JP2009167681A - 貯留槽 - Google Patents

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慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
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加奈子 林
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Abstract

【課題】本願発明は、軽量部材を利用した貯留空間を形成する貯留槽において地震時における貯留水の確保手段の提供にある。
【解決手段】本発明は、地下に部材を組み立てもしくは配列することで空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆って貯留空間とし、前記貯留空間の底面及び周側面を遮水シートで覆って貯留槽となし、当該貯留空間の底面および周側面を鉄板もしくはコンクリート製の外周壁で覆うことで補強した貯留槽において、貯留空間の底面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽である。遮水シートが砕石、木の根などの埋設物で損なわれることを防止するため、その底面及び周側面を外周壁で覆った。また鉄板の継目あるいは地震時に補強鉄板の損傷から生ずる鉄板の角もしくはコンクリートの破断面による遮水シートの損傷を防止するため、貯留空間底部の遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、部材を組み立てあるいは配列して貯留槽とする技術においてその補強技術に属する。
雨水の流出抑制、有効利用を図る雨水の貯留槽あるいは浸透槽用の貯留空間を構成する部材として図4に示すようなプラスチック製あるいはステンレススチール製の軽量部材が特開昭62-101097、特開平10-252108、特開平09-296486、特開平10-115778、特開平10-290174などに各種提案使用されている。
これらの手段で得られた貯留空間を流出抑制の目的で地下水位の高い場所で使用する場合あるいは雨水の有効利用を目的とする場合に、地下水の槽内への浸透を防止する目的あるいは雨水の漏洩を防止するため貯留空間を遮水シートで覆う貯留槽がある。またかかる貯留槽は雨水等の有効利用を図る目的のためには漏水の防止が要求される。特に災害時の緊急用の生活用水を確保するためには漏水の防止、遮水シートの保護は万全を期す必要がある。
遮水シートは砕石、木の根その他先端部を有する埋設物により傷がつく場合がある。遮水シートの破損は、(1)埋戻し時の衝撃・圧力により槽の側面が鋭利な砕石の角、木の根により損傷、(2)施工時に砕石その他がシートに巻き込まれ、槽の重さにより損傷、(3)地震時の振動により前記状態の砕石、木の根などによる損傷がある。そのため、かかる埋設物と触れる可能性の有る部分を土木用の保護シートで覆うことが行われているが万全ではない。
施工時の事故による漏水の防止さらに地震時などの災害時においても貯留槽内の水を確保するための手段が求められている。
特開昭60-144470には単位部材の表面を鉄板で覆い、さらにその表面をテントシートで覆い、地震時でもテントシートの柔軟構造で破損を防止する方法が開示されているが、地震時に槽の形状が変形するほどの損傷を受けた場合でも貯留された水が確保できる手段が求められている。
特開昭62-101097 特開平10-252108 特開平09-296486 特開平10-115778 特開平09-296486 特開昭60-144470
本願発明は、軽量部材を利用した貯留空間を形成する貯留槽において地震時における貯留水の確保手段の提供にある。
本発明は、地下に部材を組み立てもしくは配列することで空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆って貯留空間とし、前記貯留空間の底面及び周側面を遮水シートで覆って貯留槽となし、当該貯留空間の底面および周側面を鉄板もしくはコンクリート製の外周壁で覆うことで補強した貯留槽において、貯留空間の底面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽である。遮水シートが砕石、木の根などの埋設物で損なわれることを防止するため、その底面及び周側面を鉄板あるいはコンクリート等の外周壁で覆った。また鉄板の溶接あるいは鋲等の継目あるいは地震時に補強鉄板の損傷から生ずる鉄板の破損による角もしくはコンクリートの破断面による遮水シートの損傷を防止するため、貯留空間底部の遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた。
本第2の発明は、地下に部材を組み立てもしくは配列することで空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆って貯留空間とし、前記貯留空間の底面及び周側面を遮水シートで覆って貯留槽となし、当該貯留空間の底面および周側面を鉄板もしくはコンクリート製の外周壁で覆うことで補強した貯留槽において、貯留空間の底面及び側面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽である。貯留槽の外周壁部の損傷に起因するな鋭利角部からの遮水シートの損傷を防止するため、貯留空間側面にも遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた。
