル10aに対向配置された隣り合う他の二つのパネル10aの突出片46には、被係合部としての連結用孔44を複数個(一つのパネル10aにつき、三個)形成している。
水平方向に並んで隣り合う一方の筒状体12aの連結用突起43を、他方の筒状体12aの連結用孔44に係合させることにより、複数の筒状体12aどうしを水平方向に関して直接連結している。
【0038】
垂直方向連結手段16は、筒状体12aの上端面13aおよび下端面47にそれぞれ形成された垂直方向連結用の係合部48および被係合部49により構成されている。
本実施形態では、上端面13aの係合部48は上方に突出した突起部48であり、下端面47の被係合部49は、突起部48が係合可能な連結用孔49の場合を示している。
そして、垂直方向に段積みされた上下隣り合う筒状体12aのうち、下方の筒状体12aの上端面13aに形成された突起部48を、上方の筒状体12aの下端面47に形成された連結用孔49に係合させることにより、上下隣り合う筒状体12aどうしを垂直方向に関して直接連結している。
【0039】
標準的な連結板40は正方形であり、周辺部用の連結板40a,40bは、それぞれ連結板40の半分,四分の一の矩形状である。連結板40,40a,40bは、中央に空間部のない板状をなしているので、作業者が連結板の上部を歩くのに都合がよく、また、遮断用シート5を連結板の上面に良好に被覆することができる。
連結板40,40a,40bには、突起部48と係合可能な垂直方向連結用被係合部としての連結用孔50が形成されている。筒状体12aの上端面13aには、連結板40,40a,40bから下方に突出形成されている外枠51,内方のリブ52にそれぞれ係合可能なスリット30,31が形成されている。
なお、連結板40,40a,40bに代えて、第1の実施形態の連結板14,14a,14bを最上段の筒状体12aの上端面13aに配設して、複数の筒状体12aどうしを水平方向に関して連結してもよい(図13参照)。
【0040】
(第3の実施形態)
図14ないし図16は第3の実施形態を示す図で、図14は筒状体12bの平面図、図15は筒状体12bを折りたたんだ状態を示す平面図、図16は筒状体12bを他の形状に折りたたんだ状態を示す平面図である。
図14に示すように、筒状体12bは、二枚のパネル60と四枚のパネル61をヒンジ部62で接合して折りたたみ可能にするとともに、パネル60,61が垂直方向に配置されるようになっている。
【0041】
ヒンジ部62は、ポリプロピレン等を薄肉状に成形することによるヒンジ効果で曲げ延ばし可能にしたものなので、ヒンジ部の構成が簡単である。筒状体12bを折りたたむ場合には、ヒンジ部62を曲げることにより、図15または図16に示す形状に折りたたむことができる。
折りたたまれた状態のパネル60,61を広げれば、ヒンジ部62が変形して、隣り合う所定のパネル60,61にそれぞれ形成された当接部63,64どうしが当接するので、筒状体12bは、所定の形状たとえば上下方向から見て正方形の筒状をなす。
【0042】
(第4の実施形態)
図17ないし図19は第4の実施形態を示す図で、図17はパネル10cの斜視図、図18は筒状体12cの斜視図、図19は筒状体12cを折りたたんだ状態を示す平面図である。
図17および図18に示すように、筒状体12cを構成するパネル10cの外面25c側は、凹凸の少ないほぼ平面状をなしている。これ以外の構成は、第1の実施形態の筒状体12とほぼ同一である。
【0043】
筒状体12cは、図18に示すような上下方向からみて正方形の筒状で充填され、搬送時、保管時などには、筒状体12cを図19に示すように折りたたむことができる。
パネル10cの外面25c側がほぼ平面状なので、この筒状体12cをブロック状にした充填部材1の場合に、充填部材1の外周面全体が凹凸のほとんどないほぼ平面状になる。
したがって、充填部材1の外周面の凹部に発泡ポリスチレン樹脂の成形体等を充填しなくても、遮断用シート5は、破れたりすることなく充填部材1の平面状外周面を良好に被覆することができる。
なお、第2,第3の実施形態におけるパネル10a,60,61においても、その外面側を凹凸の少ないほぼ平面状に形成すれば、第4の実施形態と同様の作用効果を奏する。また、第2ないし第4の実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0044】
上述のように、本発明では、筒状体は、折りたたみ可能になってるので輸送時や保管時には折りたたんでコンパクトにすることができ、取扱いが簡単である。また、筒状体は、折りたたんだ状態からワンタッチの簡単な操作で所定形状の筒状に広げることができるので、多数の筒状体をブロック状に配設する設置工事の作業が簡単であり、作業時間も短くてすむ。
水平,垂直方向にブロック状に配設された筒状体のパネルは垂直な方向に配置されているので、充填部材は、上部からの荷重に耐えるだけの十分な座屈強度を有する。
したがって、地下貯水槽を都市の公園,広場,歩道等の地下に設置しても、筒状体が座屈変形することなく長期間使用することができるので、地盤沈下の恐れがない。
【0045】
水平方向連結手段と垂直方向連結手段により、筒状体どうしを、水平,垂直の両方向に関して三次元的に連結しかつ高精度に位置決めすることができる。特に、垂直方向連結手段により上下の筒状体どうしを連結したので、筒状体が横ずれを起こす恐れがない。
一種類または二種類のパネルを組み合わせて筒状体にしており、パネルも薄い形状なので、射出成形用の金型は小型のものですみ、製造コストが安価である。
なお、筒状体が、四枚のパネルまたは図14ないし図16のように六枚のパネルを有して上下方向からみて正方形をなす場合を示したが、五枚以上のパネルからなる五角形以上の多角形でもよく、または円筒形,楕円形等であってもよい。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0046】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、搬送時,保管時には筒状体を折りたたんでコンパクトにでき、施工現場では、これをワンタッチで筒状にし複数の筒状体どうしを水平,垂直の両方向に関して連結してブロック状に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填部材を充填する施工工事の途中の状態を示す概略縦断面図である。
【図2】施工工事が完了した地下貯水槽の概略縦断面図である。
【図3】図3ないし図8は第1の実施形態を示す図で、図3はパネルの斜視図である。
【図4】筒状体の斜視図である。
【図5】筒状体を折りたたんだ状態を示す斜視図である。
【図6】連結板の平面図であり、図6(A)は標準的な連結板の平面図、図6(B)は図6(A)のB−B線断面図、図6(C)は周辺部用の連結板の平面図、図6(D)は周辺部用の他の連結板の平面図である。
【図7】充填部材を設置する場合の設置方法を示す斜視図である。
【図8】充填部材を設置している状態を示す平面図である。
【図9】図9ないし図13は第2の実施形態を示す図で、図9は筒状体の平面図である。
【図10】筒状体の施工方法を示す正面図である。
【図11】充填部材を設置している状態を示す平面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】第2の実施形態の変形例を示す平面図である。
【図14】図14ないし図16は第3の実施形態を示す図で、図14は筒状体の平面図である。
【図15】筒状体を折りたたんだ状態を示す平面図である。
【図16】筒状体を他の形状に折りたたんだ状態を示す平面図である。
【図17】図17ないし図19は第4の実施形態を示す図で、図17はパネルの斜視図である。
【図18】筒状体の斜視図である。
【図19】筒状体を折りたたんだ状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 充填部材
3 水溜め空間
4 地下貯水槽
10,10a,10c,60,61 パネル
11,62 ヒンジ部
12,12a,12b,12c 筒状体
13,13a 筒状体の上端面
14,14a,14b 連結板
15 水平方向連結手段
16 垂直方向連結手段
17,63,64 当接部
18,47 筒状体の下端面
19 貫通孔(連結用の係合部)
20 上面側突起部(連結用の上面側被係合部)
21 下面側突起部(連結用の下面側被係合部)
25,25c 外面
40,40a,40b 連結板
41 筒状体の上端部
42 筒状体の下端部
43 連結用突起(水平方向連結用係合部)
44 連結用孔(水平方向連結用被係合部)
45,46 突出片
47 筒状体の下端面
48 突起部(垂直方向連結用係合部)
49 連結用孔(垂直方向連結用被係合部)
50 連結用孔(垂直方向連結用被係合部)

Claims (5)

  1. 地中の水溜め空間に複数の筒状体を水平,垂直の両方向にブロック状に配設して充填することにより地下貯水槽を形成するための充填部材であって、
    少なくとも四枚のパネルをヒンジ部で接合して折りたたみ可能にするとともに前記パネルが垂直方向に配置される前記筒状体と、
    複数のこの筒状体がブロック状に配設されたとき少なくとも最上段のこの筒状体の上端面に配設されてこの複数の筒状体どうしを水平方向に関して連結する連結板とを備え、
    水平方向に並んで隣り合う前記筒状体どうしは水平方向連結手段により連結され、
    垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体どうしは垂直方向連結手段により連結されていることを特徴とする地下貯水槽用の充填部材。
  2. 前記筒状体は、折りたたまれた状態の複数の前記パネルを前記ヒンジ部を介して広げると、隣り合う前記パネルにそれぞれ形成された当接部どうしが当接して所定の筒状をなすことを特徴とする請求項1に記載の地下貯水槽用の充填部材。
  3. 前記水平方向連結手段および前記垂直方向連結手段は、
    前記連結板と、前記筒状体の前記上端面および下端面にそれぞれ形成された連結用の係合部とにより構成され、
    前記連結板の上面側に形成された連結用の上面側被係合部と前記筒状体の前記下端面側の前記係合部とを係合させ、前記連結板の下面側に形成された連結用の下面側被係合部と前記筒状体の前記上端面側の前記係合部とを係合させることにより、前記連結板を介して前記複数の筒状体どうしを水平方向に関して連結するとともに、垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体どうしを前記連結板を介して垂直方向に関して連結することを特徴とする請求項1または2に記載の地下貯水槽用の充填部材。
  4. 前記水平方向連結手段は、前記筒状体の上端部および下端部の少なくとも一方の端部から水平方向外方に突出した突出片に形成された水平方向連結用の係合部および被係合部により構成され、水平方向に並んで隣り合う一方の前記筒状体の前記水平方向連結用係合部と他方の前記筒状体の前記水平方向連結用被係合部とを係合させることにより、前記複数の筒状体どうしを水平方向に関して直接連結し、
    前記垂直方向連結手段は、前記筒状体の前記上端面および下端面にそれぞれ形成された垂直方向連結用の係合部および被係合部により構成され、垂直方向に段積みされ上下隣り合う前記筒状体のうち下方の前記筒状体の前記上端面に形成された前記垂直方向連結用係合部と、上方の前記筒状体の前記下端面に形成された前記垂直方向連結用被係合部とを係合させることにより、上下隣り合う前記筒状体どうしを垂直方向に関して直接連結することを特徴とする請求項1または2に記載の地下貯水槽用の充填部材。
  5. 前記パネルの外面側は凹凸の少ないほぼ平面状をなしていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの項に記載の地下貯水槽用の充填部材。
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