地下に軽量部材を組み立てもしくは配列することで貯留空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆った貯留槽とし、その底面及び周側面を鉄板で覆い、かつ貯留空間底部の遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けたため、(1)鉄板もしくはコンクリート壁により遮水シートが砕石、木の根などの埋設物で損なわれることを防止でき、(2)緩衝層により槽底部の鉄板の継目に層の重量がかかることによる損傷の防止、さらに(3)地震時の外周壁の破損による突起・切片などによる損傷を防止できる。
以下本発明である貯留槽につき、図を用いて、より詳細に説明する。
図1は貯留槽に使用される遮水シートの破損防止にかかる部分を示す概念図である。図2は軽量部材を用いて形成される貯留槽の概念図を示す。図3は軽量部材の例を示す。
図1は、貯留槽で一番損傷し易い底部及びその側面を示している。貯留空間は軽量部材を上下左右に配置あるいは組み立てて形成される。この貯留空間は図ではその底部は保護シート、遮水シート及び保護シートで覆われている。周辺部は遮水シート及び保護シートで覆われている。さらにその外側を鉄板あるいはコンクリート製の外周壁により覆われている。
貯留空間底部は最外側層である保護シートと外周壁の間に緩衝層を設け、鉄板の継目に槽の荷重がかかることによる遮水シートの損傷を防いでいる。さらに地震時における外周壁の鉄板もしくはコンクリートの損傷は、槽の角に集中するが、そのとき発生する鉄板もしくはコンクリートに生ずる破損、継目のずれなどの傷による遮水シートの損傷も緩衝層で防いでいる。損傷の可能性のある貯留空間底部の遮水シートと外周壁が直接触れないようになっている。
緩衝層は砂、タイヤチップなど遮水シートと直接ふれても損傷を与えないものが好ましく、地震時に想定される鉄板の継目、コンクリート壁に生ずる傷の大きさを考慮してそれらを覆う厚みが必要である。
図に示す外周壁は鉄板であり、図1aではU字形状の鉄板の突合部をボルト・ナットで接続し、図1bでは角型波板をかみ合わせて接続するよう示されているが、底面部は鉄板を隙間なく配置することでもよく、その縁部を一部重ね合わせあるいはかみ合わせることでもよい。外周壁はプレキャストコンクリート板でも現場打ちコンクリート製であってもよい。
特に貯留空間底面部は貯留水の重量及び土被りの重量を含めた重さが掛かるため、遮水シートは外周壁内底面に存在する可能性のある突状部に触れないようあるいは災害時に損傷を受けやすい外周壁内底部の隅角部から離れるようにする必要がある。図1aのように鉄板の縁部を折、その端部を突合わせて接続する場合を含めてその接続部が貯留空間底部の遮水シートに触れない深さの緩衝層を設ける必要がある。
図2は、貯留空間の底面及び側面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽を示している。貯水槽の底面及び側面に緩衝層を設けたものであり、地震時における外周壁に損傷が起きた場合にも遮水シートに損傷が及ばないようにしたものである。
図3は軽量部材を用いて貯留空間を形成する貯留槽の一般的な概念図である。
貯留空間の周囲は一般的に底部は保護シート、遮水シート、保護シートの三層構造である。また周辺部は遮水シート、保護シートの2層構造である。上部は土砂の入らないよう保護シートあるいは、遮水シートと保護シートの2層構造である。使用する槽の目的、設置する場所の地層の差によりそのシート構造および緩衝層に使用する緩衝材の種類、厚みは変化しうる。
さらに流入管、流出管、泥だめます、オリフィスなどの付帯設備が必要に応じて設けられる。
は、本第1の発明の保護構造の概念図である。 は、本第2の発明の保護構造の概念図である。 は、一般的な貯留槽を示す概念図である。 は、軽量部材の例を示す。
符号の説明
1 貯留空間
2 遮水シート
3 保護シート
4 鉄板
5 緩衝層

Claims (2)

  1. 地下に部材を組み立てもしくは配列することで空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆って貯留空間とし、前記貯留空間の底面及び周側面を遮水シートで覆って貯留槽となし、当該貯留空間の底面および周側面を鉄板もしくはコンクリート製の外周壁で覆うことで補強した貯留槽において、貯留空間の底面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽。
  2. 地下に部材を組み立てもしくは配列することで空間を確保し、前記空間を遮水シートで覆って貯留空間とし、前記貯留空間の底面及び周側面を遮水シートで覆って貯留槽となし、当該貯留空間の底面および周側面を鉄板もしくはコンクリート製の外周壁で覆うことで補強した貯留槽において、貯留空間の底面及び側面を覆う遮水シートと外周壁の間に緩衝層を設けた貯留槽。
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